ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

旬のホタルイカを求めて1泊2日で富山県滑川市に行ってきたレポート

 

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 ホタルの光、窓の雪。

 

 ちゅんちゅん、ハローユーチューブ。

 

 ホタルイカ、ひだまりPの大好物の一つです。あの小ぶりでプリプリしたフォルムと、噛み潰した時に溢れ出してくるワタの独特な味わいがたまらないですよね。

 前々から一度、ホタルイカの名産地である富山に行ってみたいなと密かに思っておりました。

 

 「そういえば、ホタルイカの旬っていつなんだろう?」と思い立って調べてみたわけなんですが、ちょうど3~5月あたりみたいです。そう、今が最高

 

 というわけで、先日4月2日に富山県滑川市にあるほたるいかミュージアムに行ってきました。


 続きを読むからどうぞ!

 

 

 

 さて、余談ですがラブライブ!Solo Live! collection Memorial BOX Ⅲが 長い年月を経てついに先日発売となりましたね。(唐突な話題転換)

 

 1人3枚×9名という大ボリュームでμ'sの歌う名曲のソロ・ヴァージョンが収録されたこのアルバム、μ'sの輝きがぎゅっと詰まった「名盤」を入手したひだまりPがすることは一つ、そうドライブです。

 というわけで、今回の旅の目的は「μ'sソロライブを聴きつつ、ついでに富山行って旬のホタルイカを食べる」になりました。計画から実行まで僅か2日間の弾丸ツアーです。

 

 

 4月1日。早番で仕事を終えたひだまりPはその足で京都から片道約350km離れた富山県へと向かいます。京都→富山へ車で行くには、大きく琵琶湖の北を通るルートと南を通るルートの2つがあり今回は北ルートを選択しました。南は名神高速を使うおなじみのルートで、北は舞鶴若狭自動車道から北陸道へと日本海沿いを走るルートですね。

 

 がんばルビィ!(長距離ドライブ)

 

 舞鶴若狭自動車道からは敦賀JCTで北陸道に乗り換え可能ですが、ひだまりPのカーナビは地図情報がジュラ紀のまま止まっているのでナビ上ではずっと道なき暗闇の中を走り続けていました。

 

 

 道中は休憩がてら立ち寄った福井県の南条SAフードコートにてソースカツ丼を注文。

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これ思い出してしまった。

 

 ソースカツ丼、一応福井県の名物という扱いになっているらしく、福井県のSAに行くとカツソースがめっちゃ大々的に押し出されていて笑ってしまいます。ていうか福井県、ソースカツ丼と恐竜しかアピールポイントが無いとかヤバくない?福井県って何あるの?え?羽二重餅

 っていうか福井県長くないですか?3時過ぎくらいに高速に乗って日が沈んでもまだ福井県出られないんですよ。まぁ確かに地図上で見ると舞鶴若狭道~北陸道のルートはそのまんま福井県を横断するルートになるので長くて当たり前ですが、そもそもひだまりPの中で福井県の存在感が希薄だったというか正直に言うと京都の隣県なの知らなかったですし(滋賀とか経由するもんと思ってた)、走行中はいつこの福井県を脱出できるんだろうと不安になっていましたね。

 

 

 と言うわけで富山県射水市の小杉ICで高速を降りる頃には、もう20時半くらいでしたね。今日の行き先はさっきソースカツ丼食べてる時にスマホで調べていました、小杉ICを降りて車で約10分。

 

 

 というわけで、富山のもう一つの名物「富山ブラック」を食べることにしました。

 黒醤油を使った特有の真っ黒ラーメンは、見た目でわかる通りかなり塩気が強いです。醤油ラーメンの延長線上にいる漢字です。塩味は強いんですが、書いてある通り「こってりラーメン」かと言われるとそうでもないですし、かと言って「あっさり」かと言われるとそれも違うなと、なんとも形容し難いですね。

 「富山ブラック」のお店の中ではここは塩気が比較的少ない方で、ガチの富山ブラックはもっとしょっぱいのが寧ろ本流みたいです。ひだまりPは正直に言うとこの時花粉症のせいでやっかいな喉風邪を併発していたので、あまりパンチが強くないものを調べていきました。


 ラーメンの後は王道の「温泉」へ。

 旅行を計画したのが2日前、朝起きたら喉の痛みを感じたのが1日前。お薬とトローチ漬けで何とか症状を和らげ、正直なところこの日も本調子ではなかったのですがそれでも旅を決行したのは「湯治」というお題目もあったので、温泉は必須です。今回訪れた温泉は麺屋いろはから更に15分程度走ったところ、道の駅カモンパーク新湊に併設されています。ナビに入力して走っていると途中から明かりひとつない田舎道に入らされたので、「オイオイ、本当にこんな所で温泉やってるのか?」と思いつつナビの指示通りに走っていると、

 

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あれだ!!!

 

 クソきらびやかな装飾ですぐに分かりました、「天然温泉 海王」です。

 

天然温泉 海王 | 日帰り温泉 富山県射水市(新湊) 足湯のある温泉

 

 大人通常料金は650円。遅い時間とは言え日曜日だったこともあり、人は結構多かったですね。

 温泉内部は普通の内湯と、露天風呂もあります。ここの温泉は高濃度のナトリウムイオンを含む強塩泉で、保温効果が極めて高いということですが確かに。1~2分お湯に浸かっているだけでもしっかりと身体があたたまってきました。温泉側も3~5分程度の入浴を推奨しているように、長湯は危険ですね。ちょいちょいベンチに座って休憩をいれつつ1~2分の短い入浴を何度か繰り返してから上がりました。保温効果はバッチリですね。

 

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リラックス――♡

 

 風呂を出た後は18分300円のマッサージチェアで身体をほぐして貰いました。温泉施設のマッサージチェアって始めて使ったんですが、結構身体が軽くなった気がしますね。プラシーボだと思いますけど。

 

 

 既に時刻は0時前、温泉を出てスマホを確認した所、質問箱を通して富山県のおすすめスポットを教えてくれた兄貴がいました。

 

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 心のフレンズ…! 

 

 こうして旅行してたらSNSを通して地元の人がオススメスポット教えてくれるとか、ちゃんとSNSの機能を使えてる感がありますね…ひだまりPは普段は日常の中であったこととかを何気なくツイートしてるくらいなので、こうやって人との交流が生まれると嬉しくなってしまいます。

 

 さて、今日はもう寝るだけになりました。今思うと温泉横のカモンパーク新湊でそのまま車中泊すれば良かったのですが、トチ狂ってそのまま車で1時間弱、今回の旅の目的地「道の駅 ウェーブパークなめりかわ」です。

 

道の駅 ウェーブパークなめりかわ [富山県滑川市]

 

 ここへ行くにはちょっと滑川市街の細い道を通っていく必要があるんですが、その分幹線道路からは離れていて静かですしトイレも綺麗なので車中泊するには良いスポットですね。ひだまりPが着いたら、既に車中泊と思われる車がぽつぽつ停まっていました。

 4月に入ったとは言えまだ夜は冷え込むようで、防寒着無しでトイレに立ったらガチでヤバ気な寒気を感じたので即車に乗り込んで寝袋に入り、さっさと眠りましたね。

 ひだまりPの愛車はホンダのN-ONEで、以前の沼津遠征の時などは後部座席をフラットにして敷きパッドとキャンプマットを敷いて寝床にするという手法をとっていましたが今回は後部座席の座面を持ち上げて折りたたみ、運転席をリクライニングしてその上で寝袋に包まって寝ました。後部座席に寝床を作るのと比べるとしょせんは運転席なのでフラット感は無いですが、毛布等で頭の位置を調整すればなんとか寝られましたね。軽自動車の場合、足をゆったり伸ばせないのは後部座席倒しても同じなので…

 

 夜中の1時頃に一度トイレに起きてしまいテンションが下がりましたが、その後は朝までグッスリでした。

 

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おはヨーソロー。

 

 さながら徹夜組です。既に目的地にいるわけですが、ほたるいかミュージアムは9:00~開館なのでまだ時間がありますね。車中泊で身体が冷えてしまっているので、朝風呂に入れる日帰り入浴施設をスマホで検索しました。こういう気ままさも車中泊の旅の醍醐味ですね。

 向かったのは「越のゆ 富山店」です。

越のゆ 富山店 | 富山県富山市のスーパー銭湯

 

 特に普通のスーパー銭湯ですが、朝風呂にはこれがウレシイ。

 露天風呂はなく、内湯か薬湯・電気風呂・ジェットバス・水風呂・サウナがありますね。ひだまりPは身体を洗って薬湯に浸かった後ジェットバスを堪能、その後サウナでじっくり汗を流しました。ひだまりPは普段1人でサウナにあんまり入らないんですが、今日はじっくりサウナ→かけ湯→水風呂のループを繰り返してみた所体中の汗をしっかりと排出して入浴後のサッパリ感が段違いでした。流石のひだまりPもこんなに素晴らしい温泉の楽しみ方があったとは知りませんでしたね。

 

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○○ックス――♡

 

 3週目のサウナから明らかに汗の出る量が少なくなり、脱水症状が心配になったので薬湯で締めて風呂を出ました。1時間ちょっとくらい入っていましたね、早風呂のひだまりPにしては堪能しました。

 

 

 温泉を満喫した後は保冷剤代わりの氷をコンビニで購入しほたるいかミュージアムに戻ります。

 そういえば富山県走ってて思ってた事なんですが、見事なまでに富山ナンバーしかいない事に軽く驚きましたね。いや富山県なんだから当たり前ですけど、普通もっと他県ナンバーがパラパラ混じってません?富山県ガチで富山一色なんですよね、この2日間富山県で富山ナンバーじゃない車見たの片手の指で数えられるくらいしかいないと思うんですよ。まぁ、どうでもいいですけどね。

 

 再び。

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 ほたるいかミュージアム、入館料は大人1人800円です。入り口でやってたクジ引きでは成人男性なのに空気読まずに当たりを引いてしまい、マスコットが貰えましたね。

 

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いらねぇ……

 

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ホタルイカの身投げ」。ちょうどこの時期、条件を満たした日の夜中に発生するらしいですね。見に行きたい気持ちもあったんですが流石にタイミングが合わないので、今回はこのほたるいかミュージアムで同じくこの時期だけやっているホタルイカの発光ショーを見に来ました。

 

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 ここでは生きたままのホタルイカが飼われていて、なんと実際に触ることができます。

 

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 ホタルイカに直で触るのは勿論初めてだったので興奮しましたね。自ら掬い上げると水をピュピュッと噴射して逃げようとするのが可愛かったですね。

 ホタルイカだけに「食べないでください」と某フレンズのような注意書きもあって笑ってしまった。食べないよ!

 

 そして「ホタルイカ発光ショー」は実際にプールの中にいるホタルイカを、漁に使うような網で引っ張り上げて発光させるというものです。発光中は本当に部屋を真っ暗にして行うので、闇の中で光る青い光が幻想的で良かったですね。(ル並感)

 

 ほたるいかミュージアムを出た後は、併設されているレストランへ。

 

 

 2200円…高い!でも食べたかった。特にホタルイカの刺身は1度食べてみたかった。

 

 と言うわけで、まずはホタルイカのお刺身から。

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醤油つけ過ぎじゃないですか?

 

 歯ごたえがあって美味。足の部分は切り離してまとめてあるのがオシャレですね。

 美味しいのは美味しいんですが、身も蓋もないこと言ってしまうとワタを抜いちゃったらただの小さいイカでは?という思いもありましたね。

 それでいくと、そこまで期待していなかった左上の酢のものホタルイカの素材の味がしっかりと出ていて、ワタの濃厚な旨味が口の中ではじける「旬」を感じられる素晴らしい美味でした。やっぱり酢味噌がナンバーワンってはっきりわかんだね。

 

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ホタルイカの天ぷら。たしか初期配置は5匹入ってます。

 

 最初から塩で味付けしてあってちょっぴり薄味なんですが、そのぶん身の所で噛みちぎるとぎっしり詰まったワタが見えて濃厚な旨味を感じられるもの。これも良かったですね。

 最初は値段に対して量が貧弱過ぎないか?とも思ったんですが、いざ食べてみると色んな料理を味わいながら食べられるので食べ終わる頃には十分満足していました。やはりイチオシメニューは強い。

 

 あと、写真に写ってる青い袋(漁師のおやつ、とか書いてる)のはお手拭きではなくこれもホタルイカの素干しが入っています。これはその場で食べずに、外へ持って出てから海を見つつ食べました。レストランからも海見えますけどね。

 

 

 昨日地元兄貴もオススメしてくれてたホタルイカの素干しなんですが、本当にそのまま干してあるので薄くなった身の部分に内蔵がまだ入ってて、噛みちぎるとトロリとしたワタが出てきます。これがたまらん旨さで勿論お土産に買って帰ったんですがいやぁ、3日で3袋開けちゃいましたね。

 あとこのホタルイカの素干し、軽く火であぶってワタを熱してやると更においしいみたいです。あっ知ってるそれ知ってるぞ、清野とおるの漫画で読んだぞ。

 

 

 ほたるいかミュージアムにはお土産屋さんも併設されているので、お目当てのホタルイカ沖漬けを購入します。ここでは試食も充実していて、ホタルイカの塩辛をひとつ口に運んでみると…

 

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――っ!?

 

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ポジティブがあふれ出す―――!!

 

 その身のデカさにも圧倒されますが、噛み潰した瞬間に口の中で溢れ出す濃厚なワタの風味がたまりません。白米が…白米が欲しいんです!!!

 

 というわけで、ホタルイカの姿造りと沖漬けをひとつずつ購入。

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 実は左は消費期限が5月くらいなのに対して、右のサービスエリアとかでもよく見る沖漬は来年の春くらいまで日持ちするみたいです。大切に食べますね。

 

 姿造りの方は翌日さっそく家でご飯を炊いて頂きました。

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いいゾ~これ。

 

 

 そのほか、ホタルイカの姿干しも購入。

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 たまり醤油の濃い味付けがウマ過ぎて、2袋買いましたが一瞬で消えましたね。

 

 それからご当地カレー。

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どっかで見たような見ないような微妙な萌えキャラ恥ずかしくないのかよ!?

 

 さて。

 

 ホタルイカの沖漬けを無事購入できたので、ひだまりPの目的はこれで達成です。時刻は14時頃ですね。

 

 この後は折角なので寿司でも食べに行こうと思い、地元の寿司店「すし玉」に行きました。「廻る富山湾」の触れ込みがキャッチーですね。実はさっきの地元兄貴のオススメガン無視しちゃってるわけなんですが、ちかたないね。

 

 

 注文したネタはつぶ貝、かにみそ、ホタルイカとどれもその辺の安い回転寿司とは比べ物にならないクオリティで、つぶ貝はコリコリホタルイカはプリプリ、そしてかにみそは濃厚で磯の香りが口中に広がる絶品でしたね。

 しかしながら、何となくこの寿司のウマさが上滑りしてしまうのはやはりさっきのホタルイカ御膳2,200円に続いてこんなウマい寿司を食っているせいでひだまりPの中の贅沢センサーが働いてしまったのかもしれません。人間、贅沢し過ぎると混乱して味がわからなくなるんですねぇ。

 

 その後は、帰る前に海沿いの新湊きっときと市場まで足を伸ばしたり。

 

 

 ここではあんまり収穫なかったですね。ホタルイカ干しをまた買い足しました。

 

 帰り道に地元兄貴オススメの8番ラーメンがあったので、寄ってみたり。

 

 おそらく地元兄貴がオススメしてくれてたのはここのメインの野菜ラーメンのことだったと思うんですが、何でざるラーメン頼んでるのかこれもう分かんねぇな?

 

 

 そして夕方頃に高速に乗り込み帰りました。また350km。

 

 道中は福井県の鯖江SA上りで、夜限定ワンコインサイコロステーキ定食を注文。まだ食うのか。

 

 書いてある通りですが、これがガチでけっこうウマかった。何よりこの、旅の終わりの「何か物足りない感」をスッキリ満たしてくれるものが何なのかずっと分からなかったんですが、これ食べてやっと分かりましたね。多分ひだまりPは…肉が食べたかったんだ。これで完全に満足したひだまりPはゴキゲンのまま京都に帰りました。風邪はぶり返したけど

 

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やったぜ。

 

 

 ここまで、1日で駆け抜けた富山県レポでした。富山県というかほぼほぼウェーブパークなめりかわの記事でしたね。本物のホタルイカを使った発光ショーが見られるのは5月の中旬くらい?までなのでゴールデンウィークで混む前に遊びに行くのはオススメです。車中泊もしやすいですよ。

 

 今回走った距離は合計794kmでした。沼津行くのと距離かわんねえな。

 そういえば運転中ずっと聴いていたSolo Live!3は結局全曲1周できませんでしたね。全285曲中162曲目が終わる頃家に着きました。曲数が多くてウレシイ…9人分全部プレイリストにブチ込んでタイトル順ソートで聴いてたので、ちょうど162曲でアルファベットで始まるタイトルの曲が全部終わった所でしたね。?←H……からWAO……までです。

 

 と言うわけでソロライブ、買おう!って思ってたら既にシングル盤もAmazonでちらほら在庫切れ発生してるじゃん!?まぁひだまりPブログの読者は全員BOX予約して買ってるからね、ヘーキヘーキ。

 

 

 短い旅でしたが、旬のホタルイカを満喫することができて満足の旅でした。ひだまりPの人生における「一度やってみたいこと」がまた一つ消化できた感じがしますね。

 

 それでは!!