ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

【ネタバレ無】Aqoursリアル脱出ゲーム第2弾『学校祭ライブ中止の危機からの脱出』参加レポート!

f:id:hidamarie:20190914212322j:plain

犯人は毛利小五郎。

 

  ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。

 

 さて今回はリアル脱出ゲームxラブライブ!サンシャイン!!のコラボイベント第二弾「学校祭ライブ中止の危機からの脱出」にZepp Osaka Baysideにて参加してきましたので、レポートしたいと思います!

 

 イベントの詳細は公式サイトをご確認下さい。

ラブライブ脱出 | リアル脱出ゲーム×ラブライブ!サンシャイン!!「学校祭ライブ中止の危機からの脱出」| リアル脱出ゲームZEPP TOUR第7弾

 

 

 今回行われるのはリアル脱出ゲーム第二弾ということで、去年は沼津の淡島を舞台にした「孤島の水族館からの脱出」にも同じく参加してきました。どちらも同じSCRAP主催ということですが、第一弾と比べての違いなども併せてレポートしていきたいと思います。また今回のリアル脱出ゲーム参加特典として入手できるAqoursの新曲「冒険Type A,B,C!!」についても感想を書いていきます!

 それでは、続きを読むからどうぞ!

 

 なお本公演はその性質上謎解きの内容や答えが分かってしまうネタバレは厳禁となっていますので、本記事も当然ネタバレ無しで書かせて頂いております。未プレイの方も安心してご覧下さい。

 

★[2019.09.14] リピートで2回目の参加をしてきました!追加レポートは記事中に書いてあります。

 

 

 

もくじです。

 

 

★前回のラブライブ!

 

 ラブライブ!サンシャイン!!×リアル脱出ゲーム第一弾は昨年沼津の淡島を舞台に行われた「孤島の水族館からの脱出」でしたね。今年アンコール公演も行われたこちらのイベントにもひだまりPは勿論参加しているので、その際のレポートはこちらから!

 

 

★前日譚

 

 さて、淡島が舞台だった前回とは違い、今回の謎解きの舞台は日本各地にあるイベント会場…というか、Zeppホールですね。ひだまりPは関西に住んでいるので、一番近い会場はZepp Osaka Baysideでした。8/10-12と公演期間も限られており、お盆付近で京都・大阪あたりは混雑しそうな時期ですが頑張って参加しましょう。

 

 

 …前回の淡島脱出はめちゃめちゃ楽しんでたくせに、「渋々」とか書いちゃうのがインドアオタクならではですね。まぁ実際のところ、このリアル脱出ゲーム第二弾は参加特典としてオリジナル曲のCDが貰えるので、ファンならば行かざるを得ないイベントなのです。実際のところ、淡島脱出ゲームのテーマ曲はアニメ二期OP曲「未来の僕らは知ってるよ」のc/w曲として収録されたわけですが、実際ただでさえ限られたAqoursの楽曲、アニメ曲のc/wという既存の枠にねじ込むよりはいっそチケット代が高く付くとしても別途CDを作ってくれる方が有難いとひだまりPは思いますね。但しブルーレイ全巻購入特典CD、おまえはダメだ。

 

f:id:hidamarie:20190812004934j:plain

 

 ちなみにチケットは通常の前売りチケットと特典付き前売りチケットが存在し、特典付きは写真に写っているオリジナルクリアファイルと今回の浦の星学校祭Tシャツが付いてきます。

 

f:id:hidamarie:20190812005141j:plain

 

 一見普段使いできそうなデザインのTシャツですが、裏側にデカデカとAqoursメンバーの名前が色鮮やかに入っているので普通にラブライバー罪で極刑です。寝間着にするか、謎解きゲームのリピート参加時に着ていって既プレイであることを周りに見せつける謎アピールに使うしかないですね…

 

  自分で言ってておっさんの寝間着にしか見えなくなってきた

 

 

★持ち物等

 基本的に要るものは下記の通りで、特別なものは必要ありません。

 

・専用アプリを予めダウンロードしておいたスマートフォン

 現地でもダウンロードできますが、予め自宅で準備しておくとスマートです。公式サイトをチェックして必ずダウンロードと音声チェックを済ませておきましょう。

 

・イヤホン

 Aqoursの喘ぎ声を狭い会場内で響き渡らせるのはマナー違反です。まぁ実際、周りの進行度が違う人へのネタバレになっちゃったりする可能性も無きにしもアライズなのでイヤホンは持っていった方がいいです。邪魔にはなるけどね。

 

・モバイルバッテリー等

 基本的に謎解きはほぼスマホの専用アプリを使用して進めますので、万一にも充電が切れないように持っていくのがオススメです。

 

・ラブライブレード

 最後にライブパートがあるので使います。ラブライバーにとってはペ○ス同然の棒ですが、本物のペ○スを会場で露出すると犯罪になるので必ず持っていきましょう。

 

 そんなところですね。基本的に専用アプリさえ用意していればそのほか謎解きに必要なものは道具・情報含めて全て会場内で揃います。

 

 

★当日

 

 Zepp Osaka BaysideはJRゆめ咲線桜島駅が最寄り駅です。有名なUSJの近くですね。ひだまりPは京都住みなのでJRで京都駅から大阪駅を経由して行くことになりますが…この時期夏休み&お盆&土曜日という混雑の役満みたいな日に京都・大阪の2大クソ混み駅を経由していく体力は流石になかったので、自宅から車で行って西九条駅付近のパーキングに停めることにしました。

Zepp Osaka Bayside | Zeppホールネットワーク

 

 これから9月のアンコール公演ではZepp NAMBAが会場になりますので、アクセスはそっちの方が良いですね。

 

  ひだまりPは10時からの回に参加予定だったため、桜島駅で今回同行する某兄貴と合流し、会場入りしました。1回の公演につき約500名が同時に参加するというのは聞いていましたが、実際に学校の体育館レベルの狭い会場に500人近い人数が収容されているというのは結構異様な光景で、スクリーンにAqoursが映ると見せかけてこれから参加者同士で殺し合いをさせられる旨のアナウンスが鳴るんじゃないかと戦々恐々としていました。

 

 

★あらすじ

 

-STORY-

今日は、浦の星女学院の学校祭。

Aqoursのメンバーが中心となり、模擬店やスペシャルライブの準備をしてきた。

しかし、学校祭当日…

突然のトラブルによりライブが開催できなくなってしまった!

学校祭はまもなく開幕。Aqoursは話し合いの末、ライブを諦めることを決めた。

 

その様子を見ていた、浦の星女学院の生徒達。

一生懸命準備をしていたAqoursに、なんとか学校祭でのライブをさせてあげたい…

そう思い、お客さんとして遊びに来ていたあなたに助けを求めた。

 

「お願いします!私たちと一緒に

Aqoursのステージを作り上げてください!」

 

助っ人に任命されたあなたは、学校祭が終わるまでにライブ環境を整え

Aqoursにプレゼントすることが出来るだろうか?

 

★ゲームの内容

 

 ここは色々喋ってしまうとネタバレになるので、公式サイトにも書いてある情報ベースで書きます。

 

 ゲームの所要時間は約2時間、その半分ほどがプロローグであったりゲームの説明、そしてエンディングに使われるので、実際に参加者が謎解きゲームに挑戦するのは1時間がタイムリミットです。

 この1時間の間に全ての謎を解き明かし、上記あらすじにある通りAqoursのステージを作り上げることがゲームクリアの条件です。

 

 この1時間というのがかなりキツキツで、スピーディーな謎解きが要求されます。多分「リアル脱出ゲーム」のイベントとしてはこっちが寧ろ普通なんだと思いますが、なにせ前回の「淡島脱出ゲーム」では入園してから閉園時間までまったり攻略できていたので、あれしか経験していないとギャップを感じるとは思いますね。

 実際、淡島脱出ゲームでは謎解きキットの中に「詰まったら開けてね!」というヒントの袋とじが入っていて、どうしても分からなければ見ればいいという救済措置になっていましたが、今回の学校祭では1時間の中で終わらせるためにゲーム開始から少し経つと序盤の謎は正面スクリーンにヒントというか答えそのものがババーンと映し出されるようになっています。中々急かされてる感じがありますね。

 

 謎解きの趣向は淡島脱出の時よりも進化していて、本編だけでなく各所に小ネタが散りばめられているのですが、確認して回る暇がないのが勿体ないですね。まぁこれは帰りに貰ったパンフレットに「もう一度参加して確認してみてね!」とあったので……ふふっ、ファッキンビッチ桜内。

 

f:id:hidamarie:20190813232401j:plain

チラ見せ。

f:id:hidamarie:20190813232445j:plain

沼点!?沼点じゃないか!!!

 

 そして───

 

 

 

 

  

 野越え山越え公開処刑も越え、あと少しの所まで進んだひだまりPでしたが、残念ながら制限時間までに全ての謎を解くことは…できませんでした…

 

f:id:hidamarie:20190816185428j:plain

〽うまくいかなくて~

 フンフンフン~

 つながりそうで~ こころとこころ~

 船がフンフン~

 

「だって…Aqoursを救えなかったんだよ!?

 Aqoursを救えなかったのに…輝きが見つかるなんて思えない!!」

「そうね。(全員一致)」

 

~BAD END~

 


 ということでね。まぁひだまりPがクソザコという謗りは甘んじて受けますが、いやでもこの時間制限の中で初見クリアするのは結構難しいんじゃないかとは思いますね。リピート参加もいたであろう事を含めると初見クリアできてた人、10人に1人とかそんな割合じゃないですかね。いや、分からないですけど。

 淡島謎解き同様、ラブライブ!に詳しくないと分からない…みたいな問題は無いんですが、ひらめきが大事な問題が多いので詰まってしまうと結構キツいです。

 

 ゲーム時間が終了すると、エピローグとAqoursのライブパートが上映されます。これは自分の謎解きがそこまで進んでいなくても全員見ることができます。クリアしてないのにエンディング見せられるのは地味に辛いですね…

 

f:id:hidamarie:20190816185932j:plain

完全にBADEND感。梨子ちゃんをカタパルトタートルで射出してしまったばかりに…

 

してないけど…

 

 

 

★[2019.09.14]リピート参加!

f:id:hidamarie:20190914212933j:plain
悔しいじゃん!!!

 

 まぁ、そうですね。ということで、余りにも悔しかったのでリピート参加してきました!アンコール公演はZepp Nambaに会場が移動します。なんば駅周辺から徒歩でたどり着ける場所にあり、おそらく殆どの方にとってはOsaka Baysideよりもアクセスしやすいのではないでしょうか。

 ちなみにZepp Nambaの公演は9/13~9/16まで、それ以外で残っている公演はZepp Divercity(東京会場)の9/27~29のみです。リピート参加はともかく、まだCDを貰っていない方は大急ぎで回収に行った方が良いかもしれないですね…(下記参照)

 

 さて、2回目の参加ともなると当然謎解きは全部分かっているのでサクサクですね。周りの初見勢と進行度が違いすぎて途中なんだか別のゲームをしているような気分でした。一つ驚いたのは、「あるもの」が初見参加の時と変わっていたことですね。会場が変わっていたのも関係あるかもしれません。これは嬉しいサプライズでしたね。

 

 前回も「他にも色んな小ネタや隠し要素があるのでまた遊びに来て下さいね」的な事を言われていたんですけど、なるほどね。隠し要素…これね。まぁ…クリアしたら分かります。会場内でネタバレ時に爆笑が起きた「例の謎」も含め明らかにリピート参加をさせるための作為を感じる部分はありますが、まぁそこは…ね。リピート参加すればいいじゃないですか。5,000円かかるけど。

 

f:id:hidamarie:20190914212322j:plain

今回は早めに謎を解き終えてライブが始まるまで前列に陣取ってたんですが、光の加減で肝心なメンバーがちゃんと写ってないんだよなぁ…

 …あと前回も撮影した部室。

f:id:hidamarie:20190813232401j:plain

 

f:id:hidamarie:20190914220304j:plain

これ!これ当初「メンバーカラーには合ってるけど…きたねぇ雑巾置いてんなぁ」と思ってたんですけどあれから安田屋旅館宿泊オフ開催を経てようやく分かりました。

 

 これ内浦の旅館で買えるメンバーカラーの手ぬぐいだ!!!

f:id:hidamarie:20190914220448j:plain

謎を謎を解いて~♪

 

 なんでもいいんですが正直赤い手ぬぐいとか赤い洗面器とか不気味だし、この企画はダイヤちゃんが損してると思いますね。

 

 そんなこんなリピート参加をそれなりに楽しんではきたのですが、まぁ追加要素含めても流石にリピ必須!とまでは言えないですね。まぁ初回で完全クリアできずに悔しい思いをした人が「けじめ」として行くもんじゃないかと思います。

 

 

 

★感想

 

トゥデイズ チカキンズ ポイント。

 

ドゥルルルルルルルルルルルルル………

 

 

f:id:hidamarie:20190504002141j:plain

75点(セブンティファイブ)~!

 

\クヤシイジャン!!/

 

 ま…脱出できなかったからね。ちかたないね。ということで、感想のまとめです。

 

良かった点:

・Aqoursにまつわる小ネタが随所に散りばめられていて、飽きずに楽しめる

・(淡島よりは)多くの人がアクセスしやすいエリアで開催

テーマソングが最高に素晴らしい(後述します)

 

 

悪かった点:

・時間制限が結構短く、細かいとこまで見てるヒマがない・急かされる

・謎解きがストーリーの内容と直接絡んでこないので、作業感が出る


 冒頭でも言ったように前回の淡島脱出ゲームとはだいぶ毛色が違うので、そっちを想像して行くと割とギャップを感じることがあると思います。ただまぁこれは今回の企画が悪いということではなく、寧ろ前回があまりにも神イベント過ぎた、と言った方がいいでしょう。

  

 淡島謎解きは、「ラブライブ!サンシャイン!!でも重要なシーンで登場している淡島の全てを舞台に、時には寄り道してAqoursと一緒に淡島巡りしながら謎を解いて「消えたトランク」の真相に迫っていく」というコンセプトゆえに、あわしまマリンパークの閉園時間ギリギリまでのんびりマイペースで楽しめるだけでなく、本当にAqoursの面々と一緒に作品の聖地を巡礼しつつ、事件を解決していくという没入感が非常に良かったんですね。

 脱出ゲーム第二弾も決して悪くはなかったんですが、イベント会場ゆえ時間が大幅に制限されて狭い会場に500人がひしめく中で焦って謎解きしなければならないことに加え、ストーリー上、実際にやることはAqoursのライブの機材やetc…を揃えることであり、謎解きはストーリー上の必然でなく手段と化してしまっていた点は否めません。

 もちろん、島流しにされてあとは勝手に謎を解いてね!という淡島謎解きと違って、1時間という時間制限ゆえに大勢のスタッフさんがゲームのエキストラを演じてくれることで、淡島謎解きには無かったさまざまなギミックが謎解きを盛り上げてくれるという点は高く評価したいです。

  

 

 あとファッキンビッチだったのは入り口で貰える首掛けのパンフレット入れ、まさかの貰えるんじゃなくて要返却だった点ですね。そして同じものが物販で1,500円にて販売。

 

 

 と、ここまで読むとひだまりP的にはそこまでオススメではなかったのかな…?という感じですが…実のところ、このイベントは絶対に参加するべきです。謎解きそのものも勿論楽しめるものですが、そこではなく。このイベントで貰える特典CDのために。

 

 

 

★テーマソング「冒険Type A,B,C!!」について

f:id:hidamarie:20190812001152p:plain

 

f:id:hidamarie:20190816211521j:plain

 

はい、これです。

 

 この脱出ゲームイベントの告知時から話題になっていた会場限定テーマソングCD。ちなみにCDは謎を解けなくてもちゃんと全員貰えます

 

 そうです。これを必ず貰いに行って下さい。最初に結論から言ってしまうと…この「冒険Type A,B,C!!」のポテンシャルは…ひだまりPの中で、Aqours全曲の中でも1位を争う神曲であると言えるでしょう。

 これはもう必須です。まぁ言われなくともラブライブ!のファンなら全ての曲を聴きたいものですが、(とは言ってもブルーレイ全巻購入特典CDみたいなお行儀の悪い商売に加担する必要はありませんが)このCDは脱出ゲームのチケット代5,000円の中に含まれているので、ブルーレイ全巻購入特典CDが1枚50,000円超えということを考えると破格のプライスであると言えますね。

 なのでもう一度言いますが、必ず手に入れて下さい。

 

 いや、そのひだまりPにしても、先日のラブライブ!オールナイトニッポンの放送で試聴した時には「ふ~ん、イントロがMOMENT RINGに似てるね」くらいの感想で、特に当日まで何とも思って無かったんですが…

 これを会場で聴いた時、歌詞を追ってみた時、正直な話ひだまりP、ちょっと涙ぐんでしまったほどですからね。

 

 

 なので、ここからはこの「冒険Type A,B,C!!」がどうスゴいか、という事を語っていきます。

 

 現在ラブライブ!サンシャイン!!、ならびにAqoursの物語は既に終盤にさしかかっていると言えるでしょう。アニメが終わり、劇場版も終わって、アニメ時空で言えば既に3年生は卒業してしまっています。メタ的なことを言えば、この先に次の物語は存在しないでしょう。

 

 劇場版ラブライブ!サンシャイン!!ではその中でもあえて、Aqoursの「終わり」を描くのではなくむしろこれからが始まり、9人で繋いだバトンで、Aqoursがこれからも続いていくということが示唆されました。これは当然ながら、μ'sとしての「終わり」を描くことで、これからの全ての「スクールアイドル」へとタスキを繋いでいくことを選択したかつての本家劇場版ラブライブ!と対象的な演出でもあります。

 

 しかし、気がかりだったのは「Aqoursがこれからも繋がっていく」という彼女たちの決意とは裏腹に、Aqoursの楽曲は「過去」を振り返るニュアンスにやや偏っていないか?という点でした。その気持ちは、先日の4thシングル「未体験HORIZON」のPVを観た際にも胸を掠めました。

 

 

 「未体験HORIZON」はタイトルから言えばまさにAqoursの「これから」へと進んでいくようなニュアンスを持った曲ですが、これらの事から「未体験HORIZON」は「未体験」のままで終わってしまうのではないか?という不安はありました。

 ※勿論、まだフルverが発売されていない「未体験HORIZON」について今の時点で決定的な評価を下すことは避けたいと思っていますが。

 

 そこに来て、この「冒険Type A,B,C!!」がひだまりPの中で、ひときわ輝きを放つこととなったのです。

 

 この曲はまさにAqoursの「スクールアイドルとしてのあり方」そのものを歌った曲であり、過去、未来という枠に嵌まらない詩が特徴的です。μ'sの「MOMENT RING」に似ていると言ったのはあくまでイントロの雰囲気に対してですが、歌詞を紐解いてみてもやはりこれはAqours版「MOMENT RING」と呼べるのではないでしょうか。

 つまり、「過去」でも「現在」でもない、「瞬間」を「永遠」にする、といったニュアンス、μ'sの「MOMENT RING」にとても近いものが、この楽曲には秘められています。

 ひだまりPが会場でこの曲を聴いて思わず涙ぐんでしまったのは正にそれで、「冒険Type A!! 偶然だってチャンスだから はりきって振り切って前に!」「冒険Type B!! 突然会った誰かとも 語らって息合って前に!」と言った歌詞は、過去を振り返るのでもなく、かと言ってまだ見ぬ未来を語るのでもなく、ただこの「瞬間」に「前へ進もうとする意思」を秘めており、Aqoursがこれまでも、これからも、スクールアイドルとしてがむしゃらに走り続ける「今この時」が凝縮された歌詞に、「Aqoursはここにいるんだ」ということを強く感じられたからかもしれません。

 

 そして、そんな「今、最高のこの時を楽しもう!」という、どこまでもポジティブで前向きな意思は、「学校祭」というこの脱出ゲームのテーマとも見事に合致しています。これは、あるべくしてこの時に生まれた曲だと思わざるを得ません。

 

 そんな神曲にはやはり「神の詩」もいつも以上に溌剌と輝いていて、例えば歌い出しの鞠莉ちゃんの「やったーやったームテキな上機嫌!」というくだりも他の曲であればちょっと走りすぎてない?と思ってしまう可能性もありますが、「学校祭」という舞台を考えればこのハチャメチャに突き抜けた歌詞こそ正に相応しいものだと思わせてくれます。言葉だけでこれだけの「躍動感」を出せるのは、やはりラブライブ!の神の仕業と感嘆するほかありません。「ミステリー大好き!」と、申し訳程度に謎解きゲーム主題歌としての要素を入れていくのも良いですね。

 

 はっきり言って、ここまで「Aqours」という物語の「エンディングテーマ」に相応しい曲をひだまりPは知りませんこの曲をもって、Aqoursは「永遠」になったと、今この歌で、遙か先に待っていたμ'sの手をしっかり取ったと、そう言ってしまっても過言ではないと思います。

 

 と言うことで、ぶっちゃけて言ってしまえばこれはもうAqoursファイナルシングル級必聴CDです。ひだまりPも脱出ゲームの前は「じゃあCD貰いに行きま~すw」とかって冗談で言ってましたが、言ってる場合じゃねぇ、這ってでも貰いに行け。

 ちなみに脱出ゲームのテーマソングに相応しく、このCDにも帰ってから挑戦することができる新たな謎が付いています。しかしその「謎」を解くためには現地である程度ゲームを進める必要があり、つまりメルカリとかでCDだけ手に入れるとCDのジャケット等に散りばめられた暗号やその他諸々の仕掛けが全く意味不明な模様のまま終わってしまうので、やっぱり這ってでも行くしかないじゃないか…(呆れ)

 

 

 というお話でした。

 

 

★おまけ

 

 さて、10時半にゲームが開始して約2時間、お昼過ぎにZepp Osaka Baysideを出たひだまりPは、取り敢えず物販列に並んでお買い物をします。

 

 

 買ったのはおまけの謎付きクリアファイル。各学年ごとに違う謎が封入されており、各800円です。普通に高い。淡島謎解きの時もそうだったので半ば分かってて買ったんですが、1枚20分くらいで終わってしまうのでコスパ的にはかなりアレですね。

 

 

 その後は折角大阪まで来たので、同行した某兄貴と一緒に難波まで移動して大阪らしく串カツを食べていきました。

 

 

 難波の串カツ屋「ほたる」さんで美味しい串カツを食べつつ、脱出ゲームの感想などを語りました。

 

 その後は日本橋オタロードなんぞをブラブラしていましたね。

 

絵柄が選べない。これ、しかも2本とも同じ絵柄でしたね。ファッキンビッチ桜内…

 

 まぁ、そんなこんな。

 

 

 ということでAqoursの新曲「冒険Type A,B,C!!」の紹介でした!皆さんも必ず手に入れて聴いて下さいね!9月以降の追加公演についても、公式サイトから開催日をチェックできます。

 

 

 

ネクストコナンズヒーント!

 

恋の小悪魔

 

 

★関連記事