ウチの夢占いによれば…にこっちのそれは、性的欲求不満の表れやね。
ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。ラブライブ! 2nd seasonアニメ感想リライト記事、9ヵ月ぶりの再開ですね。さしずめもう一度、もう一度「もう一度ラブライブ!」って感じですかね。
とうとうComplete Blu-ray BOXまで発売してしまいました。皆さんはいくつ買いましたか?
僕を知っているだろうか
— 穂乃果ちゃん絶対妊娠マン (@Hidamarie_win) October 24, 2019
いつも傍にいるのだけど
My name is love
ほら何度でも僕達は出逢っているでしょう?
そう 遠くから 近くから
君のこと見ている pic.twitter.com/vQan0xkeeb
※本記事は2014年7月に投稿した記事に加筆修正を加えたものです。
それでは、続きを読むからどうぞ!
もくじです。
[★2019/10/26 加筆分]
あらすじ。秋葉原で行われるハロウィンイベントへの出場オファーが来たμ'sは、イベントでA-RISEよりも注目を集めるためにインパクトのある演出を考えるのだった!
数日規模で開催されるハロウィンイベントの大トリでライブできる機会を「地道な活動」と称してしまうエリチカさん、加入前のA-RISE素人発言も普通にただの本音だったことがここから伺えますね。伺えると言えば、「A-RISEも出るってことだよね?緊張しちゃうなぁ…」って言ってた花陽に対して、凛が「名前を覚えてもらうチャンスだよ!」と返してたのも前回を経て2人の関係性が変化していることを示唆していますね。もっと言えば元来ポジティブな凛の、ひとつだけ引っ込み思案だった部分に自信が芽生えていて、それに対して花陽がちょっと面食らうといった描写ですね。
アテレコのアテレコ好き。
そういえば、何気にこの回は穂乃果とことりの可愛いカットが多いんですよね。
「大切なのは……インパクトよ!!」大戦犯矢澤にこさん。
「ラクロスですよ~、ラ・ク・ロ・ス♡」
ここことりにラクロス持たせたかった以上の意味無いでしょ…ミナミだけに。
ここもかわいい。
えりうみだぞ喜べよ。
穂乃果→海未と凛→真姫は元々同学年で近しいのでノリノリでやってる感がありましたが、ことり→絵里と花陽→にこはガチで演じにいってる感じが良かったですね。
「ふざけていたわけではないんです!!」
ノーコメント。
さて、A-RISEにはないインパクトを出すために色々試行錯誤してきたμ'sでしたが、めぼしい成果が上がらないまま時間だけが経過してしまいます。
成果は上がらないままに…にこちゃんのヘイトだけは溜まっていきます。
元記事でも書いてましたけど、マジでにこアンチ回なんだよなぁ…後のダイヤさんのぼららら事件に匹敵するアンチ回っぷり。あっちはダイヤさんが犠牲になっても他に見所さんがあったけど、これは挿入歌しか見る所が無いのが悲しいですね…
「…衣装係って言われて、作画崩壊に慣れちゃってるんじゃない?」
ここですね。何でこれ言っちゃったかなぁ。いや、何でかは分かってるんですけど。あとここのことりの心情としては「それを口に出したら戦争だろうがっ……!」なので、この顔は作画崩壊とも言えない感じはしますね。シュールなだけで。
元記事にも書いてるんですけど、これはとにかくにことことりの、似ているけど正反対な不思議な関係性を示すシーンなんですよね。スピリチュアル脚本盗用の魔女がどうとかはこの際不問にしましょう。
にこちゃんの焦燥感は分かるんですね。にこちゃんはμ'sの中でもプロ意識が高めで、なおかつ個人プレー志向が強いので。
スクールアイドルとして現状をブレイクスルーするために色々やってきたけど、結局みんな(にこから見れば)いつもの通りふざけていただけで何の進歩もなく、ことりはいつも通り皆に似合う衣装にしたいと言う。そして何も決まらないまま、その作業を手伝わされてる(手伝わされる、という表現は明らかにおかしいですが、にこちゃんの態度的にはそういう言い方になるかと。)わけですから。まぁ要するに、不貞腐れてるんですね。
そのにこちゃんにとって、一番理解できない存在がことりちゃんなんですね。皆のすることに文句も言わず付いていって、9人分の衣装作りを一人で黙々とこなし、東に妹達へウソをついていたにこちゃんがあれば、行って専用衣装を作ってあげ…にこちゃんからしてみれば、ことりちゃんは付和雷同で、自分の意見を言えない子だと苛立ってしまうのかもしれません。
ことりはそんな風に、自分の芯をしっかりと持ってアイドルにまっすぐなにこちゃんとは対象的な存在に見えます。でもそれはにこちゃんの誤解で、ことりちゃんはふわふわしてるけど、「付和雷同」なんて言葉からはある意味、一番程遠い存在じゃないですか。穂乃果ちゃんと、皆に付いていきたいという気持ちは間違いなく彼女の「芯」で、皆に似合う衣装を精一杯考えて創り出す姿は、μ'sの他のメンバーと比べても何ら遜色なく、彼女自身の「やりたいこと」をμ'sの中で叶えていると言えます。
公野先生のSIDでは海未ちゃんがことりちゃんのことを「克己の心という、この世で最も尊いものを持っているあなた」と形容していましたが、その黄金の精神はアニメにおいても色褪せてはいないと思えますね。
穂乃果に手を引かれて、決まっていた留学の話をも蹴ったというエピソードが、ことりちゃんがμ'sで一番ふわふわしているようでいて、実は一番自分をしっかり持っているという証左であるように、ひだまりPは思っていますね。
まぁそれは、2014年当時のひだまりPですらそう思うくらい自明なことではあるんですが、それだけにやはり、にこちゃんが残念すぎる。道化もいいとこです。
ついこの間、「私はこのμ'sの9人でいる時が一番輝けるの!」と弟と妹たちの前で宣言しておいて、結果これ!?ってなってしまいますね。偉そうにA-RISEに勝つためにはインパクトよ!などと吹かしておいて、皆が(不器用なりにも)試行錯誤してきた結果には「無駄な時間だった」と切り捨てる…その上9人で着るはずの衣装作りを手伝うことに文句を言うという、褒めるべき所がひとつもありません。
(にこっち……!もういいっ…!もう休めっ………!)
まぁそうですね。5年前と同じく…にこちゃんの生理周期のせいにしておきましょう。生理周期がスクールアイドルのメンタルに大きな影響を与えることは次回作のダイヤちゃんで嫌というほど学習しましたからね………
まとめ方が雑っ………!
基本的に穂乃果ちゃんのリーダー格には行動を伴っていて欲しいので、今回も2話の合宿の時もでしたが何もしてないまま何かいいこと言っていい感じにまとめる展開は好きじゃないですね。なにいい笑顔で言ってるんだ。
いやまぁ、1期4話で花陽を泳がせた時とか、2期5話で凛たちの事を花陽に任せた時とか、「信頼ゆえの不干渉」ができるのも穂乃果のリーダー力ではありますよ。ますけれども、これは違うじゃないですか。只のいいとこ取りじゃないですか!?これはいただけないですね…
本来であれば、「この発言の後にどうなったか」が重要であって、例えば1期6話のセンターを決める回なんかは「じゃあ皆がセンターでいいじゃない!」と言った穂乃果のことを、穂乃果ならばこそ皆信頼して一つにまとまる、という描写がありました。それならそれで良いんですよ。でもこれはそうじゃないよなぁ…
〽都会が寝静まる頃 男はさそり座に変わる 女は乙女座になる~…
挿入歌「Dancing stars on me!」。
魔女と海賊、そして悪魔の姿に仮装して歌うμ'sのハロウィーンソング。3人ずつ全く意匠の違うコスチュームは部活系アイドルに扮してみたり、デスメタル路線に走ってみたり、自分たちの新しい魅力を切り拓こうと試行錯誤してきた経験がことりの中で多少なりとも活きていることが感じられて嬉しいですね。さっきのシーン、「この衣装はにこちゃんのだよ♡」という台詞はにこちゃんのクソ発言に対する華麗なカウンターパンチではなく、こうした試行錯誤の中で9人それぞれに似合う衣装はどんなのか?ということをことりが真剣に考えていたことの表れなんですね。いや、知ってましたけどね?
あと、サビのぴょんぴょこぴょんぴょんが可愛い。
以下は元記事の後にまとめです。
[★2014/07/04 元記事]
ハロウィンイベントのライブでA-RISEよりも目立ちたい!そのために、「新規性」を求めて部活系アイドルやキャラシャッフル、更にはデスメタルアイドル路線などの迷走試行錯誤を重ね「まぁでも、いつもの私達が一番いいよね。」ということに改めて気づく。アニメ中盤の「まったり回」。で、あればよかったんだけどなぁ…
部活系アイドルμ's!希のバレーや凛の水泳といったイメージ通りのチョイスから、穂乃果のテニス、ことりのラクロスのような「下ネタ」、絵里のチア、花陽の…これ何?なんか変化球。そして矢澤にこの「オチ」。しかし「ふざけているみたい」「これでステージに立つことは考えられない」と、ボツに。
それぞれのキャラクターをシャッフルして演じてみるμ's。こういう「やりたいだけ」の演出!イエスです。真姫の髪いじるクセとか細かいとこまで再現してる凛、結構似てた花陽のにこ真似にアイデンティティの危機を感じてダメ出しするにこ。乳だけじゃなく器も小さいのか?
色々やってみるもうまくいかなかったので、絵里は「いっその事アイドルというイメージを捨ててみてはどうか」と提案します。ダメ出しの多い矢澤にこ部長もこれには賛同。確かに「アイドルアニメで全然アイドルらしくないことをやってイメージの転換を図る」という戦略は新鮮味もありますし、いい考えですよね。
結局、何も決まらないままハロウィンイベントライブが近づいてくる。ことりの衣装作りをにこと花陽が手伝うシーンなのですが、ここでのにことことりのやり取りが放送当時もネットで物議を醸していました。
「…おかしいと思うんだけど!何で私達が衣装作りやってんの!?」
「皆は、ライブの他の準備があるから…」
「よく言うわ!くだらない事で、時間使っちゃっただけじゃない!」
「…そんなに無駄じゃなかったんじゃないかな。」
「はぁ?どこがぁ?」
「私は楽しかったよ。おかげで衣装のデザインのヒントも貰えた。」
「衣装係って言われて、損な役回りに慣れちゃってるんじゃない。」
「……私には、私の役目がある。今までだってそうだよ。私はみんなが決めたこと、やりたいことにずっと着いて行きたい。道に迷いそうになることもあるけれど、それが無駄になるとは私は思わない。…この衣装は、にこちゃんのだよ。」
このシナリオ自体が某海外ドラマのストーリーそのままで(構図なども一致)、パロディというには余りにもキャラクター性に合っておらずただの下手なパクリみたいになっているというので、僕もそれを知った時は流石に凹みました。ただパロディだパクリだ言っててもアニメでにこがこの発言しちゃったことには変わりないので、このくだりについて考えてみたいと思います。
この6話で色々試行錯誤しながらも前に進まない状況に一番苛立っていたのは確かににこでしょう。μ'sの中で一番プロ意識の高いにこですから、一連の流れがただの「慣れ合い」、ムダな時間のように思ってしまうのは理解できる面もあります。ただ…それなら、4話ってなんだったの?と。あの時、妹達の前で「これからはこの最高のユニットμ'sと一緒にNo.1アイドルを目指します」って言ったのは、何だったのでしょうか。空回りはしていたかもしれないけど、μ'sの皆だってふざけて遊ぼうなんて気持ちでいたわけではないです。アライズに勝つための方法をいろいろ試行錯誤していこうという気持ちはあったのですから、それを「ムダな時間」と形容するなら、じゃああの、絵里と希が選んでことりが一晩で作り上げたにこ専用のかわいい衣装はどこ行ったの??と。にこにはまだ、そんなことも理解できてないの?と。
これが順番が逆で、このやり取りの後に4話、という流れならまだ理解できます。残念ながらここでのにこの台詞は、メンバーの一人としてμ'sと真剣に向き合ってるとはとても思えませんでした。
そして「衣装係なんて損な役回りに慣れちゃってるんじゃない?」という台詞。一見して顔面吹っ飛ばされても文句言えないレベルのクズ発言ですが、これはにこにとって、ことりのことが理解できない故の発言ではないでしょうか。
常に自分の意思をはっきり持ってそれを貫いているにこからすれば、なあなあで皆の後を着いて行き、文句も言わずに9人分の衣装をこさえてることりは「主体性がない」と見え、或いは理解できなくて苛立ちのような感情を持ってしまうこともあるかもしれません。
でもそれって、違うじゃないですか。確かにことりはいつも穂乃果達の決めたことに一緒に付いていて、だから僕達も「誰にでもホイホイお股を開くサークラビッチ」みたいなイメージをことりちゃんに対して持ってしまうこともあるんですが…でも、「穂乃果達の決めたことについていく」って言うのは立派にことりの「主体的な選択」じゃないですか。自分の意思がなければいくら穂乃果に引っ張られても決定してた留学を空港のフライト直前でドタキャンなんて出来ませんよ。だから自分の主義を貫くっていう矢澤にこと何ら変わるところはなくて、ことり自身もそのことに不満も劣等感も抱いていないんだと思います。だからこのくだりでことりが怒らなかったのは、にこの真意が「理解できなかったから」。けれどもことりが怒らないのでは、「この衣装は、にこちゃんのだよ。」では…正直にこが余りにも惨めですよね。衣装作りの仕事も含めて、自分のμ'sにおける役割をちゃんと考えていることりはカッコイイですが、皆のしたことをムダと言ってのけ、ことりには裏方仕事をさせられていると決めつけて手伝うことに不平不満を言う、矢澤にこをここまで貶める必要があったのかと、疑問に思います。
そして、ハロウィンライブ当日。「私達はこのままでいいんだよ!」と、穂乃果が絵里に語ります。いや…それは分かるんだけど、その結論でいいんだけど。それならさっきのにことことりのくだりに穂乃果がそう思うに足る何かを入れてほしかったなと…。最悪さっきの会話に穂乃果を立ち会わせればよかった。穂乃果が聞いたら、ことりの代わりににこを殴ってたかもしれないけど。
新曲「Dancing stars on me!」は曲もさることながらダンスシーンが本当に素晴らしかったです。サビの入りのところのぴょんぴょん跳ねながら踊ってるところがすごく楽しそうで見入ってしまいます。曲名もジョジョ五部以降のスタンドの名前になりそうな題だと思ったんですが、「after school NAVIGATORS」の方がそれっぽいですね。(どうでもいい)
終盤のくだりだけがただただ残念だった回ですが、にこがイライラしてたのはもう生理だったんだと理解しましょう。μ'sで一番子供っぽいにこちゃんですから、「ちゃんと初潮はすませているんですよ」とスタッフ側が気を利かせて、こういった演出をしたという考え方もできるじゃないですか。
「あぁよかった、にこちゃんにもちゃんと生理が来ていたんだね。」
ハッピーハロウィーン=お赤飯、か……。
★まとめ
だからこのオチ何!?まぁ5年前に書いた記事だから…ちかたないね。
トゥデイズ チカキンズ ポイント。
ドゥルルルルルルルルルルル………
52点(フィフティツー)~!!!
\フゥ~………/
「Dancing stars on me!」は名曲でしたが、ストーリーがいつにも増してスカスカ過ぎて何も言うことがなかったですね……
にこちゃんのこの回での発言については本当に5年経った今でも全く擁護できなくて、ラブライブ!サンシャイン!!1期2話のダイヤちゃんのぼららら発言、ラブライブ!サンシャイン!!2期7話の千歌ちゃんの輝きが見つかるなんて思えない!発言に並ぶラブライブ!三大失言と言って良いでしょう。
そんなこんなで。次回は………あの回かよ………
★前回のラブライブ!