ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

ラブライブ!2期12話「ラストライブ」感想

〽穂乃果 それは 君がみた光 僕がみた希望

 

…パジャマが幼女みたいだけど、すごくかわいいね。

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 矢澤にこ、ラブライブ抽選にて見事大トリを引き当てる。さっすが矢澤、講堂の使用権すら引き当てられない誰かとは違うぜ!穂乃果の采配もすごい。穂乃果ちゃん、競馬で大穴とか当てるタイプなんでしょうか。

 

 μ'sとしての最後の練習が終わり、ラブライブ当日を明日に控えて一旦は解散するも、また集まってしまうμ'sの面々。いやちょっと待ってくれ…それ、引きずっちゃダメなとこなんじゃないの?前回みんなであれだけ泣いて、でも最後は「最後のライブで精一杯頑張ろう!」って締めたじゃん!?ここでそんなしんみりしてたら前回1話まるまる使ってわざわざ遠い駅まで泣きに行ってただけみたいじゃん!「キリがないでしょ」って真姫の言葉はほんと核心突いてると思うんですが、ここは本当に、カラッとして欲しかった。「前回のラブライブ!」のとこでもだいぶ違和感があったんですけど、絵理達が卒業するのはラストライブよりも「後」じゃないですか。前回記事でも言及したけど、僕達的にはアライズももういなくて既に消化試合みたいなもんでも彼女たちにとってのラブライブはまだこれからって思うし、別に今更他のスクールアイドルとの衝突やらを描写しなくてもいいけど、ここで「優勝」っていう目標はもっとちゃんと掲げていて欲しかった。って思います。学校お泊りまでの流れはこんなに長くしなくても、穂乃果あたりが帰り際にいきなり「今日泊まっていこうよ!」って言い出す感じでよかったと思うんですよね。その方が、穂乃果らしいじゃないですか。

 

 そうしてことりママが融通をきかせてくれた結果穂乃果達は学校にお泊りできる事に。9話で穂乃果に「学校説明会抜けてもいいよ」って言ったことといい(不発だったけど)2期の理事長はほんと1期の頃と同一人物と思えないくらいの有能ですよね。閑話休題、ユメノトビラの作曲に行った時は3人ずつバラバラで行動していたので、9人が一緒に夜を過ごすのは1期の時の合宿以来ですね。そう考えるとあの時希や絵理にいじられていた真姫がいきなり部屋を暗くしてみたり絵理にイタズラしてるのは、さりげないけど「ほほえま~」ってなりますよね。ここきょとんとしてたけど真姫は2話で絵理が暗闇怖いの知ってたはずだし。にこちゃんもここでは「アイドルはぁ~料理なんてできないのぉ~ん♡」とか言わずに普通に主婦やってます。まあ合宿の時は真姫の別荘見て見栄張ってたからかもしれないですが…でもこうやって皆の距離がきちんと縮まってるのを実感できるのは良かったですね。

 

 屋上へ上がる穂乃果達。いや、お前ら学校好きに使いすぎだろ…それは兎も角。街の明かりを見て、自分たちがアイドルとして多くの人に知ってもらえたり、会ったこともない人に干渉できるということを実感する一同。そう、ただ目の前のお客さんだけに、歌と踊りを見せているんじゃない。「アイドル」という存在の素晴らしさです。そして。ここで穂乃果が「私、スクールアイドルやってて、良かった!」って叫ぶシーン。これは、分かっててもグッと来ちゃうじゃないですか。1期の同じ回で穂乃果は「私、スクールアイドルやめます。」って言ってるんですよ。あれから、また色々あって全国に注目される大きなステージを控えた穂乃果がこのセリフを言う。それはもう、反則級じゃないですか…

 

 そして、ラブライブ本戦。新曲、「KiRa-KiRa Sensation!」は正にこれまでの集大成みたいな曲でした。サビの始めの「奇跡 それは~」っってとこが印象的で、なんか線香のCMソングを思い出してしまいますね。っていうか僕は楽曲のレビュー書くのにほんと向いてないですね。

 

 ここでアンコールを受けて1期OP「僕らは今のなかで」が入る演出には正直鳥肌が立った。あの歌ってるステージがラブライブの会場だってずっと言われてましたもんね。あの時ラブライブに出られなくなって皆バラバラになりかけたけど、それを乗り越えて今彼女たちはこのステージに立ってるんだって事。それは「無かった事」になるんじゃなくて、きっちりこのステージに持ってきていた事。それは、穂乃果が私たちで廃校を食い止めよう!って言ったその一番初めのところからこの満員のステージまでがちゃんと繋がっていたって事じゃないですか。

 

 惜しむらくは…というより個人的にあまり納得がいかなかったのは、アンコールを受けて穂乃果が泣き出しちゃうシーン。9話から穂乃果をボロボロ泣かせすぎだと思った…特に1個前の回で泣いてるじゃないですか。今まで泣かない子だったのに、ここにきて急に「弱さ」を見せるのは、それは「下を向いてる」ことだから。悪いことだとは絶対に思わないけど、11話か12話、どっちかだけじゃないと説得力がなくなっちゃうと思うんですよ。どうしても穂乃果には常に上を向いていて欲しいと思ってしまう。ときどき立ち止まるのも勿論いいけれど、11話~は話のテンポ的にも、そういった穂乃果の心情的にも止まり過ぎてテンポが悪いです。

 

 もう一つは…ここで穂乃果が、ファーストライブの時絵理に言ったセリフを思い出してた事。あれは1期13話の全員講堂ライブで締めじゃなかったのかと。あの時講堂には誰も来なかった、けれどそこで諦めずに進み続けたから、今度は9人の仲間と、講堂を満員にしてライブができる。なんですけど、このラブライブの会場でその片割れを持って行かれたらあの満員講堂ライブがどうしても霞んでしまうというかあれはじゃああれは只のことりちゃんと仲直りセックスみたいな意味合いだったの?ってなってしまうじゃないですか。

 

 ちょっと、11話に続いて湿っぽいな~っていうのが第一印象としての正直なところ。ですがライブの演出はとても良かったです。

 

 

 

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何これチューしてぇ………

 

 

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