ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

ラブライブ!2期13話「叶え!みんなの夢――」感想

お前がそう思うんならそうなんだろう…お前の中ではな。

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 総決算回もとい卒業式回。矢澤にこちゃんは最後の最後まで視聴者人気を掠め取って行きますね!最後の最後にして矢澤ママの登場(ママはCV徳井青空じゃないんだ…)、にこにーの意外な一面。合宿の時に真姫ちゃんがパパの煙突をしゃぶってお掃除サンタを信じていた演出に対する返しだと考えると、やっぱりにこと真姫は根っこのところで似た者同士なんだなあ。そして、ラブライブ優勝してた。感慨がなさ過ぎる!ほんとにShocking Partyですよこれじゃ。とは言えμ'sが優勝したということは、少なくとも役員のお偉いさん方との乱交パーティで一番おま○この締まりが良かったチームが優勝❤とかそんな決め方ではなかったってことだ。みんなの思いが導いたんだね、良かった……

 

 ことり「送辞はできた?」 穂乃果「うん!ポケットの中に入ってるから見てよ♪」いや女同士で何アピールしてるんだwそれならいっそブラジャーの谷間に挟んで「原稿が挟まっちゃったぁ~ん♡とってぇ~ん♡♡♡」とか言えば海未ちゃんくらいは鼻血噴いて倒れたと思うんですが、まあ穂乃果ちゃんそんなに無いかどうでもいいや。っていうかそれ以上に、送辞がメモ紙一枚ってのも相当なツッコミポイントですよね。海未ちゃんじゃなくても殴るレベルでは…?

 希ちゃんは大人っぽくイメチェン。アニメキャラで「普段髪をしばってる子がたまに髪下ろすと絶対そっちのほうがかわいいの法則」を始めて覆してくれたのが矢澤にこなんですが、希はかわいい、かわいくないというか別人みたいですね…(かわいいけどさ。)

  生徒会室で対面する新旧生徒会長。絵理と穂乃果。「絵里ちゃん…私がライブに間に合わなくなりそうになった時も、こうやって受け止めてくれたよね…」おいやめろ思い出させるな…9話を………っ!

 

 在校生代表穂乃果ちゃんの送辞。

 

送辞 在校生代表 高坂穂乃果

 先輩方、ご卒業おめでとうございます。
 実は昨日まで、ここで何を話そうかずっと悩んでいました。
 どうしても、今思っている気持ちや
 届けたい感謝の気持ちが言葉にならなくて……
 何度書き直してもうまく書けなくて…
 それで気づきました!
 わたし、そういうのが苦手だったんだって!
 子供の頃から、言葉より先に行動しちゃう方で、
 ときどき、周りに迷惑もかけたりして…
 自分をうまく表現することが、本当に苦手で…不器用で…
 でもそんな時、わたしは歌と出逢いました!
 歌は気持ちを素直に伝えられます。
 歌うことで、皆と同じ気持ちになれます。
 歌うことで、心が通じ合えます。
 私は、そんな歌が好きです!歌うことが大好きです!
 先輩、皆様方への感謝とこれからのご活躍を心からお祈りし、これを贈ります。
 〽愛してるばんざーい ここで良かった
  私たちの今がここにある
  愛してるばんざーい 始まったばかり
  明日もよろしくね まだゴールじゃない
  さぁ大好きだばんざーい 負けない勇気
  私たちは今を楽しもう
  大好きだばんざーい 頑張れるから
  昨日に手を振って ほら前向いて
  ねぇ、みんな一緒に!
  La la la...(以下繰り返し)

 

 ……活字にしてみると中々…この演出に「去年の卒業式の照明の記録」が役に立ったのは甚だ疑問ですが(去年はエリチが普通に送辞読んだはず)でも、ここはこれで良かったんだと思います。「卒業式で自分語りすんな」みたいな意見も、まあそれはそれで間違ってはいないと思いますが。穂乃果は絵里とは違うのだから、穂乃果らしく生徒会長をやればいいと思うんです。生徒会長としての絵里はどちらかと言えば厳格で、規律を重んじる指導者でした。対する穂乃果は絵里のような威厳は無いけれど、自分で動いていつの間にか周囲を味方にしてしまう。2期のアニメ感想文で何度も言ったことですけど、穂乃果は指導者でなく、先導者タイプなんです。自分が先駆けになって、「みんな私に続けー!」っていうタイプなんです。この送辞でも、自分の素晴らしいと思うものについて自分の言葉で語り、最後には全員乗せて大合唱にしてしまう。「愛してるばんざーい!」の大合唱はまさにそういう穂乃果らしさを全力で表現していたと思います。こういう、「穂乃果がやる、穂乃果らしい生徒会長」を最後の最後で見せてくれたのは本当に良かったと思います。ただひとつ疑問なのは海未ちゃんがこの原稿を笑顔で承認した点。「最終話の海未ちゃんは寛大の法則」でもあるんでしょうか……?

 ついでに「愛してるばんざーい!」はμ's結成より前に真姫ちゃんが歌っていたので、この世界観ではμ'sの曲ではなくて「仰げば尊し」や「旅立ちの日に」のような誰でも習っていて歌える歌謡曲だったのやもしれません。そして穂乃果にとっては言わずもがな、真姫ちゃんとの出逢いの曲。あの一番初めの頃、「スクールアイドルをやろう!」なんて言ったは良いが何の目処も立たず途方にくれていた穂乃果。そんな時、たまたま見かけた下級生のピアノ伴奏と歌。あのとき穂乃果には真姫のピアノが天使の祝福のラッパに聞こえていたと思います。「こんな素晴らしい子が、わたしの近くにもいたんだ…!」って。あの穂乃果と真姫の出逢いのシーンは僕の好きなラブライブ!のシーンベスト5に入ってるんですが閑話休題、その「愛してるばんざーい!」を真姫の伴奏で穂乃果が歌う。この表現も、穂乃果にとっての「自分の想いを皆に伝える」方法なのかもしれません。

 

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そうだね…ハラショーだったね…

 

 次期音ノ木坂学院アイドル研究部部長、かよちんに。「まさか(穂乃果に)生徒会長と(アイドル部部長を)兼任させるわけにいかないでしょ。」とそれがなくてもにこの推薦なら花陽になってた気が…あと、あなたの横の金髪は生徒会を3人でしかも全員同じ部の子で堅めて運営させようとしてた訳ですが何とかいってやって下さいよ前部長。部長の餞に秘蔵の「伝伝」がにこから花陽の手に。伝まで回収するとは、さすが回収回だ…そして真姫は副部長に。真姫ちゃん、最後までちょろドルだったなぁ…

 

 最終回で全員にジュースおごらされる穂乃果。「穂乃果のおごりのジュースはお~いし~いな~♪」って2期の絵理ちゃんはやっぱりはっちゃけてますね。絵理ちゃんってば、この後校内見て回って、屋上に着いた時こんな事言うんですよ。

「やっぱり最後はここよね~!」

かしこくないチカ……

 

 それにしても、ラブライブ!ってコンテンツ自体援助○際とかシャブセッ○スパーティとかソー○ランド音ノ木坂とかいろんな疑惑があるなかで、ちょっと歯車が狂えば穂乃果ちゃんが腹○テ騎○位セック○してるような薄氷一枚の世界観の中でたかがアルパカとは言え妊娠なんて単語を引っ張ってきたのは心底驚き音ノ木山椒の木でした。(ビックリするほど寒い)真姫ちゃんが気づいたのは多分医者の卵だからってことなんでしょうけど、ちょっぴり別の意図を勘ぐってしまいますよね。アルパカそっちがメスだったの!?ってことより重要なことですよ…いや、真剣に。

 

 最後は屋上にμ'sの字を描いてみんなで敬礼。ここで豪雨の中高熱出しながらダンスしてブッ倒れた子もいますが皆の思い出が詰まった大切な場所です。最後は穂乃果が一人残って、「…やり遂げたよ、最後まで!」あっまた最後って言っこれはもうどこのフラグ回収っていうより、「終了宣言」なんですね。そして突如流れる「Oh, Love&Peace!」これはアレですかねアイマスで言う「まっすぐ万能説(参考)」みたいに「Oh, Love&Peace万能説」って言うやつなんでしょうか取り敢えずやさしい風になっとけば皆綺麗にまとまって見えるみたいな…なんせ「おお愛と平和」ですからね。邦訳するとめっちゃ荘厳なタイトルですよね。

 

 さて、部長問題は片付いた、生徒会長問題も終わった、愛してるばんざーいも歌った、屋上にもお別れした、その他全部片付いて大団円と思いきや…まだ終わってないんです!劇場版制作決定!!!

 

知ってた!!!!!

 

 新曲「Happy maker!」!聴いてるだけで心が弾んでくるような軽快な神イントロ!「ラブライブ!」の世界観を反映するような神演出!からの!「クソ歌詞」………!いや歌詞は良いんですけど、なんせこれ歌い出しからのテンポの悪さとサビの安っぽさが残念過ぎて…でもイントロと演出はすごい良いんですよね、もったいない曲だ。「タイトルだけ神センス」と言われた”だってだって噫無情”を上回るμ'sもったいないソング。

 

 ラブライブ2期終わってしまいました。夏にPSVitaのゲームが出ますが誰一人として期待している人を見たことがないです。おもにグラフィック面が誰一人として擁護できない酷さ…でも買うよ、Printempsのバージョンだけ。大体これの為にPSVita買っちゃったし……まあゲームは無かったことにして、劇場版に期待しましょう!それでは!!!

 

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ラブライブ!にハマった人の図