ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

アイドルマスターシンデレラガールズ 第1~2話 感想

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感想 書く間に 2話終わる!

 

ハイ!

 

ハイ!

 

ハイ!ハイ!!ハイ!!!

 

ワオ!!!

 

 前回は「艦隊これくしょん」1話の感想記事を書きました。今回はアイドルマスターシンデレラガールズのアニメについてですが、1話目の感想をほっぽってるうちに2話が放映されてしまったようなので2話分まとめての感想になります。

 

 

 

 

 シンデレラガールズについてはこちらの記事でも触れた通りです。本家の765プロアイドルと比べると、純粋な牛丼の味では吉野家に勝てないが豊富なバリエーションとファーストフード感で勝負する「すき家」みたいな立ち位置のコンテンツですね。僕はモバゲーの方は全くやっていませんが、CDとかで予習したのでCVが元々付いてるキャラは顔の見分けがつきます!

 

 

■第1話「Who is in the pumpkin carriage?」

 

 

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 この毒にも薬にもならなそうなプレーンヨーグルトみたいな少女が本作のメインヒロイン的立場の島村卯月ちゃんその人です。17歳おひつじ座、特徴がないのが特徴、バスト83センチ、趣味は友達との長電話というどっかで見たようなプロフィールですね。明るく前向きな性格なのできっと遠距離通勤とかもしてるんじゃないでしょうか(適当)。

 

 物語は卯月が346(ミシロ)プロダクションの「シンデレラプロジェクト」の3名の補欠要因の1人として仏頂面のプロデューサーに選ばれるところから始まります。

 

 この1話を語る上で欠かせないのが、この「346プロのプロデューサー」の存在ですね。Twitterなどでは放送直後からアイドル達を差しおいて話題沸騰でした。

 

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 常に表情を変えず、卯月や凛の選考理由を問われては「笑顔です」とだけ答え渋谷凛にスカウトを拒否されれば「せめて名刺だけでも…」と愚直に毎日立ちんぼする。まあ、卯月や凛はもともとデレマスをあまり知らない人にも知名度が高かっただけにあまりにキャラが立ちすぎているこの男に話題が集まったのは無理からぬことかもしれません。若くてまっすぐな熱血男という感じだったアニマスのプロデューサーと比べても異様な雰囲気ですよね。

 まあヤロウの考察してもしょうがないワケですけど、そうですね。僕のごとき「萌えアニメ男性不要論者」からすればプロデューサーなんて存在は空気であればあるほど良い訳です。こういう淡々と役割をこなしてくれそうな男がPなら安心して視聴ができますね。一方で、Pとアイドルの恋愛モドキのような二次創作が好きな層にとってもデレマスアイドルはキャラが濃いだけあって彼のような朴念仁系は積極的に絡ませにいける良き竿役となるやもしれません。更にアニマスPとのBLまで完備と来ていますので、完全にあらゆる方向のニーズに答えた存在になっています。「艦これ」の提督、「アイマス」のプロデューサー。そういった「プレイヤーキャラクター」をどのように具現化するかは間違いなくそのアニメの出来を左右するファクターとなるのですが、シンデレラガールズのPはその問題に対して一つの正解を出したと思います。

 

 話は戻りまして、アイドルには興味ないと突っぱねる渋谷凛をPと卯月が説得にかかります。うん、完全に予定調和ですよね。「絶対チ○ポなんかに負けない!」ですよね。ある意味出来レースですよね。でももちろん八百長ではなく正々堂々なんですよね…

 

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この時点で堕ちる一歩手前みたいな顔してますよね………

 

 「名前が凛」「ツリ目で斜に構えてる」「部活に迷ってる」とラブライブ一年生組の特徴を全部網羅した渋谷凛ちゃん。お家はお花屋さんみたいです。ちょろドルでお馴染みのラブライブ!の西木野真姫ちゃんですらあの傾国の美女・高坂穂乃果ちゃんをもってして2話の終わりあたりまでツンを貫いたのに、あんなカカシか人かもわからないようなP春香さんの劣化コピー相手にたったの1話で堕とされる渋谷凛ちゃんの今後が心配でなりません。さすが、「シンデレラガールズ土下座したらヤらせてくれそうなアイドル総選挙」第一位に輝いただけはありますね。今僕の脳内で選挙したんですけどね。

 

 かくして予定調和のごとくシンデレラプロジェクトに加わった凛。ここの「あんたが私のプロデューサー?」って台詞はソシャゲーの方をやってる人には有名な台詞みたいで、検索したらそれらしいのが出てきました。ゲームの凛ちゃんは袴とか着ることもあるんですね…

 

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凛ちゃん、髪をショートにしてるのは覚醒美希のオマージュでしょうか…

 

 

 というわけで1話の感想でした。随所随所にソシャゲーのネタを仕込みつつも、全体としてはソシャゲを全くやっていなくても理解できる導入で好感が持てました。最初のライブシーンで名曲「お願い!シンデレラ」を披露して、しかしそのメンバーは顔見せ程度に留めておいてメインの主人公である卯月と凛に絞ってスポットを当てる。完全に「名作臭」のする流れになっているじゃないですか!今後に期待ですね。

 

 

 

■第2話「I never seen such a beautiful castle」

 

 第2話となって、いよいよ本格的に物語が動き始めます。「シンデレラプロジェクト」欠員3名の最後の1人は、1話の最後でもチラッと出ていた本田未央ちゃん。卯月、凛、未央で一つのセットになっていることを知らなくても、「あ、こいつなんやな」と察していたことでしょう。僕もデレマスは完全ににわかなので、頑張ってキャラの名前を覚えないといけません。えーと、黒髪ロングの子が凛で、茶髪の活発な子がみおですね。完璧に覚えました!

 

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 2話で初めてOP映像が出たんですが、すごく良いですね。本家アイドルマスターのOPを意識して作ってある所も良いですし、曲自体も良い曲だと思います。

 

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ここフラテルニテを連想してしまった。

 

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 このOPだけを見ても、シンデレラガールズは「アニマス」を「765プロのキャラ以外」で作ろう、って方針が伝わってきました。

 

 卯月たちが所属する「346(ミシロ)プロダクション」。”美城”というだけあって765プロとは比べ物にならない豪華な建物になっています。モバゲーにハマるオタクの際限なき課金を公式自らディスっていくスタイルには好感がもてますね。

 

 モバマスのナビゲーター役らしい千川ちひろさんも登場。その悪名はモバゲーに触ったこともない僕の耳にすら届くところで、言わば346プロの音無小鳥さんといった立ち位置になる筈が腹の黒いのが滲み出て隠せていませんね。ちひろさんが卯月達に差し入れたエナドリとか何とかいう奴もソシャゲの方ではなんか意味があるみたいです。まあ言わばブレインサンダー的なものですよね。

 

卯月達と仲間となるシンデレラプロジェクトの面々。

 

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どう見てもオフ会です、本当にありがとうございました。

 

 イロモノキャラばかりと言われてますが、基本的にデレマスのアイドルは味付けがみんな濃い目なのでイロモノでない子の方が珍しいというイメージがありますね。それともイロモノ以外が自然に淘汰されて来たのか…プロジェクトは14人という事で、誰もが最初に連想するのが765PRO ALLSTARSの13人より1人多いという事ですね。これはモバマス・グリマスに共通する「アイドルは質より量」の基本理念を全面に押し出したものと思われます。それにしても上の集合写真はアイドルオーラ無さ過ぎですね。アナスタシアちゃんの目が死んでるのがそれに拍車をかけていると思います。

 

 

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 左から双葉杏ちゃん、前川みくちゃん、多田李衣菜ちゃんですね。

 双葉杏ちゃん。ニートアイドル。印税生活を狙ってアイドルをしている。諸星きらりと仲がいい。体系的には紛うことなきロリなんですけど、このメンバーにはタイプの違う真性ロリが2人、緒方智絵里も含むと3人いるので需要的には彼女の出る幕はまったくなさそうですね…南無。

 前川みくちゃん。ニャーとか言う。池田華菜か。にわかなのでたまにこの子と安部菜々を混同する。那珂ちゃんの元祖。声の雰囲気が阿澄佳奈に似ていることで(僕の中で)有名。そういえばみくにゃんはCute jewelriesのアルバム内で「しっぽのきもち」という曲をカバーしていたんですが、これが彼女の声の雰囲気も相まってなかなかの仕上がりだったので聴いてない方はどうぞ。

 最後。多田李衣菜ちゃん。なんかニワカっぽいところがカワイイらしい。ニワカは相手にならん的な事を言ったりするんでしょうか。ニワカは僕の方でしたね…あと持ち歌がゲンキトリッパーの親戚みたいな曲調だったのを覚えてます。うっうー!

 

 

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 左:神崎蘭子ちゃん。右:アナスタシアちゃん。

 神崎蘭子ちゃんは中二病キャラという設定で、モバマスのゲーム内ではかなり上位の人気を誇っているそうです。僕的にはそうでもないです。血を吸うわよ!あと内田真礼さんの演技は「ごちうさ」のシャロちゃんの時は下手だと思ったんですが、このキャラにはなんかハマってるみたいでいい感じに調和していますね。

 アナスタシアちゃん。最近の二次元コンテンツではロシア娘がよく出ますね。どこ言っても誰かしらがハラショーハラショー言ってますよね今期もお隣のブラウザゲー原作ミリタリーアニメで出てます。彼女がいるお陰で神崎蘭子の銀髪が浮かなくて済んでいる感があるので縁の下の力持ちキャラですね。

 

 

 

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 枕担当新田美波ちゃんですね。同人誌でセクロスしてるイメージしかないです。美波とラクロス…しよ?あっラブ○イブアレってこの子から来てるんですかね?美波と南で一致するし。。。

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ラブ○イブのアレ

 

 

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 手前左:城ヶ崎莉嘉ちゃん。手前右:赤城みりあちゃん。

 城ヶ崎莉嘉ちゃんカリスマモデルの姉に憧れる木登りが得意な中1。しかし中の人は姉の城ヶ崎美嘉よりもベテランである事から「姉より優れた妹」という俗称も。僕の中では持ち歌がらき☆すた柊かがみみたいな曲だった事でも有名。いわゆるイマドキ系ロリで(今考えた言葉です)、こういうキャラは意外とアイマス回に限らず希少種なので上手く活躍させてあげて欲しいですね。

 赤城みりあちゃん。ロリ好きを自称する奴が赤城みりあちゃんを好きと答えたらそいつはペドフィリアで間違いないと思う。ロリの中でも危ない人種を引き寄せる天性のオーラがあると思う。ちなみに最近お姉ちゃんになったみたいです。お母さんにしてあげてえ………

 

 

 

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 デカアァァァァいっ!説明不要!!

 

 諸星きらりちゃんです。どんなアイドルと並べてもすぐに分かる長身の持ち主。そのためにいつもワンセットでいる双葉杏の小ささを際立たせる効果もあり、その意味では千早に対する三浦あずさみたいなキャラです。「にょわ~」とか「○○にぃ☆」とか独特の言葉遣いが特徴ですが、痛さを感じさせないのは声優さんの名演技によるもの。CDドラマパートとかでも本当に楽しさが伝わる演技でした。声優さんは松嵜麗さんと言うそうです。シンデレラガールズでは高垣楓さんと並んで僕の好きなキャラでもあります。っていうか、何気に乳デカいな………

 

 

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 左:三村かな子ちゃん。 右:緒方智絵里ちゃん。

 

 三村かな子ちゃん。縦ではなく横に長い。CVが大坪由佳ソエンリホコ。アイマス劇場版で矢吹可奈が太る展開になったのは可奈→かな子 というつながりでデレマスの要素を入れたかったものなのだと僕は勝手に考察してます。

 緒方智絵里ちゃん。被虐心を煽る貧弱キャラで765の萩原雪歩に次いでリョナラー達に拷問されないか心配ですね。ミリオンの箱崎星梨花とようやく違いがわかってきた。

 

 

 以上です。

 

 

 シンデレラプロジェクト開始早々に城ヶ崎美嘉のバックダンサーとしての初仕事に挑戦することとなった卯月・凛・未央。っていうか3人だけなんですね。他のメンツから見れば散々待たされた挙句に後から来た3人が最初に仕事貰ってるってかなりメンバー内の人間関係に亀裂が入りそうな事件なんですが…凛の「こんな簡単に決まっちゃっていいのかな…」という台詞にもあるように、2話にして暗雲立ち込めていますね。この暗雲が本物なのか、それとも「やれやれ…仲良しでいられるのも今のうちだよ」みたいに履いて捨てられるフラグなのか。バックダンサーとしての仕事が上手く行かずにストレスで食べ過ぎたかな子が太ってステージに立てなくなるような展開は…まあ、それはそれで面白いかもしれません。

 

ではまた。3話に期待しましょう。

 

 

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渋谷凛ちゃんのバスケ漫画並みの跳躍力!