答えなくていいけど、分からない…。
Twitter等をやっていると、「ラブライブ!」の楽曲を略称で呼ぶ人をよく見ますね。「Snow halation」を「スノハレ」とか、「夏色えがおで1,2,Jump!!」を「夏色」とかが一般的にもよく知られています。
おもにスクフェスをプレイしている人とか、あと中の人ライブに行く人とかがそういった略語を多用しているイメージですが、上記のスノハレのように定着しているものは良いんですが…一方、あまりにも何でもかんでも略して呼びすぎで、中には略す事で原曲のイメージを損ないかねないような物など、まあ端的に言って「キモい略称」が色々と蔓延してしまっている部分があると思うんですね。
Twitterでそういうラブライブ!略称多用オタクを見る度にモヤっとした気持ちになるんですが、ここでいっそそれらのモヤモヤをぶち撒ける為に、正直それは無いと思ったラブライブ!の楽曲略称をランキング形式で発表することにしました。
尚、別に「ラブライブ!の曲を略して呼ぶな」等といった自分ルールを押し付けることが趣旨の記事ではありません。そもそも何でもかんでも略して言うのが好きではないというだけで、僕も普通に略称使う事ありますしね。スクフェスは、スクフェスって言いますし。ほのまんとかね。
でも、この記事を書くにあたって一応「ラブライブ 曲名 略称」とかググって調べたんですけど本当に全曲略称があるんですね。何て言うか、曲名を4文字以上で言うと死ぬんですか?って言いたくなりますね…
”オタクがまともに呼べるタイトルは、「なわとび」と「これから」だけ。”
それでは、以降の記事は100%私見によって書かれていますので、明らかに間違った記述等ありましたらご指摘頂けますと幸いです。
こんな記事書いたら叩かれるかもしれないですが、そもそも叩かれるほどアクセスが無いので何書いても大丈夫だと判断しました。
続きを読むからどうぞ。
第10位-恋タン(baby maybe 恋のボタン)
ほか、「恋ボタ」など。
栄えある10位はこの絶妙な「否定はしないが絶対使いたくない」感。そもそもこの曲名は「baby maybe」で隕を踏んでいるという所がポイントなんですが、何で「恋のボタン」に着目しちゃったんでしょうね。「タン」って単語が普通に汚えイメージなのが何よりのマイナスですね。
第9位-サムライ(Someday of my life)
「変なとこから文字を拾ってくる」系の略称は概ねヘイトポイントが上がる傾向にありますね。(サムデイ オブ マイ ライフ)
曲名を指して「サムライ」とか絶対言いたくないじゃないですか。総じて「カッコつけた略称」にはそういった傾向があって、これはその最たる例といった所でランクインしました。
第8位-ユメトビ(ユメノトビラ)
まず「ノ」と「ラ」くらい書けってのがまずありますよね。略し方自体にさほど違和感はないですが、あまりにも略すために略している感がありすぎるためランク入りしました。
「ラブライブ!」を「ラ!」とか言ってるのになんでここの「ラ」は略すんだ。
「ラブノベルス」を「ラブノベ」と言ったり「タカラモノズ」を「モノズ」と言ったりするのも同様ですがここではユメノトビラが若干頭ひとつ抜けているというのが個人的な感想ですね。そもそも何故そんな、4文字表記に拘るのかは謎ですが―――
第5位タイ-AA(Angelic Angel)など
同率5位で3曲このシリーズにランクインしていますので、内訳として5~7位を下記の通りとさせて下さい。
第5位-AA(Angelic Angel)
第5位-SDS(SUNNY DAY SONG)
第5位-WR(Wonderful Rush)
アルファベットで略してる略称はだいたいアレなんですが、特に「これは無いな…」って思った三人衆。正直甲乙考えるのがめんどくさ…いや甲乙付け難いので全部5位タイって事にしときます。
まず「アルファベット2文字で曲名を伝えるのは無理がある」って思いますね。WRって言われても何のことか普通に分からないじゃないですか。この「分かる人には分かるんだぜドヤァ」感がスタンダードにアレですし、これと同系統でWS(WILD STARS)、Wz(Wonder zone)ってのがありますがこれ略した人は無理があるって思わなかったんでしょうか。
略称だけで伝えたい、それをしたいなら「Love marginal」ってタイトルを「Lm」とか略したりしないで欲しいですね。(ただ、これはラブマジが多数派でしょうけど)
WILD STARS、Wonder zoneに加え「ssh(sweet & sweet holiday)」を合わせて「アルファベットの略称が伝わらないシリーズ」と呼んでいますが(呼んでない)、その中でも使用頻度を加味してWonderful Rushが一番キツいという事で単独でランク入りして貰いました。
そして劇場版挿入歌のAngelic Angelと、SUNNY DAY SONG。これは何というか、原題があまりにも美しいので略さずに言って欲しいという思いがあるのと、AAはアスキーアートですしSDSは「安全データシート」の略だというのがきつい所ですね。
てゆーか、「AA」て。
SUNNY DAY SONGは、SUNNY DAY SONGとしか言えなかろう。
第4位-愛太(愛は太陽じゃない?)
ラブライブ! Solo Live! from μ's 高坂穂乃果 ほんのり穂乃果色!
こんなクソ記事を読んでくれてる人が愛は太陽じゃない?を知らないとは思っていませんが、一応書いておくとμ'sのソロアルバム「Solo Live!」の第一シリーズ高坂穂乃果ver「ほんのり穂乃果色!」に収録された穂乃果の新規ソロ曲です。掛け値無しでμ'sの実際の歌唱力は穂乃果が一番優れていると思いますので、これと第二弾にあたる「orange cheers!」はどのキャラが好きかに関係なく買って損のない「名盤」ですが、貴方が言われるまでもなく既に持っていることは分かっています。
正直、この「愛太」って略称を初めてみた時は鳥肌が立ちました。この美しい曲のタイトルを、どうやったらこんなクソチャラテニサー野郎のmixiのハンドルネームみたいな略し方が出来るのか…?人間の「価値観の違い」っていうのは恐ろしいですね。同じラブライブ!のオタクでも、ここまで感性が違ってくることを勿論知ってはいましたがこの曲で実感しました。私が個人的にμ's内で穂乃果を贔屓している事実はありますが、それを除いてもこの略し方は目と耳を疑います。
嫌悪感で言えば1位に並んでもおかしくはないのですが、上位3曲に比べるとややマイナー曲という色合いがあるため敢えてこの順位としました。
余談ですが穂乃果は主人公補正もあってかソロ曲に一番恵まれていますが、アニメBDの特典で付いてくる2種類のソロ曲とは違いこの「愛は太陽じゃない?」はなかなか牧歌的なイメージがありますね。このCDのボーナストラックのボイスドラマで穂乃果の「あなたも穂乃果のこと、アルプスの少女ハイジみたいって思う?」みたいなセリフがあってお前は何を言ってるんだと我が嫁ながら爆笑した覚えがあるのですが、実際アニメでは割りとかわいらしい都会っ子となっていたのに比べアニメ化前の穂乃果には田舎っぽい素朴な一面があるように感じますね。だからどうしたと言われると、どうもしませんけれど。
以下、栄えあるベスト3です。
第3位-うぃんがべー(Love wing bell)
(略称と言うより通称では?)
厳密には「略している」ワケではないですが、あまりにも衝撃的だったので3位としました。本当に、正気でこんな呼び方しているのか正直疑わしいところなんですが調べたところマジで一部ではこう呼ばれているようですね。
念の為に解説しておくと、星空凛の代表的なソロ曲「恋のシグナルRin rin rin!」の中で「Ring a bell~」というフレーズが「りんがべー」と発音しているように聞こえるため、その「りんがべー」と曲名の「wing」の部分を掛けて「うぃんがべー」と呼ばれているようです。俄に信じがたいですが…
アニメ2期5話を観ていればこの曲に対するイメージはおおよそ共通だと思うのですが、「Love」に「Wing」に「Bell」と言う、この清純さのゴリ押しみたいな美しい曲名をこんな原型留めない呼び方するナンセンスさを言葉で表現する必要は無いでしょう。
余談ですが将棋棋士の高橋道雄先生がニコ生か何かでラブライブ!で好きな曲を聞かれたところでこの曲を挙げていましたね。然もありなんって感じですね。
第2位-ラブピ(Oh, Love & Peace!)
ラwwwwwwブwwwwwwwwピwwwwwwww
これを2位に入れたのは、結構私見が入りまくってるんですが一言で言うならこの原題「Oh, Love & Peace!」っていうのが芸術点が高すぎるんですね。ほぼその1点でこの順位にランクインしています。
この曲の何が凄いって、「Love & Peace」っていうやや宗教的で壮大な感のある言葉に対して頭に「Oh,」って付けるだけでμ'sらしい溌剌としたアイドルソングに化けるっていう点ですよね。似たような傾向のタイトルとしては「だってだって噫無情」等がこれに近いカテゴリーに入っていますが「Oh,」の感嘆詞一つでここまでガラッと印象を変えられるのは凄い。また日本語に直訳してみると「おお、愛と平和」となりどこぞの賛美歌みたいな荘厳さを取り戻す、この荘厳さと軽やかさを併せ持ったイメージはまさしく「μ'sエディション」と言えるもので、作詞者の非凡さが窺い知れるところです。アニメ第二期の最終話でもこの曲が挿入され、まるでアイマスで言う「まっすぐ」的な立ち位置を獲得していますね。
それに対して「ラブピ(笑)」って…軽やかで爽やかなイメージでありながら心にずっしりと語りかけてくる原題とはうって変わりまるで繁華街の胡散臭いバーのような軽薄極まりないイメージ。「歯ぐき」と音が近いのも汚らしい印象を与えますね。
①むやみに略さずに、
②原題を尊重して、
2つだけでも、できれば守りたいですね。
第1位-ぼららら(僕らのLIVE 君とのLIFE)
原点にして頂点。
伝わりにくさ、気取りっぷり、発音の悪さと三拍子揃ったクソ略称ですが、何とこれ公式略称みたいです。何をもって公式なのかはよく分かりませんが、以前この話をTwitterでした時にオタクの皆様から「ぼらららは公式なんだが」といったツッコミを大量に頂きましたので公式略称らしいですね。
追記――――――――――――――――――――――――――
…とか思ってこの記事を書いたわずか2ヵ月後に、アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」においてまさかの「ぼららら」発言が公式にキャラクターの口から飛び出しました。同じ回で「スノハレ」も出ているのですが、やはり「ぼららら」のキツさには敵いませんでしたね。
普段はアニメ実況とかしない僕もAqoursイチオシの黒澤ダイヤちゃんの口からこのおぞましい単語を聞いた時はブチ切れながらこの記事のURLをTwitterに投稿し怒りをあらわにしました。CM中にね。
でもダイヤさんのぼららら事件を差し引いても2話は神回だったんだよなぁ…
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まず、「ぼららら」って何の事を言ってるのかぱっと伝わらないじゃないですか。「ぼくらのらいぶ きみとのらいふ」を略してるんですが、パッと聞いた限りではむしろナランチャを連想しますし単語としてあまり響きがよろしくないです。
原題であるところの「僕らのLIVE 君とのLIFE」は、発音した時に区切り区切りでしっかりブレスを吐き出して収まりが良いですが、一方で「ぼららら」って発音してみて下さい。舌がピチャピチャ跳ねて不快な音じゃないですか?「ぼららら」って略されてるのを見る度に、この不愉快な跳ね回る音を脳内で音読しなくちゃならないワケですよ。
そして「ら」を3回拾ってくるという「上手いこと言ってやった感」がまた山椒のごとくピリリと不快感にアクセントを足してくるのですが、そもそも原題に「ら」の音が3回出てくるのは別に偶然じゃなく「ラブライブ!」という題に合わせて意図的にやっている筈なんですよね。その「ら」を3つ持ってくるまでは良いんですけど、それらの頭に「ぼ」が来るのが最悪なんですよ。「ぼ」って…
これが同じ略し方をしている「しららら(知らないLOVE*教えてLOVE)」と比べても「ぼららら」が特別キモいという決定的な違いなんです。「ぼ」ってもう綺麗にしようがない音じゃないですか。これがまだしも表記4文字発音5文字で「僕ららら」という略称だったらば…いやまぁそれでもキツいですけど、トップ3には入ってこなかったという可能性はありますね。兎にも角にも、唾を撒き散らしながら「ぼららら!」って言ってる様が最悪過ぎるんです。これが1位に輝いた理由ですね。
番外編-ラ!サ!!(ラブライブ!サンシャイン!!)
ラブライブ!の事をラ!とかほざく奴 pic.twitter.com/zz4Xe83QUV
— ひだまりP (@Hidamarie_win) 2015年1月6日
むしろこれが一番言いたかった…!!!!!
ラブライブ!をラ!って略す文化。端的に言って「無い」。とはいえ…とはいえ、そこまではまだ、ギリギリ理解できないでもなかった。
でも…「ラブライブ!サンシャイン!!」を「ラ!サ!!」はねぇだろう。「ラッシャイ」もねぇよ。
細かいことが気になっちゃう、黒澤ダイヤちゃんからもぜひ一言物申して欲しいですね。
結論。
『ラ!』はやめて
せめて『ラ!サ!!』は
マジやめて
ひだまりP
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H28年8月24日追記:
ランク外-オナホ(同じ星が見たい)
「オナホ(同じ星が見たい)は良いのか?」というコメントを頂いた為。
「オナホ」という紛れも無いド下ネタですが、一方で略し方としてはかなり自然な略し方のように思えます。(曲名から無理矢理オとナとホを持ってきている訳ではなく、ぼららら・サムライのような不自然さが無い)
更に嫌悪感という点で見ても、「オナホ」まで振り切ってくれると逆に許容できるというか、「オナホ」という単語そのものはラブライブとそこまで親和性が無くはないですからね。「ラブピ」や「愛太」のような鳥肌モノのチャラチャラした略語と比較すればまあ、それほど怖気立つようなクソ略称ではないのかな?というのが第一印象です。
また記事内で「愛太(愛は太陽じゃない?)」が4位だった理由について「トップ3と比べると若干マイナー」と言っていますが、その点で行くとアニメ2期ブルーレイのソフマップ限定全巻購入特典というこの曲はおそらくラブライブ!関連楽曲の中でもかなりのマイナー度合いを誇り、単純に言及される機会が少ないため嫌悪感が発生しにくいといったこともランク外である理由となります。
以上の理由からランク外となります。まぁ、この記事を書いている時点では「オナホ」という略称を知らなかったので今聞いて初めて考察するに至ったのですが。
敢えて言うならμ'sのユニット3組の新曲がそれぞれ別店舗でのアニメBD全巻購入特典という舐め腐った商売そのものが「これは無い」と言えるでしょう。
おあとがよろしいようで。
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そんなところで以上です。ありがとうございました!
[追記]
2019.02.13 Aqours編の記事を追加しました!
あわせて読んでくださいませね。