『ラブライブ!サンシャイン!!』ユニットシングル(3)「Strawberry Trapper」
ギルティwwwwwwwキwwwwwスwwwwwwwwwwってwwwwwww
愛されてwwwwwwwトキめいてwwwwwwwwキュンキュンwwwwwwwww
まぁ、わりと攻めたユニット名ですよね。
Aqoursユニットシングル3枚目はGuilty Kissについて感想書いていきます。
他ユニットについてはこちらから。
Aqoursユニットシングル第1弾・CYaRon!-「元気全開 DAY!DAY!DAY!」感想など
Aqoursユニットシングル第1弾・AZALEA-「トリコリコPLEASE!!」感想など
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Aqours3組目のユニットは「Guilty Kiss」。「キッス」ではなく「キス」がユニット名としては正しいみたいですね。
メンバーは小原鞠莉ちゃん、桜内梨子ちゃん、津島善子ちゃんの3人。一見すると個性の強い鞠莉・善子に対して梨子ちゃんがツッコミに回るような立ち回りが想像できますね。
一見常識的な面子が揃っているかと思われたAZALEAですらあのマジキチ暴走ぶりでしたので、只でさえ都会の温室育ちで千歌ちゃん達にも振り回されっぱなしの梨子ちゃん。下馬評からカワイソウな事になることうけあいでちょっぴり聴くのが怖いですね。
ジャケット。本人の控えめな性格にそぐわないカジュアルな格好の梨子ちゃんと、説明不要の鞠莉ちゃんが目を引きますね。鞠莉・善子の衣装のデザインとは若干意匠が異なる梨子ちゃんは、二人の間に埋もれずリーダー格っぽい風格を醸し出しています。
ここの梨子ちゃんはAqoursとしてのアワアワ系梨子ちゃんに対して、Guilty Kissでのイケメン梨子ちゃんとの二面性の開拓精神を感じられて偉いです。フロンティア・スピリッツ偉い。
でもこのジャケット写真、ロケ地どこなんだろうって思いますよね。アゼリアは花でしたけど、これは場所のイメージが掴みにくいというか、リアルにどこなんだここ…。赤煉瓦?みたいな狭い通路に、金網…?
炎の神殿じゃね?
静岡県沼津市 デスマウンテン火口にて。
そんなどうでも良い与太は置いておいて、まずは楽曲「Strawberry Trapper」について。
「Trapper」てのも耳慣れない英単語ですよね。直訳すると「罠をしかける人」。転じて「猟師」的な意味も。それでいくとStrawberry Trapper は…まあチェリーハンター(童貞狩り)みたいな意味なんでしょうね。大体。
曲はカッコ良いロックなナンバー。カッコ良い曲調にこの3人の歌い方は見事にマッチしていますね。ロック調な激しさの中でも、鞠莉ちゃんの「舞茸(←?)」や「Rock…on~!」のようなサビ前コールは「ノリの良さ」を感じさせますし、善子ちゃんの「ヨハネ…召喚(`・ω・´)」は絶対お前ここメンバーに相談無く入れただろって思えてブレなさが可愛いですね。
ですけどこういう曲ってラブライブ!では珍しいというか、どっちかと言うとアイマスぽい所がありますよね。正直この曲を聴いた第一印象が「アイマスっぽい」でした。普通に星井美希とか我那覇響が歌ってそうな感じ。
こういうカッコ良い系の曲は今までもあって、BiBiのCutie Pantherとか真姫ちゃんのDaring!!とか。でも今までのこれらの曲もやっぱりラブライブ仕様と言うか、どこかまったりした雰囲気があったんですね。いろんな曲がリリースされた中にも、ラブライブ!の曲にはラブライブ!の匂いがあるんですよ。激しい曲調であってもどこかゆるさがあって、それはまあ畑亜貴神の作詞によるところも大きいと思うんですが。
このStrawberry Trapperは、そういったラブライブ的世界観の枠組みからはやや拡大した世界観を表現しようとしていますよね。今まであまり意識したことが無かったけど、ラブライブ!の音楽って結構ガラパコス的な面があったのかもしれないですね。
B面は「Guilty Night, Guilty Kiss!」あれですね、Super LOVE=Super LIVE! 的なお洒落タイトルですね。
A面であるStrawberry Trapperと比べると正に表と裏といった感じ。ディスコティック?って言えば良いんですかね。ノリの良いナンバーですね。サビはユニット名でもある「Guilty Kiss」を何回もコールする趣向になっていて、いやユニット名強調しすぎでしょって思ったけどもしかしてアレなんだろうか、AZALEAがリリホワポジだったってことはこっちはBiBiだから、確かにBiBiも「Bi-Bi!Bi-Bi!」とかいろんな曲でユニット名を叫びまくってたような気がしますね。もしかするとそういう伝統を継いでるのかもしれないですね。
Guilty Kissは言うまでも無く、アイドルにとっての「Guilty Night」って言ったらそりゃあ、男とホテ
最後はドラマパート「遊覧船でどこまでも」。Guilty Kissのシナリオだけでなく、ユニット3組の総まとめにもなっていますね。
「遊覧船のガイドを誰がやるか決める為に3人順番に練習していたら鞠莉がアザラシを釣り上げたのでガイドはアザラシにやってもらうことにした」といういつも通りの意味不明エピソードになっていますが、アレですね…とりあえず2点あるんですけど、
梨子ちゃんってけっこう擦れてる。いや、もっとアワアワして鞠莉に振り回されてると思ってたんですけど、割りとクールに鞠莉のボケに対して一歩引いてツッコんでるとこがありますよね。
そして善子に対しては「マ?ま、まま、魔界??」と、もはや波長が合わなさ過ぎて会話のバッティングマシーンみたいになっている。梨子ちゃんが「ガイドとか要らないんじゃない?」って言ったらヨハネに怪電波で返された時の「やっぱりダメか。(呆れ)」の所大好き。
じゃあ何で二年生組の時はあんなにはわわなキャラだったのかというとこれはもう千歌ちゃんの事が好きとしか考えられないのですよね。そもそも1st PVに立ち返ってみればそれはもう火を見るより明らかなことで、言ってみればAqoursはそこから始まったんだ。都会っ子で擦れてる梨子ちゃんも好きな女の子の前では緊張しちゃいますよね。ええねんで。っていうかこの子千歌ちゃん以外が殆ど意識の外にありそう。こわい。
善子ちゃんはブレないですよね。誰もヨハネって呼んでくれないのウケるけど、その度にちゃんと「善子じゃなくてヨハネ!」って訂正してるのもまたウケますね。梨子ちゃんに噛み付いてたことだけど悪魔の化身とか何とか言ってるのに自分が田舎者なの若干気にしてて東京にコンプレックス持ってるのとか最高じゃないですか。
鞠莉ちゃんは冒頭のガイドさんっぽい喋り方といい、アザラシのマイコォ君のアテレコといい達者な声芸が目立ちますね。マイコォは正にマスコットキャラて感じの喋り方を確立して非常に上手くて鞠莉ちゃんを見直しました。流石に、ダイヤのルビィボイスには勝てないけど…あれはレジェンド級だ。でもAqoursの声優さんも僕が知らないだけかもですが聞き慣れない声優さん多いので、こういうところで「魅せて」くれると頭に入ってきやすいですね。鞠莉ちゃんは確か今季アニメ三者三葉の近藤さん役じゃなかったっけかな。
Guilty Kiss編の後は3人のまとめですね。冒頭からお姉ちゃんに怒られるの気にして泣いてるルビィちゃん可愛い。やっぱり和菓子屋のバイトクビになったんですね当たり前だけど。曜ちゃんはルビィちゃんは悪くないと説明するつもりだったみたいですけど、ダイヤみたいなタイプはいくら説明されてもルビィが悪くないとは考えないと思うので潔く3人並んで謝るのが一番良いんじゃないかって思ってしまう所はありましたね。
で、そのダイヤちゃんもホテルのバイトのはずが花丸ちゃんと一緒にSPごっこして遊んでると…字面にするとこっちのが酷いな。姉の威厳とは…おごご…
泣いてるルビィちゃんが可愛かったのだけでこの後半パートの存在意義が終了なんですが一応書くと結局誰も衣装代を稼いでこられなかったのでみかんの皮を集めてくっつけて衣装を作ろう!と提案するおそらくこの中の一番の戦犯千歌ちゃん。
これでオチてるつもりなのか…?
まあ、前2つのシングルよりは大分大人しいCDドラマでした。何だろう…この面子って梨子ちゃんに対する千歌ちゃんとか、鞠莉ちゃんに対するダイヤちゃんとかのベストパートナー的な存在いなくて3人それぞれソロプレイっていう感触はありましたね。梨子ちゃんは千歌ちゃんのパンツにしか興味ないから鞠莉ちゃんとヨハネをスルーするし、鞠莉ちゃんは元々我が道を行く感じなので自分がやりたいことだけやるからダイヤのようにキレながらツッコミ入れてくる感じの人がいないと唯我独尊状態に。そして善子ちゃんはマルやルビィみたいにリアクション取ってくれる人がいないからちょっぴりカワイソウな感じに。まあ、これがGuilty Kissのスタイルとしてやっていくんでしょう。梨子ちゃんのクールモードしかり、ここでしか見られないメンバーの姿といった部分をしっかり伸ばして欲しいですね。
と言う訳でシングル3枚分感想でした。それぞれユニット毎の特色が現れていてよかったですね。一番好きなのはやはり「ラブライブ系バラード」の色合いが強いCYaRon! で「夜空はなんでも知ってるの?」でしょうか。
曲も良いんですがドラマパートがあまりにもマジキチ過ぎてそっちがメインみたいになっちゃってる部分はありましたね。アニメも何だかんだですぐそこですが、どうなるか…まあアニメでは割りと丸くなってそうでまた印象変わりそうですね。アニメから入ったμ'sとは違ってCDドラマのキチガイイメージが先行するAqoursのアニメがどんな風になるか楽しみです。
他に無ければ以上です。それでは!