クリスマスなのでμ'sの第2作目となるシングル「Snow halation」を購入しました!
「Snow halation」「baby maybe 恋のボタン」の2曲に加え各メンバーのボイスパート、そしてPV映像の収録されたDVDが入っています。
簡単にですが、レビューしたいと思います。
昔の話なんですけど当時TSUTAYAで何かしらのCDアルバムを借りた時に、キャンペーンか何かやってて、4枚借りるなら5枚借りた方が安いみたいな事があったんですよね。当時は確かラブライブ!アニメ1期の放送が終わったくらいで、僕は特に観ていなかったんですけど、その時たまたまμ'sのベストアルバムが陳列されてるのが目についたんですよ。まあラブライブ!って言うタイトルくらいは知ってたから、ちょっと興味あるなってそれレンタルしたんですよね。それから暫くはキャラの名前も知らないままアルバム聴いてたんですけど、あ、これちょっとヤバいぞ。って、気がついたら今度はアニメのDVDレンタルに走って、まぁ数ヶ月後にはレンタルで聴いてたベストアルバムがamazonから新品で届いたワケなんですけれども。そこから先はまぁ、お察しですよね。
ラブライブ!のベストアルバムってかなり親切でアニメ化前の曲は4曲だけ除いて全部収録されてるんですよね。僕はそのベストアルバムから入ったクチなのでそれ以前のCDを全然持ってなかったんですよ。だからね、今更こうやって気が向いては買い揃えて主にドラマパートを聴いてるんですね。「なんで今更6年も前にリリースされたCDのレビューしてんの!?」と思われた方がいるかもしれないんですけど、そういうことです。
01- Snow halation
言わずと知れたμ'sの名曲。初めてベストアルバムを聴いた時も、この曲が一番心に直接響きわたる中毒性を感じた事を強く記憶しています。
「クリスマス」をテーマに恋する女の子の切なさと激情を詰め込んだバラードで、切なさや初々しさを感じさせるメロディから徐々に力強い雰囲気へとシフトしてゆき、壮大でありながら心に直接響いてくるようなサビの流れは後に続々とリリースされる名曲達と比較しても全くひけを取らない、正にμ's永遠の名曲と言えると思います。
またこの曲はPVも素晴らしいですよね。単体で見ても素晴らしいですし、私を含め多数いるであろうアニメから入ってここに逆流してきたファンはアニメのイメージとはまた一味違った雰囲気を纏うμ'sのメンバーに心を打たれるのではないでしょうか。
東條希の全盛期
確かこの当時センターは穂乃果で、海未と希がどちらか2位と3位だったのでこの3人組が割と中心にいる構成になってるんですよね。
メンバーの中で最も大人っぽくそれでいて落ち着いた雰囲気を持つ彼女は確かにこの曲のイメージにピッタリの存在と言えると思います。アニメでセクハラ魔になる未来なんて想像できないですよね。
かしこそう。
エリチも流石ロシアの血を引いてるのか、ウィンターソング似合いますよね。PVで見ると凄くかしこそうですけど、この当時のエリチは自分のことをエリチカと呼んでるのがアホっぽいです。でもそれがいい!アホかわいい!
でも聞く所だと当時のエリチはあんまり人気なかったみたいですね。何ででしょうね。
にこっちはブレないですよね。
矢澤にこちゃん、資料によればμ's総選挙で5位より下だったことがないとの事。安定した人気の秘訣はブレないキャラ作りにあるのかもしれないですね。いや、エリチをディスってるわけじゃないよ。
このPVでは穂乃果がセンター、希が準センターみたいな立ち位置に見えますが、その次に扱いが良いと感じたのがにこっちで良いカットを沢山貰っていましたね。PVの1番で「電車内で想い人(?)と目があって慌てて逸らしてしまう」というイメージシーンがあるのですが、その後のにこっちの唇がニマァ…って笑顔になるシーンはPV中でもかなり好きな場面です。ニマァ…ってオノマトペが正しい表現かはともかくね。
海未ちゃんですね。海未ちゃんはこの当時の印象「くそまじめ」って感じなんですけど、メンバーにあんまりイジってくれる人がいないので本当にくそまじめになっちゃってる感がありますね。海未ちゃんが自分の殻を破るのはもう少し先になりそうです。
上のシーンも恋する乙女というよりは、センター試験で力をしっかり出し切れて手応えを感じながら帰宅する受験生って感じでくそまじめですね。予備校のコマーシャルっぽいですね。
…とまぁ、思った事色々書きましたが、別に曲とPVは今日初めて聴いた訳じゃないので今更アレでした。
はい、うちの嫁は可愛いですね。(オタク並感)
02-baby maybe 恋のボタン
Snow halationのB面曲。初見のインパクトではSnow halationが勝りますが、それに対してこの「baby maybe 恋のボタン」は聴けば聴くほどだんだんとその良さが沁みてくる隠れ家的な名曲といった風情でしょうか。
壮大で激しいイメージのあったSnow halationとは対象的に、片想いの女の子の気持ちを等身大に歌い上げたこの曲は激しい盛り上がりこそ無いものの、だからこそ一つ一つの歌詞を噛めば噛むほど味が増すというスルメソングに仕上がっています。
05~15-性夜の女の子たち。…まだ明るいけど
ここからはドラマ・ボイスパートですね。内容はμ'sが「クリスマスは彼氏と過ごしたい派」と「アイドルだから彼氏なんて禁止!」派に分裂し、その折衷案として一人ずつ「彼氏と過ごすクリスマスを妄想する」という流れになっています。と言えば簡単なんですけど、まぁ何ていうかアレですね。初期のμ'sだなぁ…って感じしますよね。オタクに擦り寄っていった結果百合の花しか咲かせる事を許されなくなってしまったμ's、そしてAqours。それが現代ラブライブ!の前線をゆく価値観ですが、しかし変わりゆくものがあれば、変わらないものも確かにあると私は思います。彼氏がどうとか発言していても「実際に男性は出てこない」という所では同じなんですね。
性の欲望にまみれた泥沼の中で可憐な花を咲かせるアイドル達。それは限りなく清純であるとも言え、限りなく淫猥であるとも言えます。数多の平行世界を重ね合わせた混沌の、その上澄みこそがラブライブ!と言えるのだと思います。
ですから、ただ恋愛や性の要素を排除することでラブライブ!のオタクとして徳が積めるという考えには甚だ疑問です。かと言ってエロさだけを求める、これも健全とは言い難いと思います。清濁併せ持つ、無垢なポルノこそがラブライブ!の本質であると私は捉えています。意味分からないですねさっきまで何の話してたっけ。あぁそうだそうでした。
「みんな彼氏がいないからって女の子だけでパーティ?それって虚しくない?」と後に自分がセンターを努める曲のことも知らずに爆弾発言かましたのは真姫ちゃん。
うーん…これはビッチ!w pic.twitter.com/J8Yhwy4CZj
— 穂乃果ちゃん絶対妊娠マン (@Hidamarie_win) 2016年12月25日
真姫ちゃんはこれもう仕方ないですね。真姫ちゃんは真姫ちゃんだから…
まあこの頃の真姫ちゃんはビッ…現代っ子って感じのキャラクターですからこういうこと言うのはわかるんですけど凄いのはにこっちが同調してることですよね。
「にこもぉ~彼氏はアリ派だな~♪」お前っ…お前がそれ言うのか…まあ希は百歩譲って分かるとしてもにこっちが文字通りの淫乱ピンクになっているのは驚きですね。
そして更に反発派の筆頭が穂乃果と絵里なんですよね。「私たちはアイドルなんだから、彼氏とかは絶対ダーメ!!」と断固反対。これも意外なところで、寧ろこの二人なんかは特に「自分は興味ないので恋愛しないけどアイドルが恋愛することそのものに関しては容認派」だと思っていたので。
後はそれぞれ妄想という体で彼氏とのクリスマスデートについて語ってくれます。これはまあ色々あるんですが、一番気になったのは海未ちゃんです。
他の8人は大体恋愛ドラマみたくイノセントに「キスシーン」をゴールに語ってるんですけど、海未ちゃんだけは明らかに「セッ◯ス」に言及しているんですよね。本当に。実はこれ、前回のシングルである「僕らのLIVE 君とのLIFE」でも同じで、海未ちゃんだけが「珠のような赤ちゃんを産んで世代を繋ぐことが女子の本懐です!」とかセ◯クスに関する発言をしていたので、上ではくそまじめなんて言っておきながら海未ちゃんだけ、シングル2枚連続で◯ックスの話してるんですよね。いや、僕は最初っから怪しいと思っていたんですよね。
そもそも、ラブライブ!の原義である「無垢なポルノ」を体現するのに海未ちゃんのキャラクターはうってつけであると言えます。μ'sからAqoursへと世代を繋ぎ、より性的なコンテンツへと純度を高めていったラブライブ!。このボイスパートを聴く限りだと、まさか、その性的要素の根源は園田海未にこそあるのでは?という疑いすらあるのです。
”皆言ってたわよ?μ'sで一番スケベなのは海未かもしれないって。”
西木野真姫
…まぁなんでもいいんですけど。これ以上は海未ちゃんファンに怒られる可能性もあるのでこの辺で締めましょう。
最後は「大丈夫ですよ~私達彼氏なんて作りませんよ~❤」と、取ってつけたようなフォローが入って終わりです。そんなこんな。(投げやり)
次回のラブライブ!