何がよしりこだっつーの、おしるこでも飲んでろ。
第5話感想です。続きを読むからどうぞ!
あらすじ。「善子、犬を拾う。」
待てばカイロの日和あり。良いちかっちギャグでしたね。マリーはAqoursのちかっちギャグサブ担当って一番言われてますからね。更に本来は「待てば海路の日和あり」ですので、Aqoursのコンセプトとも合っていると思われます。鞠莉、早くも座布団一枚。
2周目、女から貰ったカイロ別の女にあげて彼氏面でドヤってる果南に爆笑してしまった。 pic.twitter.com/izM4OGA4oB
— 穂乃果ちゃん絶対妊娠マン (@Hidamarie_win) November 4, 2017
それはさておき、またもアバンからとんでもない情報が飛び出してきます。
曜「入学希望者も50人超えてきたんでしょ?」
超えてきたんでしょ?
きたんでしょ?でしょ?でしょ…?
いやいやいや!軽ぅ~く言いすぎでしょ。1話時点で10人で、目標100人ところ今50人てことでしょ。しかも言い方からして50を超えてまだ増え続けてるようなニュアンスだったし。まだ前回大会の壁であった県予選すら突破してないのに!?これにはマリーパパも苦笑い。っていうか入学希望者数ってどうやって集計してるんだろう、1話でツッコんだ学校説明会参加希望者じゃないよね。学校説明会終わったもんね。何でそんなスクールアイドルランキングのごとく入学希望者数の推移をリアルタイムで把握できてるんだろう。
っていうか、そりゃまあ廃校阻止してハッピーエンド!がダメとは言わないですが何となくここまであっさり感があり過ぎますね。入学希望者100人目前でちかっちがライブ中に倒れてラブライブ辞退とかやめてね。ただそれはこの回だけでも2回くらい「無理は禁物」つって練習早めに切り上げるくだりがあったので、No brand girlsのあの事件がスクールアイドルの間に教訓として語り継がれていることが分かりますね。
ひだまりPも、「Aqoursが廃校阻止するって展開は絶対無いでしょ。」って言っちゃった手前廃校した方がいいとまでは言いませんがあっさり廃校阻止して叶え私たちの夢!ってなるのは本意ではないですね。
いやでも、望む望まざるに関わらず浦の星の廃校取り消しは無いでしょ。これで廃校無くなったらそれ逆に本家μ'sのアニメ2期で南理事長が「ごめんやっぱ廃校wテヘペロ♪」って言うくらいの掌返しだぞ。
— 穂乃果ちゃん絶対妊娠マン (@Hidamarie_win) October 12, 2017
ガラケーでぽちぽち動画見てるダイヤちゃん愛らしくないですか?
マルですらスマホなのにダイヤさんだけガラケーって、AqoursのグループLINEとかでハブられてないか心配ですね。そっか、ダイヤちゃんソフト○ンクじゃないんだ…
いやそれはともかく!ここ上の入学希望者50人発言よりもっととんでもないモノが出ちゃってますよね。このグループの…何だっけワイルドスターズだっけ。新曲!!!ライブ!!!ダイヤさんも「一つにとどまらない魅力を持っていなければ云々~」って本家2期6話を彷彿とさせるアオリを入れてきますが、SELF CONTROL!!のときとそんなにコンセプトが違うのかどうかはひだまりPには判断つきかねますね。いやそんな事より!
新曲発表しちゃった!ってことはこれ、セイ活笑百科さんこの曲ラブライブ本戦で使えなくない!?ラブライブには未発表の曲でなければならないというクソルール、ご丁寧に2話でもきちっと言及されていたので未だ有効と思われます。となると、かのμ'sとA-RISEは同地区ゆえに実現しなかった夢のラブライブ本戦ライバル対決、この数秒のシーンで消え去ったということになりますね。と言うか、ラブライブ以外で成城石井さんがライブできるシーンあるんだろうか。北海道にいるから簡単に出せないとは言え、幾らなんでもこの仕打ちはむごすぎますね。聖良さん、怒りに震える指先もセルフコントロールしてくれると良いですけどね。
この新曲「CRASH MIND」って言う曲みたいですね。
いや、ほんとにかわいそう。
…ただ、これ考えてて思ったんですけど本家2期でのラブライブ最終予選で、A-RISEがパフォーマンスした曲はライブシーンこそカットされていたものの綺羅ツバサの回想に出てきた振り付けを見れば明らかに3話で既に発表している"Shocking Party"でした。だとするとラブライブには未発表曲でなければならないというルール、同一大会の予選及び決勝で同じ曲を使用する分には認められる可能性がありますね。というか、そうでもないとセカイノオ○リさんの新曲マジでこのシーンでチラッと流れただけでライブシーン一切なし!残りはサントラで聴いてね!ラブにこ♪ってなりかねないですよね。しかしながら、この予想の通りだとするととんでもなく利権の臭いがするルールです。μ'sのグッズも無断で売られていたくらいなので、ラブライブ出場アイドルの曲も勝手にCD化されて売り捌かれている可能性がありますね。ラブライブ運営の闇は深い。
いろいろと話が逸れてしまいました。今回、中身がないと見せかけていろいろ重要なことをサラッと言ってきますよね。
う、羽毛・・・
いやこれガチ恐怖でしょ。1期11話のマリーといいギルキスはなんなの。背後に歩み寄るスリルがたまらないの。舞茸!!!っていうか梨子ちゃんもギルキスでしたね。
善子、サングラスで変装するセンスと正体の明かし方が往年の矢澤パイセンを彷彿とさせる貫禄で、大物感がありましたね。
拾った犬を保護してくれる人を探す善子。犬嫌いに犬をけしかけるのは冗談抜きでやめた方がいいですが、実はここには深い意味があったんじゃないかと後に考察します。
ジトッとした目でお願いする善子かわいいですね。
犬の預け先として唯一言及されなかった曜ちゃんの家。これは不思議でもなんでもなく、千歌ちゃんの家にはしいたけが居るからダメというように曜の家にも居るからです。千歌ちゃんの犬が。ここに来て唐突に善子が曜をちかっちの忠犬ヨーソローとして見ていることが判明しましたね。
…と言うのは半分冗談として、善子お前曜先輩は体育会系っぽくて話しづらかっただけだろう。っていうか果南と鞠莉にもたぶん話すらしてないだろお前そういうところだぞ。花丸とルビィも「許可取るの面倒」って何やねん頑張れよ。っていうか花丸はお寺だから何となく分かるけどルビィの家の「面倒」って完全にあの人のことだろ。
だめです
そういうわけでコミュ障内弁慶の善子のことですから、お願い聞いてくれそうで押しに弱くて簡単にヤれそうなことに定評のある梨子ちゃんにお願いしたのは自然なことですね。
もう一つの解釈として、「預かってる内に情が移って取られないようにあえて犬嫌いの梨子に押し付けた」という考え方もできますね。それだとすると見事に目論見は外れたわけですが…
さわれないながらも犬にノクターンと名付けて大人のオモチャを買ってきてあげたり、愛着は湧いている様子の梨子ちゃん。っていうか善子から預かった犬にノクターン(夜想曲)って名付ける梨子ちゃんサラッと凄くないですか?
なんでもカップリングにしてしまうタイプの考え方はあまり好みませんが、この名前はこの回唯一のよしりこ(笑)要素だと思いましたね。
っていうか部屋でケージに入れっぱなしって、アイドルはう○こしなくても犬はうん○しますよね(名推理)。梨子ちゃんどうしてたんだろう。
あんこ「小屋の中が糞と小便でずるずるして気持ちがいい。
やはり梨子ちゃんの部屋の中で糞まみれになると最高やで。」
まあ、梨子ちゃんママがやってくれてたという解釈でいましょう。
善子が名付けた犬の名前はライラプス。ライラプスとはギリシャ神話に登場する猟犬で、狙った獲物は決して逃がさないという運命を定められています。すごくGuilty Kissを感じるネーミングセンスですね。
ライラプスは、人々に災いを齎すテウメソスの狐という牝狐を狩りに遣われますが、この狐は何者にも決して捕まらないという運命を持っていたためにライラプスは狐を捕らえることができず、狐もライラプスから逃げ切ることができず、両者とも神々の王ゼウスによって石に変えられてしまいます。石にして矛盾解決したろの精神やめろや。
この神話と照らし合わせると、ライラプス(犬)に追いかけられた桜内梨子は牝狐であり、と言うよりも犬をけしかけた善子は梨子のことをそのように見ている、と考えられます。確かに桜内梨子と言えば百合の範疇を超えたクソレズビッチとしてあまりにも有名であり、アニメ化どころかAqoursの1stPVから千歌っちに対する特別な想いを孕んだ眼光を向けて大好きは一切隠さないスタンスを貫いてきました。それを受けて誰が言ったか「顔がレズ」とまで言われるようになり、アニメではとうとう千歌っちに「大好きだよ。」と告白までしてしまいました。
Aqours9人の中で最もノンケに近い善子だからこそ、この桜内梨子のヤバさ、人を誑かす牝狐としての魔性にいち早く気が付き、警戒していたという可能性は十分にあります。(ない)
あんまり掘り下げるとWikipediaで5分で調べた知識だとバレてしまうので善子のイタズラを神話に照らし合わせて考えるのはこの辺でやめときましょう。冷静に考えると堕天使を名乗ってるのにペットに神の使いの名前を付けるの結構ふてぶてしいですね。
ライラプス(ノクターン)を巡って犬も食わない争いをする2人ですが、飼い主のいる迷い犬であったことが明らかに。っていうか捨て犬じゃなかったんだね、確かに、別に寿太郎みかんの箱に入って可愛がってくださいとか書いてあった描写はなかったですもんね。
場面は変わって、千歌っちと果南のシーン。こういう会話があるの完全に穂乃果とエリチカって感じしますね。練習のコーチ的な役割もやってたので、もはや生徒会長など見る影もなく果南がAqoursにおけるエリーチカポジションに収まったことを疑いようもありません。
千歌「何か(曲の)アイデアある?」
果南「ううん。(即答)私は、後悔しないようにするだけ。」
ここ爆笑してしまった。いやいや後悔したくないならアイデア出せよ。なに即答しとんねん。
これが最後のラブライブ。ここに来て言及されましたね。正直もうその辺のしんみりはお腹いっぱいっていうか、もう無人駅で泣きながら証明写真撮ったりしなくていいから最後までカラッとしていて欲しいという気持ちはありますね。μ'sの時と違ってまだ廃校問題が残っていますので、こればっかりは廃校問題を隠れ蓑にしてもいいのでアッサリ流して欲しいところではありました。
「ダイヤと鞠莉とここで曲作って、その想いが繋がって、偶然が重なってここまで来たんだもん。やり切った、って思いたい!」
人ん家の犬を取り戻しに行こうとほぼ赤の他人のお宅へ凸する善子の沼ムーブに居た堪れない気持ちを感じながらも、ほっとけない梨子ちゃんの母性にニッコリ。と言うか、普通に訪ねていけば会わせてくれると思うんですけどね。
ライラプスに会うまで帰らないと言い張る善子。梨子は一旦ほっといて帰ろうとするものの、雨に降られる友達を心配して戻ってきます。
…………
………おかあさんだ………
〽おかあさん なあに
おかあさんって いいにおい
せんたくしていた においでしょ
シャボンのあわの においでしょ
おかあさんだ………!
…これがあるんですよね、梨子ちゃんには。
上でも若干言及した通り、桜内梨子ちゃんと言えばその大人しい佇まいと雰囲気から「ヤれそう」が全身から溢れ出す先天性のビッチであり、狙った獲物は逃さないギルキス印のレズビアンでもあります。そのあまりの性的奔放さから、一部の心無いラブライバーからは「ファッキンビッチ桜内」「顔はレズ体はビッチ桜内」「リコビッチ」「ハメ撮り流出桜内」などと誹謗されることもしばしば。しかしながら、それは決してマイナスポイントではありません。ラブライブ!の原義であるところの奔放なセックス、それは彼女の持つあまりに大きな性的カルマをスクールアイドルとしての魅力に転化させます。
それでありながら、一方ではこの溢れる母性。お母さんにしたいAqoursメンバー総選挙がもし開催されたら花丸とダイヤを下してトップになることは確実です。大人びたところがある割に内面にはまだ年相応の少女性も有しており、何より誰でもヤらせ…ではなくて誰でも近寄りやすいその雰囲気がそうさせるのでしょう。
淫乱でありながら聖母である、この矛盾を桜内梨子はそのまま内包して桜内梨子という存在を確立させているのです。だからこそひだまりPは梨子ちゃん好き好きなんですよね。この聖と濁を併せ持つ少女の姿こそ、ひだまりPの理想とするラブライブ!の、スクールアイドルの世界です。わかりますよね。
善子の堕天使に関する語りについては第3話の感想記事にて言及しましたね。
”善子っていい意味での「道化」なんですよね。2話でも同じことを言及しましたけど。大ハズレの「24番」を引いた瞬間の「24…不死…フェニックス!」のふてぶてしさですよ。不幸を嘆くのではなく不幸を自分の一部とする。堕天使の面目躍如です。”
ラブライブ!サンシャイン!!2期 #3「虹」感想-Aqoursの原点は2年生!なリスタート回 - ひだまりPはこう語った
G's善子の不運設定も、アニメ1期ではあるのかないのか微妙な感じでしたが(ジャンケン負けるのは運で負けてるのではなかったし)、2期に入ってから明示的になりましたね。
「不幸を嘆くのではなく自分の一部にする」のはスクールアイドル津島ヨハネの魅力。ここで善子が梨子に零したのは、津島善子という1人の少女の等身大の話です。そしてまさに、それを引き出させる力が桜内梨子の桜内梨子ゆえんなのでしょう。
思い返せば1期でも例えば8話、皆のリーダーとしての責任感から悔しさを押し隠していた千歌ちゃんの本音と涙を引き出したのは梨子ちゃんでした。11話、友情とヤキモチの狭間で1人悩む曜ちゃんの本音を察し、すれ違いそうだった千歌ちゃんの気持ちを伝えてあげたのもやはり梨子ちゃんでした。彼女には人の内面を引き出して、母のような心で包み込んでくれる包容力があるように感じます。
それは梨子ちゃん自身、ピアノの才能という自分の外殻に期待という重荷を背負わされて一度は動けなくなり、挫折してしまった経験があるからではないでしょうか。
1期7話では、期待が重すぎて潰れてしまった梨子ちゃんと、他人に初めて期待をかけられたという千歌ちゃんとの対比が描かれました。そしてその後、12話で再度東京を訪れた際梨子ちゃんはトラウマだった音ノ木坂学院へもう一度足を運ぶことができるようになっていました。
一度は挫折した経験があるからこそ、人の心の奥にある気持ちに寄り添って一緒に成長していくことができるのが彼女の強みであると思いました。
このシーンでは意固地になって座りこんだり、梨子に餌付けされたりといった善子の子供っぽいところが強調されて犬を拾う回なのに善子自身が捨て犬みたくなってるのが可愛いですが、実は梨子ちゃんも純粋な母性のみでここに立っているわけではありません。純粋な母性っていうのもよく分からない言葉ですが、それは梨子ちゃんが一度は普通に帰ろうとした点からも読み取れますね。
梨子ちゃん的にもノクターン、もといあんこの事は気になってたんですよね。あわよくば見られると思ってたんですよ。それプラス、善子への心配です。そういう子供っぽい所も多数描写が見受けられました。でもそれでいいんです、それがいいんです。梨子ちゃんは自覚的に善子のことを母のように優しく包んであげたいと思ってるわけじゃありません、あくまで対等です。それは鰻のオニギリ買ってきてくれた梨子に対して善子がおしるこ奢って返したことにも象徴されていますね。どうでも良いですが、善子がおしるこ渡すときに「はい、ライラプス。」っていうからてっきり梨子ちゃんをそう呼んでいるのかと思い「アンタが今日から私の犬よ!」いう意味かと一瞬ギョッとしたんですがこれはアレですね、「あんこ」つながりですね。
雨があがり、あんこが家から出てきます。善子のことに気が付きますが、すぐに尻尾を振って本来の飼い主の元へ戻ります。ここがあんこの本来の居場所だと分かったことで、2人はそのまま帰路につきます。…寄って来てたら連れて行くつもりだったの…?
あんこ…面倒なのであんこで統一しますが、あんことの出会いはディステニー、運命であると信じた善子でしたがあんこは善子よりも本来の飼い主を選びます。あんことの出会いもただの儚い偶然だったと落ち込む善子に対し、例え小さくても運命でつながった必然であり、だからこそあんこも善子に気づいてくれたと諭す梨子。そしてこれは、この後の千歌とのシーンにも繋がっていきます。
先程のシーンで果南の言った「偶然が重なって」の「偶然」とは何でしょうか。果南にとっての必然とは2年前、スクールアイドルの離脱と、鞠莉との別れを決意したことです。そして現在、再びダイヤ・鞠莉を含めて後輩達とみんなでスクールアイドルをやっている、その今に繋がるまでが果南の言う「偶然」です。それはつまり「幸福な偶然」であり、言い換えれば「奇跡」です。但し、これらの果南の発言を梨子自身は知りません。
梨子が千歌に言った偶然なんて存在しない、のくだりは善子との一件を踏まえて彼女の中に生まれた気持ちです。しかし、これを果南の話にそのまま当てはめると「想いの力で奇跡を起こすことができる」という、まさに第1話、廃校決定の瞬間からの大きな命題に対して梨子はひとつの答えを自分なりに導いたことになります。
…千歌っちはそういう経緯を知らないので、「夜中に人の家の犬と遊びながらなんか説教してくる友達」みたいな目をしているように心なしか思えてしまって笑いを堪えるのが大変でしたね。
千歌が果南と話した「偶然が重なった」のくだり、そして梨子が善子との一件を通じて得た「偶然なんてない」のくだり。その2つが同じタイミングで起こり、千歌と2人でその認識を共有できたことも梨子ちゃんに言わせれば「偶然ではない」なのでしょう。
これ羽キャッチ案件ですよ。また1期12話よろしく「大~あたり~」つってμ'sの白い羽が降りてくるパターンですよ。だってこれ梨子ちゃんの言ったことそのまんまKiRa-KiRa Sensation!じゃん。「〽奇跡それは今さここなんだ みんなの想いが導いた場所なんだ!」じゃないですか。
過去に書いたμ's全曲ランキングの記事でKiRa-KiRa Sensation! こそμ'sが本当に後世に残したかった気持ちだと言及しましたが、まぁクソ長い記事なので詳しくは暇な時にまったり読んでいただければと思いますね。
【46,778文字】ラブライブ!μ'sの114曲「全曲」ランキングを作ってみた - ひだまりPはこう語った
ラストは梨子ちゃんが初めてしいたけに触れたことでエンディング。犬に触っただけでエンディングが入る演出は十分に予想できていてもやはり笑ってしまいました。
2人!?
今回のバス停担当は梨子ちゃんか~まぁ妥当だよねと思ったところにまさかの掟破りの2人。サプライズですね。ただこれなら4話曜&ダイヤで良かったじゃん!っていうか本来2人が特殊なのに前回ダイヤ回でバス停が曜ちゃんだったのが印象に残っていたせいでまた当てつけヨーソローか…ってなるのは否めないですね。あの1期10-11話の千歌&梨子チュエット→曜ソローの流れを彷彿とさせます。
長くなってきたので、まとめに入ります。
今回、予告段階からネット等で「よしりこ回」と言われ、また公式によるカップリングのゴリ押しという批判も出ていましたが、まあそういった面もありますが基本的にひだまりPは今回が「よしりこ回」だったとはあまり思っていません。梨子は梨子の、善子は善子の良さを互いにしっかり引き出した、キャラ個別回の同時進行だと考えます。
梨子ちゃんは1期で千歌や曜にも見せた天然の包容力が比較的子供っぽくて奔放な善子に対して発揮されることでより母親的側面が強まり、また「特別」を自負する善子の考えに触れたことで今後のスクールアイドル活動にも関わってきそうな重要なテーマを千歌と共有することができました。
一方の善子は雨の中犬を助ける時の表情で自身の内に秘めた母性本能を発揮してみせ新たな一面を開拓しました。今回は大人っぽくて包容力があるがちょっとアワアワ気味な先輩の梨子と行動したことで周りを巻き込む善子の堕天使的魅力を増大させ、まるで善子自身が捨てられた子犬のようで愛らしく感じる場面もありましたね。
しかしながら、梨子も犬に執着を見せるなど年相応に子供っぽい一面を惜しげもなく曝け出し、一方善子も自由奔放な中にも自分の人生観について冷静に自己分析し、芯を持って堕天使のキャラクターを貫いていることがわかります。「本当は堕天使なんていない」など達観した姿勢も見られ見た目うらはらに成熟した思考の持ち主であることが垣間見えます。
このようなことから、あくまで2人は「同じAqoursというグループのメンバー」として対等であったと考えます。だからこそ、近すぎず遠すぎず純粋に「友達」としての自然な距離感で話している2人がとても等身大で良かったですね。
マインドクラッシュさんはお悔やみを申し上げたいですね。
トゥデーイ チカキンズ ポイント。
ドゥルルルルルルルルルルルルル………
86点(エイティシックス)~!
\イエー!/ \ハラショー!/
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