ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

神アニメ「アクションヒロイン チアフルーツ」一気見したので1・2話の振り返り・感想

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2017年放送のアニメ「アクションヒロイン チアフルーツ」の感想記事です。

 

 質問箱でオススメされたので、dアニメストアで全話見てきました!とりあえず2話ごとに分割して記事にしようかと思っています。

 

☆こちらから視聴できます。

アクションヒロイン チアフルーツのアニメ見放題 | dアニメストア

Amazonビデオ-アクションヒロイン チアフルーツ

 

 

 記事は続きを読むからどうぞ!

 

 

 

 

もくじです。

 

はじめに

 

 

「あ、そういえばチアフルーツとかってアニメオススメされてたな。今日夜勤までヒマだからちょっと見てみるか!ほほ~ん、なるほどなるほど…」

「なるほど……?」

「………」

「………」

神アニメじゃないか………!」

 

「なんで…こんな神アニメをもっと早く教えてくれなかったの!?」

「何度も言おうとしたよ?でもひだまりP、ラブライブに夢中で…」

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…そんなの当たり前だよ!

 

 実の所予想を遥かに上回る神アニメでした。キャラクターは皆芯を持っていてブレないし、それでいてギャグ多めだから安心して萌え萌えできます。若干ご都合主義的な所はありますが、逆にそのわざとらしさがまた「ヒーローショー」という作品のテーマに重なってクスッとさせてくれるんですよね。オススメ度★★★★★です。

 

あらすじ

 20XX年、「ご当地ヒロイン」が全国各地で絶大な人気を博していた!一方、その波に乗り遅れた地方都市「陽菜野市」は過疎化が進み吸収合併の危機!

 そんな陽菜野市を救うべく、9人の少女たちが「アクションヒロイン」となって立ち上がる!

 …って、ラブライブやないかーい!!!

ラブライブやないかい。

 

 

各話感想

 

STAGE 1『いきなり超天界!』

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 右のオールドファッションを頭に付けた美少女は黄瀬美甘(きせ みかん)ちゃん。本作のヒロイン達は皆戦隊ヒーローのお約束を意識してか全員名前に「色」を表す文字があります。

 全国ナンバーワンの人気を誇るご当地ヒロイン「超天界カミダイオー」が陽菜野市にやって来る!ということで大はしゃぎの妹を連れて会場へ向かった所、カミダイオーショーは中止になったとの貼り紙が。落ち込む妹を見かねた美甘は、カミダイオーを見せてあげると安請け合いをしてしまう。

 

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なるほど。

 

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南ことりみが強すぎない???

 

 ネットで「チアフルーツ」で検索しても類似候補に「南ことり」が出てきますね。まぁ逆に、こういうことりポジションの子から物語がスタートしていくのはちょっと新鮮な感じがしました。

 

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やんやんっ。かわいいので…許す!w

 

 1話のみ特別仕様でOPが「超天界カミダイオー」になっています。地元の名産ジュースを飲んでパワーアップするシーンがあったり、OP映像は昔の特撮モノを彷彿とさせるいかにもな作りで「ご当地ヒロイン」モノを演出する作りとしてはとても伝わりやすいものでしたね。

 

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 妹にカミダイオーショーを見せると約束してしまい途方に暮れることり…美甘ちゃんは、同じ学年に本物顔負けのアクションができる運動神経バツグン女の子がいたことを思い出します。彼女こそカミダイオーの大ファンであり、新体操界の期待のエース、赤来杏(あかぎ あん)ちゃん。

 幼い頃から「ヒーロー」に憧れていた杏は、カミダイオーを演じて欲しいという美甘にのお願いに「子供の笑顔のためなら」と快諾。そういうの良いですね。かがやきオブヒーローだ。

 

 そして美甘と杏の2人で作る初めてのショー。段ボールで作ったチープな怪人や、本家のバイクは使えないのでママチャリで登場するヒーローに初めは爆笑する子供達ですが、本物顔負けの杏のアクロバティックな演技を見て徐々に空気が変わっていきます。

  

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ぷいきゅあー!がんばえーー!

 

 ぷ○きゅあではない。

 杏のガチキックを打ち込まれ続けて怪人役の美甘はギブアップ寸前。そんな中、練習で傷だらけになっても頑張る姉の姿をこっそり見ていた妹ちゃんからのエールに美甘は立ち上がり見事に怪人役を演じきります。

 正直神アニメ認定の瞬間でした。「やられそうなヒーローが子供達の声援にパワーを貰って元気100倍」は所謂ヒーローショーのお約束みたいなものですが、この回では怪人を演じる美甘ちゃんが妹の応援から本当に元気を貰って、見事にショーをやり遂げるわけです。つまり「アクションヒロイン チアフルーツ」はヒーローショーを題材にしたアニメでありながら、同時にアニメそのものが「ヒーローショー」なのです。

 

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やんやんっ。

 

 ショーの中で陽菜野市の物見櫓を倒壊させてしまった2人。更にショーの様子は生徒会長によってこっそり録画されネットに上がって…この筋書きどっかで見ましたね!?気のせいですかね?

 翌日生徒会長から呼び出しを食らい死を覚悟する杏と美甘ですが、物見櫓の倒壊は建物の手抜き工事による事故であるとしてお咎めなしに。2人は陽菜野市を救うため、「アクションヒロイン」になって欲しいと生徒会長からお願いされます。この人こそ陽菜野市の名家の娘にして生徒会長、そしてこの物語の主人公、城ケ根御前(しろがね みさき)ちゃんです。何っ!?

 

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杏が主人公ではないのか!?

 

 まぁ劇中で特に誰が主人公とは語られませんが、最終話まで観た感じエンディングクレジットの順番からも御前が主人公であることは明らかですね。

 

 

STAGE 2『普通の【ろこ】がヒロインやってみてもいいんだけど』

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やったぜ。

 

 タイトルがあからさま過ぎるパロディですね。1話と最終話以外は基本的に各タイトルにパロディネタが入っているんですが、この2話は特に分かりやすくなっています。いわゆる「中の人ネタ」でもありますね。

普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。 公式ホームページ|TBSテレビ

 

 サブタイトル以外にもこのアニメにはいろんな特撮モノのパロネタが仕込まれているんですが、ひだまりPそっち方面はちゅんちゅんなので1つも分からなかったですね。

 

 御前の声掛けで発足した陽菜野市のアクションヒロイン計画。

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 早速2人の有能な人材が自分から生徒会室へ志願に来ます。トントン拍子!

 左は青山元気(あおやま げんき)ちゃん。IT分野に精通し1話でも美甘と杏のショーの音響を手伝ったIT系眼鏡っ娘。右は緑川末那(みどりかわ まな)ちゃん。実家のお寺を稽古場として提供する一方できちんと場所代を徴収するちゃっかりもの…と思いきや、一番金のかかりそうな衣装については趣味のコスプレで作ったのを流用するからと無償で提供してくれる神衣装作るのは美甘ちゃんじゃないのか

 重要キャラがネギ背負って飛び込んできてくれた一方、御前の力になりたいのに自分から言い出せない女の子が1人。

 

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 黒酒路子(くろき ろこ)ちゃん。御前を補佐する生徒会副会長であり元テニス部の関係から御前を「キャプテン」と呼び慕っている。父親が駅長であり、列車に住んでいる。御前の手伝いがしたいが「路子に迷惑はかけないから」と声をかけても貰えず、お呼びがかかるのを待ちながら家で1人カミダイオーのビデオを観て予習していたら列車模型の妖精みたいなのに説教される、2話にして出オチが多すぎる女の子。この電車の妖精みたいな奴、結局この2話でしか出なかったし出オチが過ぎるっちゃ過ぎますね。

 

路子「いいんだ。私は陽が当たらなくても皆のために人知れず働く保線作業員になるんだ。」

路子パパ「必要とされた時にいつでも駆けつけるのが彼ら(保線作業員)の正しい在り方なんやで。」

路子「せやな!サンガツ!」

 

展開早すぎィ!

 

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 一方杏のキックを浴び続けた負傷により怪人役の続行は困難と判断される美甘ちゃん。怪人役ができそうな人はどこかにいないかな~?

 

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神アニメ確信の瞬間。

 

 トキメキReady OKですよこれは。御前会長が路子ちゃんを大好きで、その上で掌で転がしてる感じがとても良き。文武に秀でて人望もあるのにここ一番で不運を発揮してしまうというのが、所謂ポンコツ可愛いというのとはまた違っていい味を出してますよね。

 「エリーチカがメインのラブライブ!」というのがここまでの、そして最終的には全話通してのこのアニメのイメージですね。ご都合主義とすら思えてしまうようなシナリオのトントン拍子具合はかなりの割合でこの人の人望と有能ぶりから来るもので、王道の熱血系ヒロインとはちょっと違う感じのアプローチが面白いです。

 

 シナリオに戻ると、カミダイオーをモロパクリしたカジュダイオーを演じる杏と悪の女幹部を演じる路子をメインで創り上げた陽菜野市の新ヒーローショーは裏で末那が抜け目なくグッズ販売で荒稼ぎしていたこともあり、3回の興行で100万円を売り上げる大成功。

 カミダイオーのパクリというかパロディと言うか、普通にモロパクリですがオリジナリティを出すために「ロッチ王(怪人)の遠い親戚のジョロッチ王よ!」などとメタな自己紹介をしたりするワザとらしさがいかにも手作り感溢れる感じで良かったですね。丸パクリでグッズまで勝手に販売して良いのか…?という疑問は残りますがそれは後の話で明らかとなります。

 

 

まとめ

 

 そんな感じで、駆け足にはなりましたが2話までの感想です。

 

 とにかく予想を遥かに上回った素晴らしいアニメで、主人公である御前の有能ぶりから話がサクサク進んでいくところや他のメインキャラについても基本的にキャラがぶれずに安定しているので、ストレス無く観ることができると思います。その上で各話ごとにきちんと問題提起→行動→解決の枠組みにきっちりはまっているためどの回を見ても大体ハズレが無いというのも大きいですね。

 

 次回は3・4話の記事を書きます。それでは!

 

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 ちゅん!