「食べ放題」の安値の限界を知りたくはないか。
ちゅんちゅん、ハローラブライブ。
皆さんは「すたみな太郎」というお店を知っていますか?
焼肉・寿司・デザートの食べ放題レストランすたみな太郎グループ
すたみな太郎は、全国にチェーン展開するバイキング方式の食べ放題レストランで最大の特徴は料金が安いこと。店舗によって違うようですが、平日ランチ1,240円+税で焼き肉だけでなく寿司、デザート、その他オードブルが食べ放題という素晴らしくお財布に優しい価格となっています。
もちろん、ここまで安いと気になるのは質ですね。一般的な焼肉屋の食べ放題でも、税抜き2千円を切っていたら「安いけど、肉の質は悪いんだろうな」と思うレベルですが、1,500円切りというのはもはや”魔境”でしょう。この「すたみな太郎」も、巷では「唯一食べ物で遊んでいい場所」などと呼ばれている所からも、そのクオリティは”お察し”にも思えますが……
今日ついに行ってきたのでレポしたいと思います。続きを読むからどうぞ!
「ついに行ってきた」と言っても、確か学生時代に部活の打ち上げか何かで行った覚えはありますね。当時はそんなにマズいとは感じなかったように記憶してるんですが、まぁ当時なんて味覚も何もない「餓鬼」ですからね。果たして今行っても美味しく感じるのでしょうか?
ひだまりPが今回行ったのは、滋賀県にある「すたみな太郎 栗東店」です。
特にここが良かった訳ではなく、ひだまりPが住んでいる京都府にはすたみな太郎の店舗が無いため一番近そうなここを選びました。
京都からは国道9号線に乗って激混クソ京都市内を走り抜け、更に9号線の終点から国道1号に乗り換えて更にひたすら進みます。現地付近は割と空いてると思っていたのですが滋賀県のどこにこんな人いるの?と思うくらいの渋滞で、しかも目的地は京都方面から来て反対車線にあるためUターンする場所を探して思いっきり遠回りしてしまいました。開店が11:30~のためその辺りを狙って行こうと思っていたんですが、店舗に到着したのは12時過ぎくらいでした。正直この時点ですたみな太郎はともかく、ここへは二度と来るまいと思っていましたね。
ともかく入店。入り口で「クーポン等お持ちですか?」と聞かれ、そう言えばネットにドリンクバー無料クーポンあったのに忘れた!と思ったらJAF優待があるらしく、JAF会員証提示でドリンクバーが無料になるみたいです。これは嬉しいですね。
一番安いのは90分コースですが、今回はゆっくり食べたいので120分コースを選択します。
見にくいですが90分コースは1,040円+税、120分コースは1,190円+税です。
店員に案内され席に着きます。ここは上述した通りのバイキング制なのでドリンクバーで爽健美茶を汲んでから手始めに焼き肉をお皿に盛ってきました。
取ってきたのはタンと牛カルビ醤油、辛口ダッカルビ、ホルモンの4種。この価格でタンが食べ放題なのは凄いですが…早速焼いていきましょう。
タンが焼けてきました。きましたが…心なしか色がくすんでいる気がしますね。空腹状態で焼き肉を焼いているのにこんなにテンションが上がらなかったのは初めてですが…ともかく頂きましょう。レモンダレをつけて頂きます!
実 食
えー、まず牛タンですが、まず味がほとんどしないですね。そもそもレモンであっさり頂くものなのに、レモンダレの味にすら負けてる。最悪な言い方をしてしまうと味がなくなる寸前のガムに近いですね。味がないガムにレモンつけて食べてるような感じ。
とは言えまあ、食感はタンなので、そして取り放題なので、一気にたくさん焼いて同時に何枚も頬張って食べるとそこそこ「牛タン食べてる感」が出てオトクな感じはします。なにせすたみな太郎ですからね、そんなお上品に食べてはいけない。
続いて牛カルビ。これはテーブル備え付けのタレで頂きます。普通においしかったです。
ここ、タレは美味しいというのがかなり救いになっていますね。まずい焼肉屋はタレのまずさに絶望することが殆どなので。先述したレモンダレの他、ポン酢と大根おろしも取り放題なのはかなり嬉しいサービス。おろしポン酢が使い放題となれば、肉の味を無限に変えて楽しむことができますね。
続いて辛口ダッカルビ。
写真だと美味しそうに見えないかもですが、これが焼肉部門で一番美味しかったですね。ダッカルビという時点で期待はしていたんですが、鶏ウマーでした。
ホルモン?まぁ…脂身でした…
肉も食べて落ち着いたところで、焼肉第二陣とともにお寿司とサラダを取りに行きましょう。
すたみな太郎の寿司はあまり種類が多くなく、海鮮類は王道のいかやサーモンがある程度でその他はマヨコーンやいなり寿司など賑わし要員が多いイメージですね。勿論ワサビもセルフサービスです。
という事で、いか、サーモンのみ取ってきました。サラダはレタスとブロッコリーとヤングコーンに、王道を往く胡麻ドレッシング。更にバイキングの定番スタローナポリタンも気になったので取ってきました。
食レポ担当梨子ちゃん。
まずサラダですが、野菜は瑞々しくてドレッシングもクセがなく美味しかったですね。
寿司に関しては…スーパーのパック寿司ありますよね。あれです。あとシャリがかなり大き目でギュッと握られているため、1個で腹を膨らませてやろうという悪意をビンビンに感じましたね。「寿司を食べて悪意を感じる」というのはひだまりPの人生において初めての経験だったので、来てよかったなと思いました。
最後にナポリタンですが、歯ごたえがゼロ。粘土を食べてるようでした。これはダメですね。
お肉第二陣はタン、ダッカルビをおかわりして上ロースとハラミ、ウインナーを取ってきました。
上ロースの「上」がもう名前負けしてるような見栄えですが、これはおろしポン酢で頂くとあっさりしていて美味しかったです。
そしてハラミ。ひだまりPハラミ大好きですよ。
なんというか見慣れない色をしているので焼けたかどうか分かりにくいんですが、とにかく食べてみましょう。
・・・!
ハラミ…美味しいんですけど、何というかこれ、アレですね。コンビニの焼肉弁当の肉ですね。噛んだ瞬間ローソンの景色が見えた。嬉しくないですね。味付けが完全にコンビニ弁当の焼肉なので、コンビニの焼肉弁当だと考えるとお肉も分厚いのでお得感があります。必然ご飯も進みますね。
焼肉第3陣はスープものですたみなカルビスープというのを取ってきましたが、これがもう豚汁にラー油をぶっ込んだようなどうでもいい味でテンションが下がりましたね。
第三陣にしてお腹が大きくなり始めていたので、アッサリ目の上ロース等を中心に取っていきます。
何というか、今まさに網の上で焼いてる途中なのにまるで2時間くらい皿の上で放置されたかのような「乾き」を感じますね。「殺して…殺してくれ…」というお肉の声が聞こえてくるようです。
これに限らず薄切り系の肉はかなり雑にカットされているので、普通に焼いていても切れっ端が網の隙間から落ちていくことが結構ありますね。あとタイミングによって肉が半分凍った状態で置いてあったり、同じメニューでも美味しく食べられるかは運次第なところがあります。あと最悪なのは、取り分け用のトングが雑に置かれて肉に触れてしまってるパターンですね。取る気にもなれません。
ホルモンも燃え盛っていると美味しそうに見えますね。
そんなこんなで肉祭りを終えたひだまりP。入店からは60分が経過しており、ここからデザートに移るとしても通常は90分コースでも十分楽しめそうですね。
のこり60分あるので、ここからはデザートに移りたいと思います。
デザート第一陣はソフトクリーム、モンブラン、水まんじゅう、ココアバナナワッフル。
ソフトクリームはまぁどこで食べても同じような味だと思うので、ソフトクリームを食べつつまずはココアバナナワッフルに手を伸ばします。まぁこれは…普通ですね。モソモソしてました。
続いて期待の星、モンブランに行きます。写真では、クリームたっぷりで美味しそうですね。
・・・・・
すたみな太郎のモンブラン、オママゴトで作った砂と粘土のケーキを本当に食べちゃったみたいな味がして新体験だった。すたみな太郎で一度は食べてみるべき逸品。 pic.twitter.com/kiNdwqIk8M
— 穂乃果ちゃん絶対妊娠マン (@Hidamarie_win) June 1, 2018
やっべぇ。
このモンブランの上部のニュルニュル…なんだろう名称はわからないけど、モンブランをモンブランたらしめているクリームですね。これ。砂。何ここは死神界か?死神界のリンゴか?いやまぁこれ、逆に食べてみてほしいですね。寧ろこういう体験こそすたみな太郎の真髄ではないでしょうか。
続いて水まんじゅう。水まんじゅうというのも、あんまり特別感ないですが…ダークホースとなるか。
あっダメだ(確信)
水まんじゅうって…もうちょっとこう透明感があって涼やかな和菓子だったと思うんですよね。なにこの目玉みたいなグロい物体。
嫁の穂乃果もこれには激怒。
この水まんじゅうですが、本日のワースト認定です。さっきのモンブランを超えてきやがった。モンブランはネタになる不味さだったけど、これはアカンわ。単に質が悪いんですもん。人が水まんじゅうに期待するつるんと爽やかな味わいは皆無で、グニュッとしていて不快でした。っていうかこれ、あんこ入り片栗粉Xじゃん。
片栗粉Xとは (カタクリコエックスとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
まま、気を取り直していきましょう。
デザート第二陣はオレンジ、チョコケーキ、シュークリーム、プリンです。
糖度の低いオレンジからですが、まぁこれは普通にオレンジですね。安心感があります。次はプリンですが、やたら水っぽくていかにも業務用というか代替品というか第二のプリンみたいな、そんな感じでしたね。人生で初めて食べたプリンがこれだったら、プリンが嫌いになると思います。
続いてチョコケーキです。先程のモンブランは悪い意味で衝撃的でしたが、こちらは…?
おそるおそる口に運んでみると……
これは……
普通に美味しかったですね。普通に。シュークリームも美味しかったです。この時点で残り30分なので、最後にアイスで〆ましょう。
アイスは焼肉店でよくあるタイプのアイスでしたが、マンゴーやブルーハワイ等あまり見かけない味があって種類が豊富だったのは良いですね。
お腹一杯になったところで、お会計を済ませます。1人あたり税込み1,285円。これだけ食べてこれは激安ですね。
という訳で、満足して退店。
琵琶湖に来たぞ。 (@ 湖岸緑地 帰帆島-1) https://t.co/k60kpXALbz pic.twitter.com/s3G0kFl2S8
— 穂乃果ちゃん絶対妊娠マン (@Hidamarie_win) June 1, 2018
せっかくなので琵琶湖を見ていきます。琵琶湖の南の端の方ですけどね。大津と京都市内を通って帰る関係上、長居して夕方になるとまた激混みになるのが予想されるため日の高い内にさっさと帰りました。
さて、今回はすたみな太郎に行った記事でした。とりあえず恒例のやつから。
トゥデイズ チカキンズ ポイント。
ドゥルルルルルルルルルル………
75点(セブンティファイブ)~!!!
\イェー!/
やはりクオリティに多少目を瞑ってもこの価格は凄いです。昼から気楽に焼肉したい時とか、千円ちょっとでハラ一杯食べられますしね。
とにかく「すたみな太郎」特有の空気感というか、気兼ねしなくていい感じというか、普通バイキングとかだとちょっと気になるのあっても「これでお腹満たしちゃうの勿体無いな…」とかって変に打算的になっちゃうことあると思うんですけど、「すたみな太郎」においてそういった計算は全く不要です。メインがないから。好きなものを好きなだけ頬張ってれば良いわけです。そうして考えると、メニューの種類の多さはいつも目移りするほどでとても魅力的ですね。今回は食べられなかった名物らしいスタロー麺や、たこ焼き等も次はいってみたいと思っています。
皆様も「すたみな太郎」へ行って食べ放題の安値の限界をぜひ楽しんでみては如何でしょうか?
「すたみな太郎」食べ放題120min1,285YEN。焼き肉、寿司、デザート、アイスその他一品料理食べ放題で破格の安さ。「ヨハネのじごくめぐり」だーーー (@ すたみな太郎 栗東店 in 栗東市, 滋賀県) https://t.co/xtEWC2Hz0E
— 穂乃果ちゃん絶対妊娠マン (@Hidamarie_win) June 1, 2018
モンブランを食べた時、この言葉が頭をよぎりましたね。
それでは、今回はこの辺で!
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