ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

ラブライバー敗北の第2回Aqoursデュオトリオ総選挙に迫る~なぜ『J』が選ばれてしまうのか?~

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”なのに…なのにJだったんだよ!?悔しいじゃん!!

カップリングとか不正投票とか、そんなのどうだっていい!

とにかく私…悔しいんだよ…!”

 

 

 ちゅんちゅん、ハローラブライブ。どうもひだまりPです。

 

 さて、ラブライブ!サンシャイン!!よりAqoursデュオトリオコレクション第2弾の組み合わせ投票が4月に行われましたね。

 

 第1回デュオトリオとは異なり運営が用意したいくつかの組み合わせからファンの投票によって聴きたい組み合わせを選ぶという趣向で、合計11通りの組み合わせから投票が行われました。

 

 去る4月30日までで投票期間は終了し、あとは6月の結果発表を待つだけの状態となっていますが……皆様もご存知の通り、本選挙においては…信じられないことが起こってしまいました。本記事ではこの、ラブライブ!史に残る事件を記録に残すためにレポートしていきたいと思います。

 

 運営が発表したデュオトリオの組み合わせ候補、その11通りの中で唯一「これだけはない」と断言できた最悪の選択肢。本来選ばれるはずのない…言わば「No.10」の選択肢とも言うべき”J”がまさかのまさか……中間発表において堂々の1位に選ばれるという大波乱が起こってしまいました。

 

 あってはならないこと…浦の星の廃校くらいあってはならないこと…このまま最終結果で"J"が1位になってしまうこと。もしこの"Xデー"、いや、"Jデー"が実現してしまったら、その日はラブライバーにとっての歴史的大敗を刻む日となりましょう。

 

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本当にどうしてだよ…

 

 なぜ…一体なぜ、"J"などと言うあり得ない選択肢が選ばれてしまうのか?

 

 いや…そもそもデュオトリオの組み合わせを投票で決める意味があるのか?

 ある意味今回"J"が1位になることで、「投票で決めても碌なことにならない」というラブライブ!の根幹を揺るがす事実をきわめて如実に示してくれると思いますが、デュオトリオという千歌一遇の機会にその代償はあまりにも大きすぎます。

 

 個別の組み合わせについては後でご紹介しますが、ひだまりPの推していたのは"E"でした。ただ、これはあくまでひだまりPの好みですから、ひだまりPは"E"が選ばれなかったらイヤだとか、"E"を選ばない人たちがどうとか、そのような事を言う気は毛頭ありません。ひだまりPとて、これまでラブライブ!において行われてきた選挙で全て望む結果を得てきた訳ではありません。ダイヤ推しだし。

 

 しかし…しかしですよ。"E"ではないにせよ。届かないEだとしても。流石に"J"はありえないでしょう。

 いや各々の好みの話ではあります。どれが選ばれたとしてもそれは民主的な投票の結果であり、どれを選ぶかは完全に各人の自由です。ただ…ただですよ。それでも、どれであるとしてもJだけはありえない

 

 

 いや…確かにこういうネット投票では昔からそういう「悪ふざけ」が行われてきたのかもしれません。コイルを1位にしたりとか、五条勝を1位にしたりとか、スフィンクスのワサビとか、そのような例は枚挙にいとまがありません。それだったら…まだ良かったのですが。

 

 決まった結果に文句を言うなとか、他人の好みにケチを付けるなと言う方もいらっしゃるかもしれません。ひだまりPが必死に主張しても、死んだぷちぐるの歳を数えるような虚しい事かもしれません。それはまぁ尤もなんですけどね。でも言います。

 ひだまりPが何を言おうともこの選挙の結果を、今から覆すことはできません。しかし、仮に"J"という最悪のNo.10が選ばれてしまったならば。この忌まわしい惨禍の記憶がまだ新しいうちに、我々は決して忘れることなく後世に語り継いでいかなければならないからです。

 

 

 ちなみに先程からNo.10という表現を使ってますが、ウエルカム。ひだまりPブログが初めての方のために解説させて頂きたいと思います。No.10というのは米軍のスラングで「最悪」という意味があるそうで、ラブライブ!においても史上最悪の黒歴史曲となった曲のタイトルが「No.10」だったので、このようなニュアンスが定着しています。

 …ちなみに今気づいたんですが、この"J"もアルファベット順だと10番目になりますね。我々は見えている地雷を両足で踏んだのかもしれません。

 No.10と言えば思い出すのはラブライブ!専門成人向け雑誌「LoveLive! Days」においても雑誌名投票が行われ、その選択肢の中に「No.X(ナンバーテン)」というのがありましたね。ひだまりPは正直誌名には興味がなかったんですが、「No.X」だけは死んでもイヤだったのでちゃんとシコシコ投票してました。これはマクドナルド理論と呼ばれているらしいですね。長い余談でした。

 そうです。お読みのブログは、ひだまりP

 

 

 

ここからもくじです。

 

 

★デュオトリオ概要

 

★第1回デュオトリオ

 

 Aqoursの第1回デュオトリオコレクションは2017年8月にリリースされました。

 

 第1回の組み合わせはデュオが曜と善子ダイヤとルビィ千歌と果南。そしてトリオが梨子・花丸・鞠莉となっていました。特にファン待望のダイルビ姉妹デュエットの実現が大きく、特にこの組み合わせに異を唱える声は見られなかったですね。

 

 

★第2回デュオトリオ組み合わせ選挙

 

公式が発表したデュオトリオ組み合わせ選挙の組み合わせはこちら。

 

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 パッと見の印象はルビまるが多すぎる11組中6組でルビィと花丸が同じ所に入っています。ダーツのたわし獲得みたいですね。

 

 さて、この11組の中で唯一…「これだけはありえない」と最初に除外するべき選択肢があります。ひと目で分かりますね。

 

 ここまで「ありえない」「ありえない」とひたすら連呼してきましたが勿論、その具体的な理由についても説明しますし、Jだけをコキ下ろすのは卑怯なのでひだまりPがEを推す理由と他の選択肢についてもきちんと説明しますが、まず唯一のNo.10、選択肢Jに触れていきたいと思います。

 

 

J-最悪の選択肢

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 Jがあり得ない理由、それは一目瞭然で、デュオの学年が全部同じだからです。

 

 さっきも言いましたが、最初からこの組み合わせでデュオトリオ第2弾を作ります!と公式がアナウンスしたならば、まぁありきたりでつまらねぇ組み合わせだな、と位は思うにしても「ラブライバー敗北の日」とまで言う事ではなかったでしょう。何ならこの組み合わせでも、第1回デュオトリオに勝るとも劣らないクオリティの曲を届けてくれると思います。でもね。

 ”選ぶことができて"コレになる、っていうのはそりゃあまりにも…つまらなさ過ぎやしませんか。折角学年・ユニットの隔たりを超えた組み合わせで歌う新たな曲が出来るという時に、全デュオ同学年の一番つまらねえ組み合わせが多数決で1位になるなんて、言ってみれば「すき家」の人気投票で牛丼+おしんこ+味噌汁が選ばれるくらいの白けっぷりですよ。まゆちセットを1位にしろとは言わない。言わないけどでも、「牛丼+おしんこ+味噌汁」が皆さんの投票で選ばれました!って、最初からやらない方がマシでしょ。牛鮭定食でも食ってろ。

 

 話が逸れました…さて本来ならば、これだけでJは完全に選択肢から外れ、マクドナルド理論に基づいて順当に最下位を取るはずでした。しかしこのJ、まさに運営の悪ふざけとも言うべき悪辣な毒饅頭を忍ばせていたのです。

 

 それが…ぐ~りんぱの存在です。

 ぐ~りんぱについては、ひだまりPより読者の方が詳しいと思われますが浦ラジのパーソナリティを務めた3人組で、要するにμ'sで言うにこりんぱなです。一応「顔が良い(グ~)」のダイヤ「ちんちくりん」の善子「頭がパー」の千歌で、この3人組をぐ~りんぱと呼びます*1

 

 あろうことか、ダイヤ役の小宮有紗さんまで「ぐ~りんぱがいる」という理由だけでJへの投票を誘導する発言をTwitter上でしていましたね。

(※この件に関しては、小宮有紗さんに罪はありません。いやあるけど、ひだまりP、ありしゃにそういう…オタク界での誠実さとか公正さを求めていないので。)

 

 あとこれは5ちゃんねる(?)発祥の良く分からない情報なので鵜呑みにはしていませんが、中国ではNintendoスイッチだか何だかのプレゼントをエサにJに集団で多重投票を行うようけしかける謎の組織が暗躍していたとか何だとか。不正投票はちゃんと公式が弾いてるとか弾いてないとかいう話ですが、話の真偽以前に不正をしてまでJに投票する意味が全く分からず、本当にイナ○マイレ○ン人気投票みたいなイベントと化しているのかと目を疑いました。で、Jに投票した皆さん、Nintendoは貰えましたか?

 

「いきなり不正投票かよ?ぐ~りんパリらしいな。」

 

 先に言っておくと、ひだまりPはぐ~りんぱを嫌っているわけでは全くありません。むしろひだまりPはダイヤ推しですし小林愛香推しですし…えっと、みかん好きですし。ただぐ~りんぱという既存概念に囚われてJに目が眩んでしまうのは学校が廃校になっただけでラブライブを棄権しそうになった千歌ちゃん並に愚かと言わざるを得ません。

 

 ぐ~りんぱの曲はぐ~りんぱの曲で出せばいいじゃないですか。何?ぐ~りんぱのCDが出ない?知ってます。知ってるけどぐ~りんぱのCDが出ないのは公式の怠慢でしかなく、なぜデュオトリオという機会を公式のケツを拭く紙にしてやらなければならないのでしょう。

 逆に、逆にですよ。Jを選んで「ぐ~りんぱ」だとか言っている人たちは今後普通にぐ~りんぱのCDが出たらどうするんですか?嬉しい?そうだろうけど。デュオトリオの貴重な機会をそのために消費したことをどう償うんですか?いや…もうそれはいいや。愛を償えば別れになるから…こんな選択肢を用意した公式が悪い

  でもね、例えこのJという選択肢が千歌・善子・ダイヤのトリオだったとしても、それは「千歌・善子・ダイヤ」の「トリオ」でしかなく断じて「ぐ~りんぱ」とは別物だということは、強く主張したいのです。インチキチャイナぐ~りんぱです。いや、言葉が過ぎました。「インチキチャイナぐ~りんぱ」とまでは言わないですけど、「ぐ~りんぱ」とは似て非なるものです。

 

 中国産ぐ~りんぱの話もまぁあるんですけど、ぐ~りんぱそのものではなくて、他のデュオがどう見てもあり得ない組み合わせなのにもかかわらず、「ぐ~りんぱ」一点突破でJに票が入ることが許せないんですよ。…と思ってたんですが、どうも聞いてるとグウリンパオだけでなくこのデュオそのものにも価値を感じて票を投じている勢力もいるようなんですね。

 

 曰く「前回デュオトリオともユニットとも被らない奇跡の組み合わせ」らしいんですよ。これを聞いた時は、流石のひだまりPも鼻からみかん汁が出る*2ところでした。

 いやいやいや…確かにユニットも前回デュオトリオとも被ってないけど!学年がモロ被りじゃねえか。前回デュオトリオまで引き合いに出すならば学年トリオで歌ってる曲は少なくとも2曲以上あるわけですから、このありえない被りっぷりに言及しないのは明らかに卑怯です。

 

 せっかくの異色デュエットが見られる貴重なデュオトリオの機会に、なんの面白味もない全部学年同じコンビ。スリーマーメイドくらい論外です。しかもようりこ…はまぁ良いとしてもかなまりルビまるという千歌ちゃんのパンツよりも見飽きたありふれたカップリング。

 平凡な分クオリティが保証されてるなどという意見もありますが、そもそもひだまりP、いずれの組み合わせでも曲自体のクオリティに関しては特に心配しておらず決まった組み合わせなりの名曲が生まれることは疑いようもないのです。それはカップリングなどという、尿道からみかん汁が出そうになる*3概念から生まれるものではなく、ラブライブ!というコンテンツそのものの力です。(だからこそ、禍根を残す投票などではなく公式が勝手に決めて欲しかったんですけどね。)

 

 

 ということで…ていうかちゃんと読んでます?まぁJが「あり得ない」と断言した具体的な理由はこんなところです。

 と言うか、「Jがあり得ない」ことの理由を説明しなくちゃならないことがまずおかしいんですよ。全部学年同じとかいうつまらなさ過ぎるデュオ3組を見た時点でJは最初に選択肢から消えるでしょ。その上、公式がグウリンパオのCDをちゃんと出さない怠慢をデュオトリオに押し付けるという許されざる悪行。これを見た上でJに投票するのは、それは勿論、個人の自由であるとしても…「あり得ない選択」であると断言できます。

 

 「Jだけはない」ということが分かって頂けたところで、他の選択肢も見ていきましょう。と言っても、正直あとはオマケです。

 

 

 

CとGとK-おしるこでも飲んでろ。

 

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 ひだまりPの言いたいことはもうお分かりと思います。そうですね。よしりこが含まれている、という時点で選択肢から除外されます。

 

 と言っても、この記事はよしりこを叩くことが本意ではないので、汚い言葉で表現するのは避けますが、ひだまりPにとっての「よしりこ」は排泄物を連想させる概念です

 

 その一番の理由はやはり、アニメ2期において特に顕著だった、公式のくっせぇくっせぇよしりこ推しにあります。

 

 

 アニメ2期の梨子ちゃんはそれでなくても1期のフレッシュさや上品さ(?)が消え失せて痛々しい概念と化していたのに、そこに痛々しさの代表とも言える善子を混ぜたことにより見るに堪えないものと化してしまいました。アニメにおいて梨子ちゃんに付与されたデバフである「オタク」の概念もそれに拍車をかけていましたね。

 

 というか、CはJから善子をスライドさせただけじゃねえか。

 

 まぁ流石にJとかKとか、そんな選択肢は誰も選ばないでしょう…いくらラブライバーとは言っても、そこまで愚かな人が大勢いるとは思えません。ということで公式の中間発表を見てみましょう。

 

 

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は? 

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ちゃんららんらんら~ん…(例のBGM)

 

 

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〽うまくいかなくて~ 泣きそうになると~きは~…

 

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〽こころとこころが~ フンフンフン~

 

 

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〽とどけて~ 切なさには~

 

 

BAD END

 

 

 こうして楽しいデュオトリオ総選挙は突如にして終りを迎え、もはやJが選ばれないことを祈るだけとなってしまいました。気分はハリーポッターです。

 

 よしりこはクソだって言ったけど、正直これもうJでさえなければよしりこでもいいや。くっせぇくっせぇよしりこが好きならもうそれでも良いです。でもJだけはムリ。それはもう好みの問題とかじゃないですからね。例えば…例えばAqoursが今年の紅白に出演して歌う曲を投票で決めますってなったとするじゃないですか。ひだまりPがあまりピンと来てない「Daydream Warrior」だとか「ジングルベルがとまらない」が仮にそこで選ばれたとしても、それは好みの問題ですし文句を言わずに受け入れます。ますけどおめぇ…「No.10」が選ばれたら流石にキレるでしょ。これはそういうレベルの話です。

 

 

漏れ「Jだけはイヤだ…Jだけはやめて…!」

組分け公式「ほうJはイヤか?では…ぐ~りんぱ~!!!w」

漏れ「クソが!サクラファッカー*4!!!」

 

 

★なぜJとKが選ばれるのか?

 

 さて、ここまでひだまりPが「これはない」と切り捨てた選択肢が、見事に中間発表でトップ2になるというこれ以上無い出オチを見せてくれました。

 

 Jがあり得ない理由については上で語ったとして、それなのに何故JやKが人気になってしまうのでしょうか。その理由を考える前に、μ'sの時と比較してみたいと思います。

 

 μ'sの第1回デュオトリオはほのりんことぱなのぞにこ、そしてうみまきえりという組み合わせになりました。4組ともにそれぞれのカラーがはっきり出ており、トリオは「ソルゲ組」と呼称されるようになるなど非常に良い采配でしたね。

 μ'sのデュオトリオ続編はありませんでしたが、アニメブルーレイ特典曲においてデュオ楽曲は発表されています。その際の組み合わせは以下の通りでしたね。

 

アニメ1期:

穂乃果ソロことうみ花陽ソロりんまきにこソロのぞえり

アニメ2期:

穂乃果ソロにこまき凛ソロえりうみ希ソロことぱな

 

 ということで、1期は無難に各学年にソロ+デュオで振り分け、2期はアニメの展開に合わせた担当がソロを歌いデュオは学年違いで振り分けるという采配になっています。

 今となってこの組み合わせがどうというのは正直判断しかねますが、1期でありきたりな同学年デュオをやり切ったために2期ではコンセプトを重視した采配が実現し、絵里と海未のクールな取り合わせは勿論既に一度デュエットしていることりと花陽の組み合わせも素晴らしい仕事をし、結果としてμ's史で両手の指に入る名曲を生んでくれました。仮にですが、これを選挙で決めていたら既にリリースされている「ことぱなデュオ」が選ばれた可能性は低かったでしょうね。

 

 まぁひだまりPの言いたいことは、供給ペースの差がμ'sとAqoursにはどうしてもあるんですよね。μ'sはアニメ化する前に既にナンバリングタイトルCDが5枚あり、かつデュオトリオ&ソロ1曲ずつがあったのでアニメブルーレイ特典曲のデュエットが実現したわけで、その点Aqoursは元々の曲数が少ないまま早期にアニメ化したのでブルーレイ特典曲としては1期で地盤を固める全員曲&学年曲、2期でようやく初めてのソロ曲が実現したわけです。

 

 こう書くと今回のデュオトリオ投票の”歪み”がはっきり出てくるような気がします。Aqoursは活動5周年を迎えアニメは劇場版、中の人は東京ドームへ行き、一部ファンの間ではもはや「気の早い終末感」すら漂っていますが…その「ユニット」としての活動実績とは裏腹に、こういったデュオトリオのような楽曲展開はまだ「下積み段階」にあるのではないかと。だからこそ選挙をやっても、ともすれば「ありきたり」な組み合わせに票が集まってしまうのではないかと。何故なら、その「ありきたり」をまだ公式がやっていないわけですから。先程の「ぐ~りんぱ問題」なんてその極致ですよね。

 だからさっきも「公式が初めからJでやりますと言ってれば文句はない」と言いましたが、JならJで良いんですよ。「選べる中で"J"」が結果としてあまりにもつまらなさ過ぎるだけで。

 

 何が言いたいかって…デュオトリオ第三回も必ずやれって事ですね。第3回やってくれないとこんな1万2000文字のクソデカお気持ち表明してまで死んだぷちぐるの歳を数えた意味が無いですからね。マジで頼むぞ。

 

 μ'sデュオトリオ第二弾はありませんでしたが、仮にやっていたとして候補の中に「にこりんぱな」が入ってたら…「にこりんぱな」だったら選んだかもしれないですけどね。それを言っちゃあおしまい舞☆TONIGHTですよ。

 

 余談おわり。つぎはAを見ていきましょう。

 

 

A-Aは卑屈すぎます、自分に自信がない証拠です。

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 ダイヤと花丸の準姉妹コンビにははっきり言って期待できます。ただこれもちかりこかなまりという安直な組み合わせが気になりますね。学年違いは決してコワクナーイ。勇気を持ってクダサーイ。

 あと曜と善子は前回もデュオだったのでそこがマイナスポイント。デュオに1人加わるのはよほど明確な3人の主張がないとコンセプトがボケてしまいがちです。

 

 JやC・G・Kと比べると「これは無い」というほどではないですが、敢えて選びたくなる動機には乏しいですね。

 

[2020/05/04 追記]

 読者の方の反応で知りましたが、曜・善子・ルビィのトリオは『わいわいわい』ですね。ひだまりPもこれ聞いた時はブラックマジシャンガールの存在を知らなかったパンドラみたいになりました。

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 「わいわいわい」とは先程の「ぐ~りんぱ」の後釜で浦ラジのパーソナリティを務める3人組で、名前の由来は「かわいい」曜ちゃん「かわいそう」な善子ちゃん、そしてわいせつ」なルビィちゃん、という3人の特徴から来ているそうです*5。あやうくひだまりP、浦ラジ聴いてないのバレるとこでしたね。あっぶね…

 

 まぁ別にさっきのぐ~りんぱも「ぐ~りんぱだから悪い」ということでは全くないですし、これも「わいわいわい」だからどう、というのは特に無いですね。ひだまりPはルビィのおむねくらいフラットな気持ちでこのデュオトリオを見ているので。ただAが中間4位だった理由は今分かった気がしますね。

[追記ここまで]

 

 

 

 

B-B好きは中途半端、好みとしては中途半端

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 これも千歌とダイヤの準姉妹コンビ亜種が光ります。またかなまりルビィという組み合わせは斬新で好ましいですが、残る2組が気になるところですね。

 ひだまりP、ここまでの主張で分かって貰えていると思いますが学年被りをマイナス視する傾向が強いのですが、なかでも1年生はそれぞれの味が濃いのでできるだけ分散して欲しいという思いがあります。まぁ実際、ユニットでもデュオトリオでも1年生は皆バラバラなのですが…

 トリオに斬新さを求めておいてデュオには安定を求める…そんなの微妙すぎじゃないですか?

 

 

 ということで、ひだまりPの最終候補は残りの5択です。

 

 

D-D好きは少しはお利口、J推しより少しはお利口

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 Dはかなり良い選択肢です。ダイヤ・善子の裏準姉妹コンビが光りますね。ダイヤの妹ばっかじゃねぇかお前ん学校ィ!

 

 何気にようちかが好きなら事実上これが唯一の選択肢なんですよね。それでいて梨子と果南の組み合わせも清楚とヤンキー感があって新鮮。鞠莉が1年生2人を引き連れている構図も◎です。

 

 Dに関してはマイナス要素は特に無く、ただDよりもベターな選択肢はある、というところですかね。Dが中間3位だったのはラブライバー唯一の良心だと思います。ようちか票が多そうですが。それでもまだまだ(ようちかに)夢見がちだから大人になりなさい(?)。

 

[2020/05/04 追記&コメント返信]

 曜の相方候補がちかりこかなんしかいない、というコメントを頂きました。コメントをくれたしいたけさん、ありがとうございます。

 確かにこの考え方は目から処女膜*6でした。曜ちゃんは果南ちゃんと一緒のパターンが11組中5組あり、下で述べているようにこれはひだまりP的に割とプレシャスな組み合わせではありますが、その分他のメンバーとの組み合わせが割を食うというのはごく自然なことです。

 ということで、デュオのみで今回の組み合わせを表にするとこうなります。○がデュオが存在する、✕が存在しない、-が前回デュオです。

 

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メモ帳で作るな。

 お分かりの通り、曜ちゃんだけデュオが存在する相手よりもしない相手の方が多いわけですね。

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ちょっと女子ー!!

 

 というか今ふと思ったけどようちかって要る?いや、別にいいんですけどこの2人学年もユニットも同じですし…同じ関係の果南とダイヤは今回一緒の組み合わせが一切無いですし。っていうかドラマパート展開を考えるとこの2人を一緒にするのはまた曜ちゃんの胃に穴が開きそう。まぁまぁ、人のようちか邪魔する奴はしいたけに蹴られて何とやらって言うので別に構わないですけどね。ふと思っただけですよ。

 

 しかし上記の表を見ているとようまりようルビダイようよしルビなどプレシャスな組み合わせも多く存在するのに勿体ないですね。っていうかアレじゃん。それこそJだってデュオ3組がようまり、かなりこ、ルビまるとかだったら普通に支持してたかもしれないですよね。

 

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 言ってて組み合わせを勝手に変えて語るのは流石に野暮だなと思いつつ、でもこれだったらJで全く文句なかったじゃん…って思うひだまりPもいますね。これが幻のLじゃん…Lはラブリーじゃん…

 

 あれだけ酷い有様だったJがようりことかなまりをテレコにするだけでこの生まれ変わり様、流石のひだまりPも目から胎盤が落ちました*7

 

〽テレコ テレコ 飛んできて~(すぐに来て~…)

 そんなの絶対無理だよな…(うん、ごめんね…)

 

 そんな余談はともかく、流石にこの曜ちゃんいじめはちょっと酷いですね…まぁ11組しかないのでどうやったって偏りは避けられないんですが、でも例えばルビまるが6組存在しているのにルビィちゃんはデュオトリオ合わせてダイヤを除く全員との組み合わせが存在するんですよ。

 余談の余談で今回デュオでもトリオでも一緒の組み合わせが存在せず、且つ前回デュエットしてない組み合わせは果南ダイヤ果南花丸梨子花丸花丸鞠莉の5組です。もう二度とぶっちゃけトークできないねぇ…

 

 ルビィちゃんと死んでも一緒に歌いたい花丸の必死さが涙を誘う

 

 

[追記&コメント返信ここまで]

 

  

FとHとI-FとHとI好きはだいぶお利口、J推しよりいくらかCOOL

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 FとHとIは次善手です。

 

 FとHはちかマルとちかルビが光ってますね。妹キャラでありながら先輩である千歌ちゃんは、1年生とのデュエットが映えると思います。特にちかルビは非常に強く、これは単にCYaRon!から曜を抜いただけではなく、言わばμ'sにおけるPrintempsことぱなデュオと同じでより甘々ラブソング成分が凝縮された名曲が誕生することは疑いありません。

 惜しむらくはHはデュオがいずれもユニット被りしている点で、ここについてはJの亜種だと言われてしまっても仕方がないところです。ただちかルビのように抜き出し方が秀逸であるため、ユニット被りがそれほどのマイナスにはなっていないですね。劣等民族ぐ~りんパリと世界最高ユニットでは友達になるのはやはり無理だったな…あとこのトリオは善子が壊れちゃ~う!

 Hはちかルビデュオが非常にプレシャスである反面、危険な罠もいくつか潜んだトリッキーな選択肢と言えそうですね。

 

 FとIのかなようもプレシャスな組み合わせで、実はこの2人が一緒に入っているのは11組中5組あります。幼馴染コンビではありますが似た者同士の2人、ドラマパートでは果南が曜をライバル視しているような描写も見られましたが、前回のかなちかデュオとの違いを見つけても楽しめる曲が生まれそうです。

 

 Fのりこルビは禁断姉妹デュオですね。「禁断」というのはルビィは黒澤パパと桜内ママの間の子だという説があって…まぁいいや、ここでは関係ないので触れません。ひだまりPのラブライブ!独自解釈を説明するための記事ではないのでね。

 

 Iはちかよしまりという異色トリオが非常に魅力的に映ります。この3人はハジケリストという意味においてはAqoursの3バカトリオであり、互いが互いのおバカ要素を増幅しあってドラマパートにも大きな期待が寄せられます。無論、楽曲もポップでノリノリの曲が期待できますね。

 

 などなど。正直さっきのDとこのF・H・IはかなりCOOLな選択と言えるので、そこまで現実分かっているならもうひと頑張りデース。

 

 

E-E好きは正解に近い、最も限りなく正解に近い。

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 ありがとうございました。

 

 ということで、EがひだまりPの選ぶ最強のデュオトリオです。

 

 注目したいのは3・1年生コンビが2組いること。ダイヤがオールマイティ姉属性であるようにルビィはオールマイティ妹属性であり、また果南は言うまでもなく千歌と曜のお姉さん的存在であるので、このかなルビという組み合わせは非常に優秀です。

 この2人は姉属性と妹属性を持っていますが、さりとてスクールアイドルとしては全くの対等であり、それどころかルビィが果南をリードする展開も十分ありえるわけですね。ルビィは果南のことを姉のようにしっかりした女性として見ている一方で果南はルビィの女の子らしさやアイドルとしての可愛さに一目置いているという、対照的な2人がお互いをリスペクトし合う関係というのはカップリングにおけるひとつの理想形であることは言うまでもありません。ルビィは果南をいたわりつ、果南はルビィをしたいつつ。この関係性はダイヤと曜の2人にも似たことが言えますが、そのダイようもEの中に入っているというよくばりセットになっていますねこのEは。(オタク特有の早口

 

 同じくハナマリィですが、この2人の相性は第1回デュオトリオのドラマパートでも実証済みですね。この2人は逆に先輩・後輩を感じさせない、対照的なようでいてどこか似た者同士の雰囲気があります。鞠莉のオールマイティな魅力が、花丸の持つ大人しさや無邪気さに合わせて形を変えて「コンビ」の魅力を作り出している、というのがその正体なのかもしれませんね。そんな2人で作り出すデュオは、楽しいポップスでありながらもどこか優雅さと気品を感じさせる…そんな美しいハーモニーになりそうですね。

 

 そしてちかよし。これもまた名誉の凸凹コンビです。善子の濃すぎるキャラに対して「ツッコまない」曜がリードを握っていたのが「じもあいコンビ」でしたが、この2人はまさにおバカとおバカの化学反応、交互にボケてツッコんでを繰り返しながら延々と漫才しているのが今から目に浮かぶようです。千歌は妹でありながら先輩キャラであると上で書きましたが、ルビィや花丸と比較すると善子に対しては元々からのリスペクトが感じられ、一方の善子は誰に対しても唯我独尊の一匹狼タイプ。千歌の方が善子をリスペクトしているんですが、持ち前の天然で善子のペースを跳ね返してしまう不遜さも兼ね揃えているので、コンビとしては凸凹でも楽曲はお互いに持ち前のハジケっぷりを存分に発揮した、楽しい曲を作ってくれることは疑いありません。

 

 最後にトリオ。梨子・ダイヤ・曜の「常識トリオ」とも言うべき3人組です。これがまた非常に強い。普段はツッコミに回る3人が一同に会することでどんな化学反応が起こるか楽しみでなりません。何よりこの3人が贈るしっとりとしたウィンターソング…聴きたくないですか?

 曜ちゃんは何でもこなせるタイプですし、ダイヤさんのお上品、梨子ちゃんのおっとりを吸収して3人の中でも一番切なくて伸びやかな歌声を披露してくれるであろうことは疑いありません。となれば…もしもこのトリオが選ばれていれば、AqoursのSnow halationが誕生していたと…そういった可能性すら、無視できないのではないでしょうか。

 

 と、いうことで、ひだまりPの推しはEでした。手前蜜柑ではありますが序盤・中盤・終盤、隙のない最強の組み合わせではないかと思っていますね。

 

 

 

★おわりに

 

 ということで、いろんなデュオトリオを見てきましたが、最後に私が言いたいことは…女の人を胸で判断するのは良くないことですよ。(?)

 

 冗談はさておき、まぁ上にも書いたようにEが絶対だとは言いません。ただ、ですよ。Eではないにしろ、Jではあり得ないと。本当に、本当に残念でなりません。

 

 

 仮にJに決まったなら、それはもう仕方がありません。Jになったらなったで、またクオリティの高い楽曲がリリースされるでしょうということはひだまりPも疑っていませんし、なんならCDが出たらちゃんと感想記事も書く予定です。それはもう、「なんでこの組み合わせなんだよ…」みたいな怨嗟ではなく、純粋に曲の感想をね。(ほんとに?)

 

 ちなみに今回の候補は11通りでしたが、存在し得る全ての組み合わせを探そうとするとトリオだけで84通り、そこから学年・ユニット・第1回トリオと丸かぶりしているものを抜いても77通りあります。それに対してそれぞれにデュオの組み合わせ方があるわけですから、総数はウン百通りあるということになります。

 そんな中で何故、Jという毒饅頭ぐ~りんぱが候補に上がってしまったのか…そして何より、そんなNo.10の組み合わせが中間とは言え最多票を獲得してしまったのか。

 

 ちんぽ

 

 ひだまりPは言いたい。そもそもこんなものを投票で決めるなと。確かにラブライブ!はそれをコンセプトにやって来たコンテンツですし、遡ってみればユニットだってファン投票で決めてたわけです。ただそれは、まだキャライメージが定まって無かった頃にとりあえず決めてみよう的なものであって、今そのような投票をやるにはAqoursは大きくなり過ぎてしまったんですね。

 ひだまりPはNo.10のごとく今回Jを非難しましたが、Jが本当に良いと思って投票した人もいるわけですし、仮にひだまりPの推しのEに決まったとて、不満を言う人も大勢いたでしょう。それをファン投票で決めるから禍根が残るんです。

 9人が並列のセンター総選挙ならともかく、最初から選択肢が絞られているのにそのアンバランスの中から選ばせる中途半端。この候補は誰が見ても最初からルビまるが規定路線であったり、恣意的なものを感じずにはいられません。

 

 …投票期間が終わった今、何を言っても結果を覆すことはできません。しかし決まってしまったから仕方ないと諦めてしまうには、この"J"はあまりにも悲惨すぎます。だからこそ今できることは、この忌まわしき戦いの記録を後世に伝えて、いつか…いつかルビィのちっちゃなおむね位の確率で発表されるかもしれぬ、第3回デュオトリオにバトンを繋げるほかありません。

 

 と、いうことで…

 

 

 

★2020年06月29日 追記

 

 本日──Aqours浦の星女学院生放送にて、デュオトリオの組み合わせが発表されました。

 

 発表されましたね。

 

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〽そんな時代もあったねと

 いつか話せる日がくるわ

 あんな時代もあったねと

 きっと笑って話せるわ

 だから今日はくよくよしないで

 今日の風に吹かれましょう

 

 まわるまわるよ 時代はまわる

 喜び悲しみくり返し

 今日は別れた恋人たちも

 生まれ変わって めぐり逢うよ──

(中島みゆき「時代」より)

 

 

 この敗北が、次に繋がると信じて。

 

 

〽ラッブライブ~ ラッブライブ~ ユンメヲツカメー ラッブライブ~♪

 

 

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*1:5ちゃんねる発祥のデマです。本当は小宮の”宮”、小林の”林”、伊波の”波”で、中の人の名前から来ています。

*2:ラブライブ慣用句。意味は、馬鹿らしいさま。

*3:ラブライブ慣用句。意味は、不愉快なさま。

*4:沼津地区特有のスラング、罵倒語。「梨子ちゃんをレ○プする卑怯者、クソ野郎」という意味であり、最上級の侮蔑語としてラブライブ!界の放送禁止用語に指定されている。

*5:これも5ちゃんねるのデマだそうです。正しくはYou、Yoshiko、rubYと3人とも名前にYが入っているから。

*6:ラブライブ慣用句。意味は、「目からウロコ」と同じ。

*7:ラブライブ慣用句。意味は、「目からウロコ」と同じ。