いつか素敵な人になれたなら いつまでも輝いてたい!
ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。
今回はニジガクアニメ第6話『笑顔のカタチ(⸝⸝>▿<⸝⸝)』についての感想を書いていきたいと思います!天王寺璃奈ちゃんにスポットが当たる回ですね。
タイトルに顔文字使わないで………
それでは、続きを読むからどうぞ。
あらすじ。
歩夢たちとジョイポリスへ遊びに来た璃奈は、偶然来ていたクラスメイトに声をかけられる。同好会のPVを見た彼女たちから、ライブを開催してほしいとの希望を聞く璃奈たち。みんなともっと繋がりたい、本当の自分を見てもらいたい――。その場でライブの開催を決意する璃奈。同好会のメンバーの助けを借りて特訓を始め、そのおかげで自信もついてきた璃奈だった。しかし、ふとガラスに写り込んだ何も変わっていない無表情の自分の姿を見て、思わず逃げ出してしまうのだった。
ストーリー | TVアニメ | ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
お゛ぉ゛お゛ぉ゛ぉ゛~っ❤む゛りむ゛りむ゛りぃっ❤❤❤(CV:鬼頭明里)
いや…心がチクチクするからやめて…そういうのやめて…わたモテ観てた時の気持ち思い出すから…やめて…
愛「どーしたのー?」
璃奈「(上級生…こわい…)」
愛「こわくないよー!(読心術)
いや読心術は普通に笑ってしまうんですけど、表情が出せないことがコンプレックスの璃奈ちゃんの表情を初対面で読み取ってしまう愛さんのなろう系コミュ力がりなりーに出会いと変化のきっかけを齎した、これもガール・ミーツ・ガールの展開ですね。
ち ょ ぼ ら う に ょ ぽ み ギ ャ ラ 発 生
スクールアイドル星人じゃん…
そういえばここファミ通App組ことにょぽみ被害者の会ですね。アニメでにょぽみ先生ネタが多めに入ってるのひだまりPにとってはすごく嬉しいです。これ最終回で歩夢が火星に行こうとするのを侑ちゃんが種子島宇宙センターで引き止めて大団円ルートでしょ…
また、ここでポロッとモブ子の発言に名前が出てた東雲学院ですが、虹ヶ咲学園の近くにあるということが判明しましたね。これはスクフェスモブ時代の彼方ちゃんが在籍していた高校で、彼方ちゃんの妹の遥ちゃんもここに通っています。あとスクフェスモブでは中々の人気を誇っていたにも関わらず千歌ちゃんとダブっているという理由で日の目を見ることができなかった悲劇のスクールアイドル、支倉かさねちゃんもこの学校ですね。
そうなんです。虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のメンバーのうち桜坂しずく、近江彼方、エマ・ヴェルデの3人は元々はスクフェスのN部員で、キャラの誕生としてはμ'sと同期なんですよね。他の6人はアニオリキャラですが。アニオリキャラじゃないっけ?なんか別の…ゲームがあったような気もするんですが、忘れましたね。それはともかく、3人の歴史とも言えるスクフェスで、長らく注目されることのなかったN部員の皆がアニメで少しでも登場してくれたら嬉しいですね。
トゥルルルルルルルルルルルルルルル…
リップロールかな?
ラブライブ!シリーズのアニメと言えば取ってつけたような練習シーンがお約束でしたが、ニジガクは結構練習シーンが多めに入っていますね。
「今回は…できないからやらない、はナシだから。」
今までの自分を変えたい、その想いからちょっと無理している璃奈ちゃん。その内心を知ってか知らずか、ともかく璃奈ちゃんが自分で頑張ってる限りは応援も協力も惜しまない虹ヶ咲メンバーの関係がとても良いですね。璃奈の決意を聞いてそれに応えようとするせつ菜も、心配そうにしながらも今はあえて何も言わない愛さんも。
たぶん侑ちゃんや歩夢ちゃんも、璃奈ちゃんのことを「まだ誤解してた」と思うんですよ。それは仕方のないことで、あのエマちゃんですら第4話では、「(同好会は)楽しい」って言う璃奈ちゃんに対して「…?」と怪訝そうな反応を見せていました。
璃奈ちゃんは気持ちを表情に出すのが不得意なだけで、とても熱いハートを持った女の子。けれども、「だけ」というのにはその不器用さが彼女のコミュニケーションをいつも阻害してきたことはエマとのやり取りでも分かります。
だからここでは、璃奈ちゃんはパソコンの画面を見ながら表情を変えずに喋っていたけど、それでも素直な気持ちを素直に言葉にしている璃奈ちゃんに侑と歩夢の二人はちょっと驚き、でも璃奈ちゃんはそういう子だって理解できたんですね。
そして璃奈ちゃんが椅子から立って皆の方へ向き直って感謝の気持ちを伝えるのは、今までコミュニケーションに苦労してきた璃奈ちゃんだからこそ「相手の顔を見て話さなきゃ」みたいな意識はむしろ人よりも強いんだと思います。
それに対して、愛さんは璃奈ちゃんを抱きしめてあげながらも無理に目線を合わせようとはしないんですね。表情に出なくても、璃奈ちゃんの気持ちをいつも分かってる愛さんだからこそです。
今回の話は、自分のコンプレックスを克服するために璃奈ちゃん自身が主体的に頑張っているのはとても素晴らしいんですが、そんな璃奈ちゃんに過干渉せずに、しかし一番の理解者で居ようとする愛さんの愛情にも胸を打たれましたね。
「(そうだ…もう私は、この前までの私とは違う!)」
「愛さんも"20章"の愛さんとは違うよー!」
「その話題はやめて…」
"20章"を読んでしまったショックで引きこもってしまったりなりー。
「果林ちゃん…(20章での扱いに)スネてる?」
「キレてるのよ」
しず子も果林も…仲間のために走れるんだな…
存在しないゲームの話するな。いや…なんの20章かは言ってないですけどね。このタイミングで音信不通になるりな子、他のメンバーからすれば普通に怒ってもおかしくない話ではあるんですが…ここで皆が怒るよりも先に璃奈ちゃんが心配で駆けつけようとするのは、璃奈ちゃんのスクールアイドルへの情熱がこれまでの練習を通じて皆にちゃんと伝わっているからですね。
「でも…皆はこんなことでって思うかもしれないけど……
どうしても気になっちゃうんだ……自分の表情が……
ずっとそれで失敗し続けてきたから……
『あぁ、だめだ、誤解されるかも』って思ったら……
胸が痛くて、きゅう~って……」
すごくわかる。
ひだまりPは前まで璃奈ちゃんボードに言及する時、「璃奈ちゃんは気持ちを表情に出すのが苦手だからボードを使ってるだけで、自分の意思はしっかり持ってる子なんだよ」って言ってきたけど、今思えば随分と浅い事を言ってたものだと思います。
璃奈ちゃんに限らず、誰も最初からコミュ障なんかじゃないんですよね。でもいろんな人と関わる中で、誤解されたり、笑われたり、傷つけてしまったり、そういう失敗を重ねていく中でコミュニケーションを取ることそのものが難しく感じられて、でも周りの人達は皆笑ったり怒ったり、そういう人間関係を当たり前のように作れていて、それを見る度にまたこんなことができない自分はダメなやつなんだって劣等感が募るんですね。
だから正直、璃奈ちゃんの気持ちは痛いくらいに共感できた。だから璃奈ちゃんが今回、無理してでも自分を変えたいと思って努力している姿はすごく眩しかったです。
ダンボール越しのハグ、凄くグッと来ましたね。というか愛さんも含めて、誰も璃奈ちゃんからダンボール取ろうとしないのが本当に良い。ソーシャルディスタンスにも配慮している。それは冗談ですけど…「顔が見えなくても璃奈ちゃんの気持ちが伝わっている」って書くのは簡単ですけど、でもやっぱり「直接顔を見て璃奈ちゃんの本心が知りたい」って思ってしまうんですよ人間の心情として。だからこそ璃奈ちゃんは苦しんできたわけで。でもそれをしない、顔を見せたがらないことを璃奈ちゃんの個性として皆が自然と認めているのがとても凄いことですし、その象徴がダンボール越しにりなりーを抱きしめる愛さんなんですね。
誰かに面と向かって想いを伝えること、人と繋がること、璃奈ちゃんが「やらなくちゃ、変わらなくちゃ」と思っていた焦燥感を包み込んで、そのままの璃奈ちゃんを受け入れてくれる。「変わらなくてもいいよ」ではなくて、「今はまだできないことがあってもいい」と、璃奈ちゃんのことを認めてくれる侑ちゃんのセリフも凄く良かったですね。
そして──
ここ2人くらい妊娠してない!!??
赤ちゃんとツナガルコネクトしてるじゃん…
蜜柑休題。そして──
それはズルいだろ……!
愛さんと出会う前もスクールアイドルになってからも、鏡に映る自分の顔が笑ってないことにコンプレックスを抱いていた璃奈ちゃんが、璃奈ちゃんボードによって自分の気持ちをちゃんと表現することができるようになりました。
「想いを伝えることって難しい!」とは璃奈ちゃんの曲の歌詞ですが、この回を見てそれが璃奈ちゃんにとって本当に難しかったことに気付かされました。そして、ボードに込められた璃奈ちゃんの想いも。表情が無いせいで辛い思いをしてきた璃奈ちゃんが、「笑ってる自分の顔」を見られた時の感情を思うと胸が熱くなりますね。
新曲『ツナガルコネクト』。
いつもの璃奈ちゃんらしい電波系のデジタルミュージック。璃奈ちゃんの曲はどれも結構大きい動きや速い動きが多くて、それが表情だけでは伝わらない彼女のエモーションを表現していると思うととても良いです。璃奈ちゃんのコンプレックスを吹き飛ばすように、めまぐるしくコロコロ変わる璃奈ちゃんボードの表情も良い。
ビ リ ス タ
やっぱり良質なアニメからは良質な曲しか生まれねぇな…
私達が虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を知って以来、何度も聞いてきたセリフではありますが…これほどまでに深い「璃奈ちゃんボード、にっこりん☆」があったでしょうか。私達は璃奈ちゃんのことを知らなさすぎた、それを思い知らされるかのような、衝撃的な回でした。
「いいよ。飯おごってくれたらね。」
怪物(リナチャンボード)が誕生した──!!
まだ6話目である。
まとめ
トゥデイズチカキンズポイント。
ドゥルルルルルルルルルルルルルルルルルル………
トゥルルルルルルルルルルルルルル………(ボイトレ中)
2,525点(トゥーサウザンドファイブハンドレッドアンドトゥエンティーファイブ)!!!
\リナチャンボード!/ \ニッコリン!/
まさか3回連続で100点超えを叩き出してくるとは。点数がインフレしてるわけじゃないのです、アニメが我々の予想を超えて凄すぎるのです。5話の32,000点より低いですけど、4,5話と比べてどうこういう話ではなくて…そもそも100点超えたらあとは誤差みたいなもんなんですよ。4×10^12点を叩き出した実績もありますしね。
いやもう、100点超えもやむなしの神回なんだよなぁ…正直な話、まさか…まさかりなりーに泣かされるなんて思ってもみなかった。
そもそもですよ。アニメ化の前からニジガクを知っていた人にとっては、璃奈ちゃんの璃奈ちゃんボードは「初期装備」なんですよ。むしろ去年の11月くらいまで、璃奈ちゃんの素顔の方を誰も知らなかったんですね。だからにょぽみ先生の漫画では歩夢が水ぶっかけて剥がそうとしてたりしましたけど。「顔出しNG系スクールアイドル」なんて肩書きもありましたしね。何?今回の話で「顔出しNG系」要素がなくなるって…?そんなもん、りなりーが裏垢でエロライブチャットやれば解決じゃないですか。ビリスタ万歳!
それはどうでも良くて。まぁそんな感じのキャラ設定だったので、りなりーは一歩間違えれば「イロモノ」とも捉えられる立ち位置にいたんですね。我々にとって、璃奈ちゃんはこのボード「ありき」の存在だったんですけど、だからこそアニメ1話でボードのボの字も出てこなかった時は衝撃でしたね。ヨハネが堕天使キャラじゃないくらいの衝撃でした。
何が言いたいかと言うと、そんな璃奈ちゃんの一部として認識されている「璃奈ちゃんボード」を6話まで引っ張って璃奈ちゃんがボード付けるまでの話をしっかり描写しているというのが凄いですし、「あぁ、璃奈ちゃんは感情を伝えるためにこのボード使ってんのね」という我々が慣れ親しんだ認識を否定することなく、しかしその裏に秘められた璃奈ちゃんの苦悩、そして努力を描いたことで今まで当たり前に見ていた「璃奈ちゃんボード、○○!」という決め台詞もとても新鮮に聞こえるようになりました。
まさに原作があり、アニメがあり、その中でキャラクターが活きているというキャラクター回のお手本のような話でした。こういうのが「キャラクターを掘り下げる」って事なんだよ。
本当に…今までラブライブ!アニメのキャラ改変とかアニメはアニメなりの魅せ方があるから多少キャラ設定がずれてくるのは仕方ないとかって半ば無理矢理自分を納得させてたのは何だったんだよ…なんちゅう鮎を食わせてくれたんや…
璃奈ちゃんの苦悩は同じように人間関係が苦痛なひだまりPのようなオタクにとってすごく共感できるものでしたが、璃奈ちゃんは「私はこのままでいい」と思わずに勇気を出して自分を変えようと努力しているんですよね。その前に進む中で今回みたいに悩み苦しむこともあるけど、それを経て周りは璃奈ちゃんを認めてくれるようになり、璃奈ちゃん本人も成長できています。今回はそれが、とても眩しく見えました。そしてそんな璃奈ちゃんに決して過干渉せず、しかし努力する璃奈ちゃんを応援して認めてくれる9人のメンバー。全員が全員、セリフの多寡はあれども璃奈ちゃんのことをちゃんと見てくれていましたよね。
ステージの上ではソロかもしれないけど、同好会としては皆がお互いを大切な仲間だと思っている虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の良い所がぎゅっと詰まった回でもあったと思います。「ステージの上では一人」の意味を「正しく」解釈できている脚本ですね。正しく解釈できてない脚本なんてありましたっけ?
ぶっちゃけ璃奈ちゃんというキャラの掘り下げ回としては4兆点付けても良い出来で、シリアス回としてのまとめ方も、キャラ個別回としての魅せ方も、「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」というグループのカラーの出し方も申し分ない素晴らしい回でした。海原雄山の鮎を食べて涙を流した京極さんの気持ちが分かってしまった。
さて次回。
遥ちゃん!!??
鬼詰のオ メコ!?
次回も楽しみですね。それでは、良きラブライブを!
★次回のラブライブ!
★前回のラブライブ!
★第1話
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