ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

ラブライブ!スーパースター!!第6話「夢見ていた」感想ーひとりじゃない、未熟なドリーマー。

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こちらが濃厚幼馴染 ラブライブ無双さんの

ラブライブ!スーパースター!!百合トッピングです!

ヨッシャ~~~~~!!!

第1話、未来予報ハレルヤを5人で歌っているのを見て

大きな声を出したら、サンライズさんからの誠意で

リエラのうたをサービスしてもらいました!

オリンピック次第でこのアニメ中止にもできるんだぞって事で

いただきま~~す!まずは第2話!

コラ~~~!!!

これでもかって位ドロドロの差別主義生徒会の中心には

恋が入っており、怒りのあまり

第3話を2週間延期してしまいました~!

すっかりサンライズも立場を弁え、誠意の連続生放送を貰った所で

お次に圧倒的存在感のたこ焼き娘を

うぃっす、うぃっす、うぃっす~!

殺すぞ~~~!!!

ワシワシとした髪の毛の中には幼馴染へのクソデカ感情が入っており

さすがのNHKも放送延期を決定してしまいました~!

ちなみに、すみれさんがグソクムシダンスしている様子はぜひサブチャンネルをご覧ください。

 

 ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。

 今回はラブライブ!スーパースター!!第6話『夢見ていた』の感想を書いていきたいと思います!

 前回は…前回2週間前でしたね。サニーパッションと出会い南の島へと誘われたクーカー改めグソクーカー。一方千砂都は学校に残ってダンス大会に向けて練習に励むが、そのカバンの中には退学届が覗いており…?

 

 

 それでは、続きを読むからどうぞ!

 

 

 

 

あらすじ。

神津島でのライブに向けて、サニーパッションの二人とトレーニングに励むかのんたち。時を同じくして、結ヶ丘のレッスン室では、千砂都がダンス大会に向けて猛特訓中だ。その様子を恋が伺う。が、恋は、ふと目にした千砂都の鞄から覗く退学届を見つけてしまう。その夜、電話で話すかのんと千砂都。しかし、二人の会話はどこか、よそよそしく――。

 

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「ちーちゃんの大事なひもQ、今すぐ返しなさいよ!!」

「(ひもQじゃないよぉ…)」

 

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「(ひもQじゃ……ないよね?)」

 

 そういえばここ、ちーちゃんをいじめてた3人組の女子の真ん中の子が恋に似てるって話題になってましたね。確かに特徴的な髪の結び方してましたけど…でも恋だとするとスーパースターのヘイト管理ガバ過ぎるでしょ。この女ただでさえ普通科への差別的言動を繰り返した結果まだメンバー入りもしてないままで南の島からの水着回&温泉回を済まされ、さらには友情ヨーソローへと突入しようとしている状況ですからね。しかも誰が言い出したのか変態露出狂の汚名まで着せられている恋に対し、この上まだ千砂都いじめの前科まで追わせていくのは流石のクゥクゥもドン引きです。

 千砂都が幼い頃気が弱くていじめられっ子だったというのはこのアニメでの彼女から見るとギャップがありますが、「始まりは君の空」PVでは他の子どもたちが公園で遊ぶ中ひとりぼっちでブランコに乗っているシーンが映ってはいましたね。アニメのシナリオとG's紙面やCDドラマ等の他シナリオとどのくらいシンクロさせて制作されているのか謎ではありますが、少なくともスーパースター!!は1stシングルからアニメ化までの早さといいかなり同調して作られていることが伺えますよね。サンシャインではダイヤが千歌達にダンス教えるシーンとか千歌が鞠莉を裸足で追いかけるシーンとか無かったし…

 すみれのグソクムシとか今回のとか、アニメ化前まであえて伏せておいた所をアニメで補完しているイメージに見えますね。

 

 

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「この髪、セットするのに30分はかかるの。」

「お湯かけて3分でできるでしょ。」

「ペヤングすみれじゃねーよ!!」

 こいつ持ちネタ多すぎるだろ。でもここも出来るけどサボろうとするペヤングと、やる気十分だけど途中で限界を迎えてしまう可可の対称性が表現されていて良いですね。

 

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回し蹴り避けるのすき。

 

 ここの回し蹴り避ける振り付け、絶対練習中何回か本当に蹴り入れちゃって摩央が悠奈に謝るくだりがあったはずだし何ならクゥクゥが真似しようとしてすみれの膝を顔面に食らってるシーンまで見えた。

 サニーパッション、第1話~3話までは雲の上の圧倒的強者として描かれていたのに対してこの5~6話で一気に解像度が上がり、「島(学校)を盛り上げたいと思ってスクールアイドルをしている」という動機まで見えてくると一気に「雲の上のライバルキャラ」から「前作主人公キャラ」のような身近に感じられる存在になりましたね。見た目プリキュアだし。

 あとこれはどうでもいいんですけど5人中3人へそ出ししてるのヤバくない!?開放的過ぎるだろ…ペヤング、頭部がポケモントレーナー過ぎて中和されてるけど練習着めっちゃセクシーなんだよなぁ…

 

 一方その頃結ヶ丘。

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(私が嵐さんをいじめた事にされてる…!?)

 

 初めての音楽科同士での対話。恋が千砂都に「練習?」ってフランクに話しかけてるのが良かったですね。まぁ恋はスクールアイドル以外では人望もリーダーシップもあるということは前から言われてましたし、スクールアイドルの件を抜きにすれば千砂都との仲は普通に良好でもおかしくありません。もしかして3話でかのんが歌えなくなったとき「嵐さんの練習のジャマにならなければいいのですが。」とか吐き捨てていったのもイチャモンじゃなくてマジで千砂都のジャマになると思ったからなのか。それはそれでちょっとヤバい人ですね。

 「(退学届を)見た?」と言われた時の恋のヘタクソな誤魔化し方、4話のグソクムシの時のかのんを思い出してちょっと面白かったですね。

 

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(哎呀!そっち側にもコンロあったデス…!?)

 

 3話までの空気キャラはどこへやら、ここ数回で株価ストップ高のすみれ。そして中華料理よりギットギトのクゥすみ百合営業に流石のひだまりPも胸焼けしてきました。

 クゥクゥが作ろうとしていたのは中国のポピュラーな家庭料理「紅焼肉(ホンショウロウ)」。醤油で煮込んだ豚の角煮的な料理らしいですが、ひだまりPたちからすると字面からジブリの映画を連想してしまいますね。

 それにしても「しょうがないわねぇ~」と言いながらキュッとエプロンの紐を結ぶしぐさ、往年の矢澤にこ先輩を思い出してしまった人も多いはず。言われてみるとかすみんもパンを手作りしてましたし、キャラ作り担当のスクールアイドルは家庭的というお約束を感じますね。ん、あれ?善子は…善子も堕天使の涙とか作ってたし味覚がイカれてるだけで普通に作ろうと思えば作れるから…

 しかしクゥクゥの失敗をカバーして全部自分で作ったことも鼻にかけず、むしろサニパの2人にアピールしたい可可の気持ちを察して全力フォローに回るなど「オトナ」の立ち回りを見せるすみれ。だがそれが逆に可可の逆鱗に触れマシタ

 なるほどね。(なるほどね。)まぁ確かにちょっと油っこくてギトギトしてるけどいい関係性だ。スクールアイドルの事になると大好きだけどちょっと空回り気味のクゥクゥと、素質は十分だけどまだちょっと気合の乗ってないすみれはぶつかる事が多いんですけど、スクールアイドル以外になるとすみれのお姉さんな面が出てきて一方的に世話を焼かれてしまうという関係がクゥクゥにしてみればなんかムカつくわけですね。そしてこれは先輩後輩の関係ではなかなか成立しない、ある意味ではスーパースターならではな関係性なわけです。すみれは矢澤にこだったり津島善子だったり過去作キャラの要素を特に色濃く引き継いだキャラクターに見えますが、一方ですみれの存在がLiella!に生み出す化学反応はシリーズ従来のそれとはまったく異なっているところが良いですね。

 

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クソレズ仲介人すな。

 

 かのんと悠奈の会話のシーン、この回の””ともなるべき重要情報が出てきましたね。

 まずはスクールアイドル活動をする動機について。前述の通りサニパが「学校と島を盛り上げるため」にスクールアイドル活動をしていることを聞いたかのんは、スクールアイドルが歓迎されないどころかむしろ反対に遭いながらも「結ヶ丘女子高校スクールアイドル」として学校の名前を背負って活動しているという矛盾に考えを巡らせます。そんなかのんに対して「何かのためじゃないからといってスクールアイドル続けちゃいけない訳じゃないし、歌うのが好きだからって子もたくさんいるよ」とアドバイスをするんですが、これって実は今のかのんに対してあまりにもドンピシャの指摘なんですよね。

 前回5話のラストで、かのんは「可可ちゃんのためにも結果を出したい」と言っていました。他にも3話のライブでかのんが歌えた理由は「ひとりじゃないから」でした。かのんはグソクーカーにとって中心的存在ではありますが、その一方で彼女自身の行動原理は周りの人たちからの影響がかなり大きいんですね。だからこそ、結ヶ丘で「歓迎されていない」スクールアイドルを続けていくことの意義を改めて思い悩んでしまっていました。

 しかし、そんなかのんが一つだけ一貫して譲らない「自分自身の主張」こそ「歌が大好き」という気持ちでした。それゆえに、悠奈の「歌が好きってだけでスクールアイドルを続けてもいい」という指摘はピタリと正鵠を射ていたんですね。

 

 そしてもう一つが千砂都のこと。サニパからしてみれば、グソクーカーの未来を真剣に考えてわざわざ相談しに来た千砂都が今はあっさり別行動していることに多少の疑問を抱いたとしても不思議はありません。悠奈は気づかない、クゥクゥも気づかない、しかしかのんに電流走る…!

 

 

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「そっか、見ちゃったんだ…」

「信じて下さい!決してワザとでは…」

「恋ちゃんがときどき男性用職員トイレで鍵を開けたまま声が漏れるようにオ○ニーしてるのは?」

「見ちゃいましたか?ワザとです…♡」

 まぁ、それはどうでもいいんですけど。

 

 スーパースター、2話で一度退学届をギャグで出しておいてここでもう一度登場させるのとか、1~3話くらいで千砂都を従来の幼馴染枠とは違うカラッとしたキャラだと思わせておいて極大のクソ重感情を投下してくるところとか、ところどころフェイントかけてくるクセがありますよね。

 

「昔の私は、キモ弱くて…」

「(キモ弱!?)」

 ここの回想シーン、ほんとに「キモくて弱かった」の「キモ弱くて…」に聞こえてしまい、自分を卑下しすぎのちーちゃんに軽く引くとともに自虐とは言え「キモい」なんて言葉をラブライブ!で言わせるの凄いな…と数十秒後に「気も弱くて…」だったと気づいて笑っちゃいましたね。

 

「かのんちゃんは、色んなことを教えてくれた。前に進む大切さだったり、新しいことを見つける楽しさだったり。だからいつか、かのんちゃんの横に立てる人になりたくて。」

「それがダンスとどういう関係が………まさか!」

「うん。始めたのはね、かのんちゃんがきっかけ。」

「……(絶句)」

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 恋ドン引きしててワロタ。

 

 ちなみに恋ちゃんが露出趣味に目覚めたのは小学校6年生の時、プールの授業後に替えの下着を忘れてしまってその後の授業をノーパンで過ごした時の経験がきっかけだったんですけどね。恋ちゃんも対抗してその話すれば良かったのに。

 

 それにしてもラブライブ!シリーズに連綿と受け継がれていく愛が重い幼馴染の設定は何なんだよ。全作品に重い幼馴染いますからね。何なの?公野櫻子先生が指定してるの??鰻屋の鰻じゃん…こっちは鰻しか出さない鰻屋だからね、ファミレスの鰻に負けるわけにはいかないんですよ。

 

 何が怖いってちーちゃん、「ダンスが好き」って一言も言ってないんですよね。「かのんちゃんみたいに大好きで夢中になれるものを私も見つける!」とは言ってたんですけど「ダンスが好き」とは言ってないんです。前回も言ったけど俺はこっちのポケモンを選ぶぜのノリなんですよ。むしろちーちゃんが好きって公言してるの「丸いもの」ですからね。「歌が大好きなかのん」と「かのんが大好きな千砂都」のアンバランスが怖いんですよ。

 

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 ひだまりPはネットミームに汚染されすぎているので、この演出が入るとかのんちゃんが包丁持って走ってくるんじゃないかと思ってドキッとしちゃいましたね。だろ。逆でもねぇよ。

 

 千砂都の不安を察して神津島から帰ってきたかのんちゃん。確かにさっきクゥクゥがステージ演出を作ったシーンでかのんちゃんいなかったですからね。話逸れますけど、クゥクゥが発明家ポジションなの中国キャラに対するちょっと古めの色眼鏡って感じで良かったですね。クゥクゥは別に中国を全面に出したキャラではないのに、変な所で微妙なテンプレ中国キャラを見せてくるバランス感覚が面白いですね。

 っていうかかのんちゃん神津島から帰ってきてちーちゃんのダンス見てまた島へ帰るの!?うるせぇな小原家のヘリ使ったんでしょ。小原家の力は借りられマース!

 

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ダブルE.T.


 ひだまりPとしてもこの2人の関係性はすごく好きなんですよね。ちょっとだけ帰ってきたドラえもんが脳裏をよぎって笑っちゃったことも書きますけど、いやでもね。

 これは3話でクゥクゥが千砂都を勧誘した時にちょろっと言及しましたけど、千砂都が「私もかのんの様に大好きを見つけたい」なら、かのんも「千砂都の実力に見合うように歌えるようになりたい」だったんですね。だからかのんから千砂都を誘うことはしなかったわけです。

 スクールアイドルとは関係なく、「仲間でライバル」を地で行く二人。そしてそんな二人の道がスクールアイドルを目指したことで交わるのが、とてもラブライブ!冥利に尽きますよね。

 この二人の行く道って非常に似ているんですよ。かのんは可可のスクールアイドルへの熱意と自分に向けてくれた気持ちに応えるために「私が」頑張らなくちゃ、と思い、そして3話では千砂都の応援をきっかけに「ひとりじゃない」ことに気がついたのでステージで歌うことができるようになりました。この6話では、今度は千砂都がずっと「かのんのために」頑張ってきたけれど、不安な時に駆けつけてくれたかのんの存在によって「ひとりじゃない」ことに気がついたから念願のダンスの大会で結果を出すことができました。これって「未熟DREAMER」なんですよね。いや共通性とかそういうのじゃなくて。「未熟DREAMER(概念)」なんですこれは。

 未熟DREAMER(概念)と言えば、「ひとりじゃない」そして、「みんなとなら」でした。かのんはこの回で、「みんなのために歌いたい」という想いを千砂都に打ち明けましたね。かのんの「みんなのため」の中には千砂都も入っているから、二人の間の「境界線」を越えて千砂都の心に想いを届けることができたんです。

 

 あとかのんってよく考えたら今のとこメンバー全員自分の足で捕まえに行ってるよね1話のラストシーン然り4話のすみれスカウト然り今回然り。ラブライブ!の勧誘と言えば穂乃果が花陽をわざと泳がせて2人オマケに一本釣りしたカリスマの手腕などが今でも語り草ですが、かのんはサバサバしているようでも過去シリーズ随一の雑草魂を持つスクールアイドルなのかもしれません。

 

 まぁそんな感じで非常に良いシーンではあったものの、ちょっとだけ引っかかったのはかのんのツボがあんまり分からなかった点ですよね。「わたし、あの時本当に感激したんだよ!全身が震えた!なんてかっこいいんだろうって!!」って畳み掛けた回想に出てきたのは幼い千砂都の「私もかのんちゃんの歌みたいに夢中になれるものを見つける!」発言なんですけど、いや…そこ?

 そこだったかぁ…そこそんなに重要?いや重要かどうかはかのんのさじ加減ですから良いっちゃ良いんですけど、当時幼稚園くらいのかのんにその感性があったかどうかも気になるし、あと千砂都のその発言に他ならぬかのんが感激するのはちょっと上からじゃない?って思っちゃいましたね。

 あと「お互いがお互いを見て、お互いを大切に思って…」ってセリフもちょっとかのんの主観視点っぽくなくて、この幼馴染百合劇場を第三者視点から見てる人の意見になっちゃってるのよね。そこの陳腐さがちょっと引っかかったのも残念でした。

 かのん、1話~4話まで安定の名言製造機だったのに今回はしょーもないキャッチャーフライを打ち上げちゃった感じがしますね。オタクはうるさい

 

 そして新曲「常夏☆サンシャイン」。

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ここジョジョ3部

 

 いやこの曲なんですけど、でもラブライブ!でこういうさぁ、まるでプリパラの楽曲のようなノリの音楽を出されるのは、ひだまりP的には正直………

 

アホほど好きです。

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 そういえばしれっと千砂都が加入してるけど、実はペヤングにとっての初ライブでもあるんですよね。彼女も普段の言動に恥じない華やかなパフォーマンスを見せてくれました。こうして見ると金髪枠の早期確保がめちゃめちゃ功を奏していますね。あとやっぱね、すみれとクゥクゥの2人が見せるトリッキーな振り付け、見た目にも楽しくてめっちゃ好きなんですよね。始まりは君の空で準備運動するやつとか。これ毎回言ってんな。

 この曲、衣装はかのんと千砂都クゥクゥとすみれで対になっていますがパートによって2対2から1対3になったり4人それぞれになったりマリオパーティ方式になっていて、4人という人数が生かされていると感じます。

 

 ゆったりした出だしから一気に激しめのテンポに移行する進行といい、曲全体のトロピカルな雰囲気といいやはりラブライブ!からは往年の名曲「Mermaid festa vol.2~Passionate~」を思い出させます。ちょっと待って!?タイトルに「サンシャイン」って入ってるのにラブライブ!サンシャイン!!ってもしかしてこういう曲無かった?まぁそうですね…向こうは地元愛♡満タン☆とかやってたから…

 

 それから、さっき未熟DREAMER(概念)の話したじゃないですか。その流れでこの曲を持ってくるバランス感覚は非常に独特です。まぁ独特って言ってもそういえば果南は未熟DREAMERのサビでバク転しようとしてた説ありましたけどね。(2期6話感想記事参照)蜜柑休題、この5,6話ではサニーパッションとの出会いにより「スクールアイドル」としての世界観が一気に広がる一方、いつもクーカー改めグソクーカー改めグソクーのことをずっと支えてくれていた嵐千砂都との関係性に向き直る回でもありました。したがって、千砂都を迎え入れたことで彼女を加えた4人で進むこれからの未来を暗示する曲としてはこれ以上ないほどマッチした曲と言えるのではないでしょうか。

 あとシンプルにかのん、5話からずーっと一人でヨガしながら「話しかけないで!」とか周りに塩対応してこの曲と歌詞頭の中で考えてたと思うとオモロいですね。

 

 この曲言うまでもなくめちゃめちゃサニーパッションの影響受けてるんですけど、サニパも今回すごくいい仕事してくれたと思うんですよね。一つは「学校のために歌う」という話がかのんのスクールアイドル価値観に与えた影響。これはおそらく恋とのわだかまりの解消にもこの先関わってくる気がします。

 もう一つは千砂都との話。千砂都がグソクーカー(当時)に賭ける想いの大きさにいちばん早く触れていたのは実はサニパなんですよね。そして千砂都はそもそもサニパが駆け出しであるクーカー(当時)に興味を持ってくれたきっかけとも言える逸材ですし、もちろん二人にはかのんの千砂都の関係性が分からなかったとしても、逆にわからないからこそグソクーカーに執着する千砂都の態度と神津島まで着いてこなかったことの不一致をかのんに指摘するほど注目していたのかもしれません。

 サニパとの会話を通じて千砂都の不安にかのんは気づく一方で今回可可とすみれは二人の関係性や千砂都の抱えていた悩みについては一切ノータッチです。逆にそれがいい。千砂都の弱さやかのんへの特別な想いは、彼女の「弱点」でもあるわけですから。もちろん可可やすみれがそれを知ったとしても千砂都への見方が変わることはないでしょうが、そういうデリケートな部分がメンバー全員の共有事項になってしまうとやっぱりパワーバランスが崩れてしまうんですよ。かのんは当事者、そして音楽科同士である恋には打ち明けた。すみれと可可は知らない。それくらいが丁度いい塩梅なんですよね。返す返すもグソクムシの事可可にバラしたかのんの罪めちゃめちゃ重いですね。

 

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恋「わたくしが描きました♡」

 

 わたくしが描くのやめろ。

 未熟DREAMER(概念)の話が出てきたのでこのラストシーンでもダイヤがAqoursの名前を砂浜に書いてたというクソしょうもない後付け設定を思い出してグソクムシになってしまった。

 っていうか、そもそも何描いたのこれ。ハナチャン?もしかしてりんごの絵はかのん、星はすみれ、顔があるのが可可、そしてただのマンマルが千砂都を示唆している?そういえばキモ弱かった頃の千砂都も地面に棒切れで丸を描いてましたね。だから今の千砂都には大好きで繋がってる仲間がいるよって事?そう考えるのが丸いですかね。ただ千砂都が回想シーンで地面にマルの絵描いてたことにそんな意味持たす?かのんと言い千砂都と言い幼少期の記憶が鮮明すぎる上に幼児期の感性がクレヨンしんちゃん並に豊か過ぎるのはちょっと気になったところですね。

 ダイヤが書いたと言えばグループ名の話まだ出てきてないけどどうするんだろう。恋を加えてグソクー改めグソレーになるの?そこも気になりますね。

 

 

次回『決戦!生徒会長選』

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 生徒会長恋じゃなかったの!?まぁそういえばクゥクゥも暫定みたいな事は言ってましたね。っていうかお前が出馬するのかよ。

 そういえば結局今回の千砂都は普通科に転科したわけで、こうするといよいよ最終的に恋も普通科に来るかあるいはクーデターが起きて普通科と音楽科がそもそも統合される可能性もありますね。作中で生徒会長選挙が行われるなんてラブライブ!の世界では初めての初めてのは・じ・め・て・の~!事なのでどんな展開になるかワクワクですね。

 

 

 最後にまとめです。

 

まとめ

 

トゥデイズ チサキンズ ポイント。

 

 

ドゥルルルルルルルルルルルルルルルル………

 

 

 

 

 

 

 

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100点(ワンハンドレッド)~!

 

\ウィッス!/ \ウィッス!/ \ウィ---ッス!/

 

 

 まぁかのんと千砂都の関係性については記事中で語った通りですが何といっても。新曲がマジで素晴らしい。新曲とダンス。これだけでもうラブライブ優勝です。まだ4人なんだよなぁ…恋ちゃんの変態行為の禊期間が長すぎる。

 可可とすみれの関係性についてはまるで日常回のようなほのぼのした描写だったのに対し、千砂都とかのんの間の問題についてはしっかりと描いていたメリハリが見ていて気持ちよかったですね。そしてホストであるサニパもしっかりとグソクーチカに影響を与え、キャラとしての深みも増していて良い傾向です。まぁ日常回が続く中にしれっと重大なテーマを混ぜてくるのはラブライブ!アニメシリーズお得意の趣向ですが「エモ」で終わるんじゃなくてトロピカルなサマーソングで締めてくるのがニクいですね。

 

 それでは、よきラブライブを!

 

 

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