ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会2期第6話「大好きの選択を」感想-道は不確かだけど、好きだからできる。

好きなこと 私だってここに見つけたんだ

力いっぱい頑張れるよ 本当の自分だから

誰よりも味方でいてほしいあなたへ

心の奥まで届きますように

今日も信じて歌うよ!

 

 ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。今回は「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」アニメ2期第6話『大好きの選択を』の感想を書いていきたいと思います!

 さて虹ヶ咲アニメスタッフに対してはもはや言わずもがなの厚い厚い信頼を置いているひだまりPですが、流石に今回は放送直前まで一抹の「不安」も拭いきれませんでした。

 「せつ菜回」と言えばアニメ1期3話という唯一の微妙だった回であり、更には「存在しないゲーム」…その悪夢の名前をここでは「スクスタ」と呼ぶことにしますが、スクスタにおける栞子の生徒会長簒奪騒動せつ菜の毒親問題(毒親ではない)などせつ菜にまつわる鬱要素をアニメで繰り返してしまったら「雨の再生産」になってしまうのではないか。そんな懸念をアニメ1期が終了した時からずっと抱いていたのですから、今回「せつ菜回」が濃厚な次回予告を見てあまりにも多すぎる不安要素に思わず身構えてしまったのも無理からぬことです。

 

 実際はどうだったのでしょうか。それでは、続きを読むからどうぞ。

 

 

 

もくじです。

 

 

★あらすじ

前夜祭に向けて映像研究部から密着取材の申込みを受ける同好会。しかし、未だに正体を明かしていないせつ菜に配慮し、密着を断る形で取材に対応することに。生徒会長とスクールアイドル、全く違う二つの大好きを、それぞれ続けるためにはこのままがよいとせつ菜は語る。しかし、学園中が開催日に向けて盛り上がるなか、些細なことから菜々がせつ菜であることが栞子に知られてしまう。その頃、合同文化祭でも新たな問題が起きていた。

 

🍞「せつ菜ちゃん、男の子だったの~?❤」

💧「実は変態さんだったりして…❤」

 な~んだ。ただのヘンタイA・ZU・NA回じゃん。A・ZU・NAの変態要素がしっかりと出ていた神回でしたね。

 

 それでは、よきラブライブを!

 

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まぁ、それはそれとして。

 

🎤生徒会長とスクールアイドルって、全然違うものですから。どちらも大好きでやりたい私としては、このままの方がいいと思うんです。

 

я そうよね~!

💎「そうですわよねぇ…

☕「価値が下がってしまいますよね

 どちらも大好き、というのはせつ菜の偽らざる本音ですが、なぜ「生徒会長とスクールアイドルは全然違う」と彼女は思っているのでしょうか。まぁシリーズのメタ的な話は置いておくにしても、一応ラブライブが存在している世界線だから第2回ラブライブ優勝グループに生徒会長兼任のアイドルがいた事は知っててもおかしくないんですけどね。ダイヤも知ってましたし。

 親や周りの期待に応えて優等生であり続けてきた生徒会長の「中川菜々」、そんな生活の中でただ一つ自分だけの「大好き」を叶える場所であったスクールアイドルの「優木せつ菜」。それらをせつ菜が「違う」と発言したのは、未だ生徒会長とスクールアイドルの二重生活を親にも打ち明けられていないことが大きそうですね。

 

 

★エーリカ・ハルトマン

Auf der Heide blüht ein kleines Blümelein
(荒野に小さな花が咲いていた)

Und das heißt: Erika.
(その名はエリカ)

 見れば見るほどそっくりで笑っちゃった。アニメ1期と同時期にストライクウィッチーズやってたので友情出演かもしれないですね。

 

 

★三船薫子

薫子「ねぇ、あなたスクールアイドル同好会に…

「東京へ帰れ」

薫子「ここも東京だよ」

 教育実習生がしていい髪の色じゃないだろ。っていうか前から思ってたんですけど薫子の髪ここまで赤入ってましたっけ?ネウロイ化してる?

 ここの卒業生でもないしスクールアイドルフェスティバルの元運営でもない薫子。なぜか音楽科のある学校に来たいという理由で虹ヶ咲学園に来たようです。

 スクスタで全ての惨劇の引き金を引いたこいつをひだまりPはマジで警戒しているんですが、今の所は二次創作の北条鉄平のごとく、アニメだけを純粋に見た評価では「ちょっとウザいけど妹思いの優しいお姉さん」としか今のところは言えないですね。髪の色やばいのは主人公も同じなので。

 

 

★せつ菜の正体

🎤「二学期で会長の任期は終わりですし…」

🔖「本当ですか!?!??!!!」ガラッ


ドラえもんみたいな顔しやがって。

 

 二学期で生徒会長の任期は終わりという超・超・超重要情報をさらっと置いてったせつ菜。まぁこれはなぁ。こればっかりはアニガサキ側が折れて栞子が生徒会長になるルートを用意してあげないと、もはやアニメが原作にして唯一の正史になってしまった虹ヶ咲で生徒会長の代替わりが無かったら4thライブでコンセントレイト!歌った時に「虹ヶ咲学園生徒会長、三船栞子!殺してみせろよ中川菜々!!」とか言ったもえぴ兄貴とかどうなっちゃうのって話じゃないですか。

 虹ヶ咲では1年生から生徒会長を選出するのが恒例なのか、それとも1年生でも立候補できるけど任期は1年間で固定なのか、はたまたせつ菜も1年の時に腑抜けた生徒会長を引きずり下ろすために全校生徒の前でディベートという名の人格攻撃して生徒会長の座を簒奪したのかは、分かりかねる所ですが。

 


こいつは後でシメられた。

 

 

★アニメの栞子、スクスタの栞子

🔖「安心して下さい。誰にも言うつもりはないですよ。

 私は会長が、学園のためにたくさん貢献されてきたことも

 せつ菜さんがスクールアイドルとして

 人気を獲得していることも知っています。

 どちらにも適性があって、みなさんを幸せにできている。

 その邪魔をする理由など、ありません。」

🎤「あぁっ…ありがとうございます!」

🔖「ふぅ…今日もまた、世界を救ってしまいました。」


こんなにうまい塩は食うたことがない……
スクスタの塩はカスや…!(絶対評価)

 

 もうなんだ、解決編じゃん。私達は虹ヶ咲症候群を発症して狂ってしまった栞子しか知らなかったんですが、ここにいるのは本当の、「みんなのために行動できる」栞子でした。まぁ…せつ菜の任期が2学期で終わりなのを聞いてたからかもしれないですけどね。

 ちなみに「惨劇(スクスタ)」を知らない方や記憶から抹消してしまった方のために説明すると、「糞(スクスタ)」の方のいわゆる”発症済”栞子はせつ菜の生徒会長としての仕事を全否定した上で、「こんな何の役にも立たないスクールアイドルなどにうつつを抜かしているならあのレベルの仕事にもなりますね」とスクールアイドルも全否定、その上で異例の生徒会再選挙を無理矢理実行させ、ディベートという名の人格攻撃でせつ菜をコキ下ろした上で生徒会長に…まぁ良いや。要するにアニメの栞子とは真逆のことをしていた、ということです。確か菜々の正体とかも全校生徒に言いふらしてた気がしますね。クソ過ぎる。

 

 そうですね…まぁ栞子がまともな子で良かったとか、そういう安堵も勿論あります。私たちはアニメ1期が大団円に終わった時からずっと、アニメ2期があの「糞の再生産」になるのではないかと、それだけにずっとずっと怯えていたのですから。

 ただ、それではこの台詞をもって、栞子のことをどう評価するのか、と言えば…本当の事を言うなら、私たちはあの狂っていた栞子しか知らなさすぎて、本当の栞子がどんな子なのか、何も知らないのかもしれません。

 

🔖「アニメのあなたは見事に演じてくれました。同好会を廃部にした道化の役を──」
🎤「何ですって…!」
🔖「人は言った。私を冷血漢と。裏切り者と。しかし罵倒の中に見えてきた。究極の生徒会長の姿が!──それがこの器。感情とも裏切りとも無縁の、この空っぽの器こそ、私。」
🎤「そんなものが栞子さんの器…!?」

🔖「神の器が幾千、幾万の無限の私を映し出す!」

🎤「あなたが空っぽなら、私が生徒会選挙を戦った相手は誰です!?」
🔖「英雄には試練を、聖者には誘惑を。私にはランジュと姉さんを──ちょっと多くないですか?」

(『鐘☆嵐珠 レヴュースクスタァライト』より)

 

 また栞子が虹ヶ咲症候群を発症するに至った経緯として、幼い頃からの姉・薫子からの虐待や薫子のスクールアイドル活動等の影響が挙げられますので、栞子のこの発言はある意味では薫子の罪すらも浄化した、と言えるかもしれません。

 薫子と言えば「悪夢(スクスタ)」の方の栞子は姉・薫子を始めとして「適性がないことを始めた結果として不幸になってしまった人間リスト」という、あなたちゃんですらドン引きの呪物、通称「三船デスノート」を持ち歩いていたことでも知られています。

 

 「デスノートを手離すとノートに関する記憶が失われる」という設定がありましたよね。スクスタにとかじゃなくて、一般的に。アニメの三船栞子の言動が「大便(スクスタ)」とあまりにも違いすぎるのは、これが原因ではないかとする説もあります。死神が見える見える…

 

 まぁ実を言うと、「アニメと原作で矛盾した事を言ってる」事自体はラブライブ!では前にもあったんですよ。黒澤ダイヤとかね。黒澤ダイヤとか。ただスクスタに関してはアニメが事実上の原作となった今、私たちは栞子の何に怯えているのか「存在しない恐怖にかられる」という症状自体が本当の虹ヶ咲症候群みたいで怖いですね。

 

 

★せつ菜の試練

 虹ヶ咲学園の文化祭と合同開催する話を進めていた第2回スクールアイドルフェスティバル。しかし同好会やランジュの人気が高まりすぎて応募が殺到し、キャパシティ的に開催は現実的でない状況となってしまいました。参加者を抽選で選び直し、虹ヶ咲のCDに先行抽選申込券を封入する案も出ていましたが、「みんなの夢を叶える場所」であるスクールアイドルフェスティバルで参加者の選別はしたくないという思いからNG。結局、生徒会長の判断によりスクールアイドルフェスティバルの開催は見送ることとなりました。

 

🎀「だってせつ菜ちゃん、自分一人が悪いみたいな言い方してるから…」

🎤「ですが、誰かが責任を取らなければ…」

💧「スクスタが燃えた時、誰か責任を取りましたか?」

🎤「…それは、声優を盾にして、ダンマリを続けてました…」

 かつて同好会を廃部にしてしまった時の二の舞をしようとしていたせつ菜のもとへ集まる同好会のメンバー。そしてかすみん。まぁ良いシーンではあるんですけどね。一度こいつの暴走で同好会潰されてる身としてはね。その目は優しい。

 

 シリーズ共通でお話の都合上叩けばいくらでもホコリが出がちな「生徒会」のタブーにさりげなく切り込んできましたね。何故か前代の時にいた生徒会役員が総辞職していたラブライブ2期の幼馴染生徒会トリオ部活で忙しい生徒会役員のために全仕事を押し付けられていたサンシャインのドルオタ生徒会長、そして一人とか二人とかそういうレベルじゃなくラブライブ!アニメシリーズ史上ぶっちぎりのクソ生徒会とか…スクールアイドルフェスティバルも音楽科を中心に行うことにしろ。

 

 でもこれは実際、今までのラブライブ!と虹ヶ咲の一番違う点と思うんですよね。虹ヶ咲がソロアイドル路線で活動しているのは最初からそうでしたが、それだけに「スクールアイドル」の枠に囚われず、学校の皆が物語に参加しているところがより良く描けていると思います。他校のスクールアイドルや、学校内でもちゃんと確立したキャラが他作品に比べても圧倒的に多いのはそういった雰囲気の現れですね。

 

 そして。


このアユは………!


 これはね、望外です。ひだまりPは前回あゆせつについて語ったと思いますが、前回でもう回収されきっていたと思ったあゆせつ要素がここに来て…田中はん…なんちゅうあゆせつを食わせてくれたんや……!

 ひだまりPが最推ししている虹ヶ咲の2人組と言えばやっぱりあゆせつ、これだね。あゆせつってのは大げさにイチャイチャしたり、あるいは度々ケンカしたりとか、そういうネバネバした関係性がない女の子の友達同士としての距離感。でも「女の子らしさ全開」の「スクールアイドル」である歩夢と、「スクールアイドルらしさ全開」の「女の子」であるせつ菜対称性。それによって、二人共「普通の女の子」とはちょっとズレてる部分がそれぞれあって、それによってどちらかがどちらかを引っ張ったり、あるいはお互いを振り回してしまう。そういうギリギリ釣り合わない天秤みたいな関係性がいいんじゃあないか。

 ひだまりPが1期12話のあゆせつ拳ハイタッチを非常に高く評価しているのは、やっぱりあれは「女の子」として悩んでいる歩夢せつ菜が「スクールアイドル」としての気持ちで引っ張り上げたことによって、歩夢の中の「スクールアイドル」としての熱い想いを呼び起こした所にこの2人の関係性が垣間見えたからなんですよね。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会2期第5話「開幕!ドリームランド↑↑」感想-カワイイの天才、歩夢ちゃん回! - ひだまりPはこう語った

 

 こう書いたんですけど、それで言うと今回は更にスクールアイドル「せつ菜」としてのワガママをまた生徒会長「菜々」で抑え込もうとしていたせつ菜のことを、歩夢が「スクールアイドル」流のやり方でまた焚きつけるという、まさに1期12話のそれと真逆の構図になっているんですね。

 そもそもスクールアイドルとして立ち止まりかけていた歩夢の背中を押したのはせつ菜の熱い想いだったわけですから、今回はそれが巡ってまたせつ菜のもとに帰ってきたことになり、それがせつ菜自身の想いや行動が間違っていなかったということを示すカタルシスになっているんですね。「合理性」を重んじる菜々に対して「せつ菜」の数値化出来ない「想い」で取った行動が実を結んでいると証明できたことで、「菜々」としての行動にも変化が生まれて、それが冒頭で言っていた「生徒会長とスクールアイドルは違う」というせつ菜の囚われていた気持ちから解放するきっかけにもなっているんですね。

 

 せつ菜の言った事が返ってきてると言えば1期7話で彼方と遥のスクールアイドル引退騒動の時に「お二人とも全部一人で解決しようとしています!」みたいな事を言ってたのもここに来て顔面にピッチャー返しを食らってますが、まぁあれは言った時点でブーメランが刺さってたので良いでしょう。

 

★ランジュのおっぱい


豊満胸(パイ)ラ!

 

 ちょっとデカ過ぎません!?こんなのラン授乳じゃん…ラン授乳って何だよ。っていうかこのランジュノーブラじゃない!?いやいや!ノーブラで学校来るなんて常識的にあり得ません!!豊満胸ラ!出したっていいじゃない♡ボクも脱ぐよ。Oh,Shit...!みんなと繋がる、大切な時間❤

 確かにそれはそうで(?)、これは偶然ではなく「自分からもっと力を出してよ」というランジュ流のせつ菜へのメッセージなのかもしれません。

 

 おっぱいの話と言えばジェニファーっているじゃないですかY.G.国際学園の。あいつB90cmあるの知ってました?ランジュより果林よりデカいんですよ。あとさりげなくラクシャータも88cmです。っていうかそれ言いだしたらB92のエマもスクフェスではY.G.国際出身ですからね。バカじゃないの?もうP(パイ).Z(ズリ).国際に改名した方がいいだろ。虹ヶ咲のアニメにスクフェス転入生が出てくるのは全然OKなんですが、スクフェス初期特有のクッソ適当な設定が響いてしまって色々とバランス崩壊してますね。いっせーの思い切って全部ボイン!全員巨乳でもいいんじゃない?あれもこれもBig boob! Big boob!ってうるせぇよ。パイタッチ!

 

”この瞬間、せつ菜の夢は結実した。そんな願いをこのシーンに込めました。”

 ちゃんと劇中で結実している +2525838点。

 紫苑女学院のこの2人は一応ひだまりPも見覚えあったんですが、姉妹っていうの地味に初耳でしたね。あと紫苑と言えばこれで…坂巻千鶴子というエマすら凌ぐラブライブ!シリーズ最高火力(B95)がこの世界に存在することが証明されてしまいましたね。B95より上っていましたっけ?多分いない気がする。

 っていうかランジュがこの2人連れてきたってマジ!?ランジュ、ランジュお前…お前………!

 

 

 友達いたんだ…

 

 「虹ヶ裂き編(スクスタ)」の中の虹ヶ咲症候群を発症したランジュは「友達が欲しかった」という理由で数々の凶行に及んでいたことを考えると、ある意味ではこの二人が惨劇回避のキーパーソンだった事にもなりますね。今日もまた世界を救ってしまいました。

 

 

★せつ菜のMELODY

抱きしめてた想いが ここにずっとあったんだ

空に弾けてった

真っ直ぐ伝えることも もう怖くないよ

これからはなんでも話せる気がして

 

 虹ヶ咲でも5指に入る名曲、せつ菜の「MELODY」を生み出すきっかけにもなったせつ菜毒親問題。アニメ放送前からもし栞子による生徒会長簒奪事件が発生したら自動的にこのルートに入ることで大変恐れられていた問題でもあります。

 流石にこのシーンはひだまりPもヒヤヒヤ。次の日にはSIDの真姫ちゃんみたいに「私スクールアイドルやめますから」って言い出すんじゃないかと半ば冗談でもなく思っていました。

 結果から言うと菜々の裏のお仕事については親の同意を得られた様ですが、彼女がずっと隠し通してきたそれを親に伝える覚悟ができたのはやはり先の歩夢の拳ハイタッチ返しによって、「菜々」にも「せつ菜」にもある「大好き」の想いが繋がったということがきっかけでしたね。

 

 実際のところ功罪の「罪」に対して功があまりにも貧弱すぎるから言いづらいのですが、ひだまりPの中でせつ菜の「MELODY」がここまでの神曲に昇華されたのはスクスタキズナエピソードのおかげではあるんですよ。それだけはそう。っていうかあのクソゲー、キズナエピソードだけは普通にそこそこまともですからね。もうサ終しているのが本当に残念ですが。

 MELODYの話は前にもしていたと思ったんですが、多分虹ヶ咲1stライブの記事でしたね。

 

この曲はスクスタストーリーを経ずに初めて聴いた時は、「誰よりも味方でいて欲しいあなたへ 心の奥まで届きますように」というフレーズの「あなた」は所謂スクスタあなたちゃんの文脈だと思っていたんですよ。それが実はせつ菜の両親へ向けた歌だとキズナエピソードを経て判明した時のカタルシスが本当に凄くて、一気に好きになってしまいました。 エピソードでは真面目な優等生であったせつ菜が両親にブチ切れて家出するといったような描写もあったんですが、「なんで私のこと わかってくれないんだろう?」といつもの理路整然としたせつ菜でなく、「大好き」を守るために感情を露わにするある種「ワガママ」なせつ菜の一面がこの曲に現れているのもいいですね。

ラブライブ!虹ヶ咲学園 First Live "With you" 両日ライブビューイングレポート!~大西亜玖璃の長いMC~ - ひだまりPはこう語った

 

 「生徒会長とスクールアイドルって全然違うものですから。」と言って「せつ菜」と「菜々」を切り分ける二重生活を送っていたせつ菜が、今回一人では解決できない問題に直面した時、「せつ菜」としての熱い想いも、「菜々」としての真面目な献身も、どちらも同じ自分として認めてくれる人がいて、せつ菜の根底にあった両親に本当の気持ちを打ち明ける怖さを克服できたと。その文脈はアニメだけでも成立しているんですが、これだけは。これだけはスクスタにも、ルビィのちっちゃなおむね程度ではありますが、スクスタの「功績」もあると、そこは認めざるを得ません。

 

5ちゃんで晒された時のやつじゃねえか。

 

 

★そういえばA・ZU・NA回だった

 今日A・ZU・NAの回なの!?SE・TSU・NA回じゃなくて!!!??じゃあA・ZU・NAの皆さんスタンバイお願いしまっす………

 

★新曲「Infinity!Our wings!!」

いいじゃん…

 ひだまりP、QU4RTZはスルメ専門店だと言ったんですがそれに対していくとA・ZU・NAは酒盗みたいに初動のインパクトがとにかく強い曲が多いんですよ。

 ファーストシングルの「Dream Land! Dream World!」からして「A・ZU・NAランド」のミームを生み出す程の象徴的な曲ですし、「kakushiaji!」や「Happy Nyan! Days」等の電波ソングもガッツリ出しているA・ZU・NAが、アニメでこれらのインパクトを超えられる曲を出せるのか?というのは正直言って不安だったんですが…

 


副会長のやつでいいだろ。

 

 しっかり地を固めてきたじゃん…しかも前回を踏まえたミュージカル要素も入っていて栄養バランスもいい。せつ菜のカッコよさと無邪気さ歩夢の可愛さと真っ直ぐさしずくの変態性と演劇要素がちゃんと全部入った上でバラバラなのにその「バラバラ」自体が曲の個性になっている。

 


可愛すぎだろ…

 

 あとサビの途中で「ハイタッチ!」でもう一周サビの入りからやるじゃないですか。ひだまりPはね…そういうの大好きだから…

 


正体現したね。

 

 ケツを振るな二度も言わすんじゃねえ。ケツを振るなケツのデカい女はすぐ裏切る。まぁお尻フリフリ自体はかすみんのソロ曲でもやってましたけど、かすみんがやる分には単にCutest♡ガールだけどA・ZU・NAが3人揃ってやったらそれはもうPornhub♡Bitchだろ。と言うかせっつーのママは娘がこんな猥褻なダンスしてるの見てニッコリしてたの!?血は争えねぇな…

 

 

★届かなくて、まぶしい

眩しいですか?

 

わかります。

 

 

★まとめ

 

トゥデイズ チカキンズ ポイント。

 

 

 

ドゥルルルルルルルルルルルルルルルルルル………

 

 

 

 

 

 

 

 

100点(ワンハンドレッド)~!!!

 

\ハイタッチ!/

 

 この回の最重要役割はいわば「スクスタワクチン」でした。栞子・ランジュの虹ヶ咲症候群発症栞子の生徒会長簒奪騒動せつ菜の毒親問題スクールアイドルフェスティバルのボランティア1,000人問題ランジュの孤独…などなどあらゆる「惨劇」をこの回で一気に否定してくれました。

 特に栞子のせつ菜に対する発言は物語上も重要な発言であるとともに「虹ヶ咲症候群」を発症していた世界線の栞子の発言を完全にひっくり返し、せつ菜と栞子、両方の尊厳を守ったと言えるでしょう。

 「アニメの栞子は空っぽで物足りない、スクスタの尖った栞子の方が良かった」という声もなくはないというのは正直に言うと分かります。でもそれはアニメの人間的にまともな栞子「ありき」の話ですよね。いくらサウナが大好きな人でも外まで常時摂氏80℃だったら死んでしまいます。サウナが気持ちいいと思えるには「いつでも涼しい場所に出て休める権利」が大前提ですよね。それと同じです。

 ぶっちゃけひだまりPはラブライブ!シリーズのアニメに対して、クソならクソでネタになるから良いじゃんと思えるような所もあったんですが、虹ヶ咲2期だけは「次はDiverDivaが裏切ってるんじゃないか、栞子がロジハラし始めるんじゃないか」と毎回不安に襲われながら観ているのが正直な所です。クソ回はクソ回でも一度ぶつけられたクソをまたぶつけられるのは嫌ですよね。

 そういう意味で、まさに「雨のち晴れのち田中仁」を地で行く神回ではあったんですが、ただ大前提として、それでも虹ヶ咲のアニメに求める役割はスクスタの尻拭いではなくアニメだけの新しい輝きを創り出してくれることなので、「スクスタワクチン」は本当に有り難いのですが評価点としてプラスにはできないというのがひだまりPの想いです。ということで100点満点、とさせて頂きました。

 

 それでは、よきラブライブを!

 

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