ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

ラブライブ!スーパースター!!2期8話「Chance Way」感想-みんなで叶える物語!

いちご風味のたこ焼きで 今日も良い日だ寄っといで~

 

 ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。今回はアニメラブライブ!スーパースター!!2期第8話『Chance Way』の感想を書いていきたいと思います。

 Liella!として2回目となるラブライブの地区予選回ですね。

 

 

 

もくじです。

 

あらすじ

ラブライブ!に向けての作戦会議をするLiella!。今年のラブライブ!はリモート形式で曲目は自由。
曲はもちろんだが、多くのグループが参加する中で目立つためには、ステージ作りも重要になりそうだ。
Liella!と結ヶ丘のことが伝わるステージ……。
かのんは、そんなステージを作るために、結ヶ丘のシンボルについて考えていた。
その町やその場所に学校があるのは、きっと何か繋がっている、意味があると──。

 

その手は人を殴るためでなく人と人を結ぶため(校訓)


傀 儡 政 権

 

 政治と宗教がガッツリ癒着してるじゃねえか。(ご時世的に)まずいですよ!まぁ1話から言ってきたけど。澁谷かのん、色々あって結ヶ丘の教祖様と化してますからねアニメの演出的にも。

 結ヶ丘神モブの一人ナナミちゃんも生徒会書記として参戦。名字は七草だったらしいですが、神モブで名字が明かされたの初めてでは?まぁいいんですけど。

 

 まぁ傀儡政権とか○○教会とか言って茶化しはしますが実際のところこの生徒会再編をちゃんとやってくれたのは評価に値すると思うんですよ。特にLiella!メンバーでない生徒会役員がいるのが大きい。これならもし仮にラブライブ東京大会と学校説明会がダブルブッキングしてかつ記録的な大雪で交通機関が麻痺する事態になってもななみちゃん+数名が生徒会の仕事を代われば良いだけですからね。本家ラブライブ!ではこれだけのことが出来なかったために全生徒総出で雪かきしながら生徒会長の出征をお見送りとか言うわけのわからん演出するハメになってしまった。そう言われてみると、ラブライブと学校説明会のダブルブッキングネタ自体はサンシャインでもやっていたのでその意味での備えもあったんでしょうね。

 

その口は普通科を差別するためでなく人と歌を歌うため

 

 そういうメタ的な対策というのもありますし、何より良かったのは1期の頃からずっと語られてきた恋と結ヶ丘女子高校のテーマについての説得力がこの回にはちゃんとあったという事ですね。

 ぶっちゃけアニメ1期8話のせいで恋が願ったお母様の遺した学校を盛り上げたいという言葉うらはらに出来上がったのは劣等普通科への差別意識が蔓延るヘイトスクールであり、そのせいでその後もちょくちょく語られる恋の母と学校への想いについても2期の序盤くらいまでは「どの口が言うのですか~~~!」レベルで上っ面だけになってしまっていたじゃないですか。

 そこから今のレベルで恋の学校に対する想いとそれを応援するかのんの存在であったり結ヶ丘女子高校をよくしていこうという動きをちゃんとこの物語における一つのテーマとして確立できるまでに説得力を持たせられるようになったのは、やはり恋の名誉回復、ひいては前回2期7話の存在が大きかったのかなと思いますね。そういう意味でも返す返すも値千金の回だったと。尻拭いじゃねえかと思わなくもないけど、まぁ過去にこだわっていても仕方がないですからね。

 

Liella!2期生描写について

 今回はクゥクゥメイ四季ナッツすみれナッツ等珍しい組み合わせでの掛け合いが多く見られましたね。その中でLiella!における牛鮭定食と呼ばれるクゥすみ、そして牛鮭定食と呼ばれる四季メイの最悪カップリングが奇跡のコラボレーション。お待たせしました、クゥメイです。

 

 この最悪のふたりが手を取り合うことで起こるであろう悲劇をあらかじめ予期して視聴者の胸糞感情を中和するために画面手前で柔軟ポルノを始めるちぃと恋は、流石に1期の頃からクゥすみの牛鮭劇場に付き合わされてきた貫禄を感じさせますね。面構えが違うお母様の遺した学校を盛り上げるためにはわたくしが頑張るしかないのです………

 ところでちぃのへそ出しとプリケツについては既に言及してきましたが、1期生の中でも高身長コンビであるすみれと恋についてもしっかりと差別化がされておりすみれは足のムチムチ感が魅力的なのに対し恋はお尻から下がしっかりと引き締まった健康的なエロスを醸し出していますよね。この辺はこのカットだけでなく前々から恋の引き締まったケツと筋肉質で細い脚の描写は何度もされていたので、作画的にもこだわっている部分なんだと推察されます。

 

牛鮭・ミーツ・牛鮭

 本来クゥクゥとメイには大のスクールアイドル好きという共通点があり、そのために絡みが生じるのは自然な事でともすれば往年のにこと花陽のような名コンビ…(メイだけに)になる可能性も秘めていました。いましたが…

 やはりメイの態度がどうしても気になる。こいつ粗雑な印象とスクールアイドルへの憧れという二面性が使い分けできてないんだよな。アレみたい。小泉花陽もスクールアイドルのことになると先輩相手でも物怖じせず強い口調になる一面がありましたけど、メイはあれの配合が逆なんだよな。「口調は粗雑だけど本当はいい子」が描ききれてない。

 そういう意味で今までもすみれに対するクゥクゥの悪態が目に余るということがさんざん指摘されてきたのに、今度はそこにメイまで加わるというのははっきり言って地獄です。お前はマジで悔い改めろ†

 だいたいクゥクゥとメイって二人の特徴重ね合わせたらランジュじゃん。ジェネリックランジュを作るな。

 

すみナッツは「白」

今、感じる感覚は…

おれは「白」の中にいるということだ……

クゥメイは「黒」!

すみナッツは「白」…

「黒」と「白」がはっきり別れて感じられるぜ!

クゥすみで傷ついた体にも勇気が沸いてくる

「正しいことの白」の中におれはいるッ!

 

 同じスクールアイドル好きの共通点を持つクゥクゥとメイ、同じショウビズ活動(?)の共通点を持つすみれとオニナッツ…逆だったかもしれねぇな。

 いや、単純に5話あたりからずっとナッツの存在ですみれの良い所がどんどん引き出されていますし、きな子はかのんを慕い四季メイは我が道を行く中でナッツの手綱を握ることですみれの先輩としての素質が光る光る。そもそもすみれは元々姉キャラでお姉さん適性は十分にありましたが、それだけでなくナッツがLtuberとして暴走しそうになるのをすみれが止めるという描写がすみれのショウビズ経験も光らせているんですね。正直ナッツの初登場時はキャラが濃すぎてちょっとアレだなと思いましたし、なんかすみれにダメ出しとかする奴がまた増えたらどうしようという懸念もあったんですが結果的にこのキャラの濃さがLiella!で埋もれていたすみれの良さを引き出すのに繋がっていたというのはマジで凄い。

 

 そして忘れてはいけないのが四季ナッツ。これも良い。ナッツのキャラの濃さに流されない四季がいることで、ナッツに乗るにしろツッコむにしろ「オチ」が付くようになっていますし、逆にそんなナッツに付いていけることで四季のやや異端の感性も強調されるようになっている。あれ?もしかして…ナッツってLiella!クソカプの被害者を救済する存在なのでは…?と思いましたけど、すみれは兎も角四季メイをクソたらしめているのはどっちかと言うと四季の方ですね。メイは単体で問題があるけど四季は四季メイでこそ問題があるって手の施しようがねぇな。

 

ラララ!きな子の後輩道っす

持ち味をイカせ。

 

 かのん先輩と憧れの東京デートができて無邪気に喜ぶきな子。いや普通なんですけど、この普通が良いのよな。かのんのお姉ちゃん力、そして先輩力を出しつつ最近2期生組ではちょっとだけ影の薄かったきな子の本領も発揮していく。文句はありません。

 かのきなは2期1話からずっと育ててきた金の卵で、言わばスーパースター2期の成否はおろかこの後に控える幻の3期展開までも含めた全てがこの2人にかかっていると言っても澁谷過言ではないですからね。メイ後輩が粗野な言動で評価を落としていく中、素直でかわいいきな子後輩株の上昇は留まる所を知りません。いやほんと、こういうので良いのよ。シンプルに。きなぷり♡後輩道で良いのよ。

 

雪穂

 雪穂の子孫こと澁谷ありあ。これまでは雪穂枠としての登場のみでしたが、今回はかのんがラブライブ地区予選のステージを考えるヒントを与える役としてのみならず姉とは違って文学少女であるという点や、かのんが母親似でありあは翻訳家である父に似ているなど澁谷姉妹のディテールも掘り下げられていましたね。一方まだ「ペヨングすみれ」という芸名しか判明していないすみれ妹は2期での登場シーン無し。あれはすみれが思い悩んでいる時にだけ登場する幻覚だったという説も出始めていますが、再登場を待ちたい所です。

 

 

 あと地味にクゥクゥの「姉妹というのは色々なのデスね」というセリフが、次回ちょっと匂わせつつあるクゥクゥ帰国問題の伏線になっていそう。そういう所もあるとすると、ただかのんの結ヶ丘ナゾトキ宝探し第二弾のきっかけとして無理やり登場させられた訳ではなく色々な含みを持って出ていそうですね。

 雪穂がこの地球と一つになってラブライブの世界で全ての生命に影響を与えている話っていつしましたっけ。アレか。きな子母が出てきた時だ。

 

 

1期8話「結ばれる想い」のリベンジ

そういうこと!?

 

 そういうわけでラストのシーンでこの回、1期8話「結ばれる想い」を継承した結ヶ丘女子高校テーマ回だったということが明らかになりました。まぁ結ヶ丘ナゾトキ宝探しの天丼してた所からちょっと怪しかったけど。

 いやこれかなり危険な賭けというか生贄の抱く爆弾と言うか、なにせ「結ばれる想い」って簡単に言うけどあれラブライブ!史においてもワースト3に入るレベルの超絶クソ回だったわけじゃないですか。まぁひだまりPブログとしての評価はそうです。

 

 ラブライブ!ではこれまでもクソ回のエモい部分だけを移植しようとして拒絶反応を起こした例があって、それはズバリ劇場版ラブライブ!サンシャイン!!のラストシーンですよね。劇場版ラストに登場した2人とあの時Aqoursが集めた入学希望者98人を合わせて100人だから千歌ちゃんの夢は結実した(監督談)とか言うメッタクソな話でせっかくの名作が台無しになってしまった例もあり、「結ばれる想い」もまた取り扱いを誤るとまた葉月恋の罪、差別主義生徒会とヘイトスクールの忌まわしい歴史が蘇ってしまう所でした。

 

 そんなハイリスク・ローリターンな賭けの成否はどうなったのでしょうか。

 

Liella!と結ヶ丘の生徒たち

 冒頭でも述べた通り、Liella!のために神モブ達が生徒会の仕事を引き受けてくれるという描写自体は悪いものではないと思っています。

 かのんは2期1話から「ラブライブに出て皆で喜びたい」とずっと口に出していて、だからこそ1年生達が二の足を踏んで入ってこない中で懸命に勧誘活動をしたりしていた訳ですから、ステージに立つのはLiella!でも結ヶ丘の皆が一丸になって応援したいという気持ちを皆も持っていてくれるというのはかのんがずっとやってきたことの一つの答えになると思うんですよね。

 

私服すげぇな。

 

 正直ひだまりPはファッションに関しての知識は皆無なのでこの辺に突っ込むのは怖い所ではあるんですが…いやそれにしてもその赤と紫のグラデーションの服やばくない?うるせえな原宿ではこれが最新流行なんだよ。

 

オープンキャンパスえいえいおー!

 質問箱でタレコミがあったので言及します。というのは作中では第6話でオニナッツを加えてLiella!がステージを披露したのは「学園祭(文化祭)」で、今回8話でやったのは「オープンキャンパス」と言われていました。

 

 

結女の文化祭シーンをお届けします🏫

どっち!?

 

 …で、ここから元々は「ビタミンSUMMER!」が8話で披露されるはずで、直前にプロットが差し替えられたのでは?という説が上がっているようです。まぁ…6話が流石にツッコミ所満載の内容だったので、そういうトラブルがあって色々と矛盾が生じていると思われているんでしょうね。

 そう考えてみると確かに6話のライブは結ヶ丘の講堂でしたしいかにもオープンキャンパスの部活紹介っぽい一方で今回やっていたのはどっちかと言えば文化祭っぽいですし、そもそもの話「オープンキャンパス」で「Liella!が出たらLiella!だけが注目されちゃうから出ないで欲しい」なんて話ある?むしろ中学生達に学校の良い所をアピールして入学希望者を集めようとするならLiella!が出ない手は無いと思うんですよね。

 逆に「文化祭」だとしたらLiella!はラブライブ予選に集中して、結ヶ丘の皆で盛り上げたいというななみちゃんの言い分やそれをかのんや恋が呑んだということは容易に理解できます。「根を掘る」ってのは分かる。

 じゃあどういう事なんだろう。知らんけど、そういう雑な所が色々出てきてしまうのをこのコンテンツではずーっとやってるので、また一つそれが露呈してしまったな、という印象ではありますね。

 

すみケツ保険


”誰もがきらめきのヒロイン

   生まれた時から今もほら”

 

 先述した通りこの回はラブライブ!史ワースト3のクソ回「結ばれる想い」を継承する回ということで存在自体が非常にハイリスクな回となっていました。

 そこで狡猾なアニメ制作陣はすみれのエッチなシーンさえあれば納得するひだまりP達オタクの特性を逆手に取り、あらかじめ柔軟ポルノを入れておくことでクソ回に終わってしまった場合の保険をかけておいたんですね。ラブライブ!スーパースター!!というアニメは1期の時から割とそういう過去事例から学んではいるけど「そうじゃねえだろ」って言いたくなる対策を見せてくることが多いんですが、とは言えひだまりPとしては感謝の気持ちを持たざるを得ません。ヒロインズ☆ランウェイじゃん…

 ちなみにこのシーン、体幹の優れている四季と比較させることがすみれsage描写だと言う意見もあったのですが、あったと言うかひだまりPの質問箱はそういう面倒くさいオタクのお気持ち表明BOXとして使われているのでたくさん流れてくるんですがこれに関してはひだまりPはそうは思いませんでした。今言った通り唐突に挟まれたこのシーンの目的はただ単にすみれと四季のエッチな肢体を見せつけることであり、ある意味ではケツ要員としてのすみれと、そのすみれを継ぐ存在と言われている四季がここで登場したのは当然のことですし、練習描写としても四季がダンス方面で才能を発揮しているのは前から分かっていたことなので。

 1年生も加えてラブライブで優勝することを目標にしている以上いつまでも1年生がおミソ扱いだったら何のための合宿だったんだよって話になりますし、四季は少なくとも「止まったまま難しいポーズを維持する」という点についてだけは今のすみれを凌駕するほど上手いという話が、「すみれsage演出」ではあるとは思えないですね。

 そりゃまぁきな子が余裕で出来てすみれに出来ないとかだったら話は違ってきますけど。

 

結ヶ丘ナゾトキ宝探し・アンコール


またそれかい!!!

 

 1期8話「結ばれる想い」では生徒会長からヒントを貰って学校内に隠されたナゾを見つけ出し学園祭を成功させよう!という「結ヶ丘ナゾトキ宝探しゲーム」が催されたのが記憶に新しいですが、まーたやりやがったなコレ。クソ描写をトレースすな。

 そもそも元の「結ヶ丘ナゾトキ宝探し」の描写自体、花田先生が同じく脚本を書いた「宇宙よりも遠い場所」12話の感動シーンが元ネタになってますからね。いや、「宇宙よりも遠い場所」12話で主人公の亡きお母さんが遺した写真を見つけ出すシーンは本当に感動できる素晴らしいシーンなんですよ。ただひだまりPはスーパースター1期を見たあとに「宇宙よりも遠い場所」を観てしまったせいであのシーン見て大爆笑してしまった。そんな罪な思い出もある「結ヶ丘ナゾトキ宝探し」。ちなみに通じてると思いますが、かのんが旧部室の物置から恋のお母さんのスクールアイドルの思い出を探し出すシーンの話ですよ。

 

 あとカット出したついでになんですけどこの道ってどこなんでしょうね。ひだまりPは最初、スーパースターのティザービジュアルに出てきたあの原宿駅前の交差点だと思ってたんですけど、今見ると違うみたいでした。じゃあどこなんだよ。どこなんでしょうね。未知なるミチじゃん。

 

 

未知なるミチ

🎧「道。道があつまる場所だったからなんじゃないかな、私たちの学校ができたのは!」

🎧「道が集まり、人が集まる場所だったから、それぞれの夢や希望が集まり、繋がる場所だったから。」

~~~

🎧「だから、私たちはここにステージを作りました!」

🎧「誰かと誰かが繋がり、結ばれていく。結ヶ丘はそんな学校です!」

🎧「道と道が結ばれるこの場所で、私たちは歌います!」

🎧「Liella!の道が、結ヶ丘の道が、あなたと交わりますように!」

は?????

 

Don't think feel.

 

 いや、まぁ…良いのよ。うんうん道ね。まぁそうだよね。「桃李もの言わざれども下自ずから蹊を成す」という言葉もありますからね。ちょっと違うか。

 流石にこのシーンはちょっと意味不明と言うか何言ってんの感はあったんですけど、正直そこまでのマイナス要素ではなかったかな。詳しくはまとめで書きますが。

 

 かのん達が結ヶ丘のアンデンティティを見つけ出した所とか、そういう所は別に良いんですよ。よく分からんけど。問題なのは今回も理屈っぽい割に結局何が言いたかったのかよく分からないという点。これはスーパースター2期で度々指摘されている問題点で、シリーズ過去作品がノリとエモだけで押し切ってきた所を反省してちゃんと説明するようになったのは良いんですけど、逆に中途半端に説明するようになってしまったことで根底にある脚本のガバさや雑さがむしろ目立つようになってしまったという印象です。

 例えば本家2期6話ではμ'sが「真新しさ」を追求するために様々なスクールアイドルの路線を模索しさんざん迷走したあげく、最後は穂乃果が一休さんばりにポクポクポク…チーン!で真理に到達して名曲を生み出すという流れにぶっちゃけ当時は突っ込みを入れてましたけど、今思えばですよ。あれくらい勢いまかせで、後は曲とダンスシーンのパワーで勝負してくるくらいがラブライブ!らしいんじゃないでしょうか。

 

新曲「Chance Day, Chance Way!」

いいじゃん…

 

 この手を四角にするポーズ、最初何か分からなかったんですけどこれ神輿担いでるんですね。

 割と話の流れからいくと意外な感じの曲だったけど、まぁさっき引き合いに出したμ's1期6話で出てきたのもハロウィンの曲でしたからね。曲自体は結構好き。日本のお祭り文化を色んな所からつまみ食いしてるごった煮感も良いですし、そもそも祭囃子とラブライブ!の音楽がしっかり両立しているのも素晴らしい点ですね。お祭り要素が全面的に押し出されているけど、ちゃんとラブライブ!の楽曲としての良さもある。

 

 往年のAngelic Angel海未ちゃんを思い出しますね。恋の髪型アレンジはすごく好きだから毎カット髪型変えて欲しい。ハルヒかよ。まぁそれはともかく、実際黒髪清楚枠スクールアイドルが髪型で遊んでるのはひだまりPの性癖ドンピシャなのでマジで良かったですね。

 


ヴィーン・バイブローターちゃん!!?!?


 お前は今どこで戦ってるんだよ。いやマジで、何やかんやであと4話しかないですからね。っていうかサニパはLiella!の憧れ兼ライバルとして度々登場するけどライブシーンが一度もなくてバイブローターちゃんはかのんに一度クソ絡みしただけで本編にほぼ絡んでないのにライブシーンはちゃんと用意されてるの何なんだよ。

 

 

まとめ

 

トゥデイズ チサキンズ ポイント。

 

ドゥルルルルルルルルルルルルル………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

91点(ナインティワン)~!!!

 

\ワイノワーイノ!/ \エエジャナイカ!/

 

 

 なんやかんや。

 色々と茶化した部分もありましたが全体的に取り立てて悪い描写もなく、話の軸であった結ヶ丘女子高校とLiella!の関係性については概ね良好にまとまっていたという印象です。前回の7話は葉月恋の救済であると述べましたが、この8話は生徒会だったり結ヶ丘関係の話が中心で、ともすれば1期8話の流れを継承するというよりは1期で葉月恋がやらかしてしまった差別主義ヘイトスクール展開の言わば尻拭いといった所ですが、そのような重いカルマがあるにも関わらず無理のある所がなくこの帰結に持ってこれたと言うのは大きかったと思いますね。尻拭い、貴ケツと言えば平安名すみれの尻描写も素晴らしく、これで5点加点しました。

 

 最後の道のくだりは確かにぶっちゃけ意味不明と言うか何言ってんの感はあったんですが、本編中でも言った通り正直そこはあんまり気にならなかったです。

 ひだまりPが1期8話でキレてたのは、あの回が1期の重大なテーマである結ヶ丘女子高校と恋の関係や、葉月恋という女の子のルーツから価値観、スクールアイドルに反対してきた理由などを扱っているにもかかわらず、いきなり結ヶ丘ナゾトキ宝探しなどの陳腐な演出や支離滅裂な言動・行動で台無しにしたというがあまりにも大きかったからなんですね。あれのせいで1期での評価が恋だけテコンダー朴だったので。

 そういう理屈で言うと、今回かのんがしたことって高々地区予選のステージを決めるだけですよね。それが多少客観的にはよく分からない内容だったとしても、かのんと結ヶ丘の皆がそれで納得して良いパフォーマンスができるならそれで良いんじゃないかな?と思うんですね。

 むしろ話の軸という観点で言うなら、この2期でずっとかのんが言ってきた「Liella!だけの自己満足じゃなく、結ヶ丘の皆で喜びを分かち合いたい」というテーマに対して結ヶ丘の皆も同じ気持ちを持って応えてくれたという描写の方が素晴らしかったと想います。

 

 まぁ問題というか違和感があるとすれば、本編中で触れたようにかのんが喋りすぎでちょっと理屈っぽさが目立ってる部分かな。

 総じてスーパースター1期だけでなく過去作品を意識して作られているなと思う部分もかなりあって、それが良い方向に作用しているのはLiella!無しでもちゃんと回る生徒会点数稼ぎの柔軟ポルノなど。

 すみナッツ四季ナッツなど、キャラが濃すぎて浮きそうだと思われていたナッツが他メンバーとの絡みでその魅力を引き出しているシーンにも注目したいです。

 

 挿入歌とライブシーンも良かったので、すみケツ補正を加えても90点超えは妥当かなと思います。

 

 次回「クゥクゥ死す」。牛鮭スタンバイ!

 

 それでは、よきラブライブを!

 

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