😈「ひょっとして…聞こえてた?」
✨「ええ♡あなたがギシギシアンアンベッドを揺らす音が♡」
😈「あれは仕事なの!」
✨「仕事!?!?!?!?」
ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。
今回はラブライブ!サンシャイン!!のスピンオフアニメ「幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-」第5話「まおうのひみつ」の感想を書いていきたいと思います!
もくじです。
あらすじ
“みんな”と違うことは怖いことなのか?
他者との違いに怯え、外の世界を決めつけ、ひとり閉じこもるマリの姿に
いつかの自分を重ね見るヨハネ。
そうと気づけば放ってはおけず、自分に何かできることはないかと仲間と言葉を交わすうちに、ヨハネの心にある気持ちが芽生える。みんなにマリを知ってほしい。
そして、マリに知ってほしい──。
人との繋がりは怖くて、鬱陶しくて、厄介なものばかりじゃないと。出会った仲間たちの言葉に背中を押され、ヨハネは再びワーシマー島に上陸する。
第5話『まおうのひみつ』
ビッグ○ーター
このシーン何回見ても良くわからないんですけど、「異変」のせいで子供たちが怯えてるってのは分かるんですけど二槽式洗濯機が故障してるのはどう考えても関係ないだろ。もしかして「異変」の正体はビッ○モーターで、ヨハネが機械を殴打するというシーンを通してそれを伝えようとしていた…?
ヨハネのこの行為が偉い人(=魔王)の耳に入って呼び出し食らうのもビッグ○ーターっぽいですよね。教育教育教育教育教育教育教育…
あわしまボインパーク
✨「私の家系に受け継がれている書物なの。この角もそう、この街に何が起きているのか、その警鐘を鳴らすための力。要するに遺伝ね。」
😈「そ、それってつまり…」
🍊「警鐘を、継承!」
🍊「あっちなみに今のは~、「あぶないよ~」って意味の警鐘と、代々受け継ぐって意味の継承をかけた~」
⛵「説明しなくて、いいから…」
千歌ちゃんのダジャレ設定ももはや異世界の話なんだよなぁ。蜜柑休題。
「幻日のヨハネ」は異世界スピンオフ作品なので当然元の「ラブライブ!サンシャイン!!」とは様々な設定が異なっているわけですが、マリがボイン担当なのはおそらくヨハネがヨハネという名前であることの次に大きな変更点なんじゃないでしょうか。
前回は歴代おっぱいセンターが3人がかりでヨハネを煽るかのようなボインアピールをするくだりもありましたが、やはり幻日においては体のラインが出やすいだけでなくスカートのスリットのせいで歩くだけでドスケベ魔王と化してしまうマリに軍配が上がると言えましょう。と言うか実際にマリの使い魔であるウミウシっぽいのが暇さえあれば空中で交尾してるので、マリ自身が文字通り歩くセックスだと言っても澁谷過言ではないかもしれません。
幼い頃から特別な能力があり、周りの「声」が聞こえてしまうマリは傷つかないようにワーシマー島へ引き籠もるようになっていました。「あわしまボインパークじゃん…」とか言われてたんでしょうね。幻日に淡島はねぇよ。
ダイヤちゃん長官は有能です!
ヌマヅ行政局執務長官のダイヤも、引き籠もりがちなマリちゃんにプリントを届けにいってあげていたようでした。
まーた脊中起立筋じゃねーか!以下は日本語訳です。
ダイヤ様
直接お会いするのではなく
このような形でお伝えするのをお許しください。
街のことに関してです。
ウチーラに入る橋が軋んでいます。
一度確認したほうが良いでしょう。
広場の滑り台が傷んでいます。
長くはもたないでしょう。
事情によりこの島から出られませんが
ヌマヅの声が私には聞こえています。
何を言ってるのだろうと思われるかもしれませんが
ぬまづのために一生懸命働いてくださってい(画面外)
ダイヤさんならお話しを聞(画面外)
一筆(画面外)
ブランコも指摘してあげろ。
訳してて思ったんですけど、ヨハネ文字の「あ行」は「◇」+子音なんですけどマリの「◇」はちょっと先端をシャープに書く癖があって、ちょうど鞠莉のシャイニーマーク(✨)に近い形になってるんですよね。このせいで「ま」とかは「◇」の中に○を書くんですけどスペースが無くてギッチギチになってたりするんですが、こういう書き文字の癖があるのは現実と同じで面白いですね。
(ダイヤ様 と書いてある部分)
そしてマリの書き文字の癖は本人のシャイニーアイコンから来ているという説もあるんですが、マリが持っている古文書の古代ヨハネ文字では、現代ヨハネ文字の「◇」っぽいものがマリの字に近い字体で書かれているのが分かるので、これは古代文字を学んでいるから特有のクセが出ているという説を推したいですね。もしくはマリの家系だけで代々伝わる書き方とか。則天文字みたいですね。
あとこれはメタ話ですけどヨハネ文字の「ら行」は共通してこういうの→(└)が付くんですけど、これ現実世界でら行の子音が「L」(ローマ字はRだけど)なのに因んでるんじゃないかって思ってたんですけどマリの書く「ら行」はより書き文字の「L」っぽいんですよね。
その他にも「と」の字は○の中に縦棒なんですけど、マリの書く「と」は一筆書きするために「○」の終端からそのまま縦棒を下ろしてるんですね。ちなみに「も」=”◎”でも同じようにして一筆で書いてます。もし現実世界にヨハネ文字があってもたぶん書き文字はこういう風に省略されそうなので、ちゃんと「書いている」という前提で作られているのは芸が細かいと思いました。
(マリの書く「と」と「も」)
ダイヤ、こうやって執務長官として街の人みんなに目を向けて働いてる姿の方が3話のスカーレットデルタより3000倍好感度上がりましたね。これは人望。
これはヨハネも偉かったんですけどよくダイヤのとこに相談に行ったよね。まだそこまで面識無かったと思うんですけど、一人で解決しようとしなかったのは非常に偉い。ヨハネも成長してるじゃん…
「幻日」ではAqoursのようにダイヤ・鞠莉・果南で「3年生」という組み合わせは存在しないため、例えばカナンの方はマリと全く面識がないことになっているんですがそれでもダイヤはマリのことをちゃんと気にかけてもいるし同じくマリとの距離を縮めたいヨハネからも自然に頼られているという点である意味サンシャイン本編よりもよっぽどダイヤがダイヤらしく描かれていると感じました。
カナンと果南とマリと鞠莉と幼馴染
ルビィとここのやりとりはちょっと作為的なものを感じなくはなかったんですが、カナンがマリと面識がないことが明言されたのが地味に大事なポイントですね。
「幻日」だからマリのキャラが改変されているんじゃなく、そもそも果南と出会わなかった世界線の鞠莉はああだった、そういう考え方もできると思うんですよ。
— ひだまりP (@Hidamarie_win) 2023年7月24日
これですよね。Aqoursとしての鞠莉はもっとアメリカ的な陽気でアグレッシブな性格をしていて、誰に対しても本音でぶっちゃけトークする天真爛漫な女の子でした。
他のメンバーは設定こそ異世界仕様になっているものの本人の性格自体はほとんど代わってないリコは?のにマリだけ内向的な性格になっているのは、「改変」されたんじゃなくてマリは変わってないけど歴史が変わっていたからだと考えられないでしょうか。
実際、鞠莉が箱入り娘というのはアニメ版でもあった設定で、本編2期第10話ではそんな自分を外へ連れ出してくれたのが果南とダイヤだったと鞠莉が振り返るシーンもありましたね。「ケンカの仕方は果南に教わった」というセリフが印象的でした。
だからこそ今僕達が見ているのは「果南と出会えなかった世界線の鞠莉」である可能性があり、サンシャインでは幼馴染のダイヤと果南が担った役割を「幻日」では遅れ馳せながらヨハネが担おうとしていると、そういう考え方もできるんですよね。
そもそも人の性格なんて周りにいる人に影響されて変わる方が本来なんですからね。
と言うか、これを言い始めると有名な本家ラブライブ!アニメで絵里の性格違いすぎ問題とかも「穂乃果達と幼馴染じゃなかった世界線の絵里」みたいな解釈ができてくるんですよね。マリは10年越しの答えを僕たちに授けてくれていた…?穂乃果、お前だったのか…エリチをパリピにしたのは。
そしてそうなると「幻日のダイヤがまともなのもカナンと出会わなかったから」疑惑も出てくるんですけどね。
「これはダイヤの分!!!!!!」
濡れ衣すぎる。
ヨハネとマリ
竿役!?!??!?!!?
ミノタウロスみたいなおっさん出てきて笑っちゃった。マリちゃん、ラブライブ!シリーズで唯一父親に声があるメインキャラになりましたね。
不器用ながらもマリに一生懸命歩み寄ろうとするヨハネでしたが、他人を信じないマリには冷たく拒絶されてしまいます。
ヨハネがコミュ障なりに頑張ってるのも良いんですけど、マリが冷たさの中にも寂しい気持ちが滲み出していて最終的にヨハネとぶっちゃけトークでぶつかり合うところはやっぱり僕らの知ってる鞠莉って感じで良かったですね。
1~2話あたりではヨハネも逃げニーと言われながらも「善い子」の善子らしい所がちゃんと随所に見られましたが、やっぱりマリも鞠莉なんだなという安心感を感じられました。鞠莉と言えば「ぶっちゃけトーク」の発言が有名ですが、本音でぶつかり合って仲良くなるのはラブライブ!の王道展開とも言えますからね。
YOHANEと繋がったままこんな街中歩くなんて頭がシャイニーしそうよォ~!
「がんば?」「ルビィ!」
このシーンなんでマリの腕降ろさせたのか分かんなかった。マリの腋が丸見えでエッチ過ぎたから降ろさせたのか…?
ツキちゃん、渡辺月はサンシャイン本編では劇場版にて曜のイトコとして登場した静真高校(※浦女の統合先)の生徒会長です。ラブライブ!シリーズとしては絢瀬絵里に匹敵する有能生徒会長として知られる彼女ですが、幻日では写真屋さんを営んでいます。もちろん本編では特につじ写真館(沼津に実在の写真屋さん)との関わりはなく、おそらくは「つじ」と「ツキ」のもじりだけでここ「ツキ寫眞館」のマスター役に抜擢されたものと思われます。じゃけんカナンも酒屋の店主やりましょうね。
そしてツキの妹、双子の「ナミ」と「ミキ」。名前の由来は…わからない。「並木」?もしくはツキも合わせて「ツキナミ(月並み)なキミ」とヨハネの事を煽ってるんでしょうか。まぁ、なんでも、いいですけれど。
ナミミキと言えば第1話ではヨハネの事を知らなかったんですが、5話では仲良くなっていましたね。その代わりに当然っちゃ当然ですがマリの事は知らない。
1話と5話を比較すると1話でのライラプスのポジションに今度はヨハネがいることになりますよね。前回のラストから、今回の冒頭でもヨハネとライラプスの間に過去に何かあった(ライラプスと意思疎通ができなくなった?)ような事が示唆されているんですけど、ライラプスがヨハネの杖の淫紋に注目しているようにヨハネ自身の成長がライラプスとの別れのトリガーになっていそうな所でもあり、それだけにライラプスが担っていた役割がヨハネに交代しているのは意味深なくだりではありました。
ツキがヨハネにモデルを頼んだ企画は「いまどきヌマヅ女子」。ヨハネが適任かどうかはさておき、サンシャインアニメではそもそも男に人権が与えられてない世界観だったため「女子」という区別をすることも珍しかったので新鮮っちゃ新鮮ですね。
でもCDドラマパートとかだと、梨子ちゃんが「女の子がいきなり相撲なんて(良くないよ)~」と言ったのに対して善子が「それは差別よ。女子相撲はちゃんとあるわ。」って返すシーンがあるんですよね。男に人権がないこの世界においても「女性差別」という概念が存在することを明示した地味に重要なシーンで結構驚いたのを覚えてるんですが、まぁそれが言いたかっただけです。
「マリ。いま私も目を瞑ったよ。せーので開けてみない?そしたら世界が変わってる。はず。」
お前…お前マジで。やるじゃん。
マリは嫌われているわけではなく、人を信じられないだけでした。だからヨハネもマリと同じ目線になって、一歩を踏み出す手助けをしたわけですね。何それ。侑ちゃんに弟子入りしたの???ヨハネも結構…諭し方うまいじゃん。仰げば尊し橋の恩。
そこはそうなんだ!?
そこはそうなんだ。「ピギャァ~!?」ってなるかと思った。自分とほぼ同サイズのウミウシの化け物が空飛んで近づいてきたらルビィじゃなくても泣くだろ。
初対面のダイヤとマリ。幻日はパラレルだからメンバー同士の関係性がサンシャイン本編と変わっているのは当然ですが、この2人の組み合わせが一番ギャップありますね。マリがダイヤに敬語使ってるのとか今作で初ですよ。
環境整備
夕暮れ、ヨハネがマリを連れてきたのはキネク山の思い出の場所でした。ちなみに「キネク山」は現実の沼津にある「香貫山(かぬきやま)」がモデルと思われます。香貫山の頂上展望台からは、千歌ちゃんいわく「沼万ドルの夜景」を拝むことができるなど、沼津の町並みや駿河湾を一望できる山ですね。
っていうか前々回もヨハネはハナマルのとこでお菓子買うっつって買わずにマリのとこでマカロン貰ってホクホクしてるし、今度はハナマルとの思い出の場所にマリ連れてくるの着々と歩夢フラグを重ねていて面白いですね。マリちゃんの方が大事ずら!?
ビ○グモーターじゃねえか!!!!!!!!!!!!!!!!!
まぁ実際1話の時点で切り株がデカ過ぎてこの木を環境整備したせいで異変が起きてるんじゃないのとか指摘されていましたけど。じゃあ異変はビッ○モーターのせいだった…?
そんなオチでした。
まとめ
トゥデイズ チカキンズ ポイント。
ドゥルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル………
99点(ナインティナイン)~!!!
\教育教育/ \教育教育/ \教育教育/
と言うことで神回でしたね。マリのキャラはサンシャイン本編に比べてかなり改変されてはいますが、それによって生まれるヨハネとの新しい関係性の描き方が素晴らしかったですし、マリ自身も本編では幼馴染として重要な関係性を持ったカナンやダイヤとの出会いがなかったことが本編との違いのキーになっているのではないかということも示唆されて単なるキャラ改変に終わらなかったのも良いですね。
ハナマルの逃げニー矯正計画の時もそうでしたがキャラは変わっていても彼女たちは善子と鞠莉なのである意味では安心して観られますし、お互いの気持ちに寄り添い合って、ときにはぶつかり合って仲良くなっていく所はラブライブ!らしさも感じられました。
そしてやはりマリがセクシー担当というのも本編では描写不足だった点でもあるので、注目して観ていきたいですね。
それでは、よきラブライブを!
★関連記事
前回のラブライブ!
次回のラブライブ!
ひだまりPブログではTVアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」1期~2期、劇場版の感想記事を公開しています。そちらもよろしければどうぞ。
アニメ-ラブライブ!サンシャイン(第1期) カテゴリーの記事一覧
アニメ-ラブライブ!サンシャイン!!2期 カテゴリーの記事一覧