ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

ラブライブ!スーパースター!!3期7話「Liella!に勝つために」感想-トマカノーテ団結回!ちぃ部長は何を思う…?

🦋「Liella!に~勝つため~ イケアにカツカレ~
 ナナナナー 七巻~
 七巻 サバ缶
 冬毬~ お泊まり~
 馴れ合い お断り~
 いきなり出てきてごめ~ん
 マルガレ すいまウィーン!」
🪼「アグリーしかねる~~~!👆💦」

 

 ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。今回はラブライブ!スーパースター!!3期第7話「Liella!に勝つために」の感想を書いていきたいと思います。サブタイトルからあの悪夢の回を連想してしまったのは決してひだまりPだけではないと思いますが……

 

 そんな事もありつつ、3期の重大なポイントであるLiella!と新スクールアイドル部の問題が、動き出しました。

 

 

もくじです。

 

3期第7話「Liella!に勝つために」

あらすじ

上海での合同ライブを成功させたLiella!とトマカノーテ。ライブを経てトマカノーテとの団結を望むLiella!メンバーに対し、あくまでもLiella!に勝つことに拘るマルガレーテ。冬毬もまた、Liella!との馴れ合いには否定的だった。
しかし結ヶ丘からラブライブ!にエントリー出来るのは1チームのみ。決戦か、団結か──選択を迫られたかのんのとった行動は…トマカノーテでのお泊り会!?

🦊「今きな子達4人の思いをすみれ先輩に送ったっす!」
🐾「だから、次のステージには立たない。」
🥤「トマカノーテには3年生の5人で勝つんですの!あっ4人…w」
⚗️「そして、私達に…」
🦊「勝つところを見せてほしいっす!」

 神社…2期生4人…どこかで見た構図でしたね。まぁそんな茶々はともかく。前回成り行き上11人でライブしたことによって将来的にLiella!が11人の完全体になった時の感動が薄れるのではないか?と懸念されていましたが、その懸念はともかくとして展開としては11人ライブを「Liella!側が11人になりたいと考えるきっかけ」としてきましたね。これはこれでアリだと思います。そして再度とまマルへと和平交渉を持ちかけますがそうはロッジが卸さないと。

 ということで今回はLiella!と新スクールアイドル部が対決するにあたり、①Liella!側は戦う意思があるのか ②とまマルは戦う気マンマンの中でかのん先輩はどうするのか この2点がポイントとなってきますね。後者はガッツリ掘り下げられていた反面、前者についてはちょっと描写不足だったかな?という感は正直否めないですね。

 

今回のかのん先輩

水道トラブル5千円 トイレのトラブル8千円


DIYしている +3点

 

 これはかのん先輩がLiella!とトマカノーテを繋ぐパイプであるという暗喩ですね…(鋭い考察)

 理系なら配管修理できるというのもセンセンシャル・オナシャスだと思うんですけどそもそもかのんって理系だったの?雪穂*1に比べたらってこと?第5話あたりでいきなり期末試験の話が出てきて君ら学生だったの!?みたいな茶々入れてましたけど、今回も唐突に文系理系トークを挟んできたのに違和感はありましたね。ちぃちゃんはマルがどうとか言ってるからちょっと理系っぽさあるけど。

 

かのん流・大人の呑みニケーション・・・!

見といた方がいいですよ…「リエラジ・冒頭ドラマパートまとめ」は…!


 ちょっと待って!?きな子だってまだ先輩の家にお泊まりしたことないんすけど!!?!?!?!?梢先輩が花帆スルーして吟子を家に招いてるようなもんでしょ。まぁまぁ、きな子ちゃんは一旦置いといて。

 

 かのん先輩の目的は、元々はそもそも自分がいなくなったことで一念発起して頑張ろうとしているLiella!にただ戻ったのでは意味がないと感じ、競い合うことで成長するためにマルガレの新スクールアイドル部に入部したというものでした。

 しかして、かのん先輩はそういう「目的ありき」で行動しているわけではなく、あくまでも今はユニットを組んだマルガレーテや冬毬と一緒に輝きを追いかけたいという考えでいるわけですね。マルガレーテと冬毬にしても、限られた時間の中で自分の思い描く未来のためにスクールアイドルを頑張っている。彼女たちのゴールがLiella!との共闘ではないのだから、かのん先輩もそれに寄り添ってくれる。これは非常に良かったと思います。

 冬毬にしてもかのん先輩は結局Liella!のために自分たちと今は一緒に行動していると考えていたわけですから、かのん先輩の気持ちが分かったことで目的がバラバラだったトマカノーテの結束も深まったと感じられます。

 

 マルガレーテの猫舌はちょっと取ってつけた感があるというか3期通してこいつはちょっとあざとく描かれすぎじゃない?という疑念はあるものの、冬毬がクラゲを飼っていることや実は甘党だということなどスクールアイドルのメンバーとして以前にお友達として交流を深められたことはこれからの3人の関係においても非常にプラスだったのではないかと思いますね。

 

 メタ的には、ストーリーの流れとしてこの後紆余曲折があってもマルガレと冬毬がLiella!に加わって11人になるということは確定路線です。ただ、トマカノーテが単なる通過点ではなくて今は3人のトマカノーテとして目的を一つにし、Liella!と全力でぶつかることを選んだということは大切ですよね。

 

 タイトルは「Liella!に勝つために」でしたが、実際にはトマカノーテの団結が今回の一番重要なポイントでした。かのん先輩、なんで2期ですみれ先輩が2年生だけでラブライブ出ようとか言い出したあたりで同じようにお泊り会やってくれなかったんすか………?

 

 

ちぃちゃん部長は審判の時です!

一方そのころLiella!は?

 かのん先輩発案のお泊まり会で結束を深めたトマカノーテ。しかしてLiella!は…う~~~ん?

 

 まず成り行き上とは言え、2期生がとまマルを説得しに行ったのは良かったですよね。2期生だってもはや先輩たちに付いていくだけじゃなく、これからのLiella!を担う存在ですから、「自分たちがどうありたいか」という明確な答えを持っていることは好印象でした。

 一方で頑張りどころを迎えているのがちぃ部長です。彼女は一貫してかのんちゃんを信じるムーブを続けてきて、実際それ自体が2人の関係性の象徴でもあるというのはそうなんですけど、じゃあトマカノーテはマルガレと冬毬の想いを背負ってかのんちゃんが率いている千砂都はLiella!のどんな想いを背負ってかのんちゃんと並んでいるの?という部分は今のところ明確な答えを出していないように思えます。

 

 もちろんLiella!側の想いとしてはトマカノーテと合流して結ヶ丘女子高校のスクールアイドルとして一緒に戦いたいと、それはメイも言っていた通りなんですけど、ともかくとして今は両チームに分かれてラブライブ!の出場権を巡って戦わなくてはならないわけですよね。

 列車は必ず次の駅へ。では千砂都は?Liella!はどんな想いを抱いてその戦いに臨むのか?そこを明確にしないとただトマカノーテに皆殺しにされて終わるぞ。

 

 次の8話でそこはハッキリするかもしれませんが、現段階ではLiella!の明確な想いが描かれていなくてそこがトマカノーテに対して弱いという率直な印象はあります。ちぃ部長もかのん先輩がいないLiella!を率いるという気概は見せていますし、例えば四季がセンターの自信を持てなかった時は「かのんちゃんならこうする」と感じた行動をし、トマカノーテとの関係についてはかのんの事を全面的に信頼して敢えて自分からどうこうして欲しい、といったような事は言っていません。それらの描写から2人の信頼関係が見えるのは勿論高評価なんですが、一方でかのんと千砂都はあくまでも対等であって、千砂都の部長としてのあり方がかのんちゃんありきになっていたのでは本末転倒、鈴原のバレンタインと言えるでしょう。

 

 少なくとも冬毬は姉の本気度を確認したいと、そしてマルガレは一度敗れたLiella!にリベンジしたいという明確な目的を持ってLiella!と対立し、かのん先輩もまた2人の想いを汲んでなぁなぁの馴れ合いより本気でLiella!とぶつかることを選択しました。それに対するLiella!側がどう感じているかということは、もう少し掘り下げて欲しかったという思いがありますね。

 

 

今週の「すみケツ保険」


マルケツ保険!!?!?!??!?!?

 

 別に尻のデカさで勝ちたいわけじゃないんだけど!?!?ただ今回明らかにマルガレの太ももにフォーカスした露骨なアングルが多かったので、「マルケツ保険」の指示が出ていたことはもはや疑いようがないと思われますね。

 確かに1期生はすみれ2期生は四季と来て3期生もとまマルのどっちかが尻デカ担当を務めないと結ヶ丘の伝統が途絶えてしまいますからね。この学校を大きいお尻で満たされる学校にしたい、そんな想いから母はこの学校に結(ケツ)という字を当てて「結ヶ丘」と名付けたのです…

 

 

まとめ

トゥデイズ  チサキンズ ポイント。 ドゥルルルルルルルルルルルルルルル………

 

 

 

 


85点(エイティファイブ)~!!!


 日常回ということで、そんなにツッコミどころは無かったように思えます。むしろ日常回でありながら、この3期のストーリー上必要不可欠だったトマカノーテの団結描写としては十分に描かれていたという点は高評価ですね。

 一方でトマカノーテから挑戦を受ける立場であるLiella!側の描写不足は懸念すべき点だと思いました。部長である千砂都はもちろん、この学校をより良くしたいという考えから最初にマルガレーテをLiella!に勧誘した恋からもやはり思いの丈を伝えてほしかったというのは正直な所ですね。

 

 さて、もはやLiella!が完全体になるのは次回か次々回かという段階ではありますが……ラブライブ!シリーズにおいてメンバー全員揃う回は神回という法則があり、一方でラブライブ!スーパースター!!だけがその法則の逆を行っているというのも、また事実ではあります。Liella!完全体において遂にそのジンクスが破られるのか、来週もひだまりPと地獄に付き合ってもらおう。

 

 それでは、よきラブライブを!

 

 

 

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*1:「ありあ」です。