ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

【2024年版】今年もラブライブ!シリーズで一番の名曲が決まったので紹介していきます。

 ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。さて、今年もひだまりPブログの独断と偏見で2024年ラブライブ!ベストソングを決定したので発表していきたいと思います!

 今回はラブライブ!サンシャイン!!ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会ラブライブ!スーパースター!!スクールアイドルミュージカル、そして蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブから2024年に発表された曲を集計対象としています。

 

 昨年2023年のラブライブ!ベストソングはこちらの記事から読めます。

 

 

 

もくじです。

 

 

2024年ラブライブ!ベストソング【総合部門】

 2024年ラブライブ!シリーズベストソングは──

 

 

 

 

 

意識し合うとか惹かれ合うとか(椿滝桜女学院高等学校スクールアイドル部)

アーティスト:堀内まり菜(椿ルリカ役)、関根優那(滝沢アンズ役)、蒼乃夕妃(椿マドカ役)、岡村さやか(滝沢キョウカ役)

 

 はい。と言うことで2024年1月にスクールアイドルミュージカル後夜祭スペシャル公演にて披露され、そのキラめきに目を焼かれた会場中のオタクが実に7ヵ月もの間待ちわびて2024年8月21日についに発売された「椿滝桜女学院高等学校スクールアイドル部 後夜祭アルバム!」の収録曲、「意識し合うとか惹かれ合うとか」で決定しました。

 

 なるほど。

 


当 た り 前 体 操
ラブライブ!スーパースター!!第12話「Song for All」感想と総評-これからが彼女たちのはじまり。 - ひだまりPはこう語った

 

 2023年ベストソング「Dream Believers」に続きあまりにも当たり前と言えば当たり前過ぎる選曲ではあるものの、まぁやっぱり何度考えてもこれ以外あり得ないですよね。

 

 そもそも「スクールアイドルミュージカル後夜祭スペシャルステージ」自体が、ラブライブ!シリーズのあらゆるライブイベントを日野下過去にした満足度最強のライブだと言っても澁谷過言ではないと思うんですが、その中でもこの曲を2024年ベストソングに選んだ要因を挙げていくと…まず歌詞ですね。

 

”お互い似てるとケンカするとか
 違うからこそ惹かれ合うとか
 理屈じゃないよね私たち
 どうしたって意識しちゃうから”

 岸本はん…なんちゅう鮎を食わせてくれたんや…

 

 この曲は椿ルリカと滝沢アンズのデュエット曲で、二人のハーモニーの心地よさは勿論のことこの歌詞もすごく良いんですよね。二人の心情を等身大の言葉でストレートに表現した歌詞だから心にスッと入ってくるし、それでいてスクールアイドルミュージカル本編からこの後夜祭までの間にスクールアイドル活動の中で色々な経験をして二人が仲を深めてきたんだなということがこの掛け合いから分かるんですよ。

 

 スクールアイドルとして一緒に過ごす日々の中でお互いの存在が当たり前になってしまうけれど、「もしもあなたと出会わなかったら」なんて今では想像もできない。でも、ルリカとアンズは元々は全然別の学校で、お互い交わることなく全く違った人生を歩むはずだった。そんな二人がどうして惹かれ合ったんだろう?理屈では説明できないけど、今ではお互いの存在を意識せずにはいられないよ

 言葉にならないお互いへの大切な想いを真っ直ぐな言葉で伝えてくれるから、二人の歩んできた時間の重さをたとえ見ていなくても歌を通して理解できるんですよね。

 

 あとサビの振り付けで、「お互い似てるとケンカするとか」でルリカがアンズを指で突っついて「違うからこそ惹かれ合うとか」でアンズがルリカをぎゅっと抱きしめるんですね。通常──通常のラブライブ!のライブでは、こういう演出が入ると客席のオタクから「オォ~!」とかブタの小便で淹れた紅茶みたいな気色悪い歓声が上がってまた「見世物小屋」のごとく下品な空間になること請け合いですがミュージカル後夜祭公演はなんと無歓声。つまりオタクの茶々もなく安心です。

 また見世物小屋の件を抜きにしても、これはあくまで「舞台」ですから、ステージの上にいるのは生身のキャストであってもキャラクターそのものなんですよね。そういう前提があるからいわゆる気ッ色悪い百合営業的なものではなく、自然なルリカとアンズのじゃれ合いとして見ていられる面もありますよね。

 

 そしてまだあります。なんとこの曲の2番はルリカの母、椿マドカ理事長アンズの母、滝沢キョウカ理事長のデュエットに切り替わるんですね。これが本当に凄くて、マドカ理事長とアンズ理事長がお互いいがみ合っていたところから最後は和解して一緒に学校を運営していくパートナーになるのはスクールアイドルミュージカルの超重要なパンチラインじゃないですか。そんな二人がこの曲をデュエットすることでルリカ・アンズの二人組とはまた違ったマドカ理事長とキョウカ理事長の文脈が生まれるんですよ。

 だからこの二人はミュージカルの最後で握手した時に初めてお友達になれた、ということではなくて、そうして分かりあえたからこそ今までライバル同士でいがみ合っていた日々すらも懐かしく、愛おしい思い出に変わっている。そんな文脈も生まれているんですよ。むしろ文脈としての強さで言えば、実はアンルリに見かけたマドキョウキャラクターソングであるとすら言えてしまうんですよね。

 

 さらに。さらにですよ、まぁお母さんも歌っているからエモい!というだけであれば、じゃあママとのお約束条項も鞠莉ちゃんのママが一緒に歌ってるじゃんという話なんですけど、それだけじゃなく。マドカ理事長とキョウカ理事長が歌うパートは、それぞれの娘が本来歌うパートとは反対になってるんですよ。それは何故かと言うと、ふたりとも娘のデュエット練習に付き合わされてきたからマドカ理事長はアンズの、キョウカ理事長はマドカの歌うパートを覚えてしまっているんですよね。たったそれだけの事ではあるんですけど、それがこの曲の凄さですよ。神は細部に宿る

 

 ということで、2024年ラブライブ!シリーズベストソングは文句なしのぶっちぎりで「意識し合うとか惹かれ合うとか」に決定しました。来年もひだまりPブログをよろしくお願いします。

 

 ここからは各シリーズごとのベストソングを決めていきたいと思います。

 

 

ラブライブ!サンシャイン!!/幻日のヨハネ部門

第1位:永久hours

第2位:ヌマヅやっさよいさ唄

第3位:BLOOM OF COLORS

 これマジ?いや…マジです。2024年は幻日のヨハネのBD5巻特典曲「好奇心ジャーニー」から始まり、幻日のヨハネではBD特典曲が(劇場総集編含め)4曲、Aqours名義で7曲の合計11曲がリリースされました。

 2024年のAqoursと言えば……やはり一番のニュースはAqours finaleライブの発表ですね。そのfinaleライブのテーマソングでありライブチケットの先行抽選申込券が付属した「永久hours」のCDは17.9万枚というとんでもない売上を記録したそうです。

 

 そんな「永久hours」、曲としてもちゃんとAqoursのフィナーレを飾るにふさわしいマスターピースに仕上がっていて嬉しかったですね。かつてμ'sのファイナルシングルとしてリリースされた「MOMENT RING」もそうでしたが、感傷に浸るよりも「今」を精一杯輝きたいというスクールアイドルのレーゾンデートルを体現したようにポップな曲として仕上がっていたのがポイント高いです。

 

 出だしの「1,2,サンシャイン!!」という掛け声はもちろんAqoursの2ndシングル「恋になりたいAQUARIUM」c/w曲「届かない星だとしても」の歌いだしの表現ですが、そもそも「届かない星だとしても」は先輩グループであるμ'sへの憧れを歌った曲だと言われているんですね。

 ラブライブ!シリーズの原点であるμ'sの後を継ぐ存在として発足し、アニメでもμ'sへの憧れについて描かれ、そして今ではμ'sのいないラブライブ!の屋台骨を支える存在となったAqoursが最後のシングルでこのフレーズを使うことはAqoursとしての原点回帰であると同時に、曲中の歌詞で「ユメは終わんないよ(君と僕は) ユメ見たままさ(輝こう)」とある通り、μ'sへの永遠の憧れを表しているように思います。それはμ'sを超えるとか超えないとかという話ではなく、「憧れ」の気持ちこそがAqoursの始まりだったから。

 

 あとシンプルに個人的な好きポイントは2番の歌いだし、「声は大きく元気にハイハイハイ!だよ」ですね。やはり畑亜貴先生は神

 

 そして2番手の「ヌマヅやっさよいさ唄」は幻日のヨハネBD6巻特典曲で、曲のタイトルから察しがつくように「サンシャインぴっかぴか音頭」の「幻日のヨハネ」の世界におけるパラレルとして作られたと思われます。シンプルにそのコンセプトが好きですね。実際こういうパラレル曲はAqoursの他の曲でも作って欲しかったですね。

 最後の「BLOOM OF COLORS」は幻日のヨハネBD7巻特典曲で、劇場総集編ではアレンジ版の [YOU & I edit]がエンディングテーマとして使われました。なんか微妙にBD特典曲なら知らない人から新曲と思って貰えるワンチャンみたいな思惑を感じたと言えば感じたんですが、まぁそれはいいや。「今日も、今日を生きる」というアニメ版幻日のヨハネのキャッチフレーズが印象的で、アニメの内容を総括するような重厚なメロディが魅力です。

 これはぶっちゃけトークなんですけど、2位と3位は消去法です。

 

 

 

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会部門

第1位:Daydream Mermaid(近江彼方ソロ)

第2位:PHOENIX(鐘嵐珠ソロ)

第3位:どこにいても君は君(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会)

 2024年に虹ヶ咲から発表された曲は1月の「New Year's March!」に始まり、全部で8曲となりました。(※ラジオ体操はカバー曲(?)なので除外)ん?ちょっと待って?

 

 8曲!!?!?!?!?

 

 8曲しか出してないの!?!?!?8曲しか出してなくてなんかウチら劇場版跳ねて絶好調ですよみたいな顔してたの!?いや勿論、完結編第1章はものすごいクオリティでしたしその劇中歌と主題歌である「どこにいても君は君」を含む6曲はいずれも粒揃い、おそらくスクールアイドルミュージカルが無ければ「Daydream Mermaid」が2024年ベストソングだったであろうと思われ、前年も名曲「Wawawa☆What's up!」が蓮ノ空の「Dream Believers」に惜敗を喫したのと同じような結果が繰り返されたものの虹ヶ咲ここにありを示したと思ってはいますが…8曲かぁ…いやもちろん、来年はニジガクマンスリーソングで1人2曲/月というもの凄いペースでCDが出ることも内定しているのでそんなに悲観することではないのかもしれませんが。

 

 さて1位に輝いた「Daydream Mermaid」ですが、えいがさき第1章がいずれ劣らぬ名曲揃いであった中彼方ちゃんの歌うこの曲を1位としたのには明確な理由があります。

 パワーです。

 彼方ちゃんを演じる鬼頭明里さんの圧倒的なソプラノ彼方ちゃんの圧倒的なセクシーダンス。そして軽快なリリックに散りばめられた言葉遊び。もちろん文脈的な良さもあるんですが、一番は何度聴いても耳を幸せにしてくれる圧倒的パワーに他なりません。

 

 今回挙げた3曲はいずれもえいがさき第1章の挿入歌であり、その他の感想についてもえいがさき感想記事の中で詳細に触れていますのでよろしければそっちも参照して下さいね。

 

 

ラブライブ!スーパースター!!部門

第1位:笑顔のPromise(Liella!)

第2位:スーパースター!!(Liella!)

第3位:ニュートラル(KALEIDOSCORE)

愛がとまらな~~~い!!!!

 

 きな子がやってくれましたね。キナキナはできる子って信じてたデス…!

 

 2024年にラブライブ!スーパースター!!から発表された楽曲は「シェキラ☆☆☆」から始まり、全部で22曲となりました。ちなみに「笑顔のPromise/スーパースター!!」についてはまだCD未発売ですがサブスクで先行配信されているので2024年にカウントしてます。じゃあB面だけ来年扱いなの?ってなっちゃうんですけど、下手したら来年この2曲が1位になりかねないのでそれも変な話じゃないですか。

 さて2024年のラブライブ!スーパースター!!と言えば何と言ってもアニメ3期の放送がありましたね。このブログでも勿論各話ごとにレビューしていますが、あの2期のせいでボロクソの下馬評だったところ前半は本当に今回もダメじゃんと思わせてきましたが特に物語後半でLiella!が11人になってからの2期生の描写やかのん達の卒業を描いた回が非常に秀逸かつ丁寧な描写で3期10~12話は3話連続神回と呼ばれるほどの確変を見せました。ラブライブ!スーパースター!!で神回が3回も続くなんて……アニメ1期の最初以来ですね。

 

 そういった事もあり、1位はアニメ3期10話挿入歌でありLiella! 2期生の桜小路きな子が作詞を担当した「笑顔のPromise」となりました。2位の「スーパースター!!」と非常に迷ったんですが、やはりこの曲、まずシンプルに曲のクオリティが高いです。サビの少し溜めてから一気に盛り上がる構成も王道ですし、このサビの低音と高音のハモりがこの第10話で生徒会長という形で結ヶ丘を引っ張っていく想いを継承した恋ときな子の関係性を象徴しているようで凄く美しいですよね。この曲のセンターはきな子ですが、落ちサビでも恋先輩のソロパートがあるようにLiella!のセンターに立つきな子をそっと支える恋という構図が随所で表現されているように思えます。

 また10話では作詞に悩んでいたきな子が、皆からのエールを受けて心から溢れてきた言葉が自然と歌になって出てくるという演出がありましたね。ひだまりPあのシーンは本当に感動しました。こんなにもラブライブ!らしい演出を見たのはいつぶりだっただろう…スクミュ以来かも。

 あとこれは今思いついたことをただ書いてるんですけど、きな子はLiella!が3度目の東京大会に挑む曲としてこの「笑顔のPromise」を作りました。東京大会と言えばきな子が加入する少し前、Liella! 1期生は初参加のラブライブで東京大会2位という結果に涙を飲むことになります。そのときの曲「Starlight Prologue」を超えることが夢だと2期6話できな子は言っており、先輩たちの悔しそうな姿はずっと印象に残っていると卒業式の答辞でも語っていましたが、そんな東京大会をきな子が作った「笑顔のPromise」で突破するということ自体が、彼女の夢が結実したという一つのメタファーではないでしょうか。これはスズ泣き不可避で……え?去年も突破しただろって?うるせぇな。だってかのん先輩は本当の歌作れるっすもん…

 

 そして「スーパースター!!」はアニメ3期11話挿入歌でありLiella!がラブライブ決勝のステージで前人未到の2連覇を成し遂げた曲です。曲名はこの作品のメタタイトルそのものであり、結ヶ丘のスターだった彼女たちが本当の「スーパースター」としてラブライブの歴史に名を残した曲でもあります。

 その着想は澁谷かのんの歌の原点である「合唱曲」から始まっており、ポップで賑やかな曲調かつ爽やかなメロディはこれまでのLiella!の歩みを振り返りつつも未来に向かって羽ばたく力強さを感じさせます。曲中の歌詞には随所に今までのLiella!の物語を想起させるアンサーソング的な要素も入っており、まさにかのん達の3年間の集大成とも言える曲になっていますね。

 

 最後の「ニュートラル」はKALEIDOSCOREの1stシングル表題曲であり、先般発表したLiella!名曲ランキングTOP30の中で第23位に入ってますね。クゥクゥ・恋・マルガレーテとか言う恥も外聞もなく歌唱力全振りで集めたアベンジャーズによるソプラノの暴力。どこがニュートラルやねん、トップギアじゃねーか。

 

 

スクールアイドルミュージカル部門

第1位:意識し合うとか惹かれ合うとか

第2位:パフェパフェ行進曲

第3位:この先もずっと

 スクールアイドルミュージカルにはラブライブ!のすべてが詰まっている。と言っても澁谷過言ではないでしょう。堂々の金賞です。2024年にリリースしたのはこの「椿滝桜女学院高等学校スクールアイドル部 後夜祭アルバム!」のみで、収録曲は12曲。欲を言えば「スクールアイドルミュージカル the DRAMA」でも新曲があれば文句なかったんですが、とは言えこの「後夜祭アルバム」もいずれ劣らぬ名曲揃いです。曲数も今年の虹ヶ咲より多いしなぁ!?

 第1位「意識し合うとか惹かれ合うとか」については上で語った通りですが、第2位の「パフェパフェ行進曲」はまさに後夜祭スペシャル公演のダークホースとも言えるどんでもない電波ソングであり、これを後夜祭公演で聴かせておいてアルバム発売まで実に7ヵ月もオタクを生殺し状態で待たせるのはたぶん何かしらの法律に違反していると思います。これうちらが訴えたら岸本は終わりだよ。

 CDは出たからもう中毒は収まったかと思いきや2番の「パフェパフェパフェパフェ」のところでエアギターしながらぴょんぴょんする振り付け、今はあれがもう一度見たくてごんぎつねの兵十のおっ母ぁみたいになってます。眩しいの、まだあの舞台が…

 曲自体の電波ソング感もさながら2番のレナのラップで畳み掛けるダジャレパートとか完全に殺しに来てますからね。正直スクールアイドルミュージカル本編のレナはあんまり目立たないキャラだったんですがこの後夜祭では「パフェパフェ行進曲」で全員薙ぎ倒して星のティアラを掻っ攫っていきました。大場ななかよ…

 

 続いて「この先もずっと」はあの後夜祭に参加した全オタクの脳天をアウトレンジからブチ抜いたラブライブ!回のシモ・ヘイヘです。あのな。あの後夜祭初見で椿咲花メンバーから「卒業ソング」が飛び出すなんて誰一人として予測してなかったですからね。そりゃ事実としてはミュージカル本編のルリカは2年生で、後夜祭はそこから1年経ってるんだからそろそろ卒業の時期って言われれば分かりますけど、そんなのさぁ…

 …ちなみに後夜祭で披露された曲の中で唯一のソロ曲であるはずのミスズの「わたしの星座」が妙に影が薄いのは、セトリ順でこの曲が「パフェパフェ行進曲」の後で「この先もずっと」の前だからです。無理だって。パフェパフェ行進曲に脳みそ掻き回された後「この先もずっと」で脳天ブチ抜かれてるんだから「わたしの星座」をインプットする余裕ないって。たぶんミスズが歌ってる横を新田恵海が通っても誰も気づかなかったですよ。インビジブルゴリラかよ。

 

 

ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ部門

第1位:BANG YOU グラビティ(みらくらぱーく!)

第2位:Bloom the smile, Bloom the dream!(蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ)

第3位:月夜見海月(スリーズブーケ)

 

 

 蓮ノ空の活動は年度ごとで区切られているので「2024年」という括りだと103期と104期でごっちゃになりますが、2024年は1stシングル「LINK to the FUTURE」に始まり全部で25曲がリリースされました。ちなみに103期は3ヵ月で14曲104期は9ヵ月で11曲です。う~~~ん……でも…虹ヶ咲は8曲だしなぁ~~~~~はい。やめときます。

 蓮ノ空の3ユニットの動向としてはスリーズブーケは百生吟子が加入して最初は一悶着あったものの3人での活動は軌道に乗ってるようです。DOLLCHESTRAは徒町小鈴が加入して彼女に焦点を当てた「Proof」が跳ねるなど、104期生を加えて新たな魅力を生み出すことに最も成功しているように見えますね。みらくらぱーく!は……いや、いいや。やめときます。

 


https://note.com/hidamarie_win/n/n043a940406cb

 

 ということで1位の「BANG YOU グラビティ」はみらくらぱーく!の名盤「以心☆電信」のc/w曲です。曲のタイトルはもちろん「万有引力」をもじったもので、歌詞の通りルリとめぐちゃんの強い絆を表していると共に宇宙規模の壮大なスケールで日常を飛び出して新しい世界へと飛び込んでいくワクワク感を表現しています。サビのフレーズを「は・な・れ・ら・れ・な・い!」と一音ずつ区切って言うことで強いインパクトを感じさせるのもポイント。まさに「みらくらぱーく!」ここにありと言うようなキャッチーなナンバーに仕上がっています。

 またこの曲はLink! Li繧ッ繝ゥ繝悶Λ繧、繝活動記録第10話で瑠璃乃が慈をステージに復帰させるために、一人でステージに立った際に歌われた曲だということが知られています。ソースはひだまりPのマシュマロのタレコミです。なお漫画版のフラワーズでは「ド!ド!ド!」になっていました。ぶっちゃけトークするとひだまりP的には「ド!ド!ド!」の方が文脈に沿ってる気がしなくもないんですが、「BANG YOU グラビティ」の歌詞もその前提で読むことで更に瑠璃乃にとって幼馴染の慈が大きな存在であったことがよく分かるようになっていますね。

 

 第2位「Bloom the smile, Bloom the dream!」は蓮ノ空の3rdシングルであり、まさにラブライブ!の王道とも言うべき未来への希望と成長を描いたエモーショナルなポップスになっています。時期的には103期メンバーで惜しくもラブライブ優勝を逃し、新たなメンバーを加えて再出発したタイミングであり、「咲きたい!って信じたらねえ いつか花開くよ泣いてもいいさ 大丈夫!」というサビのフレーズはひたむきに夢を追いかけるスクールアイドルたちの希望を象徴していますね。

 

 第3位「月夜見海月」は、スリーズブーケらしい幻想的なイメージで作詞は新メンバーの百生吟子が担当しています。モチーフは”遠い憧れに思いを馳せる、小さな小さな、クラゲの歌”「小さなクラゲ」…?おいおい吟子お前の…まぁ良いや。理想と現実の違いに苦しみながらも遠い憧れに手を伸ばし続ける切なさと強さが表現されていて、ひだまりPの印象は「スリーズブーケのド!ド!ド!」です。ド!ド!ド!って実はコンプレックスと反骨心の歌じゃないですか?スリーズブーケ的な世界観でこれをやると「月夜見海月」になるのか、と思いましたね。

 また「大丈夫 誰より知っている 涙の味なら」というフレーズもラブライブ決勝で惜しくも夢に手が届かず涙を飲んだ乙宗梢と、そんな梢先輩と肩を並べて今度こそ夢を掴んで見せると決意した花帆の想いとリンクしているように感じられましたね。

 

そうだね 沈み続けるのは簡単だ

 

 

まとめ

 ということで、2024年のラブライブ!楽曲を振り返ってきました。

 昨年、2023年はまさしく蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブの年だったと言っても澁谷過言ではないでしょうが、この1年でいったい何があったのでしょうか。3年生が卒業したAqoursもかくやと言うほどに勢いをすっかり失ってしまったように思えます。蓮ノ空、去年は多すぎるから蓮ノ空だけTOP10まで紹介してたんですよ。

 とは言えいよいよフィナーレライブを控えたAqours劇場版完結編が大ヒットし次回作に期待が高まる虹ヶ咲アニメ2期の生き恥果実から3期で大逆転を果たし世代交代への期待も高まるLiella!来年も再演が予定されるスクールアイドルミュージカルコンテンツごと廃校の危機と戦っているある意味最も「ラブライブ!」を体現した蓮ノ空。2025年もラブライブ!からは目が離せなくなりそうです。

 

 それでは、よきラブライブを!

 

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