ひだまりPはこう語った

ラブライブ!などの萌え系美少女アニメを見た感想をぐだぐだと語るブログ。

ラブライブ!サンシャイン!!アニメ2期BD特典ソロ曲+αを一気にレビュー

 

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 ちゅんちゅん、ハローラブライブ。どうもひだまりPです。

 

 ラブライブ!サンシャイン!!アニメ2期の放送から早くも半年。皆様はブルーレイを何枚ずつ買いましたか?

 

 このアニメ2期のブルーレイでは、Aqoursにおいて初となる各メンバーのソロ曲が各巻特典として付いてくることで話題を呼びました。ひだまりPも勿論全曲聴いてきましたので、ソロ曲9人分&7巻の全員曲の合わせて10曲をここで纏めてレビューしていきたいと思います。

 

 それでは、続きを読むからどうぞ!

 

 

 

 もくじです。

 

 

 

【第1巻】One More Sunshine Story/高海千歌

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 千歌ちゃんのお尻がエロい。…というのは置いといて。

 

 トップバッターを務めるのは勿論リーダーの千歌ちゃんです。そういえば、μ'sのリーダーはソロ曲が5曲あったとかなかったとからしいですね。

 

  ひだまりPの第一印象はこれですね。というか、今でもディズニーっぽいと思ってます。山崎まさよしみたいなタイトルから一転してファンタジー感溢れるマーチング調。

 

 転調を多く使ってテンポのアップダウンが忙しいこの曲は、遊園地のパレードのようにひとときの光り輝く非日常感を演出してくれます。ひだまりPとしては、それがそのままアニメ2期の波乱万丈なスクールアイドル物語と重なって見えるものがありましたね。そこが非常に秀逸なところで、Aqoursの駆け抜けた青春にこの曲を重ねてみると明るさ一辺倒の中にほんのりと「終わり」がくることへの空虚さというか、切ない雰囲気を感じ取れるんですね。

 そう考えるとこの曲は、「WONDERFUL STORIES」のようにこれまでの輝きを笑って振り返るのではなく、華やかにライトアップされたパレードのように、「終わり」が来ることが分かっているからこそ今を輝きたいというAqoursの、というよりも千歌ちゃん自身のスクールアイドルに対するもう一つの「答え」のようなものが表れているように思います。アニメ2期13話では、千歌ちゃんがこれまで追いかけてきた「輝き」に対して自分なりの答えに辿り着きますが、一方で彼女のもう一つの「スクールアイドル観」としてこの曲が存在するとひだまりPは思いたいですね。

 

 

 ちょっと真面目な話し過ぎましたね。サビの千歌ちゃんの「あ~♪あ~~♪あ~~~♪ワオ!」ってセルフコーラスめっちゃ可愛いですよね。

 

 

 

【第2巻】おやすみなさん!/国木田花丸

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風俗かな?

 

 「ひだまりスケッチ」で比較的グラマーな宮子ちゃんが子供用の浴衣を着たら体のラインがパッツパツになってて、他の子から「(風俗にしか見えない)」って思われるネタがあったと思うんですけど、第一印象はまさにそれでしたね。

  マジメな話2期ブルーレイのジャケットって浦女の制服はまぁ兎も角劇中で1回バイトしただけの水族館のスタッフの制服着せられてる堕天使とか素人モノのAVみたいな私服のセンスが平常運転すぎる桜内とかいる中でマルだけ何ですか、このパッツパツの浴衣。風俗かな?

 

 裾の短いパッツパツの浴衣は花丸ちゃんの柔肌とAqoursのボイン担当に並ぶデカいボインをはっきりと強調していて「これがラブライブ!なんだよなぁ…」としみじみ思わされます。子供っぽい金魚の柄が逆にエロさを醸し出していて、これはもうダメですね。

 

"Love Live!" is Japanese porno animation.

 

 マルの乳にばかり言及しましたが、実はこの「おやすみなさん!」…ひだまりPにとってもかなりセンセーショナルな名曲だったのですよね。

 

 

 もうこの「おやすみなさん!」ってタイトルですよ。アレか?また神か?「詩の神」に花丸ちゃんのプロファイルとのっぽパンを献上して「神よ、作詞などいかがでしょう?」ってやったらこのタイトルが降ってきたんでしょうね。

 

神は「花丸あれ」と言った。するとおやすみなさん!ができた。 

 

 それくらい自然に、タイトルも内容も「花丸ちゃん」を表した曲なんですよ。

 アニメにおける花丸ちゃんは昔から一人で本を読んで過ごすことが好きな、大人しくて物静かな女の子でした。それと同時に、親友であるルビィちゃんの悩みに誰よりも真摯に寄り添って、ルビィちゃんの為になら自分から行動を起こすことができる友達想いの女の子でした。

 そんな彼女も、ルビィちゃんを通してスクールアイドルの世界に興味を持つようになり、Aqoursの一員に加わりました。それからはスクールアイドルとしての経験や、仲間との交流の中に彼女なりの喜びを見出し、ラブライブ決勝ステージを控える2期12話「光の海」においてはこのように発言しています。

 

「マルはずっと、ルビィちゃんと2人で図書室で本を読んでるだけで幸せだったけど、千歌ちゃん達のおかげで、外の世界に出られて、皆と一緒なら、いろんなことができるって…知ることができた。

 だから、(ラブライブで)勝ちたいずら!それが今、一番楽しいずら!千歌ちゃん、マルをスクールアイドルに誘ってくれて、ありがとう!」

 

 これは本当に、アニメ2期で一番感動したシーンだったかもしれないですね。

 

 でも、これは決して花丸の性格が180°外交的に変わった、というものではないんですよね。それは2期第13話「私たちの輝き」の、図書室でのシーンにも現れています。

 静かな図書室から外へ出て、スクールアイドルとしてみんなの前で輝くこと。その勇気を彼女が持つことができたのは、彼女にとっての帰る場所があったから。ルビィや善子と一緒の図書室が、本の世界があったからでした。

 

 長々と何を言いたいのかというと。この曲の「文学的な気分で眠ろうか おやすみなさん!」という最も印象的なフレーズは、まさに花丸ちゃんのこういった面を象徴していると考えるわけですね。

 みんなと一緒にスクールアイドル活動をして、毎日いろんな新しい体験をして、そんな日々の中でも、夜眠る前にはしばし一人の世界、本の世界に戻って、また明日のちょっとした楽しみに想いを巡らせながら眠りにつく。そうしてまた、次の日は笑顔で皆に会える。今を輝くスクールアイドルであり、かつ内気な文学少女である花丸ちゃんが…その両方を全力で楽しみながら過ごしている毎日を歌にしたのがこの「おやすみなさん!」だと思うわけです。

 

 曲自体のカントリーな雰囲気もおっとりした花丸ちゃんにピッタリですね。上で言及した「じゅもんをあげるよ」もアイドルマスター高槻やよいによる名カバー曲ですが、初めて聴いた時はこの曲のようにほっこりした気持ちになりました。

 

 花丸のソロ曲として期待を遥かに上回る逸品。ラブライブ!サンシャイン!!2期ブルーレイ特典曲の第3位に認定します。

 

 

 

【第3巻A】in this unstable world/津島善子

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(前奏)

…タッコォ… ワタッコォ… ワタッコォ… ワタッコォ…

ワタッコォ… ワタッコォ… ワタッコォ… ワタッタッタ…

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 タッコォ… ワタッコォ… ワタッコォ… ワタッコォ…

ワタッコォ… ワタッコォ… ワタッコォ… ワタッコォ…

ウェイッウェイッウェイッウェイッウェイッウェイッウェイッウェイッウェイッ……

 

 

 これ本当に何でワタッコワタッコ言ってるんだろう?歌詞カード見ても書いてないので、本当に謎ですね。まぁ、それはさておき。

 

 善子ソロ曲も勿論これが最初なんですが、個人的には1期BD曲の「Daydream Warrior」がタイトルやジャケットから何となく「善子曲」のイメージあるので、初ソロって感じはあまりなかったですね。

 

 さてこの曲in this unstable world。unstableは「不安定な」という意味で、善子らしい厨二心あふれるナンバーですね。んっと、でもちょっと待って、これお前…

 

 これ犬の話してない!?!?!?

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だけど今は我慢しようか 雌伏の時さ」って堕天使語の「待て」と「伏せ」じゃない!?

 

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って、なんでですか~

 

NoがYesならYesはNo。謎言葉はかんたんそうねそうね。

 

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追記:

記事作成から僅か17分でイントロの「ワタッコォ…ワタッコォ…」の正体をコメントにて頂きました。デスルンバ(id:DRmikan)さん、ありがとうございます!

 

>善子ソロのワタッコワタッコですが、「Black or White」だそうです。(ソースは声優さんのラジオ)

 

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って、なんでですか~。

 

 ……えっ、これマジ!?マジのマジ!?

 う~ん確かに…そう思って聴くと「ブラックオ~ホワイ ブラックオ~ホワイ!」ってギリギリ聞こえなくもないような気がしなくもないような、冗談はよしこさんですね… ワタッコで言えば「ワタッコォー ワタッコォー」ではなく「タッコォーワ タッコォーワ」になるので、頭の部分を取り違えると「ワタッコワタッコ」にしか聞こえなくなるんですね。

 

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【第3巻B】Pianoforte Monologue/桜内梨子

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 梨子ちゃんの私服がいちいち素人AVっぽい問題、このジャケット見た時は流石に「狙ってやってるんじゃないか」って思いましたね。「私服の時さ unstable world」ってやかましいわ!

 

 

  は に か み ナ ー ス

 

 いやまぁ、それはこの際置いときましょう。一応形式的に言っとかないといけないので、AVのくだりは一旦忘れて下さい。

 

 「Pianoforte Monologue」。初見時の印象は「エロゲーのED曲」でした。エロゲED曲っぽくない?梨子ルート個別EDはこれで決定ですね。何?ヨーソロルートED曲?そんなのBiBiのSilent tonightに決まってるじゃないですか。梨子ちゃんに愛想を尽かされて無気力になり、曜ちゃんの家に転がり込んでヒモ状態でパチンコに明け暮れていた千歌ちゃんが心を入れ替えて必死に就職活動し貰った初任給で曜ちゃんに指輪をプレゼントするシーンで流れたじゃないですか知ってるでしょう?ヨーソロルートは梨子ルートからの分岐なんですよねって、今はそれはどうでも良くて。

 

 アニメの梨子ちゃんと言えば、伝説の音ノ木坂学院から引っ越してきた…でも普通の、悩めるピアノ少女。プレッシャーに圧し潰されてピアノが弾けなくなってしまった彼女に寄り添おうとする千歌の想いに対して少しずつ心を開いてゆき、スクールアイドル活動の中で再びピアノと向き合う勇気を得ました。そんな彼女が「ピアノの独白」と称して歌うこの曲、その意味するところは語るまでもなし、といったところでしょうか。

 

 

 

【第4巻】Beginner's Sailing/渡辺曜

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何このエロいポーズ!?

 

 高学歴男性を食いまくっている大学生曜ちゃん的な自然とまろび出るエロオーラがたまりません。優勝ヨーソローってやかましいわ!

 

 ジャケットがエッチなのも勿論ですが曲も素晴らしいクオリティ。なんですが、リリース時期がμ'sのSolo live!3発売と被っていたため中々じっくり聴く機会が訪れなかった曲でもありますね。

  これはたぶん…「Sailing」と「生理」を掛けているんでしょうね。意味がわからん。

 

 曲の感想ですが、とにかくパワーに溢れている。アイマスだったら絶対菊地真が歌ってる。「ココロは知ってる 勇気の出し方」など、心に残る力強いフレーズが数多く使われています。これだけでもひだまりPの金玉…ではなく琴線に触れる曲でしたね。

 

 そして勿論この曲、他ならぬ「渡辺曜」の曲としても秀逸。

 

笑わないよ!

カタチから入っていいんじゃない?

最初はヘンでも気にしない

大事なのは”好き”がある毎日です!

 

 そうですね。言うまでもなく…完全に千歌ちゃんへの応援歌ですね。まぁ最初「笑わないよ!」が「ワナワナ曜!」って聞こえててワナワナ曜って何だ…?にこにこにーみたいなアレか…?って思ってはいたんですが。

 

 アニメの曜ちゃんと言えば、千歌ちゃんが始めたスクールアイドル活動の最初の賛同者にして、「千歌ちゃんと一緒に何かやりたいってずっと思ってた」と言うほどに誰よりも彼女のそばに寄り添おうとする存在でした。しかしながら、幼少期から器用すぎる事が災いしていつの間にか千歌との間に心の距離を感じてしまっていた彼女はAqoursのメンバーが増えていくにつれ、千歌にとって自分は必要ない存在なんじゃないかと思い悩むようになります。千歌が梨子と2人、心の深い所にある悩みを話し合えるほどに打ち解けているさまを見て、そんな言葉にならない思いは一層強まりました。そんな中、1期11話「愛憎ヨーソロー」ではそんな風に一人悩む曜を心配して深夜に駆けつけてきた千歌を見て、彼女の偽らざる本音を梨子から聞いて、千歌から一歩引いてしまっていた曜の悩みは晴れて2人は並んでセンターに立ち、ラブライブ予選ライブを成功させました。

 そして2期では序盤こそ目立った動きのなかった曜ちゃんですが、2期11話の閉校祭においては千歌も気づいていなかった曜の千歌に対する微妙な心情を明るく吐露し、2人が完全に「同じ目線に立った」ことを2人で確認し合いました。そして次の2期12話ではまたしても悩みそうになる千歌におどけながら喝を入れてみせ、これまで梨子がしてきたように…千歌の想いに寄り添った上で、その舵をとってみせました。これでもって「大逆転・ヨーソロルート」と言わしめましたね。

 

 ちょっと長くなりました…渡辺曜はアニメ1,2期で想いがとても一貫しているので、アニメのストーリーを追いかけると語り尽くせないボリュームになってしまいますね。

 

 そしてそんな曜ちゃんが歌うこのBeginner's Sailingですよ。夢に向かってあがく千歌ちゃんに全力で寄り添ってきた曜ちゃんが贈る千歌ちゃんへの応援歌。だからこそ、この曲は千歌ちゃんへの歌であり、彼女自身への歌であり、Aqoursへの歌であり、そして全ての人に向けた応援ソングになりうるんです。この素晴らしい応援歌に乗せて、曜ちゃんが積み上げてきた想いを知っているからこそ、この歌が全力で背中を押してくれる追い風のような「パワー」を純粋に感じ取れるんじゃないかと思っています。

 

 眩しい笑顔で力強い応援ソングに乗せて、聴いた皆にがんばろうと思わせてくれるこの歌を歌う曜ちゃんは、命運を共にする仲間たちを結束させ、船の舵を握る船長の姿そのものではないでしょうか。と言うところで、ラブライブ!サンシャイン!!2期ブルーレイ特典曲堂々の第1位に認定したいと思います。優勝ヨーソロー!

 

 

 

【第5巻A】RED GEM WINK/黒澤ルビィ

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アニメ2期主人公。

 

 黒澤ルビィと言えば、アニメ2期8~9話という2話連続神回における実質的主人公。あの高飛車で気難しそうだった鹿角理亞に心を開かせ、Saint Aqours Snowという夢の共演を成し遂げたのはルビィの気持ちが踏み出させた「一歩の勇気」に他ならず、2期で一番成長したメンバーと言っても過言ではありません。

 一応、本来の主人公であるみかんさんの名誉のために書いとくとそれまでのSaint Snowとのツテを作ってくれたのはみかんさんではありますが…

 

 この辺を全部書くとまたさっきみたいに改行なしのドチャクソ長文を書くハメになるので、当該回の感想記事に言いたいことは大体書いてるので参照頂ければと思っています。

 

 

 それにしても、これまでの千歌・花丸・善子・梨子・曜の曲は程度の差こそあれ多少はキャラソン、つまり本人のキャラクター性に則った要素が散りばめられていたんですが、この曲は少し毛色が違っています。強いて「キャラクター性」と言うなら、これはAqoursで一番と言っても過言ではないルビィの「アイドルへの想い」にフィーチャーした曲と言えるかもしれません。

 

 

 そう。このツイートに言いたいこと纏まっちゃってるワケなんですが…

 

 片思いの彼に少しずつ近づきたいと胸を焦がしているけど、まだ恋に恋するお年頃な「わたし」には、勇気を出してアプローチすることができずやきもきする様を書いたこの曲は、まぎれもないピュアな「アイドルソング」の王道と言えるでしょう。質問箱で兄貴が投書してくれた様に、歌姫広瀬香美さんのような世界観を感じさせてくれます。

 

 そして、そんなラブソングを「ルビィが歌ってる」っていうのが最高に良くてですね。それもわざと舌っ足らずに歌っているわけではなくて、寧ろルビィちゃんらしく一生懸命さ、ひたむきさが感じられる中で無邪気に、朗らかに歌い上げることでこの曲は「アイドル・黒澤ルビィの歌」として完成するように思います。キラキラした「アイドル」という存在に、彼女がどれほど憧れてきたか今更語るまでもないことですが、そんなアイドルへの思いがこの純粋なラブソングから溢れてきているようです。

 

 ただ単にアニメのストーリーやルビィのキャラ付けに添わせるんじゃなくて、アイドルのラブソングをルビィが情緒いっぱいに歌う、それだけで「黒澤ルビィ」なんだな、という素晴らしいコンセプト。ラブライブ!サンシャイン!!2期ブルーレイ特典曲第2位に認定です。「コンセプト賞」ならぶっちぎりの1位ですね。

 

 

 

【第5巻B】WHITE FIRST LOVE/黒澤ダイヤ

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ひだまりPの推しメン。

 

 「RED」と「WHITE」で色の対比や、どちらも「初恋」をテーマにしたラブソングであるところから、このブルーレイ5巻における黒澤姉妹それぞれのソロ曲は2つで1セットであり他メンバーのそれとは若干毛色が違っていることが分かりますね。

 所謂「キャラソン」感が他のメンバーに比べて無いことについて、ルビィの「RED GEM WINK」ではメンバーで一番アイドルへの憧れの強いルビィが歌うことそれ自体が「黒澤ルビィ」のキャラクター性をアピールしていると書きましたが、勿論ダイヤさんも同様です。

 アニメにおいては2年の間、友達の為に口を噤んでスクールアイドルへの想いや憧れに蓋をしてきたダイヤちゃん。そんな彼女が、スクールアイドルとして「ラブソング」を歌うこと自体が、ダイヤの「アイドル」としてのキャラクターを映し出す「形而上キャラソン」と言えるのかもしれません。

 ……そうかなぁ?いやだって、ダイヤ先輩って原作ではアイドルに興味ないって言ってたしあんまりそういう「アイドルへの憧れ」的なの説得力ないって言うか…いや、やめましょう。2期8話でルビィも「(お姉ちゃんは)あんなにアイドルに憧れていたのに…」って涙ながらに語った、ルビィに免じて一旦この矛盾については忘れることにしましょう。って言うかまぁ普通にうまいのでルビィほどにはコンセプトを感じ取れない部分はあるかもしれないですね。

 

 

 曲を聴いての第一印象は「コナンのOPっぽい」でしたね。っていうか倉木麻衣っぽい。特に「言葉ひとつで希望持ったり~」の所らへんですね。

 

 ダイヤたその歌うラブソングとしては曲調、歌詞、雰囲気ともに文句なし。ただそれと並列のはずだったルビィソロが思いがけず彼女の歌唱力とコンセプトの化学反応から神がかり的な名曲へと昇華されてしまったことで、B面に回ってしまった感はありますね。

 

 

 

【第6巻A】New winding road/小原鞠莉

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ボウリングっぽい。

 

 Aqoursでも頭一つ抜けた歌唱力を持つ鞠莉ちゃんのソロ曲。と言うことでこれは…すっごく2000年代のJ-POPだ…

 歌詞を見ると確かに、アニメの鞠莉ちゃんに寄り添っているように思えますね。1期では2年前のことを知る果南・ダイヤがスクールアイドルについて口を閉ざす中で1人諦めずに千歌達をサポートしたり果南とダイヤに働きかけた結果、紆余曲折を経て再びスクールアイドルとしての道を歩き出します。そして2期では浦の星女学院がいよいよ廃校目前というところで、学校が好きだという気持ちから理事長として人知れず奮闘していたことが明かされました。

 1期、2期を通して鞠莉のスクールアイドル道は常にゴーイングマイウェイであり、そして同時に孤独な戦いをずっと続けてきたと言えます。彼女は自分の戦いを表に出さず、そのために仲間とすれ違ってしまいそうになったり大事な所で相談することを躊躇ってしまったり、その道は決して平坦ではなかったことと思えます。

 

 この曲はそんな鞠莉のスクールアイドル観に驚くほどマッチしています。それでいてアニメソング感を感じさせない堂々とした歌いっぷりには貫禄すらありますね。

 

 「心はどんな時でもあの頃へ戻れると呟いていた」の「あの頃」がいつなのか説明するまでもありませんが、親友の果南にも負けずに頑固者で真っ直ぐな彼女がスクールアイドルを、学校を守るために戦ってきた思いがこの一節によく現れていますね。

 

 

 

【第6巻B】さかなかなんだか?/松浦果南

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 この曲を聴いて最初に思ったのは、果南のこういう所、アニメでは掘り下げが足りなかったんじゃないか?って思いましたね。あまりにも。

 

 アニメ1期ではスクールアイドルを巡る3年生間のいざこざから口を噤んでいることが多かった果南。ただしスクールアイドルに加入した後半では積極的にオッパイを出すなど本来の性質が垣間見えるシーンが多かったですね。

 アニメ2期では鞠莉が理事長としての重責を感じている中でその支えになったり、千歌のお姉さん的ポジションとして喝を入れる役割などこれまたシリアスな立ち位置に回ることが多くオッパイを出している暇もないといった有様でした。その中で怖がり設定を出してギャップで可愛さアピールを狙うなどしていましたが、これは見事にスベっていましたね。

 

 そういう積み重ねがあったから、この曲を初めて聴いた時は「こう来たかぁ~…」と思ったんですがよく考えれば、「こう来たか」じゃないんですよね。寧ろこっちの方が果南らしいのですよね。これはアレだ、まんまラブライブ!アニメにおけるエリーチカ現象だ。

 

>はぁい!楽しい人生送ってる?

 

 内浦の海で生まれ、海に育てられてきたおおらかで楽天的な千歌達の姉貴分。そしてAqoursのボイン要員。それが本来の松浦果南という女の子です。彼女の家業であり趣味でもあるダイビングをここでようやく前面に押し出してきましたね。

 

 それにしても、サビが「さかな さかな さかな~」で始まる曲がここに来てアップデートされてしまうとは。どうでも良いですが。

 

 

 

【第7巻】キセキヒカル/Aqours

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「キセキヒカル」って、バーチャルYoutuberに居そうですよね。

 

 この曲、言うまでもなくアニメの重要シーンで使われたBGMがベースになっています。う~ん難しいなぁ、こういう曲どう評価すれば良いんだろう。ひだまりP、μ's全曲ランキングで「これから」を114曲中100位にした前科からも分かるようにこういう卒業式みたいな歌あんまり得意じゃないんですよね。正直な所、ここで言いたいことってアニメの感想記事の中で語り尽くしちゃってるっていうか……

 

 ただ終始しんみりしてるだけじゃなくて、サビの終わりの「止まない雨はないと走ってきたよ(だからねsunshine day)見上げれば熱い太陽」の所は好きですね。好きですねって。

 

 

 

おわりに

 

 と、いうわけで全10曲レビューでした!どの曲もアニメ2期だけでなく、これまでのアニメの内容があってこそ更に良さが分かる曲で、感想もどちらかと言うとアニメのキャラ別振り返りみたいになってしまっていましたね。そしてだからこそ、最後のキセキヒカルで書く事なくなっちゃったんですけどね。

 

 BD全巻発売から若干間が空いてしまいましたが、ここでちゃんと記事にできて良かったです。ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

 

 それでは!

 

 

 

次回のラブライブ!サンシャイン!!

全巻特典