ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

「幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE-」プレイレポート!-骨太難易度のアクション、キャラゲーとしての完成度も◎


幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE-

 

 ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。

 

 2023年11月16日、ついに発売されました「幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE-」。ラブライブ!サンシャイン!!のスピンオフ作品にあたる「幻日のヨハネ」を題材としており、ジャンルは横スクロール2Dアクションゲーム

 ラブライブ!シリーズと言えばスマホゲームの「スクフェス」などアイドル・音楽要素を活かしたゲームが有名で家庭用アクションゲームというのは今回が初めてですね。そんな今作の制作元は株式会社インティ・クリエイツで、あの「ロックマン」シリーズを手掛けた信頼と実績のある会社です。

 

 ということでどんな仕上がりになっているのか、ひだまりPも勿論予約をして発売当日に手に入れました。

 

 限定版はアクリルボード・タペストリー・サウンドトラックCDが付属し、更にAmazon限定特典としてダイヤさんのキャラファンボードとクリアファイルが付いていました。特典付き限定版のお値段は18,480円。ちなみに特典なしの通常版はフルプライスで6,380円と普通のお値段です。ひだまりPはSwich版を購入しましたが、PS5やSteam等でも遊べるみたいです。

 

 それでは、簡単にプレイレポートとレビューを書いていきたいと思います。

 

 

 なおストーリーの核心部分等に触れるネタバレはありませんが、ゲームの紹介程度に多少は内容にも言及していますので未プレイの方がお読み頂く際はご注意ください。

 

 

 

 

 

もくじです。

 

 

ゲーム紹介

”今、ヌマヅでは近海に突然浮上した
「海底ダンジョン」の話題で持ちきりだった。

それぞれの理由で調査に乗り出す街の仲間たち。
ところが、誰一人として神殿から戻ることはなかった──

仲間たちを救うため、ヨハネもまた探索に乗り出すことに。
ヨハネを待っていたのは、深海魚のようなモンスターたちと、
入るたび構造が変化する謎の迷宮。

はたしてヨハネは仲間たちを救い出し、
神殿の謎をつきとめることができるのか?

『幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE-』

──光届かぬ海の底に、太陽の光が挿し込んだ。”

幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE │ 公式サイト

 

 本作は主人公であるヨハネを操作して海底ダンジョンを探索し、いつもの8人の仲間たちを救出してダンジョンの謎を解き明かすことが目的になります。

 救出した仲間たちが力を貸してくれたり、ヨハネ自身のアクションを増やすアイテムを入手してダンジョンの奥へと進んでいくことができます。

 そのほか、敵モンスターが落とす等で手に入る素材を利用することで「創造(キャスト)」システムで新しい武器や防具を作ることもできます。

 

 

総評

 

 と言うことで1日でゲーム自体はクリアできました。

 ひだまりPはロックマンシリーズはやったことがなく、2Dアクションゲームでちゃんとプレイした事があるのは星の○ービィくらいです。なのでお世辞にもプレイが上手とは言えないと思いますが、キャラクターの全開放・強化を含めてエンディングまで1日で到達することができました。

 なのでそこまで詰まる場所はありませんでしたが、ボスなどは結構強くて歯ごたえがあり割と「死に覚えゲー」としての歯ごたえは感じられました。

 

 またドット絵を含むグラフィックの綺麗さや多彩さ、各種アクションの際のボイス等キャラゲー的な要素を見ても非常に完成度が高く好印象です。「ラブライブ!サンシャイン!!」や「幻日のヨハネ」が好きなら買って後悔することはまずないでしょう。

 

 気になる点としてはやはりひだまりPくらいでも1日でクリアできてしまう程なので全体的なボリュームは少し物足りない感じで、クエストや実績解除的なやり込みを求める人には少し消化不良かも。逆に縛りプレイやタイムアタック的なやり込みが好きな人は周回プレイでより楽しめるかもしれません。

 ストーリー面に関してもオープニングとエンディング以外は仲間達の救出と1人1件ずつの探しものイベント受注・達成時の会話があるのみで、これに関しては折角美麗な立ち絵があるのに少しもったいないと感じてしまいます。

 

 総合的には長く遊べるゲームとは言えないもののそれなりの歯ごたえで遊べるアクションゲームとしての完成度は高くキャラゲーとして見ても「ヨハネ」好きのツボを押さえた出来となっており、コンパクトにまとまった良作と言えると思います。

 

良かった点

★ドット絵の綺麗さ・多彩さ

 やはり細部まで拘ったヨハネ始めメインキャラのグラフィックが良いです。ドット絵全盛時代に育ってきたひだまりPにはたまらないクオリティでしたね。

 

もちろん、敵の攻撃を受けると氷漬けにされたり…

 

 触手まみれの粘膜モンスターに絡みつかれて動きを止められたりもします。中々アイドル作品では見られないような描写なので、これも「幻日のヨハネ」というスピンオフの世界観ならではですね。

 

 あとは攻撃を受けると服が脱げていったりボスモンスターに敗北すると凌辱シーンが始まったりステータス画面に「初めての相手」が表示されたり……すれば良かったんですが、流石にそれをやるとD○siteでしか販売できなくなってしまうので、触手モンスターに食いつかれるくらいが家庭用ゲームとして、そしてラブライブ!シリーズの公式作品として表現できる限界なんでしょう。主人公がリコならワンチャンあったかもしれないので、今後の作品に期待したいところですね。

 

 

★アクションボイスの豊富さ

 主人公ヨハネのアクション時のボイスが多彩なのでプレイしていて飽きないです。

 例えばしゃがみ動作時(しゃがみと言うか伏せてますが)に頭を抱えて目を瞑ってるのも可愛いですが、たまにガタガタ震えたり「ひぃ~」とか言うんですよね。あとは「孤独」というステータス異常にかかると仲間を呼び出せなくなるんですが、その時に仲間呼びをしようとすると「誰も来ない…」とか「ひとりぼっち…」とか言うのもヨハネらしくて可愛いです。

 

 また宝箱を見つけた時に「ヨハネへの供物とする!」というセリフがあるんですが、これは「幻日のヨハネ」のヨハネは堕天使キャラを演じてるわけではなかったと思うので若干違和感はありますね。

 ゲームの舞台はプロローグでの発言からアニメ版「幻日のヨハネ」がベースになっていると思いますが、リコ召喚時のセリフは漫画版「幻日のヨハネ」で出た火の呪文であったり(そもそもアニメのリコは魔法を使う描写はない)と世界観がちゃんぽんになっている節は時々見られます。

 まぁこれはファン向け要素としてある程度いいとこ取りをした結果でもあると思うのでマイナスポイントではないですが。

 

 その他小ネタも結構多くあります。


 例えばこのグソクムシをモチーフにしていると思しき敵モンスターは、倒すと「菫(すみれ)色の甲殻」という素材をドロップします。シリーズのファンなら「なるほど」となる要素ですね。

 

 

★アクションの絶妙な難易度

 このゲームには色々なクセのある敵が登場し、適当にやっているとすぐピンチに陥ってあっさり死ぬ場面も多いです。

 上の画像は普通にプレイしていれば2番目に戦うボスですが、当たり判定が広くて最初は苦戦します。と言うかひだまりPはこいつだけで20回くらいやり直しました。

 ただ、このボスに限らず全ての敵の行動にはパターンがあるので、何度も戦っているうちに対処法が分かってくることが多いです。所謂死に覚えゲーで、デスペナルティも特になくボス部屋のすぐ前にはセーブ&回復ポイント兼ワープポイントが必ずあるので、やり直しのハードルは低いです。

 

 初見で簡単に勝ててしまうほど温すぎず、かといって進めなくなるほど難しくないほどよい難易度で、それでも難しいという場合には探索で集めたお金で回復薬を買い込んだり、「楽譜」を集めることでゴリ押し突破もできるようになっています。

 

 また、マップ画面ではダンジョンの構造をいつでも確認することができる上に部屋同士の繋がりと、お宝の取得状況が表示されるのでマップを見て途切れている白い線があったらそこはまだ行っていない部屋だと分かります、そのため探索済みのエリアが一目で判別でき、詰まっても当てもなくダンジョンを彷徨うといった事態にはなりにくくなっています。あと仲間が捕まっているポイントも光って分かるようになっているので、目的地もわかりやすいですね。

 

 

★仲間キャラの多彩な攻撃

 先述したように救出した仲間はいつでもヨハネの呼び出しに応じてその力を貸してくれます。これらの能力は通常技と強化技で1人につき2種(ライラプスは1種だけ)ありますが、いずれもキャラクターの個性が出ていて面白いです。

 個性的なだけではなく原作ネタなどが色々散りばめられている他に一部はヨハネとの掛け合いも発生し、非常にこだわって作られているということが見て取れます。これはキャラゲー要素としては非常に嬉しいポイントですね。

 


ド畜生発言

 

気になった点

★全体的なボリューム不足

 先述した通り特にスピードを意識していなくても1日かければクリアできる程度の内容であり、全体的にボリューム不足は否めません。勿論求めだすとキリがないので、中途半端なところがなくしっかりコンパクトに纏まっているのは長所でもあるんですが…

 

 例えば今作の拠点となる「ヨハネの占い屋」でできることはアイテムの購入のみで、あとは仲間たちを助けた初回と1人1つずつの落とし物を見つけていると短い会話が発生するのみです。

 冒険を進めるとヨウやダイヤを経由してヌマヅの住人からのサブクエストが発生したり、カナンの特技を活かして武器を強化してくれたり、そういったメインストーリー以外の要素がもっとあっても良かったと思いますね。武器やアクセサリーを合成する「創造(キャスト)」システムはレシピ自体は最初から全開放されていますし、メインキャラ以外のヌマヅの住人はチカの強化スキルでミリオンダラーが少し登場するくらいでそれ以外の人は全く出てきません

 せっかくヨハネには「占い屋兼なんでも屋」という個性があるのに、街の人達の依頼を解決したりする要素が一切なかったのは残念でしたね。え?アニメでもなんでも屋の設定は活かされてなかったって?それはそう。

 

 キャラ同士の掛け合いも基本的にヨハネ対誰かのパターンのみで、他の仲間同士の会話などはほぼありません。折角美麗な立ち絵があるのに、これは非常にもったいないですね。

 

 実際クリア後にできることは武器やアクセサリーの素材集めくらいで、強い武器を作ってももう使う場所が残っていないのでは消化不良感はありますね。(一応ボスとの最戦は何度でもできます。)

 

 クリア後に生成できる武器、結構遊び心に富んでいるものもあって面白いんですけどね。例えばコミック版の第2巻で登場した”ひめぽよ”こと神池姫の名を冠したアイテムがあったり、あとは「†堕天使のマント†」という防具があって、これには何の効果もないんですが、この「†堕天使のマント†」を素材にして作れる「堕天使のマント」はこのゲーム最強クラスの装備だったりします。

 「†堕天使のマント†」が本物の「堕天使のマント」になるのは、ラブライブ!サンシャイン!!で堕天使に憧れながらも普通の人間でしかなかった津島善子が「幻日のヨハネ」というスピンオフで主人公となり、本当の魔法を使えるようになったことを暗喩しているようで素敵ですが、クリア後にかなり周回しないとこの装備品には辿り着けません。まぁ、レシピは最初からあるけど。

 

 

★操作性に若干の改善点

 操作性はシンプルですが、やっているといくつか使い勝手が悪い部分があります。

 このゲーム、仲間呼び出しのうちライラプスだけは初期から使用でき、DP(MPみたいなもの)も消費しないので実質的な「通常攻撃」となっているんですが、ライラプスの通常攻撃とその他の仲間の能力は別ボタンを割り当ててほしかったです。仲間の能力には戦闘力を持たないものもあるので、例えばチカの暴風銃でひるませてからライラプスで通常攻撃という操作をしようとすると一度仲間を変更する操作が必要になりややこしいです。

 Xボタンという重要なキーがミニマップの表示/非表示というあまり重要でない機能に割り振られているのが問題で、Yボタンがライラプス、Xボタンが選択した仲間の能力という風に分かれていればよかったと思います。

 またL1ボタンを1回押すと呼び出す仲間を選択でき、L1長押しするとランチャが開いて仲間を選べるようになるんですがこのL1単押しと仲間を呼ぶYボタンをよく混同してしまい、能力を使うはずが別の仲間の能力にずれてしまうという事故も最終盤まで結構発生します。そもそも仲間が2~3人の頃はともかく増えてくると単押しでめくることは殆どないので、ここも改善の余地があると思います。(ちなみにキーコンフィグは弄れますが、L1長押しの機能は変えられないのであまり意味がないです。)

 

 あと薄い足場を下に抜けるのとスライディングのキー操作が同じなのも問題で、薄い足場の上ではスライディングができないということになります。

 

 

★楽譜の存在が中途半端

 「楽譜」とはモンスターが稀にドロップするアイテムで、使用するとメインテーマが流れ出すとともにヨハネのHPが全回復し、しばらくの間攻撃が確定クリティカルになるというお助けアイテムです。

 この「楽譜」ですが、能動的に使う以外にヨハネのHPが0になると自動で発動します。敵に囲まれてピンチの時とかだったら熱いですが、地形ダメージとかのしょうもない理由でも強制発動してしまい、例えば溶岩に落ちてアイルビーバックするヨハネが誕生してしまいます。

 

 救済アイテムではあるんですがちょっとありがた迷惑な面もあって、少々中途半端なアイテムになってしまっています。

 ただこれは「歌」というアニメ版幻日のヨハネの重要な要素でもあるので、HP0で発動させてほとんどのプレイヤーが序盤で演出を見られるようにしたというのは分からなくもないです。

 例えばオンオフの切替ができれば良かったんですが、それはそれで使わなくなりそうですし、ボスが歌ゾンビ戦法で簡単にゴリ押しできてしまうデメリットも発生するのでどうすれば良かったかというのは難しい所です。

 

 

─────

 

 ということで良い所と気になった所を紹介してきました。最後はせっかくなので、各メンバーの能力について少し所感を書きたいと思います。

 

 

仲間の能力について(ネタバレ注意)

ライラプス

 最初から使えるヨハネの相棒ライラプスによる引っかき攻撃。

 ヨハネにはHPの他にDP(画像の緑ゲージ)と呼ばれるゲージがあり、仲間呼び出しや武器攻撃は全てこのDPを消費して行います。DPは通常自然回復せず、ただしDPが0になるとHPを代わりに消費して行動することは可能です。

 ライラプスの攻撃は唯一このDPを消費せず、実質的にヨハネの通常攻撃と言えます。

 性能としては攻撃後に大きめのスキがあり連射はできないものの、範囲は広めでヨハネの斜め上まで判定があるため攻撃技としての使い勝手はよく、中~終盤にとあるアイテムでDPの多少の消費が無視できるようになるまではメイン攻撃としてお世話になります。

 強化はありませんが、特定のアクセサリーでライラプスの攻撃力を上げることは可能です。

 

チカ

 ゲーム開始後、最初に助けることになる仲間。

 武器は原作同様「暴風銃(バップ・ガン)」で、大きな岩をどかすことが可能に。攻撃技としては威力はかなり低いが怯み効果があり、1対1のザコ敵なら武器攻撃と合わせてハメ殺しも可能。ただ、そこまでするほどのザコがあまりいないので、基本的には活躍の機会は少ないです。

 実はあの盾構えてピョンピョン飛びながら煽ってくるいかにもロックマンにいそうなザコ敵が持っている盾も弾くことが可能だったり。

 強化後はお馴染み「ミリオンダラー」の三姉妹で攻撃することができ、威力と射程がアップします。ただ謎解きでこれが必須になる機会はないので、結局あまり使わないかも。

 

カナン

 普通にプレイしていればチカの次に救出できます。相棒の自作ロボ「トノサマ」に搭乗して種付けプレス攻撃が可能。これにより、一部の床を壊すことができます。

 攻撃はヨハネの少し前に出現するため、ザコ敵相手だと使い勝手は悪いですが正面をガードしている相手や縦に並んだ相手には有効になることも。また攻撃力がライラプスの3倍近くと非常に強いので、宙にう、浮いてる…?タイプのボスだと以外に有効打になる場面も多い。

 


う、浮いてる…?(アニメ第13話より)

 

 強化後の能力はほぼ使わないです。

 

ダイヤ

 鹿殺しの剣(イオンブレード)による斬撃。電気属性を持っており、電気で動く仕掛けを通電させることができます。

 攻撃力はライラプスより若干低いものの、3連まで連撃可能なため実質的な火力は上です。使い勝手は全キャラ中ピカイチで、終盤とあるアイテムを合成できるようになると多少のDP消費は許容できるため、そうなった後はライラプスに代えて通常攻撃として使用することも可能。

 攻撃するのはあくまでダイヤで、一旦ダイヤが消えないと当然次の攻撃は出せないので敵に囲まれたりした時にむやみに連打していると明後日の方向を攻撃してしまうこともあるので注意は必要です。

 強化後の能力は攻撃力・使い勝手ともに非常に優秀で、ザコ・ボス問わず大活躍できます。

 

 ちなみに。そんなダイヤがダンジョン内で落として捜索を依頼してくるのは「スカーレット・デルタのスーツ」。ゲーム内でヨハネにも「全身衣装をどうやって無くすのよ?」と突っ込まれていますが、実はダイヤは全裸徘徊が趣味の変態露出狂なのでは?という疑惑が湧き上がり、にわかに界隈を沸き立たせています。実際ダイヤのビキニ理論とかありましたからね、原作でも。

 

 

 

リコ

 火炎魔法による攻撃。行く手を塞いでいる氷を溶かすこともできます。

 アニメでは出てきませんが漫画版のリコは実際に炎の魔法を使う描写があり、スキル使用時の掛け声「火焔牛の名の下に(イグヌポーサ)」という呪文も漫画版で出てきたものです。ちなみに強化すると「リコちゃんビーム!」という掛け声になります。

 攻撃技としては軌道が独特で使い勝手が良くないですが、一部炎で即死する敵もいます

 


TO BE CONTINUED...

 

 なおリコを捕らえているボスが非常に強いため、ひだまりPの感覚ではリコを救出した辺りからがゲームの中盤という感じがしています。ダソクですが。

 

ハナマル

 幻ヨハの世界ではお菓子屋さんを営んでいるハナマル。そんなマルの能力はローリングアタックです。ローリングアタックです。

 一応サンシャインのアニメ2期第8話で、寒くて着込みすぎて球状になった花丸が転がってくるという描写はあったといえばありましたね。

 そんなハナマルはトゲの床を転がることでトゲを平らに均して進むことができます。トノサマのプレスでも潰せないトゲの床を、単身で

 また、ローリングアタック中壁にぶつかると目を回す描写があり、その際にヨハネからも専用のセリフがあります。ネタに全振りされているようですが、ヨハネとの掛け合いは凝っていて良いですね。ただし目を回している間はハナマルも他の仲間も使えないので注意。

 

 強化すると………まぁ、うん。

 

 序盤で救出できるメンバーはおそらく地形の関係である程度決まっていますが、ハナマル以降はもしかしたら任意の順で助けられるかも。試してないですが。

 

ルビィ

 アニメ版のルビィは妖精サイズの「ぷにあなフォルム」と人間サイズの「ぷにあなミラクルDXフォルム」を使い分けていましたが、ゲームではぷにあなフォルムのみです。

 能力はコットンキャンディを出して敵の攻撃をガードできます。言わずもがな、ルビィのソロ曲で未だにラブライブ公式Youtube再生数1位を誇る化け物曲「コットンキャンディえいえいおー!」にちなんだ能力ですね。

 使い道としては攻撃を連射してくるタイプの敵から身を守ったりできますが、いかんせん攻撃性能がないので普通に使うことはほぼ無いです。

 

 強化すると更にカオスな事が起きます。強化能力を使っているときのルビィの表情がかわいいですね。

 

マリ

 マリの能力はオバケ達による冷気攻撃です。

 見た目はカッコ良くヨハネと一緒にポーズを決めてますが、このポーズを決めるためにヨハネの動きも少しの間止まってしまうのでボス戦などでは反撃を普通に受けてしまいますし、ダメージ効率もイマイチです。仲間になるのが終盤ということもあり、あまり使う機会はないかも。

 

 強化することでとんでもない能力を発揮するようになります。魔王に相応しい力ですね。

 

ヨウ

 ヨウの能力はお馴染み非人道的特攻兵器「桜花」を使ってヨウがヨハネを発射します。ヨウ「」ヨハネ「」発射します。発射されると何かにぶつかるまで止まらないので、壁などに叩きつけられて「ぐえっ」と断末魔の声を上げます。

 攻撃には使えませんがジャンプでは届かない離れた場所へ飛び移ったり、横に長い地形だと上手く使えばショートカットすることができます。強化するとヨハネが無敵の砲弾となり全てを貫いて直線で飛んでいきます

 

 

武器について

 このゲームでは敵が落とす素材を集めるなどして「創造(キャスト)」機能を使い、武器やアクセサリーを生成することができます。

 武器は大きく「弓矢」「ダガー(投げナイフ)」「大剣」「片手剣」「蛇腹剣」の5つに大別されます。いずれも残弾数などの概念はなく、ヨハネが都度具現化して使うので使うたびに決まったDPを消費します。

 武器にはそれぞれの個性がありますが、基本的には飛び道具である「弓矢」と「ダガー」にお世話になることが多いです。近接攻撃はライラプスの通常攻撃が最初から使えるので。

 

 とりわけ飛び道具の中でも「地形や敵を貫通する」と記載があるものが非常に優秀です。なぜなら飛び道具は敵の放った攻撃に当たると相殺されますが、貫通効果のあるものはそのまま消えずに敵に届くため。そして敵の一部は壁の中も普通に動いてくるので、そういった敵を攻撃できるためです。

 

 この条件に当てはまって優秀なのが弓矢の「ミストルティン」、そしてダガーの「カルンウェナン」です。どちらも海底火山ステージあたりまで進めると合成素材が手に入るようになります。

 「ミストルティン」は優れた攻撃力でバランスが良く、ひだまりPの初見プレイは入手以降ほぼ最終盤まで使っていました。一方「カルンウェナン」はやや火力で劣るものの連射性能が非常に優れており、ジャンプして空中で連射するとずっと浮いた状態のまま連射することが可能です。ヨハネちゃん!う、浮いてる…?

 

 他にも見た目が面白い武器なども色々あります。純粋な攻略用としてはぶっちゃけ上の2つがあれば困ることはないかと思われます。

 

 

まとめ

 

 トゥデイズ チカキンズ ポイント。

 

 

 ドゥルルルルルルルルルルルルルルルル………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

90点(ナインティ)~!!!

 

\イェー!/ \フゥー!!/ \ダークネス!!/

 

 

 と言うことで上でも書いた通り、アクションゲームとして完成度が高くキャラゲーとしてもファン納得の出来ということで、惜しむらくはやはりもうちょっと遊びたかったという所なんですが諸々込みで満足のいく作品でした。こだわりを感じるドット絵と立ち絵は、老舗ゲームメーカーとしての矜持を感じさせてくれますね。

 

 

 ファンなら買っておいて損はない素晴らしい作品だったと思います。Switch版だけでなくPS4/5やSTEAMでも販売されているので、まだの方はぜひプレイしてみて下さい。

 

 それでは、よきラブライブを!

 

 

 

 

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