ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会5thアルバム「Fly with You!!」レビュー-12人12色のラブソング!

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会5thアルバム「Fly with you!!」【通常盤】

 

 ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。今回は2023年10月4日に発売した虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の5thアルバム「Fly with you!!」の感想を書いていきたいと、思います!

 虹ヶ咲のソロアルバムとしては4thアルバム「L!L!L! (Love the Life We Live)」の発売が2021年10月だったので何と丸2年ぶりとなり、ソロ楽曲自体も栞子・ミア・ランジュの3名がアニメ2期でソロ曲を出した以外はずっと出ていなかったのでソロアイドル活動を標榜する虹ヶ咲としてはまさしく待望のアルバム発売となりました。

 

そういえばそんな時期だったね……

 

 虹ヶ咲学園が廃校の危機に瀕していた頃のことに思いを馳せつつ、今回5thアルバムのテーマは「ラブソング」。Youtubeで週替わりMVの公開や、スクフェス2の「スクールアイドルの日常」でメンバーそれぞれのラブソング作りにまつわるエピソード公開など様々なメディアと連動して展開されていますね。

 

 MVについてはまだ全員分が公開されていませんが、とりあえずひだまりPの所感を書いていきます。「とりあえず」って言うか、既に発売から2ヵ月経ってるんですけどね。

 

 

もくじです。

 

虹ヶ咲ソロ曲ダービー

 

 当然ひだまりPも今回のアルバムに対する期待は大。そこで、恒例の「虹ヶ咲ソロ曲ダービー」も勿論開催されました。これは、ひだまりPによる独断と偏見「のみ」による虹ヶ咲のソロ曲ランキングです。

 

競馬新聞です。

 

 

★前回までの結果

 4thの栞子が番狂わせ過ぎる。過去5回のトップは毎回違うメンバーが獲得しており、おおむね異論はない所だと思われますが、おおむね異論はない所だと思われまっ!すっ!がっ!おーおーむーねー!異論はない所だとッ!思われますがっ!!!さて、今回のランキングから見ていきたいと思います。

 

★虹ヶ咲5thアルバムダービー 最終結果

1位 ⑤宮下愛(Request for U)

2位 ⑦優木せつ菜(チェリーボム)

3位 ⑩三船栞子(咬福論)

4位 ①上原歩夢(Walking Dream)

5位 ⑨天王寺璃奈(私はマグネット)

6位 ③桜坂しずく(小悪魔LOVE♡)

7位 ②中須かすみ(背伸びしたって)

8位 ⑪ミア・テイラー(Lemonade)

9位 ⑧エマ・ヴェルデ(恋するSunflower)

10位 ④朝香果林(My Shadow)

11位 ⑥近江彼方(Cooking with Love)

12位 ⑫鐘嵐珠(5201314)

 この結果を踏まえてもう一度ひだまりPの予想を見てみましょう。

かすりもしてねぇじゃねえか!!!

 

 ラブライブ!に対する先見の明が無さ過ぎることに定評のあるひだまりP。今回1着~3着のメンバーは全員過去に1着を取ったことのあるメンバーだったため別にそこまでの大番狂わせがあったわけではなかったんですが、前情報としてソロ曲の衣装が公開された時にこれは絶対ランジュが「来る」って思っちゃったんですよね。果林で言うTurn it Up!的なブレイクスルーが来るって思ったんですよ。逆に愛さんはちょっと変化球でしっとり系のラブソングが来て滑るパターンだと思ったんですよ。今回の愛さんはマジで強かったですね。正直今回のアルバムはハズレ曲がほぼないかなりの名盤だと思うんですけど、中でも愛さんはぶっちぎりでした。

 

 それでは、それぞれの曲について書いていきます。

 

★虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会「Fly with You!!」

Request for U(宮下愛)

Request for U / 宮下 愛(CV.村上奈津実) Lyric Video - YouTube

 

優勝です。

 

 やりやがった

 今回のアルバム、「ラブソング」という共通のテーマがあることや、2年ぶりのリリースとなる虹ヶ咲のソロアルバムということもあって全体的に変化が少なめでおおむね元々のキャライメージに沿った曲を出しているというイメージなんですが、それが一番良い方向に出たのが愛さんでしたね。

 

 ということで愛さんらしさが全面に出ている「ラブソング」。愛さんのソロ曲は元々2ndソロ曲のタイトルそのものでもあるように「友愛」がテーマになっているものが多かったですが、「恋愛」というテーマをその延長線上に捉えているのが愛さんなりにこのテーマに向き合った等身大のラブソングって感じで非常に良いです。

 サビの「ふたりだけのアダ名付けよう!」とかも、普段から愛さんがお友達との間でやっていることそのもので「そこに愛のSPICE」が加われば絶対楽しいよね!という、何から何まで私達の知っている「宮下愛」という人間そのものが全面に押し出されていますね。また、「愛のSPICE」というフレーズは「(二人の関係性に)恋愛のスパイス」という意味にも取れますし、「(あなたに)愛(自分自身)というスパイス」というメッセージとも取れるダブルミーニングになっているのではないでしょうか。

 

 そういう、「宮下愛のラブソング」が、愛さんのソロ曲らしいポップな曲調に乗せて軽快に歌われています。サビの部分は韻を踏んでいたりと、キャッチーで耳に残りやすいのも特徴ですね。

 上で愛さんの衣装から今回は変化球的なのが来ると予想していたと書いたんですけど、予想を裏切るストレートな愛さんらしい楽曲で来た反面衣装や髪型は普段の愛さんらしからぬ装いで、デートの時のオシャレがテーマの衣装になっているのも愛さんの可愛い一面という感じです。

 

 ラブソングのラブは「愛」。その名前の通り自分自身のアイドルとしてのキャラクターを一番に押し出した宮下愛の「Request for U」が5thアルバムのMVPとなりました。

 

 

チェリーボム(優木せつ菜)

チェリーボム / 優木せつ菜(CV.林 鼓子) Lyric Video - YouTube



 林鼓子さんがせつ菜役を引き継いでから最初のソロ曲でもあります。

 

 いやこれも良いんだよなぁ……2位としましたが、愛さんとは本当に僅差です。

 そもそもせつ菜は虹ヶ咲メンバーの中でも「世界中に”ダイスキ”を届ける」という野望を公言している反面、「恋愛」という言葉とはあまり親和性のないメンバーであるように思えますよね。

 「スクールアイドルの日常」で公開されたエピソードでもそのことが描かれていて、せつ菜にとっての「たった一人の大切な人」は誰?という問に迷ったせつ菜はステージで皆に「ダイスキ」を届けたいのに、観客の皆が誰もそれに応えてくれない、という夢を見ることになります。

 

 「"ダイスキ"を届ける」ことはスクールアイドルとしてのせつ菜のレーゾンデートルであり、そんなせつ菜の作ったラブソングは「大切なたった一人」にせつ菜から精一杯の「ダイスキ」を送っているけど、それが届いているか分からない、応えてくれるか分からない。そんな焦れったさをパンパンに詰め込んだ爆発するようなロックチューンになっています。

 せつ菜がせつ菜なりに「ラブソング」というテーマに向き合った結果として芽生えたのが、「想いが届かないかもしれない」という切なさだったのも、そしてそれを表現する方法は、せつ菜らしいロックでアップテンポな楽曲に乗せて「ダイスキ」を叫び続けることだったのも、どちらも非常に素晴らしくせつ菜の良いところが間違いなく全部出た名曲であると思います。

 

そういうこともありつつ。

 

 虹ヶ咲のエース・優木せつ菜がこれまで無かった「ラブソング」というジャンルでもその実力、そしてせつ菜ワールドをしっかり見せつけてくれました。第2位にランクインです。

 

 

咬福論(三船栞子)

咬福論 / 三船栞子(CV.小泉萌香) Lyric Video - YouTube

 

 お前が、一番、「やってる」

 いや、マジで危なかった。正直下手なアルバムならこれがダントツ1位です。ダークホースすぎるだろ。まーーた届かなくて眩しくなるところだった。愛とせつ菜が今回本気中の本気、弩ストレートの剛速球で来てくれたからギリギリ栞子を抜いた結果となりましたが、「コンセントレイト!」で虹ヶ咲オタクを全員斬り伏せたあの奇跡の再来になるところでした。

 

 せつ菜同様「恋愛」という要素をあまり出したことのない栞子が作り上げたのは、「あなたの首筋に噛み跡(痕=キズナ)を残して二人だけの秘密にしたい」という、かなり退廃的な恋愛観で彩られたラブソングでした。

 この「痕」と書いて「キズナ」栞子の八重歯を首筋に突き立てて痕を残すことだというのは単なる示唆ではなく本当にそういう意味だと「スクールアイドルの日常」エピソードで語られています。ちなみに栞子がこの話をした時の聞き手は歩夢で、「素敵~♡」とか言ってたんですけど歩夢かしずく以外だったらひょっとするとドン引きされてたかもしれないですね。(すいませんここ、下書き公開した時点で聞いてたのはしずくだと勘違いしてました。

 

 まずはこの曲の表の顔を見ていくと、「痕(キズナ)」というフレーズの重さがガツンと来るは来るんですけど曲の誕生エピソードとしては「恋人を管理、束縛しそう」というイメージを持たれていた栞子(何ででしょうね)が「そんなことしません!」と、私に縛られたりせず自由にして欲しいんです。そういう気持ちから生まれたのがこの「咬福論」なんですね。

 まず栞子の恋愛観に対しての偏見があって、それに対して「私の思い描く恋愛の形はこうなんです」という栞子なりの明確な答えを用意しているという点を見ると、勿論他のメンバーのエピソードもちゃんとしているんですけどやはり栞子が一番この「ラブソングを作る」というテーマに対して真摯に向き合っているという印象があります。

 

 全体的にメロウな雰囲気の曲のなかで栞子の奥ゆかしい面を見せたかと思いきや「気持ち再確認して”大好き”をしよう 想像だけでニヤニヤです」とか、こういうところに栞子が恋愛に対して持っている嬉しさやドキドキの感情が込められていて、だからこそこのしっとりした曲調と裏腹にタイトル通り「幸福」な気持ちが最初に伝わってくる曲になっているんですよね。

 あとサビの合いの手で「ツナ×ガル!」ってフレーズが入るのも遊び心に溢れてるというか、「繋がる」と「ガル」(噛むから)を掛けてると思うんですけどそれはもう狩りのレヴューじゃん。いやそれはともかく、「コンセントレイト!」もそうでしたが、単純に曲が好みだというだけでなく「三船栞子にしか歌えない曲」を毎回出してくるのが芸術としか言いようがないですね。

 

 もう一つがこの曲の裏の面なんですけど、これは「栞子」から「あなた」へのラブソングというストレートな捉え方の他に栞子による「横恋慕」の曲であるという文脈にも読めると思うんですよね。勿論スクールアイドルの日常を見る限り上で書いた方が本筋ではあるんですが、「誰にも言わずに"日々"しよう」など関係性を秘密にしたがっていることや、また「私で変わってしまう二人でありたくないわ」の「二人」とは栞子と「あなた」ではなく、「あなた」と「あなたを好きな誰か」を指しているとも解釈できますよね。

 もちろん栞子が具体的に誰かと不倫してますというわけはないので、そこはアイドルらしく「匂わせ」になるんですけど、じゃあその前提で栞子にとっての「あなた」役は誰なの?という話になったときに侑の字だとちょっと描写が不足しているんですよね。歩夢もまた然り。

 勿論特定の誰かでなくても良いんですよ。でも「匂わせ」に足る関係性を持っていた方がやはりこの「裏テーマ」は生きてくると思うんですね。例えば「硝子の花園」の絵里と希だって別に実際は二人付き合ってるわけでも何でもないじゃないですか。でも「そういう”関係”なのかも?」という匂わせが「硝子の花園」のスパイスになってますよね。

 だからまぁこれを言うと怒られるかもしれないですけど、この裏テーマに気づいた時そこにスクスタ時空の「あなたちゃん」と「歩夢」を映せないようでは、「仏作って魂入れず」になってしまうんですよね、どうしても。だからこの「咬福論」は、スクスタの「降ろしそこねた荷」なんです。いや、分かっていますよ。「スクスタ」はこの世に存在してはならないゲーム三船栞子デスノートと共に永遠の闇に葬らなくてはならなかったのだけれど。そこにあったものが全て価値のないものだったとは限らないのです。侑の字とて全ての「あなたちゃん」の代わりにはなれなかったのです。

 

 キズナエピソード発祥曲ならあるいは1位だったかも。スクスタが大炎上して全てが燃え尽きた荒野で芽吹いた一輪の花、それこそが三船栞子の「咬福論」でした。

 

 

Walking Dream(上原歩夢)

Walking Dream / 上原歩夢(CV.大西亜玖璃) Lyric Video - YouTube

 

 「やってる」って思うじゃないですか。これね、意外とそこまでやってない

 これは所謂ヤンデレ要素というよりも、アニガサキ1期11話で描かれていたように意中の相手に対する執着心は凄いけど、歩夢自身は物分かりが良くて良い子だから「相手の重荷になりたくない」ってことも考えちゃう子なんですよね。

 そういう歩夢らしい一途さと奥手さがサビの「だけど言えなくて だから分かってほしくって」のフレーズにも現れていて、アニガサキでの侑と歩夢のエピソードもそうでしたけど、これ自体は安直に「重い女」みたいなネタではなくて普通に歩夢の好きなところでもあるんですよね。まぁ重いのはもちろん重いんですけど。

 アニガサキ2期で侑を尾行するエピソードとかもありましたけど、こういう本来はとっても「良い子」の歩夢が大切な人への執着でちょっとだけ理性のタガを外してしまうっていうのはひだまりP的にも歩夢の好きなとこなので、歩夢のラブソングを語る上でここを外さずにしっかりフォーカスしてくれたのは非常に良かったところですね。タイトルの「Walking Dream」もそのまんま「歩夢」の名を示していますし。

 

 歩夢らしい恋愛観が現れた曲と、サビのハモりが気持ちいいのでこの順位になりました。

 

 

私はマグネット(天王寺璃奈)

私はマグネット / 天王寺璃奈(CV.田中ちえ美) Lyric Video - YouTube

 

 これはやっぱ帰ってきたドラえもんですよね。璃奈ちゃんの曲はコンセプトが一番明確になっていて、それが「愛さんへのラブソング」。

 愛と璃奈の関係性って間違いなくアニガサキ最高の功績の一つですからね。もうこれを出してきた時点で満点です。何なら4thアルバムでも璃奈ちゃんがラブソングだったのはこれのための伏線だったのかとすら思ってしまう。

 璃奈ちゃんが愛さんに感謝していることはアニメでも幾度となく描写されていたんですけど、愛さんの方は何か「してあげた」って意識は全くなくて、ただ彼女なりの自然体でいただけなんですよね。そうやって自然に誰かを笑顔にできる愛さんという存在が間違いなく璃奈ちゃんにとっては感謝の対象であると同時に「憧れ」であって、これがそんな気持ちから生まれた曲だとするなら、璃奈ちゃんにとっての恩返しは愛さんと「友達」でい続けること、支え会える関係でい続けることだったんじゃないでしょうか。

 ずっと自分の気持ちを伝えることが下手で、だから自分の殻に閉じこもっていた璃奈ちゃんにとって愛さんの望む「対等な友達関係」でい続けることは勇気のいる事だったかもしれません。璃奈ちゃんにとってみれば、ずっと「この人はずっと自分に気を使って、合わせてくれているんじゃないか」という不安が残るわけですからね。

 「マグネット」のようにずっと離れず愛さんへの「大好き」を伝え続ける、それ自体が璃奈ちゃんにとっての勇気であり、感謝の気持ちを伝える方法だったんですね。

 

 

小悪魔LOVE♡(桜坂しずく)

小悪魔LOVE♡ / 桜坂しずく (CV.前田佳織里) Lyric Video - YouTube

 

すいません、すいませんあの……

 

 

KOT○KOじゃん。

 

KOTOK○のエロゲソングじゃん。

 

 いや、本当はそういう「○○じゃん」とか言っちゃうの良くないんですけど…でもK○TOKOじゃん。何なら十代の頃こういう電波ソング聞いたことあるわ。キミのハートに向かってどんどーんと高度を上げておりまーすだわ。

 いやもう間奏のとこで「あぁ神様、このクチビルは彼と出会うために生まれてきたのですね~♡」って幻聴聞こえてくるんだわ。いや、さくらんぼが爆発してるのはせつ菜なんですけど。

 「ツンデレ ヤンデレもお手の物」とかもゼロ年代のアキバ的センスなんだよな。今日びヤンデレなんて死語とまでは言わんけど棺桶に足半分突っ込んでるフレーズでしょ。

 まぁそういう、十代をアキバ系ソングと共に過ごしてきたひだまりPにはかなり琴線に触れる曲でした。

 

 しずくの話に移ると、しずく自身がアニガサキでも語っていた「相手にとっての理想の自分を演じる」というのがこの曲でもテーマになっているんですがまぁそこは吉野家のお新香なので一旦気にしなくてもいいです。

 ひだまりPが注目したいのはやっぱり、この曲の中でかなり強めに出ている独占欲の部分ですね。「スクールアイドルの日常」エピソードのしずく編1話ではしずくと歩夢が映画鑑賞の後カフェでお話するシーンがあって、その絵面が侑とせつ菜がくっ付いた後の負けヒロインの会みたいでオモロかったんですけどそれはどうでもいいんです、蜜柑休題。

 独占欲って結構歩夢のWalking Dreamでも出てる要素じゃないですか。そしてにじよんのエピソードで、しずくの憧れの女性は歩夢ということが語られているんですね。それはしずくがマネをしてるってことじゃなくて、「ラブソング」というテーマを与えられたしずくは「役」としてではなく自分自身の「恋愛」のイメージを投影しなければならなかったと思うんですよ。そして、しずくが同じ女の子として歩夢をお手本というか「乙女心」みたいなものを歩夢から学び取ったんじゃないかと、そういう解釈もできると思うんですよね。

 まぁこれは埒のあかない想像ではあるんですが、しずくの「憧れの女性は歩夢」という発言は結構ひだまりPの心のラブライブ!フォルダにしっかりブックマークされているので、この曲からはそういうエッセンスを感じ取れて嬉しかったですね。

 

 

背伸びしたって(中須かすみ)

背伸びしたって / 中須かすみ(CV.相良茉優) Lyric Video - YouTube

 

 あのさぁ………

 

 

 やるじゃん

 

 愛やせつ菜をはじめ、今回はストレートにキャライメージを反映した曲が強いという印象ではありますがかすみんに関してはこれ変化球がキレていますね。

 そもそもかすみんが虹ヶ咲で一番アイドルとしての意識が高いというのは異論がないと思うんですけど、アイドルと恋愛はそもそも縁遠いものではなく、むしろこういう「疑似恋愛」こそ本来はアイドルの本質なんですよね。なのでいつものカワイイ全開なかすみんのイメージからすると変化球という印象もありますが、「アイドルソング」という意味合いでは全くかすみん本来のイメージからはブレてないんですよね。

 そういう目線で見ると、「あなた」にとっての理想の女性=ずっとずっと「可愛い私」でいるね、というこの曲のメッセージはむしろ王道のかすみんラブソングと言えるかもしれません。にこちゃんも草葉の陰で笑ってらぁ

 

 そういうわけでまぁ紐解いていくとちゃんとかすみんのアイドル像をストレートに反映した曲でありながら、やはりこの意中の相手のために背伸びしたいという普段のかすみんらしからぬ「女心」を曲にしたためるのは普段のかすみんとはギャップがあり、非常にしたたかな作戦だと感じさせてくれます。

 

 

Lemonade(ミア・テイラー)

MV未公開です。

 

 すまねぇ。洋楽はサッパリなんだ……

 なんだろう。なんか割と最近レモネードの歌誰か歌ってませんでしたっけ。あれはそうだ、松浦果南だ。なぜかラブソングでレモネード出てきがちなんですよね。まぁ、それはどうでもいいんですけど。

 

 結構これ曲のグルーブ感だけで決めてますね。サビのストレートな「You're my love」連呼とか、「La la la, la la la...」からの畳み掛けとかシンプルにひだまりPの好きな要素が多いです。

 

 もうちょっとあるだろ。いや、ない。

 

 

恋するSunflower(エマ・ヴェルデ)

恋するSunflower / エマ・ヴェルデ(CV.指出毬亜) Lyric Video - YouTube

 

 こういうのでいいんだよ。小悪魔LOVE♡がKOT○KOのエロゲソングって言いましたけど、こっちはエロゲーのエマルート個別ED曲みたいな感じしますね。

 

 こういうのでいいんですけど、まぁ今回は全体的にかなりハイレベルだったのでこの順位となりました。

 エマちゃんらしい包容力を感じるほごっ…ふぐ…?(「…”朗らか”?」)それ!朗らかな歌声がとても好きですね。またこの曲を歌うにあたって、「好きな人と過ごした時間の全てがかけがえない大切なもの」というテーマを持って歌っていたんですけど、これも留学生で3年生という立場の彼女にとっての今の虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会での想いと重なる部分があって、そういう意味では少し切ない雰囲気を纏っているのもすごく共感できる部分ですね。

 

 

My Shadow(朝香果林)

My Shadow / 朝香果林(CV.久保田未夢) Lyric Video - YouTube

 

 これ第一印象はいわゆるrelations系(乱暴な分類)だったんですけど、実はこれ失恋の曲というよりも、好きな人との距離感を詰めることが怖くて「友達」から踏み出せない臆病な恋の切なさを描いた曲なんですよね。

 スクールアイドルの日常エピソードでもあったんですけど、いかにも経験豊富そうな果林先輩がクールに大人の恋を歌っている「ように見せかけて」実は歌詞をちゃんと読むと、むしろ果林先輩の外見的なイメージとは裏腹に奥手で臆病な面を描いているんです。

 そういうギャップが果林先輩らしくて良いですね。

 

 

Cooking with Love(近江彼方)

Cooking with Love / 近江彼方(CV.鬼頭明里) Lyric Video - YouTube

 

 いやこれはなぁ…良いんですよ、全然良いんですけどキャラソンの枠を出てないんだよなぁ。勿論料理が得意っていうのは彼方ちゃんの大事な個性なんですけど、その特徴ワンウエポンで曲を出すとそれはキャラソンなんですよね。

 しずくの豪胆さをちょっと彼方ちゃんにも分けて欲しかった。「丸ごと包んでぎゅっとしてChu」というキラーフレーズも、やや上滑りしているような印象です。もうちょい彼方ちゃんは自分を出して欲しかったですね。歩夢にはそうアドバイスしてたやんけ(歩夢編2話)。

 

 

5201314(鐘嵐珠)

MV未公開です。

 

 「5201314」というタイトルですが、これは中国語の語呂合わせ的な表現で「520」は「我愛你」「1314」は「一生一世」と中国語でも発音が似ていることから、「一生愛してる」という意味になります。我々で言うと114514とか1919とか810みたいな感じですね

 

たまげたなぁ…

 

 まぁ曲としてはQueendom系ですね。ランジュのイメージにはぴったり一致してますが、ただランジュそのもの過ぎてあんまり「ラブソング」ってイメージはないですね。ミアの曲と同じでサビのノリの良さは好きです。

 

 

Fly with You!!(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会)

 全員曲です。

 虹ヶ咲のファーストライブは副題が「"with You"」でしたが、5thアルバムにして飛び立っているのは往年のμ'sも5thシングルが空へとフライトする曲だったことを彷彿とさせますね。実際に歌詞の中で「TOKIMEKIのストーリー KAGAYAKIの軌跡 その続きを」ってフレーズが出てきて、これは虹ヶ咲の主戦場であった「スクスタ」のストーリーが「TOKIMEKI Runners」から始まって「KAGAYAKI Don't forget!」で終わったことを示唆しているようにも思え、虹ヶ咲はまた「飛び出って」いくというメッセージが読み取れます。まぁスクスタ自体が墜落事故だったじゃんってツッコミは無しで。

 

 と言うことで全体枠はラブソングという所にはこだわらず、いつもの虹ヶ咲全員曲のノリでしたね。

 

 

まとめ

 

トゥデイズ チカキンズ ポイント。

 

 

ドゥルルルルルルルルルルルルルルル……

 

 

 

 

100点(ワンハンドレッド)~!!!

 

\イェー!!/ \フゥー!!/ \モーマンタイラ!!/

 

 ということで、虹ヶ咲5thアルバム「Fly with You!!」の感想でした。色々あってCDの発売からこの記事が公開されるまで約2ヵ月も遅れてしまったことは申し訳ないと思っています。もっと申し訳ない状況になっている記事があるだろ。

 

 まとめとしては、記事中でも話しましたが2年ぶりの虹ヶ咲のソロアルバムということもあって全ての曲がちゃんとメンバーの個性を発揮できる良曲揃いでしたね。今回ひだまりPが付けた順位では愛が1位、せつ菜が2位という結果になりましたが、実際にはどの曲も素晴らしかった名盤と言えると思います。

 やはりその中でも愛・せつ菜に代表されるようにメンバー本人のイメージをストレートに反映された曲が特に強かったという印象でした。

 

 虹ヶ咲といえば、来年はいよいよ劇場三部作が順次公開されますね。勿論このブログでも感想を書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします!

 

 それでは、よきラブライブを!

 

 

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