ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

にじよんあにめーしょん第10話~第12話感想-おかえり、高咲侑。いつかまた新しい舞台で。

〽エラベナカッタ過去達へ
 しずかすに捧ぐ鎮魂歌(レクイエム)
 あの日の廃部の続き
 歩夢は笑えていますか?

 

 ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。今回はラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のショートアニメ「にじよん あにめーしょん」の第10話~第12話の感想を書いていきたいと思います!

 

にじよん | 4コマ漫画バックナンバー | ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

 

 

 

もくじです。

 

 

#10「かすみとせつ菜とドッキリ」

「君は、眩しかったよ。中川菜々。」

 狩りのレヴュー!?まーた鐘☆嵐珠レヴュースクスタァライトを供給していくのか。まぁそれは、何でもいいんですけど。

 

 

お前マジシャンみてぇだな!?

 

 いやこれ単なるかすせつの枠を超えて凄くないですか?何が凄いってかすみんと言うか多くの同好会メンバーにとってのせつ菜は基本的にスクールアイドルとしては一番高い壁であって、一番の「ライバル」なんですよ。そしてかすみんは言わずもがな、自分が一番かわいくて最高のスクールアイドルだと思っているから、誰かの事を「カワイイ」って褒める時、そこには(一番カワイイのはかすみんですけどね?)という「余裕」が見え隠れするんですよ。ましてや相手は一番負けられないライバルのせつ菜先輩ですから。

 でもここでは、かすみんはドッキリがバレそうになって余裕がないから「咄嗟の本音」で、せつ菜のことを称賛してしまっているんですよ。だからこそ「裏」がない本物の褒め言葉だから、せつ菜も軽く流せなかったんですよね。そういう「かすせつ」の関係性をこんな自然に出せるのは本当に凄い。

 


本当にトーテムポールかすみんワイプをまた使っている +2525838点

 

そして──

 

マッ………

 

 

 

 

ジですげぇな?

 いやにじよんあにめーしょん、4,5話で既に期待値を大幅に飛び越えてきてましたけどマジでもうここまでしろとは言ってないレベルですよ。ビッくらポンからダイヤの指輪が出てきたくらいの衝撃度ですよ。このアカペラで歌うって演出はアニメ2期のランジュもやったんですけど、いややったからこそですよね。ランジュはスクールアイドルとしてはかなり高いレベルにいることがアニメでも示唆されていて、だからこそ同好会の中でランジュの対抗馬になり得るとすれば、それはせつ菜だって共通認識があると思うんですよ。まぁスクスタでは負けてたけど、スクスタなんて無いのでノーカンで。蜜柑休題。

 アニメのランジュがアカペラで歌ったのは、みんなの力で作り上げるスクールアイドルフェスティバルのステージでも周りの力なんて借りずにランジュ一人でお客さんを盛り上げて見せるってランジュの孤高の意思の現れだったことに対して、せつ菜はライブができるとかできないではなくて、ただ「大好きを叫ぶ」ためにたとえ音響が無くても歌っているように見えて、そういう2人の別ベクトルの熱さがそれぞれ感じられるシーンでしたね。

 

 そして──

 


お前を芸術品にしt・・・あげますよ!
お前を芸術s、品にしたんです!
お前を芸術品にしてやるよ(小声)

 

 

 「CHASE!」は言うに及ばず、侑と歩夢をスクールアイドルの世界へ引き込んだナンバーですからね。アニガサキ2期で栞子ランジュミアを救うことと引き換えに穢れを積んでしまいモーゼとなって増長してしまった侑も、せつ菜の歌であの頃のときめき少女へと浄化されてしまいました。やっぱ中川君の…CHASE!を…最高やな!

 

 メタな話になりますが、ご存知の通り虹ヶ咲の発足から永きに亘り優木せつ菜役を務めた楠木ともりさんがこの3月末で降板となります。すなわちにじよんあにめーしょんは図らずもともりるせつ菜の最後の舞台となったわけですが、このCHASE!は誰もが認めるせつ菜役として虹ヶ咲を引っ張ってくれていたともりる兄貴への餞(はなむけ)のような意味も、まぁ…きっと全くゼロという事はないんでしょうね。

 

 そんなわけで、トゥデイズ チカキンズ ポイント。ドゥルルルルルルルルルルルルルルルルル……

 

 

 

 

 

1,000点(ワンサウザンド)~!!!

 

\イェ------------------------!!/

 

 侑さん、邪悪なものに取り憑かれていますよ!せつ菜スカーレットストーム!!!

 マジで浄化しやがった。勿論、文句なしの1,000点です。

 

 

#11『侑と幼馴染』

本気(マジ)…!!?

 高咲侑神(アニガサキ)が…!!?

 

高咲侑神(アニガサキ)が…!!!

本気(マジ)かよミヤコヒトクン…!!

二期(モーゼ)じゃねぇよな…!!?

還ってくる…!!

 オレ達の虹一期(ユウチャン)が還ってくる…!!!

すぐ”帰国”するッ…!!

 

上原歩夢(ヒトリダケ)選べてるじゃねえかッ…!!!

 

 それよ。与太話ですけど侑ちゃんの声優の名前と暴走族神(ゾクガミ)の名前って奇跡的に似てますよね。にじよんのサブタイトルは忍者と極道リスペクトだった…?まぁ、なんでも、いいんですけど。

 いや、このサブタイトル見た時何を思いました?まぁあらかた、まーた歩夢の嫉妬芸で尺を稼ぐんじゃねーのって思いましたよね。いやまぁ正味な話ですよ。ぶっちゃけこの「にじよん」が放送開始した時は失礼な話ですけどそういう浅っさいネタを連発してキャッキャする程度のショートアニメが来るんだと、そういうレベルの期待度だったじゃないですか。何これ?ビッくらポンからダイヤの指輪が出てきたんですけど。ギョニソを掲げてA5和牛を売ってるじゃん。ゆうぽむの研修受けてきたの?

 

 ということで結論から言うと、「ゆうぽむ」の関係性の描き方とすれば文句なしの100点です。安易に歩夢を嫉妬芸で動かすんじゃなくて、でも1期11話~12話の歩夢と侑のストーリーがあったからこそこの関係性に繋がっていることも分かる素晴らしい演出でした。

 

便利な女!!?

 

 栞子、3話では侑の「夢を応援する」要素とリンクし、9話では妹属性で共感を集め、そして11話で今度は幼馴染属性で侑とリンクして、更にスクスタァライトもこなせるとか言う万能選手ぶりが光ります。初登場時はむしろ融通がきかないキャラだったはずなんですけどね。就活で潤滑油でしたって言え。

 


幸せノート

 

 ランジュだけじゃなく三船鉄平も侑の魂と引き換えにアニガサキ2期で救われた一人でしたね…ランジュの母は未だ服役中ですけど。

 「私にも、誇れる幼馴染がいますから。」って台詞もやっと言えたね。

 

 この「あんな素敵な幼馴染がいてくれて、あなたは恵まれていますね」って台詞はスクスタの1st season、つまりまだランジュがいない時の発言で、この時はただ単に「あなた」の幼馴染の歩夢を褒めてるんだろうと誰も気に留めなかった発言なんですが後にランジュが登場してそら幼馴染ランジュだったらそれと比べたら誰でもいいだろとある種の同情を買うことになり見事に伏線を回収したわけですが、あの頃はこんな風に栞子もランジュも同好会の仲間として見られるようになるなんて思いもしませんでしたね。

 

「スクールアイドルをやってるときの歩夢って、私の知らない顔をするんだよ。」

「それに最近は、正面からよりも横顔を見ることが多くなって。それが嬉しいんだ!」


高咲侑神(アニガサキ)…!!

 

 いや…本当に、言葉もないわ。やっぱゆうぽむの研修受けただろこれ。

 アニメ1期の頃の歩夢は侑が自分の知らない侑に変わっていくことを強く恐れて、それは単に侑のことを独占したいという嫉妬心だけではなく2人で一緒にひとつの夢を目指していたはずが自分だけ置いていかれているという焦りから来る感情でした。侑もそんな歩夢の気持ちを否定することはせず、たとえお互いが違う夢を追うことになってもお互いを想う気持ちは変わらないということを伝えて、無事歩夢も1人のスクールアイドルとして次のステップへと踏み出すことができました。

 それを踏まえた上での「侑の知らない歩夢」という言葉はつまり、歩夢は侑が一緒でなくても、支えてくれなくても自分自身で羽ばたいていけるようになったという事の証左なんですね。かつて侑が自分の知らない侑に変わっていくことを怖がっていた歩夢と、そんな歩夢が自分の知らない歩夢に変わっていくことが嬉しい侑という対比がこの2人のすごく素敵な関係性になっていると思います。

 そして「正面からより横顔を見ることが多くなって」という台詞も然りですね。ただ大人になったからそれぞれ別の道を進むわけじゃない、繋いだ手は離れたかもしれないけど、それでも一緒なのは変わらないんですね。

 

 ということで、トゥデイズチカキンズポイント。 ドゥルルルルルルルルル……

 

 

 

2,000(ツーサウザンド)~!!!

 

\イツカ~/ \イツカ~/ \カナエヨ~♪/

 

 ここで第9話『妹王決定戦』感想記事のひだまりPの発言を引用します。

 

 ぶっちゃけこいつをヒトリダケ厨にしとくからこういう薄っぺらいセリフしか言わないキャラになるんですよ。ひだまりPはカップリングの固定化には反対だと再三言ってはきましたが、侑には侑単体でアイドルとしての性質はないので、おとなしくゆうぽむに甘んじておくのが何だかんだで一番良かったんじゃないでしょうか。あぐぽんもお得意の嫉妬芸できるしさ。別にこのくだりだけ歩夢が代筆してるわけではないです。

にじよんあにめーしょん第7話~第9話感想-妹王決定戦なんて30分あっても足りねぇー!!!

 ………明確に超えてきた。完全に脱帽です。しょうがないじゃん、にじよんあにめーしょんがここまで凄いって誰が予想してた?さっきから何回も言ってますけど、このラスト3話は「期待以上」とか言うレベルじゃないです。ミヤコヒト、わたしを殴れ。力いっぱいわたしの頬を殴れ。わたしは君の4コマを、ちらと疑った。生まれてはじめて、君を疑ったのだ

 

 

#12『ピアノとスクールアイドル』

「あの日せつ菜ちゃんがスクールアイドルでいてくれたから、私は今もここにいるんだよ。だから…トキメキを教えてくれて、ありがとう。せつ菜ちゃん!」

 溢れ…ちゃっ…たぁ!

 最終話のタイトルは「ピアノとスクールアイドル」。「侑とせつ菜」でもなく、「侑と同好会」でもなく、「ピアノとスクールアイドル」。凄いよね。まぁ13話~15話のタイトルが「侑と同好会」なんですけど、いっそこっちが「侑と同好会」だわ。だから想像してたセンスの水準と違いすぎるんだって。せつ菜は「侑」という個人を助けようとしたわけではないけど、せつ菜が世界に届けたかった「ダイスキ」が侑に届いた結果、侑にも「ダイスキ」なことが生まれて、そして「ピアノ」「スクールアイドル」というお互いの「ダイスキ」を通じて今2人と、そして同好会の皆が繋がってるんですね。

 

 何がすごいってただ一言この「高咲侑の原点」をここで示してくれたことですよ。

 正直に、正直に言ってしまうとアニメ2期の侑はランジュ、栞子、ミアを救済したことと引き換えにまるでなろう系主人公のように増長・慢心してしまい、驕り高ぶった教祖様と化してしまっていると、ひだまりPはそう感じていました。そしてその結果が、あの2期最終話の激寒モーゼだったわけです。

 ここで2期最終話のひだまりPブログから引用すると、

 

 私たちは「侑ちゃんができたから俺にもできる!」って思わないですよね。思うわけねぇだろ。でもラブライブ!を見て夢や勇気を貰うっていう事はあって、でもそれは彼女たちの輝いている姿を見て勝手に受信するものなんですよ。

 じゃあこの「次はあなたの番!」って何なんだよ。進研ゼミの漫画じゃん。 要するに「あなたも輝ける!」というメッセージは侑ちゃん軸ではなく、スクールアイドル軸じゃないとそもそもラブライブ!の意味がないって事です。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会2期第13話「響け!ときめき――。」感想-虹ヶ咲の終着点、どこで道を間違えたのか?

 

 そして増長した高咲侑は「ヒトリダケナンテエラベナイヨー」などという傲慢極まりない台詞を引っ提げ、本作のテーマソング「わちゅごなどぅー」までも侵食。わちゅごなどぅーはハッキリ言って名曲なんですけどこのフレーズだけが正にダソク、唯一のネックとなっていました。ぐ~りんぱと一緒だなオイ。そしてライブ会場においてもこの寒いノリは伝染し、「ヒトリダケナンテエラベナイヨー」などと言うあまりにも醜くおぞましいオタク達の叫びがこだまするこの世の地獄の様相を呈していました。

 (一応補足はしておきますが、これは元々この発言をした矢野妃菜喜さんを責めるわけではなく、このフレーズを無駄に引っ張ってあまつさえアニメにまで逆輸入した方針が問題だと思っています。蜜柑休題。)

 

 アニガサキ2期で無名の司祭となり果ててしまった高咲侑はやはりにじよんをも侵食するのか…第1話ではそう思われていました。

 

 しかしながら、この10~12話が凄いのは高咲侑を話の軸にしつつも無駄なハーレム化や神格化を一切させず、まるでアニガサキ1期の頃のようなときめき少女の侑に戻してくれた点にあります。そしてそれを成し遂げたのはまさに、彼女にときめきを教えてくれた少女。そう、優木せつ菜ヒトリダケです。

 上で第10話のCHASE!は虹ヶ咲を去ってゆくともりる兄貴への餞なのかもしれない、と書きましたが、勿論それはそれとして。ともりるの、虹ヶ咲の舞台で最後の仕事が結果的にこの高咲侑を救うことだったのはあまりにも、熱いものがこみ上げて来ることを抑えられません。

 

「またね、高咲侑。」

「またね、優木せつ菜。」

「燃える宝石のようなトキメキ──やっと見つけましたね。

 やっぱり、眩しい──!」

 


フタリデナニヲハナシテルノ!?

 

 ここまーたあぐぽんがやらかしたんかと思った。これは普通に歩夢の緊張と動揺で台詞が固くなってるだけですね。良かった。

 

 ここで第一話のオマージュするの熱い…熱くない!?そしてそれ自体も凄く良いんですけど、それよりも本当に凄いのはこの第一話をオマージュする演出がありながらも侑の「次はあなたの番!」とか「ヒトリダケナンテエラベナイヨー」とかみたいなクソ台詞を言わせなかったこと。本っっっ当によくそうしなかった。感動した。まぁヒトリダケ~はエンディング曲では言ったけど。本編では言ってないので。オッスオラ侑!

 そしてLove U my friends合唱はまぁそっちかこっちかなんで何でもいいんですけど、侑が最後に「次はあなたの~」とか「ヒトリダケ~」とか数多のクソ落ちが考えられた中で何を言ったかと言うと。

 

「ちょっと思っただけ。

 始めて、良かったって!」

マジで。

 

すげえな。

 

 11話で「私の知らない侑ちゃん」に対する「私の知らない歩夢」の対比をやった後でこれを最終話にあえて言わせるのは本当に、本当に凄い「高咲侑」の何がファンに愛されているのか、愛されていたのか。それをちゃんと分かっているからこそ最後のこの台詞に繋げられた。にじよん凄すぎるって。並の脚本ならここはラストでまーた「結局侑先輩は誰が一番好きなんですか!」「ヒトリダケナンテエラベナイヨー!!」とか、そんなしょうもないオチで終わりですよ。でもそうならなかった。スクールアイドルミュージカルもそうだったけど、予想の上を行ってくれるってこんなに嬉しくて素晴らしいんだな。ショートアニメだから対して期待しないで見るだけ見るかなんて思っていた自分が恥ずかしい。まぁ15話でそのクソオチを用意してるのかもしれないですけど、まぁそれはいいや。ここまで来たらもうそれやってもいいです。

 一応補足しておくと、「ちょっと思っただけ。始めて良かったって!」って台詞はアニメ1期13話のラストの台詞で、これを言ったのは歩夢ですね。

 

 本当に…本当に、ありがとう。

 

 

トゥデイズチカキンズポイント。ドゥルルルルルルルルルルルルルルルルル……

 

 

 

 

8,000(エイトサウザンド)~!!!

 

\イェー!!!/ \フゥー!!!/ \ハラショー!!!/

 

 「ヒトリダケナンテエラベナイヨー」と言って安易なオチに持っていくこともできたのに、それを良しとせず、あまつさえ教祖と化した侑ちゃんを救うことのできるただ一人のスクールアイドル、優木せつ菜を最後の最後で持ってくる

 ひだまりP、4~6話の感想記事で言いましたよね、この世じゃ人の心が一番うめえって。これですよ。これが人の心が入ったアニメですよ。たった5分のアニメに、溢れ出さんばかりの虹ヶ咲への「心」が詰まっている。それが何より嬉しかった。まるで最近心が詰まってないアニメを見せられたような事を言ってますが、そういう事ではなく。

 

 他の回でも「アニガサキで描写しきれなかったこと」をこのにじよんで追求しているという姿勢は感じられたのですが、この10~12話に関しては完全に文句なしです。「アニガサキの続き」を見せてくれて、本当にありがとう。「ありがとう」の言葉しかありません。

 

「侑さん!OVAではモーゼとかやめて下さいね?」

「そーだよゆうゆ!モーゼは、もーゼったいダメー!」

「ナッハッハッハwwwwwwwww」

 

 

まとめ

 と言うことで、10話~12話の感想記事でした。一応、TV放送版はこれで最終回ですが、間もなく発売される「にじよんあにめーしょん」ブルーレイ版にはTV未公開の13話~15話も収録されるという事なので、最後のまとめはそちらも込みにしようかと思います。これを読んでいる皆さんは流石に全員買ってると思いますからね。まさかにじよんのブルーレイ買ってない人なんて…いないですよね?

 

 一応TV放送版での総括としては、本編でも言及した通りですが元々この「にじよん あにめーしょん」に期待していたレベルの1万倍、いや10万倍と言っても良いほど期待値を遥かに飛び越える出来のものを見せてくれたと思います。

 なかでも特に10話におけるせつ菜のスクールアイドルとしての存在感そしてかすみや侑との関係性11話における侑と歩夢の関係性の収束、そして12話の侑とせつ菜の原点回帰そして救済。これらに関しては完全に脱帽です。アニガサキ1期のニジガクが帰ってきたと言っても誰も異論を唱えないでしょう。

 まさか教祖と化した侑ちゃんをにじよんが救ってくれるなんて、むしろその逆でにじよんが侑のハーレムアニメで終わってしまう可能性すら危惧していた身としては再三言ってますがギョニソを掲げてA5和牛を売るとはこの事ですよ。

 

 アニメ2期で教祖と化してしまった主人公、もう一人いましたよね。ラブライブに。ニジガクはOVAだけどあっちはアニメ3期が決まってるんだぞ。誰か何とかしてあげてください。

 

 そして最後に。このにじよんが虹ヶ咲を去っていかれるせつ菜役・楠木ともりさんへの餞ではないかという話に言及しましたので、今まで触れてきませんでしたが、最後に楠木ともりさんに宛てた言葉を書いておこうと思います。

 

楠木ともりさんへ

 

 まずは5年間、お疲れ様でした。そして、長きにわたり優木せつ菜役を演じてくださり、本当にありがとうございました。

 私たちはあなたの演じる優木せつ菜からたくさんの「ダイスキ」の気持ちを貰いました。それができたのは、せつ菜の言葉に魂を乗せて届けてくれた、あなたのその「声」があったからに他なりません。

 やむにやまれぬ身体の事情ということで、役を降りるというご決断には大きな葛藤、そして悔しい思いもあったかと思います。

 本音を言ってしまえば、たとえステージに立たなくとも、それでもあなたに、楠木ともりさんに「優木せつ菜」でいて欲しい。それが何ら嘘偽りのない本心ですし、改めてそのように心から思える人が私たちの大好きな「優木せつ菜」を演じてくださっていたことが嬉しく、誇らしく思っています。

 その上で、役を降りるというあなたが決めた道を今後も変わらず、心から応援したいと思っています。

 そして、あなたの後任を務められることが発表された林いいよ!来いよ!イキスギィ!!胸にかけて胸に!さんが演じてくれるせつ菜も、これまであなたが創ってくれたせつ菜も、どちらも大切にして「ダイスキ」の気持ちを変わらず持ち続けたいと思います。

 精いっぱいの感謝と、敬意を込めて。これからのご活躍を心よりお祈りしています。

 

 ひだまりP

 

──────────

 

 ブルーレイが発売されたらまたお会いしましょう。

 それでは、よきラブライブを!

 

登録登録登録~ 登録登録登録登録~♪

 

 

★関連記事

次回のにじよん!(13~15話)

前回のにじよん!(7~9話)

 

アニメ虹ヶ咲第1期の感想記事

 

アニメ虹ヶ咲第2期の感想記事

 

null