ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ！「人生をラブライブ！にする」をモットーにあれこれ語ります。

蓮ノ空女学院「Dream Believers」聖地巡礼レポート！～兼六園で桜を見て来ました～

ラブライブ！蓮ノ空女学院 ラブライブ！聖地巡礼

あなたとLinkしたい──！

 

　ちゅんちゅん、ハローラブライブ！どうもひだまりPです。

　ラブライブ！シリーズ第5代目（ミュージカルを含めると6代目）となる「ラブライブ！蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」は、1年365日、入学から卒業までの限られた時間のなかで彼女たちと喜び、悲しみを共にし、同じ青春（いま）を過ごす、リアルタイム「スクールカレンダー」連動プロジェクトです（公式ガイドブックより）。

　2023年春（時期未定）には専用アプリ「Link! Like! ラブライブ！」のリリースも予定されており、先日はデビューミニアルバムとなる「Dream Believers」が発売されるなど着実に盛り上がりを見せている蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ。彼女たちの活躍の舞台となる蓮ノ空女学院は、石川県金沢市にあるとされています。

 

　ということで！「1年365日の限られた時間」を彼女たちと共に過ごすために、ひだまりPも先日行ってきました。金沢へ！！！

 

 

 

もくじです。

 

 

Dream Believers

　彼女たちのファーストアルバム表題曲である「Dream Believers」、「Link! Like! ラブライブ！」のオープニング映像としてアルバム発売に先駆けてYoutubeで公開されました。

 

すごく…エロゲのOPです…

 

　まぁエロゲっぽいのは一旦置いといて、このムービー中にも金沢市の実在の場所がモデルになっているっぽいカットが複数出てきているので、今回はこれを基に金沢を巡ってみたいと思います。

　ひだまりPは他のラブライブ！シリーズでも聖地巡礼旅をしていますが、基本的にはかなり情報が出揃った後で行っているので先人の作ってくれたマップを見るだけで労せずしてアニメと同じ場所を見つけることが出来たのですが流石に今回ばかりは自力とネットでの下調べだけで歩く必要がありそうですね。

 

　あと、「Dream Believers」アルバムの感想は後日また書きたいと思います。

 

金沢への道

　ひだまりP以前は京都に住んでいて、このブログでも富山に旅行に行ったレポートを書いていたと思いますが去年の4月から転勤に伴って今は茨城在住です。Aqoursのいる沼津は近くなった代わりに金沢はめちゃめちゃ遠くなりましたね。行こうとしたらほぼ本州真っ二つやんけ。

　しかも北アルプスを越えていかなければならないため、長野から岐阜へ一般道で山越えルートを取るか、高速で行くなら茨城を出発して埼玉、群馬、長野、新潟、富山を経由して約520kmの道のりを走る必要があります。ひだまりPがこのブログで何度もレポしている京都の亀岡から沼津へのドライブもだいたい380kmくらいなので人生初のロングランですね。

 

　でも──限られた時間の中で輝きたいんだろ？

 

4月1日（土）　出発

　覚悟を決めたひだまりPは愛車のホンダN-ONEに乗り込み、仕事終わりの15時頃に茨城を出発します。

　ちなみに茨城から群馬方面へ向かうルートは色々ありますが、初回はナビの推奨ルートに従って常磐道から外環道を経由する道を選んだんですが外環道が首都圏だけあってクソほど混んでおり、約2時間以上をかけて埼玉県央にある高坂SAにて1度目の休憩をしました。

 

 

　ひだまりPには関係無いんですが上り方面の所沢あたりのIC出口が通行止めでもあったのかって位数キロにわたって渋滞していましたね。

　ここから埼玉を抜け、群馬県をちょっと横切って長野県にさしかかった所にある佐久平PAで2度目の休憩。ここからはひたすら長野を北上するルートになります。

 

　こんな感じで最短距離を行こうとすると長野の松本市から国道158号線で岐阜県の高山まで横断する山越えルートがあるんですが、慣れない道でしかも夜間に山越えルートを取るのはリスクが高いので高速に乗って北アルプスをぐるっと迂回するようなルートになっています。諦める勇気や。

　長野を走る区間は100kmに満たないくらいなんですが坂道のアップダウンが多くて、道のりで言うとちょうど真ん中あたりなので行きも帰りもここが一番長く感じましたね。

　新潟県に初上陸し、電気の周波数50ヘルツと60ヘルツの境目としてお馴染みの糸魚川を越えた所にある蓮台寺SAのラーメン店で夕食にしました。蓮ノ空だけにね。時刻は20時半くらい。

 

　ロングラン後の味噌ラーメンが沁みる。もう4月ではありますが、長野の標高高い所なんかだと普通に気温4℃くらいでしたからね。北陸方面は沼津と違って冬場は普通に雪のせいで車で行くのは断念せざるを得なくなりそうです。

　走行距離はこの時点で400kmで、亀岡－沼津間ならもう到着している距離ですが今回はここから富山県をまるっと横断する必要があります。

　北陸道に入り、富山県をひたすら走り続けること約125キロ。こうして休憩・食事込みで約7時間をかけてようやく石川県金沢市に辿り着くことができました。

 

金沢ゆめのゆ

　金沢の温泉で練習後はリラックス──♡

うわ～、最高♡気持ちいいですよね──やっぱり。春の温泉♡

 

　ひだまりPが向かったのは金沢市内にある健康ランド「金沢ゆめのゆ」。ひだまりPのような限界旅程にも優しい24時間営業で、深夜料金も2時間以内の利用なら加算されないというありがたいシステムになっています。今回は利用しませんでしたが、ホテルにもなっているため何なら泊まることも可能ですね。

 

　駐車場はかなり混んでいたんですが、お風呂はかなり広いため快適に利用できました。特に炭酸泉が広くて区画されていたのが良かったですね。炭酸泉は温度が低めで長時間入る人が多いので狭いところだとおっさんのおでん鍋と化していることも多いので。

　800円というまぁ普通のスーパー銭湯と変わらない値段で貸しタオルが無料なのも良いところです。

　金沢駅からはちょっと離れていますが、一応シャトルバスも運行しているみたいですね。

 

　温泉でリラックス──♡した後は明日に備えて車を停めて休める所へ向かいます。この時ちょっと金沢市街を走ってたんですが、駅チカは結構初見殺しレーンもあって走りにくいですね。後述しますが、金沢に来るなら車はいらないかもです。

 

卯辰山公園

車中泊

　と言うことで金沢駅近くにある卯辰山公園の見晴らし台付近にある駐車場にやってきました。ここは蓮ノ空のキービジュアルの撮影地でもありますね。なのでひだまりPもここに車を停めて車内で朝を迎える予定だったのですが…

　行ってみてビックリしたんですが深夜0時なのに割と車停まってましたね。なんかヤンキーっぽい集団もいるし。怖っ。流石にその中に混じって車中泊するわけにもいかなかったので、卯辰山公園内にもう一箇所ある人のいない別の駐車場に移動して朝まで仮眠しました。

　流石のひだまりPもさっきのヤンキーが来て絡まれたりしないか内心ビクビクでしたね。ラブライブ！の聖地でカツアゲされるとか笑えないんだよなぁ…幸いにしてそんなことも起きず、朝まで平和に過ごすことができました。寒かったけど。

 

卯辰山公園　見晴らし台

はい、おはヨーソロ。

 

　ドラレコのタイムスタンプは6時過ぎになっていますが、ここから見晴らし台までは徒歩で行けるので5時半くらいに起きて日の出とともに写真を撮りに行ってますね。

 

　日の出の時間でも散歩してる人とか普通にいてびっくりしたんですが、この日はこんな感じに露店とかも出ていたので花見シーズンは人が多いのかもしれないですね。あとはまぁ本当に朝日が昇る時間だったので、それを撮影に来ている人だったのかもしれません。

 

　と言うことで、見晴らし台に着きました。

 

　はい。蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブのキービジュアルの聖地、卯辰山公園の見晴らし台です。前から思ってたんですが光の当たり方で6人中3人くらい銀髪キャラがいるように見えますね。

 

ちなみに、全景はこんなです。

 

真ん前にはバス停もあったりするので、まぁ山と言うよりは公園と言った方が近いですね。金沢駅からバスで来ることもできるので特に車がなくとも来るのに困らないと思います。

 

　と言うことで7時前に下山し、今回のメインの目的を達成しに行きたいと思います。

 

 

兼六園の桜

　金沢の名所と言えばやはり兼六園。岡山の後楽園、水戸の偕楽園と並ぶ日本三名園と言われています。ちなみにひだまりPは茨城在住ですが偕楽園に行ったことは…ないですね。

　兼六園という名前の由来は六つの優れた景観、すなわち六勝を兼ね備えているところから来ており、その六勝というのが「宏大と幽邃」「人力と蒼古」「水泉と眺望」で、いずれも同時に兼ね備えることのできない二つの景観を兼ね備えていると言われているんですね。

→六勝について｜兼六園

 

　六と言えば蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブのメンバーも6人で、さらに2人ずつユニットで活動していますがもしかして元ネタとして兼六園にちなんでいたりするんでしょうか。先輩であるAqoursも公式で明言はされていないものの沼津出身の小説家、芹沢光治良にちなんでいるとされる設定が複数あるため、全くありえない話ではなさそうです。蜜柑休題。

 

　兼六園は例年、3月末から4月頭の数日だけ桜の季節に無料で開放される日があり、この日、4月2日はその最終日でした。ひだまりPが兼六園に行ってみようと思い立ったのも、それが理由ですね。

　ちなみに普段の入場料は大人320円です。普段から安いじゃねえか。まぁでもね、蓮の活動が本格化してきたらここも元々観光地として有名なのが更にラブライバーで埋め尽くされるかもしれないですし、1年365日の限られた時間の中でひだまりPも思い立った今が行動を起こす時だと思ったんですよね。

 

 

　無料開放日でかつ日曜日と言うことで、おそらくこの日の金沢は盆やGWに匹敵するくらいの災害級の混雑度だと流石のひだまりPも覚悟していたので駐車場とかもわざわざ少し離れた所を事前予約して確保していたんですが、実際にはなんぼなんでも朝7時～8時くらいの段階では近隣の駐車場も十分に空車があり、勿論人はいましたが人でごった返して何も見えないとかそういった事はありませんでしたね。

 


眺望台。

 


徽軫（ことじ）灯籠。

 


上原亜衣（うえはらあい）。

 

　名勝ばっかじゃねえかお前ん家ィ！！！だからそう言ってんだろ。いや本当に天気も良いですし、桜も満開ですし、どこを撮ってもフォトジェニックで来て良かったですね。

 

誇らしくないのかよ？

 

　そして本題のLink! Like!ラブライブ！オープニングムービーにも、この兼六園がモデルと思われるカットは存在します。

　ただこれ橋の構造はほぼ一緒なんですが背景がだいぶ違うので、画角が違うかもしくはこれと同じ橋が別の場所にあってそっちがモデルの可能性もありますね。ひだまりPも兼六園は1時間くらい歩いてたんですがここ以上にこれに近い場所は見つけられませんでした。

 

[2023.04.06追記]

　この橋、兼六園ではなく加賀にある山中温泉のこおろぎ橋では？というタレコミをTwitterでいただきました。

　Googleマップで調べた場所はここから見れます→Google マップ

 

　……多分ここですね。ちなみに兼六園からは50kmくらい離れた所にあります。そら見つからねえわ。情報提供ありがとうございました！

[追記ここまで]

 

　ここはアニメ第3話「ファーストチャレンジ」でスリーズブーケのミニライブが上手くいかず項垂れる花帆ちゃんを梢先輩が励ましていたベンチ*1ですね。あの時のライブをこっそり見ていた瑠璃乃ちゃんがライブ本番で2人を助けてくれたシーンでは涙が止まりませんでしたね…

 

　アニメ第1話「いま、花咲きたい！」でさやかちゃんが池に落ちた場所*2ですね。第1話ではさやかちゃんのちょっぴりドジな所が描写されていて可愛いという声もあった反面安易なキャラ崩壊描写もあって賛否が分かれていました。ひだまりPは推しの瑠璃乃ちゃんがセリフを一言しか貰えなかったことにキレていましたね。

 

　まぁそんな感じで存在しない聖地巡りをした後、そのまま金沢城公園へと向かいます。向かいますと言ってもすぐ隣にあるので、ただ歩いて行くだけですね。

 

金沢城公園のエア聖地巡礼！

　金沢城公園についてはぶっちゃけ下調べを全くしていなかったので本当に適当にぶらぶら歩いていただけですね。

 

　見た瞬間「あっここじゃん！！」と思いましたね。第7話「めぐみんズランウェイ」で慈ちゃんがスリーズブーケを巻き込んで強引にコラボ配信をしていた場所*3です。7話は一見めぐ回で割と重い展開もあったんですが、一方でスリーズの先輩後輩の関係性が光る神回でしたね。梢先輩のおっぱい描写も素晴らしいということでTwitter等でも話題になりました。

 

　第9話「学園祭」で6人で雨宿りしてた場所ですね*4。花帆ちゃんが「雨やめ～！」と叫ぶんですけど非情に降り続けるばかりの雨が、本家ラブライブ！2期1話で穂乃果が起こした奇跡*5との対比になっていました。

 

　第5話「ルリ凱旋」でたい焼きを盗んでしまった瑠璃乃ちゃんに、一緒にお店の人に謝りに行こうと花帆ちゃんが諭したシーンに出てきましたね*6。Twitterで金沢市に実在するたい焼き屋さんがこの回に言及して、翌日お店の前にオタクの大行列が出来ていたのも懐かしいですね。

　っていうか正直ここは本当にサンシャイン1期4話のダイヤさんがいたベンチっぽいロケーションで見た瞬間笑っちゃいましたね。

 

　そんな感じで存在しない聖地紹介をしてきましたが実際金沢城公園はクッソ広くて今回は時間の都合もあってかなり雑にしか回れていないので、皆さんも実際に行ってエピタフで聖地巡礼してみてはいかがでしょうか。

 

　そんなこんなで、なんだかんだと兼六園の開園時間である7時から2～3時間ほぼこの兼六園と金沢城公園で過ごした後、次に向かうのは近江町市場です。「市場」とは言いながらも金沢の中心街にあり、この金沢城公園からも徒歩で行くことができます。

 

 

『近江町市場』でのどぐろの握り

　近江町市場に着きました。ここのカットはムービーを見た時からどう見ても市場っぽかったのでGoogleストリートビューで探したら見つかりましたね。あと「大松水産」さんの社名が現実のまま描かれているのが気になりますね。だいたいアニメで現実の風景を使う場合は店名などを非実在のものに改変して使われると思うんですが、そのまま出しているということはもう既に現地と連携した聖地ビジネスのプロジェクトが進んでいるんでしょうか。気になる所ですね。

 

　ここ近江街市場ではエビやカキといった海産物の食べ歩き（正確には店で買ってその場で食べられる）ができ、るんですが流石に結構高いのでひだまりPもブラブラはするものの牡蠣1個7～800円（でかいのだと1,200円）はちょっと手が出ないなぁと思いながら見てました。これナイショですけど、むかし札幌の二条市場で食べた牡蠣は大きくて濃厚で1個200円でしたからね。あれを知ってしまってから他の観光地の牡蠣を食べられなくなってしまいました。あとまぁ生牡蠣は衛生管理がちゃんとした所で食べてもノロのリスクがゼロではないので、そこは神に赦しを懇願しながら頂くしかないですね。

 

　とは言え高い高い言ってても何も食べないで帰る方が損ですし、ひだまりP朝もコンビニのおにぎり1個食べただけで普通にお腹が空いていたのでここはやはり金沢と言えば有名なのはのどぐろですよね。お寿司とか海鮮丼とか、そういうので昼食にしたい所ですね。

 

　…海鮮丼も高い。海鮮丼で1杯4,000円取っていいのは全部ウニの時だけなのよ。まぁまぁ、観光地だからね。ちかたないね。

 

　と言うことで本当に適当に選んだお寿司屋さんでのどぐろの握りが入ったぜいたく握り12貫セット（たしか2,600円くらい）を食べました。でもこれは本当に美味しかったですね。ネタもそうですしシャリが小ぶりで刺身の味を邪魔してないのも良い所。のどぐろもとろけるように脂が乗っていて美味しかったです。これには果林先輩もニッコリ。

 

オレでなきゃ見逃しちゃうね。

 

　近江街市場の2カット目の聖地も無事見つかった所で次は金沢駅へ向かいます。金沢駅からも近いのは近いんですが流石に歩きでは時間がかかるのでバスに乗って行くことにしました。

　ちなみに金沢駅周辺は観光地として整備されているのでバスがめちゃめちゃ細かく走ってます。ただ交通系ICが使えません。一応1日乗り放題券みたいなのがあるみたいなので、普通に観光に来る方はそれを使うんでしょうね。ひだまりPは事前に下調べをしていなかったので存在を知らず、たまたま小銭入れを持っていたので普通に現金で払うことができました。

　逆にバスがめちゃめちゃ走ってるので金沢駅周辺は車だと割と走りにくいです。車線も多いので迷いやすいと思います。

 

金沢駅の『鼓門』

　ひだまりPはDream Believersの映像を見るまで普通に知らなかったんですが、金沢駅にはめちゃめちゃ有名な鼓門という門があります。

 

　最初見た時パラレルの虹ヶ咲学園かと思った。

 

　そして駅と言えば瑠璃乃ちゃんが乗ってきたと思しき電車のカットがあったのですが…

 

　ここカリフォルニアの駅らしいです。ワロタ。

　そう言われてみるとヤシの木とか生えてるし背景にある家も外国っぽいですね。いやひだまりP………

 

探したんですけど！？

 

リアル山崎まさよしじゃん。

いつでも探しているよ
どっかに君の姿を
向かいのホーム　路地裏の窓
こんなとこにいるはずもないのに

（One more time, One more chance - 山崎まさよし）

 

　まぁそりゃよくよく見たらこんな開放的なわけないじゃんって思うけど、他の聖地が全部金沢駅周辺に固まってるからまぁここは金沢駅なんだろうなって思うじゃん。っていうか瑠璃乃ちゃん凱旋したシーンじゃなくて行ったシーンだったのかよ。

 

　それはともかく、せっかく来たので金沢駅ではお土産屋さんで駅弁を物色していきました。

　まぁ代々ラブライブ！において「清楚」という言葉は「変態」という意味だったので、そういう意味では何らおかしな事はないですが。

 

 

　ここからはまたバスに乗り込み、先程の金沢城公園方面の「香林坊」停留所で降ります。

 

「グリルオーツカ」のハントンライス

　ひだまりPがやってきたのは金沢にある老舗の洋食屋「グリルオーツカ」さん。人気店ということで到着したときには既に長い行列ができていました。ひだまりPも駅弁をカバンに突っ込んだまま洋食屋さんの列に並ぶという少々間抜けな絵面になってしまってはいますが、背に腹は代えられないので待つこと1時間くらい。

 

　これが金沢名物、蓮ノ空女学院・日野下花帆ちゃんの好物としてプロフィールにも記載されている「ハントンライス」です。

　写真のものは小中大のうちの小サイズですが、それでも普通に一食分くらいのボリュームはありますね。並んでる人はだいたい男性が中、女性が小サイズをオーダーしているイメージでした。

 

　早い話がオムライスに白身魚のフライとホワイトソースが乗った料理ですね。お店によって色んなバリエーションがありますが、ここグリルオーツカさんのは小さい白身魚フライとエビフライが2個ずつ乗った非常にオーソドックスな「ハントンライス」です。

　因みにハントンライスの「ハン」はハンガリーのハンで、トンはフランス語で「鮪」ですね。

　と言うことで、食べていきましょう。

 


実　食

 

　…なるほど。

 

　これは、マジでうまいな。

 

　正直な話、花帆ちゃんの好物として知っただけだったのでそれほど期待はせずに来たんですが、普通に1時間待った甲斐がありましたね。まずホワイトソースがオムライスの卵と相性が良く、そしてしんなりした白身魚フライに、ケチャップの酸味が調和して良いアクセントにもなっています。オムライスにフライを乗せるのはちょっと主張が強いんじゃないかと最初は思ったんですが、思った以上にしっとり系のフライだったのでオムライスの味を邪魔していないですね。

 

　と言うことで、大満足でお店を出ました。次の目的地もバスで行くつもりだったんですがGoogleマップで停留所の位置が出てこず、そこまで離れていないので徒歩で行くことにしました。

 

 

『浅野川大橋』でお花見

　と言うことで金沢駅周辺の観光スポットと言えば「ひがし茶屋街」ですが、その玄関口とも言えるのが浅野川を渡る「浅野川大橋」です。

 

これ夜撮らないとわかんねえな。一応橋の左手側にちっちゃい灯台みたいなのあるの分かりますかね。これでここだと判断してます。

 


これがすぐ側まで行って撮った写真ですね。

 

　さてここの撮影スポット、浅野川の河川敷ですが桜が満開でお花見をしている人たちが大勢いたので、ひだまりPもその片隅にレジャーシートを敷いてお花見することにしました。さっき買った駅弁あるしね。さっきハントンライス食っただろ。

 


いいねぇ～！

 


　と言うことで、金沢駅で買ったかにいなり寿司を頂きます。寿司も美味しいですが、やはりこのぽかぽか陽気の中舞い散る桜を見ながらのんびり食べるのが平和でとても良かったですね。

 

ひがし茶屋街

　ひとときのお花見でのんびりした後はひがし茶屋街をブラブラします。ここには色んなカフェやお茶屋さんが軒を連ねていますがどこも軒並み行列だったのでまぁしこたま食った後でもあるので全部スルーしました。

　一応後から気づいたんですがDream Believersの映像でこの辺りのお店と思しき所で瑠璃乃ちゃんと慈ちゃんがお茶してるカットありますね。まぁ、次の機会に探してみましょう。

　ひだまりPが見に来たのは茶屋街の風景です。


これにて…工事完了です…

 

　ここもまぁこの辺りだろうなと察しはついていたので探すのは容易でした。後はまぁついでなので、茶屋街のすぐ側にある東山菅原神社と宇多須神社にお参りしていきました。神社、だいたいアニメに出るからね。

 

　まぁ、なんでも、いいですけれど。

 

　さて──帰りますか。

 

 

卯辰山公園のカフェ『ひよこまめ』


来ちゃった♡

 

　ひだまりPが金沢にいることをツイートしたらフォロワーの方からそれとなくオススメされたので、帰る前に卯辰山公園に戻ってちょっと寄ってみました。先程写真を撮った卯辰山公園見晴らし台から目と鼻の先にある、カフェ「ひよこまめ」さんですね。

 

　ひだまりPのオーダーは熱い「加賀棒茶」と抹茶パフェ。合わせてぽっきり千円でした。結構良心的な価格ですね。

　抹茶パフェはこれアイスじゃんって思うかもしれませんが下がムースの層になっています。Googleマップで調べた時はロールケーキが有名って書いてたんですが、売り切れていたのかメニューには無かったですね。

 

　まず着席してビビったんですが「水」が異様に美味しいです。マジで「うまっ！」と思うくらい美味しい。サウナしきじ以来のウマい水でした。そして抹茶パフェもアイスがいい感じにとろけていて冷たく、小豆とクリームの甘さやムースの食感も良くてすごく美味しかったです。

　今度来た時はロールケーキや軽食も食べてみたいですね。あとお店のレジに蓮ノ空のポスターが貼ってあったのでたぶんミーハーオタクだと言うことはバレていますね。絶対アニメに出てきそう。なので平和なうちに楽しみたいなら「今」が最後のチャンスかもしれません。でっかい寝そべりぬいぐるみを抱えたおっさんでごった返すようになった目も当てられないぞ。Googleマップで開いた時に寝そべりと一緒の写真が出てくるようになったら「終わり」です。いや、別に終わりじゃないけど。

 

　カフェでまったりと時間を過ごし、時刻は16時過ぎです。さてさて──


帰るか。


帰路

　いや…本来ならもう一泊車中泊して行く予定ではあったんですが…普通に予定してた所を全部回ってしまったのと、正直行きが予想以上にしんどくてこれ明日の夜中帰ってそのまま寝て起きたら仕事か…って思うと結構キツそうだったので今から帰って次の日一日は家でオフを過ごすプランに切り替えました。ひだまりPも…老いたね。昔のひだまりPは翌日5時起きで仕事だと分かっていても愚かしく、がむしゃらに、沼津の街を駆け回っていたのに。

 

弁当は買う。

 

　あと、まだ夕方なので帰りに富山のサービスエリアに寄って色々要冷蔵のお土産を買っていく楽しみもあったので、コンビニで買ったでっかいブロック氷を保冷剤代わりに持参した保冷バッグに詰め込んで出発しました。

 

　…富山県を北陸道で東西に横断するとだいたい120kmくらいあるんですが、帰りはほぼ富山スタートみたいなもんなのであっという間でしたね。その代わり長野が長かった。長野…長野って言うだけありますよね。

 

　途中疲れていたのでSAで仮眠したりしながら帰ったので、結局自宅に戻れたのは深夜の2時くらいになりました。走行距離は2日間で怒涛の1080km。

 

　新幹線で金沢まで行くと片道15,000円くらいに対して高速ならひだまりPの住む茨城からは土日or深夜割を使う前提でまぁ7,000円しない程度なんですが、ガソリン代だけで1万円近くかかってしまうので諸々考えるとやっぱり新幹線で行った方が楽でしょうね。宿泊代もかかっちゃうけど。

 

まとめ

　と言うことで、弾丸旅行でしたが楽しんできました！

 


富山！

 

　ちょうどホタルイカも旬ですからね。まぁそれは良いとして。

 

　ぶっちゃけ今回の旅は実働10時間くらいでマジで金沢駅周辺のめぼしい所だけを回る旅だったので、兼六園や金沢城公園も散策しきれていないですし21世紀美術館とか有名な所にも行けていません。兼六園の桜と蓮ノ空の聖地巡礼をメインにオタクが組んだ限界旅程って感じですね。まぁとは言え桜は本当に壮観でしたし、兼六園も見れて良かったです。

　金沢は東京から新幹線一本で行けることもあって観光地としてはかなり開発が進んでいて、また目ぼしい観光地のほぼ全部が金沢駅の周辺に固まっているので本当に日帰りでもお手軽に巡礼できると思います。バスもめちゃめちゃ色んな所を走っているので、車がなくても良いと言うか逆に駅周辺は車で走りにくいと思いますね。

　沼津で言ったら沼津港に隣接して安田屋旅館とみとシーと淡島マリンパークがあるような観光地の塊、それが金沢です。まぁひだまりPアニメアニメ言ってましたがそもそも蓮ノ空はまだアニメになるともならないとも言ってないんですが、どちらにしてもこれから金沢あたりの聖地がどんどん増えていくと思うので、また訪れたいと思います。

 

　皆さんもぜひ1年365日の限られた時間を金沢で花咲かせに来てみて下さい。

 

　それでは、よきラブライブを！

 

 

関連記事

　ひだまりPブログでは東京・秋葉原やお台場、そして沼津や函館などラブライブ！聖地巡礼の記事をたくさん書かせて頂いていますので、今回の記事で興味をもってくれた方はぜひそちらも読んでみて下さい。（渋谷・原宿は）ないです。

 

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*1:※ウソです。

*2:※ウソです

*3:※ウソです

*4:※ウソです。

*5:※これは本当

*6:※ウソです