エラベナイヨと言い訳重ね
生き恥晒した醜いモーゼ
虹の遠きに希望を絶たれ
君、死にたもうことなかれ。虹ヶ咲学園、優木せつ菜。
晩節汚す続編なら
今君に、嫉妬深き幼馴染を。
ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。今回はラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のショートアニメ「にじよん あにめーしょん」の第13話~第15話の感想を書いていきたいと思います!
TV放送版は12話が最終回ですが、Blu-ray BOX(BOXっても1枚ですが)の映像特典として第13話~第15話が収録されています。もちろん買ったよなぁ!?
にじよん あにめーしょん Blu-ray BOX 【特装限定版】
さて……
どうなった。
もくじです。
第13話『侑と同好会1』
また侑ハーかよ!!?!?!?
お前10~12話でお前を真人間に戻してくれたともりるせつ菜が泣いてるぞ。いや、まだともりるだろ。
まぁその辺の事はさておき、恐れていた展開になったと言わざるを得ません。なんせこうなる事を第1話で危惧してたんですからね。そう、侑のクソハーレム展開。
第13話~15話は1話で4人ずつ、同好会の12人と侑との絡みを順番に描くだけの内容となっています。まぁアニメの展開としては一応12話で完結してて、これは特別編みたいなもんだからね。
13話はかすみ・しずく・果林・愛回です。
かーっ!見んねりな子!卑しか女ばい!
まあかすみにしろしずくにしろ、ムーブとしては解釈一致ではある。そもそも侑は本来スクスタの「あなた」が絶滅して最後に残った1人なので、同好会の皆とギャルゲー的な絡みをする事自体は間違ってはいないのです。ただアニガサキでは予想以上に高咲侑が「高咲侑」としてのアンデンティティを確立し、もはや「あなた」として感情移入できる存在ではなくなってしまったのに、「あなた」のハーレム展開だけを継承してしまっていたことで高咲侑という存在に違和感が生じてしまっていたんですね。
あと正直しずくの裁縫得意描写って今までそんなありましたっけ。ちょっと新鮮ではありましたね。しずくは本編でもかなしず回だったり、エンディングでも絶対的美少女お貸ししますだったり演劇部要素にフィーチャーしたシーンがあんまりなかった印象ですね。
しず子~が~夜なべ~をして手袋あんで~くれた~ってね。そんなこんな。
トゥデイズ チカキンズ ポイント。ドゥルルルルルルルル………
70点(セブンティー)~!!!
\エラベ/
可もなく不可もなく。まぁ侑ハー展開のわりには「ヒトリダケ」クソ台詞があったわけでもないですし、侑が一人一人と交流していることそれ自体は全然悪いことではないですからね。
第14話『侑と同好会2』
布団の上で膝枕を…?抱えて…!?
でもせつ菜のエピソードはちょっと面白かったですね。ある意味今回の話はハーレムラブコメとしては許容できる範囲かも。まぁモーゼでも侑ですからね。ある意味ではにじよんアニメ開始時の期待値に一番近いレベルではあった。
でも言及する事は…特にないです…
トゥデイズ チカインズ ポイント。ドゥルルルルルルル………
79点(セブンティナイン)~!!!
\ミンナー!/ \アイタカッタヨー!/
侑ハーではあってもちゃんと皆の個性が活かされていて可愛いので、これはこれで全然アリですね。
第15話『侑と同好会3』
オイオイオイオイ!!
これがやりたかっただけだろ。いやまぁいいんだけど…歩夢とやってろ。でもまぁそうですね、「妹王決定戦」で栞子が妹であることには触れていたけど具体的な栞子の妹描写はこれといってなく「私も妹なので~」「私にも幼馴染がいるので~」とマルチ共感botとして便利に使われていた感はあったのでここでやっと栞子の可愛い描写をやってくれたのは良かったかもしれないですね。これ侑側はぶっちゃけ誰でもいいわけですし。
そんなとこです。
トゥデイズ チカキンズ ポイント。ドゥルルルルルルルルルル……
77点(セブンティセブン)~!!!
\微ん妙~!/ \ユメトユメー!/ \ヒビクメロディー!!/
エピローグやろこんなん。
まとめ
チカキンズ・ポイントまとめ
#01「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」・・・68点
#02「ランジュと愛と可愛い」・・・93点
#03「ミアと歩夢とホラー」・・・98点
#04「果林と栞子と将来」・・・100点
#05「エマとミアと歌」・・・100点
#06「璃奈ちゃんRunRuns」・・・85点
#07「ランジュとジョーカー」・・・72点
#08「彼方としずくと妹」・・・91点
#09「妹王決定戦」・・・80点
#10「かすみとせつ菜とドッキリ」・・・1000点
#11『侑と幼馴染』・・・2000点
#12『ピアノとスクールアイドル』・・・8000点
#13『侑と同好会1』・・・70点
#14『侑と同好会2』・・・79点
#15『侑と同好会3』・・・77点
平均・・・87.5点
(※100点超の回は100点として計算)
※参考記録
アニメ虹ヶ咲1期の平均・・・96.4点
アニメ虹ヶ咲2期の平均・・・81.5点
にじよんあにめーしょん総評
正味な話をすると、13~15話はダソクではあったんですけど、とは言えまあこの侑ハー展開をやれというゴリ押しに対して、BD特別編に侑ハーを持ってくることで本編への被害を最小限にした結果という説もあるので、まぁこれはこれで良かったということにしたいと思います。本当に言う事無かったけど。だってさ、今更よ?今更「攻められてタジタジになってる果林先輩カワイイー!」とか、「俺もエマちゃんに膝枕されてぇー!!」とか、ひだまりPブログってそういう感じじゃないじゃないですか。かたや俺はネットの片隅で呟くんすわ。「生き恥晒した醜いモーゼ」。スタァライト擦りがしつこ過ぎ?それ、図星ね。
アニメ全体の総評としては、これは前回の記事でも描きましたが想像を遥かに超える神アニメでした。主題歌「わちゅごなどぅー」のキラーチューンに始まり、第1話では侑のクソハーレムアニメになってしまうのかという危惧もあったもののそれ以降はきちんと各キャラクターにフィーチャーした内容で、それもただ単に可愛くて癒されるといった内容ではなく流石に全員とはいかないもののエマや栞子、歩夢、そしてなんと言ってもせつ菜などは特にこれまでのアニメの内容で語られてこなかったバックグラウンドの掘り下げ、他キャラとの関係性の描写などが繊細に盛り込まれており、まさに「アニガサキの補習」と言っても過言ではなかったと思います。
奇しくもアニメの放送が楠木ともりさんの降板と重なり、事実上のともりせつ菜の最後の作品となりましたがまさに有終の美、いや侑終の美といった言葉が相応しいほどの花道になったと思います。
虹ヶ咲はアニガサキの完成度の高さが度々絶賛される一方で、アニメ2期においては栞子・ミア・ランジュの3人をとある事情から救わなければならないというメタ的な事情で大幅に自由度が下がってしまったことに加えて「あなたちゃん」の具現化であった高咲侑の一人歩きなど、色々な迷走、尺不足などがどうしても無視できない内容になっていました。
前述した通り「にじよんあにめーしょん」のキャラ描写はまさにこのアニメで不足していた内容を補って余りあるものであり、なかでも第10話においてのせつ菜への「ダイスキ」の再確認、第11話においての歩夢との関係性の展開などの神回を経てアニガサキ1期で私たちが愛した「高咲侑神(アニガサキ)」が帰ってきたのはあまりにも望外の展開でした。
4コマ原作者のミヤコヒト先生、そしてアニガサキ2期でも助監督を務められた本作の監督、ほりうちゆうや先生両名を始め「にじよんあにめーしょん」の虹ヶ咲に対する愛も存分に伝わってきた作品であったと断言できます。
もうすぐ公式イベント「にじたび」も始まり、せつ菜役の後任を務められる林鼓子さんが全公演に参加されるなどの報も話題になっています。皆さんは何公演参加される予定ですか?ひだまりPはゼロです。
末筆ながら、次は「りえよん」であの悲しいアニメを救ってくれることを願ってやみません。
それでは、よきラブライブを!
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これまでのにじよんあにめーしょん!
アニメ虹ヶ咲第1期の感想記事
アニメ虹ヶ咲第2期の感想記事
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