ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

にじよんあにめーしょん第7話~第9話感想-妹王決定戦なんて30分あっても足りねぇー!!!


なんか犬っぽいよなぁ!?

 

 ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。今回はラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のショートアニメ「にじよん あにめーしょん」の第7話~第9話の感想を書いていきたいと思います!

 

にじよん | 4コマ漫画バックナンバー | ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

 

 

 

 

もくじです。

 

 

#7「ランジュとジョーカー」


ショットガンシャッフルはカードを痛めるぜ~(彼方ちゃん)

 

 漫画「遊☆戯☆王」の遊戯vsパンドラ戦を見て誰もが真似したショットガンシャッフル。漫画ではこれをやっていただけで遊戯にイカサマ師だと決めつけられていたほど罪深いシャッフル方法です。ちなみに本当はこの方法はリフルシャッフルって言うらしいですね。

 

まぁ、なんでも、いいですけれど。

 

 ショットガンシャッフルに引っ張られて遊戯王の話してますけど、たぶんこの回でパロってるのは初代ラブライブだと思うんですよね。

 

 思った以上に同じだった。ちなみにですけど、ジョーカーのデザインも同じですね。

 

やるじゃん。

 

★角を矯めて牛を殺す


このオチいる?

 

 「ジョーカー」と言えば思い出すのは、虹ヶ咲4thアルバムより栞子のソロ曲「コンセントレイト!」ですよね。当時のシラミバッシングの空気の中で栞子のアンチですら手のひらを返さざるを得ず、せつ菜の「ヤダ!」をぶっちぎって4thアルバムの名曲第一位となったあの「コンセントレイト!」です。

 

スペード ダイヤ クラブ ハート たまには

ジョーカーみたいなアクシデントも相俟っちゃって

凸凹な日々でも一緒なら歩いていける

(三船栞子(CV.小泉萌香) - コンセントレイト!)

 ランジュが虹ヶ咲を破壊したジョーカーだったと見せかけて、実は本当の裏切り者は内部にいて、それが「クラブ(KLab)」だったというスクスタ2ndシーズンへの皮肉でしたが、つまり確かにランジュの持つ特異性や、孤高のアイドルであることなどを「ジョーカー」に例えることについては、違和感なく受け入れられます。

 

 だからといってこのシーン要るかなぁ。なんかよつばと!の漫画でこんなシーンありましたよね。これこそ本編のアニメ2期でも散々指摘されていた「ランジュの軟化による没個性」であり、「仲間でライバルの誤謬」ではないでしょうか。

 虹ヶ咲の大切なテーマと言えば「仲間でライバル」であり、ランジュもまた虹ヶ咲の仲間であること。色々ありましたが、これは異論ありません。しかしながら、虹ヶ咲は「仲間」でありながらもそれぞれが違った個性を輝かせて競い合うところにグループとしての良さが生まれるはずで、「孤高」であることもまた、ランジュの個性であり強みだったはずなんですよね。

 しかしてこんな陳腐な演出で「ランジュちゃんも仲間だよ!」ということをわざわざ強調してしまうのは、ランジュを仲間として歓迎する意味合いを超えて、ランジュの良さをも無くしてしまい、ただの1/12になってしまっていないでしょうか。奇しくもアニメ2期前半でランジュが散々同好会に対して警鐘を鳴らしていたことが、今のランジュ自身に跳ね返ってきているように感じられます。

 

 もちろん、ランジュ自身はずっと友達が欲しかったと言っていたわけですが、それはそれ、これはこれ。今は同好会がランジュの親友だとそう感じているのであれば、わざわざこんな演出でそれを表現する必要はなく、ランジュもむしろ「ジョーカーはたった一枚だけ、どのマークにも属さない孤高のカードよ。まるでランジュみたいでしょ?フフッ!」くらい言っても良かったんじゃないでしょうか。

 

 …と言うことを色々言ってはみたんですが、まぁ言うても「にじよんあにめーしょん」にそこまでのメッセージ性を求めてるのか?と言われると求めてないんですけどね。

 どっちかと言うとこの回は、スクスタで虹ヶ咲の破壊者として描かれてしまったランジュも、アニメ2期を通して無害なみんなの仲間になったよ、というメッセージが込められているんじゃないかと思います。つまりランジュがジョーカーで…

 

浄化(ジョーカ)された、ってね。

 

 ランジュ、君は、眩しかったよ。

 

 ということで、トゥデイズ チカキンズ ポイント。ドゥルルルルルルルルルルルルル…

 

72点(セブンティツー)~!!!

 

\モーマンタイラ!/

 

 

#8「彼方としずくと妹」

 ひょっとしてかなはる回と見せかけたしずかな回ですか!?これにはマルガレーテちゃんもニッコリ。

 彼方ちゃんと言えばアニメ1期の個別回でもかなり遥ちゃんへの想いに寄せた内容だったので、この回の彼方ちゃんがあんまり遥ちゃんにベタベタしていないのは新鮮で良かったというか、王道カップリングを用いていながらも新鮮味のある回だったのはすごく評価できると思います。

 内容を冷静に観ると実際かなりカオスではあるんですが、まぁそこはショートアニメだしこんなもんですよね。

 

 遥ちゃんの寝顔に言及してくれたのも良かったですね。アニメ1期7話でも遥ちゃんが寝る時に髪下ろすとお姉ちゃんに似てるって言われてたんですけど、この2人は姉妹でとても仲が良いからこそこういう自然な姉妹の血の繋がりを感じさせてくれる描写はすごく良かったと思います。

 


なんか犬っぽいよなぁ!?

 

 かなはるコンビとしずくにこんな新鮮な可能性があったことが純粋に良かった回でした。しずくと遥が海ではしゃいでるシーンとかちょっとだけどうしてそうなったのか分かるような分からないようなシーンも多かったんですが、それも含めてショートアニメーションとしては文句なしの出来。

 そういえばこの舞台がミヤコヒト先生の4コマだと鎌倉だと言われてるけどアニメの背景は明らかにお台場海浜公園だよね、ってことも当時言われてましたね。まあスクスタ時空の沼津が東京23区内なのと同じで、にじよん時空の鎌倉も現実世界でいう品川あたりにあるんじゃないでしょうか。もしくは単純にしずくがママの車で来ただけか。

 ということで、トゥデイズチカキンズポイント。ドゥルルルルルルルルルルルルルルル………

 

91点(ナインティワン)~!!!

 

\ケダカクアツク~♪/ \ツヨクハゲシク~♪/

 

 

#9「妹王決定戦」


大乱闘スマッシュブラザーズ!?

 ニジガクいえるかなじゃん。ひだまりPも放送当時いくつか分からなかったんですが、多分左から

【上段】

・ファミ通App4コマに登場したスクールアイドル星人(アニメ1期6話のゲームの敵キャラとしても登場)

・ファミ通App4コマに登場した火星人

・アニガサキに登場した璃奈ちゃんのアバター

・アニガサキに登場したくま・ヴェルデ(虹ヶ咲3rdライブグッズとして登場)

・アニガサキ2期4話で愛さんがクレーンゲームで獲得したマスコット

・ファミ通App4コマに登場したスクールアイドルの神様

・多分にゃんがさき(エイプリルフールネタ)

【下段】

・アニガサキ1期13話で璃奈ちゃんが使ったゲームのキャラ

・アニガサキに登場したかすみんBOX

・アニガサキ1期13話で璃奈ちゃんの対戦相手が使ったキャラ(サスケに乗ってた)

かすみん

・歩夢のペットのサスケ(ファミ通App4コマが元ネタ)

す巻き彼方ちゃん(アニメ1期7話のPVに出てるけどタッチ的に元ネタはスクフェス分室4コマな気がする?)

不明。羊っぽいので彼方ちゃんの何か?

 

 そんな感じだと思います。くまヴェルデはともかくパンダのやつ忘れててフォロワーに教えて貰ったのは流石のひだまりPもヤキが回ってますね。っていうか14キャラ中4キャラがちょぼらうにょぽみ先生考案じゃねーか!!!

 

 まぁ、なんでも、いいんですけど。

 

 8話が妹回だった直後に「妹王決定戦」ということで良い流れが来ていますね。これは一応かすみ回になるのか、全員回と呼ぶべきか。

 「妹」というテーマを軸にランジュと栞子・ミアの関係性であったり、アニメでは2期4話で出てきたきりであった美里との関係性を通じた愛の妹属性であったりに言及してくれたのは流石で、この辺は4~6話の記事でも書いたアニガサキ実質続編としてのにじよんアニメーション冥利に尽きるといった所ですね。

 もう少し尺があれば完璧な妹を演じきるしずくだったり、もっと妹キャラを追求するかすみんの可愛さが観られたのかもしれませんが、そこはショートアニメの辛い所ですね。かすみんはもうちょい掘り下げても良かったかも。テーマが良い割にというか、テーマが良いからこそ全体的にもっと欲しかったと感じてしまいますね。

 


トーテムポールかすみんワイプ好き。最終回までこれで行け。

 

 ただこれは全員回であるがゆえの宿命とも言えるかもしれないですけど侑いる?この回の会話からの侑の浮きっぷりがニコニコ動画でよく見る萌えアニメに別作品のキャラを混ぜてみた的なMAD動画みたいでテンポ悪いなと思いましたね。

 得意げな顔してなにが「栞子ちゃん欲しい」だよ。お前は本当に栞子ちゃんが欲しいのかと問いたい。問い詰めたい。小一時間問い詰めたい。栞子ちゃんの方が大事なの!?ニジガク通の俺から言わせてもらえば、今、ニジガク通の間での最新流行はやっぱり、ゆうせつ。これだね。ゆう(木)せつ(菜)ヒトリダケ。これ最強。まあお前ら素人は牛鮭定食でも食ってなさいってこった。

 

 ぶっちゃけこいつをヒトリダケ厨にしとくからこういう薄っぺらいセリフしか言わないキャラになるんですよ。ひだまりPはカップリングの固定化には反対だと再三言ってはきましたが、侑には侑単体でアイドルとしての性質はないので、おとなしくゆうぽむに甘んじておくのが何だかんだで一番良かったんじゃないでしょうか。あぐぽんもお得意の嫉妬芸できるしさ。別にこのくだりだけ歩夢が代筆してるわけではないです。

 

 ヒトリダケナンテエラベナイ貴女に、もう虹を咲かせることなんてできない。

 

 ということで、トゥデイズ チカキンズ ポイント。ドゥルルルルルルルルルルルル…

 

80点(エイティー)~!!!

 

\ワチュゴナドゥー!!/

 

 

まとめ

 そんなこんなで、にじよんあにめーしょんも既に放送分の3/4が過ぎました。細かい所を抜きにすれば第1話を除いてはどれもすごく良い回で、今回紹介した7~9話も全体的にはすごく満足しています。

 ランジュのジョーカー含め過去のラブライブ!のネタがこれでもかと散りばめられていて、話の本筋ではないもののそれらを探しながら観るのも面白いですね。

 

 そして今作はまだせつかす歩夢単独回を残しています。人の夢は終わらねえ!待て次号♡

 

 それでは、よきラブライブを!

 

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