ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

【ネタバレ無】ポケットモンスターウルトラサン 感想ーストーリーやり直しは割と苦行

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アローラ!!!(激寒)

 

 ポケットモンスターサン&ムーンのマイナーチェンジ版が出ましたね!

 

 ひだまりPも正直当初はあまり購入意欲が湧かなかったのですが、「ポケモン携帯機シリーズの集大成」「歴代悪の組織のボス全員が登場」「これまでに出た全伝説ポケモンに会える」との売り文句に惹かれて両バージョン予約購入しました!

 

 取り敢えず、殿堂入りまでの感想を書いていきたいと思います。

 

※ストーリーの核心に触れるネタバレはありませんが、おおまかなストーリーの流れについては一部ネタバレを含みますので気にする方は閲覧をご遠慮下さい。

 

 

 続きを読むからどうぞ!

 

 

 

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 ひだまりPが購入した、ウルトラサン・ムーンダブルパック。 

 

 サン・ムーンそれぞれAmazon限定特典としてオリジナルパスケース。またダブルパック購入特典としてモンスターボール100個がもらえるシリアルコード×2が付いてきます。モンスターボール100個いる?今更ですが。

 

以下もくじです。

 

 

■主人公&主要人物について

 

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今作の主人公(♀)。おさげがカワイイですね。サン・ムーンで被っていた謎キャップもストーリーを進めるとお店で購入できますが、南国らしい麦わら帽子もいい感じですね!

 

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ハウ君。初対面の会話が軽薄なナンパ野郎みたいになってて笑ってしまいましたね。

 

 

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みんな大好きリーリエちゃん。がんばリーリエ!

 

 

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シリーズ恒例。

 

 

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ファッ!? まずいですよ!!

 

 

 その他サン・ムーンにいなかった重要人物としてウルトラ調査隊なるコンビが登場。昭和臭がやばいぜ。サン・ムーンでも出てきた過去作ゲストキャラのデクシオ&ジーナアクロマギーマ等も同様に登場するので、いよいよ島巡りというより変質者に絡まれ続ける珍道中という感が出てきますね。

 

 

■ストーリーについて

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いつもここから。

 

大筋はサン・ムーンと同じ

 基本的にマイチェンということで、基本的にはサン・ムーンと同じですね。後述するようにストーリー後半の内容については多少違う部分もあるんですが、序盤のメレメレ島、アーカラ島あたりは完全にサン・ムーンやり直しで退屈な部分が多かったです。

 シナリオが同じというと、よく考えたらひだまりPは子供の頃はルビサファまででBW2で出戻りしたクチなので純粋にシリーズ作→マイナーチェンジの順で遊んだ作品は金銀→クリスタルまで遡るんですよね。クリスタルも小学校低学年だった当時は眼をキラキラさせて遊んでましたが、今出たら「ミナキとか言う激寒スイクン厨が首突っ込んでくるだけでほぼ内容同じじゃねえか」って叩いてたかもしれないですね。話が逸れました。

 

 ストーリーの大筋が同じなのはマイチェン版では大体そうなんですが、前作の感想記事でも指摘した「ストーリーが一本道すぎる」という問題点が改善されていないのが、ストーリーやり直しの退屈感に拍車をかけているように思えます。

 短い距離ごとにいちいち目的地が設定され、その度に挿入される会話イベント。これのせいでテンポが悪い上に、道を外れてどこかに行こうとしても謎の理由で進路を防ぐポケモン&トレーナーや、挙句にZクリスタルが無いと通れないゲートなど露骨な通せんぼ

 「どこに行くかは任せるよ、彼らの島巡りだからね」みたいな発言がある一方で、実質的には完全にお使いゲー。そして前作プレイ者にとっては2周目。そらめんどくさいですよ。

 

 

ネクロズマをめぐる冒険

 

 今回の旅のキーになるポケモンはネクロズマ。サン・ムーンでも登場し、ウルトラビーストを全て捕獲した後に登場するジガルデポジションでした。その出現条件ゆえウルトラビーストをそれぞれ厳選&必要になるまで放置勢についてはネクロズマに出会うまでが果てしなく遠い道でありひだまりPもぶっちゃけサン版でネクロズマ捕まえていません。GTSでテッカグヤとトレードしただけですね。

 

 上述したウルトラ調査隊の皆さんは、祖国から光を奪ったネクロズマを追ってアローラに来ています。

 

 本作のパッケージを彩る二匹の伝説ポケモンはネクロズマがソルガレオ・ルナアーラと合体したそれぞれ通称日食ネクロズマ月食ネクロズマと呼ばれるポケモンです。それなんてキュレム

 

 

リーリエ一族について

 

 リーリエ一族についても後半は色々変更があります。ネタバレになるので言及は避けますが、まぁなんというか、サン・ムーンとは別の世界線の話ですが、サン・ムーンの補完的なものを感じましたね。

 エンディングのグラジオのくだりはちょっとホロリと来てしまった。

 

 

その他変更点など

 

 この辺もあまり書くとネタバレになってしまうのでアレですが、そうですね。上述した通りストーリーはほぼ同じですが、流石にというか試練の内容等は一部変更になっています。単純にぬしポケモンが変更になってるパターンもあります。

 アレだったのはアーカラ島のスイレンの試練ですね。サン・ムーンではヨワシを下流へ追い立てていくと最終的にヨワシがたくさん集まってきて、ぬしのヨワシ(むれたすがた)が襲ってくる、という内容だったんですが、今作では何故かそこまでの道筋は同じでぬしがオニシズクモに変更されています。ということはつまりヨワシの群れからいきなりデカいオニシズクモが飛び出してくるということで、サン・ムーンをプレイ済の人にとっては「なんでオニシズクモ!?」ってなりますし、未プレイの人にとってはヨワシがただのコイキングポジの小魚だと思ってしまいますよね。これUサン限定かと思ったら、Uムーンも共通でオニシズクモみたいです。なぜオニシズクモにしたのか、コレガワカラナイ。

 

 ぬしと言えば今作ではぬしポケモンを仲間にできる仕様になっています。と言っても試練中にボール投げて捕獲するのではなく、ヌシールと呼ばれるフィールド上で集められるシールと引き換えに貰える感じですね。ヌシールは単純にヌシ+シールの造語と思われますが、ところ天の助しか浮かばないですね。

 ヌシールはキャプテン(イリマなど)が各地に貼って回っているという設定ですが、民家の壁から池の底、お店の中、果ては民家の個人の私室にまで貼られており狂気を感じずにはいられませんでした。前作でも登場した悪の組織「スカル団」の悪事のひとつとしてこの「ヌシール」を勝手に剥がす、というのがあるのですが、常識で考えるとその一事に関して言えば完全にスカル団側に理がある行動ですね。

 

 そんなこんな。

 

 

■難易度について

 

 難しいという意見が多いですが、言われてるほど難しくはないです。ただこれはサン・ムーンでも思ったことですけど、所々に地味に強い一般トレーナーがいて苦戦を強いられるということはままありましたね。学習装置というチートアイテム常時オンでも中々、雑魚トレーナーは全員一撃で蹴散らしてサクサク進むというほどの無双はできませんでした。逆に、学習装置無しだとかなりの難易度かもしれないですね。

 難易度はさほどでもないと感じた大きな理由がぬしバトルで、前作サン・ムーンでも同じことをやってきているだけにコツが分かってるというか、ぬしポケモンを見据えて対策できるのが普通に大きかったですね。前作サン・ムーンのトラウマ候補といえばマオの試練のラランテスですが、今作でも同じく出てくるので前もってラランテス対策を打っておくことは容易です。

 

 あとメレメレ・アーカラ島あたりやたら気になったのは逆鮫トレを提案してくるモブトレーナーですね。確かメレメレにはオニスズメを要求してルチャブルをくれるトレーナー、アーカラにもヨーテリーか何かを要求してオンバットをくれるトレーナーがいました。どちらも野生でその辺で調達できるポケモンと引き換えに貰える割には、特にオンバーンなどはアーカラのぬし全員とそこそこ有利に戦えるコマになりますし露骨な救済措置を感じました。

 

 

 

■その他

 

フェスサークルとポケリゾート

 

 これ、今回一番萎えた要素でした。改悪されたのではありません。そのままなんです。フェスサークルもポケリゾートも、サン・ムーンの仕様そのまんま。つまりやり直し。まぁ、まぁポケリゾートはまだ許そう。フェスサークルはダメ。フェスサークルやり直しはマジでダメ。

 フェスサークルって基本、まぁくじ引きしたり王冠仕様ポケモンのレベルを上げたりと用途は限定されていますがまぁ要するに手段であって、フェスサークルをやること自体が目的ではないんですよね。それも初回はまぁまぁ、1から育てていって、徐々に効率が良くなっていくその過程を楽しむということもできたけど2回目なんてただの作業ゲーじゃねえか。最初の方効率悪くてストレス溜まるだけの作業ゲーじゃねえか(2回目)。

 ここだけは本当に勘弁してくれと思いましたね。

 

 

メタモンイベント

 

 

…まぁ、別にいいんですけどね。

 

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意味深。

 

 

■オススメのポケモン

 

 オススメというか、ひだまりPが今回の冒険で連れて行ったパーティを紹介します。

 

 今作は序盤から仲間にできるポケモンの種類が多いのは良い特徴でしたね。ミミロル、ゾロア、マーイーカ、クチートなどが最序盤から捕獲でき冒険の幅が広がります。

 

①アシマリ

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 サン・ムーンに続く御三家。メインヒロイン。基本一択ですが、今回は連れ歩き機能がないもののストーリー随所でハウ君がパートナー御三家と一緒に歩いてくることがあるのでハウ君に持たせないならモクロー選ぶのも手ですね。

 特筆すべきことはなく、やはり水・フェアリーの優秀なタイプに加えてアシレーヌになると毒対策のサイコキネシスも覚えるのでとても頼りになります。

 「こごえるかぜ」ってサン・ムーンでも覚えましたっけ?ともかく早い段階でこご風を習得するので素早さの低さもカバーでき強いです。オシャマリがあの可愛いアイドルポーズから凍える風を吹き出すギャップはワザを使う度に笑ってしまいますね。

 

②マーイーカ

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 序盤も序盤、ほぼ最初の草むらで捕獲可能。

 最初から「リフレクター」を覚えているだけでも頼りになりますが、その他にも「いばる」「イカサマ」「さいみんじゅつ」等のトリッキーな技を多く使うことができます。

 最大の特徴は特性「あまのじゃく」。これは能力変化が逆になるという特性で、敵の能力ダウン技を食らっても逆に強化されることになります。「にらみつける」を喰らえば防御が1段階アップ、「こわいかお」なら素早さが2段階アップ、「すなかけ」なら命中率1段階アップ。この特性から能力下げ系のワザを使ってくるトレーナーやぬし相手に非常に有利に戦うことができます。(敵AIはおそらくあまのじゃくの仕様を考慮してワザを使ってはこない)

 また「イカサマ」も敵の攻撃力で計算するという不確実性はあるものの威力は95で申し分なく、「いばる」と組み合わせればかつてレートのガチバトルでも使われていた戦法になります。また、これはひだまりP思いつかなかったので忘れさせてしまったんですがワザ「ひっくりかえす」はワザを受けた敵の能力変化を全て逆にするというもので、これを使えばオーラで能力が上がるぬし達を一気に弱体化できるという素晴らしい戦法も使えますね。

 「さいみんじゅつ」も、言わずもがな捕獲要因として重宝します。

 

 但し、エスパー/あくというこいつのタイプの組み合わせは複合タイプ最悪のよわさと思います。4倍弱点2つのいわ/こおりくさ/むしと比べても遜色ないひどさ。

 まず弱点がフェアリーと、虫(4倍)。2つだけと言えば聞こえは良いですがなんと耐性もエスパー無効だけです。エスパー耐性がエスパーとあくでダブってしまっている上に、かくとうやゴースト、あく技を全部相殺して等倍で貰ってしまいます。弱点をカバーし合ってるのか、耐性を打ち消し合ってると見るかは微妙なところですがエスパーしか耐性がないコイツを見るとこの場合はやはり前者が当てはまるように思えます。

 虫使いと言えばスカル団ボスのグズマですが、他にもやたら虫技をサブウェポンで持ってる敵が多くしょっちゅう一撃でやられてしまうイメージがあります。手持ち間で役割がダブっていた部分も結構あったんですが、中盤以降はわりと空気感がありましたね。

 

 

③ゴース

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 サン・ムーンと同様にハウオリ霊園等で捕獲可能。

 

 「さいみんじゅつ」「ナイトヘッド」を使った捕獲要因としての能力はもちろん、「のろい」が超強力。ぬしポケモンに呪いだけかけてしまえば後は4~5ターンで確殺できますからね。反則的ですが、呪いがあるだけで詰むことがほぼない状態になります。

 特攻・すばやさが高いのでゴーストに進化して以降はシャドーボール・ヘドロ爆弾等を駆使してエース戦力として活躍してくれました。ゲンガーに進化させるかどうかですが、ふゆうが無くなって弱点が増えるので難しいところですね。

 アローラは鈍足が多いのでサン・ムーンでは野生ポケモンから逃げられないという事態がわりと頻発していたんですが、こいつを戦闘にしておくと素早さが高いので逃げられなくなることがほとんどなくなりストレスフリーでした。

 一石三鳥のおすすめパートナー。

 

 

④クチート

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  こいつも序盤から捕獲可能。ククイ博士の研究所の南西にあるなんかあの、洞窟にいます。

 

 はがね/フェアリーの優秀なタイプにより非常に打たれ強くストーリー攻略にはもってこいのポケモンでした。特性いかくも優秀で、物理技を使ってくる強敵がいた時は後のニャースとかと交代しながらこいつを何度も繰り出すことでかなり有利に戦うことができました。

 

 難点はメイン技のアイアンヘッドじゃれつくをLv40台まで覚えないこと。それまではかわらわりかみくだく辺りがメイン技になりますが火力不足は否めないですね。

 

 かわいい。

 

 

⑤ニャース(アローラのすがた)

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おなじみ。

 

 言わずと知れたものひろい要員。サン・ムーンでは孵化厳選の必須アイテムであるあかいいとを拾ってくる大役があったこいつですが、今作ではあかいいとがイベント入手できるのでそこまで必須ではないですね。とは言え、進化の石やたべのこし等そこそこ希少なアイテムも持ってくるので枠が余っているなら連れて歩いていて損はないかと思います。

 ねこだましを覚えるので、戦闘中はクッション役のほか時間稼ぎ要員にもなります。上述したのろいとのコンボはえげつないですね。

 

 難点はペルシアンに進化してしまうと特性が変わるため、ものひろいを活かそうとするならそれ以降はLvアップの度に進化キャンセルが必要になること。なつき進化ですが、なつき度を能動的に下げる手段に乏しいため学習装置をオンにしている限りはどうしようもありません。マッスグマの偉大さがよく分かりますね。

 

 

■まとめ

 

良かった点

・序盤から仲間にできるポケモンの種類が多い

・エンディング後の追加要素が多い

・リーリエ一族の話を掘り下げてくれている

 

 

悪かった点

・前作とほぼ同じでストーリーが退屈

・一本道で自由度の少ないストーリー

・L=A設定時にRボタンが使用不可になる不具合

 (サン・ムーンから改善されず)

フェスサークルやり直し

・これ2バージョン出す必要なくない?

 

 

トゥデーイ ミナリンズ ポイント。

ドゥルルルルルルルルルル………

 

 

 

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49点(フォーティナイン)~!

 

\イェー…/

 

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 総じてもうちょっと頑張れな内容でした。サン・ムーンがかなり評価高かっただけに惜しいですね。

 

サン・ムーン感想記事はこちら!