ヒァウィゴー カノン!! ヒァウィゴー カノン!!
センターは若菜四季~ すみれデカい尻~
ナナナナー ナナナナー
目立たない 稚内
目立たない~ 稚内~
練習こない すまない
いきなり出てきてごめ~ん
マルガレ すいまウィ~ン!
ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。今回はラブライブ!スーパースター!!3期第3話「白色のセンター」の感想を書いていきたいと思います。
Liella!の2期生、若菜四季にスポットが当たる回ですね。
もくじです。
第3話「白色のセンター」
あらすじ
トマカノーテのリモートライブに刺激を受け、負ける訳にはいかないと気合いを入れるLiella!
Liella!の新しい可能性をみせる為、部長の千砂都は次のセンターに四季を推薦する。
センターとは何か、何故自分がセンターなのか思考を巡らせる四季。しかしセンターの予行練習の最中、倒れた四季は保健室に運ばれてしまう。
四季のセンターを諦めかけていたLiella!だったが、千砂都には考えがあって…
TVアニメ3期 | ストーリー | 「ラブライブ!スーパースター!!」公式サイト
>しかしセンターの予行練習の最中、倒れた四季は保健室へ運ばれてしまう。
病院行け。
良かった点
カワィーンマルガレーテ
今回もマルガレーテ一人勝ちでした。かのんとマルガレーテの関係性については1話からずっと非常に評価できる内容なんですが、かのマルに力を入れてると評価すればいいのか、なんでそこにしか力入れねえんだよと批判すればいいのか、流石のひだまりPも判断がつきかねている所ではあります。
また結局目標の1万いいねに届かず、花田先生が「ここで1万いいね到達してフェスに参加できてたらラブライブ!になっちゃいますからね(笑)」とかドヤ顔してるのが見えるようですがまぁそれはともかく、たとえ結果が残せなくとも歌が人の心を動かすことがあるということをマルガレーテは知ったのでした。そこは嬉しいポイントですよね。
また、個人的に好きなのは冬毬が練習に来ないことに対する2人のやりとりですね。
🦋「私達の目標~ ラブライブ優勝~ 賛同~ できないなら~ とっととやめちまえ~ セイッ」
🎧「嫌だよ!賛同できないならやめろなんて言いたくない。だって、色んな人がいるから私達だって輝ける場所があるわけでしょ。色んな人がいるからステキなの。いろんな色があるから綺麗なんだよ。」
マルガレすいまウィーン。この発言をこっそり聞いていた千砂都が四季をセンターにした新しいLiella!の形に思い至るわけなんですが、それはともかく、かのんの言ってる事は大切ですよね。
私達はラブライブで優勝しなければならないマルガレの事情を知ってるわけですからついマルガレに肩入れして考えてしまうんですけど、そうじゃなくて人にはそれぞれの事情があるし、みんな人のためにやってるわけじゃないんですよね。
真剣になればなるほどこの当たり前のことが忘れ去られがちで、それこそ虹ヶ咲でもそうしてすれ違ってしまうエピソードがありましたよね。Liella!はアニメ2期からラブライブ優勝を目指す真剣路線に切り替わりましたが、「何がなんでも勝ちたい人ばかりじゃない」ということを知っているかのん先輩がこうしてマルガレの視野の狭さを諌めてくれたのは良いシーンだと思いました。
ただそれはそれとして冬毬が練習来ないのはカスです。そこははっきりと伝えたかった。と言うか普通に冬毬外せばいいじゃんその決定権はあるよ。2人組ユニット・ジョインマルガレーテでいいじゃん。
四季の歌声
そのデカ乳で目立たないとか言っちゃうメンタルやばやば可愛くない?
3話は四季を演じる大熊和奏さんの歌声の美しさが際立った回でしたね。挿入歌「Special Color」でのソロパートの高らかなソプラノも美しかったですが、なんと言ってもED「DAISUKI FULL POWER」でメイのデュエットから織りなすハスキーな高音がたまらねぇぜ。
ライブを見たマルガレーテが触発されて「かのん、練習に行くわよ。」と言ったシーンがありますが、やはり歌が持ち味のマルガレとしても四季の歌声は衝撃的だったんでしょうね。
ちなみに曲自体はあんまり刺さってないです。K-POPみたいなテイスト流行ってるんですかね。それはユニットでやれば良くない?8yncri8e!じゃん。
悪かった点
生き恥晒した醜いメロン
🪐「千砂都、あなたがセンターをやれば?かのんとライバル、って考えたら、対等に戦えるのはアンタなんじゃないの?」
お前チ○ポ切ったんか!!?!!?
たとえウソでもそこでお前が言うべきセリフは「しょうがないわねぇ~!かのん達と対等に戦いたいならこの私がセンターをやるしかないわね!」と違うのか?お前加入のときかのんにライバル宣言されてなかったか!?「センターが欲しかったら奪いにきてよ!」って!?今はかのんやマルガレーテには届かないから?嘘つき。下手くそ。もっとちゃんと演じてよ。もっと感情込めてよ。もっと本物のセリフを!もっと!もっと!!!
それか何かお前リエラジドラマパートであったLiella!のクールキャラやろうとしてるの!?「四季や冬毬にクールキャラの座が奪われちゃう~!」とか言ってたの気にしてクールキャラ気取ろうとしてるの!?!?違うだろお前はLiella!のちょっと愉快なギャラクシーガール枠でいいじゃん11人もいるんだからそういう役割だって必要だよ!!
敵に立ち向かうのは勇気が必要だが、味方に立ち向かうにはもっと大きな勇気が必要。その勇気がなかったすみザリンに10点減点です。
牛鮭問題(しきメイについて)
はっやっくっ踊れですのォォオオオオォォ~~~ッ!!!!
いっつもキモいっす!!いちいち雌の顔しやがってー!!
メイちゃんにクンニしてもらったっすか!?
今回のエピソードの中心であり、同時にこの回の最大の問題点でもある四季のセンターを取り巻くあれこれについて触れていきます。
ラブライブ!において公式がゴリ押ししてくるクソ寒いカップリングのことを「牛鮭定食」と呼んでおり、「よしりこ」や「しずかす」。そして何より「クゥすみ」などが牛鮭カップリングの代表例ですがもちろんこの「しきメイ」も紛うことなき牛鮭カップリングだと言えるでしょう。
ヨハネとライラプス問題
今回の四季とメイの関係性は、アニメ「幻日のヨハネ」におけるヨハネとライラプスの関係性に似ていると思います。
「幻ヨハ」でも、ずーっとウダウダウダウダ御託並べてるヨハネに対してライラプスが常に「理解のある彼くん」であり続けてしまったために、ヨハネと他の元Aqoursメンバーとのぶつかり合いが全く描かれず、結果としてヨハネの成長描写もなければ他の皆も単なるモブに成り下がっていることが問題でした。
今回も理解のあるメイくんがメンヘラの四季を宥めすかしてるだけでしかなく、全部のコミュニケーションがメイ経由だから他の2期生や3年生と四季の交流がほとんど描かれていないのは非常に問題です。
例えばアニガサキ1期のエピソードで笑顔を作れない璃奈ちゃんがショックで塞ぎ込んでしまったり、あるいはいつもクールで自信家の果林先輩がライブ本番前になって恐れを抱いたり、そういった事で誰かが立ち止まってしまったときは皆が一緒になってその手を引いてあげる、それが作品のテーマでもある「ライバルだけど仲間」に繋がって大きな感動を生んでいました。
あるいは本家ラブライブ2期5話「新しいわたし」での凛に対する花陽、アニガサキ1期8話でのしずくに対するかすみなど、1対1での関係性にフォーカスした描写もありましたがそれも目の前の相手に大好きな気持ちを届けたいという熱い想いがあったから、可愛い衣装を着る勇気が無かった凛も、自分を表現するのを怖がっていたしずくも一歩を踏み出すことができた。その真っ直ぐな心のぶつけ合うことの美しさがラブライブ!という作品の良さだったじゃないですか?母もそう言っていました。
ただこの四季メイには「どっちもない」んですよ。3年生はおろか同期の2年生ですら四季のことをよく知らないから説得にも行けない、だから一番仲のいいメイが代表して優し~く宥めすかしに行く。う~んメイがそう言うならセンターやろっかな。ちゃんちゃん。バカか?
だからまぁクソなりにもちぃの「私やっぱり四季ちゃんがセンターがいい!」は、せめて四季の前で言わなくちゃいけなかったです。目立たないセンターとか言葉遊びしてる場合じゃないだろ。だって四季本人のいない皆の前でこれ言うのは単なる部長としてのアピールじゃん。まっすぐな思いでみんなを結べよ。お母様もきっとそう願っています……
穂乃果先輩の言った誰かが立ち止まったら誰かが支えるみたいなことでしょ。まあ要は四季は四季のままステージに居て良いってことなんだけどメイの立ち位置が理解ある彼くんでしかないから浅く聞こえるぜね…#マシュマロを投げ合おうhttps://t.co/gnGB2HDAwH
— ひだまりP (@Hidamarie_win) 2024年10月24日
今回メイが「私が影になってやる(キリッ」とか言ってみせたり四季のためにきな子と2人で作詞してたのも、結局のところ肝心の四季のキャラクター描写が足りてなさ過ぎて薄っぺらになっちゃってるわけですね。言っちゃ何ですけど俺たちはあの女がどんな音楽を好きなのかも知らないんですよ。まぁギリ、2期で千砂都とダンスの振り考えるときに四季はダンゴムシ…とか言ってたので自分に自信がない描写はあったと言えなくもないけどとは言え今回の「私は目立たないから」はとってつけた感あり過ぎです。
四季が「私は目立たないから…」とか言って塞ぎ込んでること自体に説得力がなさ過ぎるからメイが何言っても薄っぺらと言うか本当にメンヘラを宥めすかしてる理解のある彼くん状態なんですよ。
ラブライブ!の素晴らしさはもっと不器用で純粋な想いのぶつかり合いから生まれる青春のエネルギーであって、こんなレズカップルもどきが2人だけの世界に入ってニチャニチャ通じ合ってるのを見せられることではない。なぁ歩夢?
ゆえに、牛鮭。
No Liella, no Uta
ちょっと待って!??!?!?!??!?!?リエラのうたが入ってないやん!!!!!!!!どうしてくれんのこれ!?!?!?リエラのうたが聴きたかったから録画してたの!!!!!ちょっと許せへんわ、親方に電話させて貰うね。
じゃあ今からラブライブ!サンシャイン!!のコミック版の続き描いてくれたら、今回のことは親方には内緒にしてあげる。
今週の「すみケツ保険」
🪼「与えられた練習時間でケツを露出すれば『とまケツ保険』は完了しています。それで花田脚本の粗をカバーできる…どこか間違ってますか?」
🪐「間違っているとは言わないけど…そんなに合理的に考えてしまうと、周りとの”和”が保てないわ。」
🪼「和?何ですかその古色蒼然とした日本人的な思考回路は?」
🪐「日曜5時のNHKを見てるお子様達の性癖を害しているのよ」
🪼「そんなことは"夜に影を探すようなもの(ナン・ノブ・マイ・ビジネス)"です。」
今回はすみケツ保険無しです。じゃあすみれは何を晒したの?生き恥さ。
まとめ
トゥデイズ チサキンズ ポイント。ドゥルルルルルルルルルルルル………
51点(フィフティワン)~!!!
\イロイロデ♪/ \トリドリデ♪/ \イイノニネ♪/
「それっぽく」はあった。色んなセンターがいていいんだよ、そりゃよかったねよかったね~って、表面的な感動は確かにありました。その表面すら取り繕えてなかった回も過去にはありましたし、とりあえずまぁ四季をメインで描くならこういう話になるかな、というのは分かります。
わかるけど、あまりにも話として薄すぎる。四季がセンターを諦めようとして、そこからセンターを務めようと決心するまでの流れにカタルシスがまったく無いのでは流石に「ヨハネとライラプス」の誹りは免れないでしょう。幻日のヨハネもそうだった、挿入歌は悪くないけどストーリーが薄っぺらすぎて何の感動もない、そういう回でした。
あの「クゥすみ」によってLiella!の全てを破壊された2期9話と比較すればそりゃまぁ何もダメにはなってない分良いですよ。でもあの「勝利のために」だってそれでもまだクゥクゥとすみれの気持ちをぶつけ合って感動を生み出そうと、そういう気概だけはあったじゃん。まぁアレのせいで花田よけいな事すんなって怒られたのかもしれないですけど、これはもう既成のレズカップルがニチャニチャ絡んでるだけじゃん。何の動きもない。凪です。
悲しい。
それでは、よきラブライブを!
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