ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

【83,600文字】ラブライブ!μ'sの114曲「全曲」ランキングを作ってみた

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ありがとう。

 

☆☆☆更新履歴☆☆☆

20.01.12-第24,18,17,14,12,7,4,2,1位に若干加筆。

20.01.11-第43~37位、26位に若干加筆。

20.01.10-第54~48位に加筆。

20.01.09-第64,59,58,57,56位に加筆。

20.01.08-第65位に加筆。

20.01.06-第79~67位に加筆。

     長過ぎるので目次を10位ごとに作りました。

20.01.05-第86~80位に加筆。

19.12.29-第95~87位に加筆。

19.12.28-第98,97,96位に若干加筆。

19.12.27-第106,103,102,101,100,99位に若干加筆。

19.12.26-第113,112,111,109,108,107位に若干加筆。

 

 ラブライブ!よりμ'sとそのメンバー名義でリリースされた楽曲、その数は全部で114曲あります。多いと感じるでしょうか、少ないと感じるでしょうか。ひだまりPはイメージしてた数字の半分くらいでビックリしました。Aqoursは514曲くらいリリースして欲しいですよね。

 

 このブログでもμ'sの楽曲に関するレビュー記事を、去年からもアニメ化前のCDを今更レビューするなどでいくつも投稿してきましたが、書き足りない事の方が多いので今回は自分へのチャレンジとして、思い切って全曲ランキング形式で書いていこうと思います。すなわちμ'sの114曲すべてを好きな順にランキングを作って、1曲1曲すべてについてひだまりPの思いを語る記事になります。

 

 皆さんの好きなあの曲やこの曲をイメージしながら読み進めて頂ければ幸いです。

 

 

 ちなみにタイトルにもある通り本記事は原稿用紙200枚分を超える文量となっており、マジでクッソ長いので、目次から適当に飛ばして読んで下さい

 忙しい方はベスト30くらいから読んで頂けたら。でもやっぱり暇な時でいいので114曲全部読んで欲しいです。(ヨクバリス)

 

 

 それでは、続きを読むからどうぞ!

 

 

 

 

もくじです。

 

 

 初めにご紹介させて頂くと、今回μ'sの全114曲をランク付けするために利用させて頂いたのはこちらのホームページです。

 

ラブライブ!楽曲ソート

(※現在はサービス終了。)

 

 2択で好きな方を選んでいくだけで全曲ソートできるので手軽で良いですね。全部で628回選ぶ必要があるけどね。2時間くらいかかりました。

 

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途中から脳内再生した曲がごちゃごちゃに混ざり始めて大変だった。

 

 

それではランキングをどうぞ!!!

  

  

第114位~第101位

 

★114位-あ・の・ね・が・ん・ば・れ!

 アーティスト: lily white

 

 「あ・の・ね・が・ん・ば・れ!」は、lily whiteの初のシングル「知らないLove*教えてLove」のB面として登場。

 「知らないLove*教えてLove」の無垢なラブソングから一転、シャバダドゥビドゥバなパワー曲に。タイトルで「がんばれ!」と言っておきながら、サビでは「頑張り方が違うかも?」となっているので、タイトルの「・」はあまりにも要領の悪い僕達に対してキレかかっていることの暗示かもしれないですね。と、

 一見そのように見える部分もありますが、実はリリホワらしい頑張る人への応援ソング。友達という距離感から常に見守ってくれているような安心感はなんとなくリリホワメンバーに共通のイメージですね。

 

 …で、なぜこの曲が最下位になってしまったかと言うと…これは完全に私情なんですがひだまりPのiPodを繋げてるカーオーディオがポンコツで、しょっちゅうバグって全ライブラリからの頭出しになるんですよね。すると「あ」→「・」で始まるこの曲は曲名順の一番頭にソートされるので、毎度毎度「頑張るのは自分のためー!」というシャウトを聴かされるのと、iPodがバグった現象とが脳内に紐付けされてしまい、若干の苦手意識を持つようになってしまいました。

 

 

 これは明らかに某Apple社の陰謀であり、たぶん某・ジョブズはBiBi推しなんでしょうね。

 

  Appleのせいで最下位となってしまったあ・の・ね・が・ん・ば・れ!ですが、実は2017年の春アニメ「ひなこのーと」のオープニングテーマ「あ・え・い・う・え・お・あお!!」が登場したことにより上記問題は解決(?)しました。ありがとう、ひなこのーと。

 

 

 

 

★113位-まほうつかいはじめました!

 アーティスト: 矢澤にこ

 

 ブービー賞。114位はほぼApple社の陰謀によるものでしたので実質最下位みたいになってしまったにこちゃんのソロ曲。

 この当時まだアニメ化前ですが、にこちゃんのキャラの手探り感が伝わってくるような1曲ですよね。

 穂乃果とかもそうなんですけど、アニメ化前のμ'sは全体的に牧歌的というかほんわかしていて、この曲の歌詞にもそれが表れていますね。でも「笑顔の魔法」っていうフレーズはまさににこちゃんのスクールアイドル観そのものですし、そうして考えるとアニメでだいぶ雰囲気の変わっちゃったにこ先輩も根っこの部分はやっぱり変わってないんだなぁと分かります。

 この後アニメ化して、良くも悪くもにこちゃんのポジションが徐々に安定したことで本曲の上位互換とも言える「にこぷり♡女子道」が登場しました。上位互換というか、まぁキャラソン的な視点から言えば「にこぷり♡女子道」の方がよりにこちゃんの個性を全面に押し出しているとは言えそうです。とは言え、「まほうつかいはじめました!」も自己主張の強いギターがアイドルソングとしてだけでなくロック感も醸し出していてにこぷり女子道とはまた違ったにこちゃんの魅力を主張している曲だとは思います。

 

 

★112位-Someday of my life

 アーティスト: 高坂穂乃果

 

 「えぇっ!?ひだまりPは穂乃果を嫁に貰っておいて穂乃果のソロ曲をワースト3にしちゃうの!?!?」とツッコミが入りそうですが、他メンバーは多くてソロ2曲という中で穂乃果だけソロの持ち歌が5曲ある圧倒的優遇状況なので問題ないでしょう。

 悪くはないんですが、穂乃果にしては大人っぽすぎるというか一言で言えばキャライメージとの不一致がこの順位の原因でしょう。「もうひとりじゃないよ」のように、優しく寄り添ってくれるような曲が穂乃果のイメージには合っていると個人的には思います。

 ただ「穂乃果」というより「穂乃果の声」にはバラードがめっちゃくちゃ合うんですよね。普段のお天気な性格と、スクールアイドルとして覚醒した時の色っぽい表情のギャップがそのまま穂乃果の魅力でもありますから、これは難しいところ。

 

 

★111位-Cutie Panther

 アーティスト: BiBi

 

 そんな装備で大丈夫か?

 

 後から追記してる今思うと「この曲がこの順位!?」ってなるやつが山程あることはあるんですが、敢えて順位自体は記事を公開した当初のまま変えずに行きたいと思っています。そうでないと手のひらくるりんMIRACLEって言われちゃうからね。

 

 オシャレ系ファッションユニットBiBiの2枚目のシングルとして爆誕したこの曲は、タイトル通り女豹のような恋を歌った激しめのナンバー。

 CDの帯の文も「好きになってしまったら、もう戻れないよ?…覚悟は決めた?」となっているように、激しくアプローチしながらもどこか純粋で一途な恋の歌になっているところが好きポイントですね。

 

 BiBiはエリーチカをリーダーとしてオシャレ系のにこと真姫が集ったファッション系ユニットと言いつつ、3人の個性はけっこうバラバラなんですよね。けれどもキャライメージや歌声は3人見事に調和が取れているからこそ、BiBiの楽曲は誰か1人のイメージに沿った曲があって全員がその方向性に染まるっていうのがひだまりPの考えで、ざっくり絵里はバラード系(冬がくれた予感など)にこはアイドル・パリピ系(Trouble Bustersなど)、そして真姫は高貴系(ダイヤモンドプリンセスの憂鬱など)のイメージなんですよね。それでいくと「女豹系」のこの曲は真姫ちゃんのイメージからちょっと挑戦した曲という印象があります。ちなみにラブノベルスはにこ系です。

 

 CDジャケットのにこちゃんいじめも有名。

 

 

 

★110位-永遠フレンズ

 アーティスト: Printemps

 

 同じ経験してきたから、同じくらい大人に近づく。でも大人になるにつれて、ずっと一緒だと思ってた友達もいつかはそれぞれの道へ別れていくことがだんだん分かってくる。それでも一緒にいたいんだよ。という、センチメンタルを描いた曲。「変わらないで願う想い 僕だけのワガママなのかな?」は名句です。アニメ1期のエピソードにも通じるものがありますね。

 Printempsの持ち味がメンヘラ恋歌とぷわぷわ昇天ソングであることを考えると、Printempsが置き忘れた本曲のような友情系ソングは後継者達がしっかりモノにしてくれていると感じますね。

 

 この曲といえばジャケットがなんか援交っぽくてエロいと物議を醸しましたね。永遠セフレンズとも。今見て思うのはやっぱり左端の子が原因じゃないかな、というところですかね。

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★109位-WAO-WAO Powerful day!

 アーティスト: Printemps

 

 Printempsのガールズバンド的楽しさを代表するようなこの曲。しかしその底抜けにアップテンポで明るい雰囲気の陰に、駆け抜けるように過ぎていく楽しい日々への焦燥感をどこか感じさせるナンバーとなっています。

 これは1つ前のシングル「永遠フレンズ」のメインテーマでもあったのですが、μ'sのユニットシングルはアニメの放送時期と比較するとアニメ1期の後、アニメ2期の後、そして劇場版の後に1枚ずつリリースされています。

 勿論これらの曲はアニメとコラボした楽曲ではないので直接的な関連はないですが、アニメ2期ではμ'sの終わりと別れを決意し、劇場版ではその意志は変わらないものの今を全力で輝くためのライブを行ったμ'sの中で、唯一卒業する3年生を「見送る側」のメンバーしか存在しないユニットであるPrintempsからこれらの曲がリリースされることの意味については考えてしまわざるを得ません。

 

 でも衣装のへそ出しは…エロ過ぎるんだよなぁ…

 

 AqoursのユニットCYaRon!の初シングル「元気全開DAY!DAY!DAY!」を「ワオワオパワフル系」というジャンルで呼びましたが、一年はあっという間に過ぎ去って時間がなかったPrintempsの表現しきれなかった世界を、タイトルが変わっても元気に引き継いでくれていることが嬉しいですね。

 

 

★108位-もしもからきっと

 アーティスト: 東條希

 

 お前重いんだよぉ!

 

 ウソです。アニメ2期のBD特典曲で、実質的に2期8話「私の望み」ソングですね。なんでこの順位かと言えば、歌詞が2期8話で語られていたことそのまんま過ぎて何かを読み取る余地がないということが挙げられるかと思います。まぁそれは、それでもいいんですけど。

 

 でも「もしもからきっと」のタイトルは「神」の真骨頂という印象を受けますね。1番で「もしも私たち出会ってなくて知らないままなら…」から、2番の「きっと私たち出会ってたはず離れ離れでも…」と続くのは、希にとって「守りたい存在」であったμ'sが、みんなが希の気持ちを知って一緒にSnow halationの作詞をしたあの時から希自身を受け止めてくれる大切な場所へと変化したことの現れなんですよね。

 希がずっと思い描いて、そして実現したμ'sという存在が彼女にとっての「望み」そのもので、それが大切であればあるほど、みんなと希の立場に(希の中で)ギャップが生まれていました。そんな、自分のことを「見守る存在」だと思っていた希の思いを真姫と絵里、そして他の皆が知ってくれたことで、μ'sの仲間が「μ's」というグループを超えた絆で結ばれた親友だったと確信したことで、この「もしも」から「きっと」という心境の変化が生まれたんですね。その熱さを感じられたら──ウチ、もうめっちゃ感動。絶対イッちゃうと思うわーー♡

 

 将来はたーくさんベビちゃんがほしいですっ!

 

 

★107位-タカラモノズ

 アーティスト: μ's

 

 全員曲最下位。ちかたないね。

 

 「イヤなことはクシャクシャに丸めちゃえ!」などのくだりに若干のおジャ魔女テイストを感じます。2番の「ダメ過ぎるときはちょっと甘えちゃえ!」も好きですね。ジャケットのエッチなチアガール衣装が目を引きますが、その通りμ'sがμ's自身を鼓舞する明るいチアチーディングソングに仕上がっていると思います。

 

「すごーい!バッチリハマって最高に気持ちいいの♡」

「あなたの活躍にことりのハートもドキドキしちゃう♡」

「私とあなたの真剣勝負…あぁっ♡好きになってしまいそうです♡」

「将来はたーくさんベビちゃんがほしいですっ♡」

 「「「「スクフェスで検索!」」」」

 

 

 

★106位-Anemone Heart

 アーティスト: 南ことり園田海未

 

 ラブライブでも屈指の空気曲

 

 ラブライブ1期BD曲ですが、前の「夢なき夢は夢じゃない」、そして次の「なわとび」がどちらもアニメの内容にかなりリンクした曲であった一方、アニメの内容に合ってるっちゃ合ってるんですがあまりにも屈曲した愛情を具現化したこの曲は受け入れられ難かった、と言った所でしょうか。また百合ソングという観点で見ても、「硝子の花園」という石破百合百合天驚拳が同期として登場してしまったことがこの曲にとって逆風だったことは否めません。

 

 メンヘラ系ラブソングのPrintemps王道純愛ソングのlily white、その2ユニットからことり海未のデュエットで歌うこの曲は、「せつない恋」というアネモネの花言葉通りなイメージの曲になっています。

 ことり・海未のデュオでこれ系の曲が来ることでもうお察しではあるんですが、アニメ第1話「ススメ→トゥモロウ」で穂乃果・ことり・海未が付けていた髪飾りがアネモネの花ですね。つまりはまぁ…そういうことかと。

 

 因みに本曲は地味にμ's全曲で唯一、「花の名前」が曲名に入っている曲ですね。「baby maybe 恋のボタン」をカウントしなければ。

 

 

 

 

★105位-なわとび

 アーティスト: 小泉花陽

 

 アニメ1期BD3巻の特典CD。

 

 これひだまりPは単にアニメの振り返りというかキャラソン的な感じに捉えていたんですが、よくよく考えるとこれってアレなんですよね。花陽から凛・真姫へのメッセージソングなんですよね。以下ちょっとだけ語ります。

 

 ここで歌われている「なわとび」って、歌詞の内容を考えればいわゆる「大縄跳び」のことだと考えて良いと思うのでそれを前提にしますと、花陽は「なわとび」ってタイトルに何を重ねたかなんですよ。まず1つは「みんなの輪に入っていくことへの不安」。「みんなの輪」っていうのは穂乃果達μ'sのことを指します。そしてもう一つ、ここで敢えて「なわとび」をモチーフに使ったのは、花陽の中で「自分の力不足や失敗でみんなに迷惑をかけてしまうのではないか」って不安だと思うんですよね。大縄跳びって、1人が足を引っ掛けたらグループ全員がダメになっちゃうじゃないですかそういう不安。

 

 前者の「みんなの輪に入ることへの不安」は花陽がスクールアイドルが好きで、μ'sにも興味があったのにメンバーになりたいと言い出せなかったことで、1番ではこのことに対して凛が背中を押してくれた、という内容が歌われていると思うんですね。凛はスクールアイドルの技術のことは分からないけど、花陽のアイドルへの想いはよく知っていたから何度も花陽を2年生の元へ連れて行こうとしてくれた。そして花陽自身、凛がそうして引っ張ってくれるのをずっと待っていたんですよね。

 

 そして後者の「みんなに迷惑をかけてしまう不安」は、花陽が小さい声にコンプレックスを持っていたことに象徴されています。凛が何度も引っ張ってくれてるのに花陽が踏み出せなかった理由はまさにそれで、或いはアイドルに強い憧れを持っているからこそ誰でもできることじゃないという思いを持っていたのかもしれません。

 そんな花陽が、真姫と偶然話をする機会を得たことをきっかけにして真姫から「あなた声は綺麗なんだから、あとは大きな声を出すだけよ。」とアドバイスを貰います。以前に穂乃果達から勧誘を受けたときにも「(誘うなら)西木野さんがいいと思います…」と答えていたことや、真姫と話したときも自分の事を放ったらかしでアイドルになってみればと言ったことからして、花陽は「アイドルの素質」という面で既に真姫のことを一目置いていたことは明らかです。そんな真姫が花陽の歌の才能を見つけてくれたこと、それが花陽への最後のひと押しになりました。

 

 凛と真姫、どちらが居なかったとしても花陽はあそこで勇気を出せなかったかもしれない。「そりゃそうだろう」って思いますけど、この曲はまさにそのことを他でもない花陽自身の口から語っている曲なんです。だからこの曲は二人へのメッセージソングとして、アニメを補完する内容になっているんですよね。

 

 あと、これは若干話が逸れるんですけど、上記の過程で花陽が真姫にスクールアイドルやってみないって声掛けた時に真姫は自分の将来を理由に断ってるんですよね。でも真姫にもスクールアイドルをやってみたい気持ちがあることを花陽は知っていた。そして凛とも、形は違えど似たようなやりとりをしていますよね。アニメでは2人が花陽をアイドルに推薦して背中を押してくれたけど、花陽の方も2人にアイドルになってほしいと思っていた。そしてその気持ちが「道に迷った時教えてくれた 優しい目が語る願い叶えて」の歌詞に歌われていると思います。 

 実際には芋づる式に花陽のアイドルへの想いに感化される形で凛・真姫も一緒にμ'sに加入したのですが、ここで考えたいのは「花陽がμ'sに入った時、凛と真姫がすぐにその場を立ち去っていたら彼女は後で2人を勧誘に行っただろうか?」という問題で、これは充分にありえた可能性なんですよ。むしろその場のノリで加入してくれたのが奇跡ですよね。

 この問いに暗に答えを与えてくれているのが本曲で、本編では凛と真姫があっさり加入した故に言語化されなかった花陽の想いを歌っている2人へのメッセージソングがこの歌なんです。だと思います。だと思いますっていうか、それを踏まえて1期4話をもう一度見てみたら寧ろそれ以外どう考えるんだと、何年越しだと猛省しましたね。今までひだまりPはなわとびの何を聴いていたのかと。寝てたのかと。

 

 因みに上記の花陽がμ'sに入った時、凛と真姫がすぐにその場を立ち去っていたら彼女は後で2人を勧誘に行っただろうか?問題は、まさにそのifがラブライブ!サンシャイン!!第4話だとも考えられますよね。ルビィと花丸のあのやりとりは、アニメラブライブ!で明言されなかった花陽の思いに対する遠大な答え合わせでもあったのではないかと、そういった風にも考えられてしまいます。

 

 長い長い。

 

 どうでもいいんですけど、スクフェスの「なわとび」EXの譜面、最後の不意打ちに次ぐ不意打ちがズル過ぎません?「ごめんね…」って言いながら不意打ちノーツが飛んでくるのズル過ぎません?

 

 

★104位-Daring!!

 アーティスト: 西木野真姫

 

 真姫ちゃんの唯一のソロ曲。低温やけどの曲。

 高飛車な真姫ちゃんに相応しい挑戦的なナンバー。高嶺の花の私を、貴方も全力で奪いに来て!という自分磨きに余念のない真姫ちゃんらしいメッセージが歌われていますね。

 同シリーズの各メンバーのソロ曲はまだキャラに手探り感を覚える曲も多い中でこの曲は当時の西木野真姫を素晴らしく体現していると思います。真姫ちゃんって常に自分が一番可愛い、自分が主役って思っているから恋愛に見せかけの華やかさや豪華さを求めないんですよね。ただ私に相応しい相手でありなさいと思っている。「高値の花」の真姫ちゃんはいつもクール。「あなた」が私に熱くなりなさい。それが「冷たい火傷」なんでしょうね。

 こういった真姫ちゃんの恋愛観が聴けるのは「Snow halation」のトラック11、「あなたとクリスマス-西木野真姫-」です。彼氏いない歴17年とかよくネタにされますけど、初期真姫ちゃんのこういう恋愛観は素晴らしいとひだまりP思いますね。

 

 有名な話ですが「ダーリン」と聞いて直感的に浮かぶ意味は恋人などを呼ぶ時の「Darling」ですが、ここで言う「daring」は「大胆」という意味。ひだまりPもかつて騙された、ラブライブトラップですね。

 

 

★103位-にこぷり♡女子道

 アーティスト: 矢澤にこ

 

 アニメ1期BD特典曲として登場した、にこっちの王道キャラソンとも言うべきナンバー。「ぴょんぴょこぴょんぴょん かーわいいっ」という中毒性のあるフレーズは後世の矢澤にこ観を語る上でも絶大な影響力を持っていると言っても過言ではないでしょう。

 ちょっと聴いただけでも情報量の多すぎる曲なんですが、このポップでキャッチーな曲調に乗せてにこちゃんがアニメで語ったようなアイドルに対する情熱と努力をしっかりと描写しているのが凄い。この曲調の明るさとその中に秘めている「本気」の両立こそまさしくアイドル・矢澤にこちゃんの真骨頂でもあり、そういう意味ではまさしく彼女のキャラソンとしてこれ以上ない仕上がりになっています。

 

 余談ですが空耳が多い曲としても有名で、例えば1番は「ちやほやされたいだけじゃ 志低すぎるねほんと!」だと思ってたのが「はんたーい!」だと知って目から処女膜が落ちましたし2番なんて「こぼれそうなキューティー 守りたくなるはずでしょ?」と思ってたのが「はずでしゅ」と知って空いたケツが塞がらなくなりましたね。

 

 

 

★102位-Pure girls project

 アーティスト: Printemps

 

 「タイトルがAVっぽいラブライブ!楽曲ランキング」では堂々の1位。ジャケットも花陽が女豹のポーズしてるのが印象的な扇情的水着グラビアになっています。

 

 しかし「純粋宣言!」とはつまり何なのでしょうか。本当に純粋ならわざわざ「純粋宣言」はしないと思うんですけど(名推理)、結局のところ「ピュアガールズだ~」という謎の強調が彼女達のピュアな部分と同時にピュアでない所を曝け出しているように思えます。

 

 その実はPrintempsらしい友情ソング…なのか?いや、歌詞をただ読むとのんびりしたガールズ友情ソングでしかないんですが、曲としての仕上がりは電波ソングそのもので、そこに3人の脳トロボイスが加わることでなんともカオスなR-18系電波ソングになってしまっている感が否めません。サビの「歩こう(歩こう)」や「語ろう(語ろう)」等の同じフレーズのリフレインもまさしく電波ソングでよくある手法ですよね。

 

 そもそも今「Printempsらしい友情ソング」と言いましたけどPrintempsが出す友情ソングは毎度エロと電波が混ざりすぎてまともに「友情ソング」なんて言えるものがあるのか…という疑問もあります。結局王道の「元気系友情ソング」は世代を超えてCYaRon!に託された感がありますね。

 

 全部自分で並び替えておいて何ですが、この曲の順位はもっと上じゃない!?と思ってしまいました。まぁ、Pure girls projectですら100位以内に入れないというラブライブ楽曲の層の厚さを物語っているということにしときましょう。

 

 

★101位-UNBALANCED LOVE

 アーティスト: Printemps

 

 友情と恋心とのアンバランスさを描いたPrintemps珠玉のラブソング。実際、これ以降に出るPrintempsのB面曲はメンヘラパワーが全開過ぎてちょっとアレなので、ある意味王道の「ラブソング」としてはこれが頂点だったのかもしれません。

 

 しかし「ウソよ ウソよ そんなのウソ」のあたりにPrintemps特有の電波系メンヘラ感が漂ってるっちゃ漂ってますね。これ以降の曲は良くも悪くもメンヘラが振り切ってしまっているんですけど、この曲はまだメンヘラとして羽化しきれていない不安定さが伝わってきます。まぁ、だから「UNBALANCED」なんですけどね。

 

 ひだまりP的には、ラストの「優しくしないでウソなのよ 優しくしてほしい」がフェイバリットワードで、このフレーズで「覚醒」してから後の「小夜啼鳥恋詩」や「NO EXIT ORION」へと繋がっていったのかと考えるとワクワクしてしまいますね(?)

 

 

 

 

第100位~第91位

 

★100位-これから

 アーティスト: μ's

 

 ひだまりPも実はこれ、劇場版は「僕たちはひとつの光」で綺麗に締まっていたと思っていたためこの曲についてはあんまり深く考えていませんでした。

 

 ただ、この曲は「僕たちはひとつの光」とはまた違ったニュアンスを持っていて、つまりこれはμ'sの「卒業ソング」なんですよね。アニメ2期BD曲の「そして最後のページには」と同じ、皆で順番に歌って繋いでいく演出がとても良いですね。

 

 

 

★99位-HEART to HEART!

 アーティスト: μ's

 

 スクフェスコラボシングル。

 

 この曲はスクフェスストーリー35章「穂乃果のラブソング」にて、スクールアイドルフェスティバルに向けた曲として穂乃果が作詞した「ラブソング」という位置づけになっています。それゆえ、歌詞のところどころに散りばめられた穂乃果らしい素直な想いを希が「穂乃果ちゃんらしい等身大のラブソング」と形容していますね。

 

 特に印象的な歌詞は2番の「かんたんなことだと分かったよ ダイスキ信じたらがんばれた!」という部分で、これがまさにμ'sと穂乃果の歩みを象徴するフレーズであるとともに、「がんばれた」という過去形を使っている所からは、既に来るところまで来てしまったμ'sへ一抹の寂しさを抱かずにはいられません。

 

 「いっぱいの思い出を抱いて これからもよろしくだよと」という部分は、後のμ'sファイナルシングル「MOMENT RING」にも通じるものがあるように感じられますね。

 

 

 

★98位-WILD STARS

 アーティスト: μ's

 

 アニメ1期テーマソングのc/wにして、「輝夜の城で踊りたい」と並ぶ謎ディスコティックソング。

 

 なんといっても男女のパート分けがあるのがこの曲の最大の特徴ですね。そのため、普通のラブソングとは違って声優さんの男前(?)な歌唱も聴くことができる、さながら宝塚歌劇団的な曲に仕上がっています。「僕」という一人称もラブライブ!の楽曲では珍しくない言い回しですが、この曲においては明確に「僕」と「私」という一人称を使い分けていますね。

 

絵里「ここに君(希)と」

希「私(希)」

絵里&希「来たよ~」

 

 ここダブル希じゃない!?百合の迷路に迷い込んでますね… 

 

 あとひだまりP、この曲は男性パート、女性パートの歌い分けを1人でしているソロバージョンにでこそ真価を発揮すると思うんですよね。Solo live!2に収録されています。

 特に穂乃果ソロとか、女性パートはなんかちょっと照れが入ってるのに男性パートはノリノリのイケボになってるのが穂乃果そのまんまで良かったですね。同じく男性パートでイケボが目立つのが絵里・花陽とか。逆に女性パートで可愛らしさが際立つのがやっぱり凛だったり、ことりの男性パートがショタ声過ぎて1人おねショタソングになってたり、全員聴き応え十分です。

 

 

 

 

 

★97位-ありふれた悲しみの果て

 アーティスト: 絢瀬絵里

 

 エリーチカの唯一のソロ曲。恵まれた声優からのソロ持ち歌1曲のみという采配が既に「ありふれた悲しみの果て」という感じはしますが、まぁそれはさておき。

 この歌詞はどっちとも取れるっちゃ取れるんですよね。つまりは同じ失恋ソングとしても、恋人を失った的な失恋なのか、それとも恋が実らないまま終わってしまった失恋なのか。ひだまりP、最初は「きっと知らずにいた方がよかった?」という歌詞からいわゆるrelations的な、浮気された挙げ句に捨てられたオチを歌ってるのかと思ってたんですが、冷静に考えると「ありふれた悲しみ」という表現はむしろ、実らないまま終わってしまった恋に対して、「ありふれた事」だと自分に言い聞かせて悲しみを和らげようとする表現に見えます。なのでひだまりPとしては、後者の意味で捉えてますね。

 まぁ後輩からひっきりなしにラブレター貰ってる女子校の生徒会長にそんな事あるの?という疑念はないこともないですが、まぁそこはね。でもアニメ化する前のエリーチカのパリピっぽいキャラから言えば確かに意外と言えば意外な曲です。というか花陽ちゃんと言い、Heartbreakしちゃうメンバー多すぎない?

 

 一応、BiBi的にも後に「夏、終わらないで。」や「冬がくれた予感」など、バラード系の名曲を多数輩出している中で、この曲が呼び水となった感もなくはないですね。ここでBiBiにおける絵里のポジションがわかった感じです。

 

 

 

★96位-勇気のReason

 アーティスト: 園田海未

 

 ラブライブ!アニメ化前のソロ曲シリーズは「恋のシグナルRin rin rin!」と「まほうつかいはじめました!」が割とガッツリキャラソンになってますが、それらに次いでこの「勇気のReason」も海未ちゃんのキャラソンと言える立ち位置の曲かもしれません。

 

 1番ではおそらくスクールアイドルになる前の、海未ちゃんの本心と葛藤が描かれています。そしてサビの「引いたり満ちたり心の波が私を攫うの こんなに何かを求める力が私のなか激しくなるReason」というのは生理周期の話…ではなくて。いや、ファーストシングルから子作りの話してた海未ちゃんの事なので、ちょっとは意識してるのかもしれないですが…それはともかく。

 これはつまり、海未ちゃんの名前の通り自分を「海」に例えているわけですね。だからこの詩はつまり、文字通り海のように大きく穏やかな心でいようと努めていた海未ちゃんの心を揺さぶる存在が現れたと、そういう風に解釈することができます。それがなんなのか、というのが2番ですね。

 2番ではもう、説明不要という感じですが思い切ってアイドルの海に飛び込んだらキミに出会えて幸せ!な、海未ちゃんの素直な心境が綴られています。それにしても、潮の満ち引きで海(未)を揺さぶる月に喩えて海未ちゃんとスクールアイドルとの出会いを表現しているのは天才という他なく、神は初期から神であったことを改めて感じさせてくれますね。

 

 実際、G's時空でもアニメ時空でもμ'sには「学校を救う」という最初のお題目があったために海未ちゃんに関しては特に「穂乃果の勧誘」と「地元の学校への愛着」という二大要素が強く見られがちではありますが、彼女自身「スクールアイドル」を演じる自分自身がまんざらではないと思わせる言動も端々に見られており、そんな海未ちゃんのスクールアイドルに対する熱い想いを聴かせてくれる点でこれは非常に重要な曲と言えると思います。

 

 じゃあなんで96位なのって?95位以降も全部名曲だからに決まってんダルルォ!?

 

 

 

 

★95位-微熱からMystery

 アーティスト: lily white

 

 いわゆるリリホワの「昭和歌謡曲路線」のはじまりの曲。lily whiteの楽曲の方向性としてはA面の昭和歌謡曲より、B面の純朴系乙女ソングがどっちかと言えば全体的に良曲揃いと思わなくもないですけどね。

 

 「昭和歌謡曲」という路線で言えば確かにリリホワのこの曲が出てきた時はびっくりでしたけど、同時期に発売されたPrintemps、BiBiのシングルと共に「夏」をテーマに「水着」のジャケットという共通のコンセプトには一番マッチしていたのがリリホワなんですよね。「アイドルが水着で歌う曲」としては隠しきれない昭和臭に目を瞑っても花丸をあげたいような楽曲で、それはやっぱりリリホワの3人が「恋を知り始めたお転婆娘」、「純粋無垢な大和撫子」、「たーくさんベビちゃん欲しいです」という三者三様の純情可憐な乙女の…えっ何だって?うるせぇな純愛レンズぶつけるぞ。話が逸れましたけど、リリホワの3人がユニット名に恥じない「純愛」を紡ぐのにこれ以上なくピッタリの人選だと感じられるからですね。

 それで行くと「Cutie Panther」はさながらアイドルというよりグラドルで(矢澤除く)、「Pure girls project」なんかはもう…ねぇ?エッチな雑誌の袋とじみたいなCDになってましたからね…

 

 まぁつまる所、「昭和歌謡曲」などと揶揄しながらもこの曲にはリリホワの持つ百合のような純粋無垢のエッセンスがきちんと込められているから、同期の2曲よりも高い順位になりました、ってことですね。それこそc/wなんかは…まぁ、そっちはそっちの項目でお話しましょう。

 

 

★94位-くるりんMIRACLE

 アーティスト: 星空凛

 

 アニメ2期5話のストーリーから生まれた、星空凛ここに有りというような初心者乙女のドキドキ感に溢れる名曲ですね。ひだまりPの第一印象はサビの入りが広末涼子の「大スキ!」を彷彿とさせ過ぎる、でした。それで行くとイントロに重ねて「今週の第一位は、μ'sの星空凛さんで『くるりんMIRACLE』!」などと昭和のヒットチャート的なナレーションが入ってもおかしくない軽快さを感じますね。

 

 この曲はアニメ2期5話から生まれたと言いましたが、アニメ2期5話と言えば「例の回」ですよね。女の子らしい格好を嫌がっていた凛ちゃんが、花陽と真姫の後押しもあって人前でスカートを履けるようになったあの回です。しからばこの曲「くるりんMIRACLE」の「くるりん」という擬態語からは、あのXデー以来封印していた可愛いスカートを「くるりん」と翻して楽しそうに歩く凛ちゃんの姿が目に見えるようですね。

 

 

 

★93位-Hello, 星を数えて

 アーティスト: 星空凛小泉花陽西木野真姫

 

 ついに劇場版挿入歌。

 凛の「この街ってアキバに似てるにゃー!」発言もそうですが、この曲も異国に来たから異国っぽい曲を歌うのではなく異国ですら自分達のホームグラウンドにしてしまうという、そういうμ'sらしさが良かったですね。

 それにしても「Hello, 星を数えて」というセンスはまさに「Oh, Love&Peace!」再び、といった感じですね。劇伴とは言え作品的には初めて海外、おそらくアメリカで歌う曲が初っ端から「ハロー!」というのが直球のセンスですごく好きです。ハローの歌で意思疎通ができる、とても「スクールアイドル」らしくて「μ's」らしいじゃないですか。そういうのがひだまりP大好きですね。

 

 また、1番にも2番にも登場する「知らない言葉のメロディー」というフレーズ。劇中でこの歌がかかる前に凛の言った「アキバに似てる宣言」の通り、彼女達のホームグラウンドであるアキバと同じように、ここ自由の国も色々なものを受け入れて刻一刻と変化している。そんな街を1日歩き回って、たとえ言葉は通じなくても、音楽を通して何か伝わるものがあったと、そんなワクワク感を覚えさせてくれますね。

 それで思い出したけど、凛ちゃん1期では「凛たちは日本人なのに何で英語喋らないといけないの!?」とかキレてましたね。逆に言えば、英語の喋れない凛ちゃんでも意思疎通ができるのが「ハロー」という言葉なんですよ。

 だからこそこの「Hello,」という単語を頭にくっ付けるセンスは天才的で、これはもうHello亜貴さんと呼んでもいいかもしれません。呼びませんけど。

 

 あと、ちょろっとリアルライブに触れるとμ's Finalでこの曲の劇場版演出と同じようにしてPile兄貴が私服姿で踊りながら車から降りてくるのがなんかすごいシュールで笑っちゃったんですよね。まぁ、ほんとにどうでも良い話ですけど。

 

 

 

★92位-CheerDay CheerGirl!

 アーティスト: Printemps

 

 悪名高き「ブルーレイ全巻購入特典CD」です。本当にえげつないですよね。

 

 この曲がこの順位に甘んじている理由は1つ、「あざと過ぎ」です。いや、Printempsがあざといのは通常運転ですが、ちょっと露骨に卑猥というか「エロくしなくてもエロいのだからエロくするな」と言いたいですね。

 曲名の通り、がんばってる男の子を応援するチアリーディングソング…ではあるんですが、いやこれもう、歌だけでおっぱいポロリしちゃってるじゃん。「腕を振ってポンポンを振ってイェーイ!」の所で自前のポンポンが出ちゃってるじゃん。これはいけません。同系統の穂乃果ソロ「夢なき夢は夢じゃない」と比較してもこのザマという感じで、Printempsの良くも悪くもな所が出てしまって、でもなぁ…これがあるからこそのPrintempsなんだよなぁ。そんな事をひだまりPも自前のポンポンを…いや、やめとこう。勘違いしないで欲しいんですけど、ひだまりPラブライブ!でシモネタとか普段は全然言わないんですよ。この曲があまりにもHentai girls project過ぎるだけで。

 

 1期の「ぷわぷわーお」があまりにも中毒者続出の電子ドラッグになってしまい、再発を危惧してかある程度曲の精神年齢を上げてきたという印象ではあるんですが、残念なことに確かに「ぷわぷわーお」のような純真な狂気を失ってはいる代わりに立派なサキュバスに進化を遂げてしまった…と、そんな曲ですね。

 

 「水商売をやめてくれないか」という返歌を贈りたいですね。(ゴールデンボンバーの曲です)

 

 

 

★91位-最低で最高のParadiso

 アーティスト: BiBi

 

 劇場版前売り券特典。このタイトルを最初に聞いて思ったのは「エロ同人のタイトルみたいだ…」ってことですね。今でも思ってますけど。

 Cutie Pantherの項目でBiBiの曲は3人の誰かのイメージに合わせて全員でその方向に調和してるということを書きましたが、それでいくとこの曲は高貴系のまさに真姫曲です。「お姫様なんてなんて飽きちゃった」という歌詞を見ても、ダイヤモンドプリンセスの系譜を受け継いでいる事は明らかですね。っていうかこいついつもお姫様飽きてんな

 

 そういえば「Paradiso」はイタリア語ですが、まさか続編となるラブライブ!サンシャイン!!の劇場版でイタリアへ行くことで壮大なフラグ回収をしていくとはこの時は予想だにしませんでしたね。聞き取りにくい2番サビの頭は「Mio amore!」って言ってます。直訳すれば「私の愛」ですね。

 

 

第90位~第89位

 

★90位-錯覚CROSSROADS

 アーティスト: BiBi

 

 この曲の1番の真姫ちゃんのパート、「〽もっとル~ラ~ラ~♪」だと思ってて何でいきなりそんな陽気な感じになってるんだってずっと疑問だったんですよね。最近になって「〽戻るなら~」だって分かりました。歌詞を錯覚CROSSROADSですね。

 なんでこんなどうでもいい話から入ったかと言うと、ひだまりPガチでこの曲を初めて聴いた時からしばらく真姫ちゃんは「もっとル~ラ~ラ~♪」って言ってるもんだと思ってたからなんでこの曲こんなふざけてるんだろう?ってしばらくこの曲が理解できなくて、もしかしてBiBiってコミックバンドなの…って思ってたんですよね。え、BiBiはコミックバンドじゃないの?違いまーす!モデル系オシャレユニットでーす!マジかー!ひだまりP完全にコミックバンドだと錯覚してたわ…「…錯覚?」「錯覚…?

 

 聴いて下さい、「錯覚CROSSROADS」。

 

 ……というのが、μ'sファイナルライブのときにBiBiがやってくれたお約束ネタですね。まぁ、それはさておき。

 

 そんなしょうもないネタがある一方で、この曲自体は1つ前の名盤「冬がくれた予感」に勝るとも劣らないBiBiバラードの名曲なんですよね。絢瀬絵里がリードするタイプの「BiBiラブソング」ですけど、「夏、終わらないで。」や「冬がくれた予感」のような恋の終わりを切なく歌った名曲を多数輩出してきた中で最後にリリースするのがこの重い失恋ソングというのが、Printempsのメンヘラシリーズと同じく「失恋元気玉」という感じで集大成感があります。あるいは「ありふれた悲しみの果て」から始まっていたのかもしれないですね。

 

 μ'sで一番失恋の似合う女になってしまった、エリーチカさん。

 

 

 

★89位-思い出以上になりたくて

 アーティスト: lily white

 

 lily whiteラストシングル。これまで続いてきた昭和歌謡曲を敢えてちょっとだけ外しつつ、ちょっと熟れたラブソングの路線は守ってきたやつですね。

 

 それにしても、「微熱からMystery」に始まって「秋のあなたの空遠く」、そして「思い出以上になりたくて」と完全に夏→秋→冬でひとつの恋が終わっているストーリー仕立てになっているのが凄いですね。lily whiteが大人になっていくひとつのドラマを観ているようです。

 

 とは言いつつも、「秋のあなたの空遠く」では「私の恋が散るような予感があるから」と言ってたり、本曲では「思い出だけなんて我慢できないから!」と言ってたり、要するに基本的には「諦めてない」んですよね。なんなら「ふたりハピネス」なんていうウエディングソングまで作っているという浮かれぶり。メンヘラのPrintempsや、失恋を歌った後はすぐパリピソングに切り替えてしまうBiBiとの違いはここにあるのかもしれません。良く言うならば、リリホワの一途さが表れているとも言えますね。

 

 

★88位-シアワセ行きのSMILING!

 アーティスト: 高坂穂乃果

 

 「幸せを掴むためのコツ知ってるよ♪」ってなんかエロくないですか?避妊具に針でプスッと穴開けながらハミングしていて欲しいですね。

 

 …と、しか書いてなかったんですけど、感想でも何でもねぇな、と思って今追記をしています。まぁ上記は本当にそう思ってるんですけどね。

 

 さて、2期BD特典曲であるこれは1期の「夢なき夢は夢じゃない」と同じように穂乃果による元気いっぱいのチアリーディングソングとなっています。1期の「頑張るあなたを応援!」なコンセプトから「みんなにシアワセ分けてあげるね♡」なコンセプトに変化しているのは、1期と2期での穂乃果の心境の違いが表れているのでしょうか…決してネガティブな意味ではないですが。

 

 「とりあえず笑顔が自分らしさ」というフレーズはひだまりP好きですね。居るだけで周りにシアワセを運んでくれる、そんな穂乃果ちゃんのスクールアイドルとしての溢れるカリスマ性を感じさせてくれる一曲でした。

 

 ちなみにサビの最後のとこ、「そのパワー♡ パワー♡ あ~~~ん♡♡♡」だと思ってたんですけど今歌詞確認したら「Power Power on!」でしたね。何ていうか…まぁ、アレかな。ごめんね。

 

 

 

★87位-だってだって噫無情

 アーティスト: μ's

 

 「それは僕たちの奇跡」のc/w曲。ちなみにセンターは海未ちゃんですが…さもありかなんですね。

 

 節々に芝居がかったセリフ(?)回しが多様され、また曲の内容からしても、まるで時代劇を観ているような印象を受ける曲です。恋人との離別を歌った曲ではあるものの、「さだめに急かされて」等の言い回しからしても現代の恋バナではなさそうな雰囲気です。そういう意味では「嵐のなかの恋だから」に近いですが、あちらは西洋風、こちらは純和風の時代劇恋愛ソング、という印象を受けますね。

 

 「噫無情(ああむじょう)」というタイトルから受ける印象とは真逆に、この歌では恋人との別れを嘆き悲しむニュアンスよりも寧ろ強い心でそれを受け止めようとするような内容になっています。

 「噫無情 この世界は悲しみに満ちてる それでも良い出逢えたことが喜びなのそうでしょう?」は何となく分かるんですが、「噫無情 でも世界は幸せを望んでる だってだって出逢いの意味を感じたいの 噫無情」というもう一つのサビの意味合いは考えてしまう所です。曲中にもセリフパートにも恋人との再会を信じているような文脈が登場しますが、個人的な事情での別れならば「世界は幸せを望んでる」なんて言い方は違和感があります。つまりこの曲における恋人同士を引き離した要員はもっと世界的なもの、と考えると、最初に思いつくのはやはり徴兵でしょうか。戦地へと赴く恋人を見送りながら、その原因が終わる(=終戦)ようにと祈る歌、だと考えると、一つの解釈としてはしっくり来ますね。

 

 あとこの曲のセリフパートはみんな真に迫っててすごく良いんですけど、「夢の中でも…逢いたいよ!」の「ことり節」は初見からすごく引き込まれましたね。

 

 

 

★86位-秋のあなたの空遠く

 アーティスト: lily white

 

 リリホワ昭和歌謡曲路線の最高潮。

 

 前のシングル「微熱からMystery」が夏の曲だったことに続き、「秋」をテーマに終わりかけの恋を歌った曲。一方でBiBiは前のシングル「Cutie Panther」のc/wで「夏、終わらないで。」をリリースしており、この秋のあなたの空遠く」と同時にリリースされたのは「冬がくれた予感」と既に冬に飛んでいるんですね。この季節感のズレは当時から微妙に気になっていました。まぁ、どうでもいいですけどね。

 

 「秋色木の葉には」や「夏色思い出が」などと季節感のあるワードの使用が昭和歌謡曲っぽいと言われる所以ですが、一方でサビの「好きなら(好きなら)好きだと(好きだと)」などと被せを入れてくるのはちゃんと「アイドルソング」してるじゃん、という感想ですね。ひだまりPがこの曲をリリホワ昭和歌謡曲路線の中でもバランスの取れた名曲、と捉えているのはその辺りです。

 

 あと、ユニット曲では珍しくセリフパートが入っていますね。リリホワの真骨頂とも言える「純愛ボイス」誇らしくないの?

 

 

 

★85位-sweet&sweet holiday

 アーティスト: Printemps

 

 名フレーズ「ことりのおやつ」を生み出すきっかけとなった1曲。また「スクフェス」でも記念すべき第1回イベントの課題曲であり、同種のイベントが「マカロンイベント」と呼ばれるようになるきっかけとなるなどラブライブ!シリーズにおいて少なくない影響力を持った曲の1つと言えそうです。そんな本曲ですがCD的には「Love marginal」のc/w曲という扱いになっており、後世のPrintempsのA面友情B面メンヘラという構成とは逆になっていますね。むしろこれも「sweet&sweet holiday」を受けての方針転換だとすれば、あらゆる意味で初期Printempsにとってこの曲はターニング・ポイントだったのかなと思いますね。

 

 「噂のチョコレート(おいしい!)並んでみたよ(蕩けるね)」など、独特なのに頭に入りやすくそれでいてコールもしやすい曲の構成がPrintempsのアイドルソングとしては本当に優等生。所々に恋の悩みや憂いが見え隠れしているのも、決して後のPrintempsメンヘラソングのような激重ラブソングというわけではなく、思春期の少女の恋の一途さやもろさ、そしてそんな不安定な気持ちを歌いつつも「ことりのおやつにしちゃうかな?」等と笑い飛ばしてしまうのが、コロコロと代わるティーンエイジャーの日常を素晴らしく軽快に描写していると思います。

 

 「チョコチョコチョコレート美味しい マカマカマカロン蕩けるね」は正直なんかキメてるんじゃないかって勘ぐってしまいますよね。まぁ、これがPrintempsワールドだと今ならそう思えますが。マカマカマカロンってさぁ。

 

 

★84位-孤独なHeaven

 アーティスト: 小泉花陽

 

 この曲、何気に花陽のちょっとハスキーな声とめちゃめちゃマッチしてる名曲なんですよね。同シリーズでバラードを歌った穂乃果・絵里と比べても一番抜きん出ている出来だと思います。

 

 相手に話しかけることすらできない、でも想っているだけで幸せな片思いを「孤独なHeaven」と表現するセンス。「Heaven」という言葉を使いつつも、片思いの幸せな気持ちが歌詞から伝わってこないのは、まぁつまりそういうことで、心の奥底では想いを伝えたいと望んでいるけれど、それは到底不可能なこと──と完全に諦めてしまっている感じがとても切なくて、花陽ちゃんらしいところではありますね。

 

 

★83位-純愛レンズ

 アーティスト: 東條希

 

 希の初めてのソロ曲は「乙女式れんあい塾」と同様に電波なミュージックに乗せて彼女のお姉さんらしさが全開に押し出された「恋の応援ソング」。 

 

 「女の子のための恋の応援ソング」としてはなんとこれ、μ'sではこの「純愛レンズ」ただ1曲だけなんですよね。同じコンセプトの曲としては言わずと知れたAqoursの名曲「近未来ハッピーエンド」が挙げられます。つまりラブライブ!で恋の応援ソングは名曲ってことですよ。

 (※これですが、るてしキスキしてる が同様に恋する女の子のエールソングであるということがひだまりPの中で最近明らかになりました。これは解釈の範疇ですが…詳しくは同楽曲の項目で語ります。)

 

 希もわりとアニメの前と後でキャラの変わった子だと思うんですが、この曲はどっちの希にも通じる「お姉さん属性」や「おおらかさ」と「見守り属性」、そして何より「スピリチュアル」を感じることができ、そういう意味では希の本質的な属性が詰まったキャラソンと言えそうです。

 

 っていうか、花陽ちゃんのとこ行ってやれって思いましたね。

 

 

  

 

★82位-恋のシグナルRin rin rin!

 アーティスト: 星空凛

 

 明るいメロディの中に星空凛らしい控えめな魅力が詰まっていて素晴らしい。まだ少女だと思っている凛の中に芽生えてどんどん大きくなっていく恋心に戸惑う気持ちを「聞こえないフリしても鳴り続けました」と表現するセンスは圧倒的。

 

 「純愛レンズ」もそうでしたが、リリホワメンバーの「純愛」路線の安定っぷりが半端じゃないですね。この曲もlily whiteの「キミのくせに!」へ通じる恋の楽しさと甘酸っぱさを感じさせる名曲に仕上がっています。また、「Ring a bell」というフレーズが後の「Love wing bell」というタイトルに繋がっているという点も注目したいですね。

 

 

 

★81位-ダイヤモンドプリンセスの憂鬱

 アーティスト: BiBi

 

 BiBiの最初のシングル。「ダイヤモンドプリンセス」…そうプリンセスなんですよ。BiBiは。「脆いコワレモノより熱く熱く溶けてみたい」のフレーズは、絵里・にこ・真姫の3人に正にピッタリと当てはまるもので、BiBiここに爆誕といった納得と感動を与えてくれます。モデル系オシャレユニットの面目躍如ですね。

 

 BiBiの中では真姫ちゃんのイメージがより強い曲だと思います。自らが完璧な輝き宿したプリンセスであることを何ら疑わない自信も真姫ちゃんっぽいですね。実家が医者のお嬢様で、籠の鳥の真姫ちゃんが背伸びした大人の恋をしてみたい気持ちを歌った曲、というのがこの曲のイメージに一番近い感じでしょうか。

 

 個人的に好きなのはサビ終わり、エリーチカソロの「溶けてみたい~」が綺麗すぎて聞き惚れてしまいましたね。

 

 

第80位~第71位

 

★80位-私たちは未来の花

 アーティスト: 園田海未

 

 リリホワの昭和歌謡曲路線のルーツと言われても納得のレトロ感漂う歌謡曲。イントロから「しゃらん、しゃらん」と和のテイストが園田節全開で清々しいですね。

 

 そんな「和」の空気とは裏腹に、曲自体は激しく熱く「別れ」と「再会」を歌ったナンバーとなっていますね。

 

 ひだまりPこれを改めて聴いて思ったのは、この曲自体はアニメ化より前にリリースされた曲なんですけど、まるでアニメ1期13話の海未ちゃんの心境を語った歌であるように感じられる、ということですね。

 「違う道がいま待ってても…」等のフレーズももちろんそうなんですが、そういった「別れ」「再会」のニュアンスだけではなくて、気になったのは「勇気がよぶ綺麗な夢 ねぇ共に見ていたい」の所。2番でもここは「元気でいて確かな夢 ねぇ私にも見える…!」となっているんですけど、ここからちょっとだけアニメ1期13話で触れられなかった海未ちゃんの心境が覗けるというか。

 あの時、「自分の夢のために留学する」という決意、そして「穂乃果のために日本に残る」という決意、2つの決意を経てμ'sへ再び戻ってきたのがことり。そして、ことりとのすれ違いから「μ'sを辞める」という決意と、そこから「やっぱりことりちゃんとμ'sがやりたい!」という思いを経てそれを行動に移し、ことりと共にμ'sへ戻ってきた穂乃果。この2人の物語がこの上なく明確であることに対して、海未ちゃんは勿論、物語上は穂乃果にとってもことりにとっても重要人物ではあるんですが、2人の一大決心に対してどこか第三者的な面はあったと思うんですよね。海未ちゃんのしたことを考えれば、本来であれば立役者と言われても良さそうなのに、海未ちゃん視点で考えるとどこか蚊帳の外な感じもして、モヤモヤしただろうな、と。

 そういう「穂乃果とことりの物語を見守る海未」という見方をするとこの曲の歌詞もどんどん腑に落ちちゃう所があって、いやもう一回言いますけどこの曲が出たのはアニメより前ですからね。でも例えば落ちサビの「再び逢えた時は変わるはずでしょう?新しいふたりに!」の部分も、曲として普通に解釈すれば「私」と「Someone」なんですが、上記を踏まえれば「穂乃果」と「ことり」のことだとしか思えなくなってしまいます

 

 この曲が、「μ's総選挙で上位3名がソロ新曲付きのソロライブアルバムをリリース!」という当時だからこそできたキャンペーンから生まれて海未ちゃんが勝ち取った曲であり、なおかつ同時にソロ楽曲をリリースしたのが図ったように穂乃果とことりという事実も本曲に「μ's2年生組」の文脈を印象付けてくれますね。

 

 最後に一番どうでもいい事なんですが、2番の歌い出し「地に根ざしたいと思う人」が最初聞き取れず、「中座したいと思う人」に空耳していましたね。おトイレでも行きたいのかな?と。本当にダソクでしたね。

 

 

 

★79位-同じ星が見たい

 アーティスト: lily white

 

 ラブライブ!史に残る極悪商法であるところの「店舗別Blu-ray全巻購入特典商法」から生まれたリリホワのナンバー。それが名曲であったのは「希望」か「絶望」か───

 

 lily whiteらしいストレートな純愛ソング。「同じ星が見たい」というタイトルはちょっと考えてしまいますよね。「見たい」ということは、今は見られていない、ということですから。そして「同じ空の下」とかいう表現があるように、基本的に「同じ星」は仮に離れ離れになっていても見られるわけですよね。

 つまり、ここで言う「同じ星」とは歌詞中にも「恋のように揺れ燃える 同じ星が見たい」とあるように、物理的な「景色」としての星というよりは、「あなたと一緒に星を見て、おなじ気持ちを共有したい」というニュアンスで解釈すればいいのかな?と思います。

 

 ひだまりP的には「同じ星が見たい~…~」のハモりが印象的ですごく好きです。

 

 

★78位-COLORFUL VOICE

 アーティスト: μ's

 

 これまでのμ'sにありそうでなかったキャラソン全開ポップ。後にAqoursというグループがこのノリをしっかり引き継いでサンシャインぴっかぴか音頭という問題作を作り上げてしまったことはご存知の通りです。

 

 μ'sみんなの「」をテーマにしたキャラソン…とも言えますが、曲の内容的にはむしろ「イメージカラーをみんなで考えているシーンの歌」と考えることもできそうですよね。皆でわいわいしながらそれぞれのイメージカラーを選んでいる楽しそうな様子が目に見えるように分かります。

 それにしても「SUNSHINE RED」とか「AQUA BLUE」だとか偶然(?)とは言え後輩のネタ潰しが酷いですね。これをやられたのでAqoursも色ネタで勝負するわけにはいかず、結果として「みかん」と「田舎」を前面に押し出した民謡が出来てしまったわけですが。

 

 3年生パートの終わりの、凛の冷静な「寒くないかにゃ?」が好きですね。

 

 

 

★77位-Wonder zone

 アーティスト: μ's

 

 フル版でも歌い出しのシーンはことりソロが良かったって思いません?まぁこれはLove wing bellの「誰でも可愛くなれる~」のパートにも言えるんですけど。

 「Wonder zone」=「秋葉原」をイメージしてことりが作詞したこの楽曲ですが、「きみに呼ばれたよ走ってきたよ きっと不思議な夢が始まる」と続くことから連想される別の側面として、この曲に彼女がこめた気持ちはそれだけではないと思うわけですね。

 1つは、穂乃果に引っ張られてスクールアイドルという新しい世界に足を踏み入れたドキドキ感、そしてもう1つは劇中でことり自身が明かした「私には何もない」というコンプレックス。でもそれを乗り越えて「私は穂乃果ちゃんについていきたい」という気持ちをスクールアイドルの原動力にしたことりなりの意思表示がこの曲なんじゃないかと思っています。

 一方メタ的に見れば、この後の穂乃果とことりを巡るμ'sの波乱を思わせるセンテンスも散りばめられていて示唆に富む楽曲と言えます。

 

 

★76位-もうひとりじゃないよ

 アーティスト: 高坂穂乃果

 

 「ラブライブ!Solo live! from μ's 高坂穂乃果 ほんのり穂乃果色!」に収録の穂乃果ソロ曲。バラード調の優しく包んでくれるような美しい詩と歌声。聴いた人を恋に落としてしまうこと請け合いですね。ひだまりPは落ちました。

 

 穂乃果演じる新田恵海さんの歌的にこういう曲調が強いっていうのもあるんですが、それ以上に「高坂穂乃果」としての女の子らしさ、優しさがぎゅっと凝縮された曲であると思います。「泣きたい時もあるよ 一緒にいればいいよ 言葉が見つからない 一緒ならば良いじゃない」って凄すぎませんか?穂乃果なりの不器用だけど、等身大の温かい優しさがぎゅっと詰まっていて好きになってしまいそうですね。なりました。

 

 今はオリオン座の中にいます。

 

 

★75位-愛は太陽じゃない?

 アーティスト: 高坂穂乃果

 

 76位に続き穂乃果のソロ曲。総選挙1位だったから新規ソロ曲2曲とか今だったら絶対ブーイング起きそうですね。むしろ当時のμ'sはよくそんな企画をやったなと思います。虹が咲のアレだって相当荒れたのに。

 

 この曲を一言で言うなら「牧歌的」ですね。歌詞的にはラブソングでありながら、ここで歌われる「」というのが単なるLoveではなくもっと多くの人に向けられた、いわゆるアガペー的な概念を内包しており、それがつまり「愛は太陽」という事なんです。が…タイトルでは「愛は太陽じゃない?」となっていますね。これはつまり、まだ穂乃果自身にも本当の恋心や愛する気持ちがまだ分かっていないという事の表れであって、言い換えれば、だからこそ穂乃果にはこの自由で素直な気持ちの満ちたラブソングを歌えたんだと思います。

  穂乃果自身もモノローグパートで「あなたもやっぱり穂乃果のこと…アルプスの少女ハイジみたいって思う?」とよく分からない事を言っているように、当時の穂乃果には単なる元気系というだけでなく、牧歌的でおだやかな雰囲気が魅力の女の子だったわけですね。今もか。なので穂乃果のそういう魅力を打ち出したこの曲はすごく貴重で、ことりの「スピカテリブル」もそうですがやっぱりソロ曲を多く持っているのは強いんですよ。

 

 今ちらっとモノローグパートに触れましたけど、ソロライブCDに新規ソロ曲と共に穂乃果(ことり・海未)とデートしてる設定のモノローグパートが収録されているんですけど、まだ全くセンス・オブ・ラブライブを会得していなかった当時のひだまりPですら穂乃果のモノローグパートには「何これえっろ…」の一言でした。穂乃果の口からいきなり「愛妻弁当」とかいうフレーズやキッス音、果ては「あ~ん♡」まで出てくる破壊力は凄まじく、こんな素晴らしいラブコールを貰える私はきっと特別な存在なのだと感じました(ガチ恋)。ではなくて…「穂乃果でこれだったらことりちゃんのモノローグとかチュパ音くらい収録されてるのでは…?」と今とあんまり変わらないような事を考えていた記憶がありますね。結果としてはことりちゃんのモノローグは催眠音声で、海未ちゃんのそれはガチの「睡眠導入剤」だったわけですが。

 それはともかく、「ハッピーピクニック!~Date with 穂乃果~」エロ過ぎたってお話ですよね。当時は知らなかったんですが、そもそも当時の穂乃果はアニメと比べても「スクールアイドル」をより「アイドル」寄りに捉えていて、つまりは「夏色えがおで1,2,Jump!」ドラマパートのように「アイドルとしてのキャラになりきる」ということを意図的にやっていたんですよ。だからこの「愛妻弁当」や「あ~ん♡」は穂乃果なりに「あなただけの高坂穂乃果♡」になりきろうとした結果なんですね。まぁそんなところが穂乃果のかわいらしさでもあり、ひだまりPは彼女にガチ恋しているので、「きっといつかは絶対本当の愛妻にするんだも~ん!」って思ってますけど。気持ち悪いですね。オリオン座へ帰れ。

 あとこれは「ハッピーピクニック!~Date with 穂乃果~」を聴く度に思うことなんですけど、これ「愛は太陽じゃない?」をBGMにしているから青空の下のピクニックデートが連想されるだけで、もし「もうひとりじゃないよ」の方をBGMにしていたら完全に死んだ恋人の墓参りですよね。そういう文脈の読み取り方もできると思うんですよ。

 

 

 最後にこれだけは伝えたかったんですけど、歌詞に「私と、アナタと、ココから産まれる未来☆」ってあるんですけどこれ捉え方によってはものすっっっごいド下ネタじゃないですか?完全に無自覚爆弾発言でしょこれ。ドコから産まれる何だって言うんだよ…

 

 

★74位-友情ノーチェンジ

 アーティスト: μ's

 

 μ'sの最初から数えて2番目の曲でありながら現代ラブライブ!に登場しても全然違和感のない仕上がり。流石と言わざるを得ません。当時まだ「μ's」という名前すら決まっていなかった頃でしたが、A面の「僕らのLIVE 君とのLIFE」が正にアイドル!という感じの曲に対してこちらはμ'sの持つほんわかした雰囲気が表れており、μ'sのファーストインプレッションとしては共に補完し合う最高の2曲と言えます。

 

 また、ダンスもマーチングのような楽しげな感じでライブ映えもする楽曲ですね。アニメ2期でもライブパートこそなかったものの、メロディだけは2期11話に地味に出てきましたね。まさに友情出演

 

 「だから春闘しないで~」と歌詞を置き換えた「給料ノーチェンジ」という替え歌が流行りましたね。流行ってない?

 

 

★73位-スピカテリブル

 アーティスト: 南ことり

 

 

 それはともかくとして。

 

 「まだ見ぬ夢が醒めぬようにと怯えてる」というフレーズが印象的な、切なくもドラマティックなメンヘラソング。 歌詞も1回聴いただけだと、実は不可解な部分が多いです。「友達なら良いけど、恋人ならイヤなの」と明確に拒否しているのに、「あなた」に好意を寄せているであろう描写も多数登場するなど、矛盾した表現が多数見られますね。それはつまり「好きだけど、恋人になっちゃうと破局が心配で堪らなくなっちゃうから友達以上恋人未満のままでいたいの!」というクソメンヘラ要素だと無理やり納得することもできますが、いざそれがこの曲の真意か?と言われてみると、やっぱりう~ん…な感じです。

 

 さて、ここからはひだまりPの妄想なんですけど、「スピカテリブル」の「スピカ」はことりちゃんの生まれた星座でもある乙女座の一等星の名前ですが、「スピカ」の原義にはラテン語で麦の「穂先」という意味があります。「穂」のつくことりちゃんの身近な人間…考えるまでもないですよね。

 もっと言うなら2番の「東の空に薄く明日が来る気配に あなたを想って今日が終わる」という「東の空に薄く」ということはこれは日の出を意味しているわけですから、ことりちゃんにとっての「今日の終わり」が明け方ということになりますね。それは勿論、夜のお仕事…ではなくて。「スピカテリブル」というタイトルの通り、彼女が自分自身を夜の星座になぞらえているという事だと思われます。そして「明日が来る気配に あなたを想って今日が終わる」ということは、やや強引ではありますがことりちゃんは夜空の星が見えなくなるのと入れ替わりで登る「太陽」に「あなた」を重ねている、と考えることができます。太陽…太陽と言えばこの「スピカテリブル」と全く同時期に「穂」のつくことりちゃんの幼馴染がリリースした楽曲がそう、「愛は太陽じゃない?」ですよね。これらの2つの根拠から、この曲で歌われている「あなた」は「名前に”穂”が付いて”太陽”にまつわる持ち歌があることりちゃんの知り合い」を指しているんではないかという一つの仮設が成り立ちます。

 

 そうするとですよ。ことりちゃんにとって何が「テリブル(=恐怖)」なのか薄っすら見えてきます。すなわち「友達ならいいけど、恋人ならイヤなの…」という言葉はことりちゃんではなく、彼女が想定する「穂のつく人」からの拒絶の言葉なのではないかと。ことりちゃんが「開けて欲しい扉」というのは「百合の扉」だったということになってしまいますね。ま~た百合の迷路かよ。のぞえり厨は巣に帰れ。

 まぁこれはあくまで仮説ではありますが、ことりちゃんがこれだけ「”あなた”を好きでいること」に不安と怯えを感じているということは、まさに彼女の「恋心」によって、大切な「友達」を失ってしまうことへの恐れではないかと考えると、一つの説としてはアリなんじゃないかと思えますね。まぁこの説を採用すると「鍵を捨てないで」というフレーズがめちゃめちゃ直球ストレートになってしまうわけではあるんですけれども。スピカテリブル!

 

 

 

 

★72位-Beat in Angel

 アーティスト: 星空凛西木野真姫

 

 1年生コンビが産み落とした偶然の閃き的天才的ロック。アホそうな凛とクールぶってる真姫がデュオを組むことで、ここまでロックでありながらも親しみやすいという化学反応を生み出しました。花陽ちゃんも自分が2人のこと思って「なわとび」というしんみりソングを歌っている傍らで「まじえんじぇー♪」なんていうおバカ全開のディスコティックソングを2人で歌われてたの知ったらどんな顔するか想像つかないですね。

 凛ちゃんのパリピ要素になぜアニメでそこまで掘り下げられたわけでもない真姫ちゃんのお医者さん要素を融合したのか謎ですし、そうして生まれたこの曲は「まじえんじぇー♪」などと頭の悪さを振りまきながらもカッコイイところはちゃんとカッコイイというよく分からない塩梅に。「Oh, baby! Dance dance Angelic!!」のとことかクソカッコイイですよね。まぁそういうよく分からなさがある意味ではこの二人を象徴しているのかもしれません。

 

 歌詞が聞き取りにくいことでも有名。この曲のサビ前の歌詞って「やがて ”ふたりきりになりたい病気”になる 甘い薬をあげましょう♡」なんですよね。分かるか!ひだまりPずっと「やがて 二人きりになりたい!陽気になる重い薬をあげましょう!」だと思ってましたね。陽気になる重い薬ってなんやねん。

 

 

★71位-LONELIEST BABY

  アーティスト: μ's

 

 好き。

 このディスコティックな頭キンキンしてくるメロディ、いわゆるハロプロ臭というか一昔前のアイドルソング感にあふれていますよね。それが好き。

 

 アニメ1期の集大成的な立ち位置であるブルーレイ最終巻の封入特典であるにも関わらず、アニメの内容を振り返るようなノスタルジー系ではなく寧ろ積極的にμ'sの新しい魅力を掘り下げていくような挑戦的なナンバーが入ってくるのがまだ作品としてもアニメ的に見ても「ゴール」が見えていなかった当時のμ'sの自由さが表れていますよね。とは言え、ちゃんと各メンバーのソロパートが強調して作られておりブルーレイ特典ソングのトリを飾るに相応しい曲であるとも言えます。

 

 「ダイスキダイスキ」の繰り返しや「らびゅらびゅ」という合いの手など、サビは意外と中毒性高めの電波な感じに作られていますね。

 

 

第70位~第61位

 

★70位-夏、終わらないで。

 アーティスト: BiBi

 

 BiBiの2枚目のシングル「Cutie Panther」のc/w曲。ひと夏の恋の終わりを歌ったノスタルジー系のバラードで、とにかく絵里の歌唱力の高さが光っています。もちろん真姫とにこの2人もそれにしっかり追従しており、「忘れたくない 青い珊瑚礁」の所などの美しすぎるハモりは感動モノですね。

 っていうか「青い珊瑚礁」って何なの!?松田聖子なの!?あまりにも堂々と「青い珊瑚礁~♪」って言ってるからひだまりP、しばらく「なんか似たような曲を松田聖子ちゃんが歌ってたような…なんの曲だっけ?」とアホな事考えてましたね。まぁ確かに「青い珊瑚礁」はそれそのもののイメージとしても、例の名曲のイメージとしてもこの曲の歌われている情景にすごくマッチしてはいますが。

 

 ひだまりPとしてはこの曲は2番が好きです。「眠ることさえ惜しかった季節」とか、「夏の終わりに恋も消え去った」とか、「私だけおいてくの どうしてよ?」とか、こういうポエミーな歌詞とかもういない人に向かって語りかけるような歌詞がひだまりP好きなんですよね。ノスタルジー感じるんでしたよね?

 

 BiBiのバラードは歌唱力お化けの絵里がリードして真姫が追従、そしてにこちゃんもしっかり付いていってるんですけど、どこかしらで可愛らしさが漏れてしまっているのがBiBi特有の「味」だと思いますね。

 

 っていうか、「Cutie Panther」で「捕まえちゃ~う♪どこに居るの?ムリよムリよ♪どこに居たってムリよ♪」とか言ってた矢先にこの曲が来るのは、流れ的にあまりにも即落ち2コマっぽくて笑ってしまいますね。

 

 

★69位-夢なき夢は夢じゃない

 アーティスト: 高坂穂乃果

 

 彼女のコール&レスポンスにもなった穂乃果を象徴するフレーズ「ファイトだよっ!」で始まるこの曲はその通り頑張る人を笑顔全開で応援する穂乃果の魅力がもぎゅっと詰まったナンバー。「夢」という単語を3つも使ったタイトルが特徴的で、5つある穂乃果のソロ曲の中でも代表曲と言っていいでしょう。

 ライブでは新田恵海さんが自転車に跨りながら歌ってくれます。シュールって言っちゃいけないんですけど、正直シュールですね。でも冷静に考えると「応援ソング」でなんで穂乃果が自転車乗ってるんだろう。アレかな?ランニングの先導かな?

 

 後に穂乃果がリリースするソロアルバムのタイトルは「orange cheers!」。正にそれ!感ありますよね。μ'sの中心としてみんなの先頭を走る存在でありながら、そのエネルギーで見る人全てを笑顔にするそれはまさに太陽。サンシャインです。いっそラブライブ!サンシャインです。

 

 

★68位-Listen to my heart!!

 アーティスト: にこりんぱな

 

 伝説のラジオ「ラブライブ!μ's広報部~にこりんぱな~」テーマソング。

 いや、ひだまりPも恥ずかしながら「にこりんぱなラジオ」を聴き始めたのは割と最近なんですが…徳井青空さんと飯田里穂さんの明るくて軽快なトーク、そして久保ユリカさんの独特な感性と笑いのセンス。まさに奇跡の3人と言うに相応しいこのメンバーから送られる本ラジオは、視聴者に絶え間ない笑いを提供してくれるまさにラブライブ!の伝説的ラジオと言っていいと思います。そんな「にこりんぱなラジオ」は有り難いことに全編CD化されているので、もしまだ聴いていない方がいたらVol.1からだけでも良いので是非聴いてみて欲しいですね。

 

 

 

 にこりんぱなラジオ聴くと「久保ユリカ、やべぇ」って分かると思いますよ。マジでこの人が独特な受け答えでこのラジオを混沌とさせつつ、そこに確かな笑いを生み出していると思います。

 まぁ、曲の紹介に戻ります。

 

 この曲は「にこ」「りん」「ぱな」という3人の名前と、更には3人の声優さんの名前も入っている「僕たちはにこりんぱなの光」みたいな曲になっています。「今日は今日の青いお 大興奮で語れりっぴー しかめっつらなんてバイバイ」の部分ですね。(久保ユリカさんの愛称はシカコです)これ、「シカコ」が久保さんのあだ名とは言え本名とかすってもないし知らない人には分からなくない?と思ってて、「ユリカ」の語呂合わせ思いつかなかったのかな?と思ったら2番は「明日は明日の青いお 開放感を語れりっぴー ゆりかもめ乗ってゴーゴー!」なんですよ。「ユリカ」の語呂合わせあんじゃん!って思いますよね。でも一番おかしいのは最後なんですよ。

 

 「明日は明日でにっこにこだ 開放感でココロりんりん ゆりゆりの元気ミッション」………おかしくない!?何で「にこ」「りん」「ユリカ」なの!?それは絶対おかしいでしょ。だってこれ麻雀で言ったら「」「中」「」で大三元だって言ってるようなもんじゃん。チョンボですよ。何?そこまで百合百合にしたかったの!?いや別にこっちのラジオの方は百合要素特にないですからね。

 

 ちなみに、「大興奮で語れりっぴー」「開放感を語れりっぴー」だけ語呂合わせも何もなく、単にりっぴー(飯田里穂さん)を「りっぴー」って呼んでるだけじゃん、って思いきやこれ、「おしゃべりな」って言う意味の「Lippy」とかかってるんですよね。これは完全に一本取られました。

 

 と言うことで…ラジオだけでなく曲の方もめいっぱい言葉遊びを取り入れたハイセンスな楽曲になっていることが分かりましたね。

 

 

 

★67位-LOVELESS WORLD

 アーティスト: μ's

 

 いきなり爆発音とキキィー…とドアの重々しく開くSEから始まるこの曲。映像は無いのに、オシャレなPVを見せられている気分になります。音楽だけでMVを幻視させてくるのがこの曲のすさまじい所。

 ドコドコドコドコ…と重々しいベースが響き渡り、悲哀をテーマにした歌詞ながらロックな疾走感を与えてくれています。そのためか、悲しさよりもむしろ先の見えない暗闇に飛び込んでいくドキドキを与えてくれますね。

 

 歌詞としては「身分違いの恋」を連想させる文脈が強く、ひだまりPの1つの解釈としては「HAPPYENDになれないシンデレラ」がイメージなのかな、と思っています。これは「灰になる運命を選びたいの本当は」からシンデレラの別名「灰かぶり姫」が連想されたからですね。まぁ、やや強引ではありますが。

 それこそ、無理やり解釈すればA面曲の「Music S.T.A.R.T!!」のPV舞台が東京ディズニーシーだったことを受けてディズニーから帰りたくなくて駄々こねてる真姫ちゃんの歌、っていう解釈もできる所です。「同じ時を生きて 同じ夢を語り合う 願いは叶わぬまま孤独の中へ帰るわ」の所とかそれっぽいですよね。

 

 ラスサビのハモリは圧巻の一言で、何度聴いても飽きないですね。

 

 

★66位-そして最後のページには

 アーティスト: μ's

 

 デジタル感溢れるサイバーミュージックが彩るμ'sの卒業ソング。卒業ソングというか、最早卒業アルバムと言うべきか。

 真っ白なノートブックが一冊の本になる。これはμ'sが作中で示した「みんなで叶える物語」というキーワードにも合致しています。だからこそ、「表紙に小さく”ありがとう”って書きたいな」なんですよね。

 そして、大切なのは、曲のタイトルは「そして最後のページには」なのに、「ありがとう」って書くのは表紙だという点。表紙に「ありがとう」と書くのは、最後のページを書き終わってノートを閉じた後ですよね。じゃあ最後のページはどうなるのか?まだ分からない。

 これはμ'sの思い出を語る歌でありながら、これからの未来を示唆しているというところがひだまりP、重要なことなんじゃないかと思います。 

 

 

★65位-るてしキスキしてる

 アーティスト: μ's

 

 タイトルが回文という、この時点で神の遊び心満載の意欲作。「る・て・し・キ・ス 知ってるんでしょう? ス・キ・し・て・る」とあるように、「スキしてる」と好意を伝える言葉を逆さまにすることで遠回しに伝えようとする複雑な恋心が歌われていますね。

 

 これと似た表現として「Mermaid festa vol.1」の歌詞に「裸足でかいた砂の記号 逆さまにすればI love you 気づいた時はどうするの?」というくだりがあります。Mermaid festa vol.1も「この恋心に早く気づいて!」的な曲ですが、この曲における「る・て・し・キ・ス」という言葉にも同様の天邪鬼な気持ちが歌われていると解釈できると思います。

 

 ただ、この曲がMermaid festa vol.1のような一人称視点のラブソングなのか、はたまた「恋する女の子に贈るμ'sからのエールソング」なのかについては、解釈の分かれる所ではないかと思います。というか、歌詞を読み解けば読み解くほどひだまりP的には後者の意味合いなのでは?という考えが強化され、83位「純愛レンズ」の項目で「純愛レンズはμ'sの曲で唯一「女の子のための恋の応援ソング」なんです!」などと言っておきながら単なる考察不足が露呈する結果となってしまいました。と言うかむしろ、この曲が希センター曲であることも考えると「強化版純愛レンズ」という立ち位置で考えても良さそうな曲なんですよね。

 

 そう考える根拠として、一番大きいのがセリフパートの存在ですよね。上記のように素直になれない恋する気持ちを歌った曲だと言っていたのと裏腹に、本曲のセリフパートでは「当たって砕けろだよ!」「御武運を祈っています」「後悔するんじゃないわよ…(イケボ)」等、明らかに誰かにエールを贈る内容になっています。Mermaid festa vol.1では「ごきげんヨーソロ。」「これっきり、かもね…」「ダスビダーニャw」等と口々に別れの言葉を口にしていたのと比較しても明らかに想い人へ送る言葉としては異質なものとなっていますよね。

 そしてセリフパートの最後は「ウチにまかしとき!」になっています。先程強化版純愛レンズと言ったのはここで、この曲ではμ'sへ、中でも希ちゃんへ恋愛相談に来た女の子へのエールを歌っているんじゃないかと思いましたね。こう考えると1番の「伝えてふたりのミラクル 求めるこころ」という詩もしっくりきますよね。

 

 

 「る・て・し・キ・ス」というフレーズにも天邪鬼な恋心が歌われていると書きましたが、この恋愛相談に来た「女の子」は相当天邪鬼な性格らしく、それはサビの「スキは常にキライの裏」というフレーズにも表れていますし、2番の「なのにキミは今もいつもと変わらない 教えて気持ちはミステリー解明しなきゃ!」というくだりも好きなのに言い出せない女の子に対してやきもきするμ'sの様子と解釈できますよね。こいつ真姫ちゃんじゃね!?なんでいつもこっち見てるの!?2番のラブにこっ♡ってそういう… ってなんでですか。にこまき厨は半年ROMってろ

 

 にこまき厨はクソです。

 

 

 

★64位-どんなときもずっと

 アーティスト: μ's

 

 2期エンディング曲。9人でゆらゆらダンス、そして羽キャッチの素晴らしさは言うまでもなし。

 「たまにはゆっくり君のペースで やりたい事たち見つめてごらん」という詩は、2期で生徒会長とスクールアイドルの二足のわらじを履いた穂乃果のことを表しているようにも取れますね。

 

 正直に言うと、ラブライブ!アニメEDの中で(サンシャインを含めても)ひだまりPの「どんなときもずっと」の評価は低めで、まぁアニメED曲は他が圧倒的過ぎるので今も相対的には下の方ではあるんですけど。でも今改めて歌詞を見ると、「強くなれ 自分から逃げちゃだめ 強くなれ 焦らずに受け入れて自分を それが大事なんだ!」って部分がすごく「染みる」なって思って、ひだまりPの中でも20本の指に入るほどラブライブ!の楽曲で好きなフレーズになりました。

 アニメ2期で穂乃果は生徒会長になって、まぁその展開そのものの是非は今は置いておくとしても、スクールアイドルと生徒会長を兼任することでいろんな壁にぶつかるわけですよね。ダイエットの壁とかもありましたね。そんな中で彼女は自分に足りないもの、自分の未熟さを噛みしめることになります。しかしそれらの責任を放棄せず自分なりの精一杯のことをやった結果、時には周りの人達に助けて貰いながらそれらを乗り越えていくわけです。そうして彼女は「みんなで叶える物語」というμ'sを象徴するキャッチフレーズにたどり着くんですね

 そうした彼女の成長の第一歩は、2期第1話でのあの小さな立ち止まりでした。いつかの失敗から、スクールアイドルに夢中になることで生徒会長としての仕事を疎かにしてしまうかもしれないとラブライブへの参加に積極的でなかった穂乃果。「始めたばかりの頃は何も考えないでできたのに、今は何をすればいいのか分からなくなることがある」というのは彼女の言ですが、それでもラブライブにもう一度出場する決意を固めたのはまさに、穂乃果が過去の失敗も含めた自分自身から逃げずに「受け入れ」て、前に進む覚悟を決めたからでした。

 それだけではなく、にこちゃんが兄弟達の前でスーパーアイドル矢澤にこという虚飾を捨ててみせたこと凛ちゃんが可愛いドレスを纏ってステージに立ったこと花陽ちゃんがおにぎりの食べ過ぎでダイエットするハメになったこと。アニメ2期のエピソードの随所で、この「どんなときもずっと」のフレーズを連想することができます。

 

 まぁそういうアニメとの結びつきも考察するにはしますが、やっぱりそれはそれとして単純に好きですね。「強くなれ 自分から逃げちゃだめ 強くなれ 焦らずに受け入れて自分を それが大事なんだ!」っていうフレーズが。「自分を受け入れる」ということは自分を無理やり肯定することとはまた違っていて、前へ進むために自分自身と向き合うというニュアンスだと思うんですね。自分のやりたいこと、強いところ、良いところ、そしてその逆のところ。それらと向き合うことで、初めて人は全力でがんばれるんだと思います。そんな大切な人生訓を難しく語らず、楽しげな歌に乗せて伝えてくれるところがこの曲の、ひいてはラブライブ!の音楽すべての好きなところですね。

 

 

 

★63位-Dreamin' Go!Go!!

 アーティスト: μ's

 

 ライブチケットの特典CDらしいです。らしいですって何。最近μ's Memorial CD-BOXが発売となってこの曲も通常入手可能になりましたね。3万5千円しますけど。皆さんは買われましたか?ひだまりPは流石に…買いましたけども。

 

 この曲を初めて聞いて思ったのは「イントロの入りがド○えもんwwwww」でしたね。Draemon' Go!Go!!ですよね。今聴いてもドラ○もんって思います。(2017)今聴いてもドラ○もんって思います。(2020)

 1番から汗を拭いてあげるのかと思ったらタオルを投げつけ、2番では手加減を知らない性格ですとか言ってしまうどこまでも攻撃的で疾走感のあるこのナンバー。特にサビの終わりの抜けるような「Sansation!」のフレーズが最高に気持ちいいですね。

 

 このCDにはドラマパートも収録されていますが、これも何気に良作でしたので、オススメです。

 

 

★62位-Trouble Busters

 アーティスト: BiBi

 

 「キライ、キライよやんなっちゃう!!」の時点で神曲を確信。この曲単体で素晴らしいのは勿論ですが、この曲のA面「冬がくれた予感」がBiBiの珠玉のラブソング、恋人への未練を歌った切ないバラードであるのに対してこっちは同じ「失恋」をテーマにしつつ、笑顔と元気であんな奴忘れちゃえ!と吹っ切れた気持ちをポップに歌いきっている点が正に変幻自在のBiBiワールド。恋人への未練も歌えるのに、失恋をバネにもっと強い女になってやる!とカラ元気で自分を励ます気持ちをこんなにカラッと気持ちよく歌えるのは、普段のクールユニットBiBiとは逆にスマイル属性のにこっちが先頭に立ってクール二人の元気な一面を引き出しているからですね。なんだこのニコニコ仲良しBiBiワールドは。最高ですか?

 A面もB面も素晴らしい。そしてAB面両方合わせてまた素晴らしいという、カツカレーみたいなシングルです。これだけベタ褒めなのにこの順位というのはひとえに、BiBiのもう一つのパリピソングと食い合ってしまった結果でしょう。

 

 ちなみに「カラオケで歌うと盛り上がるラブライブ!の楽曲ランキング」だとひだまりP的にダントツ1位なので是非カラオケで入れてみて頂きたいナンバーでもありますね。程よい疾走感でノリの良さを感じられる上に合いの手がはっきりしていて入れやすいのでデュエットは勿論、1人で歌っても楽しく歌える名曲ですよ。ひだまりPは特に「I love solitude!」のところがお気に入りです。

 

 

★61位-ミはμ'sicのミ

 アーティスト: μ's

 

 雑誌企画から出来上がった唯一の曲。μ'sの曲でタイトルにμ'sと入ってるのはここに来て初めてですが、Aqoursはファーストシングルからいきなり入ってますね。

 

 基本的にテンポの良いマーチ調なんですが、その中でも「ララμ'sical night 踊れドレミファ そんな風に~」って凄すぎませんか?「踊れドレ」で韻踏んで一区切りかと思いきや、そこからまた「ミファそんな風に~」って音階続きで繋がっていく感じ、ひだまりPこういう「畳み掛けるような歌詞」が大好きなんですよね。「僕らは笑顔で~」でちゃんと「ラ」の音も回収してる細やかさも好き。

 

 あと「ミはμ'sicのミ」はひだまりPのフェイバリットCDジャケットでもあります。真剣な表情で穂乃果の衣装の調整してることりちゃんも良いですし、地味に穂乃果のニーハイひっぱってる希の表情もいい味出してますよね。

 

 

第60位~第51位

 

★60位-ずるいよMagnetic today

 アーティスト: 矢澤にこ西木野真姫

 

 初めて聴いたのにずっと前から知っていたみたいな、いやもう、ただそこに『にこ』と『真姫』がいるだけ、みたいな…それほど自然に「にこと真姫の曲」が出来上がっている。寧ろ、なんでいままで無かったの?というくらい。

 小悪魔系のにこと、高飛車な真姫。アニメでも、アニメになる前からもダイマされてたこの二人組が初めてデュエットで歌うこの曲は、クルクルと反転しては引かれ合ったり離れたりを繰り返す似た者同士…として二人を磁石になぞらえる納得のセンス。こういうの書いたらもう敵なしですよね。誰が作詞してると思ってるんだ。ずるいよずるいよ、あぁ磁力がずるい…

 アニメでは小動物というよりいじられキャラなにこちゃんですが、それでも真姫ちゃんはにこちゃんにやりこめられちゃう二人のかけあいもGOOD。そのせいもあってにこちゃんの歌い方もいつもより挑戦的な感じになっていますね。

 

 にこまき厨はクソです。

 

 

★59位-MUSEUMでどうしたい?

 アーティスト: Printemps

 

 恥ずかしがりやでゴメンね♡ドキドキし過ぎてごめんね♡

 

 ピュアなラブソングがPrintempsの手にかかればあっという間の不道徳。ぶっちゃけ「どうしたい?」の時点でもうアウトです。CheerDay CheerGirl!に続くPrintempsの歌うポルノです。「私とキミだけの恋のMUSEUM 幸せをいっぱい抱きしめた絵が待っているの♡」という歌詞もなんだかとっても意味深に聞こえてしまいますね。前売り券にこんな曲が付いてくるとか完全にポルノ映画じゃないですか!シンガー助けて!

 

 一応(?)ポルノ要素以外にもPrintempsエッセンスはちゃんとあって、っていうか冷静に考えるとこの歌詞の「目を閉じて夢のまんなかへご招待 星のゴンドラがトキメキを乗せて…」ってくだり完全にオリオン座へ連れて行こうとしてない

 

 「メンヘラ一番電話は2番、夜のオカズはPrintemps」のキャッチフレーズに恥じない名曲でしたね。

 

 

★58位-ふたりハピネス

 アーティスト: lily white

 

 結婚式で歌え。

 

 なんだこの「新妻ソング」は。勘弁してくれ。エプロン姿で幸せそうに微笑む希ちゃんと海未ちゃんと凛ちゃんの姿が幻視されるようなリリホワあまあまラブソング。「あふれだす愛おしさが 自然だと思えたから 幸せになろうって決めたのよ、貴方と」ってもう。

 この曲、PrintempsやBiBiがもし歌ったとすると絶対どっかでエロ方面にシフトし始めると思うんですよね。っていうかPrintempsなら「腕を引っ張ってみたの」の所でもう乳出してると思います。でもリリホワはどこまでも素朴で純情。その飾らない愛の言葉が、他には何もいらないと思わせてくれる幸せいっぱいのリリホワワールドなんですよね。

 μ'sでウエディングソングって言うと多くの人がLove wing bellを思い浮かべるでしょうしひだまりPも実際そうなんですけど、ガチで選ぶならこっちだと思いますね。

 

 後半の希ソロ「涙がこぼれそう~」なんてもう結婚式以外のどこで使うんだって位の名文句ですし、希はなんなの?新妻路線狙ってるの??凛ちゃんは言うまでもないLove wing bellのセンターを努めていますし、海未ちゃんは1stシングルの自己紹介の時点から子作りの話してますし、もう完全にお嫁さんユニットじゃん…

 

 っていうか、Printempsの「MUSEUMでどうしたい?」と並んでしまったためにPrintempsがエロいだけのユニットみたいになってる。違うんですPrintempsにはPrintempsの良さがあるんですよ。μ'sのユニット、みんなちがってみんないいんです。

 

 

 

★57位-after school NAVIGATORS

 アーティスト: にこりんぱな

 

 タイトルカッコ良すぎですね。厨二心をくすぐりすぎにも程が有ります。それでいて何だこの女子高生日常系ロックは。

 放課後の寄り道を楽しむ女学生というほのぼのした絵図を、激しいロックに乗せた意欲作。曲中もいきなり激しくなったりあまあまになったり緩急自在。

 「mgmg(もぐもぐ)止まらないんだもん pkpk(パクパク)おかわりでしょ gkgk(ゴクゴク)同じタイミング♪」という歌詞だけ見てこんなメロディ想像つかないですよね。あと擬態語が全部上記みたいな書き方になってるのは何なんだろう、女子高生らしさをアピールしている…?

 

 っていうかラブライブ!の詩は全部センスに溢れてるんですけど、にこりんぱなの2曲は特にそれが溢れすぎている気がします。たぶんですけど、こういう言葉の操り方が神の得意分野なんでしょうね。Aqoursで言うところの1年生トリオ曲みたいな感じでしょうか。

 聴き応えが有るのは花陽のウィスパーボイス。新しい魅力発見です。

 

 そういえばこの曲の出だしなんですけど、「凛)それよりラーメンtrtr(つるつる)! 花陽)そしたらワッフルmfmf(もふもふ)!」だとひだまりP勘違いしてて、「ラーメンの後に当然のようにワッフル食うやべぇ女かよ…でも女子高生だし花陽だしそれくらい普通だよな…」って勝手に納得してたんですけど、正しい歌詞は「女子ならワッフルmfmf(もふもふ)」でしたね。欲張り過ぎちゃいけないの(戒め)

 

 

 ちなみに、全114曲なのでこの57位で丁度折り返しですね。残り半分もがんばルビィ!

 

 

★56位-Mermaid festa vol.1

 アーティスト: μ's

 

 ランキングも折り返しを過ぎたところで遂にこれが出てきました。μ'sの最大風速から産み落とされた魔物、Mermaid festa vol.1

 

 エキゾチックで情熱的な恋のナンバー。大胆に誘いをかけているようにも見えて、この恋は泡のように儚く消えて永遠に会えないかもしれないという不安な気持ちも隠しきれない。曲の終わりの「…さよなら。」の中にも、色んなエピソードと感情を読み取ることができます。

 「話せば泡となるような 私は人魚なの」とかもうさりげないワードセンスの切れ味が光りすぎていますね。自分からは伝えられない恋の切なさを声を失ってしまった人魚姫に例えるとかブルっちゃうよ…


 そしてこの曲に軽やかな疾走感を与えているのがこのタップダンスの音。これも非常に印象的ですね。

 

 そしてこの曲、冒頭の謎セリフが本当に最近、2019年になってようやく解明されたようですね。「If you wish to leave a record.」という留守電の吹き込みを促すメッセージのフリー素材を使っていたらしいです。だとすると、この曲のセリフパートも留守電に吹き込まれたメッセージだと考えることができますね。相手に届くかどうかも分からない留守録メッセージだと考えると、この曲の切ない雰囲気がより際立つ気がしますね。花陽の「サビシイヨ…(掠れ声)」とかもう心霊現象じゃん…

 

 最後にひだまりP上記と共にこの曲を初めて聴いてから6年間勘違いしていたんですが、セリフパートの絵里のところ、ガチで「らしくないね…」だと思ってたんですよね。実際には「ダスビダーニャ…」って言ってたことを知った時は飛び上がりました。お前…お前、ハラショー以外も喋れたのか………

 

 

 

 

★55位-知らないLove*教えてLove

 アーティスト: lily white

 

 純情乙女の初恋のとまどいを描いたリリホワの自己紹介ソング。「月まで抱いて連れてって」じゃないんだよ海未ちゃんポエムかよ。すき。っていうか、これが1曲目ってリリホワぶれなさ過ぎでしょ。これのc/wでちょっとブレてたけど。

 ユニット名の通り白百合のようなリリホワの素朴さ、純情さが前面にこれでもかと出ているのですが、地味さを感じさせないのは詩の卓越したセンスによるものか。「未熟だもんって く・ら・く・ら・Cry」のような主張しすぎない言葉遊びが、名曲たるゆえんです。

 

 

★54位-baby maybe 恋のボタン

 アーティスト: μ's

 

 片想いの女の子の、等身大で一生懸命な気持ちがもぎゅっと詰められた、μ's王道のアイドルラブソング。このコンセプトはAqoursにも「待ってて愛のうた」という形でしっかりと引き継がれていましたね。

 この曲はA面があまりにも有名ですが、そこに花を添えるかのようにこの曲も何度聴いても歌詞を1つ1つ噛み締めてしまう、隠れ家的な名曲です。ただ一つ惜しむらくは、タイトルの韻の踏み方から「ハッピー うれピー よろピくねー」というジョジョ2部のセリフを思い出してしまい口に出すたびにどうしても引っかかる点ですね。ここだけはちょっとボタンをかけ違えたなと。ボタン違いですが。

 

 「恋へのボタンが欲しい 押してぽちり」はすごく詩的で好きです。ここが海未ちゃんソロっていうのも良いですね。このもどかしい後一歩を踏み出せるきっかけを「恋のボタン」と表現するのも良いですし、そして一番ラストで「ふと立ち止まり見つめ合った…ボタン押した?」…「押した?」と疑問形で終わるのが素晴らしい。何かが始まったという、含みの持たせ方が本当に上手いです。

 

 

★53位-Future style

 アーティスト: 高坂穂乃果南ことり園田海未

 

 

「さぁ行こう!みんなが待ってる!」

 

  劇場版におけるこの曲を初めて聴いた時は、どちらかと言うとSUNNY DAY SONGへの布石と共にμ'sのはじまりの3人によるザックリとしたおさらい、という簡易的な文脈で捉えてしまいひだまりPも劇場版についての記事でまさかのこの曲に一切ノータッチだったんですが…

 3人で最初に歌った「ススメ→トゥモロウ」と並べてみるとトゥモロウ(明日)がFuture(未来)になり、ススメ→トゥモロウでは「可能性」を歌っていたのがこの曲では「いつか描いた希望のステージ」「今こそぜんぶ叶えたい」となっていて、つまるところこの曲は、ススメ→トゥモロウへのアンサーソングになっているんですよね。

 それだけでなくて、サビの3人でピシッと揃ったダンスも、ファーストライブでのたどたどしいパフォーマンスを思い返して彼女たちの成長を感じさせてくれます。この曲の素晴らしいところは、劇場版のクライマックシーンというこれまでの集大成を前にしてμ'sのはじまりの3人の、この3人だからこそ見えた景色と、今感じていることをこの3人で改めて歌にして共有しているという点にあると思いますね。

 

 ダンスと言えばこの曲のライブ見る度にハイテンションで歌いながら着席する海未ちゃんがなんかシュールで笑ってしまうんですよね。まぁ、完全にどうでも良いですけど。ダソクでした。

 

 

★52位-乙姫心で恋宮殿

 アーティスト: lily white

 

 乙姫心(おとひめハート)恋宮殿(ラブきゅうでん)

 

 μ'sの難読曲名ランキング2位。1位は…言わなくても分かりますね。

 「MUSEUMでどうしたい?」「最低で最高のParadiso」に並ぶ劇場版前売券特典CDで、3曲に共通して「幻想的な世界に足を踏み入れるドキドキ感」的なものがテーマになっていますがリリホワのモチーフは「竜宮城」。これとリリホワ特有の昭和な雰囲気が悪魔合体した結果、こんな名曲が出来上がりました。

 「抱きしめて~」から漂う昭和臭はいつものリリホワですが、「昔の昔の物語」や「恋した恋した殿方」など同じ言葉を繰り返すキャッチーさはしっかりアイドルソングしてるな、といった印象です。っていうか「殿方」って。海未ちゃんまるだしですね。

 

 「竜宮城」をモチーフにしているだけあって、「恋したあなたを離さない」という情熱的なメッセージソングになっており「永遠の牢獄」などと物騒なワードも登場しますね。とは言えオリオン座の暗闇に閉じ込めて出してくれない某ユニットとは違い、童話の浦島太郎のごとく他の全てを失う覚悟と引き換えに深海のような深い愛で包んでくれそうですね。

 

 

 

★51位-Love wing bell

 アーティスト: μ's(星空凛、小泉花陽、西木野真姫、絢瀬絵里、東條希、矢澤にこ)

 

 ススメ→トゥモロウが2年生組だけだったので帳尻を合わせるために1・3年生で…というのはウソで、2期5話「新しいわたし」で披露された大切な曲ですね。

 本当は可愛い女の子なのに、過去のトラウマとコンプレックスからそれを受け入れられずにいた凛。そんな凛が花陽と真姫に背中を押してもらって、「新しいわたし」を初めて皆に披露した名曲です。

 

 でも、これに限ってはこの曲自体はただの引き出物みたいなもんですよね。記念品ですよね。凛のなかで「かわいさ」「女の子らしさ」の象徴だった花陽が、勇気を出して本音でぶつかってきてくれたこと、「凛ちゃんは可愛いよ!」って言ってくれたことが、かたくなだった凛の心を開いたってことがこの回の一番大切なことですよね。

 

 実は歴史を紐解けば凛の女の子らしさへのコンプレックスは5thシングル「Wonderful Rush」のドラマパートから既に存在しており、その時は絵里凛に可愛い服を着せようと四苦八苦するわけですが、ある意味で凛ちゃんのスカートは原作時空とアニメ時空を跨いだμ'sの悲願であったと言えるかもしれません。

 

 2番のサビは「嬉しい嬉しい魔法みたいな 驚きから夢のこどう」と言ってますが、ひだまりPこれはずっと「オトノキから夢のこどう」だと思ってましたね。数多くあるラブライブ!歌詞聴き間違えシリーズの中でもかなり恥ずかしい部類の作品でした。

 

 

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 さて、51位まで駆け足で発表してきました。これも最初に記事を書いた時は「駆け足で」と表現しましたが、このランキングを並べ替えたひだまりP自身、こうして書いてると本当に書く度に新たな発見があって、全部読んでくれた方は「どこが駆け足やねん!」とツッコミたくなったんじゃないかと思います。本当にありがとうございます。ここからも牛歩戦術でやっていきますので、休憩を挟みながら読んで下さいね。

 

 ここからはベスト50です!

 

 

第50位~第41位

 

★50位-ぶる~べりぃ♡とれいん

 アーティスト: 南ことり

 

 南ことりのソロ曲にして名曲。ソロ曲部門第1位です。

 

 初めてのデートでオシャレに悩みすぎて遅刻しそうになる女の子の気持ちを描いた曲。電車に乗ってる間もそわそわして気が気じゃないそんな気持ちがそのままタイトル「ぶる~べりぃ♡とれいん」になっていますね。このコンセプトがもう凄いんですけど、それ以上にこの時点でこの「ちょっと悪いことり」を描いたのが天才。ことりのこと知りすぎてるでしょ。

 デートに遅れそうなのを凄く気にして「お願い電車さんいそいで!><;」ってなってるのはなってるんですけど、一方で「女の子がオシャレに時間かかるのは仕方ないんですぅ><;」の部分については完っ全に開き直ってるわるさが可愛いですね。っていうかそもそも「電車さんいそいで~><;」「時計さん動きを止めて~><;」「君の遅刻を願っちゃう><;」の徹底した自己中心が可愛いですね。普段はいい子にしてることりちゃんのこういうワガママラブリーな面が見られるのが最高じゃないですか?最高です。

 「とめる、はずす、ひとまわり」「あける、やめる、くりかえす」等、ことりちゃんがデートのためのオシャレにあたふたして悩んでるのが具体的に頭のなかに浮かんできて微笑ましさを与えています。「南ことり ここにあり!」って感じの楽曲でしたね。

 

 余談ですが、ひだまりPが初めてμ's声優の歌を生で聴いたのがこの「ぶる~べりぃ♡とれいん」でした。初めてのμ's生歌は「ぶる~べりぃ♡とれいん」。そういう意味でもこの曲は本当に思い出深い曲となりましたね。ちなみにブログでもレポートしましたが、2019年11月の内田彩さんのキャラクターソングライブです。逆にそれまでμ'sを生で見たことなかったの!?やんやんっそんなのダメよ!って思われるかもしれませんが…まったくその通りなので仕方がないですね。初めてのライブ…「ぶる~べりぃ♡とれいん」で登場!?やんやんっそんなの(嬉しすぎて)ダメよ…

 

 

★49位-START:DASH!!

 アーティスト: μ's

 

 …語り尽くせない。それが率直な本音です。だってアニメ1期がこれに全部詰まってるんだもの。ただ演出というにはあまりにも、あまりにも壮大すぎる。この曲を巡る物語が。

 例えばサビの「悲しみに閉ざされて泣くだけの君じゃない 熱い胸きっと未来を切り開くはずさ」って凄くないですか凄いですよね。第3話で穂乃果達3人は観客のいないステージに立たされて、それは間違いない「悲しみ」なんですけどそれでもライブをやりきった後で「(アイドルを)続けます!」って言ったのは別に悲しみを「打ち破った」り、「乗り越えた」りした訳ではないですよね。初ライブで誰にも見向きもされなかった敗北感も悲しみも噛み締めた上で、それだけではなく熱い気持ちが芽生えたからこれがラスト13話の9人でのステージに繋がるわけじゃないですか。

 だからこそ、13話でμ'sが講堂を満員にしたのは「今はこんな沢山の観客に囲まれているよ」っていう「悲しみ」に対する「慰め」ではなくて、「穂乃果(達)の熱い気持ちが切り開いた未来」だってことになるんですね。だから対比しつつも、話がここで完結しない。切り開いた未来から、「またひとつ夢が生まれた」んです。あの最終話のライブは、物語上重要な意味を持たせながらも穂乃果にとって、μ'sにとっては敢えてただの「通過点」とした。そこが新たな始まりだから、また「START:DASH!!」。トンでもないですよね。

 

 サビ後半の畳み掛けるようなハモりも素晴らしい余韻を与えてくれる。この1曲でアニメ1期の追体験ですよね。素晴らしい。

 

 あとこれも好きな歌詞の話になるんですけど、この曲の2番の「雨上がりの気分で 高まる期待の中 躓いたことさえも 思い出にしよう」ってフレーズがひだまりPの中で18本の指に入るくらい大好きなんですよね。「雨上がり」じゃなくて「雨上がりの気分」っていうのがまた良くて、これだけでもラブライブ!の色んな名シーンに重ねることができますよね。そして「躓いたことさえも 思い出にしよう」っていうのはやっぱりアニメ1期13話での2年生の和解からμ's再結成が強く印象づいているんですけど、それだけでなくてμ'sの言ってみればラブライブに出る前の、たくさんの事が手探りでいろんな壁にぶつかりながら進んできたストーリーがここにもやっぱり表れていて、上記と重なる部分もあるんですけど、やっぱりこれはアニメ1期を象徴する曲だというのを強く実感しましたね。

 

 

★48位-乙女式れんあい塾

 アーティスト: 矢澤にこ東條希

 

 ラブライブ!を代表する電波ソング

 「ずるい ずるい ずるいことはしちゃダメなのよコラコラ~」とサビはキャッチーで電波な感じですが一方Aメロは軽快な歌詞からしっかりと乙女を感じる純情なラブソングとなっていてまさに「乙女式」です。

 

 「告白待ってるあーん遅いよっ!」などのフレーズから、これもMermaid festa vol.1のごとく意中の相手からの告白を待っているニュアンスになっていると思うんですが、そこに希の「純愛レンズ」エッセンスが入ることでお姉さん2人が優しく導いてくれる「れんあい塾」というところに神のセンスがキラリ。もう留守電にダスビダーニャとか吹き込むのやめてね。

 センスと言えば「チャンスだよ今日が(そぅそぅそぅ)明日は変わる乙女色!」っていうのが優柔不断な彼に対する警告と女の子の移り気な気持ちをロマンチックに表現していてここも好きですね。

 

 

★47位-これからのSomeday

 アーティスト: μ's(にこりんぱなまきことほのうみ)

 

 アニメ1期6話挿入歌。

 矢澤にこが加入して7名になったμ'sは、アイドルらしくPV撮影に挑戦してみたりと試行錯誤しながら「グループのセンター」を決めようと話し合います。しかし歌も踊りも、みんな一長一短で話し合いは纏まらず。そんな中穂乃果が「皆がセンター!みんなで順番に歌えるような曲を作ろうよ!」と提案しついにPVは完成。そんな穂乃果を見て、臆さず前に踏み出してみんなを引っ張ってくれる存在である穂乃果がセンターに相応しいと全員の気持ちが一致したのでした。

 結成したてでまだまだ初心者集団のμ'sが、皆して笑ったり悩んだりしながら手探りでアイドルの形を作り上げようとする、そんなワクワク感がしっかりと表現されたポップなナンバー。そしてこのテーマにして衣装が「不思議の国のアリス」をモチーフにしているのがまたピッタリのセンスです。天才。天才南ことり。

 ライブシーンではサビの直前、にこちゃんと真姫ちゃんが手を繋いでアーチを作り、穂乃果がくぐって前に出てくる所が最高にかわいくて大好きですね。

 

  セリフパートは7人が同時に喋っていかにもワイワイガヤガヤ迷走中、という感じで良い演出ですね。後にSolo Live!で各メンバーのソロが聴けるようになって具体的に何を言ってたのかはっきり分かるようになりました。

  

 

「何言ってんのよこっちよ!だからこっちだってばー!ねぇ…わあああああああああ!」

「えぇ?(困惑)にこはこっちだと思うんだけどな~?ちょっと聞いてんの!?わ、わああああああああ!」

 

 

★46位-それは僕たちの奇跡

 アーティスト: μ's

 

  アニメ2期OP。1期OP曲が例のあの演出のせいで評価ストップ高と化してしまったことで相対的にやや影の薄い感じはありますが、オープニングを初見の時から1期と変わらないクオリティが引き継がれている、と感じたのを覚えています。

 

 歌詞がアニメ2期の内容とリンクしているのは今更言うまでもないですが、ステージも1期OPと比較するとより穂乃果をセンターとして強調しているような印象がありますね。アイドルをやって廃校を救うことが目的だった1期に対し、スクールアイドルμ'sとしてラブライブ出場がメインの目標となったことで「μ's」としての方向性が見えてきたという所でしょうか。

 

 OPムービーでは最初の、穂乃果が海未とことりの方を振り向いてことりちゃんがにっこり笑顔で返すカットが最高に可愛くてあそこだけリングへと閉じ込めてずっと眺めてたいくらい好きです。

 

 

★45位-Paradise Live

 アーティスト: μ's

 

 107位のタカラモノズのc/w曲。スクフェスコラボシングルというだけあり、ダンスはスマイル(穂乃果・凛・にこ)ピュア(ことり・花陽・希)クール(海未・真姫・絵里)でフォーメーションが分かれていたりします。

 

 タイトルもそうですが、μ's曲の中でも特に「アイドルのライブ曲」という印象を強く感じる曲ですね。行進曲のようなテンポと、ソロパートが強調されたAメロ。そしてノリ感の良いハモりと合いの手。いつ聴いても楽しい気持ちにさせてくれること請け合いです。もっと元気にI love youしたい…もっと元気にI love youしたくない?

 

 これもダソクですが、この曲の1番サビの前で「3,2, 3,2,1, Live!」の「1, Live!」のあたりでよーく耳を澄ますと「ふふっ」という謎の笑い声のようなものが聞こえ、物議を醸しましたね。これもいわゆるオトノキ七不思議の一つです。Solo live!でも聴いてみると、新田恵海さんの声説が有力ですが…

 

 

★44位-硝子の花園

 アーティスト: 絢瀬絵里東條希

 

 ユリの迷路(ド直球)

 

 ド直球曲。

 曲はリリホワが好みそうな一昔前のアイドル歌謡曲風。絵里と希のお姉さんコンビのイメージも相まって幻想的でミステリアスなイメージを醸し出しています。

 「誰もいない秘密の花園であなたと二人きりで咲いていたい」という、無垢な少女性とそのもろさが描かれた詩はただでさえアヤシイ二人によりいっそう意味深なイメージを与えて、もはや意味深などではなくド直球曲となり果てています。あの桜内さんでさえ、これにはドン引き。

 

 ライブでも南條愛乃さんと楠田亜衣奈さんの意味深な絡みがファンを沸かせていましたね。ユリの営業~♪

 

 でも「恋に恋する少女の静かな溜息はLonely 満ち足りたLonely」は名ポエムですね。流石の一言です。

 

 

★43位-春情ロマンティック

 アーティスト: lily white

 

 lily whiteの最終曲にして、彼女たちの追求してきた世界観のひとつの究極系とも言えるラブソングが登場しました。

 知ってるようで知らない「春情」という言葉の意味は、①春らしいようす、春げしき。②いろけ、色情。で実はかなりのド直球ソングだったことが判明し、海未ちゃんのムッツリスケベがこんな後期のCDでも回収されていることに感動しましたね。

 

 もちろん、「春情」という言葉は単に海未ちゃんがスケベなことをバラしただけでの言葉ではなく、恋が始まる季節にサナギが蝶へと羽化するように「私」の心に訪れた変化と色気づく気持ちに戸惑うさまを表現した、いわば2通りの意味になってるわけですよね。出だしの凛ちゃんの「はじまりですか?」という言葉がそれを象徴しています。

 

 ちなみにスクスタ初期曲のひとつでもありますが、2度目の「夢見てひらひら~」の所の流れるような振りが美しいですね。ダンスも好きな曲の一つです。

 

 

★42位-Shangri-La Shower

 アーティスト: μ's

 

 スクールアイドルパラダイスはお粗末過ぎるゲームでしたが、テーマソングはお粗末ではありませんでした。

 

 全員セクシーな水着を着て絡み合った扇情的なジャケットが話題になりましたが、にこや凛といったド貧乳が前面に押し出されているおかげか「エロ」のイメージは抑えめになってると言えばなってますね。(真姫の横乳と花陽のくびれに目を瞑りつつ)それこそAqoursが後に「SUMMER VACATION」と銘打ってリリースしたアルバムなんて…素人投稿エロ写真か?と思うほどド直球な乳まる出しのジャケットだったので、それと比べてもやはりμ'sはまだ隠すべき所を隠していると評価できます。

 

 ちなみに比較です。

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こ れ は ひ ど い

 

 まぁそれはそれとして。

 曲自体も一見するとMermaid festa vol.2 ~Passionate~を彷彿とさせるような恋と情熱のサマーソングと思わせておいて、実は終わらないパーティ系のノリノリなダンスミュージック。終わらないパーティ系ってなんだよ。Music S.T.A.R.T!!みたいなのです。

 まぁ一応曲としてもスクールアイドルパラダイスのテーマソングであることを意識しているのでしょうね。スクパラは終わらない奇跡どころか始まりすらしてませんでしたが…

 

 

★41位-冬がくれた予感

 アーティスト: BiBi

 

 BiBiの歌姫エリーチカの面目躍如。もう最初っからエリチカ独壇場で、ブレスの使い方にゾクゾクしちゃいますよね。クライマックスの「駆け出したら冷たさに震えながらも~」の美しいソロパートは溜息がこぼれます。しかしそれを美しいだけで終わらせずに「冬がくれたYOKAN…きっと来るKIMI-GA…」と乱入してくるにこちゃんラップがなんともシュールではあるんですが、これがBiBiワールドなのでOKです。っていうかこのにこちゃんラップ、歌詞カードにもしっかり[RAP]って書かれててシュールですね。

 3人verだとエリーチカのすごさに埋もれがちですが、にこちゃんもにこちゃんで一生懸命切ない雰囲気を出そうと頑張ってるのが可愛いのでソロライブもぜひ聴いて下さいね。

 

 ラストの「あれはきっと君が急いでこっちへ向かうところね」からの「おんなじ気持ちで駆けてくる──」のエンディングも本当に「君」と出逢えたハッピーエンドなのか、それともそんな風に錯覚していただけの切ないエンドなのか、はっきりとは言及しないところに余韻が残って曲の世界観に引き込まれますね。ん?錯覚?錯覚していた………?錯覚…錯覚………

 

 聴いて下さい、「錯覚CROSSROADS」。

 

 

 …まぁそれはいいんですけど、ちなみにこのCDの帯には「心はいつも、寄りそって──」と書かれてますが、この失恋ソングの後にTrouble Bustersとかいう問題曲で「冗談じゃない私の前からForever消えちゃえ!」とか笑い飛ばしといてこの文言が出てくるのは笑っちゃいますね。

 

 当時から思っていたんですが、この曲はどことなくEXILE感があるなと。バラードにラップを組み合わせてるのがそれっぽく聞こえるんですかね。

 

 

 

第40位~第31位

 

★40位-soldier game

 アーティスト: 絢瀬絵里園田海未西木野真姫

 

 クール3人組が贈るカッコイイ名曲。この3人で歌ったのは後にも先にもこの1曲だけですが、あまりにもハマっていたために3人を指して通称「ソルゲ組」と呼ばれることもあるくらいの人気曲ですね。もう冷たい音響の鳴り響くイントロからいきなりカッコ良すぎですからね。クール過ぎる。確かに絵里と海未は後輩からラブレターを貰いまくる程女の子にモテていますし、真姫もにこちゃんにバレンタインのチョコあげたりしてましたもんね。あれ?

 まぁ真姫ちゃんもこの時はまだギリギリアニメのツンデレ真姫ちゃんではなく原作の高飛車お嬢様系真姫ちゃんですから。

 「冷たく強く守らなきゃ大切なモノ達」という歌詞が印象的ですが、冷たい鉄の鎧で本心を隠しつつもその奥にある大切な気持ちに触れて欲しいという、二面性というか、ある種の不器用さが挑戦的に歌われています。「私の中には秘密があるとして…それをキミはどうするの?」という問いかけには、思わずドキッとしてしまいますね。

 

 余談ですがμ'sのリアルライブで南條愛乃さんが欠場した際、このsoldier gameを2人で歌うという場面があったんですが、その際の三森すずこさんとPileさんの雰囲気があまりにも共通の友人が離席して気まずい二人組感溢れすぎてシュールでしたね。

 

 このシリーズはスマホゲーム「スクフェス」でも思い出深い曲で、スクフェス初期のまだ難易度EXPERTがあるかないかくらいの頃に、ちょっと他のHARDより難しめだった「Mermaid festa vol.2」「告白日和、です!」「乙女式れんあい塾」そして「soldier game」の4曲が日替わりHARDとして毎日順番にプレイできたんですね。この4曲をFULL COMBOすることが当時のひだまりPの一大目標でした。特にsoldier gameは一番難しかったので、フルコンできたときは嬉しかったですね。なおEXPERTは……

 

 

★39位-Storm in Lover

 アーティスト: 絢瀬絵里園田海未

 

 後輩にラブレター貰うコンビが贈る真夏のラブソング。ラテン系の曲調から二人のしっとりとした重たい歌声が響いて情熱的なイメージに仕上がっています。っていうか絵里先輩は1期では希ちゃんと百合百合なデュオ歌ってたのに2期ではこんなノンケソングに掌返して恥ずかしくないのかよ!?

 

 2番でちょっと歌詞がエロ寄りになるのが特に良いですね。「誘惑の胸元揺れるパフューム」のド直球表現とか、「逃げちゃいや… 怯えちゃいや…」のウィスパーボイスにドキッとさせられますね。誘惑の胸元…?ん…?海未ちゃんは…?いや、ここはツッコんだら負けですね。目を逸らした方が負けよ?

 

 ただ1つだけずっと気になってるのは、「嵐の中の恋だから」とタイトルダブってるよね。

 

 

★38位-Angelic Angel

 アーティスト: μ's

 

 ポジティブが溢れ出す!

 

 海外ライブに招待されたμ'sが自由の国で披露した曲。初の海外ライブということで、センターは金髪巨乳の帰国子女、エリーチカが務めました。これは誰もが頷く所ですが、一方で和装に金色のセンスでアジアンビューティー感を前面に押し出していくバランス感が見事ですね。

 

 「恋」というフレーズが頻繁に登場することから情熱的な恋のナンバーにも思われ、これを海未ちゃんが作詞したんでしょうか…Storm in Loverで慣れたから多少はね?となってしまうのですが実のところこの曲に登場する「恋」というフレーズはいわゆるラブソング的な恋というよりも、「情熱」や「憧れ」というニュアンスを強く感じます。

 

 「遠ざかるほど光る一番星」という言葉も、ストレートに解釈するなら一番星は光り輝いているからこそ遠くからでも見えるのであり、これはスクールアイドルを広めるために日本からはるばるアメリカへと渡ってライブを行っている彼女たちの現状と一致します。

 そして「いつかそんな恋してみたかった」の「みたかった」は日本語的には「たった今実現できた」事か、「できずに終わってしまった」事に使われます。上記に合わせて考えるのならば、彼女たちは9人とも「スクールアイドルに恋している」のであり、今まさにその輝きを届けるために遠く離れた地でライブを行うという「憧れ」が叶ったわけです。それもまた3年生が卒業し、スクールアイドルでなくなってしまうすんでの所で実現したわけですから、「そんな恋してみたかった」と感慨の深い言葉が出てくるのは納得ですね。

 

 この曲の最も印象深いフレーズであるところの「Ah ”もしも”は欲しくないのさ ”もっと”が好きAngel」も、言わば1期オープニングから登場していた「怖がる癖は捨てちゃえ!」と似た意味だと解釈できます。

 

 つまりこの曲はスクールアイドルとしての果てなき情熱と向上心を歌った曲でした。「Angelic Angel」というタイトルも直訳すれば「天使のような天使」と一見ワケが分からないようですが、「翼をただの飾りにはしない」と歌詞にもあるように彼女たち(スクールアイドル)は天使なんですよね。もっと踏み込むと「天使のように羽ばたこうとする情熱(=Angelic)があれば、私たちは天使(=Angel)なんだ」というのがこのタイトルの意味だとひだまりPは考えています。これはアニメでも登場した、「なりたいと思う気持ちがあれば誰だってスクールアイドルになれる!」という考え方と似ていますね。「心のはばたき」を止めない意思があればその時点でスクールアイドル(Angel)になっているから、「キミはだれ?なんて聞かないよ」という序盤の詞に繋がるわけです。

 「届けたい言葉が音に溶けてCall Angel」という詩がそれを象徴していますね。

 

 劇中ではこんな東洋の島国から来た金髪美女と美少女の集団が和装に金色のセンスを持ってこんなセクシーなダンスを披露してくれたら現地の人達も「オーマイゴッド!アジアの島国から9人の天使(エンジェル)が降りてきちまったぜ!俺のポジティブが溢れ出す!絵里と希の谷間に挟まれてぇ~~~!」とか思ってたんだろうと思いますが、スクールアイドルを知る人のいない異国の地に来てスクールアイドルの魅力を思う存分振り撒いただけでなく、歌詞を読み解けばこんなスクールアイドルのプロパガンダが行われていたとはまさにμ's、おそロシアといった感じでしょうか。このライブをきっかけに劇中ではμ'sの人気が爆発し厄介オタクに追われる日々が続きますが、それもさもありかなんと言った所ですね。

 

 

 

★37位-輝夜の城で踊りたい

 アーティスト: μ's

 

 もう「輝夜の城で踊りたい」というタイトルからして名曲なんですけど、アニメの曲のc/wって点も地味に高ポイントなんですよね。WILD STARSもそうでしたけど、アニメでは「学校でアイドルがんばるぞー!友情!努力!勝利!ガンバレ私達の青春ストーリー!!!」だったのがいきなりこんなミラーボールが回ってそうなディスコティックな曲が出てくるって凄いギャップですよ。「Fever!」から始まって「Foo↑Foo↑」って合いの手がもうバブル。「皆さんμ'sってこういう系もイケるんですよ。こんなμ'sの顔見たことないでしょ?まだ見たこと無いμ'sの世界知りたくないですか?」そうして僕たちはμ'sの魅力にズブズブ飲み込まれていくんですよね。いっしょにイこ?❤

 

 ちなみにSolo Live!のことりちゃんソロは「ハッ!ハッ!ハッハー!」の代わりに「ちゅん!ちゅん!ちゅちゅん!」って合いの手入れててめっちゃ可愛いですよ。

 

 μ'sのリアルライブでも人気の曲で、Angelic Angelが登場する前からキャストが扇子持って踊ってた曲ですね。ひだまりPは2018年のAqours 4th LoveLive!までラブライブ!のリアルライブを(映像含めて)全く見たことがなかったんですが、以前、ひだまりPの質問箱に「輝夜の城で踊りたいのライブは絶対見てくれ!あれはマジでヤバいぞ!!」って猛プッシュをくれた兄貴がいて、実際にひだまりPがそれを見たのはμ's Finalのブルーレイだったんですが、「ホントにすげぇ…」って舌を巻きましたね。

 まず出だしの腰グルグルが色っぽすぎてここでもう試合終了ですね。ダンスも特にキレッキレで揃っていますし、最後の終わりに三つ指を付いてお辞儀するのがまたセクシーです。「μ's →NEXT LoveLive! 2014 〜ENDLESS PARADE〜」ではなんとブルーレイ特典の7曲(LONELIEST BABYまで)を立て続けにやった後でこれが来たわけですから、その「格」が伺い知れる所ですね。

 

 

★36位-ラブノベルス

 アーティスト: BiBi

 

 「がんばらねばねばねば」ってにこのツインテールのことなんだって。へぇ、と思ったね。

 

 

 「ダイヤモンドプリンセスの憂鬱」から一転、天才的なBiBiの電波ソングが爆誕しました。この単純な言葉の繰り返しが旧き良き電波ソング。これがいいんですよ。

 1番では「実られられぬ」から「実られられ…られられられる?」だったのに対し、2番では最初から「捕まらまれる」で「捕まらまれ…まれまれまれる!」。1番が「実られぬ」からの変化であったことを考えると、2番は「捕まらぬ」が変化していると言うことであればあっさり恋に落ちた(捕まった)ことを認めつつもちょっとだけ天邪鬼してしまうBiBiらしいツンデレが含まれてるんですよね。まぁ、考え過ぎかもしれませんが。「られられ」から「まれまれ」という、リズム感は保ちつつイメージを替えてくる言葉選びは本当に凄いですね。

 

 

 

★35位-ススメ→トゥモロウ

 アーティスト: 高坂穂乃果南ことり園田海未

 

  μ'sの原動力、太陽のような笑顔のエネルギーを爆発させたこの曲を、あろうことか第1話の初っ端からノーモーションで叩き込んできた結果、あらゆる視聴者を一瞬にして恋に落としてしまった。かくいうひだまりPも、この唐突なミュージカルを聴いた瞬間「このアニメは何か”違う”…!」って思いましたもんね。「〽だって 可能性感じたんだ…」って言って本当に誰しもに可能性を感じさせた名曲。1期1話のミュージカル調の構成はとんでもないセンセーションを残していきましたね。2期1話?いやぁ…

 

 あまりにも名曲すぎて1期13話の2年生の仲直りのシーンや、2期1話でも天丼されましたね。しかしながら、やはり穂乃果のソロで歌う出だしのパートが今も心を揺さぶる。

 

 Solo Live!版でなら海未ちゃんソロの「だって~可能性感じたんだ~」の鈴が鳴るような美しい歌声からの一生懸命な「れっつごー!」に萌え萌え(死語)になれるのでオススメですよ。っていうか、海未ちゃんソロ曲に挿入される彼女の合いの手はだいたい「不慣れ感」が出てて可愛らしいですよね。

 

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 ちなみにこれSolo Live!2の発売当時に穂乃果ソロ曲をずっとヘビロテしながら作ったコラなんですけど、よく考えなくてもその部分は元々ソロやんけ!ってなりますね。

 

 

★34位-Wonderful Rush

 アーティスト: μ's

 

 μ'sの5番目のナンバリングシングルにして、南ことりのセンター曲。アニメ化を前にして「出発」をテーマに掲げたこの曲は、その通り輝かしい未来へ飛び立っていくような力強さと前向きさを感じられるナンバーになっています。

 またPVもこれまでよりストーリー色が強くなっているのですが、「ぶる~べりぃ とれいん」のくだりでも触れたようなことりの天然さがしっかり現れているエピソードで人気を集めました。ことりちゃんは天然可愛いですね。天然むすめですね。

 

 「もっと近くで語り合いたいな~♪」のところの足上げがツボです。

 

 カラオケで歌うと酸欠になりがちなラブライブ!ナンバーの筆頭でもありますね。

 

 

★33位-もぎゅっと"love"で接近中!

 アーティスト: μ's

 

 μ'sの4thシングルにして、穂乃果へのラブの根源を感じさせてくれる名曲。

 

 

 以下、曲に対する言及のみ抜粋します。

 「今度のμ'sはあまあまラブソング!」とのキャッチフレーズに違わずこれはもう「あまあまラブソング」としか言い様のないオタクの心をドロドロに溶かせるナンバーとなっています。

 

 下手すると「電波ソング」に分類できかねないこの曲ですが、タイトルからして「もぎゅっと」という謎の擬態語が使われていますね。これは歌詞の中では「もっぎゅ~♪」という謎の合いの手として出てきますが、曲のラストで「もっとぎゅっと~(もっ!ぎゅー!)」というフレーズが出て来ることから察するに「もぎゅっと」とは「もっと」+「ぎゅっと」が合わさった造語なのですね。

 

 因みにこれに似た構成の言語として、この曲の2番サビの終わりでは「ぱっ!ぴゅー!」というフレーズが登場します。これも「ぱっ」+「ぴゅー」であると考えるならば、ここからは僕の憶測に過ぎませんが、「もっぎゅー」と「ぱっぴゅー」の2つのフレーズを並べた時に直感的に思い浮かぶ情景としてはエロマンガなどでよくある「女の子が射精寸前の男のチ○コの根本をぎゅっと握って(=もっぎゅー)射精できなくし、最後は指を「ぱっ」と離すとチ○コから勢い良く○液が「ぴゅー」と出る」…といった所でしょうか。この予想に基づけば、「射精管理」が、この曲に隠された第二のテーマであるという可能性も考慮したい所ですね。「あくまでも"pure"☆"pure"」などと不自然なまでに「ピュア」を推してくるのは「本番はダメよ」というμ'sからのピュアな意思表示なのでしょう。

 

 μ'sの正体見たり!って感じだな。

 バレンタインをテーマにしたキャッチーで電波なナンバーながら、「もっ!ぎゅー!」や「ぱっ!ぴゅー!」等の謎フレーズを多用してあくまでもピュアにラブライブ!のもつ性的側面を醸し出しているのは見事です。

 

 この曲の真髄と言えばやはり、センター高坂穂乃果の可愛さがもぎゅっと詰まった珠玉のナンバー。上記記事内ではPVとも絡めて穂乃果の可愛さに言及していますので是非ともあとから読んで欲しいオススメではあるのですが、一言で言うなら魔性と申しましょうか。(ダジャレではないよ)アニメ化前穂乃果の、「アイドルのキャラを演じる、入り込む」という ナチュラルな意識の高さが普段のおてんばと表裏一体になって穂乃果ちゃんの女の子としての奥深さというか神秘性というか、そういった部分にまで及ぶ深い深い魅力としてこの曲でハジけちゃってるんですよね。高坂穂乃果はかわいい。最悪これだけでも覚えて帰ってくださいね。

 

 

★32位-小夜啼鳥恋詩

 アーティスト: Printemps

 

 メンヘラ1番電話は2番!夜のオカズはPrintemps!

 

 μ'sの難読曲名ランキング堂々の1位。「ナイチンゲール・ラブソング」です。

 

 この曲の元ネタになった「小夜啼鳥」は有名なアンデルセン童話で、現在は青空文庫でも公開されています。歌詞中にも「物語のように」と出て来るようにこの童話をモチーフに作詞されていることは間違いないですね。

  

ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 小夜啼鳥 NATTERGALEN

 

 またしても畑亜貴は天才シリーズだった。 「小夜啼鳥」のイメージ自体がPrintempsに合っていると思えるのに、これは「小夜啼鳥恋詩」ですからね。「籠のなか閉じ込めて あなただけのために歌いたいの」まぁここまでは分かるじゃないですか。「いつの間にか籠の中へ あなたも入ってたの❤」ファッ!?!?なんで入っちゃったの!?ってなるじゃないですか冷静にね。でもそこがPrintempsなんですよ。メンヘラ恋歌のPrintemps。これはもう明日の一面はスケベ過ぎる小夜啼鳥について特集するしかないな…

 ただ単に「小夜啼鳥」の童話を歌にしただけじゃなくて、Printempsの「恋詩」に仕上がっているところがスゴすぎる。「歌いたいの今のメロディ それは恋の詩」そう「今のメロディ」なんですよ。籠の中から、ずぅっと同じ美しい歌声で私だけのための恋の歌を歌い続けてくれるんですよ。ラブラブじゃないですか。と思ってたら、いつの間にか籠の中へ私も入ってるんですよ。そして二人きりの籠の中で歌い続けるんですよね。何?その幸せ

 まぁでも可愛いもんじゃないですか。籠の中に閉じ込められるくらい。今度のシングルではオリオン座に閉じ込めようとしてきますからね。そのうち考えるのをやめますよ、ひだまりPは。

 

 あとこの曲の一番幸せなところは「バックコーラス」。これがもう小夜啼鳥の美しい歌声を表現できてしまってるじゃないですか。いつまでも歌っていて欲しいですね。

 

 余談なんですけど、この曲をカラオケの精密採点モードで歌うと「'cause I'm in love~ I'm singin' love~♪」のところが絶対音階合わないんですよね。

 

 

★31位-KiRa-KiRa Sensation!

 アーティスト: μ's

 

 アニメ2期で遂に念願のラブライブ本戦出場を果たしたμ'sがラブライブのために用意した曲。であると同時に、ラブライブでのステージを最後に解散することを決めたμ'sの集大成の曲。歌詞には穂乃果がμ'sを象徴する言葉として見つけた「みんなで叶える物語」のフレーズも入っています。

 「KiRa-KiRa Sensation!」というタイトルを直訳すると「キラキラした感覚」。後に彼女達に憧れてアイドルを始めたAqoursというグループのリーダーが、「スクールアイドルの輝きは、自分の「好き」を迷わずに見せること」「μ'sが凄いのは、何もない場所を全力で走り抜けたこと!」と言っていますが、まさにちかっちが抱いたその気持ちとこの曲のタイトルはピッタリなんですよね。μ'sもまた先輩のスクールアイドルの輝きに憧れてスクールアイドルを目指した。そして勿論、μ'sの後にも。μ'sがスクールアイドルとして感じたこと、表現したかったこと、それはまさに「Sensation」だったのではないでしょうか。

 歌詞中にも「言葉だけじゃ伝えきれないよどうする?こんな時歌うよ!歌うしかない!」とあるように、ひょっとすると、μ'sからAqoursへ繋がる曲というのはユメノトビラでもSUNNY DAY SONGでもなくこの「KiRa-KiRa Sensation!」がμ'sのイチバン伝えたかった事なのかもしれないですね。

 

 かくいうひだまりPも初見時は「おっそうか~10話でみんなで(略)って言ってたからみんなで(略)を歌詞に取り入れたんやなぁ」くらいしか思ってなかったのですが。当時のブログでも「奇跡 それは~」ってくだりが線香のCMみたいでウケる~みたいな一文しか書いてなかったので本当にジワジワボディブローみたく効いてきた曲ですね。

 

 余談ですが、サビの「みんなの想いが導いた場所なんだ!」で手をマルにするところめっちゃ好きなんですよね。

 

 

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 というわけで、いよいよベスト30です。

と言っても、もはやこの近辺になってくると甲乙のつけ難い名曲ばかりでわざわざ「ランキング」という形式をとる意味はもはや無いのかもしれません。

 

 

 

第30位~第21位

 

 

★30位-Silent tonight

 アーティスト: BiBi

 

 ギャルゲのエンディング。それが初めて聴いた時の印象でした。実際にラブライブ!サンシャイン!!でも梨子ちゃんに愛想を尽かされて無気力になり、曜ちゃんの家に転がり込んでヒモ状態でパチンコに明け暮れていた千歌ちゃんが心を入れ替えて必死に就職活動し貰った初任給で曜ちゃんに指輪をプレゼントするシーンでこの曲が使われたことは有名ですね。

 

 ソロパート多めで、バラードでありながらも優しく包み込んでくれるような優しさに満ちたBiBiの聖母ソング。この順位も納得です。

 

 というか、エリーチカがちょろっとこの「切ない可愛いエリーチカ」ボイスで歌うだけでもうこのザマなんですよね。「冬がくれた予感」もそうでしたが、BiBiのバラードは先導するエリチカに対してにこ真姫のしおらしい歌声が違和感なく調和して押し上げてるのが見事。でも実はこの曲に関してはにこちゃんのお姉さん要素も存分に出ていて、お姉ちゃんキャラが多いBiBiの得意分野が存分に生かされた曲になっています。BiBiのバラード系の中でも抜きん出ている順位はこの辺の影響もあるのかもしれないですね。

 

 かくいうひだまりPも先日京都から沼津まで350kmの深夜ドライブを完走した後、仮眠を取りながらこの曲を聴いた時のカタルシスは忘れがたい経験でしたね。

 

 

★29位-嵐の中の恋だから

 アーティスト: μ's

 

 抗えない時代の流れに引き裂かれる恋人の変わらぬ想いを描いたナンバー。1番のサビを終えて突然楽しげなリズムに変調し、戻ってきたかと思えば一気に2番サビに流れ込む変幻自在のリズムはミュージカル調で、セリフパートもそれぞれ思い思いのセリフを言うのではなく芝居がかったストーリー仕立てになっていますね。

 

 この曲では生まれ変わってまた出逢えることを信じて現世の運命を受け入れていく「強さ」と「哀しさ」が描かれているように感じ取れます。しかしながら、好きになったエピソードを楽しげに歌ったり2番の「永遠の愛で静かに 想い出温めたら 幻抱いて生きていくには 淡い口づけの温度 それだけでもいいの」というパートから読み取れるように必至に未練を押し隠そうとしている脆い部分も見え隠れしていますね。

 「だってだって噫無情」もこれと近いイメージの曲ですが、あちらは戦地へ赴く恋人との別離がイメージされる日本風な曲であるのに対し、こちらは「革命の炎」などのワードから、国と国を分かつような大きな時代の流れに引き裂かれる悲劇の恋人同士がイメージされます。どちらかと言うと西洋風なイメージですね。時代のうねりと人の夢は止めることのできないものですからね。

 

 

 ことりの「二人の愛は、永遠なの…」がスイーツことり節過ぎてあまりにもハマっていますね。

 

 

★28位-僕らのLIVE 君とのLIFE

 アーティスト: μ's

 

 母の胸で聴いた子守唄のように、魂に刻み込まれたギターリフ

 

 「僕らのLIVE 君とのLIFE」。通称、僕らのLIVE 君とのLIFE。7年前の8月にラブライブ!プロジェクトとして初めてリリースされた楽曲です。

 ひだまりPもラブライブ!を初めて知ったのはベストアルバムを聴いてだったので、初めて耳にしたラブライブ!の楽曲はこれなんですがその時は、まあそんなに特別な感情は持ちませんでしたね。「あぁ。2次元アイドルのデビュー曲…って感じ」とか、そんな程度だったように思います。次の次でトリハダでしたけどね

 

 そんなこの曲を、2013年のアニメ化第8話にてついに絵里・希をメンバーに加えて9人となったμ'sが「私達の、はじまりの曲です!」と言って披露したことで一気に、「これまでのラブライブ!プロジェクト」と「アニメラブライブ!のμ's」が一体化した。これまで数多くの名曲を輩出してきたμ'sと、アニメでこれから、駆け出そうとするスクールアイドルμ'sは、物語という世界線こそ違えど、画面の前の僕達から見れば「同じひとつのラブライブ!」だという様に全てがカチリと噛み合ったのです。それが大きな感動を生んだのですね。

 ラブライブ!の全エピソードを含めて1期8話が至高だとひだまりPは主張しているのはひとえにこういう理由からです。

 

 でも「僕らのLIVE 君とのLIFE」の真骨頂はそれに留まらないのですよね。

 

 この曲がリリースされラブライブ!のμ'sという物語がおよそ6年間、いろんなことが変わっていろんなことがありました。アニメになり、映画になり、中の人にいたっては紅白にまで出場。そして次の世代へとバトンを渡していきました。しかしながら、これだけ大きな存在になってなおμ'sをこれだけ身近な存在に感じることができるのは他でもなく、やはり「僕らのLIVE 君とのLIFE」がμ'sの原点にあるということが確信できるからでしょう。まだ「μ's」という名前すら決まっていなかった第一弾のシングルでありながら、この曲は6年間ずっと、μ'sという存在にリンクしてきました。

 「元気の温度」は「熱いまま」下がらなかった。

 「笑顔はどこまで」も、世界中に届いた。

 「キラキラ」のまま、最後まで「駆け抜け」た。

 「希は大きくね」?胸が。

 

 「僕らのLIVE 君とのLIFE」の「僕ら」はμ's自身のこと、そして「君」はメンバーそれぞれから見たμ'sのこと。だとひだまりPは解釈しています。まさに1つの「人生(life)」のようなキラキラの青春を駆け抜けたμ'sに、これほど相応しいタイトルはないように思います。「あこがれを語る君の 譲らない瞳が大好き」。僕も大好きです。

 

 PVだと、スクールアイドルの衣装を羽織ってる穂乃果を見てバドミントンしていた花陽の表情が変わるシーンがとても好きですね。とても、好き。アニメでは花陽と凛がまだちょっとエリチカにビビってることが分かるような演出になっていましたが、あれはあれで好きですね。

 

 あとはアレですね、Solo live! でにこっちやことりが微妙にアドリブ入れてるの、あれ良いですね。

 

 

★27位-PSYCHIC FIRE

 アーティスト: BiBi

 

 BiBiの楽曲1位。ザ・パリピソング。BiBiの事実上最後の曲にして「これがBiBiワールドよ!!!」とうるさいくらいに主張しすぎのこのナンバーは、しかしながらとてつもないセンスでバシッとど真ん中ストライクを決めてくれました。

 

 1つ前のシングルが「冬がくれた予感」であっただけに、同じB面パリピソングで「Trouble Busters」の系統を引き継いでいるのかと思いきやそれも勿論あるのですが、「ピカ・ピカレスク」や「ロマ・ロマネスク」のようなリズム感溢れる言葉選びのセンスは「ラブノベルス」のエッセンスがふんだんに使われているように思えます。「帰ってきたラブノベルス」ですね。

 

 どうでもいいのですが、この曲の1番の歌詞を「〽国籍不明 変ねチクショー! 集まったギャンブラー」だと勘違いして「なんでにこっちがコウメ太夫風なんやろ…」って思ってたんですが実際の歌詞は「年齢不詳」ですね。

 

 

★26位-僕たちはひとつの光

 アーティスト: μ's

 

 劇場版エンディングにしてライブシーンが存在する最後の曲。「今が最高!」のみんなで円になってジャンプするところは胸が熱くなりますね。

 

 真姫ちゃんが「μ'sで歌いたい最後の曲」として作曲し、海未ちゃんもまたμ'sのために温めていた作詞を付けたこの曲は「”ほのか”な予感から始まり~」から続けて歌詞にメンバーの名前が入っていることが最大の特徴です。「絵里」が「絵」なのはちょっとだけ気になりますが、まぁいいでしょう。「ツバサ」を始め、うっかり他のスクールアイドルの名前まで入っちゃってるのもご愛嬌ですね。

 

・綺羅ツバサ→「ことりの""がついに~」

・優木せつ菜→「絵のようなんだ"せつな"くて~」

・渡辺曜  →「絵の”よう”なんだ」

・小原鞠莉 →「予感から始”まり”」

・松浦果南 →「あーほの果南(※歌い出し)

・鹿角理亞 →「予感から始ま”りあ”ぁ~」

 果南言いたかっただけだろ。

 

 ひだまりPがかねてから言っているのは、この曲はステージからして特殊で蓮の花を象ったステージが表れて、花が開くようにμ'sの9人が登場します。とても幻想的なステージですよね。一方で仏教では、「極楽浄土へ転生したものは蓮の花より生まれる」と言われており、蓮の花は極楽浄土を象徴しているとされます。これはいかなる意味でしょうか。当たり前ですがμ'sは解散するだけで、死ぬわけではありません。

 ここでもう一つ気になるのは、「ことりの翼がついに大きくなって 旅立ちの日だよ」という歌詞。一見メンバーの南ことりの名を取り入れた歌詞に思えますが、ここに作詞者である園田海未の"業"が隠されています。すなわちこの歌詞は、妊娠と出産の暗喩である、と考えることができるのです。

 この2つを揃えて考えると、この曲がμ'sの集大成というのは表の顔に過ぎず、本当は「ことりの子宮に転生して生まれ変わりたい」という、「園田海未の”業”」が歌われているのではないでしょうか?もちろん、これはラブライバーなら誰もが一度は考えることですから、そういう意味でも、μ'sを象徴する願望であるとも捉えられますが…

 そう考えると、「ほのかな予感」とは妊娠のこと、「希望が星空駈けて」は赤ちゃんが皆の希望であり天からの授かりものであることを暗喩しています。「花を咲かせるにっこり笑顔」も赤ちゃんの無垢な笑顔のことですね。「夢の中で描いた絵」は親から子に引き継がれる遺伝子のことですし、「時をまき戻してみるかい?NoNoNo!」もことりちゃんは望みの相手と幸せな妊娠をしたということに他なりません。そしてことりの胎児になりたいと願う海未ちゃん自身の名前もこの曲に入っていますが「遠くへと広がる海」はいわば羊水ですね。このように、海未ちゃんはラブライバーの「業」を一身に受けて苦悩の中この曲を書き上げたのではないでしょうか。それは、下記の引用ツイートにもあるように泥水の中でなお汚れに染まらずに美しく咲く蓮の花がこの曲の象徴とされることからも読み解けます。

 

 この「胎児への回帰」というテーマはラブライブ!の歴史ではもう一度登場することになります。それがAqoursよりAZALEAのシングル、「GALAXY HidE and SeeK」ですね。以下長いのでGALAXY HidE and SeeKと書きます。このGALAXY HidE and SeeKも子宮内の胎児の気持ちに回帰した曲であると言われております。詳しい事は当該曲の記事を参照して頂きたいのですが、サビの歌詞がそのまんま胎児の詩ですし、タイトルに隠されたアナグラム等も含めて本曲よりもより「胎児への回帰」を前面に押し出した曲となっています。

 

参考:AZALEA『GALAXY HidE and SeeK』感想など-畑亜貴は銀河一の天才シリーズだった。 - ひだまりPはこう語った

 

 そして、「僕たちはひとつの光」と「GALAXY HidE and SeeK」は偶然か、衣装がすごく似ているんですよね。薄いピンクを基調とした衣装も、子宮のモチーフと考えるとさもありかなんですね。っていうか海未ちゃんはことりちゃんにそれ作らせたの!?とんでもない変態ですね…

 実際には時系列的にAZALEAが寄せてきたと考えるしかありませんが、「GALAXY HidE and SeeK」が露骨に胎児の歌であることを考えるとこの「僕たちはひとつの光」もつまりは「そういうこと」だったと、連想することは容易です。Q.E.D!(ミルキィホームズ)

 

 劇場版のラストでμ'sがこの「僕たちはひとつの光」を歌った、蓮の花を象った幻想的なステージを巡っては他にも、様々な考察がなされましたね。

 

どっとはらい。 

 

 

★25位-Super LOVE=Super LIVE!

 アーティスト: μ's

 

 Paradise Liveを更にチューンナップした妹分。そんなイメージです。

 

いっぱい汗をかくんだ いろんな汗をかくんだ(意味深)

そして最後はスッキリと(意味深)笑顔になれるそんな気がするよ

からだ動かそうよ(意味深)Super LOVE=Super LIVE!

 

 という冗談は置いといて。ひだまりPがこの曲を好きなのは、「μ'sの全力」がこの歌で表現されてるからなんですよね。Paradise Liveはパリピ曲って感じだったけど、この曲はそれを更に「μ's仕様」でチューンナップした感じ。それを踏まえてタイトルを見てみると、「スーパーなライブで、スーパーなラブ(愛)を届けたい!」って、そんならもう受け取るしかないじゃないですか。ラブをさ。それってまさにμ'sと原点というか、原点もクソもタイトルじゃあないですか。「ラブライブ」って。

 

 出だし「会いたかったよセイハロー!挨拶はダンス!ダンス!ダンス!飛ばし過ぎのロケットさ ウルトラロケット!!!」ってもう清々しいパリピ丸出しで自由にのびのびやってるのが伝わってきますよね。

 

 そしてこれだけパリピμ'sのホットなナンバーでアゲてきた後に「スーパーなラブライブにみんなおいでよ!」ですからね。そりゃ行きますよね。

 

  ひとつになれるそんな気がしたら カラダ動かそうよ❤ 

 

 いちいち意味深ではあるんですけど、でもよく考えるとこのアイドルとしての溌剌とした元気さの中に見え隠れする"性"こそひだまりPの考えるラブライブ!の本質であるところの「奔放な性」の境地であり、そういう意味ではラブライブ!の原点のような曲だと言えるかもしれません。

 

 「Super LOVE=Super LIVE!」って9人で順番に言うところとかアツ過ぎるでしょ。パチンコの大当たり演出か?

 

 

 

★24位-MOMENT RING

 アーティスト: μ's

 

 μ'sのファイナルシングルより。

 

 聴いた当初は「花陽のラップこれ要る!?」って思ってましたが、まぁ今でも別にいらないと思ってますけど、最後のシングルだからって守りに入ってしっとり感動路線にせずにこういうチャレンジ精神をふんだんに取り入れてきた点は評価したいですね。銀河のウミィ↑(小声)

 

 ブログでも書きましたけど、サビの「新しい夢が生まれてくると僕たちは知ってるよ」の部分がこの曲の一番のポイントですよね。「μ's」というひとつの物語はここで幕を下ろすけど、「ラブライブ!」はまだ続いていく、スクールアイドルはどんどん広がっていく。そして、それがμ'sのやってきたことじゃないですか。「終わらない青春」だから、「終わりの歌」を歌う必要はない。月並みな言葉ですけど、そういうことなんですよね。

 のちにAqoursの曲でも語ることになると思うので、ここでも言及しておきたいんですけど、スクールアイドルの輝きってやっぱり劇場版で穂乃果や絵里が言ったような「限られた時間の中を精一杯輝く」、言い換えれば「今が最高!」という言葉に尽きると思うんですよね。だからこそ、本当に心を揺さぶられるラブライブ!の曲っていうのは「過去」でも「未来」でもなく、「現在」を歌った曲だと思うんです。このMOMENT RINGには過去のことも、そして未来のことも歌われているんですけど、しかしそれは一番大切な「今」を何よりも大事にしてきた彼女達だからこそであり、その「今」が何よりも大切だと思う気持ちが「瞬間をリングへと閉じ込めて」という歌詞に繋がるのではないでしょうか。

 

 「終わらない青春はここにある」、その言葉は紛れもない真実だったと、μ'sとラブライブ!は証明してくれましたね。

 

 この曲はμ'sファイナルライブでも披露されましたが、2番のサビの振り付けが左端にいる久保ユリカさんから右端の徳井青空さんまで順番に「僕らのLIVE 君とのLIFE」→「Snow halation」→「夏色えがおで1,2,Jump!」→「もぎゅっと"love"で接近中!」→「Wonderful Rush」→「Music S.T.A.R.T!!」→「僕らは今のなかで」→「それは僕たちの奇跡」→「START:DASH!!」のダンスを再現しているのもこの曲の重要なポイントで、まさしくファイナルシングルに相応しい神演出だと思いましたね。

 

 

★23位-Love marginal

 アーティスト: Printemps

 

 初期型Printempsはこういった片思いの切なさを描いたラブソングだったんですが、後期型Printempsは突如メンヘラへと路線変更しました。結果から言うと、こころ透明な私は帰ってきませんでしたね…

 

 「先に乗るねと微笑んだ電車の中では 唇すこし震えているの」からの切なさが伝わってくる歌詞は見事です。そして何よりこのタイトル。「Love marginal」って、

 いやLoveは分かる。marginalって何?その何?って思わせる事自体が、この曲の深さというか思わせぶりな所なんですけど。

 weblio英和辞書によれば、marginal=「余り重要でない、わずかな、限界の、ぎりぎりの、最低の」等。トランプのポーカーでは、勝てそうにない弱いハンド(手札)のことをマージナルハンドと言ったりしますね。

 歌詞にも「私だけの密かなLove marginal」と出ていることを考えると、一見わずかな、ほのかな恋心といった意味に捉えられますが曲全体の流れを考えると適切でないように思えます。むしろこの曲全体を紐解くと、「私」が好きな「あなた」とは現在友達関係で、しかし2番を見ると「あの子」という人物が現在「あなた」と恋愛関係にある、或いは「私」は「あの子」の「あなた」との恋愛関係を応援する立場にある、と考えられます。だからこそ「あなた」とは友達でいたい、「青く透明な私」に戻りたいと願っているわけです。故に「私」は「あなた」への恋愛感情を必死に隠そうとしているけれど、隠しきれなくて辛いという内容が読み取れます。

 であるならば、「Love marginal」とは「片想いを隠しきれない限界」ではないかというのが妥当な所でしょうか。隠しきれなくて鳥かごに閉じ込めたり、オリオン座に閉じ込めたりしちゃうんですよ。きっと。

 

 

★22位-Mermaid festa vol.2 ~Passionate~

 アーティスト: 高坂穂乃果星空凛

 

 穂乃果はソロ曲が5曲もある分、デュオで歌ってるのはこれ1曲だけだったりします。

 

 μ'sの元気印コンビが歌う夏のパッションなラブソング。「vol.2」となっていますが「vol.1」とはなかなか毛色の違うナンバーになっていますね。

 ポップでリズミカルな曲調でひと夏の恋のドキドキを歌った曲ながら、「甘いフルーツ・ダンス❤」「果実なら取られるの待っちゃうの」「かたい黄色 桃色に成長 揺れて震えてる❤」「夏のPassionate じんじん熱く燃える~❤」「青い香り食べ頃に変身 そっと触れてみて❤」など性的暗喩も多く含まれていて、μ's内でもまたあまり恋愛経験がなさそうな2人が敢えてこれを情熱的に歌う所にも注目したいところですね。

 

 こういう性的暗喩とティーンアイドルのプルンと弾けそうな性への興味を歌にした曲は昔からアイドルソングの定番で、「バナナの涙」とかこのコンビでカバーして欲しかったですね。 

 

 

★21位-告白日和、です!

 アーティスト: 南ことり小泉花陽

 

 μ'sのぽわぽわコンビが贈る珠玉のラブソング。Printempsからリーダーの穂乃果が抜けた形で、それゆえにゆるふわ成分が制御不能となり暴走し始めたまったりエロスのあまりの凄まじさに当時は「援交日和、です!」などと揶揄されていましたね。誰だ、そんな事言ってたの。

 

 ともかくこの二人をデュオで組ませたのは天才というほかない。実際、この組み合わせのみ2曲存在することもことぱなコンビが最強であることを証明しています。花陽ちゃんの告白を後押しすることりちゃん、二人の幸せなドキドキが目の前に見えるようです。

 「勇気を出して告白しちゃおう♡」というこの曲に「告白日和、です!」というタイトルがまた天才的ですよね。「日和」って言葉選びが天才。雨続きの中を久しぶりにぱっと太陽が照らして、それはほんのなんでもない事だけれど、想いを伝えようとする勇気を後追ししてくれるように感じたと、そんな乙女なニュアンスが伝わってきます。

 「告白日和」が「告白日和です!」で最終的に「告白日和、です!」この「、」が文字通りの画竜点睛。本当はちょっとだけ不安な気持ちもある「、」で少し詰まって、「です!」でそれでも勇気を振り絞る。そんな揺れ動く気持ちがタイトルだけで分かります。

 

 

第20位~第11位

 

★20位-キミのくせに!

 アーティスト: lily white

 

 ついにベスト20です。かつlily white最高順位です。リリホワの良い意味での素朴さがミッチリ詰まった名曲。

 

 よくお互いを知ってる幼馴染に対して、友情以外の気持ちが芽生え始めていることへの戸惑いとときめきを描いた曲。泣き虫だった昔の「キミ」を知ってるからこそ、成長した「キミ」に胸がときめいてしまっていることを素直に受け入れられずに天邪鬼な態度をとってしまう、そんな微笑ましい立場逆転。

 

 これ凄いのはやっぱり「リリホワしか歌えない曲」ってことなんですよね。これ、Printempsだと何かまた青く透明な私が云々とか優しくしないでとかメンヘり始めるし、BiBiがやったらそれはそれでまたエリチの歌唱力とケンカして悲壮感でちゃうじゃないですか?希と海未と凛。この3人っていうのが完璧過ぎるキャスティングなんですよね。「キミのくせに今日は女子連れ~」のとことかもうこれPrintemps、アウトー!じゃないですか。絶対先に乗るねと微笑み始めるじゃないですか。唇震えてない?

 っていうか、キャラ的には凛が一番似合うと思いきや一番この曲をリードしてるのが希っていうのがまた良いよね。希の歌声とこういう純朴な少女の曲と相性良すぎなんですよね。

 

 「寂しいな、すんすん…」の神的ワードセンスよ。生まれるべくして生まれた名曲でした。

 

 

★19位-僕らは今のなかで

 アーティスト: μ's

 

 アニメ1期OP。アニメラブライブ!サンシャイン!!を見てからはスキップのシーンばかり見てしまう謎の呪いにかけられています。Dの悲劇ですね。

 

 この曲の想い出と言えば、何と言っても2期12話ラブライブ決勝でのアンコールに、サプライズでこの曲が使用されたこと。これが、ラブライブ史に残る鮮やかな伏線回収です。

 伏線回収というよりも、これまでOPのイメージ映像としてしか捉えていなかった「僕らは今のなかで」はμ'sがあのとき順調に第一回ラブライブに出場できていれば歌うつもりで準備していた曲であったことが発覚するとともに、そのためにことりも衣装を用意していて、それらは全て第一回ラブライブ出場辞退とともにお蔵入りになってしまったという意味を持たせに来たこと。アニメ2期も終わりにさしかかったこのタイミングで、僕達が表面的に見てきたアニメの筋書きとは全く別の異次元からこうやって話の糸が繋がっていくスッキリ感。

 

 そしてこの曲に出てくる「無謀な賭け 勝ちに行こう!」というフレーズ。これは今まではスクールアイドルを始めてラブライブに出場したり、廃校を阻止するという行動を指して「無謀な賭け」と暗喩していると当然思うところです。勿論その意味も大いにあるでしょう。しかしこの最終話の演出において、「無謀な賭けとは、この曲と衣装そのものののこと」という解釈が成り立ちます。「ラブライブに出場すること」を前提に作られたこの曲は、一度は衣装とともにお蔵入りになったが、穂乃果の友人たちの手によって再びラブライブ決勝大会の場に連れられ、大盛り上がりのお客さんのアンコールに答える。この時初めて、彼女たちは「無謀な賭け」に「勝った」のです。あまりにも鮮やかな伏線に度肝を抜かれます。

 

 

 

★18位-SENTIMENTAL StepS

 アーティスト: μ's

 

 ユメノトビラB面にして、今までのμ'sとは毛色の違う郷愁ソング

 

 総じて「センチメンタル」を分かりすぎている。イントロのちょっと早い時計の音がもうセンチメンタル極まる。それもμ'sの3年生の卒業による別れの時が近づいて、残り少ない時間を精一杯ラブライブに向けて打ち込んでいる彼女たちの曲にそんな時計の音なんて入れないでくれ…そんでもって「すれ違っても分からないくらい大人になった時に」って歌い出しがセンチメンタル。仲良しの強い絆で結ばれたμ'sも、大人になってふと今のことを忘れてしまう日が来るのかな、というセンチメンタル。それを「きっと忘れないよ」と否定するのではなく、「想像できない」と言うのがティーンズらしい若々しさ溢れる回答で、「だってずっと一緒だから」とした中にも少しの不安が滲み出ている、そんな揺れる気持ちがセンチメンタル。

 「木漏れ日の中呼んでみたけど 風がふいに掻き消す」って何ですか。詩人ですか?詩人だった。楽しい「今」の中で、季節は過ぎ去って、ほんの一瞬ふとした時に必ず来る「別れ」を予感してしまう。だから「今」少しでも一緒にいたいという気持ち。なんで挿入歌にしなかったんだってくらい、アニメ2期のストーリーを表しすぎですよね。

 

 全員verで聴いても感慨深いですが、ソロverになるともうあまりにもセンチメンタルが加速し過ぎてひだまりPは柄にもなく泣いちゃいそうになりました

 

 

 

★17位-Happy maker!

  アーティスト: μ's

 

 アニメ2期13話挿入歌。

 

 まずこの衣装ですよね。天才ですよね。音ノ木坂制服のスカートにμ'sのTシャツを合わせただけの衣装でこんなにもエロいのか。これすごいですよね。コロンブスの卵ですよね。

 

 サビは扇情的なμ'sマーチに合わせて大胆なカメラワークが印象的。楽しげにポンポンを振るμ'sがエロ…可愛いですね。

 

 でもこんな楽しくてハッピー全開の曲の中にも「とまらない時間の中 輝きを求め続けてる」とMOMENT RINGの歌詞と入れ替えても違和感のなさそうなフレーズが入ってくるのが本当にラブライブ!ですし、「エロくなければラブライブ!ではない、エロいだけではラブライブ!ではない」というのは真実なんだと思い知らされます。誰が言ったんだよ。ひだまりPですけどね。

 ラストは皆口々に好きなセリフを言ってますが、ことりちゃんの「にっこにっこにー♪」がやけに鮮明に聞こえてきますね。

 

 

★16位-No brand girls

 アーティスト: μ's

 

 アニメ1期11話挿入歌。ついに絵里・希を加えたフルメンバーが揃い新進気鋭、ラブライブ出場も見えてきた。そんなμ'sが渾身のライブステージで披露したのは「No brand girls(無名の少女達)」という、挑戦的なナンバー。

 これまでに数回のライブをこなし、絵里の加入によってメンバーの実力も底上げされてきました。同時に学校に興味を持ってくれる人も現れ、当初の目標であった廃校阻止も夢じゃないように思えます。しかし、しかしまだまだスクールアイドルμ'sは「無名」の少女達。ランキングが上がっても、ここからラブライブのステージに上がることは簡単ではありません。

 それでもこの9人なら、私達なら、掴んだチャンスを離さずに、ここから一気に駆けあげれば。自分のチカラで未来を勝ち取れる。そんな「意思」が伝わってくるよう。「壁はHi Hi Hi 壊せるものさ! Hi Hi Hi 倒せるものさ!」というフレーズには、これまでのほのぼのとしたアイドル活動から一歩進んだ力強さ、現状をブレイクスルーしようとする強い意思の力を感じます。

 

 しかし──アニメではこの曲の通り掴んだチャンスを絶対に離さないと全力で頑張りすぎたことが仇になって穂乃果はライブ当日に体調を崩し、ステージの上で倒れてしまいます。この事件をきっかけに、μ'sはラブライブ出場辞退を余儀なくされました。

 この経験が彼女にとって大きなトラウマとなったことは想像に難くありません。2期1話まで引きずっていましたし、アニメラブライブ!サンシャイン!!でもオーバーワークの危険性はくどいくらいに語られていましたね。

 

 ラブライブの出場辞退に加え、親友であることりの様子がおかしいことにも気がつけず大きなすれ違いを生んでしまいます。そんな挫折を経験した穂乃果には、あれほどキラキラと輝いて見えたA-RISEのステージも絶望的に遠い存在に思えてしまいます。そして一度はアイドルの夢を諦めようとしますが、海未ちゃんの飴とムチ作戦で復活。離れ離れになるすんでの所でことりと仲直りし、再びμ'sを1つに纏めました。

 ライブで歌われなかった2番は、まさにそんなライブ後の展開を暗喩しているような示唆的な歌詞になっています。

 

 μ'sリアルライブでも大人気の曲で、声優陣も全員一致で…もう一回言いますよ。「全員一致」で、「ライブで一番盛り上がる曲」としてこの曲を上げています。全員一致なんて凄いですよね。奇跡かもしれません。

 

 振り付けは「チャンスの前髪を持って離さないから~」のとこの穂乃果と絵里が顔を合わせて腰フリフリするとこと、「チカラを出してよ~」の所のぴょんぴょん→お手手クルクルのとこがめちゃくちゃ好きですね。

 

 

★15位-Dancing stars on me!

 アーティスト: μ's

 

 都会が寝静まる頃、男はさそり座に変わる、女は乙女座になる…

 

 μ'sが2期6話のハロウィンライブで披露した曲。ファンにとっては待望の希センター曲でもあります。

 衣装のモチーフも凝りに凝っており、ハロウィンらしく魔女・海賊・悪魔をモチーフに全員が意匠を感じるデザインでまさにことりの力作です。この回ではμ'sの部活コスプレやキャラチェンジ、果てはデスメタルまで新しい路線を切り開くことに執心したμ'sでしたが、これらの活動からヒントを得てこのような衣装ができたとすると南ことりの非凡さに改めて驚かされますね。

 

 PVも魔女の館のような物々しい雰囲気から始まり、サビではいきなり秋葉原のホコ天で踊りだすというような大胆な場面切り替えがまさしく歌詞にあるような「今日だけ魔法使い」の見せてくれる夢のような演出になっています。

 

 あとこの、サビのピョンピョン跳ねる振り付け可愛すぎませんか?ぴょんぴょこぴょんぴょん可愛いですよね。CGのレベルの高さも相まって、滑らかにぴょんぴょん跳ねる姿がキュート過ぎてたまりません。

 

 ところで、この楽曲が披露された2期6話ではにことことりのやりとりが物議を醸しましたね。当時のことを振り返るために自分で書いた2期6話の感想ブログを読みかえしてみたところ「にこっちが生理中だった」と書かれていました。

 まぁ、俺がそういうならそうなんだろう。俺ん中ではな。

 

 

★14位-ぷわぷわーお!

 アーティスト: Printemps

 

 キミに飛んでけ!スキスキぷわぷわ❤

 

 ラブライブ!BD全巻購入特典商法の元凶となった許しがたきカルマを背負ってはいるものの、それを補って余りある超名曲。現在もプレミア価格が付けられており、ひだまりP購入時はAmazonで2万円くらいでした。

 

 

  電波ソングを通り越して電子ドラッグ。よくPrintempsにこんなのを歌わせようと思ったな、天才か。ぷわぷわ連呼で急速にこちらの脳みそを溶かしにきます。

 そしてサビはぷわぷわガチ電波なのに、AメロBメロはむしろ伸びやかな各メンバーの歌声が強調されていてスキスキぷわぷわ。

 おそらくμ's関連曲で唯一言語による理解を超えた曲であり、もはや最強というよりも最凶。流石にこの曲の中毒性が明らかとなるにつれ反省したのか、以降Printempsが電波ソングを歌うことはありませんでした。ぷわぷわがワオワオになったね。

 

 一部ではこの曲は精子と卵子が出会うまでを暗喩した曲であるという説もありましたが、このブログに下ネタは似つかわしくないためここはスルーしていきます。ありがとうございました!

 

 昨年この曲のソロバージョンが解禁されたことにより、「ぷわぷわーお!(ことりソロ)」という純度100%の電子ドラッグが世に放たれてしまいました。ソロバージョンを収録したCDは「ラブライブ! 9th Anniversary Blu-ray BOX Forever Edition」にて手に入れることが可能ですね。──まだブルーレイ買わせるのか………!そんな思いが頭を駆け巡った結果、ひだまりPは流石に今回は購入しました。

 

 

★13位-Music S.T.A.R.T!!

 アーティスト: μ's

 

 終わらないパーティ。ナンバリングシングルとしてはμ'sの最後の曲です。

 

 真姫ちゃんがセンターということで衣装はヘソ出し露出多めのキャバ嬢テイストなのですが、アトラクションのようなキラキラのステージに加えてサビのニャンニャンした振り付けが童心を想起させてプ○キュアのEDだと言われても違和感がないレベルのPVになっていますね。

 

 振り付けは多くの箇所で「L・O・V・E・L・I・V・E」の人文字が多用されており最後の決めポーズも手でそれぞれ作っていますね。

 

 この曲がリリースされた当初、この曲が薬物乱交パーティの曲であるとして歌詞をとんでもなく卑猥な単語に置き換えて替え歌を作っている悪質なラブライバーがTwitterに居てひだまりPは心を痛めてたんですが、その時の後遺症で未だに「だってパーティ」が「ドラッグパーティ」に聞こえることがありますね。

 

 そういった誹謗中傷を受けてしまうのも真姫ちゃんの宿命といったところですが、上記にも書いたようにダンスパーティの幻想的な雰囲気をモチーフとしながらも振り付けやPV中に挟まれるパジャマパーティのシーンで真姫ちゃん特有のまだ芯は幼い感じをしっかり演出しているこの曲は真姫ちゃんセンター曲としてキャラの特徴をしっかり押さえた名曲であると言えます。

 

 

★12位-ENDLESS PARADE

 アーティスト:μ's

 

 通常入手不可曲のくせに腹が立つくらいのド名曲。マジでクソプレミアすぎてひだまりP、ガチでこの曲の存在すら知らない期間がかなりありましたからね。

 

 名曲っていうかもうこれすごいですよねすごい仕事ですよね。サビを文章に書き出しただけで名曲って分かるもん。

 

帰りたくない今日は遊ぼうよ

時間を忘れて いつまでも

幸せな音楽が 鳴り響く

DANCE DANCE だから

DANCE DANCE 大好き

私たちのPARADE

 

 なにこれなにこれ。すっごーい。単純な「Ah~Ah~」のハモりが夢のように心地よく響いてくる。非の打ち所がなさすぎる。ちゃんとAメロも1人ずつソロパートが用意されてますし劇場版EDだったとしても違和感のない完成度ですね。ラスサビ前のギターソロも最高すぎる。何かスポーツとかやってたの?

 

 最近になってようやくμ's Memorial CD-BOXにて通常入手可能となりました。3万5000円はリーズナブル…!良心的価格でございます…!

 

 

 

11位-?←HEARTBEAT

 アーティスト: 絢瀬絵里東條希矢澤にこ

 

 「今はスターなんですもの~~~!

 

 3年生による劇場版挿入歌。海外ライブを終えて凱旋したμ'sは、ライブのあまりの反響からファンが激増、街を歩けばサインを求める行列が出来上がる一躍時の人となってしまいました。劇場版はミュージカル風味に各学年の挿入歌が挿し込まれますが、これが一番それっぽい感じになっていますね。サングラスをかけてくるくる回る希のお茶目さに注目が集まりました。

 

 ?←HEARTBEAT(ハテナハートビート)というタイトルセンスは技あり!と言ったところですが、2番では「大好きって思ってくれること ビックリしてるけど ♡←HEARTBEAT(ステキハートビート)」ってなってるのがほんとにステキですね。このオシャレ表現の二段構えがパーフェクトです。

 

 アニメのサビでは2期4話「宇宙No.1アイドル」でにこっちが妹たちに披露した衣装を絵里・希と3人で纏って登場するというステキハートビート。なんですが、これは劇場版公開当時から思ってたんですが、これ、アレよね。

 にこっちが1人で着てると普通にキュートな正統派アイドル衣装って感じなのに、絵里と希が着てるとそういう風俗店っぽいいかがわしい感じになっちゃうよね

 

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ハテナから先へとなかなか進めない……

 

 

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 ついにベスト10です!ここまで来るともう流石に「アレ」と「アレ」しかねぇ…って感じですが、全力で紹介していきましょう。 

 

 

ベスト10

 

10位-好きですが好きですか?

 アーティスト: 南ことり小泉花陽

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 μ's珠玉のゆるふわデュエットが満を持して戻ってきた。思わず踊りたくなるようなディスコティックなサウンドに合わせて、ふわふわな歌声で一昔前のアイドルソングのような一途な「好き」をめいっぱいに届けてくれるこのナンバー。ベスト10入りも納得です。

 

 新婚さんか、あるいは同棲したてのようなラブラブの恋人雰囲気が滲み出しすぎて耳がベトベトになるこの曲。家に帰ればあなたのために「ずっと煮込んだスープ」が出てきます。あたたかみを感じますね。そして「お腹すいたらイカが」と、おつまみのイカまで出てきます。できた嫁ですよね。お酒はぬるめの燗がいいですね。

 

 めいっぱい尽くしてくれる良妻ですが、その一方で「好きだからしてあげたい 望むことなんでも」「そして私だけを見つめてほしいの」「好きですが好きですか?なんどでも確かめて」「この恋は離さない」などと、ズッシリ重くなるような愛情表現も。二人が心から愛して尽くしてくれる幸せを感じる一方で、どこまでも愛を注いで応えてあげなければならない、そんな愛の重さも感じます。そのうちまた籠の中に閉じ込められそうですね。小夜啼鳥の正体見たりって感じだな…

 しかしながらこんな純愛のドロドロの沼にことりちゃん花陽ちゃんとズブズブと沈んでいくことも、まぎれもないひとつの幸せなのでしょう。そんな曲。

 

 最後の「この恋は離さない!」に被せて「Wow Wow Lovin'you~」のかぶせがすごく好きですよね。

 

 

 

★9位-NO EXIT ORION

 アーティスト: Printemps

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 Printemps最高順位。最凶メンヘラソング。オリオン座に閉じ込めてくるやつ

 

 冬の星座に力を借りてオリオン座へ閉じ込めるというパワー系メンヘラソングな一面が目立ちますが、「あなた」の愛を確かめたい故に束縛してしまう、お願い逃げないで、愛を確かめさせてと懇願している冬の夜空のような切なさが光る名曲。「スピカテリブル」の項で書いたこととも若干共通点を感じますね。

 「私以外はいらないと決めなくちゃ出してあげないわ暗闇の中」から「逃げちゃだめ おねがい…」と切なく訴えかけるような歌詞の流れには胸を打たれます。

 

 そして2番の「愛してる 愛してる 切ない本気よ伝わりなさい」このフレーズがまさに、「Love marginal」、「UNBALANCED LOVE」、「小夜啼鳥恋詩」といった切ないメンヘララブソングを紡いできたPrintempsだからこその名フレーズ。切なさも本気も知っているから、最高に心に刺さるPrintempsの集大成とも言える名サビです。名付けてメンヘラの元気玉

 

 ところで、そんなオリオン座にまつわる神話として下記を引用します。

 

”オリオンは、月と狩りの女神アルテミスと仲がよく、いつか結婚するだろうと言われていました。しかし、それを知ったアルテミスの兄アポロンはそれを認めず、2人を引き離しにかかります。海から出ているオリオンの頭を、黄金の岩と偽り、アルテミスに弓をいらせるのです。オリオンは、何も知らないアルテミスが放った矢で死んでしまいます。その事を大変悲しんだアルテミスは、大神ゼウスに頼んで、オリオンを星座として夜空に上げてもらいました。今でも冬の夜には、オリオンに会うために、月がオリオン座を通っていきます。 ”

 

出典: オリオン座の神話|ウェザーニュース

 

 愛し合っていたはずなのに、ほんの些細な誤解やすれ違いで心が離れてしまった恋人をオリオン座の星座に閉じ込めて、二人だけの夜空で恋を確かめ合いたいというこの楽曲と共通するところがありますね。歌詞中「夜明けの陽が昇れば 恋は消えてしまう?」というのも、女神アルテミスの「月」と「陽」を対比しているようにも思えます。

 

 ひだまりPも全てを捨てて嫁の穂乃果以外はいらないと決めたはずですが、なぜだか未だに暗闇の中から出られないんですね。残念!

 

 

 

★8位-ユメノトビラ

 アーティスト: μ's

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 アニメ2期3話挿入歌。

 

 ラブライブ予選のステージを決めかねる中、伝説のアイドルA-RISEから突然声をかけられμ'sに注目し、そしてライバル視していたということを告げられる。

 μ'sはいまだラブライブに出場経験もない駆け出しで、対するA-RISEは第1回大会の優勝者。しかし彼女たちはそれを「もう過去の話」と一蹴。

 雲の上の存在に感じていたA-RISEからの突然のライバル宣言に驚くμ'sだったが、火がついた穂乃果は「私たちも負けません!」と元気よく返すとA-RISEからの「私たちのUTX高校特設ステージでライブをやらない?」という申し出を即承諾。合宿を通してみんなで作ったこの曲を、トップアイドルと同じステージで全力で披露します。

 

 当時は「A-RISEの衣装は正統派のティーンアイドルって感じなのに、μ'sはなんかセクキャバの姫みたいな衣装着てんな…」とどうでもいい感想を抱いていたのですが、それはちょっと置いといて。

 

 「ユメノトビラ」とは何か。アニメの演出からも、A-RISEとの邂逅がμ'sにとって1つの「ユメノトビラ」だったことには間違いありません。そもそも、ラブライブに出場するためにA-RISEを越えなくてはならないという事は当然分かっていたことですが、これまでのμ'sにとってA-RISEは遠い存在であり、「まぁ、とにかく頑張ろう!」という気持ちで予選に望むつもりであったμ's。しかしながらA-RISEからまさかのアプローチをされ、初めてお互いを「ライバル」として認識します。そして同じステージでライブを行うと約束したことによりμ'sの練習意欲も向上し、予備予選突破への質の良いパフォーマンスに繋がったと思われます。だからこそ、A-RISEとの邂逅が「ユメノトビラ」になったのです。

 「トビラ」は先が見えないもの、未知なるものの象徴であり、「ユメノトビラ」は誰もが探し続けている夢へと進むためのキッカケのようなもので、事実海未ちゃんがこの詩を書いた時にはまだA-RISEとの出会いはありませんでした。或いはこの詩自体が、「Yes! 予感の星たち胸に降ってきた」と表現されているような一言で言うと「天啓」に近いものだったのかもしれません。

 

 そして、この曲にまつわる重要エピソードとしてはやはりラブライブ!サンシャイン!!第2話においてまさかの桜内梨子ちゃんによるピアノソロのカバー。この曲があったことで、梨子ちゃんはスクールアイドルを始めるキッカケとなり、また千歌ちゃんにとってもピアノの事で悩んでいた梨子ちゃんにまたピアノを好きになって欲しいという、出会いの意味を見つけたキッカケになりました。もっと言えば第6話で披露したAqoursの名曲「夢で夜空を照らしたい」は、千歌ちゃんが一番好きなμ'sの「ユメノトビラ」に対する彼女なりのアンサーソングであったという考えもあります。まぁ、この辺は妄想の域ですが。

 

 やがて、思い出へ変わるのかい?(マスオさん風)

 

 

★7位-愛してるばんざーい!

 アーティスト: μ's

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 「もぎゅっと"love"で接近中!」のB面にして、アニメラブライブ!でも重要シーンに登場した名曲。

 

 合唱曲のように壮大でありながらも「大好きだばんざーい!」という表現はとても等身大で、だからこそμ'sの愛とエールを強く感じられます。一人ずつ順番に歌い、一言一言区切りが良いAメロの歌詞はそこに込められた想いをしっかりと噛みしめることができますね。

 「みんなの夢の木よ育て」というフレーズも良いですね。音ノ木坂の「木」ともリンクしていますし、「花」とかじゃなくて「木」に例えるところがすごく合唱曲っぽさを感じます。

 

 アニメでは1期第1話、スクールアイドルを始めようとする穂乃果と、真姫の運命的な出会いのシーンで真姫が1人ピアノを弾きこの歌を歌っていました。この出会いのシーン、ひだまりPとても好きなんですよね。まだスクールアイドルに対して何ら具体的なイメージを持てていなかった穂乃果が、初めて感じた「アイドルみたいにかわいい!」という輝き。そんなガール・ミーツ・ガールの象徴的なシーンだと思うからです。

 そして2期13話の卒業式。穂乃果は自分なりのスピーチの形として、みんなで合唱することを考えました。1期1話では1人だけの音楽室でピアノを弾き、1人で歌ってた真姫ちゃんが今ここでは全校生徒の前でピアノ伴奏をして生徒皆が歌ってるというところも何気に重要。あと細かいことですが、視聴者である我々からすればこの「愛してるばんざーい!」はμ'sの持ち歌なんですがアニメにおいてはμ's結成前に真姫ちゃんが歌っていた事実から「μ'sの曲」ではありえないのですね。卒業式でμ'sの曲を合唱しましたっていうといくら音ノ木坂の看板アイドルだからって、なんか私物化してるみたいになっちゃうじゃないですか。でも1期1話の伏線があるから、これは我々で言えば卒業式で仰げば尊しを合唱しました的な、ごく普通の話にできるんですね。

 

 

 

★6位-きっと青春が聞こえる

 アーティスト: μ's

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 アニメ1期ED。5位と6位はどっちにするかすごく迷いましたね。

 

 もう今さらですけど、詩のセンスが神がかっていますよね。「きっと青春が聞こえる」って。「聞こえる」って形容した後に「その瞬間が見たいね」って。本当に「聞こえる」し「見える」じゃないですか。じゃあなんで「聞こえる」し「見える」のかっていうと、この曲がアニメのEDとして、アニメの「余韻」として仕事をし過ぎているからなんですよね。

 μ'sが新しいメンバーを大団円で迎えた回も、ピンチだった回も、そして仲違いをした回も、みんなエンディングにはこの曲が流れていました。そしてこの曲にはそれら全て、μ'sの青春の物語を包み込んで浸透させてくれるチカラがあるんですよね。ゆったりとしたAメロではμ'sメンバーの日常のワンシーンが流れ、力強くも穏やかに繰り返すサビは真姫ちゃんがピアノを弾きそれに合わせて皆が歌う場面が流れます。そしてサビの終わりは階段を一段飛ばしで駆け上がるような軽やかに舞い上がるメロディ。僕たちはこの音楽を通して、本当に彼女たちの青春を聴いて、そしてその瞬間を「見て」いるんです

 

 

 アニメ2期を経てラブライブ!サンシャイン!!のアニメED曲「ユメ語るよりユメ歌おう」もまさに、この「きっと青春が聞こえる」を継承するラブライブ!のエンディングに流れる音楽としてその期待に見事に応えたものであると思います。結局「ユメ語るよりユメ歌おう」も、コンセプトは同じなんですよね。この曲もμ'sの青春を、μ'sのオンガクで聴いているのですから。「青春」を歌うのがμ's、「夢」を歌うのがAqours。この対比もステキじゃないですか。

 

 

★5位-SUNNY DAY SONG

 アーティスト: μ's

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 「伝えよう、スクールアイドルの素晴らしさを!

 

 本当に伝えてしまった。劇場版ラブライブ!を神にした元凶であり、もはやこの曲そのものがμ'sの”偉業”です。μ'sが作った「全てのスクールアイドルのための曲」。スクールアイドル界のWe are the worldです。

 

 なんかもう凄すぎて何言えば良いか分からないんですけど、「楽しいねこんな夢 笑顔で喜び歌おうよ」って何ですか?初手から詩の神が本気を出しまくるのやめてくれ。要は「夢」や「喜び」、「笑顔で」「歌う」と「楽しいね」ってことでしょ。それをこう、敢えて一旦バラバラにすることで、ちょっと含みと余韻を持たせる。なんでそんな神が舞い降りたみたいな表現できるんだ。神が詩を書いたからか…

 

 そして「受け止めてあげるここで 最初は少しためらっても 受け止める場所があるって もっともっと知ってほしくなるよ…なるよ!」のくだり。「ここ」=「受け止める場所」とは何か?これは「スクールアイドルという概念そのもの」のことを指していると解釈しています。以下ラブライブ!サンシャイン!!1期12話の自分の記事を引用しますが、

 

千歌「追いかけちゃダメなんだ。μ'sも、ラブライブも…!」

μ's「(ボワンッ)大~当たり~!」

 

 「μ'sはみんなの夢を叶えるために走った」μ'sが聞いてたら「え?あ…まぁ…」とでも言いそうですね。

 アニメ二期のμ'sは、自分たちのスローガンとして「みんなで叶える物語」を掲げていました。これはμ'sが活躍できたのは決して自分たちだけの力じゃない、皆の思いが導いた奇跡なんだという穂乃果の思いからでした。そして劇場版、SUNNY DAY SONGでは、「凄いのはμ'sやA-RISEだけじゃない!伝えよう、スクールアイドルの素晴らしさを――!」というような発言をしていました。

 μ'sにとってスクールアイドルとは伝えたい想いを表現できる場所、そのスクールアイドルを、今度は自分たちがもっと盛り上げたい!と、あのライブが在ったわけです。

 「〽受け止める場所があるって もっともっと知ってほしくなるよ」というSUNNY DAY SONGの歌詞にもμ'sの思いがこめられているようです。それぞれの輝きたい思いを受け止めてくれるのがスクールアイドルという存在。だからこそ、μ'sやA-RISEの輝き「そのもの」を目指すようにはなってほしくなかった。だから、千歌ちゃんが言ってる事は少なくともμ'sの伝えたかった事という意味では大正解なんですね。

ラブライブ!サンシャイン!!#12「はばたきのとき」感想-羽キャッチは受胎のメタファー - ひだまりPはこう語った

 

 アニメでの時間軸において、スクールアイドルμ'sが活動したのはたったの半年強。例えどんなに続けたくとも、高校を卒業してしまえばスクールアイドルではなくなります。だからこそ、今を大切にして笑顔で終わりを迎えたい。この最高の9人のままで終わりたいという結論を出しました。しかしμ'sのファンは、それでもμ'sに存続して欲しいと願います。

 このようなジレンマが劇場版で穂乃果達を悩ませ、そして出した結論が言わばこの歌です。「凄いのは私たちだけじゃない、スクールアイドルの素晴らしさを伝えよう!」これまで自分を育ててくれたスクールアイドルへの限りない感謝を込めた感謝のSUNNY DAY SONG。1日1万回、当初は終わる頃には日が暮れていましたが、いつしか1万回ライブをやり終えても日が暮れていない。日が暮れていないから、「SUNNY DAY SONG」なのです。ウソです。

 「凄いのは私たちだけじゃない、スクールアイドルの素晴らしさを伝えよう!」と全てのスクールアイドルを一同に集め、全員でライブを行いその凄さを全国に知らしめることとなりました。全てのスクールアイドルが輝く場所、陽の光が当たる場所で歌われた曲だから「SUNNY DAY SONG」なんです

 

 

 それもまたラブライブ!です。

 

 

★4位-Oh, Love&Peace!

 アーティスト: μ's

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 Oh, Love&Peace!ってタイトルがもう、再三言ってますけど、素晴らしいですよね。「Love&Peace」って壮大なフレーズに、「Oh,」が付くことで一気に楽しげで溌溂としたアイドルソングに変わるのが見事。

 楽曲も示唆に富み宗教的でありながら、爽やかさと壮大さを併せ持ったメロディとフレーズは一言で言うなら「包容力」。そのあまりの包容力ゆえ、アニメ2期最終話の挿入歌として何の脈絡もなく使われましたがそれでもう、上手い感じにまとまりました。つまりは万能曲。アイドルマスターで言う「まっすぐ」に該当するナンバーです。

 

 「前進恐れずに 喜びを分かち合って 2つだけでも必ず守りたいね

 「自分を嫌わずに 純粋を笑わないで 恥ずかしくても言いたい事があるよ

 

 はっきり「人生訓」です。辛い時や悲しい時、この歌を聴くと勇気が貰える。アイドルソングとして最も大切なことを、この曲は実践しています。それでも全く説教がましく感じないのは、軽やかなテンポと「Uh~ランランラン♪」という楽しいハモりがそうさせるのでしょう。これはあくまでμ'sの歌、楽しいアイドルソングなのです。それでありながら、大切なことをさりげなく教えてくれる。「どんなときもずっと」の項でも述べましたが、ひだまりPがラブライブ!と、ラブライブ!の音楽を本当に大好きなのは、こういうところが一番の理由なんですよね。

 

 直接的な関係性は言及されていませんが、この曲の歌詞と一番マッチしているのはスクールアイドルダイアリーの真姫ちゃんが両親にスクールアイドルを禁止されるエピソードなんですよね。花陽ちゃんセンター曲ですし実際の関連性は本当に無いんですが、真姫ちゃんが自分のやりたいことを両親に言えなかったことや、それを1人で抱え込んでμ'sをやめると宣言してしまったこと、色々な点で、この曲の詩と重なる部分があります。「誰でも最初は ちっぽけな自由からはじまるよ 意識が上を向いて やがて大きなFreedom」というくだり、この曲で歌われている「自由」も、籠の中の鳥だった真姫ちゃんがスクールアイドルに興味を持って、一度は親に禁止されそうになるも、仲間と一緒に純粋な思いを父親に打ち明けて「ちっぽけな自由」を勝ち取る…そんな物語と重なってしまいます。そしてアニメでは俗物だった母親はcv井上喜久子さんになってダダ甘になり、パパも基本的には娘を放任しているのかATMのごとくμ'sの活動資金を惜しみ無く援助してくれるようになって真姫ちゃんも大きなFreedomを…アニメのくだりは流石にウソですけど、ひだまりP的にはそんな風に感じましたね。

 

 「Oh, Love&Peace!」バージョンのジャケットですが、全員お揃いの黄色いリボン付けてるところとか、「愛してるばんざーい!」のぬいぐるみが流用されてるところとかに「仲良し感」とスクールアイドルならではの「手作り感」を感じてほっこりしちゃいますよね。希ちゃんと海未ちゃんによって穂乃果の乳が強調されているのも健康的なエロスを感じてしまいます。最初見た時は左のにこちゃんの足をことりちゃんの足だと勘違いして、「どんなポーズ取ってんの!?」ってギョッとしましたけど。

 

 

 

★3位-夏色えがおで1,2,Jump!!

 アーティスト: μ's

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 はい知ってた。
 

 冬のSnow halation、夏の夏色えがおで1,2,Jump!というくらいμ'sのド定番曲。

 出だしからゴキゲンなギター伴奏に併せて高音で突き抜ける「Summer Wing~♪」。もうここから凄いですよね、これを聴いた瞬間、目の前には夏のビーチの抜けるような青空が広がっていることでしょう。

 1番での立体感あるのハモリは曲に美しい躍動感を与えており、そして圧巻のサビでは「タタタン、タタタン、タタタン、タタン…」とタイトルの通り「1,2,Jump!」を繰り返すリズムの良さが何度聴いても音楽に合わせて飛び跳ねたくなるような開放感を演出しています。

 というかアレですよねもう、夏色えがおで1,2,Jump!」ってタイトルがもう凄いですよね。「夏色えがお」って、何だよ?ってなるじゃないですか。というか、「夏色えがおで1,2,Jump!」っていうタイトルのセンスが凄いっていうのは分かるんですけど、これ類語がないんですよ、既存概念が無いんですよね。類語がないからどう凄いのか説明ができないんですよ。もうこれ、センスだけでできてるんですよね。おそらく、そこが畑亜貴ワールドなんですけれど…

 

μ's 3rdシングル「夏色えがおで1,2,Jump!」 感想-アイドルが、若気の至り、エロシーン - ひだまりPはこう語った

 

 楽曲が神レベルなのはもう当然ですが、この曲はc/w曲、そしてドラマパートも含めてラブライブ!史上最高のゴールドディスク、名盤であると太鼓判を押せます。

 これがゴールドディスクであるとする根拠のドラマパートについては引用した記事の方に詳しく書いています。まぁ万が一、万が一ですよ?μ'sのアニメ前の曲はベストアルバムとSolo live!だけでシングルは持ってないんだ、なんて人がいたら…これ1枚だけは買いましょう。Instトラックとドラマパートだけで絶対後悔はしません。

 

 

★2位-Snow halation

 アーティスト: μ's

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知ってました。


 2位としましたが、もしもラブライブ!を知らない人にμ'sの曲を1曲だけ勧めてラブライブ!を好きになってもらおうと言われたら鉄板でこれを渡しますし、スクールアイドル星人が地球に攻めてきて最高のスクールアイドルソングを聴かせられなかったら地球が植民地にされるという状況に万が一なったら地球代表として渡す曲は絶対これじゃないとイヤです

 何を隠そうひだまりPも初めてベストアルバムでμ'sに触れた時、この曲を聴いてファンになったんですから。これに決まってるじゃん。鉄板どころじゃないよ。鉄より硬いダイヤモンドでこれですよ。黒澤ダイヤですよ。黒澤ダイヤではない。

 

 μ'sのウィンターソングと銘打って聖夜に放たれたその歌は恋する女の子の切なさと激情を詰め込んだ珠玉のバラード。切なくも初々しいAメロからサビに向かって徐々に力強い雰囲気へとシフトし、そして壮大でありながら心に直接届くような激しいサビのメロディはμ'sの永遠の名曲と呼ばれる所以だと思います。

 「届けて切なさには 名前をつけようかSnow halation」というフレーズがもうラブライブ!の歴史的快挙。名前をつけちゃったよ。ひだまりPもこのワンフレーズで「神曲」を確信しましたね。

 

 μ'sのリアルライブでも文句なしの人気曲ですが、ひだまりPは2番の「抱きしめたくて~」のくだりのうっちーと南條さんの申し訳程度のハグシーンがめちゃめちゃ好きです。あの距離感がゾクゾクするくらい好き。こういうのなんだよな…百合営業すればいいってもんじゃないんだよ。

  

 また、この曲にまつわるエピソードとして外せないラブライブ!アニメ2期について。

 第8話「私の望み」では、μ'sを見守ってきた陰の功労者である希の願いを皆が汲み取り、9人皆の言葉を出し合って1つの「ラブソング」を作りました。これまで飄々とした態度の裏の弱みを見せなかった希の新たな一面にみんなが触れて、μ'sの絆がさらに深まったその時。空から降ってきた雪を見て、皆が思い思いに発した言葉を紡いでできたのがこの「Snow halation」です。μ'sの伝説の曲は、アニメにおいてμ'sを見守ってくれる女神様へのプレゼントして生まれました。

 そして、実際にこの曲が披露された第9話「心のメロディ」は………思い出したくもないくらい、酷い回でしたね。心のメロディを台無しにした寒すぎコメディ回にひだまりPも冷えっ冷えになりましたが…唯一の救いは、ライブシーン自体は良かったという所でしょうか。そもそも「Snow halation」があまりにも神域過ぎたので、たとえ目も当てられない酷い脚本であったにしても、その「格」にはヒビ一つ入らずに済んだのは本当に僥倖でした。行幸通りだけに。実際、ラブライブ!サンシャイン!!においてこの「心のメロディ」すら下回る最低最悪回であるところの2期7話「残された時間」においては挿入歌「空も心も晴れるから」までとばっちりを受けてその名に消えない傷を残す結果となりましたね。まぁ、この話は完全なダソクですが。

 

 

 

μ's 2ndシングル「Snow halation」 感想-初期μ'sに見るラブライブ!のエロスの根源 - ひだまりPはこう語った

 

 

★1位-さようならへさよなら!

 アーティスト: μ's

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 これしかない。

 

 名実ともにμ'sのラストソングとなったこの曲は、これ1曲でμ'sがどんなに素晴らしい歌を紡いできたか、その輝きの歴史を証明するような名曲「さようならへさよなら!」が堂々の1位です。これは自信を持ってそう言えます。

 心地よく身を預けられるような、安らぎに満ちたメロディはこれまで僕達が追いかけてきたμ'sの音楽の素晴らしさであり、そしてそれがこれからも色褪せることが無いという証明でもあります。

 「さようならへさよなら!」というタイトルがもうなんだ、貫禄だ。「μ'sの詩はこの人が書いてきました」だ。「さようなら」と「さよなら」という、この微妙なニュアンスの違いだけで、単純なタイトルなのに繊細で美しい「深み」が現れています。

 

 この曲に込められたメッセージを読み解く上で、「僕たちは懐かしさにひたるより また会えると笑いあって さよならは取っておいてよ もしもの時まで」というセンテンスからは2つの名曲が連想されます。

 

 1つは薬師丸ひろ子さんの名曲「セーラー服と機関銃」。「さよならは別れの言葉じゃなくて ふたたび逢うまでの遠い約束」という名文句があります。笑顔で次の場所へ羽ばたいていく「君」に対して取り残される「僕」ですが、未練を残すのではなくただ「君」の心の中でいつでも「僕」を止まり木にして欲しいという気持ちを歌った曲で、μ'sに対する僕達の気持ちに通じるものがあるとひだまりPは思っています。

 

 もう1つは斉藤由貴さんのこれまた名曲「卒業」です。これは下記の記事中でもちょっぴり触れていますが、「ああ卒業式で泣かないと冷たい人と言われそう でももっと哀しい瞬間に涙はとっておきたいの」という誰もが知ってるフレーズ。これと「さよならは取っておいてよ もしもの時まで」というさようならへさよなら!の歌詞を対比すると、そこには「あなた(達)が思っているほど、悲しいことではないんだよ」という大人びたメッセージが読み取れます。そしてこの「別れ」に対する価値観は、アニメ2期11話「私たちが決めたこと」の湿っぽい雰囲気とは真逆のもので、穿った捉え方をするならば、この曲は2期11話に対してちょっぴりケレン味を効かせたアンサーソングでもあるとひだまりPは捉えています。

 

 無論この曲が上の2曲の懐メロをモチーフにしているというのはひだまりPの勝手な妄想です。ひだまりPは、この曲からそういうニュアンスを感じ取ったというだけです。

 ただやっぱり、「さようならは取っておいてよ もしもの時まで」というフレーズからはただ単に別れを否定しているのではなく、μ'sだからこそ、もっと力強い意思を感じ取ってしまいます。必ずまた会える日が来ると、「希望」ではなく「確信」しているような強さ。

 

 そして「さようならへさよなら!なんて無茶苦茶を言いたくなった…言っちゃえばいいね!」というラストサビ、「無茶苦茶」というフレーズはこの曲のA面「MOMENT RING」の「無謀な夢から始まって」の「無謀」と対比しているとひだまりPは感じています。「無謀な夢から始まって」「さようならへさよなら!と無茶苦茶を言っちゃった」という、μ'sの始まりと終わりの、変わらない心の有り様を表現しているかのようですね。

 

 またこの「イッちゃえばいいね!」というフレーズにはもう一つ、シリーズを通して重大な伏線が存在していますね。μ'sがデビューした直後、初めての曲である「僕らのLIVE 君とのLIFE」のPVが世に出た時の希ちゃんのコメントです。

 

「PV見たら、ちょっとでいいから

 希のこと考えてみて?

 そしてら、それで──

 ウチのトコにもそのパワーが

 送られて来るん♡

 その熱さを感じられたら──

 ウチ、もうめっちゃ感動。

 絶対イッちゃうと思うわ───♡

───イッちゃえばいいね!

 

 そういうことです。始まりの場所では、同じ空の色だったんですね。ひだまりP、本当に最後の最後がこのオチで良いの?本当に?

 

 

  

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おわりに

 

 長っ。いやマジで長っ。

 

 ここまで83,000文字くらいです。400字詰め原稿用紙に換算すると200枚以上になりますね。バカじゃないの?って自分でも思いますけど、でもそうさせるだけのエネルギーがラブライブ!には存在するということです。

 

 ぶっちゃけこの記事を書いた理由は、ただ単にひだまりPがμ'sの全楽曲について語る場が欲しかっただけです。これもまた、ひだまりPの真っ白なノートブックですね。表紙に小さくありがとうと書いときます。

 再三述べたことですが、ランキングの順位自体にそんなに意味はありません。仮にひだまりPが低い順位を付けた曲が誰かにとっては高順位なら、あるいは勿論その逆でも、μ'sの楽曲はみんなそれぞれ熱心なファンがいる神コンテンツであるという単なる証明になるだけのことです。

 

 こうして記事に起こすことで、ひだまりP自身今まで気づいていなかったμ'sの楽曲の魅力に気づくことが多々ありました。やはり文章に起こしてみるというのは大事だと思います。

 

 今後も新しくμ's楽曲に対する見解が生まれる度に、この記事はアップデートされていきます。最後のページはどうなるのか、ひだまりP自身にもわかりません。これはひだまりPがμ'sを好きでいる気持ちの集大成であり、終わらない青春でもあります。ちょっとキモい事言ってしまいましたね。

 

 ここまで全部読んで下さったあなた。本当に本当にありがとうございました。この記事をリリースして早2年が経ちますが、今でもこのブログのランキングに載るほどに検索などから多くの方に読んで頂いていることがわかり、本当に嬉しく思っています。

 

 I Live LoveLive!(人生をラブライブ!にする)という座右の銘にのっとり、ひだまりPはこれからもラブライブ!を好きで居続けたいと思います。同じラブライブ!好きであるあなたに、この記事を通してその想いの一端を届けられたならば幸いです。

 

 

 それでは──良きラブライブを!