AYA UCHIDA Complete Box ~50Songs~【初回限定盤】
ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。
さて、声優・内田彩さんと言えば、まぁ…説明不要ですよね。
ふんわり、ぽわぽわした声が独特な内田さんの演技は、代表出演作であるラブライブ!南ことり役においても見事にキャラクターとマッチングして、ことりちゃんの魅力を存分に引き出してくれています。ことりちゃんのあまりのハマり役っぷりに、ラブライブ声優の中でも殊更にひだまりPが敬愛している声優さんです。
そんな内田さんですが、アーティストとしてのソロ活動も行っておりこれまでにも何と3枚ものアルバムをリリースされています。そして今回ひだまりPが購入したこの「AYA UCHIDA Complete Box ~50Songs~」は内田彩さんの集大成とも言えるもので、これまでに内田さんが歌ってきた持ち歌実に50曲全てが収録されています。
「全部入り」!全部入りって良いですよね。μ'sのベストアルバム買った時もそうでしたが、「これ1つ買えば揃う」というのは新規参入のハードルをぐぐっと下げてくれるものです。更に初回限定盤には2017年に行われた内田さんのソロライブ、「AYA UCHIDA LIVE TOUR 2017 ICECREAM GIRL」及びこれまでに出たMVの映像も収録されているという豪華仕様になっております。お値段なんと8,300円。
今回は50曲の中からひだまりPが特に印象に残った曲の紹介をしていきたいと思います!それでは、続きを読むからどうぞ!
もくじです。
- 1-1. アップルミント
- 1-2. Breezin'
- 1-4.ONE WAY
- 1-6. オレンジ
- 1-7. キックとパンチどっちがいい?
- 1-8.Merry Go
- 1-9. ピンク・マゼンダ
- 1-10. 泣きべそパンダはどこへ行った
- 1-12. Blooming!
- 1-13. スニーカーフューチャーガール
- 1-17. Let it shine
- 2-2. いざゆけ!ペガサス号
- 2-12. afraid...
- 3-1. SUMILE SMILE
- 3-5. Say Goodbye, Say Hello
- 3-7. Holiday
- まとめ
収録されている50曲全てもちろん聴いていますが、その中でも特に印象に残った曲だけをピックアップして紹介させて頂きたいと思います。「○○が入ってないやん!」みたいな突っ込みは受け付け……ますので、コメント下さいね!
曲名の前についている数字はこのアルバムのディスクNo.-トラック番号です。
1-1. アップルミント
内田さんの1stライブタイトルでもあるこの曲。
アップテンポな明るい曲で、第一印象は「アニメソングっぽい」でした。しかしそんなアッパーな曲調とは裏腹に「寂しがりやのウサギ追いかけて穴ぐらに飛び込んでみた~」や、「かじってみたらほんのり苦いけど」等の童話のワンシーンを彷彿とさせる表現が盛り込まれていたり、あるいは「思い出色褪せたブランコはいつまででもいつまでも揺れていて」等の郷愁を感じさせる部分も見られますね。
そういった色んな複雑な感情を随所に織り交ぜながら、全体としては「未来への希望」を歌っている。そういったところから内田さんが「声優」としてキャラクターを演じるのではなく「内田彩」としてソロ活動をしていく上での本人の中にある想いが伝わってきて素敵だなと思いましたね。
アルバムを開いて最初に耳に入った曲だからというのもありますが、確かに内田彩さんの代表曲という印象を持ちます。
1-2. Breezin'
これこれ、こういうのですよ!こういうアッパー系電波ソングがひだまりP大好きです。韻もたっぷり踏んでいてあぁ^~、たまらねえぜ。
疾走感のあるサビもすごく良いですが、個人的にはサビ前の「F・A・Q!」とか「B・B・S!」とかのリズム感が好きです。「FAQ」とか「BBS」みたいなアルファベット単語をチョイスするセンスも含めて。
1-4.ONE WAY
スクールデイズのEDかと思った。
良いですよ良いですよ、こういうメンヘラっぽいラブソング。同じアルバムに収録の「笑わないで」等、内田彩さんの曲の中にもメンヘラっぽい曲は結構ありますが、ひだまりP的にはこれが一番のお気に入りです。
内田彩さんと言えば、ラブライブ!より南ことり名義で歌った曲の中にも往年の名曲「スピカテリブル」や、或いは「メンヘラ一番電話は二番、夜のおかずはPrintemps」のキャッチコピーでおなじみPrintemps名義でも言わずもがなのドメンヘラっぷりを発揮しているので、内田さん本人というよりも内田さんの声とメンヘラは凄く相性が良いんですね。(最重要)
「どんなに好きでも知られちゃいけないの 知られたところで答え分かってるの」とか、自問自答(?)の繰り返し感がクセになります。それからサビの終わりの「忘れようとするほど それができない…これじゃ恋が悲しい!」みたいにいきなり高くなって、沈んだかと思えばまた悲痛な叫びに変わる感じの不安定さも良いですね。同じ所2番の「ときめきと切なさ 息ができない」なんてもう「メンヘラの爆弾」じゃないですか?ア・リ・ガ・ト・ウ・ゴ・ザ・イ・ます!
1-6. オレンジ
学園青春アニメの負けヒロインの個別EDみたいな曲。内田さんの持ち歌の中でも、こういう青春青春している曲って実はあんまり無いんですよね。
これもサビの「あとどれくらい オレンジ色の夕陽が~」って、上がるところまで上がって最後まで言い切らない所に恋をする気持ちのもどかしさが感じられてすごく好きなんですよね。
1-7. キックとパンチどっちがいい?
最っっっ高。こういう曲をひだまりP待ってたんだよな、こういう曲があるなら早く言って欲しかったですね、マジでね。内田彩さんの持ち歌で好きな曲ランキング、第2位です。
こういう曲なかなか無いんですよね、こういうストレートにバイオレンスに飾り立てずに恋の終わりを歌う曲。ひだまりP、Sugarのウエディング・ベルとかめちゃめちゃ好きなんですけど、要するにそういう曲ですよ。最高。
「まさか未練があるとでも思ってたりしちゃったの?」の煽りとかもポイント高いですし、「ありったけのサンキュー ささやかなラヴュー」と歌っておいて直後に「微塵もないわ!」と叩き落とす所とか最っ高じゃないですか、くたばっちまえアーメンの精神を感じる。こういう、敢えて強い言葉を使うのって自分自身に言い聞かせてるというか、自分の中の未練を断ち切って次へ進むために敢えてバイオレンスな表現を連発しているんですよね、そういう所に一抹の乙女心を感じられて、ひだまりPきっとそういうのが好きなんですよね。恋に未練を残しているのがカワイイんじゃなくて、それを振り払って強くなろうという決意に清々しさと、ある種の可愛さを感じているんですね。
最後の血も涙もない「消えろ!」の直球表現とかもうね、惚れちゃいますよね。歌詞カードにもそのまま「消えろ!」って書いてるので(当たり前ですけど)すごい目立ってますね。
そういうカワイさだけでなくて、Aメロの早歩きで振り払うようなリズム感も見逃せないところです。「ふりふり振り回されることも幸せです そんな時期はもうとっくに過ぎちゃっているのよ!」なんてもう。
内田さん独特のふわふわした歌い方で、「終わったものはもう終わりなんです!」のくだりとかちょっとことりのトサカが覗いてるのも好き。
「キックとパンチどっちがいい?」という、タイトルからしてセンセーショナルでしたが、蓋を開けてみれば内田さん特有のドSな所をこれ以上ない形で曲のテーマとして落とし込んだ素晴らしい名曲となっていました。ありがとう…
Amazonプライム会員ならprime musicで聴くことができます。
アルバムも買ってね。(威圧)
1-8.Merry Go
バランスボールに乗って歌うやつ。
「ICECREAM GIRL」のライブではバックダンサーがでかいバランスボールを持ってパフォーマンスし、最終的には内田さん自身もバランスボールに乗って歌い始めるのですごく印象的でしたね。
某イメージビデオでもBGMとして使われていたり、内田さんの曲の中でも万能曲のイメージがありますね。
「悲劇なら喜劇とカフェオーレ」の印象的なフレーズに代表されるように、嬉しいことも悲しいことも裏表になっているんだよというメッセージをメリーゴーラウンドで表現した歌で、ライブパフォーマンスの刷り込みかもしれませんがボールが弾むようなテンポが心地いいですね。
1-9. ピンク・マゼンダ
こういう曲調なんて表現したら良いんだろう…って思ってたらTwitterでこの曲について語っていた某氏が「メロウ」って表現をしていて、あ~なるほどと深く納得しましたね。メロウ。積極的に使っていきたい表現ですね。
これの2番がすごく独特なんですよね。「そのタクシーは自分のだって言う人に会った にっこり笑顔で返した バツが悪くなるくらいの ももいろのバツを付けて先を譲る」ってところ、すごく情景が想像できるし、内田彩さんの人生観みたいなものがこのくだりで垣間視える気すらしてきます。いや内田さんの人生観は知らないですけどね、イメージとしてね。
でもこの曲、ただゆったりテンポな曲というだけじゃなくて聴けば聴くほどすごく曲に込めたいろいろな感情がこっちにも伝わってくるように少しずつ激しくなってくるんですよね。そこからの「寂しくなるたび噛んでた親指~」からの畳み掛けですよ。こういう畳み掛け本当に好き。毎秒畳み掛けろ。
こういうふわふわして情緒的な歌い方なんだけど、その芯にある伝えたいメッセージはブレないストレートで投げ込んでくるような曲が内田さんの曲には多い気がします。
1-10. 泣きべそパンダはどこへ行った
「ぱんぱん♪ パンダ~♪」
ひだまりPが好きな内田彩さんの持ち歌ランキング…これが1位です。アレが2位でこれが1位となると、3位も分かりますよね。はい正解!
この「泣きべそパンダはどこへ行った」なんですけど、とにかく凄いんですよ。センテンスごとの区切りが短くて、まるでミュージカルを「聴いている」ような気持ちにさせてくれるすごく心地の良い曲なんですけど、その中から叫ぶようなエモーションがこちらにヒシヒシと伝わってくるんですよ。没入感ん…ですかねぇ?
出だしから、「ぐるぐるごちゃ混ぜでハートがパンク さっきの太陽どこへ?」のリズム感と情報量。ここでもう、一気に心をもぎゅっと掴まれますよね。
この曲だけじゃないんですけど、内田さんの曲はこういうある種の不器用さっていうか、葛藤を表現するのがすごく上手なんですよね。この歌では、本当の気持ちを曝け出せないという「弱さ」を認めつつも、同時に、私の本心は私自身しか分かってあげられないという、「自己の内面を大切にする気持ち」がすごく感じ取れるんですね。
「悲しい時でも笑って吹き飛ばしちゃおう!」って前向きな歌がある中で、この「泣きべそパンダ」は逆に「悲しい時は素直に泣いてしまおう」という歌でもなくて。
悲しい時でも笑って、明るく生きていく方が人生は楽しくて。きっと、多くの人はそういう気持ちに折り合いをつけて上手に生きているんだけど、私はそんな風にうまくできない、そして、したくないという不器用さと葛藤。
孤独であることを誇るのではなくて、そういう風にしか生きられないという弱さと、でも、そんな自分を愛おしくも思う気持ちと、その二律背反のジレンマが、この歌に爆発的なメッセージ性を与えていて、内田さんの歌うその「人生観」が、ある種の人たちの心に鐘を鳴らすように響いてくると思うんですよ。
そういう目で見てみると、「なんで私に優しい世界になってくれないの?」というフレーズも、叫び声のように切なく心に響いてくるんですね。
内田さんは「自分自身のことを知ってもらいたいという欲がまったくない」ということを述べていたそうですが*1、この曲を聴くとさもあり笑顔で1,2,なんって思います。そういう内田さんが歌うからこそひだまりPはこの曲にとても共感を覚えましたし、救われた気持ちにさえなりました。
内田彩のライブ映像「泣きべそパンダはどこへ行った」、パンダのぬいぐるみを手にはめて「パンパン♪」とか合いの手を入れてて三十路なのにカワイイな…とか思ってたら次の瞬間そのパンダを床に叩きつけながら歌い始めて戦慄してしまった。このふわふわして可愛い中に見え隠れする隠せない狂気がな…
— 穂乃果ちゃん絶対妊娠マン (@Hidamarie_win) March 16, 2019
そういう要素もありますね。(マジで)
この曲もAmazonプライム会員ならprime musicで聴くことができるので、是非聴いてみて下さいね。
アルバムも…買ってね!(威圧)
1-12. Blooming!
内田彩2nd Liveの副題でもある曲。
「アップルミント」と似てアップテンポで元気な曲ですね。そしてこの曲もそういったアッパー系でありながら「本のページをめくるたび 行間の空白にさえもこめられた意味が 少しずつ心の中開いてく」といた詩的で繊細な表現をしているのが内田彩テイストですね。
内田さん自身がソロデビューする際に「ロックな曲を歌ってみたい」という願望があって、「アップルミント」やこの曲はそれを反映した曲らしいんですが、成る程。ロックね、ロックと来たか。さもありです。
1-13. スニーカーフューチャーガール
シンプルに好き。「Merry Go」や「ピンク・マゼンダ」、「泣きべそパンダはどこへ行った」にも表れているんですけど、内田さんの曲は「自分自身」をすごく大切にしようという想いがどれも伝わってきて、そういう曲はひだまりP、好きですね。
サビ終わりの「行こう行こう スニーカーフューチャーガール」の爽やかさがシンプルに好き。最後の3連続の畳み掛けは、言わずもがなです。
1-17. Let it shine
王道のアイドルソング、文句無し。
内田さんはこういう王道もできるんですね、凄くアイドルアイドルした曲調は往年の伝説的アイドル声優、田村ゆかりさんを彷彿とさせます。
「なにそれ なにそれ 意識しちゃうんですけど!」の所がかわいくて好き。
2-2. いざゆけ!ペガサス号
はい、これが3位です。カンタンでしたね?
自転車をテーマにした歌はだいたい軽快で楽しげな名曲になるの法則ですが、多分にもれずこの「いざゆけ!ペガサス号」も内田彩さんらしさを前面に押し出した名曲なんですよね。
実はひだまりPもこのアルバムを買う数週間前にホントに真っ白い自転車を買ったばかりで、正直な話…運命感じちゃいましたよね。ふふっ…変速ギヤーは付いちゃってるけどね。カゴは付いてないからプラマイゼロです。
歌い出しの「何を言おうとしたか忘れたわ まぁいいかそんなもんポイよ! 細かいことは気にしない それが本日のテーマ」でもう好き。内田さんはそういうのでいいんですよ。この自由さがそのまま、この歌の持つ軽やかさに繋がっているんですよね。「値段以上に輝いてるよ」とか妙に俗っぽいところもスキ。内田さん、歳が歳だからなのか、時々ふと現実に帰ってくる事ありますよね。あっいや、今のはウソです。
1番でもう真っ白い自転車に跨って楽しそうに駆け回る内田彩さんが幻視できるんですけど、2番はちょっとアレンジが加えられて「私に読める訳ない!サドルもカゴも~」とか、「汚れが目立つのが難点、だけれど~」とか、各センテンスの繋がりが滑らかになっていて、それがまた軽快なリズム感を生んでるんですよね。いやこれはもう、本当に、「いざゆけ!ペガサス号」なんですよ。それだけ翼の生えたような軽やかさを曲の中で表現しきっているのが凄いですよね。名前以上に君はキラキラですよ。
特典BDに収録のライブ映像でもこの曲が収録されていて楽しそうに歌う内田さんがめちゃカワだったんですけど、2番の「サドルもカゴも真っ白だから~」を「サドルも…(皆の)ペンライトも真っ白だから~♪」ってアレンジしちゃって、次の「汚れが目立つのが難点!」でめちゃめちゃ辛辣になってしまっていたのが面白かったですね。まぁ次が「だけれど~君が好きだよ!」だから、何とかフォローにはなってたんじゃないでしょうか。
記事書いてるうちにPrime Musicから外れていました。アルバム買ってね!(威圧)
2-12. afraid...
ロックってここまで行く!?
この前の曲まで「もう少しお付き合い願います Party Hour☆」とか言ってたのがいきなり「小さなナイフで自分を殺した…」ですからね。ガラッと雰囲気変わりましたね…サビ前の「afraid...」のウィスパーがエロい!エロくない?
この曲からは内田さんの「シリアスなロック」をテーマにしたミニアルバム「Bitter Kiss」に収録されている曲が続くみたいですね。
ということでこの曲のMVが映像特典でも収録されていますが、今までの内田彩さんのイメージを一新したゴシックロリータなコンセプトに驚きました。映像が始まって一瞬、上坂すみれがいるのかと思ったもん。でもよくよく見ているとやっぱり誰が見ても内田彩っていうか、愛嬌が全然隠せてないですね。チョコをナイフで雑に切って食ってるだけだしね。
3-1. SUMILE SMILE
お ま た せ 。
最初プリパラかと思った。ド名曲じゃん…
そしてこの曲、内田彩さんの1stシングル曲だそうです。えっ何それは…(ドン引き)これまで出してきた曲は全部アルバム収録なので、4枚アルバムを出して武道館でソロライブをやってからの1stシングル発表。(順序が)違うだろぉ!?
いやもう…素晴らしいですよね。内田さんらしいポップなテイストの中に笑顔と、涙と、迷いと、感謝と、歩みと、パンダと、この曲がリリースされるまでに内田さんが感じてきたものがきっと全て詰まっているんだろうなと、感じさせてくれる名曲。
「SUMILE SMILE」ってタイトルがもう凄い。"SMILE"(笑顔)に、Youの"U"を足して"SUMILE”って、いやいや、よく付けたなぁ。これって勲章ですよ?
そのタイトルについて説明を加えるより、歌詞を見れば一発で分かります。
〽いつまでも香りが残る
いろんな笑顔があるということ
教えてくれたキミを忘れない
一緒にいる同じ夢の隣に
言葉より多くつたわる
いろんな涙もあるということ
空むかないと零れちゃいそうだよ
抱きしめながらSMILEで
歩いていこう!
何それもう…感情の天才か?歌が「想い」を伝えるために存在するなら、内田彩さんのこの歌はもう、100点満点です。
ちなみにこの曲にもMVがあるんですが、内田さんの透け透けスカートが気になって気になって歌どころじゃなかったですね。透け透けスカートが「脚」を魅せるために存在するなら、内田さんのこのMVはもう…200点満点です。
まぁでも、うっちーはこういうのやらなくていいんじゃない?って思いましたけどね、透け透けのくだりは。
AYA UCHIDA Complete Box ~50Songs~【初回限定盤】
ポチっちゃうよね。
3-5. Say Goodbye, Say Hello
神曲を紹介し終えたと思ったら神曲だった。
またこれか!もう褒める語彙が尽きかけてるんですよね。内田彩、ハンパじゃねえ。
激しく疾走感のあるサウンド。しかしそんな曲の中で表現されているのは、内田さんが笑顔と歓声に包まれてアーティストとして成功してきた栄光の足跡を感じさせるものではなく、不安や葛藤の中で、不器用に走り続けてきた等身大な1人の声優・内田彩としての挑戦と成長の物語でした。
「私が私をアップデートしてく」の詩も素敵ですし、2番の「遠回りくらいじゃ夢は逃げない」にひだまりPもグッと来ましたね。あえて飾りっ気の無い詩だからこそ、内田さんのまっすぐな想いが伝わってくるのを歌を通して感じられます。
そして何より「Say Goodbye, Say Hello 何度でもさよならを」のくだり、まさしく名句ですよね。
僕たちは内田さん自身と、そして内田さんが演じてきたキャラクター達と、何度も「さよなら」をしてきました。でもその一つ一つが、また次の出会いに繋がっているから。だからきっと、悲しい別れではなかったはずです。
…え?お前は内田彩のソロ曲聴くのこれが初めてだろって?うるせぇな。まぁそうなんですけどね。そんな野暮な突っ込みは脇に置いといて。
フレーズもだけど、この曲調もひだまりPツボなんですよね。このサビの終わりにタイトル回収が来てガーって上げて、そっからススーって下がりながら締めるの。表現力0かよ。アレですね他の曲で例えるなら、μ'sの「さようならへさよなら!」ですね。はい繋がった。
映像特典のライブではアンコールのラストに、2回目となるこの曲をもう一度歌っていました。
「聴いてください、Say Goodbye, Say Hello!
何度でも何度でも、さよならって言うけど…また会いにきてね!」
ぐっ、と来ちゃうよね。いつか会いに行こう。言うてひだまりPセイハローが先ですからね。会いたかったよ、セイハロー。
3-7. Holiday
いいじゃないですか…こういうのでいいんだよ、こういうので。
弾み倒しのアップテンポな曲で、Let it shineと同じくザ・アイドルソングって感じがします。ザ・アイドルソングを聴くと大御所・田村ゆかりさんを思い出してしまうのも同じですね。跳ねるように軽快なピアノの音が耳に心地よく響いて、聴いてるだけで体を動かしたくなる曲。
サビの入りはどう聴いても「ウィーク待ってるだけなんて~」としか聞こえませんが、正しい歌詞は「Weekend待ってるだけなんて」です。まぁそれはどうでもいいんですけど、「今すぐほら! Say love me?」の所はもうガチ恋ポイントと呼んでいいんじゃないでしょうか。そしてライブだと間奏中にこれがコール・アンド・レスポンスで入ってくるんですよね。「今から私が「Say love me?」って言ったら、皆「LOVE!」って言ってくれますか~?」って。こんなん惚れるじゃんね。でも最後に「やったー!ありがとう♡」って言っちゃう所にほんの若干ですけど三十路らしい奥ゆかしさとささやかな自信の無さが表れていますね。おまえ次三十路って言ったら泣きべそパンダで殴るからな。
でもライブ映像だと内田さんの「Say love me?」に対してヲタクの皆さんの「LOVE!」が全然聞こえなくて、改めてライブ映像の音声編集技術って凄いんだなぁ、と思いましたね。僕たちが快適に声優さんのライブ映像を見られるのはこういうのを事細かく編集している人がいるからなんだよなぁ…何の話でしたっけ。
内田彩さんがカワイイって事ですよ。LOVE!
まとめ
はい、ということで全部で…16曲ですかね。紹介させて頂きました。50曲中16曲って少なくない!?いやまぁ、他にも気に入った曲はあるんですけどね。取り敢えずこれだけにしときます。
親の趣味でロリータ服着せられた子供 pic.twitter.com/nnNu5tUzGr
— 穂乃果ちゃん絶対妊娠マン (@Hidamarie_win) April 6, 2019
これは通常版のジャケットなんですけど、なんでこんな顔してるんでしょうね。いや、まぁそれは全然いいんですけど・
今回ひだまりPがこのアルバムを購入するきっかけになったのは、やはり2018年にひだまりPにとってラブライブ!との向き合い方を考える転機*2が訪れ、過去のライブ映像等も追い始めた中で、今こそひだまりPは声優・内田彩さんを知る必要があると考えたからでした。
ラブライブ!におけるμ's・Aqoursの声優さんは、勿論皆それぞれ素晴らしい演技と歌唱力でキャラクターに輝きを与えてくれていますが、その中でも殊更に、ラブライブ!という世界観を象徴する天女、南ことりと内田彩の関係は際立っています。南ことりのおっとりして天真爛漫なキャラクターに対して内田さんの演技はあまりにもハマり役で、南ことりの本来の気質がそれであったとしても、それがある種の神秘性すら帯びているように感じられるのはやはり、内田彩さんの多大な影響を否定できないでしょう。
μ'sの中の人が顔出して喋ってるところ、今μ'sファイナルライブのBDを再生して初めて見たんだけど、やっぱ内田彩ってすげぇよ………生きてる人間がことりちゃんの声で喋ってることに脳の処理が追いつかねえよ………
— 穂乃果ちゃん絶対妊娠マン (@Hidamarie_win) November 21, 2018
ひだまりPも、あの”天女”南ことりの声を担当する内田彩さんにもっと真摯に向き合うべきだと気がついたぜね。コンプリートアルバムも出てるし、渡りにヨーソロだったぞ。ひだまりPのお気・・・
— 穂乃果ちゃん絶対妊娠マン (@Hidamarie_win) March 16, 2019
続きは質問箱へ#peing #質問箱 https://t.co/ttcU2WGmbc
…どんな順序でラブライブ!を掘り下げてるんだよって自分でも思いますがこれでいいんです。遠回りくらいじゃ夢は逃げないんです。まぁ、それはいいとして。
そういったひだまりPに、内田彩さんの「コンプリートアルバム」というのは理想的でした。そういうのが良いんですよ、全部入ってるアルバムを買って、自分の好きな曲を見つけていくっていうのがすごくひだまりPの気質には合ってるんですね。不器用なのか、Prime Musicでつまんで聴きながら新規開拓していくのってあんまり得意じゃないんですよ。この人の歌聴くぞ!って決めて、さぁ何を買えばいい?という時に選択肢がこれに絞られるのは素晴らしく分かりやすいです。
初回限定盤は8,000円ちょっとしましたが、内田さんのこれまでのMVが全部とライブの様子がまるまる1Day収録されているので買って損はないと思います。さんざん威圧しておいて何ですが、Amazonだとこの記事を書いてる当時は何故か定価より1,000円くらい値上がりしてるので、他で検索した方がいいかもしれないですね。
さて、個々の楽曲については記事中で紹介した通りですが、全体を通して曲と歌詞、そして内田さんの歌い方からすごく色々な感情が聴いている者に訴えかけてきて、メッセージ性を感じる楽曲となっています。エモい、という表現はひだまりP嫌いですが、まさしくエモーショナル、とでも表現するべき、感情を揺さぶられる迫力が感じられる曲が多かったですね。それはまさしく、キャラクターの喜怒哀楽や人生観までもその声を使って表現し、命を吹き込む「声優」としての色が強く出たアルバムと言えるのかもしれません。ともかく、ひだまりPがより一層声優としての内田彩さんを尊敬するきっかけになったことは間違いありません。
そこはまぁ、そうだとしても。
……まぁ、とは言え、とは言えですよ。やはりそこはひだまりPにも挟持というか譲れない一線はあって、どんなにそれがオンリーワンのハマり役であっても「南ことり=内田彩」という考え方はひだまりPはしませんし、あくまでキャラ推しというスタンスを崩すつもりは全くありません。いきなり愛しいラブライブ!のキャラそっちのけで声優さんのお尻を追っかけたりするような軽薄な事はしませんので、その辺りを懸念してくださってる方がもしいても心配なさらないで下さいね。
ひだまりP、声優のヲタクではないので。 pic.twitter.com/hKlBsmbF1p
— 穂乃果ちゃん絶対妊娠マン (@Hidamarie_win) March 26, 2019
声優のヲタクではないので。
TO BE CONTINUED…
*1:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E7%94%B0%E5%BD%A9#%E4%BA%BA%E7%89%A9%E3%83%BB%E7%89%B9%E5%BE%B4
*2:2018年11月に東京ドームで行われたAqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~で初の声優ライブ参戦を果たしたこと