ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

【Aqours】斉藤朱夏ちゃんのソロ曲を聴いてみたらマジでドえらい事になった!!!!!

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 ラブライブ!声優のソロ曲を浴びるように聴きまくろう!!!!!

 ちゅんハロ!ひだまりPです。今日は声優・斎藤朱夏さんがソロアーティストとしてリリースしている楽曲からひだまりPにぶっ刺さった曲を紹介していきたいと思います!いわゆるキラーチューンです。

 

 ということで続きは以下からどうぞ!!!

 

 

 

 

もくじです。

 

 

★斉藤朱夏さんについて

斉藤 朱夏(さいとう しゅか、1996年8月16日 - )は、日本の女性声優、歌手。埼玉県出身。所属事務所はホーリーピーク、所属レコードレーベルはSACRA MUSIC。

斉藤朱夏 - Wikipedia

 

 紹介が雑すぎる。まあでもひだまりPブログに来る人で斉藤朱夏さんを知らない人は1人もいないので別に今更説明しなくてもよくない?ラブライブ!サンシャイン!!の渡辺曜ちゃんの声優さんです。ダンスがクッソ上手い!!!

 

 

★ソロアーティスト活動について

DISCOGRAPHY|斉藤朱夏 Official Website

 

 斉藤朱夏さんは2019年8月にミニアルバム「くつひも」でソロアーティストデビュー。2021年8月には待望のファーストアルバム「パッチワーク」をリリースされました。

 ここからはひだまりPの独断と偏見で朱夏ちゃんのキラーチューンを紹介していきますが、ともかくこの「パッチワーク」、ド名盤なのでぜひ聴いて下さい。

 

 

★『くつひも』(2019.08.14)

 初回限定版には本当にくつひもが付いてきます

ことばの魔法

 いやこっちが「おはよう、ありがとう、ごめんね」なんだよなぁ…

 これはひだまりPの懺悔なんですけどこうなんだろう朱夏ちゃんってオラオラ系パリピのイメージがあるじゃないですか?ド偏見じゃねえか。とは言えそういうイメージもあって、最近までソロ活動をされている事は知っていても食指が動かずに居たんですけどいやあ、たまげたよね。朱夏ちゃんってこんな良いバラード歌うんだ…

 まぁひだまりPそれ知ってたはずなんですけどね。ラブライブ!サンシャイン!!でもAqoursのソロ曲はいま2周してるけど、曜ちゃんはソロ曲部門の2連続トップだもんな(ひだまりP勝手にAqours全曲ランキングより)。

 それでこの「ことばの魔法」なんですけどこのテーマが好き朱夏ちゃんってダンスが得意なイメージじゃないですか。イメージっていうか実際Aqoursでも朱夏ちゃんのダンスパフォーマンスはトップレベルなんですが、ダンスっていう体全体を使って感情表現することが得意な朱夏ちゃんが声優という「ことば」で全てを表現する生き方を選んで、そして声優として歌う曲がこの「ことばの魔法」っていう所がひだまりPのツボに入った。そういう「生き様」みたいなのを吟じられるのにひだまりPは弱いのかもしれない。

 

 

ヒーローになりたかった

 はい。これです斉藤朱夏さんのマスターピース(最高傑作)

 いやこれね…「ノスタルジー」って一言では言い表せない。ともかくひだまりPのツボでした。

 中島みゆきさんの「ミュージシャン」って曲、ひだまりP大好きなんですけど、最初に聴いた時に思い出したのが「ミュージシャン」でしたね。こういう何だろう自分の心の隙間にスッと嵌まる曲って本当にプレシャスな存在だと思うんですね。

 

「変わるためのベルトも 魔法のステッキも

 いつの間にか効き目は悪くなってく」

 

 これはサビの歌詞なんですけど、この「悪くなってく」って言い回しすごく良くないですか?ヒーローに憧れる少年少女がただ大人になったなら、効き目は「無くなる」と思うんですよね。「無くなる」んじゃなく「悪くなってく」っていうフレーズがいいなぁ。ヒーローそのものになりたかったと言うよりは、そういう存在に自分自身を重ね合わせることで心の支えにしていた、自分の中の自分のメッキみたいなものですよ。それがだんだんと剥がれて本当の弱い自分を誤魔化しきれなくなるみたいなそういうニュアンスにひだまりPは捉えているんですけど、刺さるなあ。

 少年時代の思い出って無邪気で可愛いものばっかりじゃなくて、むしろそういう「憧れ」を大人になっても割り切れないまま心のどこかに抱えて生きている人って多いと思うんですけど、そういう郷愁とも違う、言葉にできない気持ちをすごくストレートに表現してくれるこの曲とそれを表現できる斉藤朱夏さんが凄い、って思いますね。

 

 ちなみに最新アルバム「パッチワーク」には本曲のアコースティックverが収録されていて、更にバラード感&朗読感が強めでよりノスタルジックな仕上がりになっています。

 ひだまりPは先日Apple Musicに登録したんですけど、「ヘイSiri、斉藤朱夏の音楽を聴かせて」と言ったら最初に再生されたのがこの「ヒーローになりたかった」でしたね。ディスティニードロー

 

★36℃/パパパ(2019.11.20)

 「パパパ」はTVアニメ「俺を好きなのはお前だけかよ」の主題歌になっています。

 

パパパ

 朱夏ちゃんと言えばこれ。パパパだけは知ってるという人も多いと思います。

 ”恋する瞬間を花が咲く様子に表現した、明るくキャッチーな楽曲”とありますね。キャッチー過ぎだろ。元ヤクルト古田か?朱夏ちゃんはバラード適正があるとひだまりPの中の三船栞子は言ってますが、こっちは本当の意味のキラーチューンですね。

 

どこかで読んだ雑誌のコーナー

付かず離れずの駆け引き技

でも駆け抜けたいんだ 引きたくないんだ

それくらい分かるでしょ

 この辺とかもう天才ですよね。雑誌の恋愛テクニックと対比させるのってティーン系ラブソングの王道ですけど、この真っ直ぐな歌詞とすごい調和してる。こういうラブソングってもうちょっと甘酸っぱい雰囲気になることが多いんですけど、この「パパパ」は気持ちが「伝わらない」ことを歌っていることとは裏腹に恋する気持ちをアップテンポなリズムと畳み掛けるような詩で表現しているからすごくハッピーなナンバーになってるんですよね。

 

 MVもやば過ぎてやば珈琲になった

youtu.be

 

 このちょっとモダンな雰囲気めちゃめちゃ似合ってません?自分の武器を理解し過ぎなんだよなぁ…

 

 

★SUNFLOWER(2020.11.11)

”真っ赤な太陽のように、ずっとずっと輝き続けますように。「朱夏」の名前に込められた想いを詰め込んだ、待望の2ndミニアルバム!聴く人すべてを巻き込むような推進力溢れる一枚に。”

DISCOGRAPHY|斉藤朱夏 Official Website

 しれっとめちゃめちゃ重要な事書いてるじゃん…

 

親愛なるMyメン

 しゃらくさ☆キッス☆ダダンダーン!!!!!

 

 マジかこれ。オラオラ系パリピの正体表したね。

 …流石のひだまりPも初見でこのタイトルと歌い出しを聴いた時は心のしゃらくさ☆キッスが全員出動してしまったことは責められないでしょう。

 

 ……

 

 ぶっちゃけて言うとこの「親愛なるMyメン」のことは書きたくなかった。皆もひだまりPと同じように最初のAメロで爆誕しゃらくさ☆キッスになってからこのどんでん返しを味わってほしかった。叙述トリックですよこれ。朱夏ちゃんがオラオラ系パリピだと思っているオタクの偏見を逆手に取ってきた(本当に失礼)。こんな「Myメン」とかいかにもしゃらくせぇタイトル付けてさ。「陽動!しゃらくさ☆キッス」じゃん。これにはしゃらキス☆ブルーも振り上げた拳の行き場を無くして困惑。

 

 ということでこの曲、しゃらくさパリピソングの皮を被ったまさかのメシウマソング「Myメン」のメンは「麺」のことだったんですね。何それ。星摘みの塔か?

 ともかく、そうなると元々パリピソングの適性のある朱夏ちゃんが歌うこの偽装パリピソング、名曲でないなんてわけがない。ラップ調に乗せて好きな麺類の事をひたすら歌い上げるそれはポップスでもロックでもありアニメソングのような分かりやすさもあり、そして何より「斉藤朱夏」でした。ノリとテンポの良い曲間に挿入される「いただきまーす!」「おかわりー!」の無邪気さが良いアクセントに。

 最後まで「ゆれろー!(hey)ゆれろー!(hey)」とあくまでパリピ偽装の姿勢を貫く。ひだまりPが悪かったから。ごめんて。

 

 

★セカイノハテ(2021.02.10)

 TVアニメ「バック・アロウ」EDテーマ

 

秘密道具

ドラ○もーーーーーん!!!!!!

 

 えっ、ほんとにドラ○もんの話じゃん…でもパリピって割とのび太くん擦りがちな気がするよね。朱夏ちゃんを色眼鏡で見るな。

 でもこれに関しては「秘密道具」のタイトルでほんとにド○えもんを連れてきたその直球勝負ぶりに拍手を送りたい。ドラ○もん擦るアーティスト特有の「例のドア」だけで通じると思ってるナメプも逆に好き。イントロのハーモニカもゆずが歌うドラえ○んの曲っぽくてノスタルジー感じるんでしたよね。

 「秘密道具なんて持ってないから 同じペースでずっと未来へ行こうよずっと」とかね。こういうドラ○もんを擦ったあげく勝手になんか上手いこと言ったような結論を出すじゃないですか。まぁでもね、ここまで徹底してくれると逆に清々しいと言うか、悪役の美学を感じますよね。しゃらキス☆ブルーも敵ながら敬意を持ってしまうやつ。

 

 

★パッチワーク(2021.08.18)

 お待たせド名盤が来ました。首領パッチワークです。

 

もう無理、でも走る

 いきなりヤベェのが来た。この曲の凄いのは勿論、疾走感のあるメッセージソングというまさしくアルバムのテーマに相応しいナンバーという点もあるんですけどひだまりPのツボにぶっ刺さりだったのはサビの畳み掛け、これだよね。

 「何十回何百回何千回何万回だって」「数年間数日間数秒間しか無いとしたって」とか、こういう畳み掛けの歌詞ひだまりPめっっっっっちゃ好きなんですよね。性癖と言って良いくらい好き。さっきの「パパパ」でも「ミリメートル単位だって枝葉伸ばしていこう 何千キロ先からでも分かるくらい」って素晴らしい歌詞があるんですけど、朱夏ちゃん、単位の使い方が上手すぎるんですよね。大卒か?

 

恋のルーレット

 緩急~~~!

 軽々にオタクを殺しに来ている。朱夏ちゃんのラブソングとして「パパパ」もこのアルバムに、というか「恋のルーレット」の前のトラックに収録されていますが、「パパパ」についてすごくハッピーなラブソングだと形容したのに対してこっちはめちゃめちゃに甘酸っぱい王道の青春ラブソングになっています。もうさぁ恋愛をルーレットになぞらえるとかさぁ…分かってんのか。美少女ゲームの曲じゃないんだぞ。令和だぞ。でもそれがいい。さっきから「でもそれがいい」みたいな感想しか言ってない気がしますけど、朱夏ちゃんの曲って基本的に全部ティーンじみた「若さ」が溢れているので、この「若さ」のパワーで何でも押し通しちゃえる気がするんですよね。アカギじゃん。

 

 「言えやしないよ、ばか!」~~~♡

 

ぴぴぴ

 「パパパ」があるかと思ったら「ぴぴぴ」も歌っていた朱夏ちゃん。因みに「しゅしゅしゅ」もあります。プププランド出身なの?

 朱夏ちゃんのスカチューン。これはぶっちゃけトークなんですけど、ひだまりPはこの曲で「スカ」という音楽ジャンルがあることを初めて知りましたね。因みに我らがラブライブ!シリーズのスカと言えば「タカラモノズ」が該当します。余裕で知らなかったですね。蜜柑休題

 「パパパ」も気持ちが伝わらない切なさを感じさせないハッピーなラブソングでしたが、この「ぴぴぴ」は陽気な曲調と切ない歌詞との二面性がすごい。「せめて君の前じゃ大きい声で笑ってみようかな」とか、明るさの中にある不器用さはやっぱり渡辺曜ちゃんを感じさせる要素でもあったり。そういう意味でも評価は高めですね。

 この記事で初めて曜ちゃんの名前が出てきたけど、実のところ斉藤朱夏さんはあくまで斉藤朱夏さんなので朱夏ちゃんのソロ曲を曜ちゃんに重ね合わせても良いのかさしものひだまりPも葛藤する所ではあります。まぁでもえみつん兄貴のソロ曲とかほぼ穂乃果のキャラソンじゃねーかみたいな曲結構あったよね。だからと言うわけじゃないけど、まぁ何せ朱夏ちゃんの声が曜ちゃんの声であることには間違いないのだから、文脈を感じ取るくらいは良いんじゃないかな。

 

あめあめ ふらるら

 カントリー過ぎだろ。実家で歌ってん

 でもこういう飄々とした所が朱夏ちゃんの魅力でもあるわけですよね。ひだまりPはそういう感じに思ってたんですけど、もしかすると朱夏ちゃんサイドとしてはもうちょっと共感を求めていると言うか、どっちかと言うと、メッセージソングとしてのニュアンスが強いんだろうな。多分あれなんですよひだまりPは、南條愛乃さんの歌う財布を忘れて愉快な南條さん的な曲*1あったじゃないですか。アレのノリで聴いてたんだろうな。

 

ワンピース

 仲間がいる゛よ!!!!!

 そのワンピースではない。さっき秘密道具ってあったけどね。まぁそんな茶化しも入れつつなんですが、実際この曲はひだまりPの選ぶ斉藤朱夏キラーチューンNo.2です。いや、こんなのラブライバー全殺しでしょ。やば過ぎてやば珈琲になった。

 確かに普通ラブライバーと言えば、「変態の異常性欲者」というイメージしかありません。とは言えルビィのちっちゃなおむね程度には皆「夢に向かってがんばる女の子を応援したい」という気持ちを持ってると思うんですよ。狙い撃ちさ、そんな心は──!

 

 いやもうね、この「ワンピース」って曲名が天才。「天才」です。もう見えるもん、ワンピースの裾をひらりと揺らして元気に踊ってる斉藤朱夏ちゃんがさぁ!!!「画」が見える曲はもう名曲なんですよ。

 しかも「ボロボロのワンピースだって信じればヒーロースーツさ」って、ここに来て「ヒーローになりたかった」を擦ってくるのがマジでマジでこれ…繋げるなぁ文脈を。コンボを。ひだまりPは正直に言ってこの曲で朱夏ちゃんがしきりに言ってる「私は凡人だけど」みたいな概念にはまっっったく共感できないんですけど、まぁでも言いたい事は分かる。言いたい事は受け止めよう

 

”大丈夫 私を見てる君がいる

 それだけで足は動く”

 これなのよね。もうこれは「愛」なんですよ。アイドルとファンの間にある「愛」は要するにこういうことで、それを言語化しているのが本当に素晴らしい。そうです。「愛」のために頑張ってくれる女の子は確かにヒーローだし、そんなの好きにならないわけがないじゃないですか。今のセリフはちょっとしゃらくさ☆キッスが来そうですけど、まぁちかたないね。

 っていうかちゃんと「もう無理、でも走る」も文脈に取り込んでくるよね。全部のせトッピングじゃん。

 

よく笑う理由

 肩にでっかい哀愁乗せてんのかーい!

 

 朱夏ちゃんのバラード適性、主にこれです。これは曜ちゃんっぽいと言うか、この人の演じる渡辺曜ちゃんが魅力的な理由が分かる曲

 っていうか朱夏ちゃんが曜ちゃんに寄せていってるのか、曜ちゃんの方が少しずつ染まっていったのかそれはまぁ分からないんですけどでもアレよね。よくこんなドンピシャのキャストを見つけたよねって思うことはよくありますね。

 これ小林愛香さんとかにも思ってるんですけど、ひだまりPがもしラブライブ!シリーズのキャスト選考担当者だったとして、こんなドンピシャの人がのこのこオーディションに来たら笑っちゃうよね。まぁ、その話がしたかっただけです。

 

 この曲を聴いた時に思い出したのはひだまりPの推し曲である内田彩さんの「泣きべそパンダはどこへ行った」なんですよね。「泣きべそパンダはどこへ行った」とこの曲を比べてみると、根源にあるテーマはとても似通ってるんですけど、それとの「向き合い方」が全然違っていて、そこに「個性」を感じられるのがすごく良かったです。

 

 

★おわりに

 

 ということで、斉藤朱夏さんのキラーチューンを紹介してきました。正直に言うと朱夏ちゃんの曲がこんなぶっ刺さるなんてひだまりP思ってもみませんでしたね。

 

 今回取り上げた曲を見て、斉藤朱夏ガチ勢の方からは「○○が無いなんてニワカかよw」みたいなご意見もあるかもしれません。ひだまりPもこれだけは声を大にして言いたいんですが、それは斉藤朱夏さんのソロ曲がこんなに素晴らしいということをちゃんと言わないお前らが100%全面的に悪いしゃらくせぇわ。しゃらくさ☆キッス☆ダダンダーンだわ。「ヒーローになりたかった」を聴いた時ひだまりPマジでキレましたからね?なんで?なんでこんな名曲があることをお前らはちゃんと言わないの???

 ま、お前ら素人は牛鮭定食でも食ってろってこった。

 

 声優さんのソロ曲シリーズでは過去に内田彩さんのフルアルバムに関する記事を書いていますが、今後もこんな感じで声優さんのキラーチューンを紹介する短めの記事を書くことがあるかもしれません。ただひだまりPは声優のオタクではないので、網羅しきれない曲もあるかもしれません。この記事を読んでくれた声優オタクの皆さんはぜひ情報提供をして頂けると嬉しいです。って言うかちゃんと言え。報・連・相は社会人の基本です。頼むからね。マジで。

 

 それでは、よきラブライブを!

 

 

 ネクストコナンズヒント。「City」。

 

 

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*1:♪Oh my holiday!-南條愛乃『Nのハコ』より。