ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

【92,970文字】ラブライブ!Aqoursの「全曲」ランキングを作ってみた!【全100曲】

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”ユメを語る言葉より ユメを語る歌にしよう!”

 

☆☆☆更新履歴☆☆☆

 2020.06.04 初版公開。

 

 ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。 

 

 ラブライブ!サンシャイン!!より、「Aqours」がリリースしてきた曲の総数は、2020年5月23日現在、「シャゼリア☆キッス☆ダダンダーン」を最後に100曲となっています。シャゼリア☆キッス☆ダダンダーンって何だよ。

 

 当ブログでもAqoursの楽曲については多くのレビュー記事を書かせて頂いてきましたが、今回は、Aqoursの『全ての楽曲』と向き合うことを目的に、現在100曲の「全曲ランキング」をひだまりPなりに作成し、順番に紹介させて頂きたいと思います!

 

 

 と、いうことで本記事はこのひだまりPブログの代表記事でもある「μ'sの全曲ランキング」、そのAqours編です。

 2017年の投稿以来本当に多くの方に読んで頂き、またひだまりPもμ'sの曲について新たな認識が生まれる度に加筆修正を加えて実に原稿用紙200枚分を超える力作となってしまいました。

  Aqoursも活動開始から5周年を迎え、満を持して10月にはベストアルバムの発売を発表しました。これを記念して、ひだまりPもここで今まで言及していなかった曲も加えて全曲レビューを書きたいと思い、この記事を書かせて頂いています。

 μ'sの時との違いは、今後Aqoursの新曲が発売される度に(反映がかなり遅れることは予想されますが)ランキング自体が更新されていく、という点です。既存曲も今後、新たな知見が生まれる度に順位の変動が起こることは容易に予想できます。と言うか、μ's全曲レビューも仮に今やり直したら絶対順位は全然違うと思います…

 

 なお、大事なことですがSaint Snowの楽曲はランキングに含んでいません。正直かなり悩んだのですが、これを含めてしまうとμ's全曲ランキングにA-RISEが入っていないのはなぜなの?という話になってしまうので、今回は涙を呑んで対象外ということにさせて頂きました。

 

 前置きが長くなりましたが、2016年4月から始まったひだまりPのAqours論の総集編としてお送りさせて頂きます。皆さんも自分のお気に入りの曲は何位だろうと思い浮かべながら、気軽に読んで頂ければ幸いです。

 それでは、続きを読むからどうぞ!

 

 

 

※注 本記事は全文で約92,000文字を超える大作になっております。「そんなに読んでられるか!」という方は、もくじからベスト30くらいまでジャンプしてお読み頂けると幸いです。

 

もくじです。

 

 

★Aqoursの全曲ランキング

 

第100位~第91位

 

☆第100位-『No.10』

 アーティスト: Aqours

関連記事: Aqours『Thank you, FRIENDS!!』感想&「10人目」って結局誰なの? - ひだまりPはこう語った

 

 

 知ってた。

 

 壮大な出オチ。ということで、ぶっちぎりの最下位は「Thank you, FRIENDS!!」のB面曲、「No.10」でした。

 誤解を恐れず言えばこの曲、「No.10」はAqoursの、いやラブライブ!シリーズの歴史の中においても特大の汚点であり、流石のひだまりPであっても、とある解釈をしなければとてもラブライブ!シリーズの歴史を彩る一曲として受け入れ難い黒歴史曲です。単に最下位としましたが、現状μ's・Aqours・ニジガクの全曲を通じて唯一評価点がマイナスに振れている楽曲ですね。

  言いたい事は香貫山のようにあるんですが、1曲目からヘイト全開DAY!DAY!DAY!で行くのもまぁアレなので、ひだまりPのお気持ち表明は上記の記事内を参照して貰えれば宜しいかと思います。当時のありのままの感想が書いてあります。ここではできる限り簡潔に。

 

 「24時間テレビ」かよ。

 

 そもそも、「10人目はあなた(ファン)だよ!」という概念にひだまりPはもうアレルギーです。何をどう考えても、Aqoursの9人と我々オタクを同列に考えて良いわけはありませんし、我々は…いや、「私は」、輝きに向かって進むAqoursの姿をこそ応援したいのであり、それをわざわざ立ち止まって「ここまでこれたのはあなた達のおかげだよ!」「あなた達が10人目だよ!」なんて馴れ合っているのを見たい訳ではありません。

 ラブライブ!は「ポルノ」ではあっても「感動ポルノ」ではなかったはず。というのが、当時のひだまりPの言い分です。

 歌詞にしたって、「泣けるよ本当に!」とか流石に陳腐じゃないでしょうか。これ、振り付けだとここで目尻の涙をぬぐう仕草をするんですが、あまりにもしゃらくささ全開ですね。

 

 のちのインタビューで「神」こと畑亜貴さんが、このタイトルは制作側からの指定であったことを語られていましたね。まぁそこで「神」の意思を私が決めつけるのは傲慢なので、そのインタビューを基に自説をことさら強調するつもりはありませんが、「No.10」というタイトルが少なくとも「神」の意思でなかった、という事実に関してはいくらか救われた気がしています。 

 ダソクですが、米軍内のスラングで「No.10」というのは「最悪」を意味しているというのを後にフォロワーの方から教えて頂きました。皮肉がこもってますね。

 

 ということでひだまりPにとって最初から拒絶反応全開だったこの曲ですが、実はこれは「神の悪戯」とも言うべきか、もう1つの解釈が存在します。

 はい、そうです。言わずと知れた「炭焼きレストラン さわやか」の応援ソングですね。静岡県、いやさわやか県においてAqoursと並び立つ存在であり、「Aqoursの10人目」と言われているのがこの「さわやか」の「げんこつハンバーグ」

 

 この「No.10」は「げんこつハンバーグ」をAqoursの10人目として迎え入れる一種の賛美歌となっている、という説が存在します。Aqoursライブにおいてはメンバーの掛け声に合わせて観客が「ジュウ~~~!!!」とハンバーグの焼ける音を全員でコールするのがお約束となっていますね。 

 Aqoursは二次元コンテンツのみに留まらず、地元静岡に密着した活動で観光の活性化にも一役買う存在となっていますが、この曲もまさにその一環と言えますね。

 

 大丈夫、ひだまりPのブログだよ。

 

 

☆第99位-『君の瞳を巡る冒険』

 アーティスト:Aqours

 

 ラブライブ!サンシャイン!!アニメ2期オープニングのc/w曲『君の瞳を巡る冒険』がランクイン。同時にあわしまマリンパークにおいて開催された「ラブライブ!脱出ゲーム」のテーマソングにもなっていますね。

 

 このラブライブ脱出ゲーム、ひだまりPも参加してきましたが正直に言うとまぁ……めちゃめちゃ面白くて実在する離れ島を舞台にAqoursのボイスを聴きながら謎解きゲームにチャレンジするなんて企画が面白くないわけないですよね。淡島はラブライブ!サンシャイン!!においても重要な舞台になっているだけあって、謎解きの本筋以外にも千歌ちゃん達が淡島内のスポットを解説してくれる音声ガイドなども楽しめる素晴らしい内容になっていました。

 

 ということで脱出ゲーム「そのもの」はかなり楽しめたんですが、肝心のテーマソングはまぁ正直に言ってしまうとひだまりPにはあまり響かないタイプの曲でしたね。どっちかと言うと「謎解きゲームの主題歌」というところに本筋を置きすぎなのが気になります。

  ついでに言うと何故、「未来の僕らは知ってるよ」のc/wに入れてきたのか。これはこれで単独でCD出せばよくない!?この入れられる所に無理やり入れました感も本曲がこのあたり下位争いにおいてこの位置に甘んじている理由とも言えますね。

 

 

☆第98位-『INNOCENT BIRD』

  アーティスト:AZALEA

関連記事: AZALEA『GALAXY HidE and SeeK』感想など-畑亜貴は銀河一の天才シリーズだった。 - ひだまりPはこう語った

 

 AZALEAの名曲「GALAXY HidE and SeeK」のc/w曲。GALAXY HidE and SeeK子宮内にいる胎児の心を歌った曲として知られていますが(※当該曲の項で詳しく説明します。)、このINNOCENT BIRDもまさに卵から生まれたての雛になぞらえてこの世に生まれたての赤子の苦悩を描いた前衛的な曲となっています。ただあまりに前衛的過ぎて、ひだまりPには未だ理解しきれていない部分が隠せないですね…

 

 本当にどうでもいいんですけどこの曲、歌詞を矢島美容室のニホンノミカタ-ネバダカラキマシタ-に置き換えて歌ってもサビのとこでピッタリ重なるのでカラオケでは毎回ニホンノミカタの歌詞で歌ってますね。暇な方は同伴者が敬虔なラブライバーではないことを確認の上やってみて下さい。

 

 

☆第97位-『メイズセカイ』

 アーティスト:AZALEA

関連記事: 【Aqours】スクフェスコラボユニットシングル「New Romantic Sailors」他2枚感想 - ひだまりPはこう語った

 

 これは最近書いた感想記事の丸写しで。(手抜き)

 

 メイズセカイの「メイズ」は「迷路」の意味、歌詞中の「Don't let me down」は「私をがっかりさせないで」という意味です。こうして見ると、迷路のように先の見えない世の中で「君」と一緒にチカラいっぱい生きていきたい、という今までのAZALEA的には珍しいパターンのかなり力強いメッセージ性が込められた歌詞だと言えますね。一方で「セカイは今や滅亡寸前かもしれない」や「空は謎めいたカラー」などの独特な終末感が、AZALEAらしいサイバネティックなイメージを強調してもいます。

 

 AZALEAはテクノポップ的な曲調で哲学的な歌を歌うことが多いですね。

 

 

☆第96位-『One More Sunshine Story

 アーティスト:高海千歌

関連記事: ラブライブ!サンシャイン!!アニメ2期BD特典ソロ曲+αを一気にレビュー - ひだまりPはこう語った

 

 千歌ちゃんソロ曲。 

 山崎まさよしみたいなタイトル。千歌ちゃんに山崎まさよしの名曲カバーして欲しいですね…欲しくない?まぁそれはともかく。千歌ちゃんがディ○ニーランド行った帰りの電車で書きましたみたいな、非日常感を感じさせるミュージカル調の楽曲です。

 

 以下コピペ。

 ひだまりPとしては、これがそのままアニメ2期の波乱万丈なスクールアイドル物語と重なって見えるものがありましたね。そこが非常に秀逸なところで、Aqoursの駆け抜けた青春にこの曲を重ねてみると明るさ一辺倒の中にほんのりと「終わり」がくることへの空虚さというか、切ない雰囲気を感じ取れるんですね。

 そう考えるとこの曲は、「WONDERFUL STORIES」のようにこれまでの輝きを笑って振り返るのではなく、華やかにライトアップされたパレードのように、「終わり」が来ることが分かっているからこそ今を輝きたいというAqoursの、というよりも千歌ちゃん自身のスクールアイドルに対するもう一つの「答え」のようなものが表れているように思います。アニメ2期13話では、千歌ちゃんがこれまで追いかけてきた「輝き」に対して自分なりの答えに辿り着きますが、一方で彼女のもう一つの「スクールアイドル観」としてこの曲が存在するとひだまりPは思いたいですね。

 

~~

 

 と、言いつつもこの順位に来ているのは、アニメ2期の千歌ちゃんの立ち回りが色々とアレ過ぎたことに対する結果かもしれません。誰が呼んだかメンヘラみかん

 

〽いつでも探しているよ どっかに君の姿を

  向かいのみとしー いけすやの窓

  こんなとこにいるはずもないのに… 

 

 ちかたないね。

 

 

☆第95位-『卒業ですね』

 アーティスト:AZALEA

 

 下位にAZALEA集中してない?ひだまりPはダイヤ推しなんですけど…

 ラブライブ!史に残る悪魔の所業、ブルーレイ全巻購入特典商法の生んだ曲。アニメ2期の全巻購入特典曲は共通して「卒業」がテーマになっており、それで行けば卒業するメンバーを2人擁するAZALEAの曲は注目だったのですが…

 

 卒業という「別れ」の切なさをノスタルジックに歌った曲なんですが、如何せんテーマを一般化し過ぎていて「AZALEAらしさ」を感じられない、というのが正直なところでした。特に…まぁこれはひだまりPのイメージですけど、AZALEA唯一の在校生である花丸ちゃんは卒業に対してこういうウェットなイメージを持ってないと思うんですよ。ラブライブ!はやっぱりコンテンツの性質として「誰に対しての歌か」ということもありますが「誰が歌うのか」っていうのがすごく重要になるんですけど、それでいくとこの曲はちょっと「AZALEA」がボヤけちゃってるな、と。

 

 もうさぁ…斉藤由貴の「卒業」カバーして終わりでいいんじゃない?あれ、「卒業」の話前にもしましたね、何だっけ………アレだ、μ'sの「さようならへさよなら!」だ。

 

 

☆第94位-『KOKORO Magic "A to Z"』

アーティスト:Aqours

 

 スクスタコラボシングル。この順位とこのコンセプト…完全にμ'sのタカラモノズと同じポジションじゃん…

 アラビアン風の衣装がとにかくエロい、と話題になりました。特に3年生。CDにはCGダンスMVが付属してましたが、MVというよりもはやAVでしたね…

 

 いや、「AVでしたね…(ドヤァ」ではなく。曲自体もアラビアンテイストな雰囲気があって、μ'sだと「るてしキスキしてる」に近い感じでしょうか。アブラカタブラ

 

 

☆第93位-『聖なる日の祈り

アーティスト:Aqours

 

 Aqoursの荘厳なクリスマスソング。

 「きよし光よ」などと本当に賛美歌っぽい歌詞が使われている、A面「ジングルベルがとまらない」とはまた違ったテイストの曲です。

 

 この曲の思い出と言えば、ひだまりPが初めて参戦したライブであるAqours 4th LoveLive!で……えっ何?もう聞いた?うるせぇな。Aqours 4th LoveLive! Day2でこの曲が披露された時、ひだまりPは小宮有紗ちゃんが前かがみになった時の太ももをひたすら凝視してましたね。それ以来、「聖なる日の祈り」を聴くと思い出すのは小宮有紗ちゃんの太ももです。ダイヤちゃん並のムチムチ太もも誇らしくないの?まぁそれはともかく…もはや「性なる日の祈り」ですね。

 

 

☆第92位-『SKY JOURNEY』

 アーティスト:Aqours

 

 「HAPPY PARTY TRAIN」のc/w曲。この曲はHAPPY PARTY TRAINで空へと旅立った後の曲だと一説には言われているようですが、答えてるようで答えてないですね。

 

 「青空Jumping heart」と対になっている、という言説をネットで見たんですが、「胸に確かなもの持ってたら それだけでなんとかなるって なぜ優しく語れるのだろう?」「勇気が欲しいのは誰でも感じてることだと知ってるよ だけど人は迷いたがるね」というサビの詩は確かに、アニメラブライブ!サンシャイン!!の千歌ちゃんを想起させますし「夢をつかまえに行くよ みんなとなら説明はできないけど大丈夫さ」という青空Jumping heartの歌詞に連動しているようにも思えます。

 

 アニメとの関連と言えば、「どこから来たの?ずっと遠くから 答えてるようで答えてない」という出だしの歌詞、最初はルビィちゃんが担当してるので迷子の子猫ちゃんみたいだなと思ったんですが、よくよく考えると色々意味深な歌詞でもありますね。

 

 「まるで僕の知らない世界にいたと思わせる溜息の色」というフレーズから察するに、もしかするとこの詩はラブライブ!の世界で頻繁に発生している、パラレルワールドの同一人物が入れ替わる展開のことを歌っているのではないでしょうか。

 その証拠に次のダイヤちゃんが歌う「きっと切ない誓いがあったのだろう でも笑顔で明日を歌う声」という詩は、スクールアイドルになど興味はありません!と強く宣言していたG's版のダイヤちゃんと、何故かルビィと仲良くスクールアイドル大好き姉妹になってしまっていたアニメ版ダイヤちゃんの違いを示唆しているように思えます。

 

 「HAPPY PARTY TRAIN」はアニメ1期放映後にリリースされた楽曲であり、PVには今までのAqoursからアニメ版の設定を反映したネオAqoursへと入れ替わっていると思しき表現が見受けられます。この曲はつまり、アニメにおけるありえないAqoursの設定をAqours自身が客観視して詩にしている、と考えられないでしょうか?

 またDの悲劇(※アニメの黒澤ダイヤがあり得ないキャラ設定の別人とすげ替えられていた事件のこと。)か…

 

 それはまぁどうでも良いんですけど、そういえば最近ラブライブ専門成人向け雑誌「LoveLive! Days」誌上にてこの曲の衣装が決定されましたね。SKY JOURNEYの衣装は賛否あるんですがオナホールをモチーフに下半身が丸々と膨らんだ大胆な衣装で、ひだまりP的にはかなり良いなと思いました。特に梨子ちゃん、鞠莉ちゃんあたりは完全に挿入口がデザインされていて、CG化したらモザイクが必要なんじゃないか?と要らない心配までしてしまう程でしたね。

 

 

☆第91位-『ジングルベルがとまらない』

 アーティスト:Aqours

 

 Aqours初のスクフェスコラボシングル。「聖なる日の祈り」の荘厳さとは裏腹に、ふだんのAqoursらしい賑やかなクリスマスソングとなっていますね。でも2番サビの後の「シャラララ~シャララララ~Woo~♪」ってとこは美しくて好きです。

 

 1番サビの「勇気出して声かけちゃえ!」から2番サビ「ふざけながら抱きついちゃえ!」のくだりはドキドキ感とクリスマスという特別な日に友達との距離を縮めたいという気持ちが弾むようなリズムに現れていて素晴らしいですね。

 このCDにはAqoursがやば珈琲店でクリスマスパーティーする内容のドラマパートが収録されていますが、それぞれ普段あまり見ない組み合わせの掛け合いが見られる上に最終パートでは千歌ちゃんの渾身のツッコミパートが見られて非常に大満足のボリュームになっています。

 

 

第90位~第81位

 

☆第90位-『空も心も晴れるから』

 アーティスト:高海千歌桜内梨子渡辺曜

 

『つながりそうで つながらないの こ~こ~ろとこ~ころ~…』

 

 ついに来ました、人呼んでメンヘラみかんの子守唄

 

 アニメ1期ブルーレイ収録曲で、2年生3人組が歌う切ない青春ソング。アニメでも千歌ちゃんの挫折と、そこから立ち上がるくだりが描かれましたが本曲でもスクールアイドルを初めて壁にぶつかっては立ち止まりながら少しずつ前に進んでいく3人のストーリーがしっとりとした優しいリズムで歌い上げられており、ひだまりPとしてもお気に入りの一曲でした。

 

 アニメ2期7話の挿入歌に使われるまでは。

 

 今更言うまでもないですが…ラブライブ!史上最悪のワースト回であるラブライブ!サンシャイン!!2期7話「残された時間」の回でこの楽曲が挿入歌として使用されました。しかも何故かAqours9人verで。

 勿論楽曲に罪はありませんが、話の内容が支離滅裂すぎてもはやシュールギャグアニメに近い体を成していたさなかに突如脈絡もなく…いや脈絡はあったんですが、なにせ前後がハチャメチャだったものだからもはや只の尺稼ぎでしたね…

 そんな、半ばクソ脚本への「生贄」という形で放り込まれた本曲。あの回の千歌ちゃんの謎行動も相まって、「メンヘラみかんの子守唄」などと言われてしまうのも致し方ないところです。

 

 実はこのパターンはμ'sでもあって、言うまでもなくラブライブ!2期9話「心のメロディ」ですね。あの回も内容があまりにシュール過ぎてもはやギャグアニメと化していたカオス空間に名曲「Snow halation」が放り込まれましたが、これだけのクソシナリオに抱き合わせされてもしっかりと仕事をした上で「μ'sを代表する伝説的名曲」という自身のブランドを損なうこともなかったのはまさに「Snow halation」だから出来た芸当と言えるでしょう。伝統も歴史もない「空も心も晴れるから」程度の曲では、クソ脚本に取り込まれてメンヘラみかんの子守唄などと揶揄されてしまうのがオチでしたね。

 

参考: ラブライブ!サンシャイン!!2期7話「残された時間」感想-奇跡を求めた普通星人の喜劇と悲劇。 - ひだまりPはこう語った

 

 

☆第89位-『Guilty!? Farewell Party』

  アーティスト:Guilty Kiss

 

 Come on, 忘れないで Dancing the BITCH!!

 

 アニメ2期ブルーレイ全巻購入特典曲ギルキス編です。Guilty Partyという単語からはそこはかとない薬物パーティ臭がしますね。

 これは言うとギルキスファンに怒られる気がするので言わないんですけど、ギルキスの曲ってコンセプトが一点突破すぎて曲ごとの差別化要素が希薄な気がするんですよね。まぁそれも仕方ねぇか…

 ギルキスは所詮Aqoursの───敗北者じゃけぇ。

 

 正直なところ、梨子ちゃんの肉食系ギャップ萌え~以外に戦略があったのかどうか?よしりこ、よしりことオタク共に持て囃されてアニメでも痛々しい醜態を晒す始末。思えばBiBiは偉大なユニットでした。「モデル系オシャレユニット」の旗印に集まった3人がそれぞれの個性をしっかり生かしてクールで高飛車な曲から切ないラブソング、そしてコミックソングまで何でも歌い切る歌唱力、演技力。Printemps推しのワシが言うのもなんじゃが…まさしくユニット王の名に相応しいユニットだった。それと引き換え…ギルキスはマリーの歌唱力も飼い殺し、よしりこの一つ覚えでユニット対抗戦も王になれず終い…ギルキスは敗北者。クソレズの大将にはお誂え向きじゃろうが!!!

 

 俺を救ってくれたよしりこを馬鹿にするんじゃねぇー!!!

 

 …まぁそんなお約束はともかく。というか、ギルキスはある曲で上記の膠着をブレイクスルーしたとひだまりPは思ってますけどね。

 

 ギルキスの曲が皆同じというのは流石にそうも思ってませんが、やはりこの曲に特別ピンと来るものがあるかというと…アニメ2期に合わせて「卒業」を共通のテーマにしたは良いものの、AZALEAもGuilry Kissもアニメとの関係性も薄くテーマがぼやけてしまった感はありましたね。その点CYaRon!は…まぁ、それは後ほど。

 

 

☆第88位-『New winding road』

  アーティスト:小原鞠莉

関連記事: ラブライブ!サンシャイン!!アニメ2期BD特典ソロ曲+αを一気にレビュー - ひだまりPはこう語った

 

 これも記事中の感想をコピペします。

 

 Aqoursでも頭一つ抜けた歌唱力を持つ鞠莉ちゃんのソロ曲。すっごく2000年代のJ-POPだ…

 歌詞を見ると確かに、アニメの鞠莉ちゃんに寄り添っているように思えますね。1期では2年前のことを知る果南・ダイヤがスクールアイドルについて口を閉ざす中で1人諦めずに千歌達をサポートしたり果南とダイヤに働きかけた結果、紆余曲折を経て再びスクールアイドルとしての道を歩き出します。そして2期では浦の星女学院がいよいよ廃校目前というところで、学校が好きだという気持ちから理事長として人知れず奮闘していたことが明かされました

 1期、2期を通して鞠莉のスクールアイドル道は常にゴーイングマイウェイであり、そして同時に孤独な戦いをずっと続けてきたと言えます。彼女は自分の戦いを表に出さず、そのために仲間とすれ違ってしまいそうになったり大事な所で相談することを躊躇ってしまったり、その道は決して平坦ではなかったことと思えます。

 

 この曲はそんな鞠莉のスクールアイドル観に驚くほどマッチしています。それでいてアニメソング感を感じさせない堂々とした歌いっぷりには貫禄すらありますね。

 

 「心はどんな時でもあの頃へ戻れると呟いていた」の「あの頃」がいつなのか説明するまでもありませんが、親友の果南にも負けずに頑固者で真っ直ぐな彼女がスクールアイドルを、学校を守るために戦ってきた思いがこの一節によく現れていますね。

 鞠莉のゴーイングマイウェイなスクールアイドル感としてはそもそも公式プロフィールにも「個人行動が多い」「恐れを知らないチャレンジャー」と書かれており、原点回帰という感じがします。果南ソロが特に顕著なんですが、アニメ2期のブルーレイ特典ソロ曲はどれも各キャラクターをG's原作、アニメの垣根なく俯瞰して描いているのがスゴいと思いますね。

 

 

☆第87位-『Pianoforte Monologue』

 アーティスト:桜内梨子

関連記事: ラブライブ!サンシャイン!!アニメ2期BD特典ソロ曲+αを一気にレビュー - ひだまりPはこう語った

 

 これもひだまりP上記の記事からコピペしようとしたんですが、「梨子ちゃんの私服がAV女優っぽい」としか書かれてなくて困惑しました。まぁそれは事実なんですが、曲の感想じゃなくてブルーレイのジャケット写真の感想ですからね。

 

 梨子ちゃんのソロ曲「Pianoforte Monologue』ですが、がっつりキャラソンです。個人的に思うのは、ラブライブ!のアニメ曲はキャラソンの塩梅が微妙というのがあって、START:DASH!!とかNo brand girlsとか歌詞をよく読み込むとあっこれ、アニメのこのストーリーにリンクしてるんだなって思える曲はだいたい良いんですけど明らかにキャラソンキャラソンしてるのはう~ん?ってなってしまうんですよね。明らかにキャラソンキャラソンしてるキャラソンって今までそんなあったっけ?にこぷり♡女子道とか。

 

 ということでこの曲、梨子ちゃんの全盛期とも言うべき沼津に来て千歌ちゃんとの出逢いから、ピアニストとしてのスランプを克服するまでの物語をなぞったものと推察されます。1番のサビでは、ラブライブ予備予選においてAqoursのメンバー達と離れ、東京でピアノコンクールへ出場する際の梨子ちゃんの心境がありありと歌われていますね。

 アニメ2期の梨子ちゃんは壁ドンがどうの、堕天使がどうのとすっかり見る影もなくなってしまったのですが、この曲を通して梨子ちゃんがまだ輝きを宿していた頃の事を思い出すことができましたね。ですからこれは、梨子ちゃんのMonologue(独白)であると同時にRequiem(鎮魂)の曲でもあるとひだまりPは思っています。思っていますじゃねーよ。何が鎮魂だ、梨子ちゃんはチン…あっ、いや…やめときましょう。

 

 2番の「そっとそっとあやす様に指先動かしたら…」と、「あなたを音で抱きしめたいの」というのは犬の話ですね。犬かよ。

 

 

☆第86位-『ハミングフレンド』

 アーティスト: Aqours

 

 『「どっちの服が似合うか迷ったので、友達に聞いたらこっちだよって言ってくれたけど、正直どっちでも良かった」というだけの内容をめちゃめちゃに盛り上げて伝える曲』です。

 いや、でもこれは批判じゃなくてこういうシングルイシューから展開していく曲はむしろひだまりP好きなんですよね。金太の大冒険とか。金太の大冒険と比較するな。

 

 でも本当に、「こっちだよって言ってくれたマイフレンド~」からの「答えはたぶん両方で」の台無し感面白いですよね。女特有の解決を求めてない相談じゃん。「ハミング」って要は口笛の意味なんですけど、要するにそういうハッキリしないふわふわした気持ちに同調してくれるキミが大好きっていう、まぁニュアンスなんですかね?

 

 でもこのサビの「ハミングデイ(オ~イェ~!!)」の盛り上がり感は好きですね。歌詞自体の伝えていることが少なすぎて「オ~イェ~!!」の投げやり感が際立っています。あと「ハロースカイ」って田舎の車屋さんみたいですね。

 

 この曲で外せないエピソードと言えば、ひだまりPが初めてライブビューイングに参加した2018年Aqoursユニットファンミの千秋楽公演で行われた「想いよひとつになれゲーム」ですね。これはお題に対してユニットの3人が同じ回答を出せたらポイント獲得という内容で、お題が「Aqoursに炭酸飲料のCMオファーが来た!CMソングに使われる曲は?」というものだったんですが、そこでCYaRon!の3名の回答が「ハミングフレンド」で全員一致するというミラクルがありました。理由は「爽やかな感じの曲だから」というものですが、リアルハミングフレンドっぷりに戦慄したのを今でも覚えていますね。

 

 Aqoursの4大シュールソングのひとつ。書きませんでしたが、「No.10」もAqours4大シュールソングとして数えられていますね。残り2つは…予想してみて下さい。

 

 

☆第85位-『夏の終わりの雨音が』

 アーティスト:高海千歌松浦果南

関連記事: ラブライブ!サンシャイン!!デュオトリオCD『SUMMER VACATION』感想-エロかった。 - ひだまりPはこう語った

 

 デュオトリオ曲。

 Aqoursでも屈指の「良い意味でのシュール曲」です。最近はもうイントロが流れるだけで笑うようになってしまいましたね、流石のひだまりPも…

 

 えっとまぁ、曲部分はむしろ切ないラブソングでシュール要素は全然ないんですが…いや、無くもないや。「No more! September rain」って何なんですかね…No more 映画泥棒みたいでシュールですね。神の独特なセンスが爆発しています。まぁそれを除けば、BiBiの中期~後期に見られたような切ないラブソングです。えぇ~BiBiはコミックソング系ユニットじゃないの?違いま~(省略)

 

 この曲の真骨頂はセリフパートです。ひだまりPもカラオケでこれ歌う時は曲部分よりセリフパートに全力を注いで歌ってますね。

 

 まず出だしの「なにか始まるってことは──終わりに繋がるだなんて──考えてもみなかった──いや!(迫真)考えたくなかったんだ───!」で笑ってしまう。たぶん普段ほんとに何も考えてなさそうな果南だからこそシュールなんでしょうね。

 これはまぁ実際千歌も果南もそうなので、仮にラブライブ!サンシャイン!!をまったく知らない人にこの曲を聴かせたら特にシュールという感想は出ないんじゃないかと思いますね。いつも脳天気な千歌と果南が、その能天気な声のまま精一杯切なさを出そうとして歌ってるからどうしようもないシュールさが生まれていると感じます。

 

 「わかってる──!(不機嫌)二度と無い夏だったってこと──!次に来る夏は…違う夏なんだ──!(迫真)」も背中がかゆくなるくらいシュールですけど、続く千歌の「日焼けの跡が薄れる頃には──ね?大丈夫…!(溜め)でも─── (溜め)今はまだ─── 背中も心も、ヒリヒリしてるみたいだよ───」が面白すぎる。まず千歌ちゃんの「せいいっぱいの切なさ」がこのセリフを一際シュールにしています。そこに来て無駄に長い溜めからの「ヒリヒリ」という擬態語のチョイスがもう限界です。

 

 極めつけはラスト。「この雨が止む頃、私の涙も乾くってことにしておくよ!(ドヤ顔)」で試合終了です。「しておくよ」って言われてもどうすりゃいいんだよ。もうええっちゅうねん。どうもありがとうございました。

 

 この曲はAqours 2ndライブでも披露されましたが、終始すわわ兄貴の迫真のドヤ顔がこの曲のシュールさを見事に演出していましたね。

 

 

☆第84位-『キセキヒカル』

 アーティスト:Aqours

関連記事: ラブライブ!サンシャイン!!アニメ2期BD特典ソロ曲+αを一気にレビュー - ひだまりPはこう語った

 

 アニメ2期ブルーレイ最終巻収録曲。

 

 「関連記事」と言ったはいいが、記事中でも「何も書くことない」って言っちゃってるんですよね。それを言ったらおしまいよ…

 

 本曲は言うまでもなく劇中でも何度も挿入された「起こそうキセキを!」がメロディのベースになっていますね。聴いているとアニメの名シーンが蘇ってきます。名シーン…?まぁいいや。名シーンが蘇ってきますよね。 

 

 

☆第83位-『サンシャインぴっかぴか音頭』

 アーティスト:Aqours

 

 正直この曲は「順位」という枠に入らないんじゃないか、とは思いますね。

 

 Aqoursのふるさと沼津を舞台にした曲で、Aqours声優による振り付け解説動画が公開されたり実際に沼津にある幼稚園で園児たちがこの曲を踊っていたり、地域に根ざした活動を続けるAqoursを象徴するような曲となっています。

 

 メンバーが順番に自分の特徴に(?)合わせた歌詞を歌っていくというのは、μ'sのCOLORFUL VOICEに通ずるものがあります。

 

 そういえば鞠莉役の鈴木愛奈さんは特技が民謡ということで、この曲でも鞠莉パートだけレベルが違うのがありありと分かりますね。

 ひだまりPはAqoursのSolo Live! アルバムが出たら一番聴きたい曲が、鞠莉ソロのサンシャインぴっかぴか音頭です。絶対ずっと俺のターンみたいになるぞ。残念ながら今年から発売されるAqoursソロCDには収録されないんですが、諦めずに待ちましょう。

 

 

☆第82位-『Shadow gate to love』

 アーティスト:Guilty Kiss

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Guilty Kiss『脚本がコワレヤスキ』感想など-大人の階段登る君はまだ桜内さ - ひだまりPはこう語った

 

 ギルキスが贈る珠玉のR-18ソング。以下コピペします。

 

 囁くような高音の心地よさが響き渡るナンバーです。それぞれのソロパートではまるで娼婦の胸に包まれているような、下半身に染み渡る安心感を感じることができるでしょう。まさにエロカワ桜内Guilty Kissエディションの為に誂えたような曲ですね。

 

 「娼婦の胸に包まれているよう」と、敢えて「娼婦」と表現したのは言うに及ばずこの歌詞から染み出しているエロチシズムに由来します。いやラブライブ!の曲は全曲エロいのですが、この曲はむしろエロさを加えることで健全な”エロカワイイ”を見事に作り出している節があるんですよね。素人モノAVに本物のAV女優が出ていたらむしろエロくない的な感じというか…この喩えが的確かどうかはちょっと分かりませんが。

 冒頭でも述べたように受動的スケベを全身から撒き散らしている桜内梨子に対しあえてこういった別ベクトルエロさを求めていくことで寧ろ健全なエロカワが出来上がるというのはまさに桜内梨子の魅力をあらゆる面からしゃぶるように掘り下げる画期的な試みであり、「ビッチでなければ桜内梨子でない、ビッチなだけでは桜内梨子でない」という、公式側の桜内梨子に対する熱いプッシュが伝わってきました。むろん、梨子ファンの皆様が涙を流しながらこの曲に聴き入っているさまも容易に想像できます。

 

 エロチシズムを感じる歌詞と書きましたが、「麝香(じゃこう)の強さまとう目に誘われてみて」「溜息の中罠を仕掛けた たぶん効いてるのしびれてきたでしょ?」等、ある種Strawberry TrapperのR-18版という見方もできますね。

 Shadow gate to loveというタイトルが黒ずんだアソコを表しているとか言う、誰が言ったか最低のド下ネタを上に引用しました(※記事参照)がこれも含めこの曲に秘められしテーマとして「娼婦の抱擁」という言葉が思い浮かびましたね。娼婦の胸に包まれて得る安息、その心地よさと罪深さを織り交ぜて味わうことでまた新たなラブライブ!の世界が広がることと思います。

 

~~~

 

  っていう感じですね。

 

 

☆第81位-『夏への扉 Never end ver.』

 アーティスト:桜内梨子国木田花丸小原鞠莉

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 梨子・鞠莉・花丸のトリオが贈るノリノリなサマーソング。

 クール&ロックなユニットであるギルキスから善子を抜いて花丸を入れたことにより、一気にポップでキャッチーなイメージになっていますね。花丸もこの曲ではかなり本来の個性を隠さずに歌っているのが分かります。「ずらっ!」とか。

 

 「Never end ver.」という、まるで他のバージョンもあるみたいな意味深なタイトルも注目です。これに類似するタイトルとしてμ'sの「Mermaid festa vol.1」があり、あっちは実際に「vol.2」がリリースされたわけですが…

 同じアルバムに収録されている「真夏は誰のモノ?」の方がどっちかと言うと「Mermaid festa vol.1」に近い雰囲気で、こちらはそれこそ「Mermaid festa vol.2~Passionate~」を彷彿とさせる曲でしたね。

 

 

第80位~第71位

 

☆第80位-『P.S.の向こう側』

 アーティスト:CYaRon!

 

 何気に下から数えてCYaRon!の初登場ですね。

 元気系ユニットと見せかけて、以外とこういうノスタルジー曲が多いのがCYaRon!の特徴です。「Oh yeah~」のとこに元気系要素がちょっと残ってるけどね。

 

 この曲は特にそうなんですが、CYaRon!の曲に頻出する特徴として友達に宛てた曲なのか、恋人に宛てた曲なのか、どちらとも取れる歌詞になっているんですよね。というよりも、「恋の歌」をまだ知らない3人が「友達」への想いを描いた曲が「恋の歌」っぽいテイストになっているのがすごく良いんですよ。Aqoursの中でもあどけない雰囲気を持つこの3人だからこそ出せる味だと思います。

   

 

☆第79位-『さかなかなんだか?』

 アーティスト:松浦果南

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 シャバダドゥビドゥバッ♪(空耳)

 

 ”神(※畑亜貴さんのこと。以下神と言えば同様)”らしいタイトルの言葉遊びが秀逸なナンバー。アニメ2期ブルーレイ特典CDに収録された果南のソロ曲です。

 

 この曲、アニメの果南ちゃんしか見ていない人が聴いたらちょっと意外に思うんじゃないでしょうか。この曲のようにのびのび能天気で楽天的なのがどちらかと言えば本来の果南の性格なのですが、アニメの方では立場もあってか、割とシリアスな振る舞いをするシーンが多かったですからね。「時々意味不明にオッパイを曝け出す頑固オヤジ」という印象を持つ人も少なくないかもしれません。

 

 ラストの歌詞が深くてひだまりP好きですね。

〽私はおさかな そんな気持ちのまま

 ゆっくり目を開けて 足も着けて

 立ち上がる 人にまた戻りながら

 でも心は軽くなってた

 

  こういう「エピローグ」感のある歌詞好きなんですよね。このくだりで曲全体のテーマがしっかりとまとまっていて、曲の世界観に浸る余韻を与えてくれます。

 

 海色少女に魅せられろ。

 

 

☆第78位-『Marine Border Parasol』

 アーティスト:高海千歌桜内梨子渡辺曜

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 劇場版前売り特典曲。ここからコピペします。


 タイトルからして意味深な印象を受けるこの曲。「Marine Border」は直訳すると「海の境界」あるいは「海の国境」となりますが、ここでは歌詞中にも出てくる「水平線」をイメージした造語ではないかと思われます。Parasolはそのまんまパラソル、といえば日傘ですが…

 

 歌詞を見ていくと、「水の中ゆれる太陽 つかまえたつもりでも キラキラこぼれてしまう」というのは1期8話「くやしくないの?」での示唆的なシーンとして描かれましたね。TOKYOでの洗礼を浴びた千歌ちゃんがくやしさを噛みしめるシーンで、千歌ちゃんの掬い上げた海の水が指の間から溢れて、その最後のひとしずくをギュッと握りしめるという描写がありました。

 

 次の「岬へ飛んでくカモメ マリンカラーの絵になって 空にすーっと溶けちゃった 自由ってこういうコトさ」とは、Aqoursがラブライブ決勝で披露した曲「WATER BLUE NEW WORLD」を彷彿とさせますね。

 

 ひだまりPの勝手な解釈ですけど、WATER BLUE NEW WORLDは千歌ちゃんが憧れたμ'sへの、本当の意味での決別の曲だと思っているんですね。あの時千歌ちゃんはメンバー一人ひとりの想いを聴いて、今度こそAqoursは自由に羽ばたき、空へと溶けていく青い渡り鳥になった。

 

 そしてそれを踏まえて2番の「サンダルを手に持って 冷たい砂踏んでいると 灼けそうな暑い日が 懐かしい気がしてるよ」という歌詞を考えると、ここまでで「太陽」に暗喩されていたものは、千歌ちゃんの憧れ、いやアニメにおいては全スクールアイドルの憧れ、そうそれこそ「μ's」なんじゃないかと。

 μ'sという太陽の陽射しに照らされてスクールアイドルという輝きを目指した頃の千歌ちゃんの情熱が、ここで歌われている「」の正体なんじゃないかと思うわけです。それで最後に曲名の「Parasol」なんですけど、パラソルって結局「日よけ」じゃないですか。だからμ'sという眩しすぎる輝きがスクールアイドル界を照らしている中で、あえて「パラソル」を差すことがAqoursの「自由」なんじゃないかって。無理にμ'sのかがやきを、太陽を目指して飛ぶ必要はないんです。千歌ちゃんとAqoursは、Aqoursの象徴である「海」と、μ'sの太陽が輝く「空」、その境目である水平線を自由に飛ぶ渡り鳥なんですよ。

 

~~~

 

 まぁこれは、当時からちょっと勘ぐり過ぎだと思ってましたし今もちょっぴりそう思いますが、元記事で書いたようにアニメを通して見てきた千歌ちゃんの「スクールアイドル観」に照らし合わせたひだまりPの一つの解釈ってことですね。

 

 ただ、後半の「海の音が聴こえた~!」だとか「曜ちゃんと梨子ちゃんのことだ~い好き!」とか「奇跡だよ!(持ちネタ)」とか、そのへんの掛け合いはダソク*1でしたね。何というか、定型文っぽくて薄っぺらさを感じてしまう。

 

 

☆第77位-『WHITE FIRST LOVE』

 アーティスト:黒澤ダイヤ

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 こ~わ~い~♪(咲のED)

 

 アニメ2期ブルーレイ5巻に収録されたのは、黒澤姉妹が「初恋」を歌う「赤」と「白」のラブソング。ダイヤちゃんの担当は「WHITE FIRST LOVE」です。

 

 清く正しく己を律して生きてきたダイヤちゃんが、初恋のとまどいと情熱を描いたこの曲。歌い方は大人っぽいのに、歌詞の中には初めての気持ちに対する迷いや不安が描かれておりそのギャップが可愛いですね。

 

〽優しくされたい 違うそうじゃない

 もっとヒリヒリしたくなる

 目覚めそう何かが 怖い

ここちょっと意味深。確かにダイヤちゃんはマゾっぽいですけどね。

 

 

☆第76位-『Phantom Rocket Adventure』

 アーティスト:Guilty Kiss

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 90年代アイドルソングのような懐かしさを感じさせるGuilty Kissのラブソング。

 

 いっつも思うんですけど、2番の「ふたりは火星の砂で棒倒しゲーム Start!」って歌詞がシュールですよね。「棒倒しゲーム」って。歌詞からするとこう恋の駆け引き的なチキンレース的なそれを表現したんだと思うんですけど、「棒倒しゲーム」で例えるセンスが独特すぎますね。まぁ棒と言えば、どっかのユニットはモロに「ポコチン」って口走ってましたけどね。

 

 でも何となくこういう、「愛しい人を宇宙へ連れ去っちゃいたいくらいなのに…」みたいな曲覚えがあるんですよね…何だっけ。何だっけっていうかアレじゃん、「NO EXIT ORION」じゃん!まぁNo EXIT ORIONはメンヘラ系ユニットPrintempsがこれまで積み上げてきたメンヘラの集大成的、いわゆる元気玉だと解説していましたが、一方でギルキスは女豹系ラブソングはたくさん歌ってきた反面こういう恋わずらいの歌はまだ経験が少なくて、そういう意味では本曲もギルキスには珍しいフレッシュさすら感じられる曲ではありますね。

 

 

☆第75位-『Guilty Eyes Fever』

 アーティスト:Guilty Kiss

 

 アニメブルーレイ店舗別全巻購入特典という本物のギルティから生まれた曲。もう許さねえからなぁ!?

 

 ギルキスの歴史としてはまだアニメ1期BDが出た後ということで、累計3曲目にあたります。「Strawberry Trapper」に続く肉食系ラブソングということで、ユニット色がさらに色濃く出た曲となりました。一方でギルキスのワンパターン化についても懸念されていたところで、この懸念は次のシングル「コワレヤスキ」で更に深まることになります。敗北者…のくだりは上でやったので、もう書かないですが。

 

 一方リアルライブでも度々披露されており、恒常シングルを差し置いてGuilty Kissの定番曲的な立ち位置になっていますね。リアルライブでのギルキスはその魅力的なダンスパフォーマンスで毎回観衆を沸かせてくれますが、本曲は特に間奏中のヨハネ役小林愛香さんのキレッキレなダンスが非常に印象的です。

 

 なんだー!?あいきゃんのおどりがでたー!

 

 

☆第74位-『コワレヤスキ』

 アーティスト:Guilty Kiss

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 噂をすればGuilty Kiss。ということでギルキス2番目のシングルである「コワレヤスキ」です。現在までで唯一タイトルが全角文字の曲ですね。

 

 それにしても、「Strawberry Trapper」から「Guilty Eyes Fever」と、攻め攻めの肉食系ラブソングが続いた中でいきなり「コワレヤスキ」というタイトルには何があった!?と勘ぐってしまいますね…「私がずっと君を守るよ」って、「お前が壊したんじゃないのか」という疑念を抱かずにはいられません。

 そう考えると「コワレヤスキ」ってタイトルも、ここまで…というかこれからもロックな感じのイングリッシュタイトルが続く中でいきなりボソッと「コワレヤスキ」とか片言の日本語投げられたらゾッとしますよね。

 

 こうしてギルキス曲を連続して考察してみると、Printempsもびっくりのサイコメンヘラ集団なのでは?という可能性すら浮かんできますね。やめて壊さないで壊さないでよぉ!!(懇願)

 

 You're fragile.

 

 

☆第73位-『Daydream Warrior』

 アーティスト:Aqours

 

 1期ブルーレイ特典曲。「Warrior」のスペルは「ワーリオー」と覚えると間違えずに済みます。

 ジャケット的にもイメージ的にも善子のイメージが強く、2020年2月に行われたGuilty Kiss 1st LoveLive!ではこの曲のGuilty Kissバージョンが披露されましたがそもそもタイトル「Daydream Warrior」は直訳すれば「白昼夢の戦士」となり、ある意味ではアニメで表現されたような善子の堕天使を信じる心と現実世界とのギャップに苦悩するさまを描いた曲という風にも取れるかもしれません。

 

 「どうしてあなたが敵なのか」「こんなに惹かれた訳さえも」というフレーズ、そして「自らの手で終わりにしよう」という歌詞からも、善子と堕天使ヨハネとの間の葛藤が読み取れます。

 アニメでは善子はAqoursという新天地を見つけ、堕天使としての己を表現できる場所を見つけました。そういう意味でこの曲はAqours全員で歌われていますが、2期で本当に善子のソロで歌われた「in this unstable world」と比較してみるのも面白いかもしれません。

 

花丸「その声は我が友、善子ちゃんではないずら?」

 

善子「…如何にも自分は堕天使ヨハネである」

 

(ラブライブ!サンシャイン!!1期#1『輝きたい!』より)

 

 

☆第72位-『Landing action Yeah!!』

 アーティスト: Aqours

 

「Landing action~♪

 駆~け~抜~けて~

 この腐敗と自由と

 暴力のまっただ中~♪」

 

 初代Aqours CLUB曲。Aqoursらしい楽しげでポップな曲ですが、「Landing action」というタイトルが気になりますね。なぜ「着陸(Landing)」なのか…

 

 この翌年以降に登場する曲と合わせて考えると、着陸(Landing action Yeah!!)助走(ホップ・ステップ・ワーイ!)跳躍(Jump up, HIGH!!)となるわけで、なんで一旦降りてきたの!?となるわけですよね。

 

 

☆第71位-『in this unstable world』

 アーティスト:津島善子

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 タッコォ…ワタッコォ…ワタッコォ…ワタッコォ…

 

 ウェイッウェイッウェイッウェイッ………

 

 ワタッコの曲。じゃなかった善子のソロ曲です。

 

 「Daydream Warrior」が善子をイメージした曲、特にAqoursに加入するまでの善子の葛藤を描いた曲という考察がありましたが、こちらの「in this unstable world」は別角度から、善子の二面性にアプローチした曲と言えると思います。

 

 「この退屈セカイを渡るには チカラを合わせなきゃダメよ ほら私と貴方とワタシなら やがって奇跡が起きちゃうって!」という部分がまさにそれで、アニメ1期では正常な女子高生と堕天使に憧れる自分とのギャップに悩んでいた彼女が、Aqoursに加入以降はスクールアイドルとして自分の世界観を表に出すことができるようになりました。

 「貴方ワタシ」とはつまり堕天使ヨハネと、現実世界の善子自身と、常識人で善い子の善子ちゃん、ということになりますね。

 

 じゃあ「だけど今は我慢しようか 雌伏の時さunstable world!」と続くのは、これはたぶん…犬の「待て」と「伏せ」ですね。アニメでなんかチブアイブとかそんな名前の犬を拾ってきてたので、その辺の思い出を歌にしたんでしょう。グッドボーイ!

 っていうか梨子ちゃんも犬の曲だったじゃん…(上記参照)

 

 あとラスサビの「この退屈セカイを渡るには~」の裏で「アーーーーーーーーーッ!! イン ティス アステボ ワァーーーーーーーーーーーー!!」ってシャウトめっちゃ良いですよね。余談ですけどニジガクの優木せつ菜役ともりる兄貴は「CHASE!」のラスサビの絶頂シャウトをライブでやる時にあいきゃんの本曲のパフォーマンスを参考にしたとかしないとか小陰唇に挟んだ記憶があります。さもありかなんって感じですよね。これがスクールアイドルなんやなぁって…

 

 

第70位~第61位

 

☆第70位-『おやすみなさん!』

 アーティスト:国木田花丸

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 何が良いって「おやすみなさん!」ってタイトルが良いですよね。このシュッと纏まったワードセンス、”神”のセンスそのものです。

 

 ここからコピペします。

 
 裾の短いパッツパツの浴衣は花丸ちゃんの柔肌とAqoursのボイン担当に並ぶデカいボインをはっきりと強調していて「これがラブライブ!なんだよなぁ…」としみじみ思わされます。子供っぽい金魚の柄が逆にエロさを醸し出していて、これはもうダメですね。

 

~~~

 

 ………?

 ここじゃなかった。この曲はアニメの花丸ちゃんとも関わりが深いと思われるので、その部分をコピペしますね。

 

 この曲の「文学的な気分で眠ろうか おやすみなさん!」という最も印象的なフレーズは、まさに花丸ちゃんのこういった面を象徴していると考えるわけですね。

 みんなと一緒にスクールアイドル活動をして、毎日いろんな新しい体験をして。そんな日々の中で、夜眠る前にしばし一人の世界、本の世界に戻って、また明日のちょっとした楽しみに想いを巡らせながら眠りにつく。そうしてまた、次の日は笑顔で皆に会える。今を輝くスクールアイドルであり、かつ内気な文学少女である花丸ちゃんが…その両方を全力で楽しみながら過ごしている毎日を歌にしたのがこの「おやすみなさん!」だと思うわけです。

 

~~~

 

 これは2期4話のダイヤさんなどにも共通するんですが、ラブライブ!では多くの場合「欠点を克服する」という描写は少なくて、良い所も悪い所も受け入れつつ、考え方や行動をちょっぴり変えることで物事が好転するということが多いんですよね。これは一言で言うなら「成長」と言えます。

 花丸ちゃんもスクールアイドルになって元の内気でインドアな性格から社交的な性格に180°変わったのかと言えばそんなわけはなくて、大好きな図書室や本の世界に心の帰る場所があったからこそ、スクールアイドルとして皆と一緒に努力を繰り返して輝くことができたんですよね。アイドルの世界も本の世界も、どちらも花丸にとって楽しく、また大切なものなんですね。

 

  

☆第69位-『ときめき分類学』

 アーティスト:AZALEA

 

 AZALEA ファーストシングルのc/w曲。生徒会長で聡明なダイヤ文学少女の花丸、そしてアホの果南が贈るインテリジェンスラブソングですね。

 

 「恋の芽生え」を文学的に歌い上げたこの曲はまさに「恋の喜び咲かせます」を標榜するAZALEAの面目躍如と言える名曲で、「この頃はまだ花丸にこういうイメージあったなぁ」って思い出させてくれますね。

 

 でも「カラダからスタートしてみたら……」って歌詞はここだけ切り取るとすごくインモラルですね。

 

  

☆第68位-『Love Pulsar』

 アーティスト:Guilty Kiss

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 「クックックック…」「ウフフフフ…」「ハーッハッハッハッハ!!」

 

 常識とは?何だって?? ここは大宇宙よ?(威風堂々)

 

 色々と電波なギルキス問題曲。ダンスも電波です。

 

 このB級感がけっこう好きですね。良い意味で。なんかアニメの最終回の合体技でラスボスを倒すシーンでこの曲がかかってそうじゃないですか?

 

 

☆第67位-『Jump up HIGH!!』

 アーティスト:Aqours

 

 Aqours CLUB幽霊部員のひだまりPですが、CDはちゃんと毎年買ってます。

 

 Jump up HIGH!!はタオルぐるぐる曲ですね。リアルライブで披露されるのはAqours 5thライブが最初でしたが、Day1しか行かなかったひだまりPは聴くことができずヨハネ汁を嘗めました。結局、最初にペンライトぐるぐるできたのはGuilty Kiss 1st LoveLive!の時でしたね。

 これ、Aqours CLUBソングの伝統(初代は違うけど)で各ユニットverが収録されてるんですけど、間奏中のあのしょーもない台詞パートが本曲ではカットされちゃってるんですね。これはちょっと残念でした。あのしょうもないセリフが聴きたかったのに…

 

 「ちっちゃい大きい気にしない」ってのは露骨にシモネタですよね。

 

 

☆第66位-『Deep Resonance』

 アーティスト: Aqours

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 クソゲータイアップソング。もとい、スクフェス×シャドウバースコラボソングですね。

 第3回、第4回と連続してルビィのおむね差でセンターを逃し2位となった善子ちゃん。ファンの無念さは察して余りあるところですが、だからと言ってまさかクソゲータイアップソングでこんな出来レース総選挙やるなんて思わないじゃないですか(※個人の感想です)

 

 まぁいいよ、別にスクフェスがクソゲーとコラボしてもいいし、ヨハネ救済選挙があってもいい。でも、でもだよ。それをナンバリングシングルのc/wに入れる必要あった!?曜ちゃんのパンチラより貴重なAqoursナンバリングシングルに…いや普通に、クソゲーの曲はクソゲー単体で出せばよくない!?まぁこれ、君の瞳を巡る冒険でも言いましたが…

 

 まぁここまで曲の出た背景にボロクソ言ってもこの順位なのは、結局のところ曲自体はいい曲だったからなんですね。ギルキスやDaydream Warriorの順位からも分かって貰える通りひだまりP、Aqoursの曲でもカッコイイ系の曲は正直に言うとピンと来ないものが多いんですが、これは非常にすんなり受け入れられる曲でした。

 

 ということでこのDeep Resonanceですが、がっつり王道のアニソン感があってひだまりPは好きです。こういうサビで静かに盛り上がる曲いいですよね。「願いは負けない星だから」じゃん。

 

 曲が良ければ黒歴史ソングは回避できるんだよなぁ…

 

 余談ですが、A面曲の「未体験HORIZON」が薬物中毒からの更生を啓蒙する曲だったということで、本曲にもちょいちょいそれらしい表現が含まれていますね。え、何言ってるかわからない?まぁ…「未体験HORIZON」のとこで書きます。

 

 

☆第65位-『空中恋愛論』

 アーティスト: AZALEA

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 Perfumeじゃん。

 

 アゼリアは元々Perfumeっぽいと言われてましたが、これは完全に振り切ってますね。というか、CDのジャケットからして…

 

 AZALEAのこういう曲は「ときめき分類学」とかもあるんですが、「空中恋愛論」は更にこの同時期リリースされたユニットCD全体のテーマである「冒険」をエッセンスに含んでいるんですよね。「恋愛論を語るだけならきっと胸は傷まない それでも知りたいのですね」のところとか、まさに「ときめき分類学」と地続きになった世界観を感じます。体からスタートするんですか!?

 まぁそれはともかく、恋愛のドキドキ感と楽しさ、宙を舞うようなフワフワした気持ちを曲の中に取り入れることでとても楽しい仕上がりになっていますね。

 特に「夢の中 夢のあと~」からの弾んだテンポ、「論じて論より証拠なら~」のところは言葉遊びとテンポの良さがめちゃめちゃ好きです。

 

 一方でこの曲はAZALEA全体の持つ「人類の営み」というテーマも受け継いでいると考えられます。これはどういうことかと言うと、「GALAXY HidE and SeeK」が子宮内の胎児の気持ちを描いた曲というのはご存知ですよね。AZALEAは子宮内でこの世に生まれるのを待っている胎児が見る世界を「銀河かくれんぼ」と例える非常に独特な世界観を持っているのですが、この「空中恋愛論」にもそのエッセンスは受け継がれていると言えます。

 これは論じて論より証拠だと思うので、この曲の歌詞を引用しますが「目が覚めたら ここはどこ まだ夢の続き 空と大地が逆だった 落ち着きましょう」という出だしの歌詞、「空と大地が逆だった」というのはつまり、母親のお腹の中にいる赤ちゃんのことなのではないでしょうか。

 そもそも、「ただ一緒に漂いたい Super flying baby」というくだりで「baby」って言っちゃってますよね。

 

 いやいや、一般論で片付けないで欲しいんですけど、「空中恋愛論」はラブソングである、ということは間違いないんですよ。ただAZALEAの音楽はもっと俯瞰的な世界観を持っていて、つまり恋愛はいずれは妊娠→出産へと繋がり、これは人類の営みの中で脈々と輪廻しているわけです。AZALEAの曲は「胎児」の一人称視点で描かれていると言いましたが、「胎児」が生まれるのはすなわち「恋愛」の産物ですから、AZALEAは胎児の見る空っぽの世界に「宇宙」を見出して、そこから近代的な人類の営みを俯瞰している、というのが妥当な解釈でしょう。

 

 AZALEAのこういった世界観は「GALAXY HidE and SeeK」や「Amazing Travel DNA」にも見られるので、各項で詳しく解説したいと思います。

 

 

☆第64位-MY舞☆TONIGHT

 アーティスト:Aqours

 

 アニメ2期3話「」の挿入歌で、黒澤姉妹のダブルセンター曲となります。

 アニメではこの前の回で1年生と3年生がすれ違いながらも結束し合い、それぞれの個性が調和した結果として黒澤姉妹の「和」のテイスト鞠莉の提唱したようなロックなイメージを併せ持った新感覚の和風ロックが出来上がりました。ちょっと待って!?「無」が入ってないやん!どうしてくれるずらこれ…千歌ちゃんに電話させて貰うね。まぁほら、脚本が「無」だったので。そこは…ね。

 

 歌詞もまさに2期3話のラブライブ予選ダブルブッキングからのみかん電車でGO!!展開を予言していたかのような内容で、ラブライブ!特有の未来の僕らは知ってるよ的作詞だと言えそうです。

 

 衣装についてはダイヤさんの美しさがラブライブ優勝級だとひだまりPの中で話題になりましたね。ダイヤ本来の魅力を余すところなく引き出した和装…ルビィちゃんは誇らしくないの?

 一方で果南と鞠莉は派手すぎて成人式のDQNみたいになってましたね。まぁほら、ルビィのイメージだから…

 

 

☆第63位-『MIRACLE WAVE』

 アーティスト:Aqours

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 Aqoursの4大シュールソングの1つ。

 

 アニメ2期6話挿入歌。一度は叶わなかったラブライブ予選決勝を突破するための作戦に悩む千歌達に、3年生がかつて考案していたダンスフォーメーションの存在が知らされます。それはインパクトこそ絶大であるものの、いつか鞠莉が怪我を負う原因にもなった難易度と危険性の高いものでした。

 千歌の身を案じ、フォーメーションの採用を渋っていた果南でしたが千歌の熱意に負け、Aqoursはそのフォーメーションをラブライブ予選決勝のステージまでに完成させることを決意します。しかしそれは当然ながら簡単なことでなく、千歌は全身擦り傷だらけになりながら必死に練習するも一向にうまくなりません。

 みんなの助けがあって折角ここまでこられたのに。私はみんなに何も恩返しができていないのに。そう言って自分の無力さに打ち拉がれそうになる千歌でしたが、そんな時、曜の台詞が彼女の心を動かします。

 「千歌ちゃんがいたから私はスクールアイドルを始めた。他の誰でも、今のAqoursは作れなかった。

 皆がリーダーとして千歌を認めていること。皆が信じてくれていること。そのことに気づいた千歌に迷いはありませんでした。皆の思いを乗せて、千歌は見事にステージの上を跳んでみせました。こうして、Aqoursは初となるラブライブのステージへと駒を進めます。

 

 そして、それはアニメの世界にとどまらず。追って開催されたAqours 3rd LoveLive! Tourのステージにおいて満を持してこの曲が披露された時、千歌役の伊波杏樹さんがアニメと同じように見事、側転からのバク転という難易度の高いこの曲の振り付けを再現して見せ、大きな感動を生みました。

 

 …と、まぁそれはいいんですけど。

 

 このような経緯にあって、もはやこの曲は伊波杏樹がバク転しないとライブで披露できないというとんでもないハードルを抱えることになってしまいました。

 

 いや、伊波さんが千歌ちゃんと同じように跳んだことは純粋に凄いと思いますし尊敬してますよ。だからその事実を腐すつもりは毛頭ないんですけど、その上でこれ声優が跳ぶ必要ないでしょっていうことは思いますね。アニメが放映された時から「これあんちゃんもやるのかな」みたいなファンの声も散見されてましたけど、いやいや。Aqoursがアニメとシンクロしたパフォーマンスをいくら売りにしてるといったって、こんな事やらせる必要ないでしょう。それはもう、声優に求めることと違うなっていうのは思います。逢田さんのピアノ話とかもね。実際に跳んだその努力と情熱は掛け値なしに尊敬に値しますが、作品としてそれで感動を呼ぼうという見せ方については正直疑問です。

 

 「やらせる必要ある?」と言えば、そもそもアニメの千歌ちゃんからしてこれ、上のように書くと確かに熱い展開なんですけど、バク転したらラブライブ優勝!が全員の共通認識になってるのもシュールですし、2年前のAqoursと言えば果南はじゃあもともと未熟DREAMERでバク転するつもりだったの?とか、これでラブライブ優勝だよ!つって軽いノリでバク転しようとしたら怪我して今のスクールアイドル不機嫌おじさんになったの?とか、梨子ちゃんがやたらこだわる普通怪獣のくだりとか、掘り下げれば掘り下げる分内容がシュールすぎて、まぁこの辺の話はアニメ当該回の感想記事を参照していただけたら良いと思うんですけどね。

 

 結果として今現在、Aqoursリアルライブにおけるこの曲は伊波杏樹がバク転しないと披露できないというシュール過ぎる制約を抱える羽目になりました。

 「いや、俺は別にあんちゃんがバク転しなくてもミラウェ(激寒略称)やって欲しいけど??」って思った方もいると思いますし、ひだまりPだってそう思います。ミラウェとは略さないけど。と言うか多分1人1人に聞いてったら大抵の人はそう言うと思います。でもだよ、実際にAqoursのライブでMIRACLE WAVEのイントロが流れたら、皆「あんちゃんがまた跳ぶのか!?」って空気になると思いますし、それで跳ばなかったら「なんだ跳ばないのか…」ってなりますよね。それはもう、仕方ないことです。一回跳んでるんだから。

 

 ということで、Aqours4大シュールソングの1つ「MIRACLE WAVE」でした。

 

 あぐぽんも跳んでね。

 

 

☆第62位-決めたよHand in Hand

 アーティスト:高海千歌桜内梨子渡辺曜

 

 アニメ1期1話挿入歌。

 

 「Hand in Hand」はまさに「手に手を取って」という意味で、スクールアイドルを始めた千歌ちゃんが仲間と繋がり始めるまさに「始まり」のシーンで歌われました。まぁここは梨子ちゃんには千歌ちゃんの伸ばした手をオコトワリされたので、この回で千歌ちゃんと「手に手を取った」のは曜ちゃんなんですけどね。

 

 アニメ第一話の挿入歌としては「ススメ→トゥモロウ」と同系統と思いますが、そもそも廃校阻止という差し迫った問題のあったμ'sと、μ'sに憧れて「輝きたい!」から始まったAqoursとはちょっと毛色が違っています。本編記事でも書きましたが、「ガール・ミーツ・ガール」をこの時点からより前面に押し出していますね。

 

 

☆第61位-『夢で夜空を照らしたい』

 アーティスト:Aqours

 

 アニメ1期6話挿入歌。ついに待ちに待った廃校宣言を受け、学校に生徒を集めるためにPVを作ろうとするも、うまくいかなかったAqoursは思い切ってAVを作ることに。というのはウソですが、ともあれ地元の良いところをアピールしようとした結果、人情方面を前面に推すことに決まりました。そこで町の人達に呼びかけてPVと共に作り上げたのが、この「夢で夜空を照らしたい」ですね。

 

 この曲は地元愛満タンサマーソングであると同時に、「ここには何もない」と感じていた千歌ちゃんが地元の良さに気づいたことで、「私だって、μ'sみたいになれるかも!」と感じたターニング・ポイントの曲でもありました。「追いかけてみせるよ!ずっとずっと…この場所からはじめよう!」という台詞が印象的でしたね。

 

 歌詞についても、千歌ちゃんがまさにここで「夢のカタチを見つけた」ことが歌われています。「波が映した星の輝き 遠いあこがれの色」の部分とかすごく良いですよね。遠くて漠然とした存在、夜空の星のようだったμ'sの輝きを千歌ちゃんは地元内浦の海に見出したんですよね。

 

 …までは良かったんですが、このすぐ後の回でTOKYOのイベントでボロ負けするかませ曲となってしまった挙げ句、12話ではついに「追いかけちゃダメなんだ!」と凛ちゃんもびっくりの手のひらくるりんMIRACLEを披露し、その「追いかけちゃダメなんだ」という決意とは裏腹にアニメ2期ではただただ廃校を阻止することのみが輝きを掴む手段ということに囚われてしまい、結局は追いかけないと決めたμ'sの廃校阻止という幻をずっと追いかけることになってしまいました。そういう後々の展開を考えると、「この回なんだったの?」という疑問を抱かざるを得ませんが、ともかくこの1期6話が言うなれば千歌ちゃんのハイライトだったと。そういうことになってしまいました。いや、初見の時は本当に感動したんですよ。っていうか今もしてるんですよ。

 

 

第60位~第51位

 

☆第60位-Gulty Night, Guilty Kiss!

 アーティスト: Guilty Kiss

 

 Guilty Kissファーストシングル「Strawberry Trapper」のc/w曲。

 

 ユニット名に「Kiss」と入っている通り、キッス音から入る大胆な曲中の人的には舌打ちですが、キャラ的にはキッスです

 そしてサビでは「Guilty Kiss!」の連呼で、これのおかげでA面曲よりもギルキスの代表曲感が出ていますよね。BiBi的な。

 

 ディスコティックでノリの良いナンバーではあるんですが、どこか蠱惑的な悪戯っぽさを感じるのがギルキスらしくて良いです。「Shadow gate to love」まで行くとやり過ぎだったんですが、これは割とちょうど良い塩梅になってますね。

 

 蠱惑的と言えば、特にラスサビ前の「会いたい時に会いにいきたいPassion~」のとこからが好きです。

 

  

☆第59位-『Strawberry Trapper』

 アーティスト:Guilty Kiss

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 マイタケ…(小声)

 

 舞タ~ケッ☆

 

 とにかくロックな曲調が新鮮なGuilty Kissのファーストシングル。当時の記事でも「今までのラブライブ!にはあんまりなかった曲調」と書いていたんですが、今となってはギルキスの存在でこういった曲もラブライブ!曲としても違和感がなくなりました。そういう意味ではかなりセンセーショナルな存在と言えますよね、Guilty Kissは。梨子ちゃんのぽやぽやしたイメージを覆す曲としても話題になりました。

 

 最後の「狙い定めたよ!」で3人一緒にキックする振り付けがカッコイイ。キックとパンチどっちがいい?

 

 

☆第58位-トリコリコPLEASE!!

 アーティスト:AZALEA

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「恋の喜び咲かせます♡AZALEAです♡」

「呪文をかけますわよ?」

「準備はいいかなん?」

「イクずら~~?」

クルーシオ!」

 

 「トリコリコ~♪」の呪文もすっかりお馴染みになってしまいました。当時は不人気の果南を梨子と取り替えて…梨子と取り替え…取り替え…梨子…トリ…リコ…トリコリコ………はいここっ!マダガスカル!!とかしょーもない一発ネタを書いてましたが、まさかAZALEAからAqoursのセンターを2名輩出することになるとは当時思いもしませんでしたね。そんなことはともかく。

 

 AZALEAらしい可憐なラブソングです。そもそもAzaleaは静岡県の県花でもあるツツジの英名であり、赤いツツジの花言葉は「恋の喜び」であることからAZALEAのキャッチフレーズも決まったというまさにlily white顔負けの純情可憐な乙女のユニットだったわけでして、昨今では子宮内の胎児がテーマの曲を歌ってみたり、あるいはEDM的な音楽が多めではあるんですが、これでいくとこの曲はまさにAZALEAの原点と言えるのではないかと思います。

 

 「花言葉」と言えば、ジャケット写真ではダイヤちゃんと果南ちゃんは白いツツジの花弁を髪飾りにしています。白いツツジの花言葉は「初恋」ですから、「どんなコトバで好きが伝わるのかわからない」という歌詞にも深みが出ますよね。花丸ちゃんは…いやいいや、やめときましょう。

 

 サビ終わりの「アイの呪文♡」の「もんっ♡」もとてもキュートなんですが、その後バックスクリーンに「もん♪もん♪MON♪」って文字が次々に映し出される光景はなんかムラムラしてるみたいで好きじゃないですね。

 

 

☆第57位-『MIRAI TICKET』

 アーティスト:Aqours

 

 お待たせしました。「No.10」「ハミングフレンド」そして「MIRACLE WAVE」に並ぶ、Aqours4大シュールソングの1つ、「MIRAI TICKET」です。

 

 ラブライブ!サンシャイン!!1期13話、ラブライブ地区予選大会を突破したAqoursは、ついに予選決勝のステージへ挑みます。しかし学校への入学希望者は、相変わらずゼロのまま。そんな中、学校のために頑張る千歌達に感化された他の生徒たちも、一緒に輝きたいという思いを千歌達へ伝えます。

 学校を救いたいという皆の思いに感動した千歌は、予選決勝のステージで皆で歌うことを提案。しかし残念ながらルール上それはできないため、Aqoursはステージに先立ち、これまでのことを振り返りながら、皆で一緒に輝きたいという思いを見ている皆に伝えることにしました。

 

 …しましたって。

 

 「まぁそれはいいんですけど」、じゃないな、ここまでで既にシュールなのに、挙げ句の果てにはまだラブライブ本戦にも出られていないのに「私達はこんなに頑張ってきたんだ!だから輝いてる!」と高らかに演説されてもどうすればいいのか分かりません。

 

千歌ちゃんはこんな文化祭の出し物やるために前回羽キャッチしてきたの?

 

千歌ちゃんの気持ちや行動を否定はしないですよ。しないけど、ラブライブ!」として考えるとあまりにもこぢんまりと着地しすぎた感はあります。「μ'sってすごい!私もアイドルになりたい!」→「えっうちの学校廃校になるの?μ'sと同じだ!やったー!」→「でもよく考えたら私この町と学校好きかも!よーし頑張ってラブライブに出て学校救うぞー!」→「でも全国の壁は厚かったー!」→「学校も人来ない-!」→「でも私たちは楽しんでるからいいや!μ'sみたいになる必要もないや!セイヨーソロー!あはははは!」ってなめてんのか!?

 

ラブライブ!サンシャイン!!13話「サンシャイン!!」感想-『やりたいことは』? - ひだまりPはこう語った

 

 まぁアニメ1期13話そのものに対する批判は上記記事を参照して貰えば良いんですけど、この曲がシュールと呼ばれる所以はまさに、この回を通してAqoursが何がしたいのか全くわからないという視聴者の思いを、曲の中でセルフツッコミしてるんですよね。

 

 「何がしたい?」って。

 

 陣内智則かよ。

 

 いやこれほんと、神が仕込んだ毒饅頭ですよ。本当にあのタップダンスから、ずっと視聴者が思っていたことを見事に代弁してるんですよね、「何がしたい?」って。

 

 Aqoursのリアルライブでもこの曲は何度も披露され、その際は「何がしたい?」という合いの手は観客が入れるんですが、数万人のラブライブ!ファンがAqoursに向けて一斉に「何がしたい!?」と突っ込むさまは壮観で、楽しいはずのライブは一時「国会」と化しますね。方針の一貫しない高海みかん大臣に国民の不満は爆発寸前です。

 

 「何がしたい?」のあまりのシュールさもさることながら、「10人目問題」の肯定や客席を離れてステージ側まで応援に来るという、俗に「ミラチケダッシュ」などとされたAqours身内の問題行動についても、悪影響が懸念されました。ひだまりPとしても、「浦女の生徒がAqoursの10人目」というのであればそれは全く問題ないと思うのですが、この点呼の「10コール」はまさに、リアルライブにおける「俺たちが10人目」という醜悪極まりない概念を肯定してしまうものとしてひだまりPもとても容認できるものではありません。これがAqours 5thライブにおける「Next SPARKLING!!の10コール問題」へと繋がると考えると、あまりにも業が深い曲であったという事になりますね。

 

 なぜそんな曲をライブでやるのか、という話ですが、これはまぁひとえにDay2で「WATER BLUE NEW WORLD」を召喚するための生贄、という説が濃厚ですね。ラブライブ!にはそういう関係性を持つ曲がいくつかあります。それだけにGuilty Kiss 1st LoveLive!で1日目から「WATER BLUE NEW WORLD」が披露された時は「神獣王バルバロスじゃん…」って思いましたね。余談ですけども。

 

 

☆第56位-『Braveheart Coaster』

 アーティスト:CYaRon!

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 何気にそろそろ折り返しが近いのに、ここまで出たCYaRon!の曲ってこれが2曲目じゃないですか?やCN(やっぱりCYaRon!がナンバーワン)…

 

 俗に言うワオワオパワフル系の曲。「忘れたくないBraveheart 君の中にもBraveheart」という熱いフレーズは、否応なしに例のあの名曲…「突撃ラブハート」を思い出させてくれます。私の歌を聴けぇ~!

 

 また、「冒険しなきゃ人生モノクローム」や「挑戦すれば願望クロスフェード」など、難しい言葉をカジュアルに使っていくところに千歌ちゃんらしいセンスが表れていると言えますね。

 

曜「千歌ちゃん、ルビィちゃん!!」

千歌「あぁ?(威圧)」

曜「次はあそこまで行くよー!(折れない心)」

 

 

☆第55位-「予測不可能Driving!」

 アーティスト:松浦果南黒澤ダイヤ小原鞠莉

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 劇場版前売り券特典として収録された3年生組の曲。

 

 そのまんま「決められたレールの上なんてイヤ!」という、反骨精神に溢れる曲ですね。アニメでも鞠莉が盗んだバイクでシャイニーを探しに走り出す描写がありましたし、劇場版でもイタリアでの逃避行に車を使ってましたから、まぁイメージとしてはすごく一致してると思います。

 

 3年生組の曲と言えば名曲「G線上のシンデレラ」がありますが、あっちの優雅なイメージとは対照的なようでいて年頃のお嬢様のお転婆感、自由を求める気持ちが歌われていてこれも3年生の魅力なんだと気付かされますね。

 

 

☆第54位-『ホップ・ステップ・ワーイ!』

 アーティスト:Aqours

 

 Aqours CLUB曲第二弾。今のとこAqours CLUB曲では一番好きですね。特にユニットverで、それぞれの個性がしっかり出るところが良いです。あとユニットセリフパートもね。

 後はこれ、ひだまりPの初LV参加である2018年のAqoursファンミーティング千秋楽公演でやった曲なので若干の思い出補正もあるかもです。

 

 でも「なんかまた始まるんだよね~♪」の歌詞はいつ見ても他人事すぎてシュール。

 

 また、歌いだしの「一緒ならできる何でもそう思ってるよ~」に対してライブでは「俺も~!」などと叫ぶのが一部で恒例になっていますが、ひだまりPはそういう「茶々」には賛同できません。俺じゃない人もいるわけですし。いや、そんなのは別にどうでも良いんですけど、基本的に「応援」はしても「茶々」は入れない、というのがライブのお約束だと思っているので。っていうかアレじゃない?これに「俺も~!」って茶々入れる奴はCHANGELESSの「誰の忘れ物だろう~?」に「俺の~!」って言うの?まぁ、なんでもいいですけれど。

 

 

☆第53位-『ダイスキだったらダイジョウブ!』

 アーティスト:Aqours

 

 アニメ1期3話挿入歌。

 

 スクールアイドルとなり、初めての曲作りに挑む千歌達。「スノハレみたいなの作るの!」と息巻くも、当然ながら初めての曲作りは難航。そんな中、μ'sのスキャンダル情報をネットで調べ始めた千歌を見た曜と梨子の気づきにより、この曲が生まれるきっかけとなりました。

 

 それは、「スクールアイドルに恋してる」千歌ちゃんがその気持ちをそのまま歌詞にしたためた「スクールアイドルへのラブソング」

 

 スクールアイドルが大好きな気持ちを詩にしたということは、この歌詞にある「キラリ!トキメキが生まれたんだと 気がついたワケは 目の前のキミだってことさ」とはμ'sのことなのかな?と最初は思ってました。

 ところが、この曲を作るにあたり、千歌は自身が大好きなμ'sの曲として「ユメノトビラ」を挙げています。そしてこの「ユメノトビラ」にも、「君と僕とのつながりを…」に始まり、「キミ」というフレーズが多数入っているんですよね。

 「ユメノトビラ」における「君」とは「μ's」のことです。ですから、この曲をイメージしながら千歌ちゃんが作詞した「ダイスキだったらダイジョウブ!」においても、「目の前の”キミ”」とは、モニター越しに見るμ'sではなく、一緒にスクールアイドル活動を始めた曜ちゃんと梨子ちゃんのことだと考えられますね。え?…どっちなのって?うるせぇな、どっちもに決まってるじゃないですか。

 

 スクールアイドルが大好きな気持ち、それを千歌ちゃんはμ'sを見て知ったからこそ、仲間を大好きに思う気持ちも同時に歌の中に込められたんですね。

 

 

☆第52位-『夜空はなんでも知ってるの?』

アーティスト:CYaRon!

 

 CYaRon!が贈る珠玉のバラード。

 

 沼津巡礼旅の夜、夜空を見上げるといつもこの曲が流れてきます。具体的には沼津のスーパー銭湯「ざぶ~ん」の露天寝湯にチンコ丸出しで横たわったまま星空を眺めていると、流れてきやすいですね。

 

 友達に心ならずもイジワルを言ってしまった、本当は友達思いの少女。後悔で眠れない夜に吸い込まれるような夜空を眺めていると、自分の本当の気持ちも何もかも見透かされているように感じ、その時ようやく、自分の本心と向き合うことができたんですね。

 

 この曲はCYaRon!のファーストシングル「元気全開DAY!DAY!DAY!」のc/w曲ですが、一見するとパッション全押しのユニットに見えてここまで幅を持たせてくるのか…!と戦慄した覚えがありますね。

 

 特にルビィの「チョッピリ イジワルダッタナ…」のとことか凄くないですか?ルビィの子供っぽさと、だからこその繊細さがこのワンフレーズに詰まっていると思います。ふりりん兄貴も言い方割と気使ったんでしょうね…

 

 ライブでは間奏中の朱夏兄貴の謎ダンスにも注目です。謎ダンス言うな。朱夏兄貴の表現力…声優として誇らしくないの?

 

 あんちゃんもバク転が上手い。

 

 

☆第51位-ハジマリロード

 アーティスト:津島善子国木田花丸黒澤ルビィ

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 ダテン倶楽部の曲。

 

 ””こと”畑亜貴さん”と言えば、ラブライブ!の数百という曲ひとつひとつに素晴らしい歌詞を紡いで下さることは今更言うまでもありませんが、中でもこういう言葉遊びをふんだんに取り入れた曲というのは"神"のもっとも得意とするところであり、歌詞からも”神”がその才気溢れるワードセンスを溌溂と振るっているところが想像できてワクワクしてしまいますね。

 

 以下、参考記事からコピペです。

 

 ”神”の書く詩がこれまでもラブライブ!の楽曲に深みを与えてきたことは今更言うまでもありませんし、例えばμ'sの「さようならへさよなら!」は、まさに文字通りの神業で当ブログでも「畑亜貴は天才シリーズ」として紹介してきました。これだけでも物凄いのですが、やはり”神”のイチバンの得意分野と言えば言葉遊びや韻をふんだんに取り込みすぎてさながら電波ソングのようになった超絶リリックではないかとひだまりPは考えています。ラブライブ!の曲に絞って言えば、「Waku-Waku-Week!」もそうですし、BiBiの「ラブノベルス」「PSYCHIC FIRE」あたりがひだまりP的には神本来の力が強く発揮されている曲だと感じますね。

 

 いやもう、タイトルの「ハジマリロード」からして”神”のセンス出放題じゃん。「ハジマリ・ロード」と「リロード」をかけてますって、もうこの時点で”神”独壇場じゃん。麻雀で例えるなら東1局1巡目でドラのダブ東をポンしましたみたいな局面じゃん。

 曲中でも「それならば ならば増やしましょう」「したらば たらりと涙が」など、”神”の小粋な小ワザが炸裂しまくり。楽しそうにリリックを綴る神の御姿が目に見えるようでこちらまでニッコリ。

 

~~~

 

 ということで、ラブライブ!的電波ソングとしても名曲と呼べる本曲ですが、他学年同様劇場版前売り券特典曲ということもあり、アニメのストーリーにおける1年生組のポジションを書いた曲であるとも思うわけですね。これについても、元記事から引っ張ってきました。

 

 アニメにおける1年生組って、Aqoursとしての”意思決定”に積極的に絡んでくることがあんまりなかったと思うんですよね。それは勿論悪い意味じゃなくて、Aqoursのリーダーであるちかっちが舵取り役で他の2年生はそのサポート、3年生は3人でスクールアイドルをやっていた過去があるだけに相談役的なポジションであったため、1年生がその後ろを付いて行く構図になるのは自然なことで。

 AqoursのTOKYOでのゼロ票事件があり、3年生組の加入があり、そして廃校問題。Aqoursの山場になってきたこれらの事件はどれも2年生か3年生がメインで、1年生組はいつも1歩引いた位置にいました。

 

 そんなポジションにいた1年生ズこそ、Aqoursの先輩たちが挫けそうになって、でもまた立ち上がって、そんな「始まり」と「終わり」を一番近い所で見てきたと言えます。「見てきた」と言っても彼女達もむろん当事者なので傍観者みたいな物言いは語弊がありますが、そこには目を瞑って頂くとして。

 要するに何が言いたいかと言えば、この「ハジマリロード」は先輩達の本気でぶつかってきた「青春」に立ち会ってきた1年生トリオが、3年生の抜けた新生Aqoursで今度は2年生となった、その「これから」を歌った曲だと言うことですね。彼女達もただ上級生の後ろを付いて歩いてた訳ではなく、Aqoursの一員としてその一端を担う中で彼女達なりに感じたことが必ずあったはずで、それは1期のラブライブ最終予選ステージ前のシーンや2期7話でのシーンなど、随所に3人だけの語りが挿入されることを見ても明らかです。1年生は、3年生組の「親友とか、2年生組の「ソレズ特別な存在とか、そういう「絆」みたいなものと言うよりは同じ年少組としての「仲間意識」みたいなもので繋がった3人と言えるんじゃないかと思います。だからこそ、お笑いトリオみたいなノリが似合うんでしょうね。

 

 だからこそ「オワリはハジマリで クルリとひとまわり」なんですよね。先輩達がそうしてきたのを何度だって見てきたように、彼女たちも何度だって頑張って「ハジマリ」の「ロード」を「リロード」していくんですよ。寧ろルビィなどはアニメでも既にそれをやっていますしね。言うまでもなく、HAKODATEでの一件で。

 

~~~

 

 この記事は劇場版ラブライブ!サンシャイン!!が公開される1週間前に書き上げた記事なんですが、実際に劇場版のイタリアでのシーン、1年生がライブのステージを決めさせて欲しいと言い出したシーンを観た時は「大~当たり~!」って思いましたね。ここだけの話。

 

 

第50位~第41位

 

 ということで、ここまでお読み頂きありがとうございます。やっと折り返しです。先は長いですね、

 

☆第50位-『Waku-Waku-Week!』

 アーティスト:津島善子国木田花丸黒澤ルビィ

 

 ダテン倶楽部、正味な話Aqoursのにこりんぱなだと思うんですよね。

 

 1期ブルーレイ特典曲。2期7話で挿入歌に「空も心も晴れるから」が使われたので、次の8話ではマルがHAKODATEで食い倒れしてるシーンに本曲が挿入されるのでは!?と一部では期待されましたが別にそんなことはなかったですね。

 

 ということで、ポップなミュージックに脳みそがパンクする程のリリックと合いの手を入れたまさに電波ソング。「これでもか」とまでに一年生の凸凹トリオっぷりが前面に押し出されています。善子、花丸、ルビィの3人共、先輩といる時のキャラと1年生だけの時のキャラがちょっとずつ異なってるのが良いですよね。

 

 ダテン倶楽部ネタとしては、1番と2番の間「ヤァヤァヤァ予約は~」のところの振り付けが本家のダチョウ倶楽部リスペクトいうのも有名な話。有名な話というか、ひだまりPは人生初参戦したAqours 4thライブで善子のコーレスの「ぴょん!」のくだりが意味不明という話をした時にフォロワー兄貴から教えて貰ったんですけどね。

 

 ラブライブ!史上稀に見る空耳曲としても有名で、歌い出しのルビィの「今週のWaku-Waku(どんなこと?)」が「(決まったかな?)」にしか聞こえないと話題になりましたね。というか、今なおこれ読んで「え?決まったかなじゃないの!?」って思われた方がいてもおかしくないくらい今聞いても「決まったかな?」にしか聞こえません。

 同じく、1番サビの前はルビィの「HAPPY SMILEで進歩だーい!」が「HAPPY SMILEでチ○ポ大!」にいや、これはまぁいいや。ウソです。

 

 

☆第49位-元気全開DAY!DAY!DAY!

 アーティスト:CYaRon!

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 ヤァ!ヤァ!CYaRon! ガヤツテ来ル!

 

 CYaRon!のファーストシングルであり、代表曲。出だしから音圧がすごいですね。まさにCYaRon!はこういうユニットです!というのが一発で分かる曲になっています。

 1番の「おはヨーソロー!」や、2番の「こんちはー!(ライブでは大体”こんちかー!”と歌われる)」など、メンバーの個性もふんだんに取り入れた自己紹介曲と言えますね。がんばルビィも入れろ。まぁピギィー!は入ってるから。

 

 「今日はどんな日かな?あ~絶対元気全開DAY!」のところのハモりがくせになる気持ちよさ。ラストの「We were "CYaRon!"!!」には「I was "CYaRon!"!!」と返すのがお約束になっていますが、最初から最後まで疾走感の止まらないナンバーです。「お昼食べて眠くなったから少し目を閉じた…」とか彼方ちゃんみたいな歌詞でもうるさいのはすごいですね。

 

 それにしても「意味深な声で…”またね”♡」というサビの終わりのフレーズは今なお気になっています。いったい何が「意味深」だったのか…単に「放課後また集まる」から「意味深な声で(学校帰りに)またね」ということなのか、それとも「楽しくなっちゃいそうなアイディア」というのが歌詞にできないくらい卑猥な内容だったのか…

 

 まぁ、CYaRon!ですからね。

 

 

☆第48位-『未体験HORIZON』

 アーティスト:Aqours

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 3rdPVでイモ焼いてただけで次期センターを掻っ攫った女

 

 アニメでおっぱい晒してセンターになった女がいる一方豊満な乳を隠したままイモ焼いただけでセンター獲得する女がいるの、強すぎでしょう。おっぱいで善子に差をつけろ

 

 …とまぁ、前回が前回だっただけにおっぱいおっぱい言われてしまったのは無理からぬことではあるんですが、PVを観てみるとめちゃめちゃ真剣なテーマを取り扱っており、皆が皆おっぱいや脇やケツを曝け出してアピール合戦していた女だらけの水泳大会みたいなHAPPYA PARTY TRAINのPVと比べると温度差がひどすぎてPTAから苦情でも入ったのかと思ってしまいましたね。

 

 そうです。「未体験HORIZON」のPVですが、これは薬物中毒で廃人となってしまった花丸ちゃんが仲間の助けを得て更生するまでを描いたストーリーとなっています。なおこれはあくまで薬物中毒からの更生を啓蒙するためのPVですので、本当に花丸ちゃんがクスリやってるわけじゃないから安心して下さいね。マルはクスリ…やめられたよ。

 

 隔離病棟で1人己の罪と向き合い、苦しみ続ける花丸ちゃんでしたが、彼女にはいつの時も支えてくれる8人の仲間がいました。過去の思い出を必死に花丸へ語りかけてくれた善子文字を書くリハビリに根気よく付き合ってくれた千歌とダイヤ(PVの内容を参照)。そんな皆の助力もあって、花丸は無事に薬物から足を洗い、仲間達との思い出を取り戻して更正することができました。水平性の彼方から、かならず陽がまた昇るように

 

 「〽きっとあとで笑えるからさ きっと全部乗り越えてくよ 今日は一度しかない やりきって生きていこう毎日」という歌詞も、想像を絶する苦しみと闘い続けた花丸ちゃんの思いが伝わってくるようです。こうした日々を乗り越え、やっとの思いで書き上げた歌詞を花丸ちゃんがメンバーの皆に見せに行くシーンは涙なしには見られないものでしたね。

 

 ということで、PVがかなり印象的だった曲です。ただ曲単体はと言うと、ミも柑もない言い方をしてしまうとHAPPY PARTY TRAINの焼き直しくらいの印象でしたね。

 

 アニメ2期から劇場版で、「私達の冒険はこれからだ!」みたいな文脈は正直な話お腹いっぱいでしたし、むしろ逆に「これからも私達の物語は続いていくよ!」みたいなのを強調されればされるほど「終わり」の雰囲気が漂ってきてしまうまであります。まぁそれで言うと、PVの薬物中毒からの更生啓蒙というテーマはまさにそれを逆用した素晴らしいレトリックだったのかもしれないですね。

 

 

☆第47位-『RED GEM WINK』

 アーティスト:黒澤ルビィ

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 アニメ2期ブルーレイ特典曲であり、ルビィちゃんのソロ曲。対になっている姉の「WHITE FIRST LOVE」にも共通して言えることですが、これまでの千歌や梨子、善子のソロ曲がともすれば「キャラソン」寄りの、アニメのストーリーを連想させる曲になっていたのに対して黒澤姉妹のソロ曲はアニメの内容とは直接関係しない、純粋なラブソングとして歌われています。

 

 「RED GEM WINK」は恋へのあこがれとときめき、そしてもどかしさを描いた王道のアイドルソングと言えます。関連記事中では言及していますが、往年の広瀬香美さんのような世界観ですよね。

 この曲はキャラソンではない、と言いましたが、Aqoursの中でも一番と言っていいほど「アイドルへの憧れ」を強く持っているルビィちゃんが、このラブソングを歌うという事自体がある意味キャラクターソング性を有していると言えるんですよね。

 

 そうして考えると、この王道なラブソングをルビィらしく可愛らしい声で一生懸命、でもちょっぴり舌っ足らずに歌い上げることで、「アイドル・黒澤ルビィの曲」が完成していると言えます。そこがひだまりPが本曲を最も評価しているところで、いや本当、この曲を出してくれたことにルビィちゃんに代わってありがとうを言いたい。

 

 

☆第46位-『待ってて愛のうた』

 アーティスト:Aqours

 

 Aqours 2ndシングル「恋になりたいAQUARIUM」のc/w曲。

 

 「恋になりたい」からの「待ってて愛のうた」という流れですが、同じ2ndシングルということでμ'sがかつて発表した2番目のシングルはあの伝説的名曲、「Snow halation」です。

 Aqoursが、と言うか千歌ちゃんがμ'sに憧れてスクールアイドルを立ち上げた、という設定は初期から存在しましたが、その中でμ'sの「Snow halation」を意識して作り上げた歌が「恋になりたいAQUARIUM」からの「待ってて愛のうた」、そして「届かない星だとしても」という三曲一体のメッセージソングだったわけですね。

 Snow halationがラブライバーの間のみならず、ラブライブ!の世界においてもレジェンド的存在であることはアニメの千歌ちゃんの言及からも分かります。

 

 「恋になりたいAQUARIUM」自体が、ラブソングという点でSnow halationに勝るとか劣るとかそういう話ではなく、ともかく千歌ちゃんの中では、Snow halationを披露するμ'sの姿は星座のように眩く輝いて見えて、そんなμ'sのところまで、今はまだ届かないかもしれないけど、絶対に追いついてみせるぞ!という決意が籠もった曲こそが、「待ってて愛のうた」そして、「届かない星だとしても」なんですね。

 レジェンドであったμ'sのいわば後釜のわけですから、ラブライブ!サンシャイン!!という作品に掛かっていたファンの期待が相当なものだったことは疑いありません。一方、作中の彼女達はμ'sに憧れてスクールアイドルを志した、きっとあの世界ではありふれた少女達の1グループに過ぎないはずです。Aqoursには最初からその大きなギャップが横たわっていたわけですが、本曲を通じてはAqoursのそんな立ち位置がより聴き手へと浸透し、Aqoursを、μ'sの後釜としてではなくAqoursとして応援しよう、という気持ちにさせてくれたのではないでしょうか。

 

  「待っててくれるかい?もっと素敵になりたいよ」というサビのフレーズは恋に恋する少女のそれを表しているようであり、一方で憧れのμ'sに対する、千歌ちゃんなりの精一杯のラブであるというようにも捉えられます。

 

 また、ラストの「あぁ口ずさむラブソング」というフレーズ。このラストのフレーズと余韻がだいぶ好きなんですが、ところで「待ってて愛のうた」はラブソングではないんですよね。じゃあ、この時「口ずさんで」いるのは何の歌?という話になるわけですが、これ「Snow halation」という可能性もあるわけです。実際、千歌ちゃんはアニメでも「ユメノトビラ」の歌詞を書き出して、そこから歌詞作りの着想を得ていたような描写がありました。

 

 こんなこと書くとまたエモーション系クソオタクだと言われてしまいそうですが、とは言えAqours初期のμ'sに対する憧れの気持ちが表れてるこの曲がひだまりPは好きですね。

 

 

☆第45位-『Next SPARKLING!!』

 アーティスト:Aqours

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 劇場版エンディング曲。これ、参考記事の解釈が激長なのでそのままコピペしますと、

 

 この曲について、本編中ではタイトルを「光の輪」と解釈し、これはμ'sの「僕たちはひとつの光」と対になっている、と考察しました。つまりμ'sは9人でひとつの光であり、3年生が卒業した時点で終わりにすることを決意した一方Aqoursは1人1人の「光」をつなぎ合わせて輪になっていると。まぁそれはそれでダブルミーニングというか、そういう意味もあると思うので敢えて訂正してないのですが普通に根本的な所を見落としておりました。

 

 おわかりとは思いますが、タイトルは「SPARK-RING(光の輪)」ではなく「SPARKLING」なのです。流石のひだまりPもイタリア語はサッパリでしたね。

 では「SPARKLING」とは何か?これは、動詞「sparkle(閃光、きらめき)」のing形で、きらめく、とか光彩を放つといった意味があります。

 

 ということで、「Next SPARKLING!!」というタイトルは「次の輝き」とでも解釈するのが妥当と思います。歌詞中にも「あたらしい輝きへと~」というフレーズがありますしね。

 SPARCLE ではなく SPARKLING と現在進行形になっているのは、本編中でも言及のあった通りAqoursがいつも止まらずに輝きを求めて先へと進んでいくことを暗示しているのだと思います。

 

 また本編中の演出としては、この曲は6人が新しいAqoursとして映画のラストシーンで披露した曲でした。

 (元々は浦の星女学院ここにありと新しい学校の生徒・父兄達にアピールするためのライブでしたがこのライブの時点では最早その問題は8割方解決していた向きがあり、実質的には大団円エンディングとなっていましたね。)

 このライブは実際には千歌達1,2年生だけで行われたものでしたが、2番からはファンタジー空間で3年生も一緒に歌っています。そんな2番の歌詞は卒業した3年生と、Aqoursに残った1,2年生の掛け合いになっていますね。

 

(3年生)

〽ひとりひとりは違っていても同じだったよ

 いまこの時を大切に刻んだのは

 ぜったい消えないステキな物語

 みんなとだからできたことだね

 すごいね、ありがとう!

 

(1,2年生)

〽会いたくなるんだ

 わかってる みんなを呼びたいよ

 いつでも聞こえるよ この歌が

 まだ走れるね 一緒に行こう

 

(全員)

〽止まらない 止まらない 熱い鼓動が

 君と僕らはこれからもつながってるんだよ

 止まらない 止まらない 熱くなって

 あたらしい輝きへと手を伸ばそう

 

 「すごいね、ありがとう!」というフレーズが神こと畑亜貴先生の面目躍如という感じですね。神はこういうシンプルで単純な表現の中にいろんな感情表現を詰め込んでスパークさせるのがとんでもなく上手なんですよね。ありがとうと言いたいのはこちらです。

 ダイヤちゃんの口から紡がれる「ぜったい消えないステキな物語」も「ぜったい」という平凡な言葉の中にむしろダイヤ達のAqoursに対する万感の思いと信頼を鮮明に読み取ることができます。

 

 これに対する1,2年生のアンサーが「いつでも聞こえるよ この歌が まだ走れるね 一緒に行こう!」なんですよ。

 ステージの上で歌っているのは千歌達2年生と1年生だけど、歌に込めた想い、Aqoursの想いは3年生も一緒に形作ってきたもので、それがまさにこの2番を3年生が一緒に歌う、という演出に込められているんですね。

 劇場版のストーリーを通じて、千歌達は3年生が居なくなっても平気、と思うようになったのではなくて、たとえメンバーとしては居なくなっても、Aqoursとして9人で作ってきた想いは変わらずに残っていて、いつも繋がっているということに気が付いたんです。

 

 この2番はまさに、Aqoursを大切な場所として心に刻んで巣立っていく3年生と、その想いを受け継いで走り続けていく1,2年生の想いが交差したお互いへのメッセージソングになっているんですね。これはまさに、このラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbowという映画の一番大切なテーマでした。

 

 歌詞で言えば、順番が前後しますけど1番のサビもじっくりと噛み締めたいですね。

 

〽忘れない 忘れない 夢があれば

 君も僕らもなれるんだ なりたい自分に

 忘れない 忘れない 夢見ること

 明日は今日より夢に近いはずだよ

 

 ピアノでスランプに陥る梨子ちゃんに「笑顔になって欲しい」とひたむきに手を差し出したのは千歌ちゃんでした

 ルビィちゃんは親友の花丸ちゃんに背中を押されて、スクールアイドルになりたいという自分の気持ちに真っ直ぐに向き合うことができました

 大好きな堕天使の自分と普通に振る舞いたい気持ちとの葛藤で悩んでいた善子はAqoursというグループの中で自分の”好き”を表現できるようになりました

 果南は…なんか鞠莉と乳繰り合ってるかと思ったら自動でメンバー扱いになってました

 Aqoursというグループは、メンバー皆それぞれの夢へ飛び立つための止まり木的存在であると明確に言葉にしたかどうかは覚えてませんがひだまりPは思っていて、それが「みんなで叶える物語」μ'sとの大きな違いでもあると思っていたんですが、そういう、Aqoursというグループを千歌ちゃんが立ち上げた時からの根源的な大切な思いがこの歌詞には込められていると思うんですよね。

 

 「君」と「僕ら」というフレーズは2番のサビでも登場しましたけど、これはどっちもAqoursと、そのメンバーの事なんですよ。なんですよっていうかまぁひだまりPはそう思っています。2番の歌詞が3年生と1,2年生の掛け合いになっているのは上で書きましたが、それも含めてこの歌はAqoursのみんなから、Aqoursのみんなへのメッセージソングなんです。長々と書いてしまいましたが、これが結論ですね。

 

~~~

 

 なっが。

 

 この曲、いま書いたように劇場版ラブライブ!サンシャイン!!を通して語られたAqoursのあり方、μ'sのそれと形は違っていても、この9人だけの絆が確かにそこにあることを物語る名曲なのですが、残念ながらそのメッセージは必ずしも我々ファンに正しくは伝わっていなかったことも、合わせて記しておかなければならないでしょう。

 

 事件は2019年6月、Aqours 5th LoveLive! ~Next SPARKLING!!~ のアンコール中に発生しました。幕間映像で劇場版本編のシーン、この「Next SPARKLING!!」を披露する前の点呼のシーンです。ここにいるAqoursは6人。でも、千歌達の耳には3年生の「7!」「8!」「9~!」という声が聴こえてきました。そして───

 

  会場中に響き渡る、オタクの「10~!」という叫び声。

 

 これが聞こえて来た時は、正直ひだまりP、血の気が引きましたね。そんな事言うやついるんだって。

 ひだまりPが、「10人目問題」に極めて否定的なスタンスを取っているのは「No.10」の解説で分かって頂けたと思うんですが、ごめん、これはそれ以前の問題です。

 今このシーンで、9人の絆と繋がりを確かめるシーンで、「俺たちが10人目」とかそんなクソみたいな茶々を入れる必要あります??それはもう「筋違い」もいいとこで、まったく関係ない文脈じゃないですか。この劇場版を締めくくる名シーンにこんな横槍を入れて邪魔するのは、まさしくオタクの皆さんが蛇蝎のごとく嫌っている「イェッタイガー!!!」とか叫んでるのと何も変わりません

 

 まさにこれは、10人目問題におけるオタクの意識の違いが最悪の形で表れてしまった最悪のテロ事件と言えるかもしれません。やはり我々オタクが10人目などという、ふざけた論調は全力で否定していかなければならないという思いを新たにしたライブでしたね。Aqoursの10人目はさわやかのげんこつハンバーグです。

 

 

☆第44位-『i-n-g, I TRY!!』

 アーティスト:Aqours

 

 劇場版ブルーレイ特典ソング。ただOver The Next Rainbowのインパクトもあってか、劇場版関連ソングとしてはやや空気感がありますね。

 

 ひだまりPがこの曲をすごく好きなのは、この曲が「スクールアイドルの原点」を感じるからなんですね。シンプルに、作詞者である””の言葉を借りるなら、『明日を、未来を描きながらも、今を楽しく真剣に生きるということ』です。

 

 「いつか思い出に変わるの?変えてない!」と、郷愁に浸ることを敢えて否定し「今この時」の輝きを大切にしたいという気持ち。それこそが、Aqoursのみならずラブライブ!の歴史の中で歌われてきたスクールアイドルの原点だと思うのです。

 

 …ただ、その素晴らしさを持った曲が奇しくも同時期にリリースされていることで余計に本曲が空気になってしまった感は拭えないですね。まぁ、そっちの項で詳しく書きたいと思います。

 

 「まるで夢のようなって言ってるけれど ”ような”はいらない」って、どっかで聴いたと思ってたんですけどアレですね、「ときめき分類学」と若干ダブってますね。

 

 

☆第43位-『青空Jumping heart』

 アーティスト:Aqours

 

 アニメ1期オープニング。

 ナンバリングシングル2枚とユニットシングル各1枚をリリースして早々とアニメ化したラブライブ!サンシャイン!!。多くの期待に包まれながらのアニメ放映で流れたオープニングは、僕たちの大好きな「ラブライブ!」の続編がやって来た!と確信できる素晴らしいクオリティでした。 

 アニメのOP映像も1年生の可愛いダンスに3年生の優雅なダンスと各メンバーの魅力がしっかり伝わるものになっており、そして途中のシーンにはどこか陰のある3年生の姿があったり、9人の人影に向かって走り出す千歌ちゃんのシーンなど意味深な描写が多く差し込まれて多くの考察を呼びました。

 

 ひだまりPが好きなのは2番の「説明はできないけど…ダイジョウブさ!」という部分、この底抜けの明るさこそ、千歌ちゃん率いるAqoursの強さという感じがします。

 

 アニメ2期13話では1期オープニングであるこの曲が挿入歌として使われましたね。本家ラブライブ!でもラブライブ決勝のアンコールで「僕らは今のなかで」が歌われるという演出があり、それを踏襲したものと思われますが正直これに関しては…ダソク(※1)でしたね。

 というのも、こうして並べられちゃうとこのタイミングで「青空Jumping heart」を入れても「僕らは今のなかで」のときのカタルシスに及ばないんですよね。まぁその辺の考察は2期13話の感想ブログを読んで頂けると分かりますが、あれだけラブライブという大会そのものを軽視してきたストーリーの中で「実はこの曲はあの時届かなかったラブライブ決勝で歌うつもりだった曲なんです!」をやられても響かないというのが本音です。

 それこそ、その枠は後に劇場版でSaint Snowが最高の形で持っていってしまうわけですから尚更「青空Jumping heart」の立つ瀬がないですよね。

 

 まぁ今の補足自体がダソクと言えばそうですが…その辺りでちょっと味噌が付いてしまった感はありますね。

 

(※1) ダソク…イヤのりさんの略。アニメ版の黒澤ダイヤのように余計なものを足されて台無しにしてしまうことを言う。

 

 

☆第42位-『Beginner's Sailing』

 アーティスト:渡辺曜

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 ワナワナ曜!(空耳)

 

 曜ちゃんが贈る、曜ちゃんだからこそのパワーを秘めた名曲。アニメ2期ブルーレイソロ曲部門堂々の1位です。

 

 アニメでの曜ちゃんはいつも、「千歌ちゃんと一緒に、全力で何かをやりたかった」と言っていました。何でもできて人気者(と思われている)彼女は、幼少期から千歌ちゃんと足並みが揃わず、すれ違ってしまうことが多かったからですね。

 

 幼少期から何かを始めても途中でやめてしまうことの多かった千歌ちゃん。それを見てきた曜ちゃんは、スクールアイドルにかける千歌ちゃんの「本気」を見た時、即座にメンバー第一号として名乗りを挙げました。

 「ココロは知ってる 勇気の出し方」とは、まさに千歌ちゃんに向けて歌われたような歌詞ですよね。夢中になれるものがなくて、燻っていた千歌ちゃんの心の中に眠っている熱い気持ちに曜ちゃんは気づいていたからこそのフレーズだと思います。

 

 夢に向かってがむしゃらに走り出した千歌ちゃんへの応援歌、そしてそんな千歌ちゃんと一緒に頑張りたいという自分自身への応援歌。そして、そんな曜ちゃんの積み上げてきた気持ちを知っているからこそ、これを聞いている全ての人にとっての応援歌になりうるパワーを秘めた曲です。

 

 

☆第41位-『海岸通りで待ってるよ』

 アーティスト:CYaRon!

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 乳首にリボン!?

 

 「夜空は何でも知ってるの?」と同じで、友達と仲違いしてしまって後悔する情景が思い浮かびますが、こちらはまるで昭和のヒットチャートのようにその寂しさと哀愁をコミカルに描いている節があります。「海岸通りで待ってたのに 車が走り去るだけさ~」の所とか、まるで山崎まさよしの詩のような「渋み」すら感じられますよね。

 

 ケンカの原因はたぶん生魚が食べられないって言ってるのに無理矢理お刺身を食べさせようとしたからなんでしょうね。ダソクですが。

 

 CYaRon!の曲は「友情」の曲をまるでラブソングのように歌っている曲が多く、それがまだ恋を知らない(恋を知らないとは言ってない)3人のプラトニックな青春を象徴していて素晴らしいと思いますね。

 

 いつぞや、男女の価値観の違いとして、男性と女性は「友人」と「恋人」に対する価値観が逆、という論を見たことがあります。これは出典も何もないので深く掘り下げては考えませんが、そういう点がもしあるとするなら、「友情」を「恋愛」のように歌っているCYaRon!の曲は、我々男にとっては「恋愛」を「友情」の延長線上に捉えている曲として映るのかもしれません。つまりは、身を焦がすような熱いラブソングではなく、もっと軽薄で、でも相手への信頼関係が感じられるそんな歌です。

 

 からの「おこりんぼ大会」。そして千歌ちゃんの「むぅ~~~!」。ドラマパートを聴いていると、どう見ても「むぅ~!」と言いたいのは曜ちゃんの方ですが、まぁそれはともかく。千歌ちゃんの忘れられし末っ子属性を存分に発揮した可愛い拗ね方に蜜柑一笑してしまった人は少なくないはずです。

 

 「ずっと、待ってるぅ~~~!」もね。

 

 

第40位~第31位

  

☆第40位-『地元愛♡満タン☆サマーライフ』

 アーティスト:渡辺曜津島善子

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ち○ぽ愛♡ ち~○ぽ愛♡♡♡

 

 なんつってね。

 ユニコーンブリザードとか言うスノハレに角生やしただけの謎衣装が物議を醸しましたが、この2人をして「じもあいコンビ」等と呼ばれるようになるほど色々な意味でインパクトの強い曲でした。

 

 陽気なウクレレの調べで始まる南国感の強い曲。ライブで披露された時も朱夏兄貴とあいきゃんがウクレレ持って表れましたが、MCで思いっきり弾いてるフリなのばらしてましたね。

 

 この凸凹コンビの良さはツッコミ役の曜が全てにおいてピントのずれた善子の言動にあえて全く突っ込まないという楽しさであり、それどころかこの2人においては、しばしばボケとツッコミが逆転するという所に噛み合わないからこそ見ていて楽しいお笑いコンビのような愛嬌を感じますね。それは本曲のセリフパートにも如実に表れています。

 

 っていうかこれ、海愛♡満タン☆サマーライフじゃん。

 

 

☆第39位-『真夏は誰のモノ?』

 アーティスト:黒澤ダイヤ黒澤ルビィ

 

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 みんなが待ってた黒澤姉妹デュオ。そのハードルを優雅に飛び越えた情熱的なラブソングです。

 

 息のあったサビの姉妹デュオパートでのハモり、そしてAメロでは2人が交互にバトンタッチしながら織りなすメロディの虜になること請け合いです。

 

 2番サビ前の「オーレイ!」も好きなんですけど、ポプテピピックを観てからはここで毎回笑うようになってしまいましたね。

 

 後に2人それぞれ対になったラブソングを披露してくれるダイヤとルビィですが、2人合わせて情熱的に歌うちょっと大人なラブソングもまるで初期μ'sに見られたような背伸びしたアイドル観が感じられて素晴らしいです。

 

 この曲はインフェルノフェニックスという変態衣装にも注目したいところですね。G'sマガジン誌上でこの衣装を着ている黒澤姉妹を見た時には股間がフラメンコを踊り始めました。リアルライブでもこんな変態露出ダンスを声優が踊るのか…?とひだまりPでさえ戦々恐々としていたんですが、衣装のエロッセンスは残しつつも露出は抑えめになっていて安心しましたね。ひだまりP、声優にエロ要素は求めてないので。本当に?

 

  

☆第38位-『LONELY TUNING』

 アーティスト:AZALEA

 

 ザザー…ザッザッ…カチャッ…

 「きゅ・う・スク!」「愛のパワー無限大~」カチャッ

 「いつも隣で見ていた~…」カチャッ

 

 DJ TIME DJ TIME…

 頑張ったって終わらない…ぷちぐるラブライブのミッション…

 

 全ての頑張る人に贈る、AZALEAのヒーリングソングこの曲を聴くためにはアニメのBDを特定店舗で全巻揃えなくてはならず、むしろ頑張る人から搾取するための曲じゃねえかと言いたい気持ちは今は脇に置いておきましょう。何も言ってません。何も言ってないって。

 

 この記事を読んでくれるくらいのラブライブ!フリークの皆様なら落ち込んだ時、疲れた時、ラブライブ!の曲に心を癒やされたことは一度や二度ではないでしょう。だからこそ、「私の声が聞こえてますか チューニング合わせて私に合わせて…」というフレーズは沁みますね。私達がラブライブ!の曲に元気を貰えるように、その曲を贈ってくれる彼女達も、誰かの心に届くことを願って歌っているんですね。

 

 後にダイヤ役の小宮有紗さんが本当にアニソンDJになってしまい、この曲の説得力が爆上がりしましたね。ラブライブ!フェスでもこの曲を披露してくれてよかったです。

 

 ダソクですが冒頭のネタは本曲と同じように冒頭でラジオのザッピング風の演出が入る某エロゲーの名曲ですね。

 

 

☆第37位-『僕らの走ってきた道は…』

 アーティスト:Aqours

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 劇場版オープニング曲。

 

 沼津の街を舞台にAqoursと、謎のモブスクールアイドル軍団が踊るその演出はまさしくμ'sのSUNNY DAY SONGであり、この曲はそれを踏襲する演出でありながらμ'sのそれとは全く違う文脈を見せてきたことによって、劇場版冒頭からいきなりμ'sとAqoursの進む道の違いを如実に示してきたところが凄いと思いましたね。

 具体的に言うと、μ'sのそれは勿論「スクールアイドルの素晴らしさを皆に伝える」ことが目的のライブだったのに対し、Aqoursのそれは「Aqoursのこれまでの軌跡を振り返る」、もっと言えばAqoursが、浦の星女学院の皆や地元の人達の想いを背負ってラブライブの舞台に立ったその「軌跡」を見つめるライブなわけですね。あれが「ライブ」だったのかはともかくとして。

 

 曲はあれ。光GENJIっぽい。っていうかパラダイス銀河っぽい。これはぶっちゃけ、誰しもが思ったことと思います。ローラースケート履いてパフォーマンスして欲しかった所も正直ありますね。

 

 衣装もこれ、初見時はハンバーガー屋のバイトか?と思ったんですけど、ダンスする度にひらひらするスカートがエッチ過ぎて股間のポテトがLサイズになったのでなんでもいいです。

 

 

☆第36位-『逃走迷走メビウスループ』

 アーティスト:松浦果南黒澤ダイヤ小原鞠莉

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 小原鞠莉ちゃん、絶対「15の夜」歌って欲しいんですよね。ひだまりPはカラオケで15の夜を歌う時、鞠莉ちゃんのキャラソンのつもりで歌ってます。

 

 ということで(?)本曲、劇場版では鞠莉達がママの差し金で知らずにやってきた千歌達すら撒ききって3人の逃避行をするシーンで挿入されました。

 ここ良かったのは、μ's3年生組が劇場版で歌った「?→HEARTBEAT」も状況自体はだいぶ違うものの、同じ「みんなで何かから逃げながら歌う曲」という点がリンクしていたことですね。

 

 以下セルフコピペ。

 

 この曲と似たテーマを持つのが、「予測不可能Driving!」です。これも「決められた道を進むより、今を自由に生きていきたい」という反骨心に溢れたナンバーでしたね。

 「逃走迷走メビウスループ」にもその精神は引き継がれ、結果マリーママからの逃亡生活が始まりました。「自由にさせてくれないなら戻らない!」と啖呵を切って逃げ出したまでは良かったのですが…

 鞠莉達も当然わかっているわけです。ずっと逃げ続けられるわけがないことに。それはもう、「逃走迷走メビウスループ」という曲名からも分かりますね。

 それでも大人達の束縛から逃れたくて、盗んだバイクで夜の帳の中へと逃げ込んだその時、自由になれたような「気がしていた」んですね。………やっぱり尾崎豊じゃないか(呆れ)

 

 逃避行が永遠に続くわけがないことを鞠莉本人が一番良くわかっているのはタイトルにも現れていますが、2番には更にこう歌われています。

 

〽やっぱり追いかけられてるだけじゃ

 解決できないことが

 グルグルッとグルグルッと スープみたいに

 煮込まれちゃってる胸で そろそろ味見しようか

 あついかな あついよね でも伝えなくちゃ

 

 18になった鞠莉ちゃんは、親に束縛される不自由からただ逃げ続けるだけでは解決できないことを知っていました。それと同時に、解決のために本当にやるべきことが何かも。しかし困ったことに、ママの方も感情的になっているので鞠莉の話を聞いてくれないのですね。

 だからこそ鞠莉は逃亡生活の中で自分の本気をママに伝えようとします。ダイヤと果南も、それを分かって鞠莉をかばい付いていくのですね。本当に鞠莉の気持ちと向き合うことから逃げていたのは実はママの方なのかもしれません。逃げているのは鞠莉なのか、ママなのか。まぁ、歌詞の通りですね。そういうことです。

 

 最後に鞠莉達の衣装について。セクシーな単色のドレスも華やかで大変良いですが、特に目を引くのが髪飾りですね。

 鞠莉の髪飾りはW形のカシオペア座になっています。ダイヤのそれはたぶん柄杓型の北斗七星。この2つの星座はともに北極星を見つけるための目印になるものです。それでいくと、果南の髪飾りが北極星そのもののモチーフでしょうか。

 「星を見つける」ということが3人の大切な思い出であることはアニメから分かりますね。あの時果南とダイヤがお嬢様の鞠莉を連れ出して星を探しに行ったのと同じように、鞠莉を自由にするためにまた3人でどこまででも逃避行を続けようという意志の現れなのかもしれません。

 北極星は常に真北の方角で輝いている星であり、旅人が進むべき道を知る重要な手段です。転じて、ママからひたすら逃げ続ける鞠莉達が進む場所、目指すべき場所は見えないようでいて自分たちの頭上で明るく輝いているという暗示であるともとれますね。

 

~~~

 

 手前蜜柑ですけど、ひだまりPいいこと言ってましたね。

 

 

☆第35位-『Pops heartで踊るんだもん!』

 アーティスト:Aqours

 

 はじける青春のような軽やかさを感じさせてくれる、ティーンのAqoursらしいポップなナンバー。

 

 溌溂とした楽しさと元気だけをぎゅっと詰め込んで思いっきり弾けさせたようなパーティソングは、逆にラブライブ!では新鮮というかまるでこの曲だけ別作品から引っ張ってきたんじゃないのとすら錯覚させられます。錯覚錯覚!?いや、それはまぁ良いとして。

 

 なぜそう感じるかと言うと、μ'sのラブライブ!2期11話においては、穂乃果の「ほら、考えてみると部活以外でこうやって9人でちゃんと遊んだことなかったでしょ?」というセリフがありましたが、実際これはAqoursにも当てはまっていると思うんですよね。まぁそこは、シナリオの尺の都合上仕方ないところなんですが、スクールアイドル関係なしで、皆「友達」として一緒に遊ぼう!という描写って実際彼女達にはほとんど無かったわけです。

 

 一方この曲の中では輝きがどうとか、頑張りがどうとか、そういう「部活としてのラブライブ」から解き放たれているんですよね。それどころか「明日のことは明日考えよう」とか、「おもしろく過ごしたい それだけだよね」とか、アニメで見た青春の輝きに向かってひたむきに努力し続ける彼女達の姿と見比べてみれば「えっ?」と思ってしまうような歌詞になっています。でもそれは悪い事では全くなく、むしろそういう時間こそ、Aqoursにとっても必要なものなんだろうと思うんですね。

 

 だからこそ、「楽しい日はあっという間に終わるってことを 今はまだ言わないでいて 帰りたくない 帰らないでいいよ 夢のような瞬間がここにあるよ」というフレーズが印象的ですね。勿論それは、スクールアイドルとして輝き、走り続ける青春の日々がいつか終わることを示唆する歌詞でもあるんですが、それと同時に「学校」とか「アイドル」とは関係なしに9人で過ごす日常が何よりも幸せで貴重なものだという、「女子高生」としてのAqoursの純粋な本音が表れていると思うんですね。

 

 「限られた時間」を輝いて過ごしたい、と思っているのは、「スクールアイドル」に限らない、ということです。

 

 

☆第34位-『Over The Next Rainbow』

 アーティスト:Saint Aqours Snow

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 劇場版ラブライブ!サンシャイン!!挿入歌シングルに特別挿入されたSaint Aqours Snowの2曲目のナンバー。ちなみに映画のタイトルは Over "t"he Rainbow ですが、この曲はOver "T"he Next Rainbow です。

 ひだまりPも最初は”ピン”と来てなかったんですが、この独特のスローテンポに乗せて送られる情緒的なリリックはμ's「SENTIMENTAL StepS」を彷彿とさせます。

 この曲はまさに、変わっていく日常の中で変わらないスクールアイドルの絆を歌ったノスタルジックソングであると言えますね。

 

 また、2番Aメロは理亞がメインのラップパートになっています。

 

〽夢見てるだけでは始まらない

 努力してまだまだ足りなくて

 見上げる空 虹の果て

 未来の自分がいる頑張れる

 決めたことさ 決めたことは

 貫いてみせるよ最後まで

 納得できるまでやらなくちゃ

 自分が自分を許せないから

 

 ここおばあちゃんのリトマス紙だった。「ライバルは常に自分自身」というのはSaint Snowのストイックな所が表れていますが、それよりもいつも姉様を追いかけて、姉様のことしか見ていなかった理亞ちゃんが「未来の自分がいる頑張れる」と「なりたい自分」を追いかけるために頑張り始めたことが、まさしく本編で聖良の伝えたかったメッセージを彼女がきちんと受け止めていることの証明になっている所にひだまりPはグッと来ましたね。

 

 

☆第33位-『Step! ZERO to ONE』

 アーティスト:Aqours 

 

 Aqours 1stシングルのc/w曲。

 「ゼロから1へ!」という、アニメ1期で重要になったAqoursを象徴するフレーズの元となり、Aqours 1st LoveLive!のサブタイトルにもなるなどAqoursの礎を築いたと言っても過言ではありません。その割にはアニメとかで使われませんでしたね。

 

 ひだまりPが好きなのは、ラスサビの前の「Are you ready? Step! 1,2! 1,2! 1,2! 1,2! 1,2! 1,2! 1,2! ぜんた~い、とまれ~!」っていう部分ですね。っていうかこの部分、完全に射精管理のそれじゃないですか?「いちにっ♡ いちにっ♡ ぜんた~い、とまれ~♡」って書いたらそこはもうPrintempsワールドじゃん…いや、ひだまりPが言いたかったのはそんな事ではなく。

 

 実はこのタイトル、とあるアナグラムになっているんですね。実はそれこそが、この曲がアニメで使われなかった最大の理由だったりします。

 

Step! ZERO to ONE

   ↓

Step to ERO ZONE!

 

 つまりこれは、2ndシングル「恋になりたいAQUARIUM」に向けてAqoursがエロ方面へ舵取りを進めていくよ!という、決意の曲だったんですね。激エモじゃん…

 μ'sにも東條希のベビちゃんがほしいです発言とか、南ことりのいちごパンツとか初期特有の黒歴史が色々あるわけなんですけど、Aqoursにもそれが存在していたのです。それがStep! ZERO to ONEだったんですね。

 

 このようにして考えると、「刺激を求めながら不安を数える矛盾だね Ah…モヤモヤの心どうやったらスッキリするのかなって教えて?」という歌詞もしっくり来ますよね。

 

 ただここで方針転換を試みた公式側が、この曲を無理矢理「ゼロから1へ!」などと尤もらしい理由にこじつけてアニメの重要テーマです、みたいに改変してしまったわけですね。これは、「No.10」を「さわやかのげんこつハンバーグの歌」と再解釈したひだまりPとも共通するところがありますね。

  

 

☆第32位-『"MY LIST" to you!』

 アーティスト:Aqours

 

 Aqoursのトリセツ

 

 「少女以上の恋がしたい」と並ぶ、Aqours珠玉のラブソング。「甘えてみる~~ぅ?♡」という、千歌ちゃんのトロ甘妹ボイスが光ります。

 

 ボイスパーカッションを取り入れた手作り感の溢れるサウンドに、恋に恋する女の子のワクワクドキドキ感がぎゅっと詰まった名曲。上述した千歌ちゃん以外にもソロパートが豊富で、Aqoursの年相応な恋愛観がしっかりと伝わってくるまさに「ティーンアイドルのラブソング」として非常に完成度の高い曲と言えますね。「少女以上の恋がしたい」を歌ったグループが、まさにその「少女的恋愛観の恋がしたい」曲を歌うというのもなかなか趣深いです。

 

 

☆第31位-『Hop? Stop? Nonstop!』

 アーティスト:Aqours

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 劇場版挿入歌。Aqoursがイタリアでの路上ライブでパフォーマンスした曲であり、鞠莉ちゃんの貞操が掛かった大事な大事なライブでした。

 

 以下参考記事のコピペ。

 

 Aqours全員曲としてはこの映画でもピカイチに明るい曲で、Aqours本来の底抜けな元気さが詰まったポップなナンバーになっています。

 それでいてこの歌は鞠莉が分からず屋のママにスクールアイドルが人を感動させるに足る存在だと認めさせるための運命を賭けたライブ母を認めさせることができなければハゲでデブの金持ち御曹司と強制結婚&子作り確定の土壇場にこの曲を持ってくる所に、鞠莉の自信とAqoursのスクールアイドル観が現れていますね。ハゲでデブだったかは分からんけどね。アニマスに出てきた石油王みたいなのだったかも。近未来ハッピーエンドじゃん…

 

 途中に出てくる鞠莉と千歌のあざといハグも最初百合営業は声優同士で勝手にやれやファッキンビッチ!と思ってたんですけど、これは鞠莉の状況を考えればむしろ必然で、もしこれでもママの理解が得られなかった場合は「ごめん私ガチレズだから男の人とは結婚できないの…」「いつから結婚相手が男だと錯覚していたデース?」みたいな展開になっていたんじゃないでしょうか。近未来ハッピーエンドじゃん…

 予め保険としてガチレズの布石を打っておくのもしたたかですが、相手役が千歌というのが更に良いですね。ここ下手にハグゥデスワァと百合営業してるとママの怒りの矛先がそっちに行ってしまうので、無辜のちかっちを相手役にチョイスする配慮が光ります。

 千歌ちゃん、鞠莉のママになんて呼ばれてるんでしょうね。「普通」かな?

 

 ~~~

 

 という、こんなエロ同人みたいな設定のライブを劇場版でやってくれたのはよく考えたら凄いですね。

 

 「Hop? Stop? Nonstop!」というタイトルも素敵ですよね。鞠莉達3年生は、そもそも一度はスクールアイドルへの道を諦め、その後千歌を中心にした新生Aqoursとして再集結し、現在に至るわけです。ママにやめさせられるまでもなく、一度は「Stop」していたわけですよね。だからこのタイトルは、「こんな素敵なこと(スクールアイドル)、やめたくったってやめられないわ!」という鞠莉からのメッセージだと受け取ることができるのです。

 できるのです。って、後付けでそう解釈するのは容易いですが、このタイトルを一から考えた””神””の凄さは脱帽というほかないですね。なんでこんな事思いつくんだろう。

 

 また、この曲と言えばダイヤとルビィの関係性にも注目です。劇場版における1年生の決意は、「ハジマリロード」の項で説明したと思いますが、このライブは1年生にとっても自分たちがこれからのAqoursを背負っていくんだという、決意と覚悟の表れたライブになりました。

 そんな中で、ライブが終わった後のダイヤからルビィへの「もう…ルビィは何でもできるのですわ。何でも!」というセリフが印象深かったですね。「それには自由なツバサで~」という歌詞もありますが、先輩の後を付いていくことが多かった1年生達にとっての「巣立ち」のライブという意味合いもここには存在していたと思います。

 曲中でダイヤがルビィに手招きしてハイタッチした後一緒に階段を登っていくシーンも象徴的ですね。いつかは「ルビィを置いていかないで…」と姉に泣きついていたルビィも、今は姉と同じ目線、同じ高さに立って、そしてルビィの方から姉の手を巣立っていくのです。

 

第30位~第21位 

 

☆第30位-『シャゼリア☆キッス☆ダダンダーン』

 アーティスト:シャゼリア☆キッス

 

 CYaRon!AZALEAGuilty Kissの3ユニットが奇跡の熱いコラボレーション。まさか、この3ユニットがひとつになる時が来るとは思っていませんでした…この9人の歌声は非常に調和が取れていて、他にも9人全員で歌う曲を出して欲しいと思いましたね。

 

 ということで、ラブライブ!恒例のエイプリルフールネタでした。でしたが、まさかのCD化決定。そして先日LOVELIVE! SUNSHINE!! UNIT LIVE ADVENTURE 2020 ~PERFECT WORLD~物販において通販で発売されました。奇しくもSaint Snow曲を除くとAqours及び派生ユニットの累計100曲目となりました。

 

 4/1に公開されたYoutube動画では島本和彦先生画のくどいほどの劇画調タッチで描かれる、一昔前の熱血ヒーローアニメテイストなAqours…じゃなくてシャゼリア☆キッスが見られます。

 

 3+3+3=9千兆パワー!!!シャゼリア☆キッスでしたがコロナウイルスの賠償金1京1千兆パワーの前には惜しくも敗れ去り、PERFECT WORLD公演は涙ながらの中止となってしまいました。ひだまりPもチケット当選していましたし、聴きたかったあの曲がPWで聴けると思っていただけに悔しかったですね…

 CDの帯に「輝きを 取り戻せ」とだけ書かれているのがアツい。

 

 そして曲ですが、少年時代の心が蘇るような熱いヒーローソングに仕上がっています。一発ネタということもあり、とにかく「それらしさ」を追求した曲になっています。

 イントロではダイ…シャゼキス☆レッドさん迫真の「レッド!!!」が光る。

 サビの「勝利をつかめ シャゼリアァ^~(キッス!)」のアクセントの置き方もオシャレで良いですよね。そしてラスサビではお約束の転調ラスサビ転調はもう遺伝子レベルで盛り上がってしまいますね。

 

 2番の千歌ちゃんから順に1人ずつ歌っていく演出もアツい。こんなん絶対最終話バトルシーンの挿入歌じゃん。なんの最終話だよ。最終話はセイント☆スノーも合流して11人で歌って欲しいですね。コロナウイルス!おまえをうわまわる1京1000兆パワーだ!!!

 いやでも善子がブラックなのはシャゼキス☆ホワイト(理亞)が加入するフラグでしょ。何?聖良シャゼキス☆サニーとかで良いでしょ。

 

 

☆第29位-『Dance with Minotaurus』

 アーティスト:Aqours

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 「Aqoursナンバリングタイトルの3曲目は神曲」の法則を見事に受け継いだ名曲。タイトルの時点では、「Deep Resonance」に続く曲で怪物のミノタウロスがモチーフということでシリアス系ソングを誰もがイメージしたと思うのですが、蓋を開けてみればまさかの元気一杯系チアリーディングソング。そのギャップも良かったですね。

 手拍子や「Fight oh! Fight oh! I'll save you, Hi!!」という長い合いの手が延々と詰め込まれた忙しい曲で、絶対ライブではポンポンを持って踊って欲しいですね。

 

 ミーノータウロスと言えば神曲の地獄篇にも登場する恐ろしい怪物として知られていますが、この曲ではAqoursと一緒に迷宮の中で「キミ」を心配しているというトンデモ設定となっており作詞者である”神”の器量が見え隠れしていますね。

 

 また、ミーノータウロスと言えば「牛」牛と言えば「さわやかのげんこつハンバーグ」。そしてさわやかのげんこつハンバーグは「Aqoursの10人目」、その意味で言えば本曲はNo.10と同じくげんこつハンバーグソングであるという可能性も否定できない所です。

 いやいや、「牛」から「げんこつハンバーグ」は飛躍しすぎじゃない?と思うかもしれませんが、「さわやか」に行ったことが有る人なら「げんこつハンバーグ」の鉄板がどんな形をしていたかご存知なのではないでしょうか?ミーノータウロスはミーノース王の后、パーシパエーが雄牛の模型に入ってできた子供です。これは…語るに落ちましたわね…

 だとすると、この歌詞の意味する「迷宮」とは、いつもテーマパーク並に混んでいる「さわやか」を指しているのではないでしょうか?迷宮の主はもちろん、Aqoursの10人目、「げんこつハンバーグ」です。

 

 「Aqoursの10人目」なのだから、Aqoursと一緒に「キミ」のことを心配しているのは当然ですよね。これはある意味「No.10」の「10人目はキミだよ!」という言わされ感満載のフレーズを払拭する、”神”が”神の詩”に突きつけたアンサーソングなのではないでしょうか。

 

 

☆第28位-『Thank you, FRIENDS!!』

 アーティスト:Aqours

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 Aqours 4th LoveLive!のテーマソング。

 

 2018年11月に東京ドームにて開催された同ライブは、ひだまりPが正真正銘生まれて初めて参加したアーティストのライブでした。

 

 無論それまでもラブライブ!を愛していたひだまりPですが、一方で声優やリアルライブのことには全くと言っていいほど興味がありませんでした。現地参加やLVはおろか、映像ですらほぼ見たことがないという状態でしたね。とは言え一度くらいは、そして折角μ'sも立った東京ドームでやるのだから、と気まぐれにチケット抽選に申し込みをしたところ…呼ばれてしまったのですね、Aqoursから。

 この日の東京ドームで見た景色は、大げさでも何でもなくひだまりPの人生を変える2日間となりました。勿論、ラブライブ!が大好きという気持ちに何も変わりはありませんが、まるで魚が空を飛んだように、一気に視界が拓けたのがあのライブでしたね。

 

〽Thank you, FRIENDS!!

 会えて良かったな 会えて良かったな

 最高の絆!

 人生にはときどき びっくりなプレゼントがあるみたいだ

 

 この詩も、ひだまりPにとって凄く特別なものになりましたね。まぁ、遅すぎるって言われちゃいますけど…本当に、あの日Aqoursに「会えて良かったな」でした。

 あと、「最高の絆…あぁ^~」って歌い方がまた良いですよね。たまらねえぜ。

 

 そしてその翌月である2018年12月、ひだまりPは今度は大阪通天閣へふぐ料理を食べに行きました。これもまた、大切な思い出ですね。

 

〽Thank you, FRIENDS!!

 大好きだよ てっさ

 大好きだよ てっさ

 伝えたかった!

 こんなてっちりが見たい きっと君も同じ夢見てたんだね!

 

 この詩も、ひだまりPにとってすごく大切なものになりました。てっさ(※ふぐの刺身)、凄く美味しかったですね。

 ちなみに、本当に食べに行きました。下記参照。

 

セガプライズ『未来の僕らは知ってるよ』黒澤ルビィちゃんがエロ過ぎるので緊急レビュー! - ひだまりPはこう語った

 

 なんの話でしたっけ。あぁ、Thank you, FRIENDS!!ね。

 

 ぶっちゃけ言うと、こういう「思い出補正」を除くと、参考記事とか読んで頂けると分かるんですけどひだまりPの当初の評価は結構辛辣だったんですよね。それはつまり、アニメ1期13話とかにも感じたことで、つまりAqoursはこれからもっともっと前へ進んで欲しいのに、悪い言い方をすれば思い出に浸るばかりの文脈が多くない?とは感じていました。まぁそれは、実際今も思っていますね。

 とは言え、そういう24時間テレビ的なお涙頂戴No.10の方によりウェイトがかかっているので、時が経つにつれNo.10が黒歴史化すればするほど、このThank you, FRIENDS!!については浄化されていった、というのが正しい表現なのかは分かりませんが。

 「Thank you, FRIENDS!!」と「No.10」、合わせて「No, Thank you!!」。この2曲は切っても切れない表裏一体の関係にあるのです。そしてNo.10は、Thank you ,FRIENDS!!の負の側面と言うべきもので、言わば人身御供のような存在と言えます。”神”がそこまで考えていたかは不明ですが…

 

 ライブの物販では各メンバーのソロverが収録されたCDも発売されました。ダイヤさんの静かで情緒的な歌い方も好きですが、千歌ちゃんの感情を込めた「みんなと探そうか!」には、流石のひだまりPも当時ちょっぴり涙ぐんでしまうほどでしたね。

 

 最後になるんですけど、このCD、ジャケット、やばくないですか?

 

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やはりヤバい…(確信)

 

 下着じゃん。いやこれ、特にルビィこれ…ソープ嬢じゃん…

 

 このジャケットにラブライブ!の原点である「奔放な性」を感じたことも、4thライブに参加を決意したきっかけでしたね。それはウソだけど。

 っていうかこれ、声優も着るの?と思ってたんですけど、着てましたね…人生にはときどきびっくりなプレゼントがあるみたいだってこれ………

 

 「もっと先へ飛び出すんだ」ってそういう…

 

 

☆第27位-『サクラバイバイ』

 アーティスト:CYaRon!

 

 初見の印象は「AKBっぽい」でしたね。音圧強めのシャカシャカしたアイドルソングで、今までのAqoursにありそうでなかった曲だと感じました。

 

 アニメ2期のブルーレイ搾取曲は3ユニットとも「卒業」をテーマにしているんですけど、やっぱり「見送る側」である1,2年生だけで構成されたCYaRon!が歌うことでコンセプトがぎゅっと締まりますね。

 だからこそ「サクラバイバイ」ってシンプルな題が沁みる。歌詞もあえて王道を行く「卒業ソング」として書かれていますね。それでいてアニメで見た卒業する3年生を見送る皆の姿ともしっかり重なって見える、等身大なCYaRon!の姿を見ることができます。

 

 2番のサビの歌詞は「卒業バイバイ サクラから花吹雪」じゃなくて「サクラかな 花吹雪」なんですけど、「サクラかな」って何!?卒業式のモブが全員サクラかな?ってこと!?金で雇われたサクラだから…サクラ売買!?(ちかっちギャグ)

 でも次の「大好きになったから繋がりが生まれて おめでとう おめでとう 憧れはずっとね…消えない」ってフレーズはすごく良いんですよね。特に最後の、千歌ソロの「消えない」が。アニメ版Aqoursの3年生はやっぱり千歌ちゃん達にとってスクールアイドルとしても先輩ですから。そこに「憧れ」ってフレーズを使ってくれたのはすごくしっくり来ましたね。

 

 

☆第26位-『恋になりたいAQUARIUM』

 アーティスト:Aqours

関連記事: Aqours 2ndシングル「恋になりたいAQUARIUM」-30分で4万円の竜宮城 - ひだまりPはこう語った

 

 Aqoursの2ndシングル。センターは曜ちゃんです。

 

 ラブライブ!サンシャイン!!の舞台である静岡県沼津市、観光スポットは色々ありますが、水族館が市内に3つあるというのは中々他では見られないんじゃないでしょうか。この曲はその水族館の1つ、みとしーこと伊豆・三津シーパラダイスがPVの舞台になっています。ちなみに、ドラマパートでは残りのあわしまマリンパークと沼津港深海水族館にもメンバーが訪れているのが確認できますね。

 ということで、まさに地元に根ざした活動をするAqoursのコンセプトにピッタリの2ndシングルだったわけなんですが、それとは裏腹にとても淫靡なイメージも併せ持っているところがラブライブ!らしい一筋縄でいかない所だと言えますね。

 

 と、いうことで2番の歌詞を見てみましょう。

 

〽しっかりしっかり楽しんで(あわあわ)

 最後はいっしょにあわあわに乗って

 また会えるね わたしにキス

 しちゃえば?しちゃいたい?しちゃいなよ!

 今だけってキミだけってI love you!

 (I love you~♡)

 

 完全にソープランドじゃん…じゃんって言うかなんかさっきもソープランドの話しましたね?何だっけ…あぁアレだ、Thank you, FRIENDS!!の衣装か。

 流石にこれはどう読んでもソープ嬢とのやりとりですよね。特に「あわあわ~」があまりにも言い逃れできない。そもそもこの2番の最初で「だって水のなかだし」って言っちゃってますしね。水って水商売のことだったのか…「なかだし」は説明するまでもないですよね。

 

 衣装は竜宮城の乙姫をイメージしていると思うんですが、こうなってしまうと「竜宮城の乙姫」というモチーフ自体がソープ嬢の暗喩だと思えてしまいますね。

 

 「遊びましょ?」ってね。

 

 あぁ、ちなみになんですがこの曲、ゆったりした曲のようでいてサビで一気に盛り上がるタイプの曲なのですごくライブ映えする曲でもありますね。その辺は流石のナンバリングシングルって思いましたね。

 

 

☆第25位-『未来の僕らは知ってるよ』

 アーティスト:Aqours

 

 アニメ2期オープニング。

 

 ブルーを基調とした新衣装は初登場時はカイオーガなんて揶揄されていましたが、Aqoursの「海」のイメージにピッタリで今やAqoursを代表する衣装となっていますね。

 アニメ映像では「ハートの磁石を~」のところの1年生ダンスが印象に残っています。

 

 歌詞としてはアニメでは流れない2番の歌詞が好きですね。「歌いながら 雨に濡れながら ぜったい晴れる!と信じてるんだよ」のくだりとかすごく情緒的。でもこれについては2期のストーリーの内容を加味してプラマイゼロです。

 むしろ「雲の間に間に あたらしい青空が~」ってとこがすごく詩的で良い。「間に間に」って、なんとなく「雲の切れ間」みたいな意味だと思ってたんですけど、「隨に」とも書き、つまりは「なりゆきに任せる」って意味なんですよね。ここを歌ってるのは鞠莉ちゃんなんですけど、こういう楽天的、というよりはむしろ「人事を尽くして天命を待つ」とでも言うような心の持ちようが好きですね。本編中でも待てばカイロの日和ありって言ってましたし。

 

 そして、これは折に触れて言ってきましたが一番重要なフレーズ、「I live! I live LoveLive! Days!」のくだりですね。ラブライブ!総合マガジンのタイトルにもなったこれ、ひだまりPの座右の銘とも言える「人生をラブライブ!にする」とも一致しています。

 別にひだまりPの座右の銘はどうだって良いんすけど、要するにI live LoveLive! Daysとはラブライブ!に縋って生きるのではなく、他でもない自分自身の人生をラブライブ!のように輝かせて生きたい、という意味…をひだまりPは見出してるんですよ。

 

 そういう意味では、まさに本気の人生訓とも言えるフレーズとなってますね。

 

 

☆第24位-『スリリング・ワンウェイ』

 アーティスト:Aqours

 

 「私たち、輝きたーーーーーい!!!」

 

 このフレーズを聴いた瞬間、アニメ1期13話がフラッシュバックしてしまい「またこれ系の曲かよ…」って口からみかんが出たのを覚えてますが、蓋を開けてみればどっこい。情熱溢れるロックなナンバーでした。挑戦者のポーズしろ。

 

 「マイ未来 トライ トライ トライライ ホンキ デ ハシレ」って弾み倒しのフレーズが印象的。そもそも「スリリング・ワンウェイ」ってタイトル自体、声に出して読みたいオシャレタイトルですよね。「スリワン」とかコソ泥みたいなきったねぇ略称はNG

 

 「上がろうよ シーソーゲーム」とか、そもそもAqoursにそんな概念があったこと自体新鮮ですね。これ聖良さんがゴーストライターしてない?2番の「サッパリが自慢なのかい?あきらめ悪くいこうよ 絶対に欲しいものは狙うんだポーカーフェイス」とか、もはやA-RISEが降臨してるじゃん。

 強敵との闘いの中で自分にはなかった戦闘スタイルを会得していく主人公とか、これ完全に王道バトル漫画の展開じゃん…シャゼリア☆キッスじゃん…いや、別にA-RISEと闘ってないですけどね。

 

 

☆第23位-『太陽を追いかけろ!』

 アーティスト:Aqours

 

 アニメ1期ブルーレイ特典曲。「Daydream Warrior」「スリリング・ワンウェイ」とシリアスな曲が続いた中、最後でいきなり和気藹々としたマーチ調になるのは良いですね。歌い出しの「Aqours集合~! 番号!」でつかみはバッチリです。

 

 「いつだって世界って同じじゃないね」ってフレーズは若干アニメ1期でμ'sを追いかけると言ったり追いかけるなと言ったりみかんの筋がぶれていた千歌ちゃんの開き直りっぽくてちょっとアレだとは思うんですけど、そもそも「夢で夜空を照らしたい」ではμ'sのことを星に例えていたわけですから、それに対して「太陽を追いかけろ!」というタイトル自体がμ'sへの憧れから、自分たちだけの輝き(=サンシャイン)を追いかけ始めたことを暗示しているとも取れますよね。まぁ…その結果がアニメ2期のアレなので、その事実そのものをあんまり肯定的に捉えられないのが残念なところではありますが。

 

 っていうかアレですね、ひだまりPこの記事内の色んな曲でメンヘラみかんちゃんの批判してるのでこれ連続で読んでくれてる方から見たらアニメの千歌ちゃんのことめちゃめちゃ根に持ってる人みたいですね。まぁ根に持ってますけど…蜜柑休題。

 

 ルビィちゃんの「勇ましく 迷子になったら!」ってくだりもちょっとシュールですよね。勇ましく迷子になるな。アレですね苺ましまろの茉莉ちゃんが「オラァー!」って言いながら階段でコケてるシーンみたいですね。誰に伝わるんだよこれ。

 

 「苺ましまろ」はタイトルから萌え豚御用達漫画かと思われがちですが、実際にはシュールギャグ漫画の名作なので持ってない方は読んでみてください。 

 

 

☆第22位-『Wake up, Challenger!!』

 アーティスト:Aqours

 

 イントロの「Hey! Come on!」の後が「貧乳!」って聞こえる…聞こえない?

 

 「KOKORO Magic "A to Z"」のc/w曲。そしてスクスタメインストーリー第12章にて、この曲のバックグラウンドとなるストーリーが明らかになりました。

 

 スクスタのメインストーリーはμ's、Aqours、そして虹ヶ咲のメンバーが一致団結して中止になったスクールアイドルフェスティバルを復活させるというのが大きな目標となっており、そんな中皆にスクールアイドルフェスティバルの趣旨を伝えるためのPVソングとして梨子ちゃんが提案したのがこの「Wake up, Challenger!!」でした。

 

梨子「夢を追いかけ続けることって楽しいけどそれだけじゃない、

苦しくて諦めてしまいたくなったり、

逃げ出してしまいたくなるときもあるかもしれない。

もしかしたら、夢を叶えるのは無理なことなのかもしれないって

不安も心のどこかに誰もが持ってると思うの。

でも、一緒に頑張る誰かがいてくれたら、

きっと頑張り続けることができる。

だから、みんなの夢を聞かせて!

落ち込んでいる時こそ、みんなで夢を語ろう!

ひとりでは苦しくても、みんなでならきっと大丈夫!

そんな、みんなへのエールみたいな

上手くいかなくて落ち込んでいる人を

応援するような曲を作りたいの!」

 

 …書いててなんかの自己啓発セミナーみたいだと思ってしまった。ファミレスでこれ力説してる人がいたら宗教の勧誘だと思うでしょうね。なんて茶々は置いといて。

 

 梨子ちゃんがこう思ったきっかけは、自分自身が夢を目指して一度は挫折し、逃げようとしていた経験からだと言います。明言こそされていませんが、たぶんアニメでもあったピアノのくだりですね。スクスタ時空はどこまでアニメの設定を踏襲しているのか、世界観が手探りすぎる所はあると思います。

 

 ともかくそんな、夢に向かって頑張る人への応援歌として梨子ちゃんが作詞作曲をつとめたこの楽曲。まさしくスクールアイドルの祭典にふさわしいテーマで、劇中でも大絶賛でしたね。

 

 ひだまりPがこの曲好きなのは、歌詞がいちいち楽しいんですよね。「恥ずかしさコートのポケットの中(しまっといて!)冬まで忘れちゃって~」とか、すごく表現力豊かで、それでいて等身大じゃないですか。そういう押し付けがましさのない、本当に一緒に並んで夢に向かって走ってくれるような気持ちにさせてくれるのがこの曲の凄いところですよね。まぁ今のくだりについては劇中で梨子ちゃんが曲作りの参考にみんなの失敗談を聞く、という描写があったので、その中で桜坂しずくの変態露出趣味に関する話を聞いて思いついた可能性もあると思ってますが。

 

 「失敗だって準備運動のひとつ(伸ばしといて!)筋肉へごあいさつだ~」というフレーズも同じですが、これは確実に果南の影響受けてますね。

 

 「大胆にも裸足で 挑戦者のポーズ!」「真剣でも余裕ぶって 挑戦者のスマイル!」のフレーズも熱い。なんていうか、純粋にロックだ。梨子ちゃんもギルキスで百合営業してるだけかと思ったらこんないつの間にか経験値を積んでたんですね…

  っていうか「○○のポーズ」って歌詞にある曲はだいたい名曲なんですよ。(暴論)もう歌詞がダンスしてるので。ダンスナウ。

 

 

☆第21位-『Brightest Melody』

 アーティスト:Aqours

 

参考記事: 劇場版ラブライブ!サンシャイン!!挿入歌シングル③『Believe again』のレビュー - ひだまりPはこう語った

 

 劇場版挿入歌。幻のラブライブ決勝戦で、Saint Snowとの対決で歌った曲です。衣装は内浦の守護聖人、ヨーソロが一晩で作ってくれました。アキバの守護聖人コトリと言い、ラブライブの衣装担当は強すぎですね。

 

 …ちなみにですが、冒頭で述べたようにSaint Snow曲はランキング対象外とさせて頂いています。これはμ's編とバランスを取るための措置とご理解頂ければと思います。「Believe again」がランキングに入ったらぶっちゃけ1桁順位に入るとは思っていますけどね。曲の感想は参考記事からどうぞ。

 

 曲としてはまさに3年生が歌う正真正銘の最後の曲であり、サビから入る衣装の色変えも3年生だけ色が変わらないなど演出にも表れています。それだけにAqoursが歌う、これからのAqoursに対する餞(はなむけ)といった趣が強く表れていますね。

 

 あと、「ずっと歌おうみんなで!」というくだりは「君のこころは輝いてるかい?」の「わっしょい!ときめきオーライ!」を連想させませんか?そのあたり、わざと似せているのかどうかは残念ながら不明ですが…

 

 

さて、いよいよ全体の8割を消化して、残りはベスト20です。チャンネルはそのまま!

 

第20位~第11位

 

☆第20位-『CHANGELESS』

 アーティスト:CYaRon!

関連記事: 【Aqours】スクフェスコラボユニットシングル「New Romantic Sailors」他2枚感想 - ひだまりPはこう語った

 

 ノスタルジー。

 

 卒業生を見送る側の1,2年生しかいないCYaRon!は卒業ソングを歌うのに一番しっくり来る、というのをサクラバイバイの項目で書いたと思いますが、それがまさに大爆発したのが「Braveheart Coaster」のc/w曲なんですよね。

 

 「海岸通りで待ってるよ」とちょっと似ている部分もあるんですけど、あちらは哀愁が漂いつつもどこかコミカルな情景を「海岸」へと投影していたのに対してこのCHANGELESSはそこから一歩大人になったような、憧憬の念を同じ「海辺」へと投影しているんですよね。特に「ここで待っていると伝えたいけれど」のくだりは明らかに「海岸通りで待ってるよ」をイメージしていますよね。と言っても勿論バスが来ないみたいな意味ではなく、あの頃はそれでも次の日学校へ行けば皆と会えたけれど、今は本当に皆が遠くへ行ってしまった。でも、私はここにいるよ。そんな郷愁なんですね。

 (「バスが来ない」なんて分かる人いるんですかね…これも郷愁ですね。

 

 「言葉は宙を待って 空へ消えてく」とか、「1人で歩く海辺は  潮騒だけ聞こえる」とか言葉がすごく豊かで、それでいて情景が伝わってくる素晴らしい詩でしたね。いやこれ、SENTIMENTAL StepSを感じる

 

 あと「片方だけ埋もれていた サンダル拾ってみたら…」のくだりは正直となりのトトロしかイメージできませんでしたね。これはダソクですけど。

 

 

第19位-『GALAXY HidE and SeeK』

 アーティスト:AZALEA

関連記事: AZALEA『GALAXY HidE and SeeK』感想など-畑亜貴は銀河一の天才シリーズだった。 - ひだまりPはこう語った

 

胎児よ

胎児よ

何故躍るずら

母親の心がわかって

恐ろしいずら…?

 

 ということで、AZALEAの2枚目のシングル「GALAXY HidE and SeeK」。直訳で銀河かくれんぼ。オシャレ過ぎるタイトルにリリース当初から注目が集まりました。

 曲はこれぞAZALEAという感じのテクノポップ。しかしながらそこに秘められいるテーマは銀河のように広く、深いものでした。

 

 このGALAXY HidE and SeeKですが、単なるオシャレソングではなく「母の子宮内にいる胎児の心を歌った曲」だとされていますね。

 根拠としては、まずこのタイトル、実はアナグラムになっています。

 

GALAXY HidE and SeeK

   ↓

HE Kid and See GALAXY

(=彼は子供で、銀河を見る?)

 

 「子供」「銀河を見る」という意味深な言葉が表れましたね。そもそもAZALEAの音楽は「恋愛」をテーマにしたものが多いですが、本来の世界観としては恋愛→妊娠出産という生命のサイクルそのものを俯瞰して捉えているのがAZALEAの音楽観であるというように考えられています。誰にだよ。

 (※これについては「空中恋愛論」の項目でも触れましたね。)

 

 本曲が子宮内の胎児の心を歌っていると考える根拠として、サビの歌詞を見ていきましょう。

ココだよって誰かの声が聞こえる

優しいその声で 導いてください

それだけでわたしはこの星のことが

とってもスキになれるみたい

はやく出会いましょう

I'm calling calling you

 

 これは明らかに子宮内にいる胎児と母親との心の交流と考えられますね。

 そのほかにも、「Ah 出口は近いの」というフレーズも臨月が近づいていると解釈できますし、「テレパシーであなたの今を伝えて 繋がるなら今が~」も母親と胎児の絆を指していると考えられますよね。

 また、ラスサビの近くで「ここだよってあなたの声が~」のところが籠もった声で聞こえる演出がありますが、これも子宮内だからと考えるのがきわめて自然な解釈です。

 

 そして、非常に大切なのはこの部分。

〽広い世界 それは運命 かならず惹かれ合う

 かくれんぼの途中みたい まーだだよとは

 お願い 言わないで

 

 タイトルにも「GALAXY」とある通りこの胎児は母の子宮の中で眠りながら遠い銀河に思いを馳せて、巡り巡る人類の営みを俯瞰しているのだと考えられます。

 子宮内の胎児が見る暗闇の世界、それを「銀河かくれんぼ」に例える”神”のセンスは参考記事の通り、銀河一の天才であると断言できますね。

 

 ここまででみなさんお気づきと思いますが、ジャケットも「子宮」をイメージしています

 

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  然り。

 

 3人の背中には天使の羽が生えていますが、赤ちゃんは天使ですから当たり前ですね。

 ちなみにこの花丸ちゃんが持ってるソーセージみたいなの何?って思ってた方多いと思うんですが、これはへその緒です。

 

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  へ~そ~ですか。(ちかっちギャグ)

 

 果南ちゃんがへそ出しなのもそれと関連してそうですが、これに関しては単なる痴女だと思います。蜜柑休題。

 無垢と憧憬母性と戸惑い無限と輪廻。これらのテーマを本曲は内包していると言えますが、確かにAqoursの中の花丸ちゃんも無垢なあどけなさと母性を兼ね揃えた女の子ですよね。その小さな手、つぶらな瞳…ダイヤがママよ

 

 以上の内容から、GALAXY HidE and SeeKが「母の子宮で胎児が見た”銀河”」を表現している曲であるということが分かって頂けたかと思います。Q.E.D!!(ミルキィホームズ)

 

  なおこのくだりで説明した内容ですが、まだこの解釈を前提として考察すべき曲が残っているのでちゃんと覚えていてくださいね。続きます。

  

 

☆第18位-『G線上のシンデレラ』

 アーティスト:松浦果南黒澤ダイヤ小原鞠莉

 

「そういえば、皆ミスドって知ってるの?」

「もっちろ~ん!」

「ポンデなら見たことあるけれど……」

 

 3年生の魅力が全開の、優美で華やかな曲。ダイヤちゃんの手を取って一緒に踊りたくりますね…?先に紹介したAqours 4thライブではダイヤちゃんの中の人である小宮有紗さんが「オーケストラで躍る””ダンスパーティー””とか?」と言いつつスカートを翻しながらくるりと一回転したのが優美過ぎて見惚れてしまいましたね。

 

 ワルツを踊りたくなるノリノリのメロディも素晴らしいんですが、ワードセンスも”神”の面目躍如といった具合に光りまくっています。

  ”シンデレラ”にかけて「靴を脱いでおけば無くさないよ かるくはやく」とか、さながら王子様が迎えに来るのを待ってるだけじゃない軽やかで自由なおてんば姫様のようで、鞠莉ちゃんそのものじゃないですか。これは「アリアは眠くなっちゃうよシンデレラ」のくだりにも同じことが言えますね。そもそも元ネタが「G線上のアリア」なんですから、まさにここがタイトル回収です。

 

 そして「あわてないでにっこり笑って プリンセスみたいに!」のセンスももう…素晴らしすぎでしょう…ザ・スクールアイドルって感じしますよね。

 

 これが、ラブライブ!のリリックなんだよなぁ…

 

 

☆第17位-『WONDERFUL STORIES』

 アーティスト:Aqours

 関連記事: ラブライブ!サンシャイン!!2期13話「私たちの輝き」感想-ラブライブとは何だったのか。 - ひだまりPはこう語った

 

 アニメ2期13話挿入歌。

 

 これまでの振り返りとして、アニメで行ったライブを全て振り返りながら歌われました。シンプルながらこういうのはひだまりP大好きな演出で、「未熟DREAMER」や「想いよひとつになれ」などのアニメシリーズの名曲を紡ぎながらのダンスは胸がワクワクしましたね。バク転もしろ

 まぁファーストライブの時なんかだと果南がむくれながら傘持って突っ立ってた格好のまんまステージに引っ張り出されてるのとかダイヤが発電機持ってるのとか色々シュールだったりもしましたが。

 

 この熱い演出と、「夢を駆けてきた~」のところのダイヤちゃんの足上げの可愛さだけでこの順位まで登ってきた曲と言っても過言ではありません。もっと足上げてホラ。

 

 また、この曲の間奏では千歌ちゃんがこれまで探してきた輝きをついに見つけたというセリフが入るんですが、ぶっちゃけこれについてはひだまりP的にはダソクでしたね。ただそこは曲の感想と言うかアニメのストーリー全体の感想になるので、何で?と思った方は関連記事をご覧頂ければと思います。ダソクって何?蛇足じゃないの?って思った方はたぶん上の方で解説してます

 

 ちなみにですが、「本当は盛ってたんだよ~」という歌詞から本曲、実は胸にパッド入れてるメンバーを内部告発する曲なんじゃないか、という考察も存在していますね。これ実は意外と的を得ていて、「足りないって気分悔しかったんだ」とか、「みんな盛ってた胸に眠る輝き」とか、「答えはいつでもこの胸にある 気がついて」とかマジでそれっぽい歌詞が複数存在しているんですよね。いやいやそうじゃなくて。パッド入れてるのは誰なんだよって話になるんですけど、これは純粋にひだまりPの考察ですが、曜ちゃんだと思ってるんですね。皆さんはなぜ曜ちゃんと千歌ちゃんのバストサイズが同じであるか、考えたことありますか?

 

 「分かった…(私は)最初から(胸が)あったんだ!」

 

 

☆第16位-『コドク・テレポート』

 アーティスト:CYaRon!

関連記事: 【Aqours】スクフェスコラボユニットシングル「New Romantic Sailors」他2枚感想 - ひだまりPはこう語った

 

わんこも歩けば ぽこち~ん♪

 

 …は? 

 あ~ぁ、またひだまりPのブログだよ。千歌ちゃんがポコチンとか言うわけないだろ!ったく…伊波杏樹さんに謝罪の意を表明しつつ、もう一回再生してみましょう。

 

(てれぽっ てれぽ~っ♪)

「確率高めるか! 表に出なくちゃだ!

 わんこも歩けば ぽこち~ん♪♪♪」

 

 ………

 

 ……………

 

 ポコチンって言ってる………

 

 いや、勘違いしないで欲しいんですけど、確かにラブライブ!の本質は奔放な性であるとは言え、普通の歌詞をわざと卑猥な言葉に空耳して「あ~!千歌ちゃんがシモネタ言ってる~!」みたいなしょうもない事はひだまりP、やらないですよ。ひだまりPラブライブ!のことでふざけたことは一度たりともないです。

 

 でもこれ、マジのマジでポコチンって…それはもう楽しそうにポコチンって言ってるよね。ひだまりPもそんな千歌ちゃんを見ていたら、「あ…別にアイドルがポコチンって言ってもいいんだ…」って気持ちになりました。

 

 と言うことで、千歌ちゃんのポコチン発言があまりにもセンセーショナルだったんですけど、たとえポコチンって言って無くてもこれはガチの名曲ですよ。

 

 「CHANGELESS」と同じノスタルジー系の曲なんですが、センチメンタルステップな郷愁を漂わせていたCHANGELESSに比べてこちらは後輩系ユニットの甘え全開ソングになっています。

 サクラバイバイ」「CHANGELESS」「コドク・テレポート」と三者三様の卒業ソングをいずれもCYaRon!の魅力をしっかり引き出しつつ歌う、往年のBiBiもかくやという引き出しの多さに戦慄しきりですね。

 

 「テレポート テレポート 飛んできて~」からの怒涛の畳み掛け、圧巻と言うほかありません。PrintempsのNO EXIT ORIONはメンヘラの元気玉と呼称しましたが、これはもはや甘えたの元気玉ですよ。末っ子が2人いるユニットですからね。

 そしてサビの「部屋の扉開けたらすぐ砂浜で~」というくだり、これも素晴らしい。これを聞くだけで、心は十千万旅館目の前の砂浜へワープしてしまいます。あの光景がいつでも思い浮かべられる、これもノスタルジーですね。

 

 

☆第15位ー『Amazing Travel DNA』

 アーティスト:AZALEA

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 AZALEAが贈る昭和アイドル風ディスコソング。AZALEA特有の敬語歌詞大好きなんですよね、lily whiteもだけど。

 Aqours UNIT LIVE ADVENTUREに先立って発売されたユニットシングルはいずれもその名の通り「冒険」をテーマにしてるんですけど、これはその中でもAZALEAらしい「自由な旅」を歌った曲ですね。

 「自由の意味を噛み締めながら 今日のリストはノープラン」とかの軽やかさが非常に好きで、個人的にはこの「リスト」は「tourist(旅行者)」とも掛かってるんじゃないかと思うんですよね。そういう言葉遊びも取り入れつつ。

 

 やっぱり気になるのはタイトル「Amazing Travel DNA」ですよね。言うまでもなく、ラブライブ!でDNAと言えば真っ先に連想されるのは精子でしょう。

 と言うか、よくよく見ればなんかもう明らかにそれだろ、という歌詞になっていますね。例えば2番なんて、明らかに受精に繋がる行為が行われる様を歌詞にしたとしか思えません。

 

〽ふわふわ浮かぶ 雲の切れ間に

 虹がかかって橋に見えたら

 気持ちのままに動いてみたい

 あぁ♡ときめきたがってます!

 安心だけのセカイ 退屈…眠いだけです

 イきたいんですか? イきたいんですね?

 おなじ 私もです♡

 

 「ふわふわ浮かぶ雲の切れ間」「虹がかかって橋に見えたら」というのは隠語ですが、そこから先はド直球ですね。

 

 とは言え、たったこれだけのことでAmazing Travel DNAは精子のメタファーでラブライブ!の原点である奔放な性を体現した変態ソングです、恋の喜び咲かせますなどと決めつけてしまうのは早漏すぎます。

 

 そこで出てくるのが、先程の「空中恋愛論」や「GALAXY HidE and SeeK」に関する考察ですね。ここから、AZALEAを丸裸にしていきましょう。

 AZALEAの音楽は恋愛と性、そして妊娠・出産と、その中で行われる人と人との繋がり、つまりは人類の営みを俯瞰して表現するものであると説明したと思います。

 すなわちこの「Amazing Travel DNA」というタイトルは、まさにその巡り巡る人類史の俯瞰的表現であり、AZALEAが表現しようとしていた世界観の極み、とも言えるわけですね。それを精子が泳ぐさまに暗喩しているのが、本曲のテーマということになりますね。結局精子じゃねーか!!!

 

 ということで、参考記事でもやりましたが本曲の「DNA」の意図について解説します。AZALEAのメンバーである「Kanan」「Dia」「Hanamaru」の3人の名前から、D.N.Aのアルファベットだけを除去するとどうなるでしょうか?

 残る文字は、「K」「i」「H m ru」となりますよね。確認してみて下さい。そして、この残ったアルファベットを並べ替えると…「H miruK」=「エッチなミルク(!)」という解釈が成り立つではありませんか!(※ミルクのスペルは本当はMILKですが、気にしないことにします。)ここまで来れば疑問の余地はなく、「Amazing Travel DNA」は子宮内を泳ぐ精子のメタファーであり、これが「GALAXY HidE and SeeK」へと繋がっているんですね。そして「空中恋愛論」を通して新たな生命が誕生し、また人類の営みを繰り返すのです。

 ときめきも分類しろ。

 

 ということで、AZALEAを構成するパズルのピースがこの曲で埋まったような気がしますね。ありがとうございました。

 

 

☆第14位ー『君のこころは輝いてるかい?』

 アーティスト:Aqours

関連記事: Aqours 1stシングル「君のこころは輝いてるかい?」感想-焼き直しでなく、強くてニューゲーム。 - ひだまりPはこう語った

 

 おまたせ。

 

  Aqoursのデビューシングル。一応関連記事も貼り付けましたが、書いたのが昔過ぎて梨子ちゃんが統堂英玲奈に似てるとか懐かしいこと書いてますね。

 

 曲としては伸びやかで明るい、まさにラブライブ!の続編といった感じの曲です。当時のひだまりPが「(μ'sの)焼き直しではなくて、強くてニューゲームって感じ」と称したのもまぁ、あながち間違ってはないですね。

 「君のこころは輝いてるかい?」の「君」って、「私達(=Aqours)」ってことだと思うんですよ。「僕らのLIVE 君とのLIFE」で言う所の「あこがれを語る君の~」の「君」と同じです。そこがひだまりPが当時「ラブライブ!のエッセンスをちゃんと継承している」と思ったゆえんで、この「ガンバレ私達!」こそ、ラブライブ!の素晴らしさなんですよね。

 夢に向かって頑張る彼女達の輝く姿を見ているから、それを見ている「僕たち」も頑張ることができるエネルギーを貰えるんですね。それはまさに、Aqoursがμ'sのそんな姿に憧れてスクールアイドルを志したことと同じです。

 

 だからこの曲には、ラブライブ!のとても大事なエッセンスがぎゅっと詰まっているんです。「君のこころは輝いてるかい?胸に聴いたら"Yes!"と答えるさ!」なんてまさにそうですね。

 「わっしょい!ときめきオーライ!」や「ガッデム!全力オーライ!」など、言葉選びがラフな部分があるのも良いですね。当時は気づかなかったですが、この辺のくだりはまさにAqoursにおける1年生の担当がガッツリ反映されてますね。

 

 ラブライブ!のエッセンスと言えば然り、エロ方面に関してもしっかりと受け継がれていたようで…と言うかStep! ZERO to ONEの項目で解説したことが正しければむしろ当初は全速前進でエロ方向に舵取りをする予定だったのでは?と思っちゃいますね。

 それがそう、PVですね。キャラクターのムチムチの太ももをこれでもかという位に強調した「君のこころは輝いてるかい?」PVはPVというよりもはや太ももフェチのAVとでも言った内容になっており、ラブライブ!のパワーを改めて感じさせてくれました。

 

 アニメにおいても2期3話、学校説明会ライブのシーンでこの曲が使われましたね。一応、作中では2年生の3人で作った詩ということになっていました。この学校説明会ライブは元々ラブライブの予選とダブルブッキングしており、本来であればどちらかを諦めなければならなかったところ、千歌の機転と仲間たちの協力もあって見事、両方のステージを9人で成功させることができたわけです。

 その時の千歌のセリフ、「だから行くよ!諦めず心が輝く方へ!」というセリフがとても印象的ですね。まぁ…あの時点で千歌が目指していた方向が正しかったかはともかくとして、この曲を象徴するようなセリフであったことは間違いありません。

 

 この曲のステージには太陽に向かって咲くひまわりの花があしらわれており、ラストのシーンではステージ中央でひまわりの様に円形に集合するフォーメーションがあります。これがまさに、本曲を「ラブライブ!サンシャイン!!」というひとつの作品の象徴たらしめている要素ですね。

 

 

☆第13位-『HAPPY PARTY TRAIN』

 アーティスト:Aqours

関連記事: Aqours 3rdシングル「HAPPY PARTY TRAIN」-セクシーなのとキュートなのと。 - ひだまりPはこう語った

 

 おっぱい出してセンターになった女

 

 ということで、Aqoursの3rdシングル「HAPPY PARTY TRAIN」

 まさにAqoursの新しい門出を歌うような、そんな「始まりの予感」を感じさせてくれる名曲です。μ'sで言うWonderful Rushのように。

 壮大でありながら各メンバーのソロパート一言一句が心に沁みてくるようなAメロ、そして疾走感とドキドキ感を併せ持ったサビの盛り上がり。純粋に名曲だと思いますね。

 

 一方でセンターの松浦果南アニメ1期では9話までロクに出番がなく10話以降も目立った活躍は無かったにも関わらずアニメでオッパイをボロンと出しただけで見事センター総選挙を制してしまいました。この事件をきっかけに、本曲のPVは曜がスク水のケツを見せつけたり善子がモロ出しの脇を見せつけてきたり、セックスアピールが過剰なことでも知られていますね。そのためか、「性癖超特急」と書いて「ハッピーパーティートレイン」とも呼ばれています。

 まぁそのPVではニコニコしながら焼きイモ焼いてただけの花丸が次のセンターに選ばれたんですけどね。

 

 そんなHAPPY PARTY TRAINのPVで、一番魅力的なパフォーマンスをしたのは誰だと思いますか~?

 

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\ダイヤせんぱ~い!!!/

 

 いや、この「いつでも笑顔でいたいから~♪」のダイヤちゃんのほっぺつんつんアピール、これもうセンターでしょ。最強でしょ。

 あとこれ、ほっぺつんつんの可愛さも勿論なんですけど、その次の鞠莉ちゃんへ立ち位置を代わる時の優雅な引き方にも注目して欲しいんですよね。可愛いと美しいを両立しているのがダイヤちゃんなので。

 

 Aqoursの次期センターにふさわしいのはだぁれ?

 

 僕は、黒澤ダイヤちゃん!

 

 

☆第12位-『WATER BLUE NEW WORLD』

 アーティスト:Aqours

関連記事: ラブライブ!サンシャイン!!2期12話「光の海」感想-想いよひとつになれ。 - ひだまりPはこう語った

 

 アニメ2期12話挿入歌。Aqoursがラブライブ決勝のステージで披露し、優勝を勝ち取った曲です。

  この曲のステージ演出として最も特徴的だったのは、青い羽根が舞う演出だと思います。これまで、ラブライブ!においては常に「白い羽根」が象徴的なシーンで舞っていることが多く、それは本家ラブライブ!2期エンディングの羽キャッチシーンが印象的ですがこのラブライブ!サンシャイン!!においても千歌ちゃんが白い羽根をキャッチするシーンが存在していますね。

 一方でこの青い羽根は、海の青へと染まったAqoursの象徴として舞っています。

 

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 Aqoursは、「ラブライブに出て、浦の星女学院の名前を残す」ことを目的にこのラブライブ決勝のステージに立ったんですね。それはこの9人だけじゃない、浦の星女学院の生徒の皆や、或いは千歌の姉たちのように学校を愛する地域の人々、その人達全ての想いを背負ってこの曲は歌われたわけです。

 

 Aqoursのふるさとである海、その海の青とともにAqoursはAqoursと浦の星女学院を消えない思い出として刻みつけたんですね。

 それはまさに、μ'sを9人だけの思い出として、跡を濁さず旅立っていったかつてのμ'sとは正反対です。まさに「白鳥はかなしからずや空の青海の青にも染まず漂ふ」という短歌の通りですね。

 この対比から、ひだまりPはこの「WATER BLUE NEW WORLD」こそ、千歌ちゃんが憧れ追いかけてきたμ'sへの真の決別の曲だと思うわけです。「追いかけちゃダメなんだ!」と気がついてはいても、千歌ちゃんは「μ'sのように廃校を阻止しなくちゃ」という思いに囚われ続けていました。今この時、内浦の海の青に染まったAqoursという青い鳥を千歌ちゃんは見つけたんですね。μ'sとは違う、千歌ちゃんとAqoursの作り上げてきた輝きを。

 

 Aqoursはμ'sのように、3年生が卒業してもグループを解散する道を選びませんでした。それは、皆の思いがここに残っているからだと劇場版では語られましたね。渡り鳥のように別々の場所へ旅立っていっても、ココロに刻まれたこの内浦の海の「青」、そして同じ空の「青」で想いは繋がっているからです。

 

 

☆第11位-『ユメ語るよりユメ歌おう』

 アーティスト:Aqours

 

 アニメ1期EDテーマ。

 

 このイントロのピアノを聴くと、アニメで千歌ちゃんがそれっぽい事言って納得してるシーンが蘇りますね。「それっぽい事言って納得してるシーン」って。いやでも実際、アニメのEDへの入りは演出面が神っていうのがかなり強いので、ぶっちゃけ何言っててもなんかこういい感じに締まっちゃうと思うんですよね。

 これは「アニメのラストシーン、ED曲のイントロさえ入れれば何言っててもそれっぽくなる説」ですね。

 実際、2期EDですけど梨子ちゃんが犬に触っただけでEDが流れたって実績がありますからね。それこそ──この話だって良いんだよ!こうやっていいタイミングでイントロを流して…太陽に手を伸ばしながら、何か言う!ほら来たよ…大団円の、エンディングだ~!!!

 

 〽もっと何か探してどんどん外へ行くんだ~♪

 

  ってなもんですよ。

 

  冗談はさておき、「ユメ語るよりユメ歌おう」ってタイトルがもう凄いですよね。往年のμ'sアニメを彩った名曲「きっと青春が聞こえる」に勝るとも劣らないタイトル力。そもそもオープニング・エンディング曲からして、Aqoursは先代のμ'sとどうしても比較されてしまう運命にあるわけですが共にそのハードルを軽々と飛び越えてくれましたよね。それどころか、「青春を歌う」μ'sに対して「夢を歌う」Aqoursという対比まで残していきました。

 

〽ユメを語る言葉より ユメを語る歌にしよう

 それならば今を伝えられる気がするから!

 ユメを語る言葉から ユメを語る歌が生まれるんだね

 広がるこの思いは

 大好きなメロディのつながりだよね

 

 もう詩が凄い。特別な言葉は何も使ってないのに、なんでこんなに…「スクールアイドル」を表現できるんだろう。それこそ「ユメを歌っているから」なんでしょうかね。

 

 あとこのEDのサビ、Aqoursの9人がポンポン振ってるのがすごく可愛いですよね。見る度に一緒にゆらゆら踊ってしまう。

 

 Aqoursの夢へと向かっていく日々を彩る曲にして、μ'sとの対比すら歌の中にハッキリ表れている。まさに名曲と言う他ありません。

 

 

ベスト10

 

 と、言うことで…いよいよベスト10です。長かったですね、ここまで。何?ここから読んでる?いやまぁ、いいんですけどね。

 ここまで読んで頂けた方なら、あとはあの曲とあの曲と…って並べていけばもう分かりますね。それでは、最後まで一気に行きましょう!

 

 

☆第10位-『未熟DREAMER』

 アーティスト:Aqours

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 アニメ1期9話挿入歌。

 

 千歌と果南が世代を越えて作りあげた、Aqoursの再出発の曲です。

 

 この曲は最初にスクールアイドルAqoursを立ち上げた果南達が、歌詞を部室のホワイトボードに書きかけのまま眠っていた曲でした。その2年後、千歌の立ち上げた新生Aqoursが6人になり、鞠莉と果南のわだかまりが解けて9人になるとともに、この曲が完成したんですね。

 曲の冒頭でも、3年生がかつて身に着けていた衣装からAqoursの衣装へ早着替えするという””禊””っぽい儀式が行われていました。

 ただ、この曲がそういった「3年生ウエルカムソング」かと言われると、それはちょっと違う気がしています。これは冒頭で言ったように、一度はスクールアイドルを挫折した果南と、挫折しかけた千歌がそれぞれの言葉を綴った曲「3年生」ではなくて、「Aqours」のリスタートの曲だからです。

 

  そもそも、この曲が披露された沼津の花火大会でのステージオファーが来た段階では「今は断ってラブライブに向けた練習に専念すべきでは?」という意見も出ていたんですね。それが、リーダーである千歌ちゃんが出ようと言ったことで実現しました。

 Aqoursがそういう状態にあった理由は言うまでもなく、TOKYOのイベントでの惨敗がきっかけです。

 

 そして、TOKYOでそれを思い知ったのは千歌達だけではなかった。3年生がスクールアイドルを諦めることになったきっかけも、同じだったんですね。いや…実際マリーの怪我の事だったり果ては留学の話だっり結局どないやねーん!と結局真相は靄に包まれたままだったんですが、まぁ「TOKYOで全国のスクールアイドルのレベルの高さを知ってしまった」ことが、果南の「鞠莉はスクールアイドルやってる場合じゃないんじゃないの?」という気持ちをより膨らませる結果になったと、そういう解釈をここではしておきましょう。

 

 だからこそこの曲は、新旧Aqoursを束ねた果南と千歌がそれぞれの立場から「これからがんばろうね!」っていう曲だと思うんですね。まさにスクールアイドルとして、「未熟な夢」を見ていた2人が、その自分の弱さと向き合って「未熟ながら」も「夢」を追いかける決意が、この曲の歌詞には表れています。

 

 果南がスクールアイドルをやめた理由は、他人が傷つくことに臆病だったからです。それは鞠莉ちゃんであり、後にスクールアイドルを始めた千歌達に対してもそうでしたね。そんな彼女が鞠莉の真意を知り、そして遊びじゃないダンスナウされても諦めない千歌達の姿を見て、傷つけたくないと思っていた皆の強さを知った。

 「みんなとなら…」をこの時果南は悟ったんですね。

 だから、この曲の一番のサビ「〽みんなとなら乗り越えられる これからなんだねお互い頑張ろうよ!」「〽みんなとなら無理したくなる 成長したいな まだまだ未熟DREAMER」は、果南から後輩である千歌へ宛てた歌詞なんです。たぶんね。

  

 それに対して2番は、千歌からのアンサーになってるんですね。

 千歌はTOKYOで函館煽りイカさんにダンスナウされた時、皆の前では決して涙を見せまいとしていました。それが逆にメンバーを心配させてしまうのですが、梨子ちゃんの歩み寄りによって千歌は皆の前で悔しい気持ちも涙も見せて、そこからまた一歩一歩進んでいこうと誓ったんですね。チカだけに?

 「ひとりじゃない」を知ったから、千歌はまたステージに立つことができました。

 「〽ひとりじゃない乗り越えられる 不思議なくらい怖くはなくなって」「〽ひとりじゃない無理しないでよ 助け合えばいい わくわく未熟DREAMER」が、再びAqoursへ戻ってきた先輩への千歌のアンサーだったんですね。

 

 「みんなとなら無理したくなる」に対して「ひとりじゃない無理しないでよ」と返答してるわけなんですけど、この論に則って考えるならこれは果南は「みんなのために」「自分自身が」無理したくなる子で、そもそも鞠莉のことを考えてスクールアイドルをやめる決意をしたのだってそういうことなんですよね。ダイヤの気持ちは考えましたか…?まぁいいや、それに対して千歌は、良くも悪くも果南より弱かったから、皆の前で気持ちを暴露することができたんですね。

 この後のエピソードでは、その千歌が「みんなのために無理をして」例のバク転をやろうとするんですけど、そのお話も「ひとりじゃない」ことに気がついて千歌はまた姉貴分の果南を超えるラブライブ優勝ジャンプをすることができましたよね。

 

 それと同時に忘れてはいけないのが、ルビィちゃんのケツの話でした。この曲の「本音ぶつけ合うとこから始めよう~」の所でルビィちゃんがめちゃめちゃケツ振ってるんですよね。ルビィちゃんはお尻が大きいというのは流石に知らない方もいないだろうと思うんですが、だからこそひだまりPはルビィちゃんが尻を突き出す振り付けが大好きなんですよね。ずっと気になってた───

 

 

☆第9位-『届かない星だとしても』

 アーティスト:Aqours

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「恋になりたいAQUARIUM」のc/w曲。

 

 上記はスクフェスで見られるジャケットなんですけど、フォントの色に注目してみて下さい。

 中央の「星」の字以外の9文字は、μ'sのメンバーカラーが左からメンバー順でならんでいますよね。まぁ、ちょっとやけに黒っぽい鳥さんもいますけど…

 なので、必然的にこの曲は「μ's」を意識した曲であると考えられます。

 

  1stシングルの「君のこころは輝いてるかい?」はラブライブ!という作品としての、Aqoursのテーマソングとも言えるものです。それに対して2ndシングルは、μ'sの「Snow halation」がファンの比較対象という、まさに星のように高いハードルがあったわけですね。

  今でこそ肩を並べたと言えるAqoursとμ'sですが、それこそアニメ化を控えたこの時期は批判的な目を向けるラブライブ!ファンも少なくありませんでした。「ラブライブ!」というコンテンツとして、先輩たちが築き上げた人気がそのまま彼女達の肩にかかってくるわけですから、それは致し方なかったとも言えますね。

 これは「待ってて愛のうた」の項目でも話しましたが、このCDは本当に「恋になりたいAQUARIUM」→「待ってて愛のうた」→「届かない星だとしても」の3曲がひと続きになってるんです。

 最後の「届かない星だとしても」こそ、作中ではμ'sに憧れてスクールアイドルになった幾多の少女たちの1人として。現実ではラブライブ!の名前を背負った後継者として。Aqoursの、まさに決意表明とも言える曲でした。

 μ'sに簡単に届くわけがないことは、彼女達が一番良くわかっていたんです。「スノハレみたい」では無かったですけど、それでも彼女達の精一杯をぶつけたラブソングが「恋になりたいAQUARIUM」だったんですね。

 サビの合いの手に「Star light, I hope you!」ってあるんですけど、まさにこの時、Aqoursはどんなに遠い存在であるとしても、「μ'sのようになりたい」が目標だったんですよね。

 「憧れるって素敵だよ とにかく全部マネしたい!」のフレーズにも、それは表れていますね。

 

 μ'sとAqoursをわざわざ比較して、どちらがどう優れているとかいないとかそういう議論はにこちゃんのお股のようなもの(=不毛)だと思いますが、グループ結成初期にして、「目標はμ'sです!」と堂々と宣言し、ひたむきに憧れの存在を追いかけている姿をきちんと描いてくれたことは、とても良かったとひだまりPは思っています。

 

 ちなみに、2020年1月に行われたラブライブ!シリーズ初の合同ライブ「ラブライブ!フェス」でもAqoursはこの曲を披露してくれましたね。それが聴けてひだまりPも本当に嬉しかった。ステージに立っているのは声優さんでも、この「曲」が千歌ちゃんからμ'sへの、精一杯の思いの丈をぶつけた「曲」だから

 

 

☆第8位-『New Romantic Sailors』

 アーティスト:Guilty Kiss

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「ギルキスは本当に偉大なユニットじゃ…

 しゃろともではあるがワシも尊敬しちょる。

 アゼリアに負けた敗北者などと言う者もおるが、

 あの歌とパフォーマンスを実際に見て

 敗北者などと呼べるものはおらんじゃろう…」

「ハァハァ…敗北者………?」

参考記事: 【Aqours】スクフェスコラボユニットシングル「New Romantic Sailors」他2枚感想 - ひだまりPはこう語った

 

 ギルキスの確変曲。ちなみに初版の時点で、このランキングにギルキスが登場するのは59位以来です。極端すぎですね。

 

 「冒険」というユニット共通テーマを宇宙にまで広げる壮大な世界観はさながらAZALEAのお株を奪うコンセプトで、ギルキス本来のダンサブルな曲調はそのままにまるで何処かのモデル系オシャレユニットのような高貴さを兼ね揃えた曲です。BiBiも草葉の陰で笑ってるんだよなぁ…

 ギルキスのこういうディスコティック曲、マジでやっと来てくれたというのが所感です。コンセプトの似通った曲が多いのがギルキスの弱点という認識だったけど、本局はまさしくブレイクスルー。

 

 何より一番素晴らしいのはこの詩的センスですよ。「赤い惑星 青い月の海で泳ごう」って何!?「赤い惑星」っていうのは一見陳腐な表現なんですけど、「青い月の海」と対比させることで一気に情景が浮かび上がってきます。この歌詞は「宇宙」を表現しているんですけど、「地球」を「青い月」と例えることで宇宙空間にいることを表現するセンスがギャラクシー級。

 極め付けは2番の「白い彗星 黒い雪舞う中で踊ろう」ですよ。ラブライブ史に残るオシャレポエム。「宇宙」を「黒い雪が舞う」って表現する”神”のセンス、本当に銀河と交信でもしているとしか思えません。

 もうこのフレーズだけで本当に宇宙を旅している情景が脳裏に浮かぶんだよな…言葉は魔法です。

 

 あと本曲の申し訳程度の肉食要素である「始まるんだなって高まって 手を握っちゃおうかな?」そして「戻らないよって囁いて 肩抱いちゃおうかな?」っていうのも良いですね。ギルキスは梨子ちゃんの肉食系ギャップ萌え要素が重要なウリなんですけど、これくらいの塩梅が一番ちょうど良いんですよ。ここだけ、ちょっぴりドキッとさせてくるくらいの表現がちょうどいい。

 

 BiBi先輩も草葉の陰で見守っているギルキス宇宙旅行ですが、初見時はラスサビのマリーのシャウトがマジに「PSYCHIC FIRE!!!!!!」って聞こえましたね。ちなみに、本当は「嫉妬ファイヤー」って言ってます。

 

 ただ一点だけ「梨子ちゃんレーザービーム」のくだりは正直いらないですね。これはダソクです。

 

 2020年2月に行われたGuilty Kiss 1st LoveLive!神セットリストと名高く評価されているあのライブですが、一番始めとアンコールのラスト曲で2回この「New Romantic Seilors」を披露してくれました。これは本当に僥倖で、ひだまりPも初っ端から大盛り上がり、ラストでまた盛り上がりと最高のライブでしたね。

 

 これもラスサビの転調が気持ちいい曲ですね。30回くらい転調して欲しい。

 

 

☆第7位-『少女以上の恋がしたい』

 アーティスト:Aqours

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「HAPPY PARTY TRAIN」のc/w曲。

 

 上記はスクフェスで見られるジャケットなんですけど、フォントの形に注目してみて下さい。

 「以上」の「以」の字は女性器をかたどっており、「上」の字は男性器をかたどっていますよね。

 なので、必然的にこの曲は「性」を意識した曲であると考えられます。

 

 ということで、Aqoursが贈るあまあまラブソング、「少女以上の恋がしたい」μ'sのスノハレみたいなの作る!って息巻いていた千歌ちゃんでしたが、これは「もぎゅっと"love"で接近中!」みたいなのがデキてしまいましたね。

 ちょっぴり破廉恥要素もあって、「少女の性」をモチーフにしている所が往年のおニャン子感を醸し出してもいるんですが、リアルのステージ上で歌うのは声優さんだからOKです。(?)

 やはりアイドルソングとしては定番中の定番なコンセプトだけあって、曲自体もどこか懐かしさを感じさせるメロディ切なげなサビの引きと、王道を往く構成になっています。

 「もぎゅっと"love"で接近中!」はμ'sがまだアニメ化前で「スクールアイドル」を「アイドル」寄りにとらえていた頃の曲でしたが、「少女以上の恋がしたい」はAqoursが今まであまり見せなかったアイドル観を引き出した曲と言えますね。要するに部活動としての「スクールアイドル」ではなく、よりリアルアイドル寄りの路線

 

 曲はソロパート多めで、各人の個性がちゃんと出ていますね。それだけに今度から発売されるAqoursソロアルバムでも、ひだまりPの一番のお目当てはこの曲だったりします。

 個性が出ると言えば、やはり一番は「〽ひとり想う ひとり願う~」からのくだりでしょうか。特に曜ちゃんの「あなたとしたいって…いけないこと?」に3年間ドキドキしっぱなしです。ここ、最初はひだまりP「あなたとしたい……イケナイこと♡」だと思ってて、いくらなんでもド直球歌詞だよな…と思っていたら聞き間違いが発覚しました。流石に赤っ恥でしたね。

 

 ひだまりPが本格的にこの曲を好きになったきっかけは、やはり初参加ライブのAqours 4th LoveLive!でした。曲を引き立てるラブリーなステージ演出を見て、「これもぎゅっと"love"で接近中!じゃん…」って思いながら感動していたのを覚えていますね。

 

 

☆第6位-『勇気はどこに?君の胸に!』

 アーティスト:Aqours

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 アニメ2期ED曲。

 

 タイトル発表時は「君の胸にかけて胸に!ファッ!?」とか言われてたんですが、アニメを通して聴いていくうち、かの名曲「ユメ語るよりユメ歌おう」を超える名曲という評価になっていきました。

 

 そもそも「ユメ語るよりユメ歌おう」のタイトルセンスはもう神オブラブライブと言うしかなく、それに対して「勇気はどこに?君の胸に!」という題は初見時にはあまりピンと来なかったというのが正直な感想だったんですよね。

 その認識を改める最大のきっかけになったのは、アニメ2期8~9話でした。そうです。HAKODATEでのルビィちゃんのエピソードですね。

 ルビィちゃんが自分からSaint Snowの狂犬にカラみに行って、「一緒に曲を作りませんか?」なんて言うことを誰が予想できたでしょう。あれが、まさにSUNNY DAY SONGであり、「スクールアイドルの物語」そのものでした。

 

 9話のあるシーンでは、ルビィのセリフがとても印象的でした。

 

ルビィ…へんな夢を見たの。

ルビィが…くらーい所を歩いてたらね…

光が見えて、死んだおねぃちゃぁが立ってたんだ。

『ダイヤ』お姉ちゃんだよ。

 

『どこに行くの、ルビィ?』って

おねぃちゃぁがルビィに聞いたの。

ルビィは…『おねぃちゃぁに着いていきたい』って

言ったよ。だって…おねぃちゃぁはいつも頼りになったし

おねぃちゃぁの言う事なら、ルビィは安心だから…

 

でも…おねぃちゃぁはにこっと笑って

『ルビィが決めなさい』って言うの。

『行き先を決めるのは貴女よ』だって。

だからね…ルビィは『函館に行く!』って

答えたら…目が覚めたんだ。

なんだか…寂しい夢だったなぁ…

 

言ってねぇ。

 

 近いことは言った。

 

 卒業していく姉ダイヤの想い、そして同じく姉が卒業してゆく妹である理亞の想いルビィちゃんは大切な人の想いを自分の気持ち以上に深く汲み取ることができて、そしてそのためなら普段の態度からは想像できないほどの勇気を出すことができる子なんですね。その片鱗は1期でも花丸やダイヤとのエピソードで表れていました。

 先輩達の力を借りずに理亞と二人で、震えながらもまっすぐに前へと進もうとするルビィの姿には、善子と花丸もヨハ泣きでした。ドラ泣きみたいに言うな。

 

 もうわかったと思いますが、「勇気はどこに?君の胸に!」はアニメ2期の主人公、黒澤ルビィの歌です。えっ何?みかん?ハァ…ありゃ勇気と呼べるだろうか…?勇気の賛歌は”ルビィ”の讃歌!出番が多くてもすぐ腐るメンヘラヒロインはみかんと同類よォーッ!!!

 

 ということで、ひだまりPがこの曲を「ユメ語るよりユメ歌おう」すら超えてくる名曲だと考えるのは、まさにその等身大な勇気がこの曲には歌われているからなんですね。怖くて泣きながら、それでも大好きなものを大好きと言い続ける勇気。アニメ本編ではまさにルビィちゃんの見せてくれたそれが、Saint Aqours Snowという大きな輝きの礎となりました。

 

 そう考えると、「勇気はどこに?君の胸に!」というタイトルの輝きにも気づくことができます。「勇気はどこに?」と一度問いかけるのが大事なんですよね。そしてこれもまた、「君のこころは輝いてるかい?」と同じ、「君」とは自分自身であり、「私を鼓舞する歌」なんです。

 ルビィちゃんも函館のクリスマスイベント選考会のシーンで、姉にキスされる妄想で勇気を出そうとするくだりがありましたよね。えっ何?あれは回想?いやまぁ他は事実でしたけど、ダイヤちゃんあんな事しないしキスのくだりはルビィの妄想だと思うんですよね。と言うかそこはどうでも良いんですよ。ルビィちゃんにとっては、お姉ちゃんから貰った勇気が自分の胸に残っていることを確かめるシーンだったんです。妄想で

 

 

☆第5位-『Aqours☆HEROES』

 アーティスト:Aqours

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 これはですね、μ's全曲ランキング4位『Oh, Love&Peace!』と同じ枠です。一言で言うならば。それにしても、Aqoursナンバリングシングルの3曲目は神曲の法則があまりに揺るぎないですね。

 

 このランキングの上位に入っている曲の感想を見て頂ければ分かる通り、ストーリーの関連したことでの感想が多いと思うんですけど、ひだまりPが好きな曲の傾向っていわゆるメッセージソング的な、歌詞から読み取れる世界観が豊かな曲なんですよね。それでいくとこの曲は、アニメとかで使われた曲ではないんですけど、シンプルな正のパワーがとても好きなんですね。”性"の誤変換ではないですよ。

 

〽悩みをぶっ飛ばすような

 イメージ持って戦いましょう!

 なんとなく なんとなく

 強くなるって気がしてる!

 

 「人生訓」です。このがむしゃらなパワー、何の根拠もないけど、それでも自信が湧いてくるような気がしますよね。

 青空Jumping heartの「説明はできないけど大丈夫さ!」にも、この辺のエッセンスが引き継がれている気がします。

 そして、2番は輪をかけて好きな部分。

 

〽願いは言ってみたくなる

 ステージ乗って戦いましょう!

 叶えたい 叶えたい

 夢になるって気がしてる!

 

 「ステージ乗って戦いましょう!」ってくだりが本当に良いです。Aqoursにとっては、文字通りアイドルのステージが「戦いの場」なんですけど、でもそれはAqoursに限ったことではないんですよね。

 スポットライトに照らされたアイドルのステージではなくとも誰にでも自分が戦うべきステージ、自分が主役のステージがあるはずです。自分自身の戦いのステージに立って、願いを声に出すことこそが大切なんですね。

 この曲はタイトルにも「Aqours」って入っていて、まさにAqoursの元気さ全開のポップな曲なんですけど、その中にこそ実はAqoursの音楽を通して分かる一番大切なものが込められているんじゃないかと、ひだまりPはそう思いますね。

 

ファイト!闘う君の唄を闘わない奴らが笑うだろう

ファイト!冷たい水の中を震えながら登ってゆけ

──中島みゆき『ファイト!』より

 

 

☆第4位-『Awaken the power』

 アーティスト:Saint Aqours Snow

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〽空高く掲げよう 路を照らす命のきらめき

 運命に惹かれる それは星座の神話さsoldier game…

 また逢えたのに I'm soldier heart…

関連記事: Saint Aqours Snow 1stシングル「Awaken the power」感想【ラブライブ!サンシャイン!!】 - ひだまりPはこう語った

 

 聖闘士星矢じゃねーか!!!

 

 このジャケットを見た時、誰もがそうツッコんだと思います。2番の歌詞にも「できないなら何度も超戦士よ!!」ってありますし、聖闘士星矢ではないにしてもルビィか理亞のどっちかにかなり熱血系のセンスがあったことが伺えますね。

 

 アニメ2期9話のサブタイトルにして挿入歌。そしてルビィと理亞を中心にAqoursとSaint Snowが手を繋いで1つの曲を歌う、一夜限りの伝説的ユニット「Saint Aqours Snow」の最初の曲でもあります。

 

 タイトルは直訳すれば「目覚める力」で、いつも姉や先輩たちに頼ってばかりいたルビィが「自分たちの隠された力」を探してこのタイトルが付きました。

 

 特に「言葉っていくつも知ってるはずでも こんな時出てこないんだね」というのが名フレーズですよね。2人のスクールアイドルへの想い、そして何より姉への感謝の気持ちを伝えるのに、2人は「一緒のステージに立つ」という道を選んだわけなんですけど、その熱い想いがこの出だしのフレーズに込められているのが良い。2人で言葉を出し合って作詞をしたけど、姉への想いを的確に表現するのに足りる言葉は出てこなかったんですね。

 

 まぁそういう「文脈」もあるんですけど、この曲に関してはそれもあった上でこの「圧倒的パワー」がやっぱり凄いんですよね。まさしくAqoursの「No brand girls」です。これはまぁ、サビの「ハイ!ハイ!ハイ!」という合いの手を見ても意識している感じはしますが。千歌ちゃんが「スノハレ」みたいなのを作れずにいた中で、さりげなく凄いのを作りましたね、ルビィちゃんは…

 

 これもまたAqours 4th LoveLive!の話になっちゃいますが、この曲が東京ドームで披露された時の声で会場が震えるような熱気はやっぱり凄かったですね。これの次に「No.10」が披露されて一瞬でクールダウンした話も含めて、大切な思い出です。

 

 きらめくピエロで、また会える!

 

 

☆第3位-『近未来ハッピーエンド』

 アーティスト:CYaRon!

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やっぱりCYaRon!がナンバーワン!!!

 

 ぶっちゃけた話、純粋に曲だけ見たらこれが1位かもしれないです。CYaRon!が贈る最強の恋愛応援ソング

 

 女の子のための恋愛応援ソングというカテゴリで言えば、μ'sでは希の「純愛レンズ」が存在するもののCYaRon!の先輩であるPrintempsにはありそうでなかった曲ですね。Printempsはオリオン座に閉じ込めちゃうから…

 そもそも、CYaRon!のノスタルジー系名曲である「夜空はなんでも知ってるの?」や「海岸通りで待ってるよ」も友情を恋愛のように捉えた曲という説明をさせて頂いたと思いますが、そういう「恋を知らない」歌を歌ってきたCYaRon!が、恋してる友達を応援する歌を歌うというのはまさにコロンブスの卵的発想です。

 恋する友達を全力で応援したい気持ちと、まだ知らない恋に対するドキドキを両立したこの曲は、まさにCYaRon!にしか歌えないジャンルの曲と言えますね。こんなのPrintempsだったらアレですよ、青く透明な私になっちゃうよ。

 「だって幸せに笑うとこが見たいと思うんだ」って、こんなストレートで等身大な「エール」はそうそうないですよ。この3人だからこそ、このフレーズが本当にまっすぐな友達を思う気持ちなんだと分かりますよね。「見たいと思うんだ」の優しく微笑みかけるような歌い方と、振り付けだとここで手でハート作るのがめちゃめちゃ可愛いんですよ。

 

 そういう「テーマ性」の面でもこの曲は一線を画した存在と言えるんですけど、それ以上にCYaRon!の3人の歌声が強調されるソロパートが多いのも特徴的。

 特に「タイミング良きに告白しちゃうんでしょ?」と「とにかく大事なのは」のとこは3人それぞれのソロパートがあるんですけど、三人三色の情緒を込めた歌い方が聴かせますよね。曜ちゃんのイケボな「こ・く・は・くぅ↑~!」とか個性が凄い。ルビィちゃんの「その日が来ぅ↑~るのかな?」とかね。

 

 それにしてもμ'sの純愛レンズAqoursの近未来ハッピーエンド、そしてニジガクからは早々にCheer for you!! という名曲が誕生しました。ラブライブ!でこの類の曲はハズレがないですね。

 

 

☆第2位-『想いよひとつになれ』

 アーティスト:Aqours

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「なにかを掴むことで、なにかを諦めない。」

 

 …語りきれねぇ

 

 と、いうことで第2位『想いよひとつになれ』です。

 アニメ1期11話挿入歌。この曲はAqoursがラブライブ地区予選にて披露した曲であり、一度は弾けなくなったピアノと再び向き合うために東京のピアノコンクールへと臨む梨子ちゃんが一時的に欠けた8人のメンバーで歌われました。

 梨子は元々、Aqoursとして予選のステージに立つためにピアノコンクールは欠場することを決断していましたが、彼女の「本当にやりたいこと」に目を向けるよう促し、ピアノコンクールへ出てほしいとお願いしたのは他ならぬ、彼女をスクールアイドルへと勧誘した千歌ちゃんでした。

 でもこれは千歌ちゃんにとっては、第2話で梨子ちゃんを勧誘した時からの一貫した気持ちです。千歌ちゃんのスクールアイドルとして輝きたい!という気持ち、その根本は誰かの道を照らしたいと思う輝きなんですね。それは千歌ちゃん自身がμ'sのライブを見たその日、夢中になれるものを見つけたように。

 Aqoursは「元々」は廃校阻止のために集まったグループではありませんでした。梨子ちゃんのように亡くしてしまったピアノへの情熱をまた見つけるために入った子、純粋にスクールアイドルが大好きで入った子、自分を表現する場を探し求めて入った子。Aqoursは1人1人が自分の輝きを見つけるための止まり木であり、そしてその性質はまさしくリーダーである千歌ちゃんの芯にある「誰かを応援したい」という思いがもたらしたものでしょう。

 こうして千歌ちゃんに背中を押された梨子ちゃんはもう一度ピアノコンクールに出場することになりました。その腕には、他のメンバーとお揃いのシュシュを付けて。

 

 「何かをつかむことで、何かを諦めない」「想いよひとつになれ どこにいても同じ明日を信じてる」というフレーズはまさにそんな、梨子ちゃんの道を照らす千歌ちゃんのスクールアイドルの輝き。そしてAqoursと一緒に夢を追う中で、大事な夢に向かってもう一度踏み出す勇気をだした梨子ちゃんの想い

 これはラブライブ!風に言うならまさに「叶え、私たちの夢!叶え、みんなの夢!」です。

 

 一方で、そんな常に誰かを後押しする方へ行ってしまう千歌ちゃんだからこそ、すれ違ってしまった相手がいました。それが曜ちゃんですね。

 千歌ちゃんはそれこそ幼少期から、幼馴染である曜ちゃんのことも応援してきたんですけど、一方の曜ちゃんはそんな千歌ちゃんと一緒に並んで夢中になれることを見つけたかったんですね。本気を出せばすごい力を持っているのに、ずっと自分は普通だと言って燻っていた千歌ちゃんにモヤモヤしていた。

 そんな2人のすれ違いが決定的に表れたのがこの時でした。「想いよひとつになれ」は、当初は千歌と梨子のダブルセンターを想定していた曲でしたが、梨子の不在により曜がその代わりを務めることになったんですね。

 幼馴染で息のあっていそうな千歌と曜のダンスは、不思議なほどに噛み合わず練習は難航。そんな中曜は持ち前の器用さで梨子のステップをそのまま真似て合わせたところ今度は覿面に息ピッタリのダンスとなりました。そして千歌ちゃんはまた「やっぱり曜ちゃんはスゴい!」。

 「千歌ちゃんの隣には私より梨子ちゃんがいた方がいいんだ」と、彼女にしては珍しく拗ねモードに陥る曜ちゃんでしたが、「やっぱり曜ちゃんのステップで一からやり直そう!」そう叫ぶ千歌ちゃんを見て、自分がそう思っていたのと同じくらい、千歌も自分と一緒にスクールアイドルをやり遂げたいと思っていた事に気が付きます。

 それがつまり「すれ違った後で、同時に振り向いた」なんですね。

 そして…そしてまさに、「大事な夢追うとき 大事なひとが分かる」「思いはひとつだよと 違う場所へ向かうとしても信じてる」なんですね。このフレーズ、本当にラブライブ!歌詞の中でも15,6本の指に入る名句だと思っています。

 大事なのは、これは千歌ちゃんが「あー私曜ちゃんのこと傷つけちゃってたのかな…」なんて気がついたわけではなくて、彼女は全然いつもの調子で、曜ちゃんが何か気にしていたっぽいことを相談に行っただけだったんですね。千歌ちゃんが最初からずっと持っていたスクールアイドルという夢には、隣にいつも曜ちゃんがいたことに曜ちゃんがやっと気づいただけ。だから彼女は自分のことを「私バカヨウだ…」って言ったんですね。曜はバカヨウ。千歌はボンヨウ(凡庸)。

 

 「違う場所へ向かうとしても信じてる」というフレーズで思い出すのは本家ラブライブ!での穂乃果とことりの留学騒動です。最初に聞いた時はこのフレーズ、ちょっとμ'sを皮肉ってない?と思ったもので、正直今でもちょっと思ってるんですけど。まぁ大切なのはそこではなく。

 「どこにいても同じ明日を信じてる」のが、千歌ちゃんと梨子ちゃん「違う場所へ向かうとしても、思いはひとつだと信じてる」のが、千歌ちゃんと曜ちゃん千歌ちゃんが最初に引っ張り込んでスクールアイドルを始めたこの2人の三角関係に、見事なほどにこの曲は「答え」を出しているんですよね。

 そういう意味でこの曲は千歌ちゃんから2人へのメッセージソングであり、同時にこの3人から始まった「スクールアイドルAqours」を象徴する曲なんだと思います。そういう意味では、Aqours版のSTART:DASH!!という見方もできますね。

 

 前述の通りこの曲は梨子ちゃんを除く8人で歌われていますが、Aqours 4thライブにて遂に梨子役の逢田梨香子さんが加わって9人バージョンが披露されましたね。まぁ、ひだまりPの中のこの曲の立ち位置は上記の通りなので、これに関しては別にどっちでも良かったです。

 

 

 次はいよいよ1位です。お待たせしました。

 

 

☆第1位-『冒険Type A,B,C!!』

 アーティスト:Aqours

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関連記事: 【ネタバレ無】Aqoursリアル脱出ゲーム第2弾『学校祭ライブ中止の危機からの脱出』参加レポート! - ひだまりPはこう語った

 

 ありがとう。

 

 と、いうことで不動の1位は2019年に行われたAqours×リアル脱出ゲーム第二弾『学校祭ライブ中止の危機からの脱出』のテーマソング、『冒険Type A,B,C!!』です。

 

 ひだまりPが初めてこの曲を聞いたのは去年、ラブライブのオールナイトニッポンGOLDの放送にて先行公開された時ですね。その時は、イントロを聴いて「あ、これμ'sのMOMENT RINGじゃん!」と思ったくらいでした。実際このイントロは、明らかにMOMENT RINGを意識していると思います。

 そして後日、リアル脱出ゲームイベントへと赴いたひだまりPは、イベントの最後で「エンディング曲」的にこの曲を聴くことになるんですが…

 …ひだまりPにそんなことはあるまいと思っていたんですが、この曲を聴いて、そしてその歌詞を読んでいくうち、ひだまりP、スクリーンの前で1人涙ぐんでいましたね。

 それは何故かと言うと、この曲には今、この瞬間を精一杯輝こうとするスクールアイドルの思い、そして楽しさが目一杯に詰まっていると感じたからです。MOMENT RINGっぽいのはイントロだけじゃなかったんですね。

 

 この説明をする前に、LoveLive! Lyric Bible from μ'sより畑亜貴さんのコラム「今も青春が聞こえる」からの言葉を引用させて頂きたいと思います。Aqoursの曲の話をするのにμ'sの曲に対する神の言葉を引用するのはおかしいようですが、ひだまりPの思っていたこととあまりにも一致していたため、これを読んで頂くのが一番端的に伝わりやすいかと思います。

 

”そしてμ'sと向き合っているうちに、その答えは瞬間の輝きの美しさであり、明日を、未来を描きながらも、今を楽しく真剣に生きるということではないかと気づいたのです。

未来への希望を抱き、今を生きる。

言葉にすると簡単ですが、これが実はなかなか難しいことだと普段の生活の中で実感します。だからこそ、μ'sの青春が眩しく胸に焼きつくのではないでしょうか。ひたむきに音楽と向き合い、笑って泣いて悔しがって、そんな今を楽しむ9人の姿を愛しく思わずにはいられません。”

LoveLive! Lyric Bible from μ's Extra 「今も青春が聞こえる」畑亜貴

 

 もうこれにどんな言葉を付け加えてもダソクとしか言い様がないくらい、大切な事を端的に語っておられる神の言葉に敬服する他ありません。

 

 話を戻して「冒険Type A,B,C!!」について、神のように端的にまとめることはできませんが、ひだまりPの当時の感想が以下です。

 

 この曲はまさにAqoursの「スクールアイドルとしてのあり方」そのものを歌った曲であり、過去、未来という枠に嵌まらない詩が特徴的です。μ'sの「MOMENT RING」に似ていると言ったのはあくまでイントロの雰囲気に対してですが、歌詞を紐解いてみてもやはりこれはAqours版「MOMENT RING」と呼べるのではないでしょうか。

 「過去」でも「現在」でもない「瞬間」を「永遠」にする、μ'sの「MOMENT RING」にとても近いものが、この楽曲には秘められています。

 ひだまりPが会場でこの曲を聴いて思わず涙ぐんでしまったのは正にそれで、「冒険Type A!! 偶然だってチャンスだから はりきって振り切って前に!」「冒険Type B!! 突然会った誰かとも 語らって息合って前に!」というこれらの歌詞は、過去を振り返るのでもなく、かと言ってまだ見ぬ未来を語るのでもなく、ただこの「瞬間」に「前へ進もうとする意思」を秘めており、Aqoursがこれまでも、これからも、スクールアイドルとしてがむしゃらに走り続ける「今この時」が凝縮された歌詞に、「Aqoursは今、ここにいるんだ」ということを強く感じられたからかもしれません。

 

 そして、そんな「今、最高のこの時を楽しもう!」という、どこまでもポジティブで前向きな意思は、「学校祭」というこの脱出ゲームのテーマとも見事に合致しています。これは、生まれるべくしてこの時に生まれた曲だと思わざるを得ません。

 

 そんな神曲にはやはり「神の詩」もいつも以上に溌剌と輝いていて、例えば歌い出しの鞠莉ちゃんの「やったーやったームテキな上機嫌!」というくだりも他の曲であればちょっと走りすぎてない?と思ってしまう可能性もありますが、「学校祭」という舞台を考えればこのハチャメチャに突き抜けた歌詞こそ正に相応しいものだと思わせてくれます。言葉だけでこれだけの「躍動感」を出せるのは、やはりラブライブ!の神の仕業と感嘆するほかありません。「ミステリー大好き!」と、申し訳程度に謎解きゲーム主題歌としての要素を入れていくのも良いですね。

 

 はっきり言って、ここまで「Aqours」という物語の「エンディングテーマ」に相応しい曲をひだまりPは知りませんこの曲をもって、Aqoursは「永遠」になったと、この歌で、遙か先に待っていたμ'sの手をしっかり取ったと、そう言ってしまっても過言ではないと思います。

 

~~~

 

 μ'sに憧れた千歌ちゃんから始まったAqoursが、遠く先を走るμ'sの手を掴んだ曲。これは何も、μ'sとAqoursを比較してどうとか、どちらが上とか下とか、にこちゃんの胸よりもペッタンコな議論をしようというものではありません。客観的にどう思われていても、千歌ちゃん自身の「あこがれ」は永遠であり、そんな永遠の憧れと並び立つ存在になった瞬間。それが、この「冒険Type A,B,C!!」なんですね。

 因みにニジガクは?ニジガクは…「MELODY」で掴みましたね。はっや。しかも優木せつ菜1人だけじゃねーか。まぁそれは今はどうでも良くて。

 

 この曲、タイトルに「冒険」って入っていることから、ひだまりPは絶対これがLOVELIVE! SUNSHINE!! UNIT LIVE ADVENTURE 2020 ~PERFECT WORLD~で披露されると確信していたんですね。この公演は皆様知っての通り、新型コロナウイルスの影響により開催中止となってしまいました。ひだまりPもチケットが当選していただけに、とてもとても楽しみにしていたんですが、残念でしたね。

 

 いつかコロナ騒動が収束して、「冒険Type A,B,C!!」のステージが見られる日が来ることをひだまりPはずっと祈っています。「シャゼリア☆キッス☆ダダンダーン」もね。

 

 

 

あとがき

 

 いくらなんでも長過ぎる。

 

 初版時点、ここまでで91,000文字あります。原稿用紙換算で227枚分ですね。

 

 2017年の9月にμ'sの114曲全曲ランキング記事を公開させて頂いた際、たしか4万字をちょっと超える位だったと記憶しています。(それでも長い!)以降加筆修正を繰り返し、2020年6月現在は84,000字まで膨れ上がっているわけですが、この記事は初版時点でそれを軽くオーバーしてしまいました。

 

 これはやはり、アニメ化してから知ったμ'sのときとは違って、Aqoursはファーストシングルから、そしてμ'sに対して持っていた熱量をそのまま引継ぐ形で音楽、アニメ、そして今ではライブまでも追ってきた形になりますから、それだけに元々書いてあった記事からのコピペの部分も多いですし、どんどんと膨れ上がってしまったんだろうと思いますね。

 μ'sの時と比べても、やはり曲自体の「文脈」に言及している曲が多く、またひだまりPの「独自解釈」に基づく自説が次から次へと展開されていて、読者の方からしてみれば、読んでいて「は?」と思うことも少なくなかったのではないかと推察します。AZALEA論とかね。

 

 μ'sの時とは違っている点がもう1つあり、μ'sの全曲ランキングを公開した時点ではμ'sは既に活動を休止しており、「μ'sの全曲」と胸を張って言えたのですが、Aqoursは2020年現在も活動を継続しており、と言うかこれを書いている今でも、まだ未発売の新曲がいくつか確定しています。

 なので、μ'sの「A song for you! you? you!!」等は当該記事では「番外編」としていますが、Aqoursのこの記事に関しては、定期的に新曲も追加し、ランキングの順位自体も変動する可能性があります。新曲の出たてホヤホヤはやはりバイアスもかかってしまいがちなので、目標は1年に1度の見直し、という程度ですかね。

 ただ、記事に込めた”熱”はμ'sもAqoursも何ら変わりません。ひだまりPはラブライブ!を大好きでいることに関しては誰にも負けないと自負しており、その想いは今でも揺るぎません。これは、ひだまりPがラブライブ!を愛してきた、その「記録」とも言えるものです。Aqoursの歌詞を引用するならば「LoveLive! Days」でしょうか。

 

 そういえば、忘れていましたがこの記事は「全曲ランキング」でした。堂々と「全曲ランキング!」などと謳っておいてアレなんですが、はっきり言うと順位自体にたいした意味はありません。勿論、部分部分に共感頂ける事はあっても1~100位まで全部がひだまりPの考えと一致するラブライバーなんてただの1人もいないでしょう。

 誰かにとっては五本の指に入る曲がひだまりPのランキングでは下から数えた方が早かったり、あるいはひだまりPが上位に入れて絶賛した曲も、誰かが見れば何がいいのか分からんということは普通にあるでしょう。

 「No.10」はともかく、ラブライブ!シリーズの曲はどれも素晴らしい曲ですから、人によってランキングが異なるのはむしろ、その証明と言える喜ばしい事だとひだまりPは捉えています。

 

 この記事を書いていて、「全ての曲に感想を書く」という行為をすることで新たに見えてきた見解も1つや2つではありません。Aqoursはもちろん、μ'sに対してもひだまりPのラブライブ!は何一つ消えることなく輝いており、その中に飛び込む度に新しい発見が得られるのはとても楽しいことです。

 そんなひだまりPのLoveLive! Daysにお付き合いくださり、つまりは、ここまでこの本当に長い長い記事を読んで頂き、本当にありがとうございました。ひだまりPと同じく、ラブライブ!シリーズを愛するあなたにとっても、この記事を通して新たな発見が芽生えるものであったならば幸いです。

 

 それでは──良きラブライブを!

 

 

\ラッブライブ~ ラブライブ~ ユンメヲツカメー ラブライブ~♪/

 

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こ ち ら も ど う ぞ 。

*1:ダイヤのそっくりさんの略。ダイヤさんのアニメでのアイドル好き設定のように、余計なものを付け足すことで全体をダメにしてしまう、という意味。