ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

【Aqours】スクフェスコラボユニットシングル「New Romantic Sailors」他2枚感想

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「ギルキスは本当に偉大なユニットじゃ。

 しゃろともではあるがワシも尊敬しちょる

 アゼリアに負けた敗北者と呼ぶ者もおるが…

 あの歌唱力とダンスを実際に見て敗北者などと呼べるものはおらんじゃろう」

「ハァ…ハァ…敗北者……?」

 

 

 ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。

 

 今回は2019年11月27日から順次発売されたラブライブ!サンシャイン!!より3ユニットのスクフェスコラボシングルGuilty Kiss「New Romantic Sailors」CYaRon!「Braveheart Coaster」、そしてAZALEA「Amazing Travel DNA」のレビューを書いていきたいと思います!

 

 この2月からはそれぞれの曲名を冠した各ユニットの1st LIVEも開催されるということで、かなり力を入れたシングルになっていると感じました。それでは、続きを読むからどうぞ!

 

 ちなみにトップの画像は間違えて別の通販サイトで2セット発注してしまったCD3枚組と、特典の全巻収納BOX CYaRon! ver. と AZALEA ver. です。(メーカーの策略に)のるなエース!戻れ!

 

 

 

 

もくじです。

 

 

New Romantic Sailors/Guilty Kiss

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桜内っ…!もういいっ…!もう…休めっ…!

 

 ギルキスにおける梨子ちゃんは善子とのクソ百合営業をやらされたり普段の大人しいキャラとのギャップがあるせいかCDが発売される毎に大胆に誘うような表情と衣装になっていく肉食系ギャップ萌えアピールをさせられたり何かと過労死枠ではあるのですが、今回のCDもその例に漏れず善子とマリーそっちのけで変態シスターのAVみたいな格好になっていますね。

 

 

 まぁ、それはともかくとして。

 

 

01. New Romantic Sailors

 

 ジャケットの時点でボロクソ言ってしまったのですがこの曲…はっきり言ってしまうとギルキス確変曲と言ってもよく、Guilty Kissのカッコイイ系エッセンスは残しつつかつてのレジェンドBiBiのようなオシャレな世界観も感じることができ、それらがミックスされて今回のユニット3曲に共通するテーマである「冒険」をベースにしっかりとギルキス本来の魅力を乗せた名曲に仕上がっています。

 

 えっ…BiBiはコミックユニットじゃなかったのかって!?違いまーす!モデル系オシャレユニットでーす!!ウソー!完全にコミックユニットだと錯覚してたわ…錯覚…?錯覚……錯覚……聴いて下さい、「錯覚CROSSROADS」。

 

 ギルキスの曲は基本的にロックなイメージがあったんですが、この曲はどちらかと言うとポップでアップテンポなナンバーでイントロに至ってはパラパラなんぞでも踊りたくなってしまうくらい、今までの曲よりもよりダンサブルなイメージがありますね。

 

 歌詞については何…ですかねこれは、宇宙行ってるの?ユニット対抗戦ではGuilty Kissの賞品は国内日帰りロケだったような気がしますが、まさか宇宙旅行とはな…

 「宇宙」をテーマにしたこの歌詞は圧巻の一言で、一体どこの天才が作詞したんだって感じですね。疾走感のある曲を最高潮に盛り上げてくれる素晴らしいリリックです。「Knock knock 空を叩け!」のフレーズからしてまるで少年向けアニメのような言い回しですが…それが良い!こういう所からも”未知への期待感”が強く感じられ、この曲全体のイメージとしての「宇宙旅行」のイメージを無限に膨らませてくれます。

 そして2番サビの「ぐんぐん遠ざかる見慣れた街のLaser beam」から始まって「白い彗星 黒い雪舞う中で踊ろう」がオシャレ過ぎる。何この…「見慣れた街のLaser beam」って。「夜景」とかを表現するのにこんな言葉出ます?「白い彗星 黒い雪舞う中で踊ろう」はもっとスゲェよ…畑亜貴さん、もとい「神」には銀河がそういう風に見えてるの?いつぞや何かの曲で「畑亜貴は銀河一の天才シリーズ」って言いましたけどそれも納得です。「輝夜の城で踊りたい」を彷彿とさせるワードセンス。

 っていうかそれでいくとそもそも1番サビの「赤い惑星 青い月の海で泳ごう」もやべぇよ…やべぇよ…もうノリノリで作詞してるのが伝わってくるようです。そういう神のオシャレ過ぎる詞にポップでダンサブルなサウンドが合わさった結果Guilty Kissの歴代曲でもトップを争うレベルの名曲が誕生してしまった、といったところですかね…

 

 ギルキスの曲はこれまで割とパターンが固定されがちだった所、まるでBiBi師匠の霊魂が降りてきたような突然のディスコティック振りにてっきり初見時はラスサビのマリーの所、「PSYCHIC FIRE!!!」ってBiBiの名曲のタイトルを叫んでるのかと思ってしまいました。厄介行為かよ。

 

 でも一点だけ言いたいんですけど、「梨子ちゃんレーザービーム」は要らなくない???

 

 

 りきゃこ兄貴も内心これ要る?って思ってそう(思ってないです)

 

 これはウソなんですけど、是非ライブでは「リリー召喚!」に対して「チッ…(舌打ち)、くらえ~、梨子ちゃんレーザービーーーーーーーーム」って感じで応対して欲しいですね。

 

 梨子ちゃんレーザービームはダソクでした。でもこれよく見るとCDの帯の後ろにも「Riko-Chan Laser beam!!」ってデカデカと書かれてますね。ふざけるのも大概にしろよ。

 

 

02. Love Pulsar

 

これじゃん。

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 突然のガチ笑いから始まるカオスなナンバー。SENTIMENTAL StepSとかを見習ってホラ…

 

 サビの始まりから徐々に上がっていく感じが心地いい…心地よくない?若干平成初期のアニメソングっぽい言葉選びの古臭さがまるで魔法少女アニメの最終回で全メンバーが力を合わせて特大ビームで敵の大ボスに打ち勝つシーンでこの曲のサビが流れてそうな雰囲気を感じますね。まぁこれは、ひだまりPがちょうどこのCDを聴きながらポケットモンスターシールドのマックスレイドバトル周回をやっていたのでムゲンダイナでダイマックス砲を撃つシーンにこの曲のサビが被ったからそう印象付けられてしまったのかもですが…

 

 

03. Phantom Rocket Adventure

 

 ギルキスが恋わずらいの歌とか歌ってるの珍しいですね?タイトルの「Phantom Rocket Adventure」で最初の「New Romantic Sailiors」と同じワクワク冒険系かと思わせておいてまさかの本当に「Phantom Rocket」だったというどんでん返しが素敵。You are Phantom!(幻聴)

 

 っていうか、2番の歌詞「ふたりは火星の○※で★%*#~♪」って所、なんかめっちゃカッコイイ感じだから何て言ったんだろう…って思ったら「ふたりは火星の砂で棒倒しゲーム Start!!」だったと知った時は脱力しました。「棒倒しゲーム」て。それともアレか?下ネタか!?ポコチンか!!!???(※ポコチンは後で出てきます。)

 

 

05. ドラマパート『堕天絶倒!ギルティキスのお化け屋敷』

 

 いやこれ要る???

 

 いつものドラマパート。今回は(故)浦の星女学院の文化祭で各ユニットに分かれて出し物を行うといった内容になっていますね。えっ!?浦の星は廃校になったんじゃないの!?うるせぇなスクフェス・スクスタ時空では存続してんだよ!!

 

 まぁギルキスドラマパートは常識人の梨子ちゃんがカワイソウな事になるのが毎度毎度のお約束ではありますが、今回は梨子ちゃんも割とハジけているのが良かったですね。まさかのマリーがちょいちょい突っ込みに回るという姿勢にはギルキスの新しい可能性すら感じました。これって勲章デース!

 

 タイトルの通りGuilty Kissが用意した出し物はお化け屋敷だったんですが、いつもは善子の堕天に振り回される梨子ちゃんがここではマリーの協力により逆に善子を驚かすという展開は視聴者サイドにしてみても良いどんでん返しでした。まぁ善子が小声で「ちょっと漏れちゃったじゃない…」って言ってたのは流石にスクールアイドルとしてはどうかと思いましたが…

 

 とまぁ…今までからイメージされる配役をいい意味で裏切ってきたのは良かったのですが、何せ逆に梨子ちゃんの暴走がひどく特に後半は聞くに堪えないレベルでした。こいついつも聞くに堪えねぇな。壁ドンについて延々語るくだりとか絶対要らなかったでしょ。だいたい梨子ちゃんの腐女子設定はダイヤさんのアイドル好きと同じくアニメから付与された純然たるダソクですからね。アニメでは廃校したって言ってんだルルォ!!?

 

 オチは…ヨハネです(半ギレ)

 

 

 

Braveheart Coaster/CYaRon!

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やっぱりCYaRon!がナンバーワン!

 

 ちょっと分かりにくいですが、ちゃんと3人とも「CYR」を表現していますね。曜ちゃんのYの表現誇らしくないのかよ?エロ要素は…ないですかね。よし通れ!千歌ちゃんのデカ乳から目を逸らしつつ

 

 

01. Braveheart Coaster

 

 CYaRon!らしいワオワオパワフル系の曲ですね。「冒険しなきゃ人生モノクローム」や「挑戦すれば願望クロスフェード」など、ちょっと難しい言葉もCYaRon!節でオシャレというよりも楽しい感じに仕上がっていて、これも曲調と歌詞が良く調和していると思いました。

 

 「忘れたくないBraveheart 君の中にもBraveheart」って、完全に「突撃ラブハート」を意識してるよね??いや全然良いんですけどね。なんなら「突撃ラブハート」を歌ってくれても良いんですけどね?(要望)

 

千歌「ブレイブコースター!(届かぬ思い)」

曜・ルビィ「ワイワイイチャイチャ

千歌「ブレイブコースター!!(半ギレ)行っけ~!!!」

曜「ち、千歌ちゃん!危ないって!」

ルビィ「危ない!千歌ちゃ~ん!」

千歌「私の歌を聞けぇ~!!!」

 

 最後のはウソです。っていうか、その前の

 

曜「千歌ちゃん、ルビィちゃん!」

千歌「はぁ?」

 

 も大分ひどいけどね。これは完全に「はぁ?」って言ってるでしょ…

 

 

02. CHANGELESS

 

曜「〽誰の忘れ物だろう~?」

千歌「(この帽子ドイツんだ?w)」

ルビィ「(それはオランダ!w)」

 

 ちかっちギャグ蘇れ蘇れ…

 

 がっつりノスタルジー系の楽曲ですが、歌い出しでいきなりちかっちギャグを思い出させてくる所はノスタルジーが強すぎましたね。

 

 これもがっつり名曲なんですよね…ひだまりPがCYaRon!が最強だと思うゆえんは、このワオワオパワフル系の3人をしてノスタルジー系を歌っても最強だと言う所です。あのセンチメンタルの大家、SENTIMENTAL StepSにたった3人で並ぶ最強ユニット、それがCYaRon!。

 

 「ここで待っていると伝えたいけれど 言葉は宙を舞って空へ消えてく」って何!?あのみかんヘッドの何処からこんな歌詞が浮かんできたんでしょうか。そこへ来て「ひとりで歩く海辺は 潮騒だけ聞こえる」って…完全に光景が浮かんでくるやつじゃん…いやいや、俳人かな?

 この歌詞の感じが「海岸通りで待ってるよ」に似ているというのは誰もが思う所ですが、「海岸通りで待ってるよ」がその前の「夜空は何でも知ってるの?」から同じテーマを引き継ぎながらCYaRon!らしいコミカルなエッセンスを加えてコミカルかつ哀愁漂うナンバーに仕上げてきたのに対し、今度はその「哀愁」を別れの季節への「郷愁」に変えて、それもまたCYaRon!の名曲「サクラバイバイ」を受け継いだ卒業のテーマと合わせてこの切ないながらも爽やかなノスタルジー溢れる楽曲に仕上げてきたのは本当に見事という他なく、さらに言えば3ユニットの中で唯一3年生のいない「卒業していく先輩達を見送る立場」のCYaRon!だからこそ出せるセンチメンタルと言った所でしょうか。

 「CHANGELESS」というタイトルに対して歌詞中では例えば「離れても変わらないよ」みたいな表現は一度も登場せず、その上で「ここで待っていると 伝わればいいな」という詩や「同じ季節 過ごしたこと胸に刻んだら だいじょうぶだから…」というフレーズからすると、「変わっていく君」に対して「変わらない私」が、この曲のタイトルと関連付けた曲のテーマではないかと思います。それで行くとやはり、旅立っていく3年生が不在のCYaRon!ならではの楽曲と言えますね。

 

 

03. コドク・テレポート

 

 てれぽってれぽっ♪

 

………は?

 

 はぁ~…(クソデカ溜息)千歌ちゃんがポコチンとか言う訳ないだろ?これだからひだまりPのブログはクソなんだよな…まぁ一応聴いとくか…

 

(2番)

千歌「確率高めるかっ♪表に出なくちゃだっ♪

   ワンコも歩けば ぽこち~ん♪♪♪」

 

………

 

………

 

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(…やばい!ポコチンって言っちゃった!?)

 

 

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 これは………みかんの刑執行ですね。

 

 

 

 残念ながら…どう聞いてもポコチンでした。こんなのライブでやるつもりなんですかね…完全に放送事故ですね。あまりにもポコチンなので、最早千歌ちゃんにポコチンって言わせたかった畑亜貴さんが仕組んだトラップの可能性すら出てきましたね。神の悪戯か…悪魔の罠か…

 

 ただポコチンって聞こえるだけでなくて、それはもう嬉しそうに「ぽこち~ん♪」って言うもんだからもう下品だと怒るのを通り越して笑っちゃいますね。ここまでポコチンを強調されると、全くポコチンのポの字も出てない1番のルビィちゃんパート「こころは知ってるよ 本当は~♪」の所にまで「ぽこち~ん♪」って頭の中で被せてしまいまともに聴くことができなくなりました。

 

 ……いや、「ポコチン」の事さえ忘れればこれ本当にいい曲なんですよ。だから一旦ポコチンはしまいましょう。読者の皆さんもポコチンをしまって下さい。

 

 ポコ…この曲なんですけど、先程の「CHANGELESS」と同じノスタルジー系でありながら…ポ…ちょっと大人びた郷愁漂う「CHANGELESS」とは打って変わって甘えボイス全開の甘えん坊後輩系ソングになっているんですね。確かにCYaRon!は卒業するメンバーが不在なのが「サクラバイバイ」や「CHANGELESS」といった名曲の誕生に繋がってきた面はあるのですが、まさかこんな方向性まであっさりチンこなしてしまうとは…

 「テレポート?テレポート!飛んできて~」からの可愛さ全開のソロパートが圧巻。

 

 

 

05. ドラマパート『大繁盛!シャロンたこ焼きナンバーワン!』

 

 いや…これ要る?(2回目)

 

 まーた曜ちゃんはツッコミに終始するのか…基本的に曜ちゃんは梨子ちゃんと同じくツッコミに回ることが多いですが、CYaRon!では千歌ちゃんの暴走を誰も止められないので基本的に曜ちゃんに全てのしわ寄せが回ってくるのがお決まりのパターンですね。『松月をさがして♥』ェ…

 

 正直このタイトルを見た時から予想はしていたんですが、まぁ「包丁人ルビィ」ですよねぇ…予想通りタコを切るのと間違えてAqoursのタコリーダーを斬ってしまいそうになるルビィから早々に包丁を奪い取って手際よく料理を進める曜ちゃん。嫁力感じるんでしたよね?まぁ曜ちゃんは生の魚介類がダメって設定もあった気はしますが、まぁ口に入れなければノーカンだから多少はね。

 

 そしてこのポコチンみかんが今度は何をやらかすかと思ってましたがまさか…まさか…いやこれは、いつぞやのバレンタインチョコ作りの凛ちゃんじゃん…

 これは流石に呆れましたが、「それじゃアジの開きだよ!」「それもまた…味でしょ?アジだけにっ♪」のちかっちギャグが聴けたのは良かったですね。アジネタはこれまたいつぞやのドラマパートで死ぬほどやった記憶も無きにしもアライズですが。

 

 最後はルビィも悪ノリに同調して曜ちゃんが取り残されてしまう流れはいつも通り。でもルビィちゃんが落語でお客さんの気を引こうとするシーンは何気に新鮮で良かったです。沼点かな?そして落語だけに珍しくオチは綺麗に結んでいましたね。ちょっと分かりにくかったですが、これはイカだけに海鮮と開戦をかけているんですね。言うほどうまいか?まぁイーカ!(ちかっちギャグ)

 

 そんなこんな。今回も曜ちゃんの絶望感溢れるツッコミが冴えていましたが、その節々に見えるルビィちゃんへの優しさに涙が出、出ますよ…

 

 

 

Amazing Travel DNA/AZALEA

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Perfumeかな?

 

 ダイヤちゃんの生足がセクシー!Aqoursのおっぱい担当2人を差し置いてこのエロさ…これって勲章ですの?

 ところでダイヤちゃんの髪型、これ見てもユニットライブのHPを見ても後ろでお団子にしてるだけなんですが、CDジャケットの裏面に印刷されているシルエットを見ると明らかにダイヤの後ろ髪はひとつ結びでお下げになってるんですよね。これは一体…まさかジャケットのダイヤの背中側に写ってる果南の髪をダイヤの髪と間違えたんじゃないよね!?

 

 

01. Amazing Travel DNA

 

 AZALEAのこの敬語歌詞大好きなんですよね。昭和のアイドルみたいで。キャンディーズのカバーとか…なさらないんですか?

 

 AZALEAにしては忙しいディスコソング風の曲で、特にサビの「知らない場所がまだあ↑るってことが~」の高音が爽快ですね。

 また、2番では「Amazing Travel」から「Amazing Transit」と似た響きの単語でアレンジされ、「自由の意味を噛み締めながら 今日のリストはノープラン」で跳ねる感じがすごく良いですよね。わかる私もです!

 

 しかしこの曲、「Amazing Travel DNA」というタイトルを聞いて「むむっ…?」と思った方も多いのではないでしょうか。DNA…遺伝子…ラブライブ…そうです、どうみても精子です。本当にありがとうございました。

 いや…ちょっと待って!ブラウザを閉じないで下さい。ひだまりP今すごく真面目に話してるんで。本当です。ひだまりPはラブライブ!のことで1ミリもふざけたことはないです

 それでこの曲が果たして「子宮の中を泳ぐ精子のメタファー」なのか?という問題なんですが、ラブライバーの皆さんはもう感づいておられる通り…この「受精をテーマにした楽曲」というのは、このラブライブ!シリーズで既に存在しているんですよね。皆さん分かりますよね、せーの…(答えて下さい)……………はい!そうですね。

 

 Printempsの「ぷわぷわーお!」です。

 

 「ぷわぷわーお!」と言えばPrintempsの問題曲であり、そのあまりの中毒性が危険視されてこの曲以降はこのような電波ソングをPrintempsは歌わなくなってしまいました。そこへ来てこの「受精」というテーマだけを受け継いでAZALEAがバトンを受け取ったのがこの「Amazing Travel DNA」ではないか?とひだまりPは考えているんですよね。

 と言うか、よくよく見ればなんかもう明らかにそれだろ、という歌詞になっていますね。例えば2番なんて、明らかに受精に繋がる行為が行われる様を歌詞にしたとしか思えません。

 

〽ふわふわ浮かぶ 雲の切れ間に

 虹がかかって橋に見えたら

 気持ちのままに動いてみたい

 あぁ♡ときめきたがってます!

 安心だけのセカイ 退屈…眠いだけです

 イきたいんですか? イきたいんですね?

 おなじ 私もです♡

 

 いつぞや「恋になりたいAQUARIUM」の2番の歌詞が明らかにソープランドのそれだという話をしましたが、あれに勝るとも劣らない直球具合ですね…

 

 いや、ちょっと待って下さい。ひだまりPは何もこの曲が精子と卵子のメタファーでAZALEAは子作り系変態ユニットだなどと言っている訳ではありません。そもそも「受精のメタファー」という表現はこれまでのAZALEAの世界観から言えば不適切と言えるでしょう。それを証明するのが…そうですね。AZALEAの1つ前のシングル、「GALAXY HidE and SeeK」です。

 

 

 上記記事をお読み頂ければ分かりますが、AZALEAの伝説曲「GALAXY HidE and SeeK」は子宮内の胎児の気持ちを歌った曲だとされています。

 そうです。つまりこの曲は「GALAXY HidE and SeeK」で表現される子宮の中を銀河に喩えた世界観を受け継いで、更にそこに至るまでの過程を表現した非常に文学的な気分の曲なのですね。ここは重要なところで、決して「受精のメタファー」とか言ってAZALEAがポルノユニットですとかそんな中傷をしたい訳ではありません。じゃあぷわぷわーおの話なんだったんだよ。

 

 そこで次は、この曲のタイトルについても考察していきたいと思います。よく言われているのは、この曲の「DNA」というのは「DIADKANANNHANAMARUA」ではないか?という説ですね。これは確かにスッキリしますし、的を射ていると思います。要はCYaRon!方式ですね。

 

 ただ一つだけ腑に落ちないのは、3人の名前はDNAのアルファベットを含みすぎている、という点です。KANANHANAMARUANが4つずつ、DIAも3文字中2文字が合致します。というかそれで行けばKANANHANAMARUどっち担当でも良いじゃねぇか、という話になってしまいます。これはかなり苦しい問題で、このままではMOMENT RINGの例のやつみたいなオタク特有のクソエモこじつけ解釈だと言われてしまうことは必至です。(超失礼)

 …いや、諦めずに考えるんだ。ラブライバーはピンチの時ほどふてぶてしく笑うものよ。そうか!こういう時は発想を逆転させるんだ!つまり……

 『3人の名前はDとNとAのアルファベットを多く含んでいる』…それならば、D.N.A3文字を除去するとどうなるでしょうか。(BGM: 追求)

 

D A

K A N A N

H A N A M A R U

 

 ここからが問題です。ここで残ったI.K.H.M.R.Uの6文字を並び替えます。すると…

 

H MIRUK

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 そう、エッチなミルク、と読めてしまうのです!!!

 

 …まぁ、ミルクのスペルはMILKですけど、そこは流石のも妥協したんでしょう。まさかHANAMALちゃんだと言い張る訳にもいかず。

 

 そもそもエッチなミルクって何だよ。それはまぁ、読者の皆様が今想像した通りのものです。かくしてAmazing Travel DNAという楽曲は子宮内を泳ぐ精子のメタファーであり、Printempsの「ぷわぷわーお!」から派生して「GALAXY HidE and SeeK」の「胎児」というテーマへと繋がるμ'sとAqoursの垣根をも超えたラブライブ!という作品全体の持つ壮大なテーマによって作られた名曲であることが証明されました。Q.E.D!(ミルキィホームズ)

 

 

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 まぁ、そんな感じです。

 

 

02. 空中恋愛論

 

 これは本当にPerfumeっぽい

 

  でも実際、AZALEAのこういう曲はときめき分類学とかもありますし、得意分野的な所はありますね。また頭が先になってんよ~(指摘)

 …ちょっとだけ話戻しますけど、「頭が先だったんです」ってときめき分類学の歌詞もあれですよね、出産時の胎児の暗喩だと考えるとこれも後の「GALAXY HidE and SeeK」が持つテーマと一貫性があるように思えますよね。これどっかで言いたかったんですよね。

 

 ………胎児?

 

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 この曲の歌詞、「目が覚めたら ここはどこ まだ夢の続き 空と大地が逆だった 落ち着きましょう」ってあるんですけど、これは子宮内の胎児のことを歌っているとは考えられないでしょうか?そして「飛び出してしまったのですね」はそのまんま出産です。

 

 更に言えば2番の後で「ただ一緒に漂いたい Super flying baby」って言ってるんですけど、ここで完全にbabyって言っちゃってるじゃないですか。論じて論より証拠とはよく言ったもんです。あ、ちなみにひだまりP…ここの「でも論じて論より証拠なら~♪」の言葉遊び感めっちゃ好きです。(ダソク)

 

 まぁこれは、「異議あり!」って思った方もいると思います。そもそもタイトルが「空中恋愛論」ですし、上記以外の歌詞については普通に恋愛ソングと解釈できるからです。まーたひだまりPが変態解釈垂れ流してるのか…と呆れている方もいるかと思いますが、そうではありません。(BGM: 追求)

 

 「恋愛」と「妊娠」そして「出産」…これらは人の営みの中で一続きのものです。いやいや、それはこじ付けが過ぎるでしょ…と思われるかもしれないのですが、そもそもAZALEAの楽曲「GALAXY HidE and SeeK」に始まり先程の「Amazing Travel DNA」もそうですが、AZALEAの音楽はただ単に受精であったり妊娠のメタファーを含ませて安易なエロスを表現したいわけではなく「恋愛」に始まり、「受精」「妊娠」「出産」という一続きの人間の営みを歌詞の中に落とし込むことで、果てはこの「宇宙の歴史そのもの」を俯瞰的に観ているのがAZALEAの音楽なんですね。「GALAXY」という単語はまさに言葉通り、AZALEAが表現したい世界観を現した単語でした。

 

 「ときめき分類学」を聴けばわかるように、AZALEAの音楽における「恋愛観」は恋愛に対して非常に奥手というか、知識不足なイメージで歌われていました。これはつまり、彼女たちが恋愛の当事者になりたいというよりは、人類の営みの手段である「恋愛」を俯瞰的に観測するという世界観の表れであり、それでいけば「ときめき分類学」から「空中恋愛論」へと発展する流れは非常に自然なことのように思えますね。

 

 えーと、まとめますね。

 

 

①「GALAXY HidE and SeeK」は当該曲の記事において考察した通り、子宮内の胎児の心を歌った曲であり、全ての人間が生まれてきた源である母親の胎内を「銀河」に比喩している。

 

②①を前提に「ときめき分類学」を再考する。本曲は一見すると恋愛知識の不足している少女が主人公であるように感じられるが、「頭が先だったんです」という詩や①の胎児説を前提に置くと銀河の海を揺蕩う胎児の心が人類の営みを俯瞰して思考を巡らせている様子を歌った曲ではないか?という考察が成り立つと考えられる。

 

③「Amazing Travel DNA」は上記にて述べた通り、「受精」と「出産」を暗喩していると考えられる。①、②のようにこれまでのAZALEAの楽曲が「母親の子宮内で胎児が見る世界」を表現していたことに対し、本曲はユニットシングルとしての全体テーマである「冒険」を、まさしくこの胎児がこの世に生まれる「出産」というキーワードに重ねることで表現している。

 

④「空中恋愛論」はこちらも上記にて述べた通り、「胎児」を明示しているキーワードが存在することからも②の補足、あるいは発展型の楽曲であると考える。

 

 

 なお「トリコリコPLEASE!」や「LONELY TUNING」は明らかに胎児関係ねーじゃねぇか、というツッコミに関しては、そもそもPrintempsやCYaRon!の音楽を見れば分かる通りユニットシングルはA/B面で全く毛色の違う世界観の楽曲が共存していることは珍しくないため特に気にしないでOKです。

 

 まぁ…そうですね。お読み頂いているのはひだまりPのブログで間違いないですよ。

 

 

03. メイズセカイ

 

 また手拍子曲じゃん…降り注ぐ太陽感じるんでしたよね?

 

 メイズセカイ「メイズ」は「迷路」の意味、歌詞中の「Don't let me down」は「私をがっかりさせないで」という意味です。こうして見ると、迷路のように先の見えない世の中で「君」と一緒にチカラいっぱい生きていきたい、という今までのAZALEA的には珍しいパターンのかなり力強いメッセージ性が込められた歌詞だと言えますね。一方で「セカイは今や滅亡寸前かもしれない」や「空は謎めいたカラー」などの独特な終末感が、AZALEAらしいサイバネティックなイメージを強調してもいます。

 

 …えっ何ですか?ひだまりPのことだから「空は謎めいたカラー」とか「荒野の飛行船に乗り」ってフレーズでまたこれも胎児の見る夢の歌とか言うんじゃないかと思った?あのですね…これだけは勘違いしないで欲しいんですけど、ひだまりPは何もネタやウケ狙いでAZALEAの曲は子宮内にいる胎児の宇宙を俯瞰する思考をイメージしている、とか言ってる訳じゃなくて本当に真剣にそうだと考えているんですからね。なので別にそうじゃない曲にむりやりこじつけたりはしません。ほんとかな?

 

 

 

05. ドラマパート『舞い踊れ!アゼリア音頭でヨヨイのヨイ』

 

 これは要る(掌返し)

 

 そう言えばAZALEAのドラマパートと言えば淡島ホテルでキチ騒ぎしたり、野生の生クリームを探して短パンで山の中に入ったり…誰が見てもロクな話が無かったように思えますが…今回はふざけたタイトルの割にかなりのクオリティでした。少なくとも、今回の3シングルの中では一番でしたね。

 

 ダイヤが花丸と果南に盆踊りを教えるという内容ですが、果南のダンスがセクシー過ぎて怒られてしまったり、花丸が感情を込めすぎて「浪曲じゃありません!」って怒られたり、この3人の中でのダイヤさんの苦労人っぷりが描かれるとともに2人の個性たっぷりな所もしっかり描写されていてなんだよ…やればできんじゃねぇか…!

 花丸と言えばドラマパートでは狂気の中に突然読書好きの設定を思い出したかのように博識になる展開が定番ではありますが、今回は狂気度が少なめだった割に盆踊りのうんちくを適所で軽快に語るのが流石マルちゃんといった所。果南は敢えておバカキャラに徹することで花丸を立ててあげているのが仲良し姉妹みたいで美しい…美しくない?

 

 一方でダイヤさんはふざける2人を止めようとした際に着物がはだけてしまうというハプニングが……ちょっと待って!?ダイヤのサービスシーンが入ってるやん!!!(狂喜)

 

 おっぱい担当2人を差し置いてサービスシーンを演じるダイヤちゃん…誇らしくないのかよ?ここは流石のひだまりPももう少しでDNAがTravelするところでしたね…

 

 そして次のパートでは、いよいよ全員集合!舞台は打ち上げのやば珈琲店へ移行します。

 

 

 

 

 

 

 

 

06.ドラマパート『ようこそ!Aqoursのバーボンハウス』

 

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やぁ(´・ω・`)
ようこそ、バーボンハウスへ。
このやば珈琲はサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん、「また」なんだ。ごめんね。
マルの顔も三度って言うしね、謝って許してもらおうとは思わない。

でも、このタイトルを見たとき、あなたは、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、ときめきを分類する気持ちを忘れないで欲しい…
そう思って、この記事を書いたんだ。

 

 まぁ、そういうことです。

 

 ここまで各ユニットCDのドラマパートの感想を書いてきましたが、皆さん当然知っているかと思いますが……このCDにドラマパートは収録されていません。ひだまりPは実際には存在しないドラマパートの感想をまるで聴いたような体で書いていました。まぁ、「アゼリア音頭でヨヨイのヨイ」は無いよね。

 

 なんでこれをやろうと思ったかと言うと、ひだまりPいっつもラブライブ!CDのドラマパート聴いても「これ要る?クソじゃん…」くらいしか言ってないので、だったらもう存在してなくても書けるんじゃない?と思ったのが始まりでした。くぅ~疲れましたwこれにて完結です!

 

 あとはまぁ、曲の感想だけだと尺が短すぎるんじゃないかと思ってたんですが、AZALEAパートが予想以上のボリュームになってしまったためこれ無しでもひだまりPのレギュラー記事くらいの文量は十分確保できてしまいましたね。AZALEAの所で語った説はまたいつか、1つの記事に纏めたいと思います。

 

 それでは…

 

果南・ダイヤ・花丸・俺「皆さんありがとうございました!!!」

 

 

果南、ダイヤ、花丸「って、なんで”あなたちゃん”が!?改めまして、ありがとうございました!」

 

 

 

まとめ

 

ポコチン。

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 ということで、長々とお読み頂きありがとうございました。

 

 ドラマパートが存在しないのは正直に言うとちょっと残念でしたが、各CD3曲ずつというそれを補って余りある聴き応えたっぷりのCDで今週末に控えたAqoursユニットライブが楽しみになる出来でしたね!

 

 特にGuilty Kissの「New Romantic Sailors」は歌詞のセンスが飛び抜けて良く、これまでのギルキス曲の中でも1位に取って代われる素晴らしい名曲でしたし、CYaRon!の「Braveheart Coaster」はこれ単体でも非常に盛り上がれそうな曲でありつつ、残る2曲がどちらもノスタルジー系の魅力たっぷりな楽曲でCYaRon!の可能性の広さを改めて感じさせられポコチンました。そしてAZALEAの「Amazing Travel DNA」も言葉遊びや示唆に飛んだ非常に深い曲で、サイバーパンク味に溢れるAZALEAの魅力を更に増幅しつつ、更には以前の楽曲でも暗喩されていた「胎児の俯瞰するセカイ」というテーマについてはしっかりとこの曲にも隠されたメッセージを見つけることができましたね。

 

 

 ということで、2月8日(土)にGuilty Kissが先陣を切るAqoursユニットライブはひだまりPも京都のライブビューイングで参戦予定です!今回の新曲は勿論、既存曲にも名曲はたくさんありますし、更にはユニット以外の曲もやってくれるのでは?という期待も膨らんで楽しみですね!

 

 …えっ、ユニットライブで一番楽しみなのは何って…?そうですね…勿論どれも本当に楽しみにしてるんですけど、敢えて一番を挙げるなら………

 

 

 

ポコチンですね。

 

 

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ドラマパートのお口直しにどうぞ。