ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

ラブライブ!虹ヶ咲学園 First Live "With you" 両日ライブビューイングレポート!~大西亜玖璃の長いMC~

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ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 First Live "With you"特設サイト

 

 ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。

 

 さて、ラブライブ!シリーズより虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の待望のファーストライブが去る12月14日と15日、東京は武蔵野の森総合スポーツプラザにて開催されましたね!ひだまりPも京都でのライブビューイングにはなりますが、しっかりと両日ともに見届けてきましたので今回はその様子をレポートしたいと思います!

 

 虹ヶ咲学園といえば大好評*1配信中のアプリゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルALLSTARS」、通称スクスタにも登場し、先日発売された2ndアルバムの収録曲にまつわるエピソードがゲーム内で登場しています。2ndアルバムの楽曲は当然、今回のライブでも全曲数の半分を占める重要曲となっているので、スクスタのエピソードもこの場をお借りして絡めて紹介できればと思います。

 

 虹ヶ咲学園1stアルバムについては先日更新した記事に書いているので、そちらも併せて読んで頂ければ嬉しいですね。

 

 

 それでは、続きを読むからどうぞ!

 

 

 

 

 

もくじです。

 

 

 

当日レポート

 

LV会場物販など

 今回のひだまりPはDay1はソロ、Day2はTwitterのお友達と連番での参加です。初日の開始時刻は17時ですが、ひだまりPは朝の9時過ぎにライブビューイング会場である京都駅近くのT・ジョイ京都に辿り着いていました。お目当ては勿論ライブビューイング会場での物販。折角記念すべき虹ヶ咲学園の1stライブにLVとは言え参加するわけですから、当然ラブライバーちん…じゃなかった、ラブライブレードは入手しておきたいですよね。

 

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 ちなみにAqoursブレードと比較すると、やっぱり若干色味が違っていますね。ダイヤとせつ菜は同じですけど。ニジガクブレードで特徴的なのはしずくの水色と彼方の紫がかなり薄めで、LV会場では周りはAqoursブレードで代用している人の割合が多かったため自分のと比較してもしかして不良品掴まされた!?と不安になるくらいでした。

 もうちょっと待てばALLSTARS仕様のラブライブレードも届きますが…切り替えが大変そうですね。

 

 あとはせつ菜の手ヌキ…指ぬきグローブも購入しました。

 

 確かにこれいる?って感じですが…まぁいいや。ラブライブ!フェスにも嵌めていきます。現地参加にかかる交通宿泊費を考えたらLVでのグッズ代は無料と同じだからヘーキヘーキ。

 

 

体験レポート「眠れる森に行きたいな」

 

 無事グッズを購入できたひだまりPですが、17時まで当然ヒマだったので、折角映画館に来たわけですから何か見ていこうと思ってアナと雪の女王2を観てました。アナと雪の女王、1は観てないんですけど2は2で結構面白かったですね。まぁ、本稿では触れませんが。

 

 映画が終わってもまだガッツリ時間が空いてヒマを持て余していたところ、たまたまイオンモール京都前に献血車が来ていたので人生で初めての献血をすることにしました。ニジガクの1stライブを前に社会貢献ができるなんてご利益がありそうですよね。献血カードみたいなのを作ってもらって、ひだまりPは健康な成人男性なので400mLの献血を行ったんですが…ですが…

 

 400mL抜いた所で貧血起こしてそのまま失神してました。

 

 採血しながら看護婦のおばちゃんと今日はショッピングですか~とか世間話してたんですが、看護婦さんがちょっと目を離したスキに失神してたみたいですね。何かひだまりP内容覚えてないんですけどふわふわした夢みたいなの見てて、看護婦さんから名前呼ばれてハッと起きたんですけど、多分あれ半分死後の世界へ行ってましたね。赤木しげるかな?

 

 看護婦さんからは初めてだから緊張してたのかな?とか風俗店みたいな事を言われ、あとなんか献血の副作用報告書みたいなの書かれてましたね。「重症」にマルが付いててちょっとゾッとしました。その後はお医者さんの指導を受け、失神した時は80台まで下がっていた血圧が120くらいまで回復したのを見届けてから解放されました。その後は血を抜いたせいもあってかちょっと体が怠いような気はしてましたが、基本的には大丈夫でしたね。

 

 まぁひだまりPがクソザコ過ぎて申し訳なかったという話でもあるんですが、虹ヶ咲学園のファーストライブ当日にある意味彼方ちゃんライクな経験ができたのは美味しかったかもしれないですね。ひだまりPちゃん起きて~!(瀕死)

 

 

 ひだまりPの座右の銘はI Live LoveLive!=人生ラブライブ!ですから、これもまたラブライブ!だったのかもしれません。皆さんおはようございますってね。

 

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かすみんにセンパイ献血が怖いんですか~?って煽られてしまう…

 

 そんな事をしつつ、いよいよ初のニジガクライブへと臨みます。

 

 

First Live "With you"

 

セットリスト

 

 セットリストは1日目・2日目共通(アンコール1曲目だけ別)です。

 

01. TOKIMEKI Runners/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

02. MC①(自己紹介)

03. 幕間映像①

04. 夢への一歩/上原歩夢

05. 開花宣言/上原歩夢

06. ☆ワンダーランド☆/中須かすみ

07. ダイアモンド/中須かすみ

08. オードリー/桜坂しずく

09. あなたの理想のヒロイン/桜坂しずく

10. MC②(大西亜玖璃、相良茉優、前田佳織里)

11. 友 & 愛/宮下愛

12. めっちゃGoing!!/宮下愛

13. ドキピポ☆エモーション/天王寺璃奈

14. テレテレパシー/天王寺璃奈

15. My Own Fairy-Tale/近江彼方

16. 眠れる森に行きたいな/近江彼方

17. MC③(村上奈津実、田中ちえ美、鬼頭明里)

18. Evergreen/エマ・ヴェルデ

19. 声繋ごうよ/エマ・ヴェルデ

20. Wish/朝香果林

21. Starlight/朝香果林

22. CHASE!/優木せつ菜

23. MELODY/優木せつ菜

24. MC④(指出毬亜、久保田未夢、楠木ともり)

25. 幕間映像②

26. Love U my friends/虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

27. 幕間映像③(アンコール・投票)

 

EN01. CHASE!/優木せつ菜

   ※Day 2はダイアモンド/中須かすみ

EN02. TOKIMEKI Runners

EN03. MC⑤(終演のあいさつ)

 

 

 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の既存曲20曲を全て歌ってくれた形になりますね。基本的にDay1,Day2まとめてレポしていきます。

 

 

TOKIMEKI Runners

 

 最初は大方の予想通り、虹ヶ咲学園のデビューソングである「TOKIMEKI Runners」からでした。ひだまりPもちろん虹ヶ咲のライブ観るのはこれが初めてなんですが、ライブ的に言うとAqoursの定番曲と比べてBPMがかなり早めなので初見で周りのコールに着いていくのがかなり大変だとは感じましたね。まぁAqours曲も定番曲は割とこう「お約束」みたいなのに着いていけなくなることが多いんですが、それに加えて王道なラブライブ!ソングに見せかけて実のところかなりアップテンポなこの曲はリズム感無しオタクにはキツいです。まぁ、いいんですけどね。

 

 

MC①~自己紹介~

 

 自己紹介とコーレスパートです。コーレスは公式からも「これ覚えてきてくださいね!」ってアナウンスが直前までされていたんですが、実際ついていけたのは半分くらいでしたね。順番もうろ覚えですがさくっと印象だけ。

 

 

 3年生のエマ・ヴェルデちゃん。声優はちゅんるん兄貴こと指出毬亜さん。かわいいですね。

 

………

 

 いや、「ちゅんるん」って何!?「ギャルのパンティおくれー!」とか言えばいいの!?まぁまぁ、何でもいいですけどね。流石のひだまりPもこれには所見ビックリだったんですが、リアルことりかな?

 

コーレスはこんな感じです。

ちゅんるん兄貴「エマージェンシー?お疲れの方はいませんか~?」

俺ら『助けてー!』

ちゅんるん兄貴「マイナスイオン放出~!」

俺ら『うわぁ~!(死)』

ちゅんるん兄貴「今日も楽しもうね!」

 

 これひだまりPせつ菜のと混じってほんとに「助けてー!」って叫びそうになったんですが、本当は「はーい!」って返事するのが公式みたいですね。「助けてー!」は現代社会の悲痛さに溢れすぎていてちゅんるん兄貴のマイナスイオンでも浄化しきれないと思います。でも「うわぁー!」も絶対おかしいでしょ。アレか?アンデッド属性に回復魔法が逆効果みたいなやつか?金玉でしかものを考えられない性欲丸出しの悲しいラブライバーにはエマちゃんの笑顔が眩しすぎるんだよなぁ…これ読んでるあなたのことですよ。

 

 

 3年生の朝香果林ちゃん。声優は久保田兄貴こと久保田未夢さん。この人は某パラでも梅干し食べてカッコよくなる子のキャラをやっていたので果林の役もノリノリでやっているのかと思いきや、何気に果林のクール&セクシーなノリを演じるのに照れが入ってるのが好印象でしたね。

 1日目では「今(果林のキャラに)入るから…」って仰ってたんですが、これが初期ラブライブ!の穂乃果を彷彿とさせる如何にもスクールアイドル的なノリですごく良かったです。

 他のキャストと比べてもアニメライブ等でステージに立った経験が多そうな久保田兄貴が以外と果林のノリに照れを感じているギャップに流石のひだまりPも興奮しちゃいましたね。

 

コーレスはこんな感じです。

 

久保田兄貴「みんなに質問です!今日一番セクシーで情熱的なパフォーマンスをするのは~?」

俺ら『果林せんぱーい!!!!!』

久保田兄貴「私しか見えてないのは~?」

俺ら『はーい!!!!!』

久保田兄貴「今夜の狙いは君にき・め・た!」

 

 虹ヶ咲のコーレス、俺らの2言目が雑なやつ多くない??

 

 

 2年生の宮下愛ちゃん。声優は村上兄貴こと、村上奈津実さん。

 

 この後のライブシーンで特に顕著だったんですが、何ていうか村上兄貴だけ雰囲気が異質じゃない!?いや、勿論みんな全力でキャラになりきってるんですが、村上兄貴だけ愛想の振りまき具合が完全に愛ちゃんっていうか、絶対この人の実家ももんじゃ焼き屋でしょ…そうでもないとこの異様なシンクロの説明がつかないですよね。

 

 コーレスはこんな感じでした。

 

村上兄貴「哀友(あいとも)のみんな~!愛してるよ~!」

俺ら『おれも~!』

村上兄貴「ってことでハイタッチしたら、ハイタッ…(すごい溜める)くさん友達できたね!なんつって~!」

俺ら『は?』

 

 いや「は?」は言ってないですけど、俺達はちょっと愛ちゃんのダジャレを甘やかしすぎてない?千歌とは違うんだよ千歌とは!

 

 

 1年生の桜坂しずくちゃん。声優は前田兄貴こと前田佳織里さん。初日はコーレス忘れという伝統芸能も披露してくれましたね。

 

 コーレスはこんなんでした。

 

前田兄貴「人生下り坂、上り坂、でもやっぱり~?」

俺ら『桜坂~!!!!!』

前田兄貴「演劇もスクールアイドルもがんばります!」

 

 これいる??

 

 っていうかこれ、「高坂(穂乃果)」でもいけちゃうじゃんね。ひだまりP、ひらめきました。

 

 

 1年生の天王寺璃奈ちゃん。声優は田中兄貴こと田中ちえ美さん。まさかの電子版璃奈ちゃんボードを装着しての登場で会場を沸かせてくれましたね。ボードを顔に被ってるので籠もった声が響き渡ってるのが「まぁ、そうなるよな…」って感じで好印象でしたね。自己紹介では「みんながいっぱい応援してくれたら素顔になる!」と宣ってますが、実際は今日のライブを待つまでもなくスクスタのストーリーであなたちゃんに応援してもらっただけで素顔になってましたね。うるせぇな全員あなたちゃんなんだから上等ダルルォ!?

 

 コーレス。

 

田中兄貴「こ、こんにちは…恥ずかしくて何言っていいか分からない…」

他キャスト「せーの(?)」

俺ら『天使、天才、天王寺~!!!』

田中兄貴「そうかな…でも、璃奈ちゃんボード『てれてれ』」

 

 は?

 

 

 

 乳首ビンビン桜内懐かしいですね。まぁそれはともかくとしても…え、何由来?「天使、天才、天王寺」って何??

 ちょっとこれはノリに着いていけないですね…セイントスノー並だぞこれ。セイントスノーのコーレスは…悪いこと言わないので、考え直した方がいいと思いますね。

 

 

 3年生の近江彼方ちゃん。声優は鬼頭兄貴こと鬼頭明里さん。鬼頭兄貴はぜんぜん悪くないんですけど、彼方ちゃんのキャラを再現するのが無理ゲー過ぎてどことなく空々しいものを感じることが今回多かった気がしますね。不思議なことに眠りたいという気持ちが1ミリも伝わってこない。まぁそこはもう開き直って果林先輩と久保田兄貴の時みたく鬼頭兄貴も割り切ってる感が凄いんですが、一度くらい本当にガチ寝して他キャストを困らせてみて欲しいですね。

 

 コーレス。

 

鬼頭兄貴「zzz…(覚醒)」

他キャスト「せーの、(?)」

俺ら『彼方ちゃん起きて~!』

鬼頭兄貴「はっ!ここはどこ?」

俺ら『武蔵野の森~!』

鬼頭兄貴「これマジ?今日もいい夢見ようね~」

 

 ひだまりPがさっき献血車でしてたやりとりじゃん。これマジ?は言ってないです。

 

 

 1年生の中須かすみちゃん。声優は相良兄貴こと相良茉優さん。さっき村上兄貴のところでも話しましたけど、相良兄貴のかすみんオーラすっげぇって思いましたね。かすみんボイスが独特っていうのもあるんですけど、相良兄貴がかすみんボイスに入ったらその「声」だけで相良兄貴の向こうにかすみんが”見える”んですよね。声優の本領見たりって感じしますよね。

 

 コーレスはあれです。

 

相良兄貴「みんなのプリンセス、かすみんだよ~!」

俺ら『かすかす~!』

相良兄貴「かすかすじゃなくてかすみんですー!」

俺ら『かわいいよー!』

相良兄貴「へけっ☆」

 

 だからヨハネよ!!!(幻聴)

 

 あぁっ!また「かすかす」って言っちゃったずら…(かわいいよー!)

 

 

 お ま た せ 。2年生の上原歩夢ちゃん。声優はあぐぽん兄貴こと大西亜玖璃さんです。最初のMCではまだその片鱗に気づかず。2日目は前田兄貴の代わりにコーレスやり忘れを披露してくれましたね。

 

あぐぽん兄貴「地球のみんな、ただいま~!」

俺ら『おかえり~!』

あぐぽん兄貴「宇宙に届くくらい大きな声を聞かせてください!せーの!」

俺ら『歩夢~!!!』

あぐぽん兄貴「ありがとうございます!宇宙一幸せです!」

 

 あれ?意外とまともですね…

 

 いやまぁ、露骨なちょぼらうにょぽみネタなんですが、コーレスとしては凄くアイドルらしい感じで、宇宙船の中でまとめサイトを作ってた事に目を瞑ればスクスタ登場まで無個性の代名詞だった歩夢ちゃんがにょぽみのオモチャにされていた過去を自分の個性として昇華している事はむしろ好印象です。

 

 またあぐぽん兄貴と言えば2日目の自己紹介パートでは果林先輩として客席にめいっぱいアピールする久保田兄貴に対して「私の幼馴染を取らないで!」と言うなどのいわゆる「歩夢ちゃんヤンデレ芸」が目立ちましたね。

 こういう「若干あざといキャラ芸」もまた普段のひだまりPならばしゃらくせぇと切って捨てるような激寒三文芝居なんですが…今回のライブを通じて(特にラストのMCで)あぐぽん兄貴自身が歩夢本人よりもよっぽど重いガチのメンヘラさんであることが分かってしまった今では、そんなあぐぽん兄貴が歩夢のマネしてメンヘラの「振り」をしているという事実に薄ら寒いものを感じるようになりましたね。

 むしろ大西亜玖璃と比べてみれば歩夢なんてちょっとヤキモチ妬きなだけでヤンデレでもメンヘラでもない普通の女の子にしか見えなくなってしまった向きさえあります。いや、これは決してディスっているのではなく、キャラの尖った個性が肥大化しがちなラブライブ!シリーズにおいて正にこれはキャラクターイメージの「浄化」であり、言わば「毒をもって毒を制す」という物凄い荒業をあぐぽん兄貴はやってのけたわけです。

 これは本当に凄い事で、他キャラで例えるなら「逢田梨香子がコテコテの腐女子だったために梨子ちゃんのオタク設定が霞んでしまう」とかそういうレベルの事が起きていると考えると凄さが伝わるでしょうか。

 あぐぽん兄貴の重いMCは終劇のあいさつパートで書きますが、ひだまりP的にはこれが今回のライブで一番印象的だった事ですね、

 

 

 

 最後は本ライブのヘッドライナーを務める2年生の優木せつ菜ちゃん。声優はともりる兄貴こと楠木ともりさんです。

 

 ともりる兄貴と言えば2日目で起こした例の珍事件が話題になりましたね。

 

ともりる兄貴「これはスクスタやってる人なら分かると思います!」

ひだまりP「(おっ!これはひだまりPに任せろ!)」

ともりる兄貴「みんな~!会いたかったよ~!」

ひだまりP「(????…え…『愛だけに』…?)」

 

 

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だったらそう言ってよ!!

 

 ひだまりPのみならず、突然の無茶振りに会場全体が津島善子の新学期自己紹介みたいな空気に包まれる中ようやく自分が「スベった」という事実を認識し、恥ずかしさのあまり蹲ってしまうともりる兄貴がとても可愛らしかったことはともかく、上記セリフはスクスタをやっていれば誰でも知ってる優木せつ菜をセンターに設定してライブを開始した際のセリフですね。まぁひだまりPのスクスタには優木せつ菜のURどころかSRすら未実装なので、優木せつ菜をセンターにしてライブした事はありませんが。ダイヤちゃんなら1,000回以上センターにしてるんですけどね。わたくしの華麗なテクニックをお楽しみ下さいませね♡って言ってくれれば通じたかもしれません。

 

 因みにともりる兄貴の本来のコーレスは…いや、別にいいですね。良くない?仕方ないですね…

 

ともりる兄貴「あれ!?皆さん!邪悪なものに取り憑かれていますよ!?」

俺ら『はーい!!!』

ともりる兄貴「せつ菜☆スカーレットストーム!!(激寒)」

俺ら『うおぉぉ!!!(共感性羞恥)』

ともりる兄貴「ふぅ…今日もまた世界を救ってしまいました!」

 

は?

 

 いや、ともりる兄貴はこっちを恥ずかしがるべきでしょ。スベり芸してる場合じゃねぇぞ。繰り返したリスクと後悔ってそういう…

 

 

 さて…まだ自己紹介パートなのに既にほぼ1記事分の文量になってしまっていますが、着いてこられていますでしょうか。ここからはライブのセットリスト通り、ソロ曲パートについて書いていきます。

 

 

 

幕間映像①

 

 幕間映像はスクスタのストーリー仕立てになっていて、虹ヶ咲メンバーの楽屋での様子を映したものになっています。いますが………

 

歩夢「んくっんくっ…❤」

 

かすみ「んくっ…んくっ…❤」

 

エマ「ぢゅるるるる~❤ぐぽっ❤ぐぽっ❤」

 

廃 部 決 定

 

 一応これは、虹ヶ咲学園流の「水分補給」だそうです。突然のエロシーンに観客全員が嫌が応全員AV女優設定を思い出してしまい…というかかすみんはAV女優じゃないんじゃなかったの!?まぁ本当にあなたちゃんのナニを咥えてるシーンというわけではないですからね。

 

 ひだまりPもこういったシモネタはあまり好きではないのでちょっと着いていけないなと思いながら2本になった自身のラブライブレードを見下ろして俯いていましたね。ひだまりP、ピュアなので。

 

 

夢への一歩~開花宣言(上原歩夢)

 

 さて、トップバッターは歩夢ちゃんからですね。記事を書くにあたって自分で書いた虹が咲1stアルバムの記事を見返してみたんですが、潮吹き系AV女優とか書いてあって参考にならないのでやめました。

 「夢への一歩」はがんばり屋さんな歩夢ちゃんの個性を目一杯に表へ出した曲ですね。今にして見ると所謂スクスタの主人公、「あなたちゃん」への秘めた恋心も見え隠れしていますが、CDが先行リリースされた当時は誰もそんな激重幼馴染だとは思っておらず、頑張り屋さんなキャラで言えば桜坂しずく、王道アイドルキャラで言えば優木せつ菜がいる中で彼女だけちょぼらうにょぽみの玩具としてしか個性が無かった時代が懐かしいですね。

 あぐぽん兄貴も「夢への一歩」の歩夢ちゃんの衣装を着ているわけなんですが、ポロリ防止のために透明のブラ紐みたいなのが付いててそれが何かこう、寧ろエロかったですよね。それがファーストインプレッションでした。

 

 「開花宣言」はスクスタでは最近のキズナエピソードで追加された曲ですね。ニジガクの中でも人気の伸び悩んでいた歩夢ちゃんに少しずつファンが増え始め、非公式のファンクラブまで設立されるようになった中で、これまで「あなた」に誘われたことがモチベーションになっていた歩夢ちゃんに心境の変化が訪れるという内容になっています。

 「あなた」に導かれてスクールアイドルになった歩夢が少しずつアイドルとして成長していく中で、「あなた」と同じように自分を見つけてくれた人達のために頑張りたいと思い始めたことが、まさにこの曲のタイトル通りスクールアイドルとしての「開花宣言」だったわけですよね。まぁ初見時は「エロゲーのOPやんけ!w」としか思ってませんでしたが…

 

 そんな「開花宣言」でしたがあぐぽん兄貴も初日はサビ終わりの高音が上手く出せずに七分咲くらいになってしまい歌いながら涙を見せるシーンもありました。初日は客席から「頑張れー!」なんて声が聞こえていましたが、2日目はだいぶ良くなって九分咲くらいにはなってましたね。この後の3人MCでも前田兄貴から「(開花宣言)はキー高いのにちゃんと出てて凄い!」とフォローが入ってましたが…

 

 

 

☆ワンダーランド☆~ダイアモンド(中須かすみ)

 

 「開花宣言」の余韻に浸るステージへかすみんが乱入してくる所から新曲「☆ワンダーランド☆」です。

  こちらもかすみんのキズナエピソードを読むとスクスタで解禁される曲で、初のソロイベントを終えたかすみんが作った自身のファンクラブの楽しさを伝えるために作り上げた曲になっています。

 ステージパフォーマンスとしてはフラッグを振りながら歌うというのが特徴的で、物販でも即売り切れだったこの旗はかすみん王国の象徴であるそうです。某17歳声優さんを思い出させますね。

 

 自己紹介の所でも言ったんですけど、まじでかすみんを演じる相良茉優さんのかすみんオーラが半端ないって感動しきりでしたね。かすみんの声は独特なので、相良兄貴も素の声とかすみん声をスイッチみたいに切り替えて話してるんですけど、一度かすみんに入った時のブレなさが凄いというか、時々本物が裏手にいてアテレコしてるんじゃないの!?って思いますもん。それくらい声の演技が安定しているのと、「中須かすみ」の創り出すオーラを演出するのが上手いんですよ。

 

 次の「ダイアモンド」も…これはもう説明不要ですね。かすみんの個性がこれでもかと表出したキャラソンで、ライブではコーレスパートもあって盛り上がりました。L・O・V・E・かすみん!

 

 

オードリー~あなたの理想のヒロイン(桜坂しずく)

 

 圧巻。

 

 「オードリー」、ひだまりP的には本ライブの準MVPでした。前田兄貴…ヤバい。傘くるくるしながらコート着て登場。モニターには歌詞がかっこよく表示されてボカロ全盛期のニコニコ動画みたいになってましたね。MCでもいじられていましたが、前田さんの身長の低さがしずくちゃんの雰囲気をより醸し出しているように思います。スタッフが前田さんの身長を過小評価し過ぎていたためにこの傘のプロトタイプが小っちゃすぎてNGになったという裏話も聞けましたね。

 とにかく表現力がすごくて余計なコールだの何だのと付け入る隙が全く無い。ライブの表現力が凄いのは他にも彼方ちゃんや果林ちゃんもそうですが…特にしずくちゃんとこの「オードリー」の組み合わせは圧巻でした。

 これも最新のキズナエピソードからですが、「役を演じることには得意でも、私自身がどんなスクールアイドルになりたいのかが分からない」ことに悩むしずくちゃんが「スクールアイドルとしても、キャラクターを演じる女優になりたい」と決意してできたのがこの歌です。

 

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(アカン)

 

 絶対ヤバい薬やってるやつじゃん…いや、うちの嫁はクスリなんてやってないですけどね。

 

 そんなしずくちゃんになりきってクールに、それでいて情熱的にこの曲を歌う前田兄貴のパフォーマンスはまさにこの曲の歌詞に歌われているような孤独も苦悩も表に出さない「大女優」の貫禄に満ちていました。

 でもコートを脱ぎ捨ててセクシーな衣装が露わになるシーンは完全にしずくちゃんのもう一つの個性である露出癖が表に出てしまった形ですね。これじゃあオードリーじゃなくてストリーキングだよ…

 まぁ確かにしずくちゃんは海未ちゃんに似てる節がありますし、海未ちゃん同様のド変態だったとしてもラブライブ!的にはおかしな事ではありません。

 

諸説あります。

 

 続いて「あなたの理想のヒロイン」。こちらも圧倒的な表現力で会場をしずく色に染めていきます。でもさっきの露出のイメージが残ってしまったために「人気のない放課後の廊下の隅 踊り場は私だけの舞台 誰も知らないステージ いつものように一人きり汗まみれの稽古中 偶然通りかかったあなたに出会った…」という歌詞がAVの導入パートにしか聞こえなかったのがみかんに瑕ですね。

 

 

友&愛~めっちゃGoing!!(宮下愛)

 

 MCを挟んで、次は愛ちゃんの曲です。友&愛ではいきなりトロッコに乗っての登場。

 

 愛ちゃんのキズナエピソードでは愛ちゃんのファンクラブ的な集いである「愛友」のみんなへのメッセージソングとしてこの曲が作られます。あと彼女の実家がもんじゃ焼き屋さんであることも明かされますね。

 

 いや…さっきも言ったんですけど、村上奈津実さんの雰囲気が愛ちゃん過ぎない!?なんでだろう…別にビジュアル的に似ているとかではないですし、ステージパフォーマンスも勿論素晴らしかったですけどそれは全員同じなんですよね。だからなんというかもう、雰囲気としか言い様がないんですけど、かすみんと相良兄貴の時と同じですけど、特に村上兄貴はライブ中の愛想の振り撒き方にめちゃめちゃ愛ちゃんを感じる。絶対この人の実家もんじゃ焼き屋でしょ。

 

 この曲中では風船を飛ばすという演出もあったんですが、アレかな。ラジオネタですかね。

 

 「君がいない愛だけじゃ…You&I(ユーエンナイッ)って、言(ゆ)えな~いww」という渾身の愛さんギャグもバッチリ決めてくれましたね。村上兄貴、愛さんのダジャレがちゃんとダジャレだと伝わるようにめいっぱい溜めて強調して言ってくれるの好き

 

 そして「めっちゃGoing!!」これは愛さんがおっぱい募金に参加するキズナエピソードの時に作った曲で、コーレスパートでは「ボインボイーン!(ボインボイーン!)揉みっ揉み~!(揉みっ揉み~!)」という過激なコールが見所ですね。

 

 かすみんだっておっぱい募金できますけど!!

 

 

ドキピポ☆エモーション~テレテレパシー(天王寺璃奈)

 

 ドキピポ☆エモーション、今日のひだまりP的MVPでした。田中兄貴の溌剌とした歌とダンス、声優として誇らしくないのかよ?

 

 いやマジでこれね、まず「ドキピポ☆エモーション」自体が名曲なんですけど、この電波な曲をがっつり踊ってみせる田中兄貴のポテンシャルに感動しましたね。

 

 これはつい最近のブログで詳しく書いてます。以下引用。

 1番は「思いを伝えることって難しい!」だったのに対し、2番では「踊りを踊って楽しさ伝えたい!」となり、歌い方も2番だけ台詞調になっていますね。感情を表に出すのが苦手だった彼女がスクールアイドルを通じて、表情だけでなく歌と踊りを通じて人と心を通わせる体験をしたことの嬉しさが表れていて、まさにそれがタイトルである「エモーション」なのかなと。

 「璃奈ちゃんボードがないと感情を表に出せない」からそれを「克服」するのでなくて、「璃奈ちゃんボード」も含めてそれが璃奈ちゃんの個性であって、そしてスクールアイドルにはそれ以外にも璃奈ちゃんが自分を表現できる沢山の手段がある、ということが、「こんな私でもありのまま 新しい世界飛び出せる」って事に繋がってると思うんですよね。

 

 そうなんですよ。そしてここからの「テレテレパシー」なんですよね。

 

 「テレテレパシー」は、スクスタのキズナエピソードで璃奈ちゃんが自分の感情を伝える方法を悩んだ末に生まれた曲。エピソード内ではあなたちゃんに素顔を見せるという衝撃の展開もありましたね。

 

 

 初見時はこれオレンジレンジの以心電信じゃんwって思ってたんですが、これもスクスタを見てドキピポ☆エモーションと同じくらい好きになりました。

 

 「璃奈ちゃんボード」がないと感情を相手に伝えられなかった璃奈ちゃんがボード無しでのライブを決意。結果として、璃奈ちゃんは「笑顔を作れるようになった」のではなく、たとえ表情はぎこちなくてもそこに気持ちがあればお客さんに想いは伝えられることを知るんですよね。それがココロの奥の声を届ける「テレテレパシー」だと。

 

 実際のライブパフォーマンスも田中兄貴がトロッコに乗って客席へ近づき、「テレテレパシー テレテレパシー」のパートはお客さんにマイクを向けて皆で歌ってもらうなどファンとの距離感がすごく近いライブになっていました。

 

 そういう意味で、キズナエピソードにあった通りの「璃奈ちゃん」のライブとしてもかなり完成度の高いものになっていたと思えますね。

 

 

My Own Fairy-Tale~眠れる森に行きたいな(近江彼方)

 

 …これ最後の「寝る芸」のためにこの曲順…というかステージ順になったでしょ絶対。まぁそれはいいんですけど。

 

 彼方ちゃんと同じエッチな衣装で出てきた鬼頭兄貴。「ベビードールを着た熟女」と思ってしまったひだまりPを誰も責められないでしょう。彼方ちゃんを再現するのは無理ゲー過ぎる。

 

 それはともかく、彼方ちゃんもしずくちゃんと同じく非常に独特な世界観で聴いている観客を彼方ちゃんワールドに連れて行ってくれます。特に彼方ちゃんの2曲は雰囲気が独特ですよね。

 この「My Own Fairy-Tale」は彼方ちゃんのキズナエピソードより、妹の遥ちゃんが彼方ちゃんのためにお姉ちゃん離れを決意したことを通じてできた曲。学業も家の事もやらなければならない中で、彼方ちゃんが大好きなスクールアイドルに打ち込めるようにという遥ちゃんの想いを受けとめて、「ステージの上でだけはわがままなお姫様になる」というテーマになっています。

 

 ダンスがとてもセクシーで良かったです。「たった一つのFairy-Tale」の所の振り付けが若干ジョセフ・ジョースターっぽい所を除けばですが。

 

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 と言うかいつスクスタに虹ヶ咲の新曲のMV来るんですかね!!??

 

 

 「今日の彼方ちゃんは、ワガママお姫様~♡」というセリフも、ライブだと若干「セリフ感」が拭えない所ではありますが…まま、ええわ。

 

 

 続いて「眠れる森に行きたいな」ですね。ブログではこの曲の持つ若干幻想的で怖いイメージについて言及していました。「妹の遥ちゃんを傷付けたクズ彼氏を誘惑してラブホテルに誘い込み、情事を終えて寝込んだ所に包丁を振りかざす彼方ちゃんの歌」とも言ってましたね。まぁ、基本的にはそのまんまです。

 

 凄くどうでも良い事ですが、1日目で2番を歌ってるとき歌詞の「眠れる森の美女さん うらやまし過ぎる!」と1番の「眠れる森の美女さん あぁ憧れだよ!」がごっちゃになった結果「あぁ…疚しすぎる!」ってなってたのがちょっと面白かったですね。ここいる?でも歌詞間違いはCD音源ではありえないライブならではのハプニングでもあるので積極的に拾っていきたいんだよなぁ…

 

 

 彼方ちゃん、起きて~!(棒)

 

 

 

Evergreen~声繋ごうよ(エマ・ヴェルデ)

 

 MCを挟んで出てきたのはちゅんるん兄貴でした。

 

 Evergreenは名曲「愛は太陽じゃない?」と彷彿とさせる牧歌的な雰囲気と、祖国のスイスを想うエマの郷愁とが同居したどこかノスタルジーも感じさせる名曲です。基本的にずっと手拍子です。

 他のキャストもそうなのかもしれないんですが、特にこのEvergreenで思ったのはちゅんるん兄貴のEvergreenのMVとシンクロした美しいダンスや歌声は勿論なんですが、ちゅんるん兄貴の佇まいがあまりにもエマ過ぎてステージにできた「影」が完全にエマのそれだったんですよね。これは2日目でもう1回見てもそうだったのでたぶん間違いないです。バトル漫画とかにありがちな成長した主人公の立ち居振舞いに別人の面影を見出すやつじゃん。やべぇよ…やべぇよ…朝飯パン食ったから…

 

 そして新曲「声繋ごうよ」ですね。これは皆衝撃を受けていました。そう、突如表れたキッズダンサー達と一緒にエマになりきったちゅんるん兄貴がパフォーマンスしてるわけですから。ひだまりPが知る限りはラブライブ!のライブでバックダンサーが付いた事例は他に聞いたことがない気がします。(※)

 これはエマのキズナエピソードが子どもたちと打ち解けて一緒に歌うためにこの曲を作るというものでしたから、まさにその再現と言えます。とは言え、幼稚園の子供たちと一緒に微笑ましく合唱するエマちゃんと比べて、ちゅんるん兄貴と一緒に踊ってるキッズ達の動きがキレッキレ過ぎることに若干の違和感はありましたが。

 

 というか「声繋ごうよ」があまりにもヒーリングソング過ぎる。正直これはもうキズナエピソード前の初見時すらオードリーと同じくらいひだまりPにヒットした曲でした。

 

(※)μ's →NEXT LoveLive!2014 ~ENDLESS PARADE~』にて、徳井青空さんの「にこぷり♡女子道」のステージでバックダンサーの方がいましたね。ひだまりPニワカがバレてしまった。

 

 

Wish~Starlight(朝香果林)

 

 おまたせ。

 

 果林の新曲「Wish」はこれまでのセクシーでオトナな果林のイメージとは違い、本当はか弱い一面もあって毎朝エマちゃんに起こして貰っておっぱい飲んでネンネしてるんだけどそれを表に出せずにいる、そんな果林ちゃんを描いたキズナエピソードから生まれた曲です。ちなみにキズナエピソードにはありませんが果林ちゃんが毎朝エマちゃんに起こして貰ってるのは本当です(ラジオCD参照)たぶんですけどエマちゃんのおっぱい飲んでるのも本当です。まぁ、それはダソクですが。

 

 久保田兄貴の表現力…声優として誇らしくないの?「Wish」の持つ果林ちゃんの内面の想いをこれでもかと歌に乗せる久保田兄貴に、観客全員が引き込まれっぱなしでした。椅子の上に立って歌うという斬新なパフォーマンスも、果林が今まで周りから期待される自分を演じてきたことを敢えて裏切っていくようなスタイルですごく好きです。

 でも放課後ファンタジアでエマのおっぱい飲んでることが暴露されてしまうと、実はこの曲も単に「赤ちゃんになってエマのおっぱいにしゃぶりつきてぇ~!!!」という果林の欲望をそれっぽく歌にしただけなのでは?ということも邪推できてしまうところではありますね。業が深すぎる。

 

 これもダソクになりますが果林のこの「周りから期待されてモデルとしてクールでカッコイイ女を演じているが実はちょっとだらしなかったり繊細でか弱い一面もある」って設定はすごく好きで、ラブライブ!サンシャイン!!のアニメでクールキャラが実は怖がりとかいう取ってつけたようなあざとい設定に辟易していたひだまりPにとってこういう切り口の「ギャップ」は新鮮だったんですよね。

 

 続いて「Starlight」。初っ端の振り向きでブルゾンちえみを連想したひだまりPを誰も責められないでしょう。はいはい、セクシーセクシー。

 

 続いてトリを飾るのは今回のライブでヘッドライナーを務める彼女です。

 

 

CHASE!~MELODY(優木せつ菜)

 

 盛り上がる曲と言えばカッコイイアニソン調のこの曲、「CHASE!」です。「大好き」を世界中に広げたいという野望を持ったせつ菜のこの歌は「なりたい自分を 我慢しないでいいよ」というフレーズは圧巻ですね。

 この曲も良いんですが、スクスタ的に言うとこの曲が出来た時のせつ菜はまだ両親にスクールアイドルをやっていることを打ち明けてもおらず、スクールアイドル活動で遅く帰宅することを認めてもらうために生徒会長と二足のわらじを履くという、スクールアイドルであるために大変な努力をしていました。

 

 そこから次の名曲、「MELODY」へ繋がるんですよね。

 

 せつ菜の「MELODY」を巡るキズナエピソードは、メインストーリーで生徒会長の座を降ろされてしまったせつ菜がついに両親にスクールアイドル活動のことを打ち明け、しかし両親には理解して貰えず対立してしまう…というものになっています。

 SIDの真姫ちゃんのアレも心に重くのしかかっていたひだまりPにとっては正にメインストーリーも含めてお前重いんだよぉ!と文句の一つも言いたくなる所ですが、そんな中でせつ菜が自分の持っている「大好き」の気持ちを両親にも届けるために歌ったのがこの「MELODY」です。

 

 

 これ本当にこれで、実際今のひだまりPの虹ヶ咲学園好きな曲ランキング1位と言って良いかも知れません。2位はドキピポ☆エモーションです。

 

 この曲はスクスタストーリーを経ずに初めて聴いた時は、「誰よりも味方でいて欲しいあなたへ 心の奥まで届きますように」というフレーズの「あなた」は所謂スクスタあなたちゃんの文脈だと思っていたんですよ。それが実はせつ菜の両親へ向けた歌だとキズナエピソードを経て判明した時のカタルシスが本当に凄くて、一気に好きになってしまいました。

 エピソードでは真面目な優等生であったせつ菜が両親にブチ切れて家出するといったような描写もあったんですが、「なんで私のこと わかってくれないんだろう?」といつもの理路整然としたせつ菜でなく、「大好き」を守るために感情を露わにするある種「ワガママ」なせつ菜の一面がこの曲に現れているのもいいですね。

 

 

 まぁ、それはそれでね。っていうか新曲MV実装しないKLabは許してないぞ。

 

 

 さて、ここまでで各メンバーのソロ曲×2は全部歌ってくれましたね。残りは1曲ですが…

 

 

幕間映像②

 

 せつ菜ちゃんありがとう~!(棒)

 

 

Love U my friends

 

 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会として歌う2曲目の全員曲。初見の印象は…「プリパラっぽい」でした。というか今もこれプリパラじゃんって思ってますし、なんならラスサビに入る前のう~~Yeah!!って所でどこからか「サイリウムチェーンジ!」って聞こえてきますよね。レッドフラッシュも食べろ。

 

 この曲がいわゆる「あなたちゃん」への感謝の気持ちを伝えるために虹ヶ咲の9人が作った曲だったというのは、まぁ曲の内容からある程度読み取れることでもありますが明示されたのはこのライブの幕間映像で初めてですかね。

 

 そういえばスクスタにも実装されたこの曲は現状最難関曲と言っていいクリアが難しい曲ですが、実はこのライブの当日にひだまりPは念願だった上級Sランククリアを遂げることができました。

 

 

  そういう意味でも思い出深い曲───と言いたい所ですが、MVがないのでダメです。だいたいこれにMVがないとか、最早なんのゲームだよって感じじゃないですか?

 

 

幕間映像③(アンコール・投票)

 

 んくっんくっ…(幻聴)

 

 先程のLove U my friendsをもって今の虹ヶ咲学園の持ち歌20曲を全部消化した形になりますが、何ということか…会場のサイリウムの色が多かったメンバーがアンコールを歌うという色々ビックリな投票がスタートして会場がざわめきましたね。因みにひだまりPは勿論現地ではないので集計対象外ですが、璃奈ちゃん色(白)にしてテレテレパシーを送ってました。

 

 

 アンコールで思ったのはやっぱこれですね。意外に自己主張の強いエマ。あとこのくだりは最初ダチョウ倶楽部だと思ってました。アイドルにダチョウ倶楽部ネタはある意味お約束ですからね。

 

 アンコールで選ばれたのは初日はせつ菜2日目はかすみでしたね。かすみんはあの物議を醸したシングルCD総選挙も制していますし、かすみんの時代が意外に早く来たなぁと感じさせてくれます。スクスタの内容を見ても、この2人と歩夢が今はかなり強いという印象です。とは言え先日発表されたマン○スリーランキングではエマが1位に躍り出るなど、群雄割拠の様相を呈していることは間違いないでしょう。

 せつ菜はCHASE!、かすみんはダイアモンドをそれぞれ披露し、最後はTOKIMEKI Runnersをもう一度。各曲は既に紹介しているので、ここでは割愛します。

 

 

MC③(終演のあいさつ)

 

お ま た せ 。

 

 

 1日目のMCはとにかく全員すっごい長くて重いこと喋ってた記憶が…いや、ちゅんるん兄貴は両日ともに割とあっさりしてた記憶がある。ガチで重かったのは田中兄貴あぐぽん兄貴と…ともりる兄貴ですかね。ただこれは初日については全員言いたいことがまとまらない中で後から後から付け足してしゃべるのですごい長く感じたことを覚えています。まぁ2日目はわりと改善されて聞きやすかったことを考えると、1日目はまだ言っちゃいけない重大情報があったから慎重に言葉を選んでいたというのもあるんでしょうか。

 

 田中兄貴、本文中でも触れたようにドキピポ☆エモーションテレテレパシーも堂々たる歌とダンスで会場中に虜にしたにも関わらず「私は他の8人みたいに上手くできないから…それがコンプレックスで…(泣)」とか言い出したので本当にビックリしましたしあぐぽんいじめか?とも思いました。あと村上兄貴のMCで「田中も言ってたけど…」って田中呼ばわりされてた事にちょっと笑っちゃいましたね。

 

 2日目も2日目で「虹が咲はアニメ化しないってオーディションの時から言われてたから…(ぶっちゃけトーク)」とかってボロ泣きしながら延々と語ってるし、いや全員そうだったんですけどキャストの方がアニメ化喜んでて完全に置いてけぼりをくらってましたね。さっき2日目は1日目に比べれば改善されていたと言ったんですけど、多分ですけど田中兄貴がボロ泣きでずっと喋ってたから他キャストがある程度冷静になったんじゃない?って邪推してましたね。

 

 あぐぽん兄貴…強く生きてね。それはともかく初日のあぐぽん兄貴は「私は芸能生活けっこう長いんですけど、全然報われなかった時期とかもあって…だから歩夢ちゃんの開花宣言は私にとっても…」みたいな事を言っていて、これ本来のひだまりPなら「歩夢ちゃんとあぐぽんの出会いは運命だったんだなぁ…」とか言って感動してたのかもしれないんですけど、とにかく重すぎてそれ以前だった、という印象しか残ってないですね。まぁ初日はひだまりPも献血で400mL抜いて意識無くなってた後ということもあってちょっと低血圧気味に聴いてたのでそのせいもあるのかもですが…あぐぽん兄貴こっち差し置いてめっちゃ泣いてるし。いやまぁ、良いんですよ。あぐぽん兄貴のまぁなんだ、色々背負ってるのは伝わってきたし、それが悪いことでは全然ないんですけど、なんて言うか…ねぇ?

 

 「いや~昨日のMCは重かったなぁ…」と思いながら2日目に行ったら今度もまた泣きながら「歩夢は虹ヶ咲の中でも代表みたいな扱いになってるからいつも良いポジションを貰えることが多いんですけど、私のせいで台無しにしちゃうんじゃないかって…私歌も下手っぴだし…」って昨日とは違う切り口でクソ重MCかましてくれてて、これ聴いた時にひだまりPはこの人、本物だ…って思いましたね。だいたい歌が下手とか言い出したらAqoursあの人とかあの人とかそんなに歌上手くも無いのにあんなにふてぶてしくしてるの笑っちゃいますよね。どの人どの人だよ。

 

 重いMC三銃士の最後の刺客はヘッドライナーを務めたともりる兄貴です。まぁでもこの人は重いというか、本当にいいこと言ってたんですけどね。他の皆がクソ重MCをした後にトリで言ってるから重く感じるだけなのかも。

 

 「自分の「好き」を大切にしていますか?他の人の「好き」を尊重していますか?」みたいな事を…仰ってましたね。まぁひだまりP的にはここ、そんなに掘り下げるつもりはないんですが、他ならぬ「大好きを世界中に広げたい」という野望を持つ優木せつ菜を演じている楠木ともりさんの発言だけにオタクをざわつかせる重みがありましたし、2日目で言ってた事もそうなんですが、先のシングル総選挙みたいに従来のラブライブ!シリーズと違って個人戦の競い合いみたいになっている虹ヶ咲学園のやり方に声優さん自身も思うところはあるんだな、というのをこの2日間で強く感じましたね。言うてもAqoursなんてオッパイのデカさでセンター決めてますけど。虹ヶ咲はあんなにおっぱい担当が揃っていてかすみんが1位になったのは革命的なんだよなぁ…

 いや違う、そんな事が言いたかったわけではなくて。ラブライブ!シリーズも3代目となって「声優がラブライブ!の仕事を務める」から「ラブライブ!が好きな人がラブライブ!の声優になる」時代に変わって来ているんだなぁということをしみじみと感じました。ともりる兄貴のセリフはまさにそれで、「向こう側」の人である彼女がラブライブ!としての虹ヶ咲の方針に表立って異を唱えたりはルール違反かもしれないけど、それでも声優さん自身がキャラクター「優木せつ菜」を一番近くで応援する「ファン」なんだなぁと。

 

 

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 あっそうだ(唐突)虹が咲アニメ化おめでとうございます!いや、これはもう素直に嬉しすぎる。

 

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なんかラブライブ!っぽくねぇなぁ!?

 

 果林のセクシーっぽさが消えてさよなら絶望先生のデトックス回みたいになってますね。もっとギトギトしてた方が好き。あとやっぱり目を引くのは奥のせつ菜&璃奈コンビ。スクスタでは愛と親密だった璃奈ですが、アニメではまた人生やりなおし機になるんでしょうか…

 

 まぁ今の時点ではこのキービジュアルしか公開されていませんが、本放送を楽しみに待ちたいですね。

 

 

 

まとめ

 

 ということで、長くなってしまいましたが虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 First Live "With you"の感想でした。

 

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 感想ですが…まずはやはり虹ヶ咲学園の記念すべきファーストライブを見届けられてよかったと言ったところでしょうか。所々気になる点はあったものの、全体的にステージパフォーマンスもこれまでのグループ中心のラブライブ!ライブとは異なりまた新鮮で、ラブライブ!シリーズの伝統とも言えるキャラクターとのシンクロパフォーマンスについてもソロであることでまた違う表現ができていたのかな、と思います。

 実際、虹ヶ咲メンバーが世に出てそこそこ長かったとは言えひだまりPもこれまではそこまで積極的に追いかけていたわけではなく、来月に控えたラブライブ!フェスもμ'sとAqoursが中心で虹ヶ咲はオマケ程度に考えていたんですが、これについては完全に考えを改めるきっかけになったと言うか、今のひだまりPは完全にμ's・Aqours・虹ヶ咲学園の三つ巴としてラブライブ!フェスを待ち望んでいますね。

 

 強いて悪い点を挙げるなら、虹ヶ咲の新曲がスクスタ未実装である点ですね。これはもうマジで許してねぇからな!?MVが無いのにシンクロパフォーマンスもクソもないじゃん…キッズ達と踊るエマちゃんが見たかったの!わかる?この罪の重さ。

 

 

 次回は…フェスで会いましょう。ひだまりPはDay1、Day2両日ともに24時間テレビのTシャツを着て参戦予定です!

 

 それでは、良きラブライブを!

 

 

 

 

 

 

 

*1:諸説あり。