ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

にじよんあにめーしょん2 第10話~第12話感想-リーダーなんて必要ない。だって私達、仲間だもんげ!


ぼくらの春はこれからだ!

 

 ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。今回もショートアニメ「にじよん あにめーしょん2」の感想を書いていきたいと思います!

 今回は第10話~第12話(最終話)までです。



 

もくじ。

 

 

第10話「ミアと侑とスクールコンサート」


Hurray Hurrayじゃねえか!!!!!!!!!

 

 これHurray Hurrayだったんだ。何回か見直すまで意識してなかったですね。

 確かに虹ヶ咲ベストソング総選挙があればおそらく3位入賞は堅いであろう名曲中の名曲、「Hurray Hurray」は、「一緒に頑張ってきた仲間」の背中を押すそんな曲ですからね。実際アニメ2期12話「エール!」ではこの曲が出てくるっぽい匂わせはあったんですが出てこなかったので、ひだまりPブログで適当にこじつけて書いてましたね。

 

 皆が「ソロアイドル」として経験したステージに立つ緊張を侑に共感して貰うためと考えると、全員曲の「Hurray Hurray」を選曲するのは若干ずれてる気がしなくもない……けどそんな事はないか。「声繋ごうよ」とかミアが聴かせてきても狙いすまし過ぎてて気持ち悪いですからね。

 っていうかそもそも侑の字お前ミア・テイラーに楽曲提供したことあったじゃん。しかも曲Toy Dollじゃん。ミア・テイラーにあの楽曲提供できるんだったら学校のピアノコンサートなんてバッセン感覚でしょ。まぁ、それはいいや。もう言ったから。

 

 そうですね、やっぱりこの回で大事なのは、侑は「スクールアイドル」ではないけど「スクールアイドル同好会の仲間」であるという点でした。そして虹ヶ咲の皆が「ソロアイドル」として初めてステージに立つ時に感じた不安、そしてそんな時に侑や仲間が背中を押してくれたことが、今度は侑自身の勇気になって返ってきているという点が素敵でしたね。

 それこそミアにとってみればこのスクールコンサートで演奏するくらいは何でもない事でしたが、そんなミアでさえも初めてステージに立った時は緊張で歌えなかった過去がありました。或いは今回侑の背中を押すことができたのも、そんなミアだったからこそかもしれないですね。

 


しかしヤギに電流走る───!

 

 これ前回の「璃奈とエマとコミュニケーション」でヤギのコミュニケーション(頭突き)が同好会内でにわかに流行りだしたことを受けていますね…!ミアがそのマネしてるのめっちゃいいじゃん。エマから璃奈へ、璃奈からミアへ。こんなんもう声繋ごうよでしょ。

 

🎀「花火来い…花火来い…!」

🐑「歩夢ちゃ~ん、スクスタはもう終わったよ?」

 

 そんなこんな。

 

 トゥデイズ チカキンズ ポイント。 ドゥルルルルルルルルルルルルルルルルル……

 

 


88点(エイティエイト)~!!!

 

 同じ音楽科の仲間という唯一無二の接点がある侑とミア。その2人の関係性を補完する素晴らしい回でしたね。

 

 

第11話「同好会とビクトリーロード」

魔王しずくを止めるために奮起する同好会のみんな。
魔王としての使命が揺らぎ始めた魔王しずくのもとに沢山の侑が現れて…!?

もう見た。

 

 かつてのスクスタがストーリー2ndシーズンの炎上真っ盛りの中、よせばいいのにアニガサキの放送回にちなんだ連動エピソードが毎週更新されていました。内容的には実は概ね好評だったんですがそんな中1期第8話の桜坂しずく回のエピソードが、「スクールアイドルを辞めるような発言をして部室を飛び出していったしずくをかすみが屋上まで追いかけて引き止めたところ、「次の演劇のためのお芝居の練習だったの♪」と事もなげにぶっちゃけられる」というあまりにもお粗末な内容となっており、アニメ1期8話自体は「神回」と称されるクオリティだったことも合わせてスクスタへの不信を加速させる一因となりましたね。

 

 「スクスタ」のせいで風評被害を受けてしまったのは愛や果林もそうでしたが、発言があまりにも支離滅裂でもはや別人だった愛や果林と違ってスクスタのしずくのやらかしは下手にしずくとしてリアリティを持ってしまっている分、現在に至るまで彼女の信用を無くさせている大きな要因となっています。

 

 まぁ正直この回について語ることはないって言うか、まぁでもアレよ。こんなもんでしょ。当初にじよんアニメに抱いてた期待って。これくらいのアホらしいのがデフォルトで、たまに「高咲侑神(アニガサキ)」の「黄金時代(オウゴン)」が還ってくるのがむしろ奇跡なんですよね。

 

 ここからは、それを踏まえた上でこの回の意図を考察してみたいと思います。

 まず、無数の高咲侑が空から降ってきて、歩夢が「ヒトリダケナンテエラベナーイ!」とか言ってるシーンがありましたよね。

 

 実はここが重要なポイントです。「高咲侑」のルーツは、スクスタにおける「あなたちゃん」でしたね。

 「スクスタ」プレイヤーの数だけ無数に存在していた「あなたちゃん」はスクスタが20章で事実上の終わりを迎えるとともに全てが無に帰しました。しかし、ただ一人だけアニガサキの世界に残った希望。それが「高咲侑」でした。

 

 ということは、「無数の高咲侑がいる」この描写は「ここがスクスタ時空である」ということを表しているのではないでしょうか?

 「歩夢は世界を守る姫巫女として魔王の力を封じ込めようとしていたが、あまりの力に耐えきれず自ら魔王化してしまった」とありますが、これはスクスタ1stシーズンのラストの展開で栞子のバカをなんとか懐柔できたと思った矢先に「あなたちゃん」のやらかしで歩夢が特大メンヘラを発動させてしまったエピソードと酷似していますし、魔王化(裏切り)してしまったしずくをせつ菜や璃奈、彼方やエマが止めようとするのはまさに「スクスタ」の世界が終焉を迎えたストーリー20章の出来事を想起させます。

 「世界が終わっちゃったら演劇もスクールアイドルもできなくなっちゃうよ~?」なんて、史実ですからね。

 

 そして、「天井を見上げる」。

 「天井を見上げる」は、スクスタストーリー21章にて、しずくが「天井を見ている時点で視線は上にあるはずだから『天井を見る』が正しい」とかすみに対して指摘するくだりから来ています。

 しずくは自信満々に指摘していましたが「天井を見上げる」が本当に重言、誤用なのかどうかは意見が分かれるところで、少なくとも明確に「間違い」とは言い切れないのではないかと思われます。(じゃあ「空を見上げる」もダメだし、「湯を沸かす」とかも同じ構造でダメということになってしまう)

 まぁこのシーンのしずくは現国の先生に聞いたことをそのまま言ってるだけなので別にしずくがバカというわけではないんですが、スクスタストーリーのこの辺りでは特にしずくからかすみに対する舐めたイジリが悪目立ちしていて、その中でこのよく分からない指摘がプレイヤーの印象に残ったわけですね。

 

 ここから「天井を見上げる」というフレーズが一部のラブライブ!界隈においては「相手の言葉尻を捉えて的はずれな指摘をすること」といった意味合いで使われるようになりました。

 また、スクスタのストーリーを手掛けたとされる脚本家の雨野智晴氏を擁護する意見として「ストーリーの内容まで雨野先生が決めてるわけじゃない(→雨野先生に責任はない)」と言われるのに対し、「じゃあ公式が『天井を見上げるは誤用』って書くように命令したのか?」と雨野先生が脚本家としてスクスタストーリーの炎上に対する責任を免れないことの根拠としても使われることがあります。

 

 何の話でしたっけ。あぁ、ビクトリーロードでしたね。

 

 そういえば繚乱!ビクトリーロードの果林先輩のパートには、「夢への道は間違えない」というフレーズが出てきますよね。実はこの曲そのものが、「スクスタの惨禍を二度と繰り返してはならない」という決意を秘めた「虹ヶ咲憲法」を象徴する歌として存在するという説があったりなかったりします。信じるかどうかは、「あなた」次第。

 

 

 トゥデイズ チカキンズ ポイント。 ドゥルルルルルルルルルルルルルルルルル……

 

 

70点(セブンティ)~!!!

 

 今回しずく弄りしか書くことなかった。ゆるして

 

 

第12話『仲間でライバル』


「モーゼは、もーゼッタイやめてね。」

 

 あのすいません………

 

 この回いる?

 

 えっ?劇場版スタァライトってこと?私ひかりに負けたくないってこと?レモン風カスタードコッペ、レインボーコッペ、たくさん食べてもらったなぁ。でも皆、新しい役、立つべき舞台を求めて、飢えて、渇いて⎯⎯でも、侑ちゃん。あなただけは、まだ。だから、見つけなければいけない。皆に、立つべき舞台があるように。この道の果てにある、あなただけの舞台を。ってこと!?

 いや言いたいことは分かるっていうか描いてるそのまんまなんですけど、正直その「侑ちゃんもある意味スクールアイドル」みたいなの食傷気味っていうかそれもうスクスタでもやったしアニメ2期13話の”虚無”回でもそんなようなニュアンスの事言ってなかったっけ。

 そもそも第10話で侑もまたスクールアイドル同好会の一員だということはちゃんと説得力を持って描写されていますし、その上でこれ全部言葉にして言っちゃうのは正直ダブってるっていうか、天井を見上げてるっていうか。

 

 にじよんあにめーしょん第1期は第1話がグダってましたけど、2期は最終話がグダグダでしたね。いや別に悪いことは言ってないんですけど、全体的にもう見たそれ。鈴原のMCくらいくどい。

 

 一応この回はまぁ総まとめ回みたいな役割もあるのでこれまでのにじよんあにめーしょん2で絡んでいた組み合わせが同じカットに入るようになってますね。まぁそれはよかった。ただそういうのはおばあちゃんのぬか漬けであって、肝心のご飯が放置されてカチカチになったまっずい米だったらぬか漬けの価値も半減でしょ。

 

 そういうことです。

 

 

トゥデイズ チカキンズ ポイント。ドゥルルルルルルルルルルルルルルルルルルル……

 

66点(シックスティシックス)~!!!

 

 演じきっちゃった。”スクスタァライト”。



まとめ

 ということで、にじよんあにめーしょん2、TVシリーズの感想はここまでになります。返す返すもブログの更新が遅くなりすぎてしまい大変申し訳ありません

 

 全体を振り返っての感想ですが、やはり1期の時と同じようにアニガサキで描写しきれなかった組み合わせやエピソードを補完するような素晴らしいエピソードが多く、全体としてとても楽しめる内容でした。特に第2話「歩夢と菜々とはじまり」第4話「栞子と愛と放課後」などはアニガサキ本編と言っても過言ではないほどの神回でしたね。

 

 虹ヶ咲は9月から劇場版3部作の公開がいよいよスタートする上、先日はなんとあの「歩夢の母」とも言える存在であるちょぼらうにょぽみ先生による公式漫画、「ハンギャサキ」こと「叛逆のニジガサキ」が連載をスタートするなど、コンテンツとして楽しみな展開が目白押しになっています。

 

 ……これにじよん1期のときに書いたんですけどあの時から状況全く変化ないですね。まぁまぁ、それはいいや。

 

 さて、そしてにじよんあにめーしょん2のBlu-ray Discも既に発売され、「特別編」にあたる13話~15話がBD限定で収録されています。既にかなり遅れてしまってはいるものの、特別編の感想も本ブログにてまとめた上で最終的にチカキンズ・ポイントのまとめもしていきたいと思います。

 

 

にじよん あにめーしょん2 Blu-ray BOX (特装限定版)|Amazon.co.jp

 

 

 それでは、よきラブライブを!

 

 

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