ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会第8話「しずく、モノクローム」感想-演じてしまうことだって私らしさだから。

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しずかす厨は肥溜めに落ちろ。

 

 ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。

 

 今回はニジガクアニメ第8話『しずく、モノクローム』について書いていきたいと思います。1年生のメンバー、桜坂しずくちゃんにスポットが当たる回ですね。

 

 それでは、続きを読むからどうぞ!

 

 

 

 

 

あらすじ。

校内での知名度も上がり、新聞部から取材を受けることになったスクールアイドル同好会。
盛り上がる中、演劇祭の主役を降ろされてしまうしずく。そのことを隠すように、いつも通りに振舞って演じていた。かすみと璃奈はクラスメイトから、しずくが主役を降ろされたことを聞くと、元気づけようとしずくを連れ出す。しかし、そんな2人にも自分を演じて偽ってしまう。作り笑顔で去っていくしずくだったが、自分をさらけ出せない自分が受け入れられず、更に塞ぎ込んでしまう。

ストーリー | TVアニメ | ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

 

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(デレレレン♪)ビロードの~ かお~りで~♪

 

 タキシード仮面かな?

 今回は演劇部に所属し、スクールアイドル活動においても「理想のスクールアイドル」を「演じる」ことを目標とするしずくちゃんの掘り下げ回ということで割と独特な出だしになっています。っていうか…

 

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部長「この役は自分を曝け出す感じで演じてほしかったの。」

しずく「曝け出すのは得意です!」

部長「裸体って意味じゃなくて。」

 

 (予想してた展開と)全然違うじゃん!!誰だよしず子が演劇部に連れ戻されて同好会を裏切る展開とか言ってた奴…桜坂タイキックとか言ってたの誰だよ!?

 実際同好会が廃部になった時の部長のセリフとか、サービス終了したゲームの20章とか、フラグになりそうだった展開はあることにはあったんですが…ひだまりP達は部長にごめんなさいしないといけないよね。

 また、しず子の露出癖については今更言及する必要もないとは思いますが、彼女が夜な夜な学校や公園、あるいはコンビニなどをあられもない格好で徘徊する趣味があるのは彼女の名曲「オードリー」などにも歌われていますし、虹ヶ咲ファーストライブでは「オードリー」で勢いよくコートを脱ぎ捨てて肢体を露わにする前田さんのパフォーマンスが話題となり、ひだまりPも「これじゃオードリーじゃなくてストリーキングじゃん…」等と感想をこぼしていましたね。蜜柑休題。

 この回は初期の頃から存在していたしず子の露出狂設定についても一石を投じる回となりました。話題変わってないじゃん。

 

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 これ最初見たとき紙面かと思ったから、指でスッてやったらページが変わったことに最初面食らいましたね。おじいちゃんかよ。

 っていうか、何でせつ菜はいっつもこれ虚無顔なの!?学生証の写真使ったの!?何故かせっつーはアニメCDのメンバーカードなどでも全部真顔なんですけど、大丈夫?璃奈ちゃんボード要る?

 

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 こういう璃奈ちゃんボードのアレンジ良いですね。1年生の仲良し感も強調されて非常に味のあるシーンとなっています。アニメも早いものでもう8話になりますが、未だにキャラ崩壊らしい崩壊を見てないんですよね。ほんとに毎回言ってますが、キャラに対するリスペクト、これ本当にニジガクアニメの素晴らしい点ですよ。ある意味虚無顔も「絶対にキャラ崩壊させないぞ」という意思表示なのかもしれません。んなこたぁない。

 

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やべぇよ…やべぇよ…

 

 ラブライブ!サンシャイン!!では↓こんなのだったのに、女子力の格差を感じますね…

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 フトッチョバーガーはマジでこの通りのが実在するんですけど、マウンテンパンケーキは本当にあるんですかね…リサーチ不足でまだわかりませんが。

花丸ちゃんが食べていた「ラッキーピエロ」の「THE フトッチョバーガー」を実際に食べてみた! - ひだまりPはこう語った

 

 かすみんが「あーん」してくれてるのについばむ位しか食べないしず子、確かに少食なイメージはありますが、男らしく担々麺を平らげてたしず子はどこ…?ここ…?

 しず子の担々麺ネタはこの回のMVにも出てきましたね。

 

ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル – スクフェス » 【4コマ】虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会スクフェス分室_連載第80回

 

 

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 小さい頃から昔の映画を観るのが好きだったしずくちゃん。けれども、周りと違うことで変に思われてしまうことを恐れるあまりだんだんと本当の自分を隠して生きるようになりました。その反動からか、人目につかない場所で痴態を曝け出す変態趣味もやめられなくなってしまいました。そうして人気のない放課後の廊下の隅、階段の踊り場の誰も知らないステージでいつものように汗まみれになりながら独り淫らな行為に及んでいたら偶然通りかかった「あなた」に出逢ってしまい………


 それはともかく、6話の璃奈回でも思いましたがこれ、またもぶっ刺さりでしたね。と言うか、オタクなら誰もが通る道じゃないでしょうか。

 思い返せば…他人と違うこと、その気はないのに変な目で見られてしまうこと。そうした中で、まさにこの璃奈ちゃんとしずくちゃんの会話のように自分の好きなものすら堂々と言えなくなってしまうこと。今まで見えなかったしずくちゃんのそんな素顔が自分と重なってしまい、組織を裏切ってでもトリッシュを助けたいと思ったナランチャみたいになりました。

 

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 いやでもこれ…予想できた?ぶっちゃけ…しずくのキャラからこういう内面を掘り下げていけること自体が本当に凄いと思うんですよね。それも従来のしずくのイメージと相反しないような形で、かつありきたりに無難に収束させるわけでもないと…

 加えてこの回ではかすみんとの関係性ばかりがフィーチャーされてますが、りな子との関係性、ひいては1年生トリオの立ち位置についてもしっかりと補完されています。しずかす厨は留年しろ。

 本心を表情に出して伝えられないことがコンプレックスだった璃奈ちゃんと、本心を出すことが嫌で仮初めの表情を作り続けてきたしずくちゃん。二人は相反するようでいて、そんな自分に対する自己嫌悪に陥って自信を無くしてしまっていることは共通しています。

 同じく露出癖という観点で見ても、璃奈ちゃんは顔見せNGなのを良いことにネット上のアダルトなライブチャットで痴態を晒すことでお小遣いを稼いでいるのでこれもある種しずくちゃんとは対照的な一面と言えますよね。

 そんな璃奈ちゃんだからこそ、しずくの取り繕った笑顔の裏に隠れたコンプレックスに気づき、その気持ちに寄り添ってあげることができました。実際、最初に「しずくの様子がおかしい」と気づいたかすみんでさえもしずくの巧妙な表情づくりにはじめは「なーんだ、いつものしず子じゃん」と騙されていましたからね。

 

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〽なにから伝えればいいのか

 分からないまま 時は流れて

 浮かんでは 消えてゆく

 ありふれた言葉だけ

 

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〽君があんまり素敵だから

 ただ素直に好きと言えないで

 たぶんもうすぐ 雨も止んで

 二人 たそがれ

 

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 お約束。

 いやでも、りなりーだからこそしずくの仮面の下の本心に気づけて、愛さんがきっかけで自分も変われたように、しずくの心を変えられそうなかすみんにバトンを渡すという展開は凄く良かったですね。璃奈ちゃん自身がしずくちゃんにアプローチするのではないけれど、自分と似たものを感じたしずくの為に何かしてあげたいという真摯な思いは、璃奈ちゃんボードがなくてもかすみんに伝えられました。りなりーも頑張ったんですよ。

 

そして───

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なんちゅう鮎を食わせてくれたんや………

 

 アユじゃなくてカスやけどね。それはともかく。

 皆さんに質問ですが、ラブライブ!史上最高の神回と言えば~?(エリセンパーイ!)…そうですね、ラブライブ!1期8話「やりたいことは」です。奇しくも今回は虹ヶ咲1期8話。これに合わせてこんなオマージュを持ってくるとか本当に溜め息が出ましたね。いや、ひだまりPが気づかないだけかもしれませんが、このアニメで従来のラブライブ!シリーズのお約束に則った展開はいくつかあったもののこんな明らかにオマージュのシーンってありましたっけ?鉄板の生えてくることりネタですら、璃奈ちゃんの絵文字でちょっと匂わせネタがあった程度だったのに。

 

しずく「今度の役ね、自分を曝け出さなきゃいけないんだって…」

かすみ「…いつもやってるじゃん。」

しずく「裸体って意味じゃなくて。」

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 しず子の露出趣味はまぁそれはそれでアリなんですけど、考察が分かれてくるのはしず子の演劇への向き合い方についてでしょうね。

 ひだまりPの考えとしては、演劇もスクールアイドルも露出徘徊もしずくの「やりたいこと」ではあると思うんですよ。そこは大前提です。その上である種、「自分でないものを演じる」という演劇の性質そのものが、自分の本心を見せたくなかったしずくにとって心地よい逃避だったというような事をしずくは語っていますね。

 お芝居を「演じている」間は、しずくの「やりたいこと」をそのままやっていても、周りから変に思われることはありません。だからこそ、日常においても「桜坂しずく」の役を演じることに徹しているのが、しずくにとっては心地よかったわけですね。

 しかし今回は、お芝居の中で「本当の自分を曝け出す」ことが求められました。今まで一致していた、「しずくの思い」と「お芝居」が今度は相反することになったわけですね。そのジレンマの結果として、劇中劇のあのタキシード仮面みたいなしず子が生まれたのです。

 一つ良かったのは、しずくにとっての演劇が「逃避」であるならば、部長に自分を曝け出しなさいと言われた時点で役を降りるはずだったんですね。それをしないということは、たとえ本当の自分を包み隠すための羽衣であったとしても、演劇はしずくにとって間違いなく本心から「やりたいこと」だったというのが分かった所ですね。

 

 そして。

 

 虹ヶ咲の誇る名言製造機中須かすみ。そのさまは往年の矢澤にこを彷彿とさせますが、しず子にデコピンしたシーンなどはひょっとするとにこちゃんをオマージュしたのかもしれませんね。

 「かすみんだって、こーんなにカワイイのに!褒めてくれない人がたくさんいる!」っていうの。凄く良いですね。しずくとかすみの関係性をここまで綺麗に描けるのもはや芸術的ですよ。「本当の自分を見せるのが怖い」っていうしず子は、「我が道を往く」かすみんのスクールアイドル観とはまさに対極をなす概念なんですよね。

 しかしですよ、しずくの思っていたような事を、かすみんが思ってないわけではないんです。「誰も見向きもしてくれないかもしれない、応援なんて全然貰えないかもしれない」。そんな怖さと闘いながらかすみんは己のスクールアイドル道を貫いてるんですね。

 「しず子とかすみんの仲でしょ!」と言った「仲」がどれくらいのものかは作中で与えられた情報から読み取るしかないですが、スクールアイドル同好会の設立当初から一緒にスクールアイドル活動をし、一度はその活動の場を奪われる経験も一緒にしてきた仲なわけです。同じ一年生でもありますし、そういった逆境の中でしずくの存在がかすみんを支えてくれた事だってあったでしょう。敢えて言うなら、しず子はかすみんの「戦友」的な存在であったと思えますね。

 だからこその「なーに甘っちょろい事言ってんだー!」ってセリフなんですよね。こうして掘り下げていくと、やっぱりここに「仲間でライバル」というニジガクならではの関係性が凝縮されているのがしっかり表れている。

 かすみんは多分しず子のことを全部理解できたわけではないですし、それを理解してしず子に寄り添ってあげようとは思ってないんです。でもライバルが腑抜けていたんじゃかすみんにとってもつまらないじゃないですか。そしてなにより、友達なんですよね。

 

 一方しず子はどうでしょうか。かすみんの「カワイイって言ってくれた事ないよね!!」が事実だとして、そして今この時も「カワイイんじゃないかな…?」と歯切れの悪い回答。しず子が「本当じゃない自分を演じるのが得意」だとするならば、躊躇なく「かすみさんは可愛いよ♡」って言えるはずです。何故言えなかったのか、それが重要なんですよね。その理由はやはり、しずくにとってもかすみんは友達以上の特別な存在だからウ゛ォエッ!!なーんてね。そんなはんぺんのエサにもならないようなくっせぇくっせぇ回答は一切求めてないです。しずかす厨は口内炎トリプルでできろ。

 勿論、しずくにとってもかすみんは大切な友達なんですけど、かすみんがそう思っているのと同じように、しずくから見てもかすみんはライバルなんですね。スクールアイドルとして、かすみんに負けたくないという思いがしず子にもあるんです。だから素直に可愛いって言えないんですね。かすみんがしず子のこと、「意外と頑固、意地っ張り、露出狂」って言ってたのはそういうところに由来するんじゃないかな?というのが、ひだまりPの結論です。

 

かすみ「もしかしたら…しず子のこと好きじゃないっていう人もいるかもしれないけど…!」

しずく「私のこと嫌いな人もいる?」

かすみ「かもだけど!でも、かすみんは桜坂しずくのこと…」

しずく「無問題ラ。」

かすみ「大っ嫌い!!!!!!!!!」

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だ・け・ど・気になる~ 昨日よりもずっと~♪

 

 ここだけ作画変わってません?何この少女漫画かすみん

 ここの大好き発言ですが、当然ですが百合がどうのとか言うクソみてぇな概念では一切ありえません。ポイントはこれ、立場が逆ならしず子はどう言うか、ということですね。かすみんだってもしかしたら、自分のかわいさがちゃんと皆に伝わってるか不安になって落ち込んでしまうことだってあるかもしれません。そんなかすみんを元気づけたいと思ったら、しずくだって、「私は中須かすみのこと大好きだから!」って言うんじゃないでしょうか?

 そうです。彼女達は親友であり、そしてライバル。好敵手には常に最高の状態でいて欲しいと願うものなのです。遊戯にデビルズサンクチュアリ渡した海馬と同じですね。

 

 それはそうと、「しずかす」ってあるじゃないですか。あれいいですよね………ねぇよ。よくねぇよ。地獄に落ちろ

 この記事でも折に触れてしずかす概念を否定してきましたが、ひだまりPは別に百合が嫌いなわけではないですし、仮にしず子とかすみんが同性同士で付き合うことになるとしても応援できますよ。ただこういう人間関係をなんでもかんでも安易な恋愛関係に落とし込み、「しずかす」などと記号化する風潮には流石のひだまりPも喉からみかんが出ます(※不快なさま。)

  かつて…「よしりこ」という概念が存在していたのを覚えておいででしょうか。Guilty Kissくらいしか接点の無かった2人がなぜか一部の声のでかいオタクと公式に祭り上げられた結果、ラブライブ!サンシャイン!!アニメ2期ではとても正視に耐えない痛々しいクソ百合コントの醜態を見せつけられる羽目になりました。一番わかり易いのは2期6話冒頭のシーンとかですかね。

 我々ラブライバーは決して再びよしりこの惨禍を引き起こさないことを決意し、安易なカップリングの記号化は、キャラクターの人間関係を考察する手段としては永久にこれを放棄しました。

 

そして。

 

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ちーいーさーなーほーしをー つんだならー♪

 

 桜坂しずく劇場の再演。途中に挟まれたしずく劇場はしずくの空想だったため両方しずくですが、これは現実の出来事なのでタキシードしず子は部長が演じています。よく見ると若干身長差があるのが分かりますね。

 

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 さっき周りと違うことで嫌われることを恐れるあまり本当の自分を出せなくなったしずくに共感できると書きましたが、考えてみればそれは、多かれ少なかれ誰にでも当てはまることなのかもしれません。あるがままの心で生きられぬ弱さを誰かのせいにして、知らぬ間に築いてた自分らしさの檻の中でもがいてるんですよ。(ミスチルの歌詞)

 だからここは、しずくちゃんが自分のそういう気持ちをきちんと言語化していることがまず凄いって感じましたね。しずくちゃんはそれを自分の「弱点」だと捉えていたんですけど、裏を返してみればそういう自己分析は演劇が大好きな彼女の才能とも言えるものです。

 この舞台上でしずくは初めてタキシードしず子に向き合い、白と黒の衣装を纏ってステージに立ちます。白と黒、両方の色を持っていても灰色に混ざり合わない

 本当の自分と周りから見える自分、普通の人はほとんど意識することもなく、その境界線をいつの間にか無くしてしまい、灰色の中で生きているんだと思います。でもしずくちゃんは、その両方を「演じ分ける」ことができる。彼女がずっとコンプレックスだったそれは、この瞬間から「強み」に変わったんです。

 何?この衣装には灰色の部分もあるって?それはアレでしょ…しず子の露出趣味とかその辺のグレーな領域が反映されてるんでしょ。(明察)

 

 新曲「Solitude Rain」。

 

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”雷鳴が胸に鳴り響いて──

 閉じ込めていた感情が、溢れ出してゆく──”

 

 ごめん、いやごめんなんだけど──「夏の終わりの雨音が」をちょっと思い出して感動よりも先に笑っちゃいましたね。この雨がやむ頃私の涙も乾くってことにしておくよ。

 いや、これも名曲なんですよ。名曲しか出ねぇな。

 これ聞くと分かるんですけど、「本当の自分を出せない」ことで悩んでいたしず子が、今回「本当の私を見て下さい!」って言うんですけど、これは「私を演じるのはもうやめにします!」という意味ではないんですよね。

 「あなたの理想のヒロイン」を「演じる」こと、それも含めてしずくにとっての「本当の私」なんですね。ちょっと矛盾してるように見えますけど、全部含めた本当のしずくを「好きになってくれる人もいた」んですよ。それが分かったから、演じることをやめる必要もないし、しずく自身が本当の自分を嫌いになる必要ももうないんですね。

 

 っていうかこれ何!?ガチ雨なの!?ステージ演出に予算掛けすぎでしょ…ほぼレヴュースタァライトじゃん。バカバカバッかすみん…!部長とスタァライトしたくなっちゃうじゃない…!

 

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ここ無敵級ターン

 

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 今回のしずくが苦悩の末に得た白と黒の共生を表現しつつかすみんとの関係性も描くとか誇らしくないの?しずかす厨は臓物コッペパンでも食ってろ。

 

 

 そして──

 

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「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会…面白いですね。」

 

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次回「仲間でライバル」ニジガクの誇るおもしろ女、果林先輩に迫ります。

 

  っていうかこの2人も今回本編には絡んでいませんでしたが、ニジガクの演劇部と対バンした藤黄学園の生徒でお察しの通り、スクフェス転入生ですね。しず子絡みでの登場でしたが、スクフェスでしず子が所属していたのは青藍高校という学校です。

 左のジェネリックしず子みたいな子は綾小路姫乃ちゃん2年生。渡辺曜と誕生日が同じです。右の子は紫藤美咲ちゃん3年生。クール系っぽい雰囲気がありますね。藤黄学園のスクールアイドルは9人中5人がボーイッシュまたはカッコイイ系だったりします。バランスゥ!

 前回東雲学院が登場した時も書きましたが、虹ヶ咲学園にも元スクフェス転入生が3人いますから、これまでモブ扱いだった他の転入生達もボイスが付いてライバルキャラ等で活躍してくれたら古くからのファンにとっては嬉しいですね。

 

 

まとめ

 

トゥデイズチカキンズポイント。

 

ドゥルルルルルルルルルルルルルルルルルル………

 

 

 

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とぅるるるるるるる……(ボイトレ中)

 

 

 

 

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100点(ワンハンドレッド)~!!!

 

\イェー!!/ \フゥー!!/ \ハラショー!!/

 

 

 本文中でも書きましたが桜坂しずくのキャラの掘り下げ方には驚かされました。「演じることが大好き」という強みをもったスクールアイドルである桜坂しずくの内面にフィーチャーして彼女ならではの葛藤や苦悩を描くことで、しずくちゃんのことをより深く知れたと思います。まさに劇中でかすみんが言ったように頑固だったり、意地っ張りだったり、露出狂だったり、本当は自信がなかったりする部分、そういった負の側面を知ることができたと同時に、それらも含めてやっぱり演じることが桜坂しずくのスクールアイドルの表現であり、「本当のしずく」であったということが再認識できたのはいわゆる「キャラ掘り下げ回」としては100点と言わざるを得ません。

 しずくとかすみ、そして璃奈の1年生組の関係性の描写についても、やや淡白な感じはあったものの「仲間でライバル」というニジガクの関係性をしっかり描けており、その上で璃奈ちゃんだからこそしずくの悩みに共感でき、かすみんだからこそしずくを元気づけられたというのが分かるようになっている所は素晴らしかったですね。

 しずかす厨はオフィーリアのウンコ踏め。

 

 いやほんとに…全然良かったじゃん…誰だよ次回のしずく回が鬼門とか言った奴演劇部に戻るとか言った奴…桜坂タイキックとか言ってた奴さぁ…全然神回じゃん…

 

 

ん………?

 

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この鮎はカスや。(絶対評価)

 

 デデーン!桜坂、タイキック。

  いやこれアニメ8話のスクスタ連動ストーリーなんですけど、マジでこのクソゲーはどんだけアニメの足引っ張れば気が済むの。いや…本当にこれ面白いと思ったの?

  何がクソってこれ「試し行為」っていう一番嫌われる女のムーブなんですよね。「お芝居」だと言ってスクールアイドル同好会から逃げたフリをして、かすみんが追いかけてきてくれるのを期待してたとかマジで頭おかしいぞこれ。

 よりによって20章の後のタイミングでこんなの出すとか火に油としか思えません。1章でもこの子「私が実力不足だから~」とかわけわからん事言って演劇部に逃げてたでしょ。まるで成長してねえじゃん。

  何よりアニメが素晴らしかっただけに、スクスタ運営のしず子に対する理解がこんなレベルなのが悲しくなりますね。これはただのメンヘラクソ女じゃん。かすみんは理解のある彼くんと違うぞ。いやマジで…ダソクもいいとこです。

 

(注)ダソクとは

 アニメラブライブ!サンシャイン!!で黒澤ダイヤにアイドルオタク等の余計な設定が付け足され台無しになってしまった事から。「イヤのりさん」の略。

 

 正直この連動ストーリーで本来ならマイナス40点くらいではあるんですが、よくよく考えるとスクスタは2020年10月31日をもって事実上サービスを終了しており、存在しないゲームなんですよね。存在しないゲームのエピソードのために減点するというのは理に適っていないことから、今回はこれによる減点は無しです。

 

 

 それではまた次回でお会いしましょう。

 

 みなさま、良きラブライブを!

 

 

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