「私は見つけたよ、輝き。」
ちゅんちゅん、ハローラブライブ！どうもひだまりPです。今回はラブライブ！サンシャイン!!のスピンオフアニメ『幻日のヨハネ SUNSHINE in the MIRROR』第11話「ヨハネのまほう」の感想を書いていきたいと思います！
もくじです。
あらすじ
晴れやかな門出は一変してしまった。
“異変”はおさまっていなかった。おさまるどころか、加速しているようにすら見える。
解決できたと自惚れていた自分を責め、ヨハネは杖を川に投げ捨て、心を閉ざしてしまう。かつてない規模で“異変”に侵食されていく町。
対策に追われるダイヤは、川面を見つめるライラプスに遭遇する。一方、ヨハネを心配したチカたちは、ヨハネを元気づけるため、“異変”により中断されたパーティーの続きを開催しようと計画するのだった。
特 殊 刑 事 課
登場BGMが特殊刑事課みたいで笑っちゃった。まぁ、それはなんでもいいんですけど。
第11話『ヨハネのあほう』
杖を捨てる
なんで？
みんなで歌って”異変”を解決できたと思い意気揚々と東京へ羽ばたくつもりでいたヨハネですが、”異変”は解決していなかったらしく、結局自分には何もできないと悟ってしまったヨハネは皆の淫紋が浮かんだ杖を川に投げ捨ててしまいます。
結局この杖がなんなんだという話なんですけど、いや、本当になんなんだろう。第8話で杖がないと歌えないとか宣ってた時もそうなんですけど、この杖に関する説明が一切ないから、本当に視聴者目線だとただの棒切れを後生大事にして今飽きてポイ捨てしたくらいのシーンでしかないんですよね。
この杖に皆の淫紋が浮かんだ理由も謎ですし、そもそもその淫紋が皆のものだと作中で理解されているかどうかも謎ですし、この杖がヨハネにとって何なのかも謎ですし、それがないと皆で歌えないとヨハネが半ベソかいてたのも謎ですし、今それを捨てたから何なんだというのも謎です。
こんなん「ノートに名前を書いたら死ぬ」という因果を一切描かずに進むデスノートみたいなもんですよ。この黒いノートがなんか重要なのは分かるけど読者の誰もこれが何なのか分からないしライト君が犯罪者かどうかも不明確、みたいなもんですよ。
杖のことも意味不明ですし、異変のこともここまで来てまだ意味不明ですよね。なんやねんあの鹿。ふざけてるのか。そもそもヨハネが皆と歌ったから異変が解決したって因果も不明ですし異変がなくなったという具体的な描写もなかったですし、それが今たまたま再発してヨハネが「私のせいだ…」ってなってるの本当に何？
犬を捨てる
最初の頃は異世界ならではの皆の立ち位置とか関係性、世界観の考察とかの余地もあって面白かったけど、異変云々とかライラプスとか後出しでどうにでもなる事ばっか出してきて具体的な物語が何も進まないからただただ雰囲気が悪いだけの不快なアニメになってるんだよな。結局皆何がしたいの？
— ひだまりP (@Hidamarie_win) 2023年9月3日
奇跡も魔法もないんだよ。
っていうか、非常事態で物資を届けに回ってるハナマルとヨウには応対しろよ。それは会わせる顔がないとかじゃなくて、安否が分からないだろ。雪だるま作ろうじゃねぇんだぞ。そこはどう考えてもヨハネの感情で居留守使って良い場面ではないと思うんですけど、当のヨハネはまた逃げニーに逆戻りして犬に八つ当たりして嘘つきダーティ呼ばわりしてるのなんやねんこれ。
鹿を切り捨てる
「ダイヤってさ、日本刀で鹿をガンガン殴って「不殺」とかバカじゃないの？」
「せめてたけのこだよね」
「たけみつ！！！」
さっきコミックス版「幻日のヨハネ」2巻を読んだんですけど、戦闘シーン一つとってもアニメより圧倒的に躍動感がありますね。そもそもの話、異変についてはなぜコミックス版の設定を使わなかったのか疑問です。コミックス版は謎の水晶みたいなものが動物を凶暴化させていて、それを壊したり取ったりすれば元の姿に戻る、という設定なので戦いの目的が分かりやすいんですが、幻ヨハではそれがないので凶暴化した動物をどうすればいいのかもどうしたいのかも謎です。3話からずっと。
そして鹿相手に日本刀を弾き飛ばされてるダイヤもダイヤですし、ライラプスも出てきたんならウーとかワンとか言えや。なんで無言で立ちはだかってるねん。
そして───
犬（が杖）を拾う
城之内くん！？
見えるんだけど見えないものを探すな。そして───
結 ば れ る 想 い
そ～の～む～ねに～
いだ～いてる～
あつ～いおもい～♪
丁度良いとこに留まってて笑っちゃった。これ作ってる途中でバカ過ぎませんかって誰か言わなかったの！？
いや、さっきも言った通りなんですけど、そりゃまぁね、この杖がヨハネの魔法だったり皆との絆だったりを象徴してるってのは何となくは分かりますよ。分かるけどこれは、ただの棒切れじゃん。これを捨てたり拾ったりしても話進まないんですよ。デスノートだってアレに名前書いたら人が死ぬってことが明示されてるからあのノートが重要なアイテムだって分かるわけじゃないですか。まぁそこまで明示的でなくてもいいですけど、今のとこたまたま拾った杖にたまたまヌマヅの皆の淫紋が浮かび上がってるだけの棒切れですよね。じゃあそれはたまたまシブタクの名前書いたら死んだけどそれはさておきただの黒いノートじゃん。描写が足りてなさすぎです。
ヨハネを持ち上げる
ここ小原鞠莉。
冗談抜きに幻日のヨハネがアニメ化して唯一得したのマリだけでしたね。衣装でセクシー担当の面目も保てているし、5話だけはちゃんとマリ回として機能していました。正直、ヨハネとマリ以外の面子は本人の内面描写が無さすぎて出番だけ多いように見えるけど実際やってること神モブと変わらないんですよね。
あと作画ミスだと思いますけどアニメ放送版だとリコがグラスに手を伸ばすカットで2回が2回とも既にグラスが飲み終わった後でした。空っぽとかじゃなく「飲み終わった後」のグラスだったので普通に作画の指示ミスかなんかだと思います。
絵森のお気持ちMC
「私には、皆の優しさを受け取る資格なんてない…！（シカだけに）
異変が起こらないようにできたんだって、ヌマヅはもう大丈夫なんだって、そう思ってた。でも、こんなことになって…
皆と違って、私には何もなかったんだって気づいたんだ！
だから…こんな風に気遣ってもらっても、私には何も返せない！
ごめん…！」「ｿﾝﾅｺﾄﾅｲﾖ-!!」
「（おっ来た来た！ｗ）」
ヨハネもLiella!2期生の一般公募受けてたの？？？
これいっっっちばん嫌い。「ｿﾝﾅｺﾄﾅｲﾖｰ!」って言ってもらう待ちの自虐一番嫌い。いらんねんそういうのマジで。「今日は泣かないって決めてたのに…！」みたいな小芝居マジでいらんから。正直お前はそういう腐った真似しないって思ってたからこのアニメの1～2話あたりの逃げニー描写も安心して見れてたのに、この体たらくですよ。
そもそもの話チカや犬コロが異変はヨハネのせいじゃないって言ってるの、慰めとかじゃなくて普通に事実じゃん。いや例えば大地震とか災害が起きたとして、「この地震は私のせいなのｵﾛﾛﾛﾛ…」みたいに泣いてる女いたらどう思います？元気づけてあげなきゃって思います？ただの頭おかしい女でしょ。
Liella!のステージで私なんか○○ちゃんの役に相応しくなくて～とか宣う某鈴原とか某絵森とかと同じですよこんなの。肯定・否定とかじゃなくて知らねえのよ。
だからこそｿﾝﾅｺﾄﾅｲﾖ待ち自虐は本当に心の底からガッカリでした。サンシャイン2期7話で廃校を救えなかったからって今までの全部を否定しようとした千歌にもガッカリしたけど、ごめん。あんなんまだマシだったわ。腐ったみかんとか言ってごめん。
Aqoursのセンター
「私、この旅館で働くのが大好きだし、
これが私の仕事だって自信持って言える。
だけどあの日、この皆でずっと歌ってたいなって
そう思ったよ。」
………
みかん先輩（千歌ちゃんが～）がいたときは（いたとき）～
何となく うまく纏まって～
同じ方向むいていた～
みかん先輩（千歌ちゃんが～）がいないだけで～
こんなに（こんなに） 違う～
まるで別のチームみたい
たった一人いなくなる それだけなのに～…
「みかん先輩！Aqoursのセンターに戻ってください！みかん先輩が旅館を継いでから、幻ヨハのアニメはぜんぜん上手くいっていません…！」
「千歌、今まで本当にごめん。やっぱりセンターには千歌が相応しいよ…！」
総選挙で2度次点でセンターを逃した女をスピンオフアニメで主役にして、やっぱりヨハネが主人公じゃダメだって事が証明される結果になったの残酷すぎません？
— ひだまりP (@Hidamarie_win) 2023年9月3日
それは本当にそうだし、このシーンのチカのセリフは凄く良いんですよね。この世界のチカ達はあくまでこの世界のチカ達。だけど、もしかしたらこの9人（2人今いませんけど）が同じ学校に通って、皆で一つになって学校のために歌う。そんな世界もあったかもしれないのです。
ヌマヅの彼女達は知る由もありませんが、そんな別世界での必然があったからこそこの世界でも示し合わせたように9人が集まり、ヌマヅのための歌を歌った。そういう見方もできるわけですね。
あの瞬間、千歌の夢は結実した。そんな願いをあのシーンに込めました。
って、なんで酒井くんが！？改めまして、ありがとうございました！！！！！！！！！
そして、話を戻します。一方そのころライラプスは～？
犬を見捨てる
傍観
なんでじっと見てるんですかね………飛び込んだ所から見てたと思うんですけど（名推理）
（ヌマヅの宝が）溺れる！溺れる！
咥えて差し上げろ（指摘）
なんか（拾い方）犬っぽくねぇなぁ？手で拾ってきたんですかね。よく分かりませんが、とりあえずヨハネが自虐MCでライブ会場をヒエヒエにしてる間にヨハネがポポーイした杖を拾いに行ったライラプスが溺れてました。
なんだこれ。
まとめ
ﾄｩﾃﾞｲｽﾞ ﾁｶｷﾝｽﾞ ﾎﾟｲﾝﾄ。
ﾄﾞｩﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ………
１１点（ｲﾚﾌﾞﾝ）！！！
＼ｼｯﾊﾟｲﾅﾝﾃｰ／ ＼ﾀﾞﾚﾃﾞﾓｱﾙﾖｰ／
”せっかくの機会なのでお話すると、アニメ第2期の7話でチカキンズ・ポイントが10点でしたよね。
幻日のヨハネでは神モブになったチカでしたが、主人公の貫禄を見せたのでプラス1点になる。
あの瞬間、千歌の汚名は返上した──そんな願いをあのシーンに込めました。”
はい。
正直この回の何が悪かったかと言われると、これまで一切説明してこなかった部分を一切説明しないままシリアスシーンに持ち込んだことで一切意味が分からないようになっただけということで、この回だけが悪いというよりはここに至るまでの構成全部が失敗していると、そう言うしかないところです。
しかしてチカがまぁギリギリ、ギリギリではあるもののAqoursのリーダーとして異世界でも貫禄を見せ、ヨハネを救ったこともまた事実。犬は救えませんでしたが。
ラブライブ！サンシャイン!!アニメ最悪回と名高い2期7話で、私達もアレのことをメンヘラみかんだの腐ったみかんだの好き放題言ってましたが、今回ヨハネがまさに本当の害悪メンヘラムーブを見せてくれてあの日の千歌の名誉を挽回してくれました。
ちょうどスクスタ初期に上原歩夢が重い女とかヤンデレとか色々言われていた頃、虹ヶ咲ファーストライブであぐぽんが「This is メンヘラ」のクソ長激重お気持ちMCをかましてくれたあの頃を思い出してしまいましたね。「本物」だけが見せる玲瓏な輝き。最低を最低で更新するな。
ということで、あと2話ですか…あと2話もあるの？キツいですね…
辛くても前も向こう。精一杯足掻いて自分の道を進もう。
それを教えてくれたのは、Aqoursだったんだから───
それでは、よきラブライブを！
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ひだまりPブログではTVアニメ「ラブライブ！サンシャイン!!」1期～2期、劇場版の感想記事を公開しています。そちらもよろしければどうぞ。
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