ひだまりPはこう語った

ちゅんちゅん、ハローラブライブ!「人生をラブライブ!にする」をモットーにあれこれ語ります。

ラブライブ!スーパースター!!2期10話「渋谷に響く歌」感想-『澁谷かのん』が帰ってきた!

♪きいてマルガレーテ

 ちょっと言いにくいんだけど

 きいてマルガレーテ

 そんなの本当の歌じゃない

 

 ちゅんちゅん、ハローラブライブ!どうもひだまりPです。今回はアニメラブライブ!スーパースター!!2期第10話『渋谷に響く歌』の感想を書いていきたいと思います。渋谷に響く歌ってなんだろう。イメージ的には求人VANILLAのアドトラックですけどね。リ~エラ♪リエラリ~エラ求人♪リ~エラ♪リエラ高収入(?)

 

 そんなこんな。

 

 

 

もくじです。

 

 

あらすじ

決勝進出に向けた集中合宿のため、きな子の実家へやってきた9人。
全員の距離を近づけるため、今回は曲もダンスも全部、1年生と2年生が合同で作ることにしたのだ。
最初は戸惑うが、次第にアイデアを出し合っていく1年生たち。
そんな中、「自分たちにとっての歌」とは……と悩むかのん。
ウィーンに以前言われた、「私が本当の歌を教えてあげる」という言葉が引っ掛かっていたのだ。
そこでかのんは、あることを思いつく。

 


ジト目ちぃちゃんが可愛い


 アニメ2期は1年生が入ってくる関係で部長でもある千砂都はパワハラちぃちゃんとしての役が多かったのであんまりこういうベタな描写はなかった分、微笑ましいシーンでしたね。そういえばかのんが教祖ワープで北海道行ってたの1期生組は知らなかったっけ。

 2期では1年生達を勧誘するために有無を言わさぬアルカイックスマイルを浮かべることが多かったかのんの顔芸もなんだか懐かしいですね。これよ、このワチャワチャ感がラブライブ!スーパースター!!の良い所なんだよな。

 


かのんの教祖スマイルの例:第6話より。

 

再び北へ

 ま~~~たひだまりPの予想が大ハズレしていくのか。マジでウソ800飲んだ???

 

 言ってもこのタイミングで再び北海道で合宿するのは普通によく分からない。Aqoursも1期で2回TOKYOに行ったりしてましたけどね。

 「渋谷区でも合宿できる所はありますが」という恋のあまりに真っ当な提案に「それじゃあ代わり映えしませんの~」って一蹴してる時点で2年生と1年生、もうそんなに心の距離離れてない気がするんですけど。まぁいいか。

 あときな子のペンションって言ったら6話で一度聖地関係のトラブル起こしてるのにまた登場させるのかって問題もありますよね。まぁアニメ作った段階では炎上するなんて思ってなかったので今更ストーリーを差し替えるのは現実的に無理があったんだとは思いますが、6話では出なかった内観等も件のモデルになったペンションに酷似しており結果的には更に喧嘩を売るような形となってしまいました。なんで2期連続で主人公の実家が炎上してるんだよ頭おかしいだろ。

 

2年生と1年生

⚗️「分かりやすく言うと、千砂都先輩がイソギンチャクだとしたら…四季は、ユムシ。」

🐙「それはどこの例えかな?」

⚗️「かのん先輩はタコ。」

🐙「その心は?」

⚗️「イカないから。」

⚗️🐙「ナッハッハッハッハwwwwwww」

 今回は2年生と1年生が徐々に距離を縮めているのが分かったのが良かったですね。四季をやさしく指導するちぃちゃんも、メイとついゲームに興じてしまう恋ちゃんも、そして安定のかのきなコンビも素晴らしく良い。良いんだけど…これ10話かぁ。これでいくなら5話6話の時点でこれできなかったの?1年生が別行動で合宿してたの何だったの?という疑問は生じてしまいますよね。まぁそういう構成上の文句はありつつもでもやっぱりこのシーンは本当に良いな。

 四季も初めて人間みたいな事言ったし、でもやっぱだよね。1期2話くらいから言われてるだけで誰もそう思ってなかった恋ちゃんの「リーダーシップがあって頼りになる」という音楽科さんたちからの評が初めて説得力を帯びた瞬間だった。まぁ「伸びしろ」って言ってたのはちょっとオタク特有の婉曲表現みたいで笑っちゃったけど。

 

🎧「だから、きな子ちゃんが恥ずかしいって思ってくれていて、ちょっとホッとしたんだ。」

🦊「そんな…」

🎧「すみれちゃんも………恥を知ってくれてると良いんだけどね。」

🦊「意外と根に持ってるっす!?」

 ここの会話もすごく良くて、こうきな子が歌詞ノートに込めた想いとか、恥ずかしさを堪えてかのん先輩の役に立ちたくて言い出したところとかちゃんと汲んだ上で話してる所にかのん本来の良さが現れていますよね。ちぃや恋がどっちかと言うと技術面を含む「コーチ」的な役割をしているのに対して、かのんは第1話のところから王道を往く「憧れの先輩」を地で行っていますよね。この辺のカリスマ性みたいな所はμ'sの穂乃果とかも描かれてたんですけど、Liella!は先輩後輩がはっきりしている分強調して描かれていると思います。まぁ強調され過ぎて教祖様って呼ばれちゃってるので諸刃の剣なんですけどね。

 

 

はしゃいでみたり悩んでみたり恋する乙女はゆるゆり


私に嫉妬するその顔が!

 

 はいはい、牛鮭定食でも食ってろ。ということでアニメ1期から「クゥすみ」の害悪についてひだまりPブログでは警鐘を鳴らしてきましたが、前回2期9話では遂に恐れていたクゥすみ爆弾がLiella!をあわや崩壊寸前まで追い詰めてしまいました。かなしいね。

 

 さりとて。

 

 前回ブログでは2期9話があまりにも酷いことに触れてきましたが、その一方で「クゥすみの関係性の帰結」それだけを見れば実は悪くないとも書きました。実際この回で描かれた「クゥすみ」の絡みは今までのクゥクゥがすみれに悪態をつくだけのあまりに不愉快でつまらないボケた描写からは改善の兆しが見られ、まるで「始まりは君の空」ドラマパートで予想されていたような「ケンカするほど仲が良い」関係性が垣間見えつつありますね。

 やるじゃん。やるじゃんって言うか…本来のクゥすみはこういうのだったはずなんですよ。マジで今までのよーしパパクゥすみ頼んじゃうぞーみたいなやればやるほど150円引きの牛鮭描写は何だったんだよ。

 

🥤「お二人とも「変」ですの……!

 「抱き合って」「泣いて」みたり……

 「ケンカ」してみたり……!

 それで「良い」んですの……?」

 

 そのまんまのツッコミで笑っちゃった。

 ラブライブ!は脚本の粗を誤魔化すためにスタンド能力が登場することがたまにあるんですけど、例えばサンシャインのアニメでダイヤが千歌達に気づかれずに浜辺に「Aqours」って書いたシーンありますよね。あれはスタンド能力です。あの瞬間ダイヤの夢は結実した、そんな願いをあのシーンに込めました。蜜柑休題。

 おそらくは2期9話のすみれが放った「東京大会は2年生だけで出る」発言がやはりあまりにも今のLiella!の人間関係を破壊してしまったため、急遽「キング・クリムゾン」で”時”をフッ飛ばし「クゥすみが抱き合って泣いていた」という「結果」だけが残るようにしたんでしょうね。

 

葉月恋のお風呂シーン


仮 釈 放

 

 アニメ1期のお風呂シーンではグソクーカーとサニパしかいなかったため、今回初めてお風呂シーンが解禁された葉月恋。これまでも散々解説してきましたが1期3話の野外露出事件を始めとして画面外で数々の変態露出行為や猥褻行為を働いてきたため、流石に日曜19時のNHK枠で流せないということで葉月恋だけは今まで画面内で肌を露出することが許されていませんでした。ちぃは巻き添え。7話でVRオナニーをしているシーンが流れたりしたことでもしやとは思っていましたが、ついにこの女のハダカが解禁されたのはスーパースターアニメにおける一つのブレイクスルーであったと思います。これもうショーシャンクの空にじゃん。恋先輩さすがっすキミだやばー!

 

 スケートするシーンできな子が「恋先輩さすがっす!」って言ってましたよね。キミだやばー!も言え。まぁそれは、なんでもいいんですけど。

 

 

イキりマルガレーテ


うわぁ…孕んだぁ…❤

 

 ウィーンのイキり口上聞いて「孕んだぁ…❤」とか言っちゃう歌い手ファンみたいな雪穂のことはさておき。ラブライブ東京大会に向けたリモート会見で「ここがいかに低レベルであるか」などと見事にイキり散らしていますが、そもそもファン投票で優勝を決めるのに「ラブライブは低レベル」みたいなアンチ発言をしちゃっていいの?という問題もありますね。

 

 あるんだけど…まぁこれに関しては正直言うとイキりマルはムカつくけど、この発言自体は別にいいかな。プロレスのヒール役みたいな感じでこういうのも需要があるかもしれないですし、こういうのこそアニメだから良いって奴ですよ。アニメの中でまで声優の生放送みたいな当たり障りない事ばっか言っててもつまらないじゃないですか。なのでこの発言自体が問題かと言うと別に問題ではないというのがひだまりPの感覚。まぁただ、ヒールになるならヒールになりきって欲しかったし、逆にファンのコメントとかで誰も反発してない「エセ優しい世界」感はちょっと嫌ですかね。

 

 

『おかえり』澁谷かのん。

私が本当の歌を教えてあげる。

歌は力。そして、私は私の未来を

私自身でビルドする(?)

…歌の力で。


は?

 

 ほんとに「は?」って顔してて笑っちゃった。何言ってんのこいつ。まぁ中学生だからね…責めないであげて。わたしマルガレーテちゃんが恥ずかしいって思ってくれていてちょっとホッとしたんだ。(かのん先輩)

 

 この回でハッキリしたんですけど、ひだまりPのこのブログでマルガレーテに対しては割と否定的な見解を示していたじゃないですか。まぁ確かにサニパのかませ化とかそもそもアニメの方針自体に懐疑的な所があるし、ウィーンもまだ0.3Queendomくらい嫌いではあるんですけど、ただね。まぁそういう懸念材料を一旦全部置いといて純粋にこのシーンを見てみると、アニメ2期でずっと結ヶ丘の”教祖”となっていた澁谷かのんがウィーンに対しては「挑戦者」の顔に戻っているんですよね。これが本当に大きな点で、澁谷かのんって基本的に今までのシリーズ主人公と比べて基本スペックが高すぎるから、平和にさせとくとすぐ教祖になっちゃうんですよ。そうじゃなくて、クーカーで恋とバチバチやってた時とか、パワハラちぃちゃんに小学校で一人で歌わされた時とか、割と困難に立ち向かってる時の方がスクールアイドルとしての澁谷かのんは輝いてるんですよね。これに関しては、ちぃの気持ちも分かる。

 そういう意味で言うと、確かにサニパは優しすぎたので「ライバル」という立場にはこういうセイントスノー系が居るのも悪くないのかもしれない。まぁ、ウィーンがなろう過ぎるというのは問題ですが。

 

 かのんを挑戦者のポーズにさせてくれた。舞台装置としてのウィーンの役割はそれです。それではウィーン本人の言いたかった事は何か、それは彼女の曲「エーデルシュタイン」その歌い出しの歌詞に現れています。

 

 

新曲「エーデルシュタイン」

〽し ず か な ~

 

”しずかな”。

 

 歌い出しで突然しずくと彼方のCPを高らかなソプラノで歌い上げられて困惑した方もいるかもしれません。しかしながら、実はこれこそがウィーンの伝えたかった事でした。

 

 すなわち、「しずかな」というややマイナーながらも素晴らしいCPを歌の力で主張することで、前回2期9話の「クゥすみ」がいかに低レベルなカップリングであるかを主張する、いわゆるアンチテーゼの歌だったんですね。マジかよ。

 いや、それ一般的には「かなしず」って言わない?とアニメを見て疑問に思った方も多いと思いますが、これにもちゃんとした理由があります。ニジガクにおけるクソ害悪カップリング、いわゆる「牛鮭」と言えば何でしたか?

 もちろん、「しずかす」ですよね。つまりこれは、牛鮭CPの「しずかす」が来ると思って身構えさせておいて「しずかな」に着地するウィーンのフェイントだったんですね。

 

 まぁ、行きがかり上「しずかす」を槍玉に挙げましたが正直なところスーパースター2期9話のせいで「クゥすみ」の株がラブライブ!歴代ぶっちぎりの最低まで落ち込んでいる今、ワンチャン「しずかす」と歌っていたとしてもウィーンの体裁は保たれたかもしれません。でもそこは彼女の自由ですからね。ぶっちゃけひだまりPも、別に「しずかな」と言うか…「かなしず」をそんな推してる訳ではありません。あくまで解釈なので。

 

 ──いや。

 もしかするとひだまりPすらも先入観に囚われていたのかも。つまり「しずかな」とはしずく×彼方ではなくしずく×(松浦)果南クロスオーバーCPなのかもしれません。別にマイナーだから良いCPというわけではないのですが、つまりは「しずかす」だと思わせて「しずかな」。「彼方」だと思わせて「果南」。「かな」と言えば彼方だろうという我々の先入観、キャラ同士の関係性を真剣に考察せずに安易に記号化する姿勢こそが今回の「クゥすみ」の惨禍を生んだのだと、ウィーンはそう訴えかけているのかもしれませんね。面倒くせぇオタクだな。

 

 ちなみに、「僕たちはひとつの光」にも「あぁ^~”ほのかな”!」という歌詞が登場しますよね。あれも当時穂乃果×果南なのか彼方なのか議論になっていました。当時果南も彼方もいねぇよ。ん?あれ、いや彼方はいるじゃん。なんでもいいんですけど。

 

 なおエーデルシュタインはドイツ語で「宝石」の意味らしいです。

 

新曲「Sing! Shine! Smile!」


クーカー!?

 

 まさかの一瞬だけクーカー復活に笑っちゃった。心なしか背景もハーバリウムっぽくてクーカーのファーストライブを彷彿とさせますね。

 と言うかクゥクゥ→かのん→すみれのフォーメーションがあまりにも牛鮭問題の回答過ぎるだろ。エーデルシュタインも”アンチクゥすみ”ソングでしたが、かのんはクゥすみをただ否定するのではなく自分が間に入るソリューションを提案してきました。

 クゥクゥの全盛期と呼ばれる「クーカー」、そしてLiella!における癒やしのカップリングともされる「かのすみ」。これがLiella!の「答え」だったんですね。結果は次回に持ち越しですが、この差はウィーンとLiella!の明暗を分けた点かもしれません。

 

「Liella!の曲が弱い問題」とは?

 ラブライブ!スーパースター!!アニメ2期に…と言うかぶっちゃけ1期の頃から言われていた「Liella!は曲が弱い」という指摘が、この10話で割と顕著に取り沙汰されるようになったと感じています。

 

 この「Sing! Shine! Smile!」も全然悪い曲ではないのですが、確かに昨年度涙を飲んだラブライブ東京大会にぶつける勝負曲といったような雰囲気は感じられないという指摘もまぁ分かります。

 そもそも前年度東京大会に2位で敗退し悔し涙を飲んでから、「次こそは絶対に勝ってみんなで喜びたい!」というLiella!の目標と、それを目指しつつもスクールアイドルの初心者である1年生を受け入れて一緒に成長していくという物語がこの2期の軸だったはずで、前回はすみれの評価を地に貶してまで1年生の実力不足描写をしてきたのにここに来て「勝つための歌」を歌うというウィーンをバチコリ否定してみたり、曲も合唱メインで千砂都が指摘したようなダンス力の差がそこまで明確になるとは言いづらそうなコンセプトの曲を出してきたり、この回だけを見れば納得できますが1~9話までの話の流れと辻褄が合うかと言うと合わない気がします。

 1~9話の内容を1年生の加入以外全部無かったことにしてこの10話が第2話目だったらここからの内容に凄く期待できると思うんですが、実際は10話にしていきなり路線変更してしまったという印象が際立ちます。

 

 ちょっと話が逸れましたが、そもそも「曲が弱い」という指摘自体は割とファジーじゃないですか。そんなの各個人の好みですし。だからここで「弱い」と言われてるのは曲自体じゃなくて「カタルシス」なんですよね。ラブライブ!的に言うと、物語とリンクさせることで曲の良さが引き出される現象。

 これは前回のnoteでもちょっと触れたんですけど、過去シリーズでもダンスが周りより上手くないメンバーはいたじゃないですか。花陽とか花丸とか。それでもμ'sやAqoursがラブライブに優勝できたのは花陽や花丸が頑張って皆に追いついたとか、全員のダンスパフォーマンスが素晴らしいといった切り口ではなく、そこは言ってしまえば「ご都合主義」の優勝なんですけど、逆にその決まりきった優勝が「運命」だと思わせるに足るμ'sやAqoursの描写が必要なんですよね。

 メッタメタな言い方ですけど「優勝」そのものは花田先生が「優勝」って書いたら優勝じゃないですか。大事なのはその優勝が運命だったと視聴者に思わせる、楽曲に込められたメッセージであったり、みんなの想いだったりそういうディテールでしょう。

 このカタルシスの最たる例で言えばAqoursが奇しくも同じラブライブ東海地区予選を通過した「MIRACLE WAVE。「バク転したからラブライブに勝てました」なんて言うとバカみたいですけど、あれは千歌がリーダーとして壁を乗り越えられると、信じてくれる皆の想いを背負って飛んでみせたからこそ、Aqoursの勝利という結果に説得力が生まれるわけじゃないですか。それでいくとじゃあ、今回Liella!がウィーンにWINしたとして、そこにカタルシスはあるの?って話ですよね。

 

 ラブライブ!は楽曲も勿論良いものがたくさんあるんですけど、そういう「物語性」を楽曲に落とし込むことでより曲の良さが強調されるというのがシリーズ通しての良い所だったわけで、つまりLiella!の曲が弱いという指摘は単純な曲の善し悪しだけではなく、それを乗せるストーリーに無理が生じていることが大きな要因だと思います。

 

 まぁ個人的な意見としてはそれもそうだし普通に曲が弱いっていう感じもありますけどね。1期1話の「未来予報ハレルヤ!」はマジにシリーズの同じポジションの曲で最強だと思ったんですけど、それ以降はう~ん…決して悪くはないんですけど、そんなにハマれるかと言われるとちょっと…ですね。

 ただこれに関しては「曲が弱い」という先入観を持ってしまうと、本当に良い曲が来た時も先入観が邪魔してハマれなくなってしまう恐れもあるので、作品のあり方に不満が出るのはここまでの流れでは仕方ないかと思いますが、曲の良し悪しについて十把一絡げにして語るのは良くないと思います。

 

 

平安名すみれ「エーケツシテルヤン」

「次のライブは…2年生のお尻をアピールした方がいいと思うの。」

 

「でも…!お尻なんて、許されるのですか!?」

 

えぇ。予選に出ていないメンバーが出るのは禁止だけど、やむを得ずケツが出る分にはかまわないって。」

 

「すみれちゃん…本気で言ってるの?ねぇ答えて!!!」

 ということで勝因来ました。ケツを映せ。まぁそれはともかく。

 

 そもそもすみれのケツがラブライブ優勝の秘ケツである事は2期3話あたりの時点から予想されており、特に驚くべき点はありませんでした。以下引用します。

 

 Liella!のラブライブ優勝の秘策が実は平安名すみれのケツに隠されていることは最近だと5ちゃんねる等でもよく指摘されており、その根拠の一つにかつてのラブライブ優勝グループ・Aqoursの曲「smile smile ship Start!」が挙げられています。

 すなわち、「smile」は勿論「すみれ」ですし、「ship」はs-hip、つまり「すみれヒップ」を意味しているのではないか、という考察ですね。

 またこの曲の歌い出し「〽彼方を目指したいって~」とありますが、これは虹ヶ咲のケツデカスクールアイドルとして有名な「近江彼方」その人でしょう。つまり平安名すみれが3年生になる頃には近江彼方みたいなムチムチボディのスクールアイドルになっている可能性が高く、「smile smile ship Start!」はその伏線だったということですね。

ラブライブ!スーパースター!!2期3話「優勝候補」感想-つまづきも羽にして飛べるさ。 - ひだまりPはこう語った

 なんか…さっきも彼方ちゃんの話しませんでしたっけ。あぁアレじゃん、しずかなの話じゃん。そういえば「しずかな」ってケツデカコンビでしたね。ウィーンは勝利へのヒントをくれていたのか…そうだとしたら、これは一部で予想されているウィーンが3期Liella!メンバーになるという伏線なのかもしれません。流石にそれは飛躍しすぎか。

 

カタルシスあるじゃん!!!

 

 カタルシスもありました。平安名すみれのケツでLiella!優勝です…花田先生の次回作にご期待下さい。

 

 

2ndライブ衣装の逆輸入について

 これは書く気無かったんですが、突っ込まれないように予め書いておきます。

 

 実は今回のLiella!の衣装、実際のLiella! 2ndライブで着られた衣装なんですよね。はい。もちろん余裕で初耳でした。

 それはともかく、「ライブからの逆輸入を嫌っているひだまりP的にはアレどうでした?」という質問をいくつか頂いたので答えておくと、結論から言うと何の問題もありません。当たり前田のオードリーですけど。

 

 そもそもひだまりPが嫌っている、虹ヶ咲2期とかでよく指摘していた「ライブからの逆輸入」というのはあくまでそのしょうもないブレード企画だとか、ピアノさわりだけ弾きましたとか、そういうライブ会場その場の空気でしか通じないエモを大体的にアニメでやるなという話なんですね。ライブ行ってる人しか分からないようなアニメはアニメではないと。

 でもその点、衣装は別にキャストが先に着るかキャラが先に着るかの違いでしかなく、そもそもこの衣装は普通にキャラにも似合っていると思うので、特に減点を考える要素はなくむしろ好きですね。

 

 そんなこんな。

 

 

まとめ

 

トゥデイズ チサキンズ ポイント。

 

 

ドゥルルルルルルルルルルルルルルルル………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

80点(エイティ)~!!!

 

\Sing!/ \Shine!/ \Smile!/

 

 

 ということで。

 本編中でも触れたように明らかに2期10話というタイミングでやる話ではなかったことを始めとしてこのアニメ2期全体の構成としての問題点や楽曲への没入感の乏しさなどアニメ全体としての不満点はあるものの、この回そのものを単品として評価するならば、「Sing! Shine! Smile!」も曲としては好きな部類ですし、記事中でも書いたような1年生と2年生の関係、そして何よりウィーンという超えるべき壁を見る”挑戦者”としての澁谷かのんの再来が大きなプラス要素でした。何故これを序盤でやらなかったのか。

 あとはまぁアニメ1期6話からずーーーっと続いていたクゥすみの関係性のクソっぷりが今回始めて「出さない」というアプローチでなくクゥすみ描写を積極的に入れた上で不快感が少ないように改善されているという点も評価に値すると思います。勿論、もともとそうあって欲しかったのは言うまでもなし。

 

 ラブライブ東京大会の結果は次回へ持ち越し。予想の上では物語上Liella!勝ちを予想する声が圧倒的多数ではありますが、ただライブシーンの反響を見るに曲では完全に負けている(と言うかLiella!側が弱すぎ)という意見が多いですね。アニメ1期12話でStarlight Prologueを披露した時はこれLiella!勝ちでも全くおかしくなかったという評価だったんですが、2期がその逆物語では勝ったけど現実のファンの評価では負けているという結果だったらそれはそれで悲しいですね。蜜柑休題、ウィーンが始めてかのん以外と絡む描写もあるらしく、初登場時から重ねてきたマスタードさんの好感度がどうなるかも注目です。

 

 それでは、よきラブライブを!

 

 

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